JP2010097304A - プロジェクタ、ファームウェア更新方法、ファームウェア更新プログラム、および記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】特別なインターフェースを有していなくても、容易にファームウェアの更新を行うことができるプロジェクタを提供する。
【解決手段】プロジェクタ1は、更新ファームウェア情報を含んだ画像情報(画像信号)を入力する画像情報入力部(画像信号受信部31)と、画像情報入力部で入力した画像情報から、更新ファームウェア情報を分離する情報分離部(データ分離部32c)と、情報分離部で分離された更新ファームウェア情報に基づいて、ファームウェアを更新するファームウェア更新部(制御部20)と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】プロジェクタ1は、更新ファームウェア情報を含んだ画像情報(画像信号)を入力する画像情報入力部(画像信号受信部31)と、画像情報入力部で入力した画像情報から、更新ファームウェア情報を分離する情報分離部(データ分離部32c)と、情報分離部で分離された更新ファームウェア情報に基づいて、ファームウェアを更新するファームウェア更新部(制御部20)と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、プロジェクタ、ファームウェア更新方法、ファームウェア更新プログラム、および記録媒体に関する。
従来、電子機器のファームウェアの更新方法として、光ディスクやメモリカード等の記録メディアを用いた方法が知られている。例えば、特許文献1には、光ディスクを再生したり記録したりする光ディスク装置であって、ファームウェアのアップデート(更新)用データが記録されている光ディスクが挿入された際に、光ディスク装置内のフラッシュROMに記憶されたファームウェアを書き替える(即ち更新する)ものが開示されている。また、例えば、IP(Internet Protocol)ネットワークに接続可能な電子機器であれば、ネットワークを介してWeb等から、更新用データをダウンロードし、実行することでファームウェアを書き替えるものがある。
しかしながら、プロジェクタの場合には、特許文献1における光ディスクやメモリカードのような記録メディア用のインターフェースを持たないものが多く、ユーザが容易にファームウェアの更新を行うことは難しかった。また、ネットワーク等のインターフェースを備えたプロジェクタであっても、ファームウェアの更新の操作は手間が掛かる上、慣れないユーザにとっては作業が困難であった。したがって、記録メディア用のインターフェースや、ネットワーク等の特別なインターフェースを有していなくても、容易にファームウェアの更新を行うことができるプロジェクタが求められていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクタは、更新ファームウェア情報を含んだ画像情報を入力する画像情報入力部と、前記画像情報入力部で入力した画像情報から、前記更新ファームウェア情報を分離する情報分離部と、前記情報分離部で分離された前記更新ファームウェア情報に基づいて、ファームウェアを更新するファームウェア更新部と、を備えることを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、情報分離部は、画像情報入力部が入力した画像情報から、更新ファームウェア情報を分離する。そして、分離された更新ファームウェア情報に基づいて、ファームウェア更新部はファームウェアを更新する。これにより、プロジェクタは、更新ファームウェア情報を含んだ画像情報を受信した場合に、ファームウェアを更新する。よって、ユーザは、プロジェクタに更新ファームウェア情報が含まれた画像情報を入力することで、容易に、ファームウェアの更新を行うことが可能となる。また、プロジェクタは、画像情報入力部から画像情報として更新ファームウェア情報を入力するので、ファームウェア更新のための特別なインターフェースを必要としない。よって、プロジェクタの構成を、簡易にすることができる。なお、本明細書では、プロジェクタに組み込まれるプログラムやルックアップテーブル等のソフトウェアを総称して「ファームウェア」と呼ぶ。
[適用例2]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記画像情報入力部が入力した画像情報に、前記更新ファームウェア情報が含まれているか否かを1フレームの画像情報毎に解析する情報解析部をさらに備えることを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、情報解析部は、1フレームの画像情報毎に、更新ファームウェア情報が含まれているか否か解析する。これにより、プロジェクタは、更新ファームウェア情報が含まれているか否かを、1フレームの画像情報毎に判断し、画像情報を処理することができる。
[適用例3]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記更新ファームウェア情報を記憶するファームウェア情報記憶部と、前記画像情報に基づいた画像を投写する画像投写部と、をさらに備え、前記情報分離部は、前記情報解析部の解析結果に基づき、前記更新ファームウェア情報を前記ファームウェア情報記憶部に記憶させ、前記更新ファームウェア情報を含まない画像情報に基づく画像を、前記画像投写部に投写させることを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、情報解析部の解析結果に基づき、情報分離部は、更新ファームウェア情報をファームウェア情報記憶部に記憶させ、更新ファームウェア情報を含まない画像情報に基づく画像を画像投写部に投写させる。これにより、1フレームの画像情報毎に、更新ファームウェア情報を記憶したり、画像として投写したりすることができる。即ち、プロジェクタは、画像投写をしながらファームウェアの更新を行うことが可能となる。よって、ユーザは、投写画像を視聴しながらプロジェクタのファームウェアの更新を行うことが可能となるため、利便性が高い。
[適用例4]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記ファームウェア更新部は、予め記憶されていた既存のファームウェアを、前記ファームウェア情報記憶部に記憶された前記更新ファームウェア情報に基づいて更新することを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、ファームウェア更新部は、既存のファームウェアを更新ファームウェア情報に基づいて更新する。これにより、ユーザは、容易に既存のファームウェアを更新することができる。
[適用例5]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記更新ファームウェア情報は、ルックアップテーブルデータであることを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、画像情報に含まれて入力される更新ファームウェア情報は、ルックアップテーブルデータである。これにより、ユーザは、容易にルックアップテーブルデータの更新を行うことができる。
[適用例6]本適用例に係るファームウェア更新方法は、更新ファームウェア情報を含んだ画像情報を入力する画像情報入力ステップと、前記画像情報入力ステップで入力した画像情報から、前記更新ファームウェア情報を分離する情報分離ステップと、前記情報分離ステップで分離された前記更新ファームウェア情報に基づいて、ファームウェアを更新するファームウェア更新ステップと、を備えることを特徴とする。
このようなファームウェア更新方法によれば、情報分離ステップは、画像情報入力ステップが入力した画像情報から、更新ファームウェア情報を分離する。そして、分離された更新ファームウェア情報に基づいて、ファームウェア更新ステップはファームウェアを更新する。よって、ユーザは、プロジェクタに更新ファームウェア情報が含まれた画像情報を入力することで、容易に、ファームウェアの更新を行うことが可能となる。
[適用例7]本適用例に係るファームウェア更新プログラムは、更新ファームウェア情報を含んだ画像情報を入力する画像情報入力機能と、前記画像情報入力機能で入力した画像情報から、前記更新ファームウェア情報を分離する情報分離機能と、前記情報分離機能で分離された前記更新ファームウェア情報に基づいて、ファームウェアを更新するファームウェア更新機能と、をプロジェクタのコンピュータに実現させる。
このようなファームウェア更新プログラムをプロジェクタのコンピュータに実現させることにより、情報分離機能は、画像情報入力機能が入力した画像情報から、更新ファームウェア情報を分離する。そして、分離された更新ファームウェア情報に基づいて、ファームウェア更新機能はファームウェアを更新する。よって、ユーザは、プロジェクタに更新ファームウェア情報が含まれた画像情報を入力することで、容易に、ファームウェアの更新を行うことが可能となる。
[適用例8]上記適用例に係るファームウェア更新プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
このような記録媒体に記録されたファームウェア更新プログラムを、プロジェクタのコンピュータに実現させることにより、ユーザは、プロジェクタに更新ファームウェア情報が含まれた画像情報を入力することで、容易に、ファームウェアの更新を行うことが可能となる。このような記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコード等の符号が印刷された印刷物、プロジェクタの内部記憶装置(RAMやROM等のメモリ)、及び外部記憶装置等、前記コンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
以下、実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るプロジェクタ1の概略構成を示すブロック図である。図1を使用して、プロジェクタ1の内部構成について説明する。
図1は、第1の実施形態に係るプロジェクタ1の概略構成を示すブロック図である。図1を使用して、プロジェクタ1の内部構成について説明する。
プロジェクタ1は、画像投写部10、制御部20、入力操作部21、光源制御部22、画像情報入力部としての画像信号受信部31、画像処理部32、OSD処理部33等を備えている。また、図1には、プロジェクタ1の外部に、スクリーンSCを図示している。
画像投写部10は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等の放電型光源やLED(Light Emitting Diode)等の固体光源からなる光源11と、液晶ライトバルブ12と、投写レンズ13と、液晶ライトバルブ12を駆動するライトバルブ駆動部14とを備えている。
液晶ライトバルブ12は、一対の透明基板間に液晶が封入された透過型液晶パネル等によって構成される。ライトバルブ駆動部14によって、液晶ライトバルブ12の各画素に画像情報としての画像信号に応じた駆動電圧が印加されると、各画素は、画像信号に応じた光透過率で光源光を透過させる。なお、液晶ライトバルブ12は、光変調装置とも呼ぶ。
光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12を透過することによって変調され、変調後の光が投写レンズ13によって投写されることにより、スクリーンSC等に画像信号に応じた画像が表示される。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、各種データの一時記憶等に用いられるRAM(Random Access Memory)、および、マスクROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリ)等の不揮発性のメモリ等(いずれも図示せず)を備え、コンピュータとして機能するものである。制御部20は、CPUが不揮発性のメモリに記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、プロジェクタ1の動作を統括制御する。
また、制御部20は、上述したRAMにより構成されるファームウェア情報記憶部としてのバッファメモリ20aと、フラッシュメモリやFeRAM等の書き替え可能な不揮発性メモリにより構成されるプログラムメモリ20bと、同じく書き替え可能な不揮発性メモリにより構成されるルックアップテーブルメモリ20cと、を有している。なお、本実施形態では、書き替え可能な不揮発性メモリはフラッシュメモリとする。
バッファメモリ20aは、画像処理部32のデータ分離部32cによって分離された更新ファームウェア情報としての更新ファームウェアデータを入力し、一時的に保存(記憶)するメモリである。バッファメモリ20aに保存された更新ファームウェアデータは、制御部20によって、プログラムメモリ20bまたはルックアップテーブルメモリ20cに書き込まれる。
プログラムメモリ20bは、制御プログラムデータを格納するメモリである。バッファメモリ20aに保存された更新ファームウェアデータがプログラムデータであった場合に、制御部20は、プログラムメモリ20bに当該更新ファームウェアデータを書き込む(即ち、ファームウェアを更新する)。書き込まれた更新ファームウェアデータは、制御プログラムとしてCPUが読み出して、プロジェクタ1の制御に使用する。
ルックアップテーブルメモリ20cは、ルックアップテーブルデータを格納するメモリである。バッファメモリ20aに保存された更新ファームウェアデータがルックアップテーブルデータであった場合に、制御部20は、ルックアップテーブルメモリ20cに当該更新ファームウェアデータを書き込む(即ち、ファームウェアを更新する)。書き込まれた更新ファームウェアデータは、ルックアップテーブルとしてCPUが読み出して、プロジェクタ1の制御に使用する。
入力操作部21は、プロジェクタ1に対して各種指示を行うための複数のキー等を備えている。入力操作部21が備えるキーとしては、電源のオン/オフを行うための「電源キー」や、各種設定を行うためのメニュー画面の表示/非表示を切り替える「メニューキー」、メニュー画面におけるカーソルの移動等に用いられる「カーソルキー」、各種設定を決定するための「決定キー」等を備えている。
ユーザが入力操作部21を操作すると、入力操作部21は、ユーザの操作内容に応じた操作信号を制御部20に出力する。なお、入力操作部21は、リモコン信号受信部(図示せず)と遠隔操作が可能なリモートコントローラ(図示せず)を有した構成としてもよい。この場合、リモートコントローラは、ユーザの操作内容に応じた赤外線等の操作信号を発し、リモコン信号受信部がこれを受信して制御部20に伝達する。
光源制御部22は、制御部20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯および消灯を切り替える。
画像信号受信部31には、パーソナルコンピュータやビデオ再生装置等、外部の画像供給装置(図示せず)とケーブルを介した接続を行うための各種の画像入力端子が備えられており、画像供給装置から画像情報としての画像信号が入力される。画像信号受信部31は、受信した画像信号を、画像処理部32で処理可能な形式の受信データに変換して、画像処理部32に出力する。
画像処理部32は、フレームメモリ32aを有しており、画像信号受信部31から入力された受信データをフレーム毎に記憶する。また、画像処理部32は、情報解析部としてのデータ解析部32bを有している。データ解析部32bは、フレームメモリ32aに記憶された受信データが、更新ファームウェア情報としての更新ファームウェアデータか否かを解析する。即ち、更新ファームウェアデータか更新ファームウェア情報を含まない画像情報としての画像データかを解析する。さらに、画像処理部32は、情報分離部としてのデータ分離部32cを有している。データ分離部32cは、データ解析部32bの解析結果が更新ファームウェアデータであった場合には、当該更新ファームウェアデータを制御部20に出力し、バッファメモリ20aに保存させる。
画像処理部32は、データ解析部32bの解析結果が画像データであった場合には、制御部20の指示に基づいて、フレームメモリ32aの画像データに対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等の調整や、ガンマ補正等の各種画質調整を施す。画像処理部32で画質調整等がなされた画像データは、OSD処理部33に出力される。
OSD処理部33は、制御部20の指示に基づいて、メニュー画面やメッセージ画面等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を、画像処理部32から入力される画像データに重畳する処理を行う。OSD処理部33は、図示しないOSDメモリを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像データを記憶している。制御部20が、OSD画像の重畳を指示すると、OSD処理部33は、必要なOSD画像データをOSDメモリから読み出し、入力画像の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像処理部32から入力される画像データにこのOSD画像データを合成する。OSD画像データが合成された画像データは、ライトバルブ駆動部14に出力される。なお、制御部20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部33は、画像処理部32から出力される画像データを、そのままライトバルブ駆動部14に出力する。
ライトバルブ駆動部14は、入力される画像データに従って液晶ライトバルブ12を駆動する。この結果、画像データに基づいた画像が画像投写部10からスクリーンSCに投写される。
次に、プロジェクタ1におけるファームウェアの更新処理について説明する。図2は、プロジェクタ1におけるファームウェアの更新処理のフローチャートである。
画像信号を受信すると、画像信号受信部31は画像信号に基づく受信データを画像処理部32へ出力し、画像処理部32は、フレームメモリ32aに受信データを記憶する(ステップS101)。データ解析部32bは、フレームメモリ32aの受信データを解析する(ステップS102)。そして、データ解析部32bは、受信データが更新ファームウェアデータか否かを判断する(ステップS103)。更新ファームウェアデータでなかった場合(ステップS103:NO)、即ち画像データであった場合、画像処理部32は、画像データに各種画質調整等を行い、OSD処理部33に出力して、画像投写部10は画像投写を行う(ステップS104)。
更新ファームウェアデータであった場合(ステップS103:YES)、データ解析部32bは、更新ファームウェアデータの終了か否かを判断する(ステップS105)。更新ファームウェアデータの終了でなかった場合(ステップS105:NO)、データ分離部32cは、更新ファームウェアデータをフレームメモリ32aから読み出して制御部20に出力する(ステップS106)。制御部20は、更新ファームウェアデータをバッファメモリ20aに保存する(ステップS107)。そして、ステップS101に戻り、次の受信データをフレームメモリ32aに記憶する。
更新ファームウェアデータの終了であった場合(ステップS105:YES)、更新ファームウェアデータの受信は終了したと判断して、制御部20は、バッファメモリ20aに保存された更新ファームウェアデータを、プログラムメモリ20bまたはルックアップテーブルメモリ20cに書き込む(ステップS108)。このときの制御部20が、ファームウェア更新部に相当する。そして、ファームウェアの更新処理を終了する。
ここで、制御部20は、更新ファームウェアデータがプログラムデータであればプログラムメモリ20bに書き込み、更新ファームウェアデータがルックアップテーブルデータであればルックアップテーブルメモリ20cに書き込む。この更新ファームウェアデータの種別は、更新ファームウェアデータに設定された書き込み開始アドレスである開始アドレス情報32a2(詳細は後述する)によって決定される。よって、制御部20は、開始アドレス情報32a2に従って、更新ファームウェアデータをフラッシュメモリに書き込む。なお、必要であれば、受信する更新ファームウェアデータに、プログラムデータであるかルックアップテーブルデータであるかについての情報を備えるものとしてもよい。
上述したファームウェアの更新処理によって、プログラムメモリ20bまたはルックアップテーブルメモリ20cに予め書き込まれていた既存のファームウェア情報としてのファームウェアデータは、更新ファームウェアデータに更新される。そして、以降、制御部20は、更新ファームウェアデータに基づいてプロジェクタ1を制御する。
次に、受信データの構造について説明する。図3は、フレームメモリ32aに記憶された受信データの図である。図3に示すように、受信データの先頭には、更新ファームウェアデータであるか否かを判別するための判別フラグ32a1が設けられている。データ解析部32bは、この判別フラグ32a1の値に基づいて、受信データが更新ファームウェアデータか否かを判断する。例えば、判別フラグ32a1が「1」ならば更新ファームウェアデータとし、「0」ならば画像データとする。
さらに、更新ファームウェアデータである場合には、受信データには、更新ファームウェアデータの書き込みを開始するアドレスである開始アドレス情報32a2が設けられる。制御部20は、この開始アドレス情報32a2に従って、フラッシュメモリである、プログラムメモリ20bまたはルックアップテーブルメモリ20cに更新ファームウェアデータを書き込む。また、開始アドレス情報32a2には、更新ファームウェアデータ終了の情報も設定される。つまり、開始アドレス情報32a2に、更新ファームウェアデータ終了の情報が設定されていた場合に、更新ファームウェアデータの受信が終了したと判断することができる。
次に、プロジェクタ1の受信データの受信順序について説明する。図4は、プロジェクタ1が受信する受信データの順序を示す図である。
図4に示すように、受信データは、フレーム単位で、受信データFA1〜FA8のように受信される。なお、図4は、受信データの一部の抜粋である。図4では、受信データFA1,FA2として、画像データ1,2が受信される。続いて、受信データFA3として、更新ファームウェアデータ1が受信される。続いて、受信データFA4,FA5として、画像データ3,4が受信される。続いて、受信データFA6として、更新ファームウェアデータ2が受信される。続いて、受信データFA7,FA8として、画像データ5,6が受信される。
このように、本実施形態での受信データの受信パターンは、画像データを2回受信する毎に、更新ファームウェアデータを1回受信するパターンとしている。これにより、上述したフローチャートで説明したように、画像データは画像投写され、更新ファームウェアデータはバッファメモリ20aに一時保存されて、プログラムメモリ20bやルックアップテーブルメモリ20cに書き込まれる。なお、受信データの受信パターンは、これに限定するものではなく、様々な受信パターンにすることができる。
次に、プロジェクタ1が受信した更新ファームウェアデータの流れについて説明する。図5は、プロジェクタ1における更新ファームウェアデータの流れを示す図である。
フレームメモリ32aに記憶された更新ファームウェアデータは、上述したフローチャートで説明したように、バッファメモリ20aに一時保存される(図の矢印A)。このとき、更新ファームウェアデータは、バッファメモリ20aに順次追記される形で保存される。そして、更新ファームウェアデータの終了となった後に、バッファメモリ20aに保存された更新ファームウェアデータは、プログラムデータであればプログラムメモリ20bに書き込まれる(図の矢印B)。また、バッファメモリ20aに保存された更新ファームウェアデータが、ルックアップテーブルデータであればルックアップテーブルメモリ20cに書き込まれる(図の矢印C)。
上述した第1の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクタ1は、画像信号として受信した受信データに、更新ファームウェアデータが含まれているか否かを解析する。そして、更新ファームウェアデータが含まれていれば、バッファメモリ20aに一時保存し、その更新ファームウェアデータを、プログラムメモリ20bまたはルックアップテーブルメモリ20cに書き込む。これにより、プロジェクタ1は、更新ファームウェアデータが含まれた画像信号を受信した場合に、その更新ファームウェアデータを記憶することができる。よって、ユーザは、プロジェクタ1に更新ファームウェアデータが含まれた画像信号を入力することで、容易にファームウェアを更新することが可能となる。例えば、インターネットに接続されたパーソナルコンピュータとプロジェクタ1とを接続し、所定のWebページの画像信号をプロジェクタ1に入力することにより、ファームウェアを更新することができる。また、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤとプロジェクタ1とを接続し、所定のDVDを再生することにより、ファームウェアを更新することができる。
(1)プロジェクタ1は、画像信号として受信した受信データに、更新ファームウェアデータが含まれているか否かを解析する。そして、更新ファームウェアデータが含まれていれば、バッファメモリ20aに一時保存し、その更新ファームウェアデータを、プログラムメモリ20bまたはルックアップテーブルメモリ20cに書き込む。これにより、プロジェクタ1は、更新ファームウェアデータが含まれた画像信号を受信した場合に、その更新ファームウェアデータを記憶することができる。よって、ユーザは、プロジェクタ1に更新ファームウェアデータが含まれた画像信号を入力することで、容易にファームウェアを更新することが可能となる。例えば、インターネットに接続されたパーソナルコンピュータとプロジェクタ1とを接続し、所定のWebページの画像信号をプロジェクタ1に入力することにより、ファームウェアを更新することができる。また、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤとプロジェクタ1とを接続し、所定のDVDを再生することにより、ファームウェアを更新することができる。
(2)プロジェクタ1は、画像信号受信部31から画像信号として受信した更新ファームウェアデータによって、ファームウェアを更新する。よって、ファームウェアの更新のための特別なインターフェースを必要としないため、プロジェクタ1を簡易な構成にすることができる。つまり、多くのインターフェースを有していないプロジェクタ(例えば、低価格のプロジェクタ)であっても、ファームウェアの更新が可能となる。
(3)プロジェクタ1の制御部20は、更新されたプログラムメモリ20bまたはルックアップテーブルメモリ20cに基づいてプロジェクタ1を制御する。即ち、プロジェクタ1は、更新されたファームウェアに基づいて、動作することができる。よって、プロジェクタ1の機能の変更をしたり、ファームウェアの不具合の修正をしたりすることが可能となる。
(4)プロジェクタ1は、1フレームの画像情報毎、即ち1フレームの受信データ毎に、更新ファームウェアデータであるか否かを解析する。そして、更新ファームウェアデータである場合には、当該フレームの受信データを更新ファームウェアデータとして保存し、更新ファームウェアデータでない場合には、当該フレームの受信データを画像データとして画像投写する。これにより、プロジェクタ1は、画像投写をしながらファームウェアの更新を行うことが可能となる。即ち、ユーザは、投写画像を視聴しながらプロジェクタのファームウェアの更新を行うことが可能となるため、利便性が高い。また、ユーザが投写画像を視聴している間に、ファームウェアの更新が行われるため、ユーザは、ファームウェアが更新されていることを意識しなくてもよいため、使いやすさが向上する。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について説明する。
以下、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係るプロジェクタ2の概略構成は、第1の実施形態に係るプロジェクタ1と同様である。第1の実施形態との差異は、ファームウェアの更新処理である。以降、ファームウェアの更新処理について説明する。
図6は、第2の実施形態に係るプロジェクタ2におけるファームウェアの更新処理のフローチャートである。
画像信号を受信すると、画像信号受信部31は画像信号に基づく受信データを画像処理部32に出力し、画像処理部32は、フレームメモリ32aに受信データを記憶する(ステップS201)。データ解析部32bは、フレームメモリ32aの受信データを解析する(ステップS202)。そして、データ解析部32bは、受信データが更新ファームウェアデータか否かを判断する(ステップS203)。更新ファームウェアデータでなかった場合(ステップS203:NO)、即ち画像データであった場合、画像処理部32は、画像データに各種画質調整等を行い、OSD処理部33に出力して、画像投写部10は画像投写を行う(ステップS204)。
画像信号を受信すると、画像信号受信部31は画像信号に基づく受信データを画像処理部32に出力し、画像処理部32は、フレームメモリ32aに受信データを記憶する(ステップS201)。データ解析部32bは、フレームメモリ32aの受信データを解析する(ステップS202)。そして、データ解析部32bは、受信データが更新ファームウェアデータか否かを判断する(ステップS203)。更新ファームウェアデータでなかった場合(ステップS203:NO)、即ち画像データであった場合、画像処理部32は、画像データに各種画質調整等を行い、OSD処理部33に出力して、画像投写部10は画像投写を行う(ステップS204)。
更新ファームウェアデータであった場合(ステップS203:YES)、制御部20は、OSD処理部33に指示を出して、ファームウェアの更新開始(アップデート開始)のOSD画像を画像データとして画像投写させる(ステップS205)。次に、データ解析部32bは、更新ファームウェアデータの終了か否かを判断する(ステップS206)。更新ファームウェアデータの終了でなかった場合(ステップS206:NO)、データ分離部32cは、更新ファームウェアデータをフレームメモリ32aから読み出して制御部20に出力する(ステップS207)。制御部20は、更新ファームウェアデータをバッファメモリ20aに保存する(ステップS208)。そして、画像処理部32は、次のフレームの画像信号に基づく受信データを、フレームメモリ32aに記憶する(ステップS209)。そして、ステップS206に戻り、更新ファームウェアデータの終了か否かを判断する。
更新ファームウェアデータの終了であった場合(ステップS206:YES)、更新ファームウェアデータの受信は終了したと判断して、制御部20は、バッファメモリ20aの更新ファームウェアデータを、プログラムメモリ20bまたはルックアップテーブルメモリ20cに書き込む(ステップS210)。ここで、制御部20は、更新ファームウェアデータがプログラムデータであればプログラムメモリ20bに書き込み、更新ファームウェアデータがルックアップテーブルデータであればルックアップテーブルメモリ20cに書き込む。この更新ファームウェアデータの種別は、第1の実施形態と同様に判断する。よって、制御部20は、開始アドレス情報32a2に従って、更新ファームウェアデータをフラッシュメモリに書き込む。
そして、制御部20は、OSD処理部33に指示を出して、ファームウェアの更新終了(アップデート終了)のOSD画像を画像データとして画像投写させる(ステップS211)。そして、ファームウェアの更新処理を終了する。
上述したファームウェアの更新処理によって、プログラムメモリ20bまたはルックアップテーブルメモリ20cに予め書き込まれていた既存のファームウェアデータは、更新ファームウェアデータに更新される。そして、以降、制御部20は、更新ファームウェアデータに基づいてプロジェクタ2を制御する。
次に、プロジェクタ2の受信データの受信順序について説明する。図7は、プロジェクタ2が受信する受信データの順序を示す図である。
図7に示すように、受信データは、フレーム単位で、受信データFB1〜FB7のように受信される。なお、図7は、受信データの一部の抜粋である。図7では、受信データFB1,FB2として、画像データ1,2が受信される。続いて、受信データFB3,FB4として、更新ファームウェアデータ1,2が受信される。続いて、更新ファームウェアデータが順次受信(本実施形態ではn個受信とする)されて、受信データFB5として更新ファームウェアデータnが受信される。そして、受信データFB6,FB7として、画像データ3,4が受信される。このように、本実施形態での受信データの受信パターンは、更新ファームウェアデータを連続して受信するパターンとしている。これにより、上述したフローチャートで説明したように、更新ファームウェアデータは連続してバッファメモリ20aに保存されて、プログラムメモリ20bやルックアップテーブルメモリ20cに書き込まれる。
次に、OSD画像表示する画像の例を説明する。図8は、ファームウェアの更新(アップデート)の開始および終了を通知する画面の図であり、同図(a)は、更新開始時を示す画面図であり、同図(b)は、更新終了時を示す画面図である。図8(a)に示すように、更新開始時を示す画面G1においては、画面右下部に、「アップデート開始」と表示する。また、図8(b)に示すように、更新終了を示す画面G2においては、画面右下部に、「アップデート終了」と表示する。
上述した第2の実施形態によれば、第1の実施形態での効果(1)〜(3)と同様の効果を奏することができる。他に、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクタ2は、ファームウェアの更新中は、フレームメモリ32aに記憶される更新ファームウェアデータを、連続してバッファメモリ20aに保存し、プログラムメモリ20bやルックアップテーブルメモリ20cに書き込む。これにより、プロジェクタ2は、ファームウェアの更新中には、画像データを受信しないため、画像データの画質調整等の画像処理を行わなくてもよい。よって、ソフトウェア処理の負荷が低減される。
(2)プロジェクタ2は、ファームウェアの更新の開始と終了とを、OSD画像による画像投写によって通知する。これにより、ユーザは、ファームウェアの更新中であることを認識することができる。よって、ファームウェアの更新中に、ユーザが誤ってプロジェクタ2の電源をオフしてしまうような誤操作を回避することができる。
なお、上述した実施形態に限定されず、種々の変更や改良等を加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)上記第1および第2の実施形態では、プログラムデータまたはルックアップテーブルデータを更新するものとしたが、プログラムデータおよびルックアップテーブルの両方を更新してもよい。この場合は、プログラムデータの受信データ上の開始アドレス情報32a2には、プログラムメモリ20bの書き込みアドレスを指定し、ルックアップテーブルデータの受信データ上の開始アドレス情報32a2には、ルックアップテーブルメモリ20cの書き込みアドレスを指定すればよい。こうすれば、制御部20は、開始アドレス情報32a2に従って、更新ファームウェアデータをそれぞれ書き込むことができる。これにより、プログラムデータおよびルックアップテーブルの両方を同時に更新することが可能となり、利便性が高い。
(変形例2)上記第1および第2の実施形態では、更新ファームウェアデータによって、プログラムデータまたはルックアップテーブルデータを更新するものとしたが、プログラムデータまたはルックアップテーブルを追加するものとしてもよい。例えば、フラッシュメモリの空き領域に、追加プログラムデータや追加ルックアップテーブルデータを書き込むことが可能である。そして、制御部20は、追加プログラムや追加ルックアップテーブルの有無を確認して、制御に用いることができる。これにより、プロジェクタに新たな機能を追加することが可能となり、有益である。
(変形例3)上記第1および第2の実施形態では、バッファメモリ20aを介して、更新ファームウェアデータをプログラムメモリ20bまたはルックアップテーブルメモリ20cに書き込むものとしたが、バッファメモリ20aを介さずに、プログラムメモリ20bまたはルックアップテーブルメモリ20cに書き込むものとしてもよい。
(変形例4)上記第1および第2の実施形態では、受信データには、開始アドレス情報32a2を設定されているものとしたが、ファームウェアを更新するメモリアドレスが固定であれば、開始アドレス情報32a2は設定されなくてもよい。
(変形例5)上記第1および第2の実施形態では、受信する1フレーム分の画像信号は、画像信号全体が更新ファームウェアデータまたは画像データのいずれかで構成されているものとしたが、1フレーム分の画像信号のうち、特定の信号部分に更新ファームウェアデータが混入されていてもよい。例えば、画像信号のうち、輝度信号に更新ファームウェアデータが混入されているものとしてもよい。この場合、データ解析部32bは、輝度信号に更新ファームウェアデータが含まれているか否かを解析し、データ分離部32cは、画像信号から輝度信号を分離して更新ファームウェアデータを取り出すことができる。また、輝度信号でなく、色信号に更新ファームウェアデータを混入してもよい。さらに、RGB信号であれば、R信号、G信号、B信号のいずれかに更新ファームウェアデータを混入してもよい。
(変形例6)上記第1および第2の実施形態では、受信する1フレーム分の画像信号は、画像信号全体が更新ファームウェアデータまたは画像データのいずれかで構成されているものとしたが、画像信号が表す画像そのものを更新ファームウェアの情報としてもよい。例えば、画像信号が表す画像をQRコード(登録商標)としてもよい。この場合、データ解析部32bは、受信データにQRコードが含まれているか否かを解析し、データ分離部32cは、受信データからQRコードが表す更新ファームウェアデータを分離して取り出すことができる。この場合は、ファームウェア更新に必要な受信データ分のQRコード画像を受信する。また、QRコードでなく、バーコード等としてもよい。
(変形例7)上記第1および第2の実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ12を用いているが、反射型の液晶ライトバルブ等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源から射出した光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
1,2…プロジェクタ、10…画像投写部、11…光源、12…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…ライトバルブ駆動部、20…制御部、20a…バッファメモリ、20b…プログラムメモリ、20c…ルックアップテーブルメモリ、21…入力操作部、22…光源制御部、31…画像信号受信部、32…画像処理部、32a…フレームメモリ、32b…データ解析部、32c…データ分離部、33…OSD処理部。
Claims (8)
- 更新ファームウェア情報を含んだ画像情報を入力する画像情報入力部と、
前記画像情報入力部で入力した画像情報から、前記更新ファームウェア情報を分離する情報分離部と、
前記情報分離部で分離された前記更新ファームウェア情報に基づいて、ファームウェアを更新するファームウェア更新部と、
を備えることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1に記載のプロジェクタであって、
前記画像情報入力部が入力した画像情報に、前記更新ファームウェア情報が含まれているか否かを1フレームの画像情報毎に解析する情報解析部をさらに備えることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項2に記載のプロジェクタであって、
前記更新ファームウェア情報を記憶するファームウェア情報記憶部と、
前記画像情報に基づく画像を投写する画像投写部と、
をさらに備え、
前記情報分離部は、前記情報解析部の解析結果に基づき、前記更新ファームウェア情報を前記ファームウェア情報記憶部に記憶させ、前記更新ファームウェア情報を含まない画像情報に基づく画像を、前記画像投写部に投写させることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項3に記載のプロジェクタであって、
前記ファームウェア更新部は、予め記憶されていた既存のファームウェアを、前記ファームウェア情報記憶部に記憶された前記更新ファームウェア情報に基づいて更新することを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプロジェクタであって、
前記更新ファームウェア情報は、ルックアップテーブルデータであることを特徴とするプロジェクタ。 - 更新ファームウェア情報を含んだ画像情報を入力する画像情報入力ステップと、
前記画像情報入力ステップで入力した画像情報から、前記更新ファームウェア情報を分離する情報分離ステップと、
前記情報分離ステップで分離された前記更新ファームウェア情報に基づいて、ファームウェアを更新するファームウェア更新ステップと、
を備えることを特徴とするファームウェア更新方法。 - 更新ファームウェア情報を含んだ画像情報を入力する画像情報入力機能と、
前記画像情報入力機能で入力した画像情報から、前記更新ファームウェア情報を分離する情報分離機能と、
前記情報分離機能で分離された前記更新ファームウェア情報に基づいて、ファームウェアを更新するファームウェア更新機能と、
をプロジェクタのコンピュータに実現させるファームウェア更新プログラム。 - 請求項7に記載のファームウェア更新プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008266035A JP2010097304A (ja) | 2008-10-15 | 2008-10-15 | プロジェクタ、ファームウェア更新方法、ファームウェア更新プログラム、および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008266035A Withdrawn JP2010097304A (ja) | 2008-10-15 | 2008-10-15 | プロジェクタ、ファームウェア更新方法、ファームウェア更新プログラム、および記録媒体 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012010194A (ja) * | 2010-06-25 | 2012-01-12 | Toshiba Corp | 映像信号処理装置及び方法 |
JP2013044735A (ja) * | 2011-08-26 | 2013-03-04 | Canon Inc | 投影制御装置及び投影制御方法 |
-
2008
- 2008-10-15 JP JP2008266035A patent/JP2010097304A/ja not_active Withdrawn
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