JP2012018599A - ファームウェア更新システム、電子機器、プロジェクター、及び電子機器の制御方法 - Google Patents

ファームウェア更新システム、電子機器、プロジェクター、及び電子機器の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の電子機器のファームウェアを効率よく更新するファームウェア更新システムを提供する。
【解決手段】ファームウェア更新システムは、ファームウェア情報を供給するファームウェア供給装置(PC2)と、ファームウェア情報に基づいてファームウェアを更新する複数の電子機器(プロジェクター3)とを備え、複数の電子機器のうち1つの電子機器は、ファームウェア供給装置と接続され、他の電子機器は、所定の接続形式により、1つの電子機器に縦続接続され、各電子機器は、予めファームウェアが記憶された記憶部と、ファームウェア情報を受信する受信部(ステップS201)と、受信されたファームウェア情報を、当該電子機器に接続された下流側の電子機器に送信する送信部(ステップS204)と、受信されたファームウェア情報に基づいてファームウェアを更新する更新部(ステップS207)と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、ファームウェア更新システム、電子機器、プロジェクター、及び電子機器の制御方法に関する。
従来、プロジェクター等の電子機器のファームウェアを更新するシステムとして、ファームウェア供給用のアプリケーションソフトを備えたPC(Personal Computer)と、ファームウェア更新対象の電子機器とを1対1に接続して、PCから供給されるファームウェア情報に基づいて電子機器のファームウェアの更新を行うシステムが知られている。例えば、特許文献1には、画像情報を入力する画像情報入力部から更新用ファームウェア情報を含む画像情報を入力して、ファームウェアを更新するプロジェクターが開示されている。
特開2010−97304号公報
しかしながら、近年のプロジェクター等の電子機器には画像情報入力部の他に、例えばUSB端子等の様々な入出力端子が備えられており、この入出力端子を用いることによって、ファームウェア情報等を容易に入力することが可能になっている。また、このようなファームウェアの更新システムでは、PCと電子機器は1対1に接続されるため、複数の電子機器のファームウェアを更新するためには、1台ずつ接続して更新する必要があり、手間が掛かるという問題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るファームウェア更新システムは、ファームウェア情報を供給するファームウェア供給装置と、前記ファームウェア情報に基づいてファームウェアを更新する複数の電子機器とを備えたファームウェア更新システムであって、前記複数の電子機器のうち1つの電子機器は、前記ファームウェア供給装置と接続され、他の電子機器は、所定の接続形式により、前記1つの電子機器に縦続接続され、前記各電子機器は、予めファームウェアが記憶された記憶部と、前記ファームウェア情報を受信する受信部と、受信された前記ファームウェア情報を、当該電子機器に接続された下流側の前記電子機器に送信する送信部と、受信された前記ファームウェア情報に基づいて前記ファームウェアを更新する更新部と、を備えることを特徴とする。
このようなファームウェア更新システムによれば、ファームウェア供給装置と複数の電子機器とを備えている。そして、1つの電子機器は、ファームウェア供給装置と接続され、他の電子機器は、前記1つの電子機器に縦続接続(「カスケード接続」、「数珠繋ぎの接続」ともいう)される。各電子機器は、記憶部と受信部と送信部と更新部とを備えている。受信部は、ファームウェア情報を受信する。送信部は、受信されたファームウェア情報を下流側の電子機器に送信する。更新部は、ファームウェア情報に基づいて記憶部に記憶されたファームウェアを更新する。これにより、1つのファームウェア供給装置によって、縦続接続された複数の電子機器のファームウェアを略同時に更新することが可能になるため、ファームウェア更新の効率が向上する。
[適用例2]上記適用例に係るファームウェア更新システムにおいて、前記各電子機器は、当該電子機器の下流側に前記電子機器が接続されているか否かを判定する接続判定部をさらに備え、前記接続判定部が下流側に前記電子機器が接続されていないと判定した場合には、前記送信部は、受信された前記ファームウェア情報の送信を行わないことを特徴とする。
このようなファームウェア更新システムによれば、各電子機器は、接続判定部を備えている。接続判定部は、当該電子機器の下流側に電子機器が接続されているか否かを判定する。そして、電子機器が接続されていない場合には、送信部は、受信されたファームウェア情報の送信を行わない。これにより、下流側に電子機器が接続されていない場合には、ファームウェア情報を送信しないので、処理を簡略化することができる。
[適用例3]上記適用例に係るファームウェア更新システムにおいて、前記ファームウェア供給装置は、前記ファームウェアが更新された前記電子機器であることを特徴とする。
このようなファームウェア更新システムによれば、ファームウェア供給装置は、ファームウェアが更新された電子機器である。つまり、ファームウェアが更新された1つの電子機器をファームウェア供給装置とし、他の電子機器を縦続接続することでファームウェアの更新を行うことができる。これにより、ファームウェア供給装置としてのPC等が不要となるため、利便性が向上する。
[適用例4]上記適用例に係るファームウェア更新システムにおいて、前記所定の接続形式は、USB規格に準拠した接続形式であることを特徴とする。
このようなファームウェア更新システムによれば、各電子機器間の接続形式は、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠した接続形式である。これにより、各電子機器間の接続を簡易化することができる。
[適用例5]本適用例に係る電子機器は、予めファームウェアが記憶された記憶部と、ファームウェア情報を受信する受信部と、受信された前記ファームウェア情報を、所定の接続形式により縦続接続された他の電子機器に送信する送信部と、受信された前記ファームウェア情報に基づいて前記ファームウェアを更新する更新部と、を備えることを特徴とする。
このような電子機器によれば、記憶部と受信部と送信部と更新部とを備えている。受信部は、ファームウェア情報を受信する。送信部は、受信されたファームウェア情報を縦続接続された他の電子機器に送信する。更新部は、ファームウェア情報に基づいて記憶部に記憶されたファームウェアを更新する。これにより、電子機器は、受信したファームウェア情報を他の電子機器へ送信するとともに、ファームウェアの更新を行うことが可能になる。
[適用例6]本適用例に係るプロジェクターは、光源から射出された光を画像信号に応じて画像光に変調して投写する画像投写部を有するプロジェクターであって、予めファームウェアが記憶された記憶部と、ファームウェア情報を受信する受信部と、受信された前記ファームウェア情報を、所定の接続形式により縦続接続された他のプロジェクターに送信する送信部と、受信された前記ファームウェア情報に基づいて前記ファームウェアを更新する更新部と、を備えることを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、記憶部と受信部と送信部と更新部とを備えている。受信部は、ファームウェア情報を受信する。送信部は、受信されたファームウェア情報を縦続接続された他のプロジェクターに送信する。更新部は、ファームウェア情報に基づいて記憶部に記憶されたファームウェアを更新する。これにより、プロジェクターは、受信したファームウェア情報を他のプロジェクターへ送信するとともに、ファームウェアの更新を行うことが可能になる。
[適用例7]本適用例に係る予めファームウェアが記憶された記憶部を備えた電子機器の制御方法は、ファームウェア情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップによって受信された前記ファームウェア情報を、所定の接続形式により縦続接続された他の電子機器に送信する送信ステップと、受信された前記ファームウェア情報に基づいて前記ファームウェアを更新する更新ステップと、を備えることを特徴とする。
このような電子機器の制御方法によれば、電子機器は、受信したファームウェア情報を他の電子機器へ送信するとともに、ファームウェアの更新を行うことが可能になる。
また、上述した電子機器およびその制御方法が電子機器に備えられたコンピューターを用いて構築されている場合には、上記形態および上記適用例は、その機能を実現するためのプログラム、あるいは当該プログラムを前記コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体等の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやHDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、Blu−ray Disc(登録商標)、光磁気ディスク、不揮発性メモリーカード、電子機器の内部記憶装置(RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等の半導体メモリー)、及び外部記憶装置(USBメモリー等)等、前記コンピューターが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
第1の実施形態に係るファームウェア更新システムの構成を示す模式図。 PC及びプロジェクターの内部構成を示すブロック図。 制御部の構成を示すブロック図。 PC及びプロジェクターによるファームウェア更新処理を示すフローチャート。 第2の実施形態に係るファームウェア更新システムの構成を示す模式図。 プロジェクターの内部構成を示すブロック図。
以下、実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、PCをファームウェア供給装置とし、プロジェクターを電子機器としたファームウェア更新システムについて説明する。
まず、ファームウェア更新システムの全体構成について説明する。
図1は、第1の実施形態に係るファームウェア更新システム1の構成を示す模式図である。図1に示すように、本実施形態に係るファームウェア更新システム1は、ファームウェア供給装置としての1台のPC2と、当該PC2に縦続接続される複数の電子機器としてのプロジェクター3(3A〜3C)とを備える。このうち、PC2とプロジェクター3Aとは、USB規格に準拠した接続形式(USB接続)により接続され、また、各プロジェクター3A〜3Cも同様に、互いにUSB接続されている。なお、本実施形態では、ファームウェア更新システム1は、3台のプロジェクター3A〜3Cを備えているが、当該プロジェクター3の接続数は、適宜設定可能である。
次に、PC2及びプロジェクター3の内部構成について説明する。
図2は、PC2及びプロジェクター3Aの内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、PC2は、入力手段21と、制御手段22と、表示手段23と、USBモジュール(ホスト)24とを備え、これらのうち、入力手段21、制御手段22及びUSBモジュール(ホスト)24は、互いにバスB1を介して接続されている。
入力手段21は、キーボード及びポインティングデバイス等により構成され、使用者による入力操作に応じた操作信号を、制御手段22に送信する。
表示手段23は、制御手段22から出力される駆動信号に応じた画像を表示する。このような表示手段23は、液晶、プラズマ、有機EL及びCRT等の各種ディスプレイにより構成することができる。
USBモジュール(ホスト)24は、USBケーブルが接続されるインターフェイスと、当該USBケーブルを介して接続された外部機器(本実施形態では、プロジェクター3A)との通信接続を確立するモジュールとにより構成されている。このUSBモジュール(ホスト)24は、制御手段22から出力される分割されたファームウェア情報(以降、「分割ファームウェア情報」ともいう)としてのパケットを、通信接続が確立された外部機器(プロジェクター3A)に送信する。なお、このようなインターフェイスは、「USB A端子」により構成することができる。
制御手段22は、演算処理回路等が実装された回路基板により構成され、PC2全体を制御する。この制御手段22は、記憶部221、VRAM(Video Random Access Memory)222、画像生成部223及び制御部224を備えている。
記憶部221は、ROM、RAM及びHDD等の記憶媒体により構成されている。この記憶部221は、制御手段22での動作に必要な各種プログラムやデータ、及び、プロジェクター3のファームウェアを更新するためのファームウェア情報等を記憶しているほか、制御部224による処理で用いられる作業領域を構成する。記憶部221が記憶するプログラムとして、USBモジュール(ホスト)24を介して接続された外部機器(本実施形態ではプロジェクター3A)に前述のパケットを送信するファームウェア供給プログラムが挙げられる。
VRAM222は、表示手段23にて表示される少なくとも1画面分の画像データを記憶可能に構成されている。このVRAM222上で、画像生成部223による画像の生成処理が行われる。
画像生成部223は、VDP(Video Display Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)或いは統合型チップセットにより構成され、PC2の動作状態を示す画像をVRAM222上に描画する。そして、画像生成部223は、当該画像に応じた駆動信号を表示手段23に出力することにより、当該表示手段23がPC2の動作状態を示す画像を表示する。
制御部224は、CPU(Central Processing Unit)及びチップセット等の演算処理回路により構成され、制御手段22ひいてはPC2全体の動作を制御する。この制御部224は、入力手段21から入力される操作信号に応じた処理を実行するほか、PC2を自律的に制御する。このような制御部224は、例えば、所定の操作信号に応じて、記憶部221から前述のファームウェア供給プログラムを読み取り、当該ファームウェア供給プログラムに沿って、記憶部221に記憶されたファームウェア情報を分割して分割ファームウェア情報のパケットを生成し、当該パケットをUSBモジュール(ホスト)24に接続された外部機器に送信する。
次に、プロジェクター3の内部構成について説明する。
プロジェクター3A〜3Cのうち、プロジェクター3Aは、PC2から受信されるパケットに含まれるファームウェア情報、即ち分割ファームウェア情報を、制御手段33の記憶部331に記憶する。また、プロジェクター3B,3Cは、それぞれPC2に近い側(上流側。換言すると、PC2からの接続順位が上位である側)のプロジェクター(プロジェクター3Bに対するプロジェクター3Aであり、プロジェクター3Cに対するプロジェクター3B)から受信されるパケットに含まれる分割ファームウェア情報を記憶する。
このうち、プロジェクター3Aは、図2に示すように、受信手段としてのUSBモジュール(デバイス)31、入力手段32、制御手段33、表示手段34、送信手段としてのUSBモジュール(ホスト)35、及び画像入力手段36を備えている。そして、これらUSBモジュール(デバイス)31、USBモジュール(ホスト)35、入力手段32、画像入力手段36、及び制御手段33は、バスB2を介して接続されている。なお、プロジェクター3B,3Cは、プロジェクター3Aと同様の構成であるので、説明を省略する。
このうち、USBモジュール(デバイス)31は、「USB B端子」により構成されるインターフェイスと、当該インターフェイスを介して接続された外部機器(本実施形態ではPC2)との通信接続を確立するモジュールとにより構成されている。そして、当該USBモジュール(デバイス)31は、PC2から受信されたパケットを、制御手段33に出力する。
USBモジュール(ホスト)35は、「USB A端子」により構成されたインターフェイスと、当該インターフェイスを介して接続された外部機器(本実施形態ではプロジェクター3B)との通信接続を確立するモジュールとにより構成されている。そして、当該USBモジュール(ホスト)35は、制御手段33から出力されるパケットを、当該外部機器に送信する。
入力手段32は、キーボードを有して構成されており、使用者による入力操作に応じた操作信号を、制御手段33に送信する。
画像入力手段36は、例えば、DVI(Digital Visual Interface)端子及びD−Sub(D−Subminiature)端子等の映像入力端子と、当該映像入力端子を介して入力された画像信号をデジタル変換して制御手段33に出力するモジュールとにより構成されている。
表示手段34(「画像投写部」ともいう)は、制御手段33から入力される駆動信号に応じた画像光を形成し、当該画像光を投写面上に投写する。この表示手段34は、詳しい図示を省略するが、光源装置、光変調装置及び投写光学装置を備えている。このうち、光源装置は、光源ランプ及び反射鏡、或いは、LEDやレーザー等の固体光源を備え、光変調装置に光束を照射する。
光変調装置は、光源装置から射出された光束を変調して画像光を形成する液晶パネルと、入力される駆動信号に応じて液晶パネルを駆動するドライバーとを備えて構成されている。なお、光変調装置は、液晶パネルを備える構成に限定されるものではなく、例えば、マイクロミラーを用いたデバイス等、液晶以外の構成を採用してもよい。投写光学装置は、形成された画像光を投写面上に投写するものであり、鏡筒と、当該鏡筒内に収納される複数のレンズとを備えた組レンズとして構成されている。
制御手段33は、演算処理回路等が実装された回路基板として構成され、プロジェクター3A全体を制御する。この制御手段33は、記憶部331、制御部332、VRAM333及び画像処理部334を備えている。記憶部331と制御部332は更新部335を構成し、本発明の更新部として機能する。
記憶部331は、各種データの一時記憶等に用いられるRAM3311、及び、フラッシュメモリーやFeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の書き換え可能な不揮発性メモリー3312等を備えている。不揮発性メモリー3312には、制御手段33の処理に必要な各種プログラムやデータ(これらが「ファームウェア」に相当する)や、受信されたパケットを、USBモジュール(ホスト)35に接続された外部機器に送信するためのファームウェアパケット送信プログラム、ファームウェアを書き換えるためのファームウェア書換プログラムが記憶されている。また、RAM3311は、USBモジュール(デバイス)31により受信されたパケットや、当該パケットに基づく分割ファームウェア情報を記憶する。
VRAM333は、画像処理部334の作業領域であり、光変調装置により形成される1画面分の画像を少なくとも記憶可能に構成されている。
ここで、制御部332について説明する。
図3は、制御部332の構成を示すブロック図である。制御部332は、CPUを有して構成され、制御手段33、ひいては、プロジェクター3A全体を制御する。このほか、制御部332は、記憶部331の不揮発性メモリー3312に記憶されたファームウェアパケット送信プログラムを読み出して、ファームウェア更新システム1において上流側に位置するPC2から受信されたパケットを、下流側に位置する外部機器(プロジェクター3B)に送信するファームウェアパケット送信処理を実行する。このため、制御部332は、図3に示すように、パケット取得部3321、接続判定部3322、パケット送信部3323、及びパケット解析部3324を備えている。
パケット取得部3321は、USBモジュール(デバイス)31により受信されたパケットを取得し、当該パケットを記憶部331のRAM3311に記憶させる。この際、プロジェクター3Aは、ホストであるPC2のスレーブとなる。
接続判定部3322は、USBモジュール(ホスト)35を介して外部機器(本実施形態ではプロジェクター3B)との接続が確立されているか否かを判定する。
パケット送信部3323は、接続判定部3322により、外部機器(プロジェクター3B)との接続が確立されていると判定された場合に、受信されたパケットを、USBモジュール(ホスト)35を介して、当該外部機器に送信する。この際、パケット送信部3323は、必要に応じて、受信されたパケットのヘッダー情報の一部を、当該外部機器との接続情報に応じて更新する。また、このパケット送信の際には、プロジェクター3Aは、スレーブとなる外部機器に対するホストに切り換わる。
パケット解析部3324は、受信されたパケットから分割ファームウェア情報を再構築し、当該分割ファームウェア情報を記憶部331のRAM3311に記憶させる。
図2に戻り、画像処理部334は、入力手段32から入力される画像信号に基づく画像を、VRAM333上に描画する。そして、画像処理部334は、描画した画像に応じた駆動信号を、表示手段34に出力する。これにより、表示手段34は、入力された画像信号に応じた画像を表示する。即ち、表示手段34は、画像信号に応じた画像光を投写面上に投写する。
次に、PC2及びプロジェクター3Aによるファームウェア更新処理について説明する。
図4は、PC2及びプロジェクター3Aによるファームウェア更新処理を示すフローチャートである。PC2は、所定の操作信号が入力されると、記憶部221に記憶されたファームウェア供給プログラムに沿って、接続された外部機器(本実施形態では、プロジェクター3A)に、ファームウェア情報を含むパケットを送信するファームウェア供給処理を実行する。また、プロジェクター3(3A〜3C)は、所定の入力操作信号が入力されると、記憶部331に記憶されたファームウェアパケット送信プログラムに沿って、下流側に接続された外部機器(本実施形態では、プロジェクター)に、上流側の外部機器から受信されたパケットを送信するファームウェアパケット送信処理を実行する。
具体的には、PC2では、制御部224は、記憶部221に記憶されたファームウェア情報を分割する(ステップS101)。次に、制御部224は、分割ファームウェア情報に基づくパケットを生成する(ステップS102)。そして、制御部224は、生成したパケットを、USBモジュール(ホスト)24を介して、プロジェクター3Aに送信する(ステップS103)。そして、制御部224は、全てのファームウェア情報を送信したか否かを判断する(ステップS104)。
全てのファームウェア情報を送信していなければ(ステップS104:NO)、ステップS101に戻り、ファームウェア情報の分割とパケット送信を繰り返す。全てのファームウェア情報を送信していれば(ステップS104:YES)、PC2によるファームウェア供給処理を終了する。
プロジェクター3Aでは、まず、制御部332のパケット取得部3321が、USBモジュール(デバイス)31により受信されたパケットを取得する(ステップS201)。このときのUSBモジュール(デバイス)31及び制御部332が受信部に相当する。次に、制御部332は、受信したパケットに基づく分割ファームウェア情報を記憶部331のRAM3311に一時記憶させる(ステップS202)。次に、制御部332の接続判定部3322が、下流側に外部機器(本実施形態では、プロジェクター3B)が接続されているか否か、すなわち、USBモジュール(ホスト)35を介して外部機器(プロジェクター3B)との接続が確立しているか否かを判定する(ステップS203)。
外部機器との接続が確立されていない(例えば、外部機器が接続されていない場合等)と判定されると(ステップS203:NO)、制御部332は、処理をステップS205に移行する。一方、外部機器との接続が確立されていると判定されると(ステップS203:YES)、制御部332のパケット送信部3323は、受信したパケットを、USBモジュール(ホスト)35を介して外部機器に送信する(ステップS204)。このときの制御部332及びUSBモジュール(ホスト)35が送信部に相当する。この後、制御部332は、処理をステップS205に移行する。
ステップS205では、制御部332は、全パケットを受信したか否かを判断する(ステップS205)。全パケットを受信していなければ(ステップS205:NO)、ステップS201に戻り、パケットの受信と送信とを繰り返す。
全パケットを受信していれば(ステップS205:YES)、制御部332は、一時記憶した分割ファームウェア情報を結合する(ステップS206)。そして、ファームウェア書換プログラムに沿って、結合したファームウェア情報を不揮発性メモリー3312に書き込む(ステップS207)。即ち、プロジェクター3Aのファームウェアを書き換える。このときの制御部332及び記憶部331が更新部に相当する。そして、プロジェクター3Aによるファームウェアパケット送信処理、及びファームウェア更新処理を終了する。
なお、プロジェクター3B,3Cでは、当該プロジェクター3Aと同様のファームウェアパケット送信処理、及びファームウェア更新処理を実行することにより、受信されたパケットに含まれる分割ファームウェア情報の一時記憶、及び、USBモジュール(ホスト)35に接続された下流側の外部機器への当該パケットの送信が繰り返し行われる。そして、プロジェクター3B,3Cでも、全パケットを受信すると、ファームウェア情報の不揮発性メモリー3312への書き込みが行われる。
従って、本実施形態に係るファームウェア更新システム1では、各プロジェクター3A〜3Cのそれぞれで、同様のファームウェアの更新が行われる。
上述した第1の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)ファームウェア更新システム1においては、PC2には、プロジェクター3A〜3Cが縦続接続されている。PC2から送信された分割ファームウェア情報を含むパケットは、プロジェクター3Aにより受信された後、プロジェクター3Bを経て、プロジェクター3Cに送信される。そして、全てのファームウェア情報が受信されると、プロジェクター3A〜3Cは、それぞれファームウェアの書き換えを行う。これにより、1台のPC2から1回のファームウェア更新の指示を行うことで、プロジェクター3A〜3Cのファームウェアを略同時に更新することが可能になる。つまり複数台のプロジェクターのファームウェアを略同時に更新することができるため、ファームウェア更新の効率が向上する。例えば、プロジェクターの製造工程等において、複数台のプロジェクターのファームウェア更新を行う場合に、作業工数を低減することができる。
(2)ファームウェア更新システム1においては、PC2には、プロジェクター3A〜3Cが縦続接続され、当該PC2から送信された分割ファームウェア情報を含むパケットは、プロジェクター3Aにより受信された後、プロジェクター3Bを経て、プロジェクター3Cに送信される。これによれば、PC2は、1台のプロジェクター3Aにパケットを送信すれば、当該パケットは各プロジェクター3A〜3Cに送信されることとなる。従って、PC2が各プロジェクター3A〜3Cにそれぞれ個別にパケットを送信する場合に比べ、当該PC2の負担を軽減することができる。また、ハブ(hub)等を用いる必要が無いため、ファームウェア更新のための設備を簡略化することができる。
(3)ファームウェア更新システム1においては、PC2は、ファームウェア情報を分割して分割ファームウェア情報とする。そして、PC2は、分割ファームウェア情報をパケットとしてプロジェクター3A〜3Cに送信する。プロジェクター3A〜3Cは、パケットとして受信した分割ファームウェア情報を一時的に記憶して、全パケットを受信してから分割ファームウェア情報を結合して不揮発性メモリー3312に書き込む。これにより、ファームウェア情報の容量が大きい場合にも、ファームウェアの更新が可能になる。
(4)ファームウェア更新システム1におけるプロジェクター3A〜3Cは、制御部332に接続判定部3322を備えている。接続判定部3322は、当該プロジェクターの下流側にプロジェクターが接続されているか否かを判定する。そして、プロジェクターが接続されていない場合には、パケット送信部3323は、受信されたパケットの送信を行わない。これにより、下流側にプロジェクターが接続されていない場合には、分割ファームウェア情報のパケットを送信しないので、処理が低減される。
(5)各プロジェクター3A〜3Cは、互いにUSB接続により接続されているので、プロジェクター3Bは、上流側に位置するプロジェクター3Aから受信したパケットを、下流側に位置するプロジェクター3Cに送信する際に、当該パケットのサイズ、形式及び構成を大きく変更する必要がない。従って、ファームウェア更新システム1を構成するプロジェクター3Bの負担を軽減することができる。
(6)PC2とプロジェクター3Aとは、各プロジェクター3A〜3Cと同じUSB接続にて接続されるので、プロジェクター3A〜3Cは、前述のように、PC2から受信されたパケットのサイズ、形式及び構成を大きく変えることなく、受信されたパケットを下流側のプロジェクターに送信することができる。これによれば、PC2とプロジェクター3Aとが、各プロジェクター3A〜3Cとは異なる接続形式により接続されている場合に比べ、プロジェクター3Aでのファームウェアパケット送信処理を簡略化することができる。従って、PC2に接続されたプロジェクター3Aの負担を一層軽減することができる。
(7)PC2と、プロジェクター3A〜3Cとは、それぞれUSB接続により接続されている。これによれば、ネットワーク接続のように、IPアドレス等の接続情報を各装置に予め設定しておく必要がないほか、当該各装置をUSBケーブルにより互いに接続するだけで、接続確立処理が実行されるので、これら各装置の通信接続の確立を簡易に行うことができる。従って、PC2及びプロジェクター3A〜3Cの接続設定を簡易に行うことができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、更新されたファームウェアを記憶したプロジェクターをファームウェア供給装置としたファームウェア更新システムについて説明する。
まず、第2の実施形態に係るファームウェア更新システムの全体構成について説明する。
図5は、第2の実施形態に係るファームウェア更新システム100の構成を示す模式図である。図5に示すように、第2の実施形態に係るファームウェア更新システム100は、ファームウェア供給装置としての1台のプロジェクター3(3X)と、当該プロジェクター3Xに縦続接続される複数の電子機器としてのプロジェクター3(3A〜3C)とを備える。このうち、プロジェクター3Xとプロジェクター3Aとは、USB規格に準拠した接続形式(USB接続)により接続され、また、各プロジェクター3A〜3Cも同様に、互いにUSB接続されている。なお、本実施形態では、ファームウェア更新システム100は、ファームウェアを更新するプロジェクターを3台(3A〜3C)としているが、ファームウェアを更新するプロジェクター3の接続数は、適宜設定可能である。
次に、プロジェクター3X及びプロジェクター3Aの内部構成について説明する。
図6は、プロジェクター3X及びプロジェクター3Aの内部構成を示すブロック図である。図6に示すように、プロジェクター3X及びプロジェクター3Aの内部構成は、第1の実施形態のファームウェア更新システム1のプロジェクター3(3A)と同様である。よって、詳細な説明は省略する。ここで、同様な構成部には同様な符号を付記している。本実施形態では、プロジェクター3XのUSBモジュール(ホスト)35と、プロジェクター3AのUSBモジュール(デバイス)31とが、USBケーブルによって接続されている。
また、プロジェクター3X及びプロジェクター3Aの制御部332の構成も、第1の実施形態(図3)と同様である。よって、説明は省略する。
プロジェクター3Xは、不揮発性メモリー3312に記憶されているファームウェア(制御手段33の処理に必要な各種プログラムやデータ)を、USBモジュール(ホスト)35を介して接続された外部機器に、パケットとして送信するためのファームウェア供給プログラムを記憶部331に記憶している。そして、制御部332は、所定の操作信号に応じ、ファームウェア供給プログラムに沿って、ファームウェア(即ちファームウェア情報)を分割した分割ファームウェア情報に基づくパケットを生成し、当該パケットをUSBモジュール(ホスト)35に接続された外部機器(本実施形態ではプロジェクター3A)に送信する。
プロジェクター3AのRAM3311は、USBモジュール(デバイス)31により受信されたパケットや、当該パケットに基づく分割ファームウェア情報を記憶する。
プロジェクター3Aのパケット送信部3323は、接続判定部3322により、外部機器(プロジェクター3B)との接続が確立されていると判定された場合に、受信されたパケットを、USBモジュール(ホスト)35を介して、当該外部機器に送信する。
プロジェクター3X及びプロジェクター3Aによるファームウェア更新処理は、第1の実施形態のPC2及びプロジェクター3Aによるファームウェア更新処理におけるPC2の処理を、プロジェクター3Xの処理に置き換えた処理と同様とする。よって、説明は省略する。
上述した第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果(4)及び(5)と同様の効果を奏することができる。他に以下の効果が得られる。
(1)ファームウェア更新システム100においては、プロジェクター3Xには、プロジェクター3A〜3Cが縦続接続されている。プロジェクター3Xから送信された分割ファームウェア情報を含むパケットは、プロジェクター3Aにより受信された後、プロジェクター3Bを経て、プロジェクター3Cに送信される。そして、全てのファームウェア情報が受信されると、プロジェクター3A〜3Cは、それぞれファームウェアの書き換えを行う。これにより、1台のプロジェクター3Xから1回のファームウェア更新の指示を行うことで、プロジェクター3A〜3Cのファームウェアを略同時に更新することが可能になる。つまり複数台のプロジェクターのファームウェアを略同時に更新することができるため、ファームウェア更新の効率が向上する。例えば、プロジェクターの製造工程等において、複数台のプロジェクターのファームウェア更新を行う場合に、作業工数を低減することができる。
(2)ファームウェア更新システム100においては、PCを使用しなくても、更新用のファームウェアを記憶したプロジェクター3Xがあれば、他のプロジェクター3A〜3Cのファームウェアの更新を行うことができるため、利便性が向上する。つまり、第1の実施形態のファームウェア更新システム1によって、PCを用いてプロジェクター3Xのファームウェアを更新しておけば、他のプロジェクター3A〜3Cについては、PCを使用しなくても、ファームウェアの更新が可能になる。よって、ファームウェア更新のための設備を簡略化することができる。
(3)ファームウェア更新システム100においては、プロジェクター3Xには、プロジェクター3A〜3Cが縦続接続され、当該プロジェクター3Xから送信された分割ファームウェア情報を含むパケットは、プロジェクター3Aにより受信された後、プロジェクター3Bを経て、プロジェクター3Cに送信される。これによれば、プロジェクター3Xは、1台のプロジェクター3Aにパケットを送信すれば、当該パケットは各プロジェクター3A〜3Cに送信されることとなる。従って、プロジェクター3Xが各プロジェクター3A〜3Cにそれぞれ個別にパケットを送信する場合に比べ、当該プロジェクター3Xの負担を軽減することができる。また、ハブ(hub)等を用いる必要が無いため、ファームウェア更新のための設備を簡略化することができる。
(4)ファームウェア更新システム100においては、プロジェクター3Xは、ファームウェア(ファームウェア情報)を分割して分割ファームウェア情報とする。そして、プロジェクター3Xは、分割ファームウェア情報をパケットとしてプロジェクター3A〜3Cに送信する。プロジェクター3A〜3Cは、パケットとして受信した分割ファームウェア情報を一時的に記憶して、全パケットを受信してから分割ファームウェア情報を結合して不揮発性メモリー3312に書き込む。これにより、ファームウェア情報の容量が大きい場合にも、ファームウェアの更新が可能になる。
(5)プロジェクター3Xとプロジェクター3Aとは、各プロジェクター3A〜3Cと同じUSB接続にて接続されるので、プロジェクター3A〜3Cは、プロジェクター3Xから受信されたパケットのサイズ、形式及び構成を大きく変えることなく、受信されたパケットを下流側のプロジェクターに送信することができる。これによれば、プロジェクター3Xとプロジェクター3Aとが、各プロジェクター3A〜3Cとは異なる接続形式により接続されている場合に比べ、プロジェクター3Aでのファームウェアパケット送信処理を簡略化することができる。従って、プロジェクター3Xに接続されたプロジェクター3Aの負担を一層軽減することができる。
(6)プロジェクター3Xと、プロジェクター3A〜3Cとは、それぞれUSB接続により接続されている。これによれば、ネットワーク接続のように、IPアドレス等の接続情報を各装置に予め設定しておく必要がないほか、当該各装置をUSBケーブルにより互いに接続するだけで、接続確立処理が実行されるので、これら各装置の通信接続の確立を簡易に行うことができる。従って、プロジェクター3X及びプロジェクター3A〜3Cの接続設定を簡易に行うことができる。
なお、上述した実施形態に限定されず、種々の変更や改良等を加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)上記第1の実施形態では、ファームウェア供給装置としてPC2を挙げたが、PCに限定するものではない。
(変形例2)上記第1の実施形態では、電子機器としてプロジェクター3(3A〜3C)を挙げたが、プロジェクターに限定するものではない。
(変形例3)上記第2の実施形態では、ファームウェア供給装置としてプロジェクター3Xを挙げ、電子機器としてプロジェクター3A〜3Cを挙げたが、ファームウェア供給装置及び電子機器は、プロジェクターに限定するものではない。
(変形例4)上記第1の実施形態では、PC2とプロジェクター3Aとは、プロジェクター3A〜3Cの接続形式と同じUSB接続により接続されるとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、PC2とプロジェクター3Aとがネットワーク接続等の他の接続形式により接続されていてもよい。この場合、当該PC2に接続されたプロジェクター3Aが、受信されたパケットからプロジェクター3Bとの接続形式に応じたパケットを新たに生成し、当該パケットをプロジェクター3Bに送信するようにすればよい。また、同様に、プロジェクター3A〜3Cの接続形式は、USB接続としたが、本発明はこれに限らない。すなわち、受信した分割ファームウェア情報を大きく変更することなく、下流側の装置に送信することが可能であれば、他の形式であってもよい。更に、PC2及びプロジェクター3A〜3Cは、それぞれ互いにUSBケーブルで接続されるとしたが、本発明はこれに限らず、無線で接続してもよい。
(変形例5)上記実施形態において、プロジェクター3A〜3Cが分割ファームウェア情報を結合した後に、ファームウェア情報について、CRC(Cyclic Redundancy Check)チェック等の誤り検出を行ってもよい。
(変形例6)上記実施形態において、プロジェクター3A〜3Cは、ファームウェア情報のパケットを受信している状態や、ファームウェア情報の更新が正常に終了した状態、ファームウェア情報の更新が異常終了した状態等に応じて、それぞれの状態を表示するLED等の表示装置(図示せず)を備えてもよい。こうすれば、使用者は、ファームウェア更新の状態を認識することが可能になる。
1,100…ファームウェア更新システム、2…PC、21…入力手段、22…制御手段、23…表示手段、24…USBモジュール(ホスト)、221…記憶部、222…VRAM、223…画像生成部、224…制御部、B1…バス、3,3A,3B,3C,3X…プロジェクター、31…USBモジュール(デバイス)、32…入力手段、33…制御手段、34…表示手段、35…USBモジュール(ホスト)、36…画像入力手段、331…記憶部、332…制御部、333…VRAM、334…画像処理部、335…更新部、3311…RAM、3312…不揮発性メモリー、3321…パケット取得部、3322…接続判定部、3323…パケット送信部、3324…パケット解析部、B2…バス。

Claims (7)

  1. ファームウェア情報を供給するファームウェア供給装置と、前記ファームウェア情報に基づいてファームウェアを更新する複数の電子機器とを備えたファームウェア更新システムであって、
    前記複数の電子機器のうち1つの電子機器は、前記ファームウェア供給装置と接続され、他の電子機器は、所定の接続形式により、前記1つの電子機器に縦続接続され、
    前記各電子機器は、
    予めファームウェアが記憶された記憶部と、
    前記ファームウェア情報を受信する受信部と、
    受信された前記ファームウェア情報を、当該電子機器に接続された下流側の前記電子機器に送信する送信部と、
    受信された前記ファームウェア情報に基づいて前記ファームウェアを更新する更新部と、
    を備えることを特徴とするファームウェア更新システム。
  2. 請求項1に記載のファームウェア更新システムであって、
    前記各電子機器は、
    当該電子機器の下流側に前記電子機器が接続されているか否かを判定する接続判定部をさらに備え、
    前記接続判定部が下流側に前記電子機器が接続されていないと判定した場合には、前記送信部は、受信された前記ファームウェア情報の送信を行わないことを特徴とするファームウェア更新システム。
  3. 請求項1または2に記載のファームウェア更新システムであって、
    前記ファームウェア供給装置は、前記ファームウェアが更新された前記電子機器であることを特徴とするファームウェア更新システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のファームウェア更新システムであって、
    前記所定の接続形式は、USB規格に準拠した接続形式であることを特徴とするファームウェア更新システム。
  5. 電子機器であって、
    予めファームウェアが記憶された記憶部と、
    ファームウェア情報を受信する受信部と、
    受信された前記ファームウェア情報を、所定の接続形式により縦続接続された他の電子機器に送信する送信部と、
    受信された前記ファームウェア情報に基づいて前記ファームウェアを更新する更新部と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  6. 光源から射出された光を画像信号に応じて画像光に変調して投写する画像投写部を有するプロジェクターであって、
    予めファームウェアが記憶された記憶部と、
    ファームウェア情報を受信する受信部と、
    受信された前記ファームウェア情報を、所定の接続形式により縦続接続された他のプロジェクターに送信する送信部と、
    受信された前記ファームウェア情報に基づいて前記ファームウェアを更新する更新部と、
    を備えることを特徴とするプロジェクター。
  7. 予めファームウェアが記憶された記憶部を備えた電子機器の制御方法であって、
    ファームウェア情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップによって受信された前記ファームウェア情報を、所定の接続形式により縦続接続された他の電子機器に送信する送信ステップと、
    受信された前記ファームウェア情報に基づいて前記ファームウェアを更新する更新ステップと、
    を備えることを特徴とする電子機器の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017104218A1 (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 三菱電機株式会社 表示装置及び表示装置の更新方法
CN114679383A (zh) * 2022-03-09 2022-06-28 深圳市洲明科技股份有限公司 固件升级方法、装置、设备、级联系统和存储介质

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