JP2012015464A - 欠陥検査装置 - Google Patents

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

【課題】照明光の波長よりも小さい、ナノインプリントモールドのナノオーダーのパターンの欠陥を検出する。
【解決手段】欠陥検査装置10は、ナノサイズの予め定めたパターンが形成された透光性を有するナノインプリントモールド12に、前記ナノサイズより大きい波長の照明光を照射する光源14と、照射光が照射されるナノインプリントモールド12を透過する光を二つの光に分割するハーフミラー18と、分割された二つの光が、予め定めた方向に横ずれするように前記二つの光を各々偏向させる偏向器20A、20Bと、偏向された二つの光の位相差φがπ−Δ(−90°<Δ<90°)となるように、二つの光の少なくとも一方の光の位相をシフトさせる位相シフタ28と、位相シフトされた二つの光を合波するハーフミラー30と、合波された光を結像させる結像レンズ32と、結像された光学像を撮像する撮像素子34と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、欠陥検査装置に係り、特に、ナノインプリントモールドの欠陥検査装置に関する。
半導体リソグラフィのロードマップ(例えばSEMATECH Lithography Forum 2008)によると、次々世代2016年の回路線幅HPは16−22nmと想定されている。その世代の露光装置・方式は、従来の延長である縮小投影露光方式と、新規にナノインプリント(NIL:Nano−Imprint Lithography)方式が検討されている。
前者の光学方式においては、現行使用されている波長193nmを発振するArFレーザを光源とした露光では分解能が不足であるため、液浸法のダブルパターニングや波長13.5nmのEUV光源が必要で、これらの研究・開発が急ピッチで進められている。液浸ダブルパターニング法は、2回露光によるスループット低下とコストアップが課題である。EUV光源は、ArFレーザより一桁以上も波長が短く、その光源と光学系の実用化研究は、困難度が極めて高い。
それに対し、近年、ナノスケールの凹凸パターンが形成されたナノインプリントモールド(金型)を樹脂薄膜が塗布された基板に押し当てて、樹脂薄膜に凹凸パターンを転写する成形加工技術であるナノインプリント技術を半導体デバイスの製造技術に利用することが検討されている。
この方法は、フォトリソグラフィ技術等と比較して、簡便且つ低コストでナノスケールの加工が可能である。
従来の露光マスクとナノインプリントモールドとの間には、光学的に、以下に示す2つの大きな相違点がある。
(1)欠陥サイズの微細化(等倍光学系の影響)
従来の半導体露光は4倍の縮小光学系を組んでいるのに対し、ナノインプリントにおいては等倍のモールドを用いる。従って、露光マスクの欠陥サイズが、半導体製品の欠陥サイズの4倍で数10nm〜100nmであるのに対し、ナノインプリントモールドの欠陥サイズは、半導体の欠陥サイズと等しい10nm程度に抑える必要がある。この欠陥サイズは、光の波長(DUV光/遠紫外線のArFレーザで、193nm)に対して1桁以上も小さい。
(2)測定サンプルの光学物性
露光マスクは、透明な石英基板上に金属(主にCr)にてパターンを作製している。Crは不透明かつ金属光沢を持つため、サンプルに照射された光は反射・散乱と吸収とを受け、透過光・反射光とも光量が大きく変化する。従って、欠陥の有無を、直接、光の明暗として検出することができる。一方、ナノインプリントモールドは石英基板自身の凹凸によりパターンを作成しているため、欠陥は、透明体の微小な凹凸の差に過ぎない。このため、ナノインプリントモールドにおいては、欠陥が存在しても微小な位相ずれが生じるだけで、欠陥の有無に拘わらず透過する光の強度は同等となる(以下このような物体を「位相物体」と呼ぶ)。
これらいずれの相違点も、ナノインプリントモールドの欠陥検査を難しくしている。
透明材料(位相物体)の凹凸を検出する方法としては、例えば特許文献1に記載されたような干渉顕微鏡による方法が考えられる。
特許文献1には、干渉顕微鏡により、パターンの無欠陥部分を光学的に消去して欠陥部分を光学的に抽出することにより検出する装置が開示されている。
また、非特許文献1には、散乱光成分と照明光をπ−Δの位相差で干渉させ、散乱光強度を強める技術が開示されている。
特開平8−327557号公報
"第7・光の鉛筆"、25節、鶴田匡夫
しかしながら、特許文献1には、段落「0026」〜「0029」、図10〜図12に示されているように、回路パターンに応じた「光学像」及びその振幅(光の強度)パターン、即ち光の波長で形状を分解できる周期パターンの実像のパターンが記されている。
特許文献1記載の技術では、ウェハ上の2つの物点(周期パターン)からの光学像および周期パターンを干渉させることにより欠陥を検出するが、その際の周期パターンの影響を消すために両者間の位相差をπとしている。このような測定では、光学像を得られない光波長以下の欠陥からの信号を抽出するのは難しい。さらに、レーリー散乱の式から判るように、物体からの散乱光量は、(欠陥)サイズの6乗に比例して著しく低下する。例えば、光学像が得られる最小のサイズは、数百nm程度であるが、ナノインプリントモールドにおいて必要とされる欠陥のサイズは10nmと、1.5桁小さい。これは、物体からの散乱光量が10桁近く減衰することを意味している。これにより、光の波長以下の欠陥部分からの信号(散乱光になる)が小さく、バックグラウンドノイズや散乱光のレベルに埋もれてしまい、欠陥を検出することが困難である。
なお、特許文献1では、図2に示されているように、収束光路中に、シフト量及びシフト方向を調整するシフト調整手段(横ズラシ部材)46、56があるので、球面収差が発生し、信号光量の低下やノイズ(バックグラウンド)が上昇するなど干渉信号が劣化する。これによってもnmサイズの欠陥に対するS/Nが著しく低下し、欠陥検出をさらに困難にする問題もある。
また、非特許文献1には、散乱光成分と照明光をπ−Δの位相差で干渉させ、散乱光強度を強めることが記載されている。しかしながら、pp.421の図3及び本文にあるように、単純な従来の位相差顕微鏡への言及に留まっている。サンプルとレファレンスとの比較、及びそれによるパターンの消去と欠陥抽出に関する記載はない。そのため、適当なレファレンス(例えば隣接する周期パターン)との間で横ずらし・距離を調整することに関する言及もなく、この技術をナノインプリントモールドの欠陥検出に用いるのは困難である。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、照明光の波長より小さい、ナノインプリントモールドのナノオーダーのパターンの欠陥を検出することが可能な欠陥検査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、ナノサイズの予め定めたパターンが形成された透光性を有するナノインプリントモールドに、前記ナノサイズより大きい波長の照明光を照射する光照射手段と、前記照明光が照射される前記ナノインプリントモールドを透過する光を二つの光に分割する光分割手段と、分割された二つの光が、予め定めた方向に横ずれするように前記二つの光を各々偏向させる偏向手段と、前記偏向手段により偏向された前記二つの光の位相差がπ−Δ(−90°<Δ<90°、Δ;バイアス位相)となるように、前記二つの光の少なくとも一方の光の位相をシフトさせる位相シフト手段と、前記位相シフト手段により位相シフトされた前記二つの光を合波する合波手段と、前記合波手段により合波された光を結像させる結像レンズと、前記結像レンズにより結像された光学像を撮像する撮像手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、偏向手段により予め定めた方向に横ずれするように偏向された二つの光の位相差がπ−Δ(−90°<Δ<90°)となるように位相シフトさせるので、照明光の波長よりも小さい、ナノインプリントモールドのナノオーダーのパターンの欠陥を検出することが可能になる。
なお、請求項2に記載したように、前記パターンは、複数の同一パターンを含み、前記偏向手段は、前記二つの光による像が、二つの同一パターンの像となるように、前記二つの光を各々偏向させるようにしてもよい。
また、請求項3に記載したように、前記撮像手段により撮像された画像と、予め定めた形状の欠陥像を含む比較画像と、の相関画像を生成する相関画像生成手段と、生成された前記相関画像を二値化した二値化画像を生成する二値化画像生成手段と、を備えた構成としてもよい。
また、請求項4に記載したように、前記ナノインプリントモールドの前記パターンが形成された面と反対側の面を純水に浸す液浸手段を備えた構成としてもよい。
また、請求項5に記載したように、前記パターンに対応したフーリエ変換パターンの光学像が形成されるフーリエ変換面に、前記フーリエ変換パターンの光学像をカットするマスク手段が設けられた構成としてもよい。
本発明によれば、照明光の波長よりも小さい、ナノインプリントモールドのナノオーダーのパターンの欠陥を検出することが可能になる、という効果を有する。
また、本発明によれば、面内方向の寸法違い(すなわち欠陥。例えば、隣接する配線間との短絡や線の細り・欠落等)ばかりでなく、深さ方向の違いも検出可能になる。それは、本発明が基本的に位相変化を検出するため、凹凸の面内方向の寸法差の違いのみならず、凹凸の深さ方向の違いも同様に位相変化を与え、それを位相差信号として検出できるからである。これにより、高さ方向の欠けや、凹凸高さの変化(例えば、経時による磨耗)も検査できる。
第1実施形態に係る欠陥検査装置の構成図である。 第1実施形態に係る欠陥検査装置の制御系のブロック図である。 孤立欠陥の検出について説明するための図である。 孤立欠陥を撮像した画像を示す図である。 模擬欠陥のコントラスト、バックグラウンド光のコントラストの測定結果を示すグラフである。 孤立欠陥を撮像した画像を示す図である。 隣接するセルの画像を干渉させてセルの欠陥を検出する場合について説明するための図である。 隣接するダイの画像を干渉させてダイの欠陥を検出する場合について説明するための図である。 第3実施形態に係る欠陥検査装置の構成図である。 高さの異なる孤立欠陥を撮像した画像について説明するための図である。 (A)は取得画像の一例を示す図、(B)は比較画像の一例を示す図である。 (A)は相関画像の一例を示す図、(B)は相関画像を二値化した画像の一例を示す図、(C)は二値化画像から欠陥部の重心位置を算出した結果を示す図である。 第5実施形態に係る欠陥検査装置の構成図である。 (A)はナノインプリントモールドの凹凸パターンが形成された面を純水に浸した場合の散乱光量について説明するための図、(B)はナノインプリントモールドの凹凸パターンが形成された面と反対側の面を純水に浸した場合の散乱光量について説明するための図である。 第6実施形態に係る欠陥検査装置の構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1には、本実施形態に係る欠陥検査装置10を示した。欠陥検査装置10は、ナノサイズの予め定めたパターンが形成されたナノインプリントモールド12の欠陥を検査するための装置である。
ナノインプリントモールド12は、例えば石英等の透光性を有する材料を用いて所謂ナノインプリントリソグラフィ(NIL)によって作製され、一方の面12Aにパターン幅やパターンピッチが数nm〜数十nmの予め定めたパターンが形成される。
図1に示すように、欠陥検査装置10は、視野分割する干渉顕微鏡であり、ナノインプリントモールド12へ平行光の照明光を照射する光源14と、ナノインプリントモールド12を透過した光を平行光にするコリメートレンズ16と、コリメートレンズ16からの平行光を2方向に分離するハーフミラー18と、ハーフミラー18を透過した光を偏向する偏向器20Aと、偏向器20Aにより偏向された光を所定方向へ反射させるミラー22と、位相を補償するための位相補償板24と、ハーフミラー18を反射した光を偏向する偏向器20Bと、偏向器20Bにより偏向された光を所定方向へ反射するミラー26と、ミラー26からの光の位相をシフトさせる位相シフタ28と、位相シフタ28からの光を透過させると共に、位相補償板24からの光を反射させることにより両者を合波するハーフミラー30と、ハーフミラー30からの光を結像させる結像レンズ32と、結像レンズ32により結像された光を撮像する撮像素子34と、を含んで構成されている。
ナノインプリントモールド12を透過した光束Lは、コリメートレンズ16で平行光とされ、ハーフミラー18に入射する。ハーフミラー18に入射した光束Lは、ハーフミラー18を透過する光束L1とハーフミラー18により反射する光束L2に分離される。
ハーフミラー18を透過した光束L1は、偏向器20Aを透過し、ミラー22によって位相補償板24の方向に反射される。
位相補償板24は、光束L1と光束L2との相対的な位相差を調整する機能、すなわち光束L1の光路長と光束L2の光路長が同一となるように調整する機能を有する。位相補償板24を透過した光束L1は、ハーフミラー30に入射する。
一方、ハーフミラー18を反射した光束L2は、偏向器20Bを透過し、ミラー26によって位相シフタ28の方向に反射される。
位相シフタ28は、くさび状のプリズム28A、28Bとで構成され、プリズム28Aを図中矢印P方向にシフトさせることにより、そのシフト量に応じて光束L1と光束L2の光路差、すなわち位相シフト量を調整することができる。
位相シフタ28からの光と位相補償板24からの光とは、ハーフミラー30によって合波される。合波された光は、結像レンズ32によって撮像素子34上に結像される。
このような構成の欠陥検査装置10は、視野分割機能を有しているので、撮像素子34上の一つの像点と共役な物点を2つ形成できる。具体的には、偏向器20A、20Bを光軸に対して所定角度θ分各々逆方向に傾けると、光束L1、L2を撮像素子34の結像面と平行な方向(矢印P方向)に遠ざけるように平行シフトさせることができる。従って、偏向器20A、20Bを所定角度θ分傾けることにより、ナノインプリントモールド12上の矢印P方向に距離Dだけ離間した2つの物点P1、P2のうち物点P1からの光である光束L1による視野像と物点P2からの光である光束L2による視野像とを干渉させた干渉画像を、撮像素子34上に結像させることができる。
このように、距離Dに応じた所定角度θだけ偏向器20A、20Bを傾けることにより、ナノインプリントモールド12上の離間した2物点からの光を干渉させて撮像素子34上に結像させることができる。
図2には、欠陥検査装置10の制御系のブロック図を示した。同図に示すように、欠陥検査装置10は、制御部40を備えている。制御部40には、偏向器20Aを駆動する駆動部42A、偏向器20Bを駆動する駆動部42B、位相シフタ28のプリズム28Aを駆動する駆動部44、撮像素子34、及びメモリ46が接続されている。
次に、欠陥検査装置10における孤立欠陥の検出について電磁場光学シミュレーションによってシミュレーションした結果について説明する。
本シミュレーションでは、図3に示すように、一例としてナノインプリントモールド12の平面領域50上に存在する縦横300nm、高さ200nmの直方体形状の孤立欠陥としての突起部52を検出する場合についてシミュレーションした。
ここでは、物点P1が突起部52、物点P2が突起部52から距離D離間した平面領域50上であり、偏向器20A、20Bを距離Dに対応した角度θだけ逆方向に傾けることにより、突起部52からの光束L1における画像と、平面領域50からの光束L2における画像と、を干渉させた干渉画像がどのようになるかを、位相シフタ28によって光束L1と光束L2との位相差φ=π−Δを変えてシミュレーションした場合について説明する。なお、Δは位相シフト量(バイアス位相)である。また、照明光の波長は一例として638nmである。
図4には、バックグラウンド光無しの場合及びバックグラウンド光有りの場合の各々について、位相差φ=0°(Δ=π、Δ;バイアス位相)、φ=π−60°(Δ=60°)、φ=π−30°(Δ=30°)、φ=π(Δ=0°)とした場合における干渉画像のシミュレーション結果を示した。なお、バックグラウンド光は、光学部材の欠陥や汚れ・傷・ゴミ等に起因する散乱光、鏡筒およびホルダ等からの迷光や暗電流、ノイズ等によって発生する光である。
バックグラウンド光無しの場合とは、ナノインプリントモールド12や他の光学部材の欠陥や汚れ等によるバックグラウンド光がない理想下における場合である。
また、バックグラウンド光有りの場合は、その光量を0.05とした。この値は、位相差φ=0°の場合、すなわち光束L1と光束L2とを干渉させない明視野画像の光量を1とした場合における値である。
そして、位相差φ=0°の明視野画像の場合、バックグラウンド光無しの場合も有りの場合も、突起部52を検出することはできない。そして、位相差φ=πの場合は、バックグラウンド光無しの理想状態の場合には、位相がπずれた状態で光束L1、L2の画像が干渉されるので、両画像の同じ部分の画像が打ち消され、両画像の異なる部分、すなわち突起部52の部分のみが明るくなる。このため、コントラストは1となり極めて高くなるが、光量はサイズの6乗に比例するため、信号光量は非常に小さくなる。
しかしながら、実際には、光学部材の欠陥や汚れ・傷・ゴミ等に起因するバックグラウンド光が存在するのが通常である。このため、図4に示すように、バックグラウンド光有りの場合におけるφ=πの場合は、バックグラウンド光の影響によって、コントラストは0.065と低くなり、突起部52を検出するのは困難である。
これに対し、図4に示すように、バックグラウンド光有りの場合でも、φ=π−30°、π−60°の場合は、φ=0°、πの場合と比較してコントラストが向上し、突起部52を検出可能となる。このように、光束L1、L2の位相差φを、π−Δとすることにより、突起52からの信号光量を増幅することができる。従って、バックグラウンド光の存在する実際の測定系においても、位相差φを制御することによって、照明光の波長より小さいナノサイズの欠陥でも精度良く検出することが可能となる。
また、図5には、図6に示すような模擬欠陥54を欠陥検査装置10によって撮像した場合の測定画像における模擬欠陥54のコントラスト、バックグラウンド光のコントラストを測定した結果を示した。なお、模擬欠陥54のサイズは縦横500nm、高さが200nm、欠陥検査装置10の光学系の開口度NAは0.45である。また、図6の線56は、模擬欠陥54を含むライン上の輝度を示している。図5の横軸はバイアス位相、すなわちΔを、縦軸はコントラストを示している。同図に示すように、Δ=0°の場合、すなわちφ=πの暗視野画像の場合は、模擬欠陥コントラストとバックグラウンド光のコントラストが略同一となるので、欠陥を検出するのは困難であり、Δ=πの場合、すなわちφ=2π(0°)の明視野画像の場合も、模擬欠陥コントラストが低く、欠陥を検出するのは困難である。また、コントラストが最大となるのは、Δ=−30°付近である。
このように、照明光の波長以下のサイズの欠陥であっても、光束L1と光束L2との位相差をπにするのではなく、π−Δとすることで欠陥を検出することができる。なお、Δは、バックグラウンド光の光量に応じて決定され、例えばバックグラウンド光の光量が大きくなるに従って大きくなるように設定される。そして、欠陥部分とバックグラウンド光とのコントラストが、欠陥部分を検出可能な程度のコントラスト以上となるように決定される。
欠陥検査装置10では、制御部40が、駆動部44に対して、光束L1と光束L2との位相差φが、φ=π−Δとなるようにプリズム28Aを駆動するように指示し、ナノインプリントモールド12を撮像素子34により撮像させる。これにより、欠陥部分が強調された干渉画像を得ることができ、照明光の波長より小さいサイズの孤立欠陥を精度良く検出することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態では、ナノインプリントモールド12が、例えば半導体回路基板の製造に用いられるものであり、ナノインプリントモールド12に形成された周期的な回路パターンの欠陥を検出する場合について説明する。
図7に示すように、半導体ウエハ60上に、同一の回路パターンのセル62を複数含むダイ64を複数形成する際に用いられるナノインプリントモールド12の欠陥を検出する場合、近くの、望ましくは隣接するセル62からの参照光を測定光に干渉させることにより、回路パターンを消去し欠陥を検出することができる。すなわち、距離Dを参照用のセルとの間隔に設定し、この距離Dに対応した角度θ分偏向器20A、20Bを傾けると共に、光束L1と光束L2との位相差がφ=π−Δとなるように位相シフタ28のプリズム28Aを駆動することにより、参照するセルからの光束L1及び光束L2が干渉された干渉画像が撮像素子34により撮像される。なお、Δは、前述したように、バックグラウンド光の光量に応じて決定される。
そして、例えばセル62Cに欠陥66が存在し、参照するセル62Bには欠陥が存在しない正常なセルであった場合、両者の干渉画像68Bは、図7に示すように、両者の相違部分、すなわち欠陥66のみが強調され(図中白丸部分)、その他の部分は打ち消された画像となる。他の参照用セル68Dとの干渉画像も同様である。これにより、周期的構造の回路パターンのセルの欠陥を検出できる。
なお、同一パターンのダイ64が複数隣接する場合も同様に、近くの、好ましくは隣接するダイ64からの参照光を測定光に干渉させた干渉画像を撮像することにより欠陥を検出できる。例えば図8に示すように、ダイ64Bに欠陥66A、66Bが存在する場合、正常なダイ64Aとの干渉画像68Aは図8のようになり、欠陥部分66A、66Bが強調された画像となる。ダイ64Cとの干渉画像も同様である。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、欠陥検査装置10と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図9には、本実施形態に係る欠陥検査装置70の構成を示した。同図に示すように、欠陥検査装置70は、光源14、レンズ72、74、λ/2板76、複屈折性偏光分離器78、位相シフト器80、レンズ82、84、複屈折性偏光合波器86、検光子88、結像レンズ90、及び撮像素子34を含んで構成されている。
このような構成の欠陥検査装置70では、検査対象のナノインプリントモールド12をレンズ82、84の間にセットする。
光源14から射出された照明光は、レンズ72、74、λ/2板76を透過して複屈折性偏光分離器78に入射される。複屈折性偏光分離器78に入射された光は、偏光成分の直交する2つの直線偏光の光束L1、L2に分離される。
光束L1、L2は、位相シフト器80によって位相差φ=π−Δとなるように位相調整されてレンズ82を透過し、ナノインプリントモールド12に入射する。ナノインプリントモールド12を透過した光束L1、L2は、レンズ84を透過して複屈折性偏光合波器86に入射する。複屈折性偏光合波器86は、入射した光束L1、L2を合波する。合波された光は、検光子88、レンズ90を透過して撮像素子34に結像される。なお、位相シフト器80としては、EO素子や、バビネソレイユ等を用いることができる。また、位相シフト器80は、ナノインプリントモールド12の前ではなく、後ろ(透過後)に置かれてもよい。
この場合も、ナノインプリントモールド12上の隣接するセル62間の距離Dに応じて複屈折性偏光分離器78による光束L1、L2の図9における矢印P方向の横ずれ量を調整すると共に、光束L1、L2の位相シフト差φがπ−Δとなるように位相シフト器80による位相シフト量を調整することにより、近くの、望ましくは隣接するセル62からの参照光を測定光に干渉させることができる。これにより、隣接するセル62の何れかに欠陥がある場合には、その欠陥を強調した干渉画像を得ることができ、欠陥を検出することができる。もちろん、第2実施形態同様、セル同士の比較ではなく、近くの、好ましくは隣接するダイ同士の干渉画像を撮像することにより欠陥を検出することも可能である。
なお、参照・比較する2点間の距離を調整する場合には、複屈折性偏光分離器78と複屈折性偏光合波器86を機械的に動かせばよい。また、好ましくは、偏光分離器78、偏光合波器86に電気光学効果を持つ素子、具体的にはLiNbOなどの複屈折性結晶や、液晶などのフォトクロミック材料を用いると、外部からの電気信号によって2点間の距離を調整できるので、装置も簡略化することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態では、欠陥検査装置10、70の制御部40が実行する画像信号処理について説明する。
欠陥のサイズが照明光の波長未満の場合、欠陥の縦横のサイズは、撮像素子34に結像された像の縦横の大きさではなく、コントラストに関係する。コントラストCは、欠陥サイズをa、照明光の波長をλとすると、(a/λ)に比例し、照明光の波長よりも欠陥のサイズが小さくなるほど、コントラストは大きく低下する。
例えば図10に示すように、波長未満の欠陥92A、92B、92Cを干渉顕微鏡94(構成は省略して記載)により撮像素子34で撮像すると、撮像画像96のようになる。欠陥92A、92B、92Cは、縦横のサイズは同一であるが、高さが異なる欠陥であり、高さが高いほど信号強度が強くなり明るくなる。従って、欠陥の縦横のサイズが同一であっても、高さによって検出のしやすさが異なる。
像のサイズは、光の回折限界で決まるPSF(点像分布関数)で決まる。例えば照明光の波長が193nm、干渉顕微鏡94の開口度NAが0.9の場合、回折限界サイズは260nmであり、例えば目標の欠陥サイズを10nmとすると、欠陥の位置を検出するのが困難になる。
そこで、本実施形態では、撮像した画像の強度パターン画像を取得し、画像処理及び閾値処理によって欠陥位置を特定する。
例えば、撮像素子34で取得された取得画像が図11(A)に示すような取得画像98の場合、突起した欠陥100A〜100Cは明るくなり、欠損した欠陥102A、102Bは暗くなるため、単に信号強度の大小で欠陥を判断すると、全ての欠陥を検出できなくなってしまう。
そこで、制御部40では、撮像素子34で撮像した取得画像98と図11(B)に示すような予め定めた比較画像104との相関画像を生成し、生成した相関画像を予め定めた閾値に基づいて二値化した二値化画像を生成する。この二値化画像が、欠陥が反映された画像となる。
ここで、取得画像98の座標(m、n)の画素値(輝度値)をi(m、n)、比較画像の画素値をj(m、n)とする。比較画像104の画素値j(m、n)は例えばベッセル関数J(r)を用いて次式で定義する。
j(m、n)=J(r)/r
r=c・sqrt(m+n
ここで、J()は1次のベッセル関数である。また、cは光学系の欠陥検査装置の光学系のNA、倍率、撮像素子34の画素サイズ等により予め定められた比例定数である。また、比較画像104のサイズを(2N+1)として、(−N/2≦m、n≦N/2)であり(原点は画像の中心)、比較画像104のサイズは、取得画像98のサイズより小さく、回折限界スポットの第一暗環に対応するサイズより大きいサイズとする。
そして、取得画像98上に比較画像104を重ね合わせて移動させながら次式によって取得画像98の画素値i(m、n)と比較画像104の画素値j(m、n)との相関画像の画素値r(m、n)を算出することにより、相関画像を得る。
上記式により得られるr(m、n)は、空間的な形状の類似度を表わし、−1から1の範囲に規格化された値となる。この場合、‘1’又は‘−1’に近いほど相関が高いことを表わす。すなわち、図11(A)に示す欠陥のうち輝度が高い欠陥100A〜100Cの領域のr(m、n)は‘1’に近い値となり、輝度が低い欠陥102A、102Bの領域のr(m、n)は‘−1’に近い値となる。
そして、次の閾値処理により、相関画像の画素値r(m、n)を二値化した画素値r’(m、n)を得る。
r’(m、n)=1(|r(m、n)|≧x)
r’(m、n)=0(|r(m、n)|<x)
ここで、xは予め定めた設定値であり、例えばx=0.7とする。
このようにして二値化した画像は図12(B)に示すような画像108となる。そして、欠陥部分であるr’(m,n)=1となっている画素の集合(図中白くなっている部分)の重心位置を算出し、図12(C)に示すように欠陥の重心位置108及びその重心位置の信号強度を示す情報を含む欠陥情報110を生成する。
このように、取得画像98と比較画像104との相関画像を生成し、これを閾値で二値化することにより、照明光の波長より小さいサイズの欠陥であっても、精度良く欠陥位置を検出することができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態では、液浸光学系を用いた欠陥検査装置について説明する。
図13には、本実施形態に係る欠陥検査装置120の構成を示した。図13に示す欠陥検査装置120は、純水122が満たされた液浸部124を有している。液浸部124の底部にはコリメートレンズ16が設けられ、液浸部124の上部には、ナノインプリントモールド12が、ナノインプリントモールド12の凹凸パターンが形成された面と反対側の面が純水122に浸されるようにセットされる。なお、その他の構成については欠陥検査装置10と同一であるので、説明は省略する。
このように、ナノインプリントモールド12の凹凸パターンが形成された面と反対側の面を純水に浸した液浸光学系を採用することにより、照明光の波長が同一であっても、非液浸光学系を採用した場合よりも分解能を高くすることができる。分解能Rは次式で表わされる。
R=k・λ/NA
NA=n・sinθ
ここで、k1は比例定数、λは真空における照明光の波長、nは屈折率である。
そして、空気はn=1、純水はn=1.475であるので、液浸光学系の場合は、非液浸光学系の場合と比較して分解能が1.475倍となる。
ここで、図14(A)に示すように、ナノインプリントモールド12の凹凸パターンが形成された面を純水122に浸すように配置すると、石英で構成されたナノインプリントモールド12の屈折率と純水の屈折率との差が小さく、散乱光量が少なくなるため、S/N比を高くできない。例えば、照明光の波長が193nmの場合、純水の屈折率が1.475、石英の屈折率が1.554であり、屈折率差が小さくS/N比を高くすることができない。
これに対し、図14(B)に示すように、ナノインプリントモールド12の凹凸パターンが形成された面と反対側の面を純水122に浸すように配置した場合、石英と空気との屈折率差が大きいので、散乱光量を多くすることができ、S/N比を高くすることができる。このため、ナノインプリントモールド12の凹凸パターンが形成された面と反対側の面を純水122に浸すように配置することが好ましい。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態では、ナノインプリントモールド12に形成された周期パターンによる回折光をカットするための周期パターンカットマスクを用いた欠陥検査装置について説明する。
例えばSRAM等のメモリ素子においては、1つのチップ内に規則正しい周期的な回路パターンを持つのが一般的である。この場合、その回路パターンを形成するためのナノインプリントモールド12は、波長より周期の大きい繰返しパターンを持つことがある。この場合、この繰返しパターンは光に対して回折格子として作用するため、特定の方角に回折光を発する。従って、数nmから数十nmの欠陥からの信号光量に対して、周期的な回路パターンの回折光の方が明るくなる場合、欠陥の検出能力が低下する場合がある。
そこで、図15に示すように、本実施形態に係る欠陥検査装置130は、ナノインプリントモールド12に形成された周期パターンに対応したフーリエ変換パターンの光学像が形成されるフーリエ変換面に、このフーリエ変換パターンが形成された周期パターンカットマスク132を備えている。
周期パターンカットマスク132は、例えばEO素子や液晶等で構成される。この場合、制御部40により、ナノインプリントモールド12に形成された周期パターンに対応したフーリエ変換パターンが形成(表示)されるように、周期パターンカットマスク132を制御する。
このような周期パターンカットマスク132がフーリエ変換面に配置されることにより、周期的な回路パターンによる回折光をカットすることができるため、欠陥部分を高精度で検出することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されず、特許請求の範囲に記載された技術的思想を逸脱しない範囲で各種の変更や修正が可能であることはもちろんである。例えば、本発明に係る欠陥検出装置の干渉像を得る方法として、本実施形態では、マッハ・ツェンダー法(図1参照)と、偏光分離・結合法(図9参照)を例示したが、他のジャマン法、マイケルソン法、フィゾー法、トワイマン・グリーン法などを適宜用いても構わない。
10、70、120、130 欠陥検査装置
12 ナノインプリントモールド
14 光源
16 コリメートレンズ
18 ハーフミラー
20A、20B 偏向器
22、26 ミラー
24 位相補償板
28 位相シフタ
28A、28B プリズム
30 ハーフミラー
32 結像レンズ
34 撮像素子
40 制御部
42A、42B 駆動部
44 駆動部
46 メモリ
72、82、84、90 レンズ
76 λ/2板
78 偏光分離器
80 位相シフト器
86 偏光合波器
88 検光子
90 結像レンズ
122 純水
124 液浸部
132 周期パターンカットマスク

Claims (5)

  1. ナノサイズの予め定めたパターンが形成された透光性を有するナノインプリントモールドに、前記ナノサイズより大きい波長の照明光を照射する光照射手段と、
    前記照明光が照射される前記ナノインプリントモールドを透過する光を二つの光に分割する光分割手段と、
    分割された二つの光が、予め定めた方向に横ずれするように前記二つの光を各々偏向させる偏向手段と、
    前記偏向手段により偏向された前記二つの光の位相差がπ−Δ(−90°<Δ<90°)となるように、前記二つの光の少なくとも一方の光の位相をシフトさせる位相シフト手段と、
    前記位相シフト手段により位相シフトされた前記二つの光を合波する合波手段と、
    前記合波手段により合波された光を結像させる結像レンズと、
    前記結像レンズにより結像された光学像を撮像する撮像手段と、
    を備えた欠陥検査装置。
  2. 前記パターンは、複数の同一パターンを含み、
    前記偏向手段は、前記二つの光による像が、二つの同一パターンの像となるように、前記二つの光を各々偏向させる
    請求項1記載の欠陥検査装置。
  3. 前記撮像手段により撮像された画像と、予め定めた形状の欠陥像を含む比較画像と、の相関画像を生成する相関画像生成手段
    を備えた請求項1又は請求項2記載の欠陥検査装置。
  4. 前記ナノインプリントモールドの前記パターンが形成された面と反対側の面を純水に浸す液浸手段
    を備えた請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の欠陥検査装置。
  5. 前記パターンに対応したフーリエ変換パターンの光学像が形成されるフーリエ変換面に、前記フーリエ変換パターンの光学像をカットするマスク手段が設けられた
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の欠陥検査装置。
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