JP2012013298A - 空気調和装置の室外ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】天吊されるユニットケース11の内部に、圧縮機23と、室外熱交換器21と、送風機22とを収納する空気調和装置1の室外ユニット10において、ユニットケース11は、先端に垂れ壁6を有する軒4に吊り下げて据え付けられ、斜め下向きに形成された前面部16に吹出口26を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、垂れ壁によるショートサーキット現象を防止することができる空気調和装置の室外ユニットを提供することを目的とする。
室外ユニット10のユニットケース11は、垂れ壁6に対向する前面パネル(前面部)16が当該ユニットケース11の後方に向けて斜め下向きに設けられ、前面パネル16には、後述する空気の吹出口26が備えられる。
本実施形態では、吹出口26の上端部41は、垂れ壁6の下端43よりも上に設けられ、吹出口26の下端部42は、垂れ壁6の下端43よりも下に設けられている。
前面パネル16は、本実施形態においては、ドレンパン13に対する傾斜角度θ1が略50度下向きになるように設けられ、この前面パネル16上には空気の吹出口26が形成されている。吹出口26に対向する位置には、送風機22が吹出口26に隣接配置されて備えられる。また、吹出口26には、吹出グリル26aと、送風機22の周りにベルマウス22cとが設けられている。送風機22は、プロペラファン22aと、ファンモーター22bから構成され、ファンモーター22bによりプロペラファン22aが回転駆動されると、図中に矢印Xで示されるように、ファンモーター22bの回転軸方向から空気を吸い込み、軸方向に空気を吹き出す。
天面パネル12の前端部は、斜め下向きに配置された前面パネルの上端部と略垂直に交わるように折り曲げられて、前面上部12aを形成している。前面上部12aを前面パネル16の上端部と略垂直に交わる構成としたため、天面パネル12と前面パネル16の接合部に空気の吹き溜まりができるのを防止することができ、ユニットケース11内の空気を送風機22で効率よく排出することができる。
また、室外熱交換器21は、その表面に露などが付き、フィンの間の風路が塞がれた状態となると、空調効率が下がるが、本実施形態においては、室外熱交換器21を斜めに傾けて配置しているため、室外熱交換器21の表面に付いた水分は重力によって効率よくドレンパン13の上に落ちる。そのため、空調効率の低下を防止することができる。また、室外熱交換器21を斜めに配置しているため、冬季に室外ユニット10の除霜運転を行う場合にも、室外熱交換器21に付着した霜を、重力によって鉛直下方に効率良くドレンパン13の上に落とすことができるため、室外ユニット10の除霜運転効率を向上させることができる。また、送風機22は、室外熱交換器21から落ちる露水がかからないよう、室外熱交換器21とはオーバーラップしない位置に備えられている。
この構成によれば、室外熱交換器21からの水滴をドレンパン13で受け止めることができるため、ドレン水が室外ユニット10から垂れ落ちることがない。そのため、室外ユニット10を天吊して設置しても、ドレン水がベランダやバルコニーにたれ落ちるのを防止することができる。
ドレンパン13には、ドレンパン13の左右どちら側からでもドレン液(水)を排出できるように、2つのドレン排出口13a,13aが形成されている。
ユニットケース11の内部は、ドレンパン13に立設する仕切板18で、ユニットケース11の一方側に設けられる機械室101と、他方側に設けられる熱交換室102とに左右に区分けされる。仕切板18は、前面パネル16及び底板13にねじ等で固定され、天面パネル12に当接するように形成されている。この構成によれば、ユニットケース11の内部を仕切板18で機械室101と、熱交換室102とに区分けしたため、室外熱交換器21を通った空気が、機械室101側に流れることがなく、熱交換後の空気を熱交換室102から送風機22を介して効率よくユニットケース11の外に排出することができる。
機械室(一方側)101には、圧縮機23、アキュムレータ24、及び四方弁等の冷媒回路構成部品が備えられる。熱交換室(他方側)102には、ユニットケース11の前面側に設けられる送風機22,22と、送風機22,22の後方に設けられる室外熱交換器21が備えられている。室外熱交換器21は、図示は省略したが、冷媒が流れるチューブの周りに、伝熱板である薄板状のフィンが配置されたフィン・アンド・チューブ型の熱交換器である。
この構成によれば、圧縮機23はドレンパン13上に配置されているため、圧縮機23に着いた霜は、ドレンパン13の上に落ちるため、ドレン液として排出することができる。更に、圧縮機23等の冷媒回路構成部品をユニットケース11の背面側に寄せて配置したため、ユニットケース11の背面側から配管を引き出しやすく、ユニット間配管7との接続作業性を向上することができる。更に、機械室101の背面には、ユニットケース11の背面を覆う網目状のリヤフィンガード19が備えられているため、機械室101内の通風性が良く、機械室101内の熱を効率良く外部に放出することができる。
また、機械室101の前方側には、圧縮機23を駆動するパワートランジスタ等の電装部品が収納された電装箱25が、仕切板18に固定されて取付けられている。電装箱25には、図中に破線で示した放熱板29が備えられ、放熱板29は、仕切板18に設けられた不図示の貫通孔を介して、熱交換室側に延在している。これによって、室外熱交換器21を介して吸込まれた空気が、電装箱25の、熱交換室102側に臨んで設けられた放熱板に導かれ、電装箱25内に備えられたパワートランジスタ等の電装部品からの発熱を、効率よく放熱することができる。
熱交換室102の前面側に横に並べて配置された二つの送風機22,22は、側面パネル14と仕切板18との間に架け渡されて固定されたモーター台27に、送風機22のファンモーター22bが固定されて備えられている。
また、モーター台が底板等に略垂直に立てた状態で配置される一般的な前吹出しの室外ユニットと比較して、本実施形態では、モーター台27をプロペラファン22aと略平行に熱交換室102に横に渡して備えているため、送風機22を斜め下向きに配置したとしても、送風機22のプロペラファン22aの回転範囲内にモーター台が入らず、プロペラファン22aとモーター台27とが干渉することがない。
吹出口26には、プロペラファン22aの周りで、ユニットケース11の内側に、ベルマウス22cが備えられている。そのため、送風機22の運転音は、ベルマウス22cによってさらに低音化することができる。吹出口26には、更に、ユニットケース11の外側に吹出グリル26aが備えられている。吹出グリル26aには、プロペラファン22aに略直角に等間隔に横に並べて配置された複数の羽板26dが取り付けられている。各羽板26d間の間隔は人の指等が入らないように狭く形成されている。吹出口26から排出される熱交換後の空気は、送風機22の軸方向に沿って流れ、吹出口26に、送風機22の軸方向に略平行に備えられた複数の羽板26dを備えた吹出グリル26aを介して前面パネル16に対して略直角に排出される。
この別の実施形態では、室外熱交換器の形状が上述のものと異なる。同一の構成を備える部材については同様の符号を付して説明を省略する。
この別の実施形態にかかるユニットケース11内には、2つの熱交換部21A,21Bから形成される室外熱交換器121が収容されている。熱交換部21A,21Bは、例えば各熱交換部21A,21Bが、ユニットケース11の高さ方向と略同じ高さを有し、熱交換部21Aの下端部と、室外熱交換部21Bの上端部がヒンジ等によって屈曲自在に連結されている。室外熱交換器121は、熱交換部21Aの上端部をユニットケース11の背面上部に固定し、室外熱交換部21Bの下端部をユニットケース背面の下部に固定し、熱交換部21A,21Bを連結部で折り曲げた状態で、ユニットケース11の内部に固定されている。これによって、室外熱交換器121は、その側面からみた断面形状が略く字形に配置され、熱交換面積を広くすることができる。
また、本実施形態では、熱交換室102の背面側をリヤフィンガード19で覆う構成としたが、これに限らず、天面パネル12の後方側で、室外熱交換器21の吸込面上部もリヤフィンガード19で覆い、熱交換室102の背面側だけではなく、天面側からも外気を吸込むことができる構成としても良い。
また、本実施形態では、ユニットケース11は、上階のベランダ又はバルコニーの天井面に吊り下げられて据え付けられる構成としたが、これに限らず、軒下に吊り下げられて据え付けられる構成としても良い。
3 室内ユニット
4 天井面(軒)
6 垂れ壁
10 室外ユニット
11 ユニットケース
13 底板(ドレンパン)
16 前面パネル(前面部)
18 仕切板
21 室外熱交換器
22 送風機
22c ベルマウス
23 圧縮機
26 吹出口
27 モーター台
26a 吹出グリル
Claims (6)
- 天吊されるユニットケースの内部に、圧縮機と、室外熱交換器と、送風機とを収納する空気調和装置の室外ユニットにおいて、
前記ユニットケースは、先端に垂れ壁を有する軒に吊り下げて据え付けられ、前記軒に対向する前面部を後方に向けて斜め下向きに形成し、この前面部に前記室外熱交換器を通じた空気が吹き出される吹出口を備えることを特徴とする空気調和装置の室外ユニット。 - 前記送風機は、前記吹出口に設けられ、前記送風機の回転軸は、前記前面部と略垂直に備えられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置の室外ユニット。
- 前記送風機は、前記前面部と略平行に前記ユニットケースの内部に横に渡して斜め下向きに取り付けられたモーター台に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和装置の室外ユニット。
- 前記ユニットケースは横長であり、前記吹出口は、前記ユニットケース前面に横に並べて複数備えられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空気調和装置の室外ユニット。
- 前記吹出口は、前記ユニットケースの内側に配置されたベルマウスと、前記ユニットケースの外側に配置された吹出グリルと、を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気調和装置の室外ユニット。
- 前記圧縮機は、前記ユニットケース内に前記室外熱交換器と横並びに配置され、これら圧縮機及び室外熱交換器の下方には、前記ユニットケースの底面略全域を形成する単一のドレンパンが配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の空気調和装置の室外ユニット。
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