JP2012012206A - シート整合装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シートの斜行を補正しつつ横レジストを補正するにあたり、シートを搬送する搬送パスを従来技術に比べて短縮化できるシート整合装置を提供する。
【解決手段】搬送ローラ対と、搬送ローラ対よりもシート搬送方向Mの上流側で、両面搬送コロ軸15を中心に回動自在に支持され、シートの先端を受け止め可能な爪部12a、12bを有し、爪部12a、12bが搬送パスへと突出する第1姿勢、及び、爪部12a、12bが搬送パスから退避する第2姿勢を取るレジストシャッタ12と、両面搬送コロ軸15の一端部でシートのシート幅方向Nの位置を規制するフェンス部材101と、爪部12a、12bにシートの先端が接触すると、回転するレジストシャッタ12をフェンス部材101の方へと移動させるシャッタ軸受16、26及びバネ部材17、28と、を備えるレジストシャッタユニット500を構成した。
【選択図】図2
【解決手段】搬送ローラ対と、搬送ローラ対よりもシート搬送方向Mの上流側で、両面搬送コロ軸15を中心に回動自在に支持され、シートの先端を受け止め可能な爪部12a、12bを有し、爪部12a、12bが搬送パスへと突出する第1姿勢、及び、爪部12a、12bが搬送パスから退避する第2姿勢を取るレジストシャッタ12と、両面搬送コロ軸15の一端部でシートのシート幅方向Nの位置を規制するフェンス部材101と、爪部12a、12bにシートの先端が接触すると、回転するレジストシャッタ12をフェンス部材101の方へと移動させるシャッタ軸受16、26及びバネ部材17、28と、を備えるレジストシャッタユニット500を構成した。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成装置の内部で搬送される途中のシートの斜行を補正して整合するシート整合装置及び画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置の内部で搬送される途中のシートの斜行を補正して整合するシート整合装置に関する発明として、特許文献1に記載の発明が開示されている。特許文献1に記載の発明は、搬送されるシートを案内する基準面を有してシート搬送方向と直交する方向に移動可能な基準板と、シート搬送方向に沿ったシートの端部を基準面に当接させる斜送ローラ及び斜送コロと、を備えるシート整合装置に関する発明である。また、このシート整合装置は、基準板の位置を第1位置及び第2位置の間で位置規制する第1被当接部及び第2被当接部と、基準板を移動させる電磁プランジャと、を備える。こうした構成によれば、シートを搬送しながら、シートの斜行を真っ直ぐに修正し、かつ、シートの搬送位置を修正できる。
しかしながら、特許文献1に記載のシート整合装置は、斜送ローラ及び斜送コロがシートの横レジストを補正するためには、シートを長い距離で基準板に沿って進行させなければならない。このように、シートの搬送パスが長く必要となる技術は、大型の画像形成装置に適用するには良いが、小型の画像形成装置に適用するには不都合である。
本発明は、上記実情に鑑み、シートの斜行を補正しつつ横レジストを補正するにあたって、シートを搬送する搬送パスを、従来技術に比べて短縮化することができるシート整合装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のシート整合装置は、駆動ローラ及び前記駆動ローラに従動する従動ローラを有してシートを搬送するシート搬送手段と、前記駆動ローラと平行な回動軸を中心に回動自在に支持され、シート搬送方向の上流側から下流側へと流れてくるシートの先端を受け止め可能な爪部を有するシャッタ部材であって、前記爪部が前記駆動ローラと前記従動ローラとのニップよりもシート搬送方向における上流側でシートの先端を受け止めるように搬送経路へと突出する第1姿勢、及び、前記爪部が前記搬送経路から退避する第2姿勢を取るシャッタ部材と、搬送されるシートの側端と接することで、シート搬送方向と直交するシート幅方向におけるシートの位置を規制する規制部材と、前記シャッタ部材を前記第2姿勢から前記第1姿勢に移行させる方向に付勢する付勢手段と、を備え、前記シャッタ部材は、前記回動軸の軸方向に移動可能であって、先端が前記爪部に受け止められたシートに押されて前記シャッタ部材が前記第1姿勢から前記第2姿勢へ前記回動軸を中心に回動するのに伴って、該シートの側端が前記規制部材に接するように、前記シャッタ部材が前記回動軸の軸方向に沿って前記規制部材の方へ移動するように案内されることを特徴とする。
本発明によれば、シートの斜行を補正しつつ横レジストを補正するにあたって、シートを搬送する搬送パスは、従来技術に比べて短縮化される。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための形態を実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置100の構成を示す断面図である。画像形成装置100は、電子写真画像形成プロセスを利用した画像形成装置である。図1に示されるように、画像形成装置100は画像形成装置本体(以下、単に『装置本体』という)100Aを有し、この装置本体100Aの内部には、シートに画像を形成する画像形成部51が設けられる。なお、画像形成部は、中間転写ベルトがある場合には、シートではなく、中間転写ベルトに画像を形成するものであっても良い。画像形成部51は、『像担持体』である感光体ドラム7、『転写装置』である転写ローラ6等を含む。少なくとも感光体ドラム7については、プロセスカートリッジに含まれ、プロセスカートリッジとして装置本体100Aに組み込まれる構成となっている。以下、画像形成装置100の構成、並びに、画像形成プロセス及びシートPの給送開始から排送終了に至るまでの過程を簡単に説明する。
給送トレイ1には、1枚以上のシートPからなるシート束3が積載されている。シート束3のシートPは、給送ローラ2によって、画像形成部51へと給送される。すなわち、給送ローラ2が回転すると、シートPは、分離パッド21で分離及び給送されて搬送ローラ対4を経て画像形成部51へと搬送されていく。『シート搬送手段』である搬送ローラ対4は、駆動ローラ4a及び駆動ローラ4aに従動する従動ローラ4bを有してシートPを搬送するローラ対である。画像形成部51は、感光体ドラム7及び転写ローラ6を含み、感光体ドラム7及び転写ローラ6で転写ニップが形成されている。搬送パスDは、搬送ローラ対4のニップを含んで延び、シートPが搬送される。
この一方で、画像書き込み手段であるスキャナ5は、プロセスカートリッジの内部の感光体ドラム7に静電像を描き、現像装置52が感光体ドラム7の表面の静電像をトナーで現像してトナー像を形成する。感光体ドラム7が更に回転すると、感光体ドラム7の表面のトナー像は、転写ニップを通過するシートPに対して未定着画像として転写される。
シートPに転写された未定着画像は、定着装置8へと送られる。そして、定着装置8が有する加圧ローラ82及び定着フィルム81で形成される定着ニップへとシートPが送られると、未定着画像はシートPに加熱及び定着される。画像定着を終えたシートPは、排送ローラ9へと搬送されていく。
シートPに両面印刷する場合には、所定のタイミングで、排送ローラ9は不図示の駆動機構によってシートPを挟持したまま反転動作を開始し、シートPは両面搬送ローラ11に向かって搬送される。シートPが両面搬送ローラ11のニップに突入する際には、レジストシャッタ12によって斜行が矯正される。この後に、シートPは、両面搬送ローラ11によって搬送されて再給送口13を通過し、搬送ローラ対4へと再び搬送される。そして、前述の転写及び定着プロセスを経て、シートPは排送ローラ9によって排出トレイ10に排出される。
図2は、レジストシャッタユニット500の構成を示す斜視図である。『シート整合装置』であるレジストシャッタユニット500は、両面搬送コロ軸15及びレジストシャッタ12を備える。『シャッタ部材』であるレジストシャッタ12は、『シート搬送手段』である搬送ローラ対4のニップを経由してシートPが搬送される『シート搬送経路』である搬送パスDに対向して配置される。また、レジストシャッタ12は、搬送パスDに対向して搬送ローラ対4よりもシート搬送方向Mの上流側に配置される(図1参照)。
図2に示されるように、レジストシャッタ12は、搬送ローラ対4(図1参照)を構成する駆動ローラ4a及び従動ローラ4bの軸と平行な『回動軸』である両面搬送コロ軸15に軸支されるシャッタ軸受26を中心として回動自在に支持される。また、レジストシャッタ12は、両面搬送コロ軸15に沿って案内されて移動可能な構成となっている。レジストシャッタ12は、両端部がシート幅方向Nと直交する方向で屈曲し、両面搬送コロ軸15の軸方向で、一端部側に屈曲部12Mを有し、他端部側に屈曲部12Nを有する。屈曲部12M及び屈曲部12Nには、両面搬送コロ軸15を挿入可能な孔が形成されている。屈曲部12Mには爪部12aが形成され、屈曲部12Nには爪部12bが形成されている。これらの爪部12a、12bを有することで、レジストシャッタ12は、シート搬送方向Mの上流側から下流側へと流れてくるシートPの先端を受け止め可能となっている。すなわち、レジストシャッタ12は、爪部12a、12bが搬送パスDへと突出する『第1姿勢』である突出姿勢を取る場合には、シート搬送方向Mの上流側から下流側へと流れてくるシートPの先端を受け止める。第1姿勢にあるレジストシャッタ12の爪部12a、12bは、駆動ローラ4a及び従動ローラ4bのニップよりもシート搬送方向Mにおける上流側でシート先端を受け止める。また、レジストシャッタ12は、爪部12a、12bが搬送パスDから退避する『第2姿勢』である退避姿勢を取る場合には、シート搬送方向Mの上流側から下流側へと流れて受け止められたシートPの進行停止を解除する。
また、両面搬送コロ14が、両面搬送コロ軸15によって軸支されている。両面搬送コロ14は、前述の屈曲部12M及び屈曲部12Nの間の区間内に配設されている。一方、両面搬送コロ軸15と対向して、かつ、両面搬送コロ軸15と平行に、ローラ軸41が配置されている。このローラ軸41には、2つの両面搬送ローラ11が取り付けられている。2つの両面搬送ローラ11の各々は、両面搬送コロ14の各々と接触しており、両面搬送ローラ11が回転すると、両面搬送コロ14が従動して回転するようになっている。
『規制部材』であるフェンス部材101は、両面搬送コロ軸15の一端部と対向して配置される。つまり、レジストシャッタ12の爪部12aの側には、シートPの横レジストの基準面となるフェンス部材101が配設されている。フェンス部材101は、両面搬送コロ軸15と直交する方向に広がる。つまり、フェンス部材101は、両面搬送ローラ11及び両面搬送コロ14が形成する両面搬送ニップの上下流に亘って配設されている。そして、フェンス部材101は、シートのシート搬送方向Mと平行な端部(側端)と接して、シート搬送方向Mと直交するシート幅方向NのシートPの位置を規制する部材である。
ここから、レジストシャッタ12が両面搬送コロ軸15を中心に回動しつつ、フェンス部材101の方へと移動する『回転移動機構』に関して説明していく。ただし、ここでは、シャッタ軸受26の側のみを説明し、シャッタ軸受16の側に関しては後述する。レジストシャッタユニット500は、両面搬送コロ軸15に取り付けられてレジストシャッタ12の両面搬送コロ軸15の軸方向の移動をガイドする『軸受部材』である『第1軸受部材』としてのシャッタ軸受26を有する。シャッタ軸受26は、両面搬送コロ軸15の方向でレジストシャッタ12の端部に隣接してフェンス部材101から遠い側に配置される。より詳述すると、シャッタ軸受26は、両面搬送コロ軸15におけるフェンス部材101の側の端部とは反対側の端部の方に位置する。また、シャッタ軸受26は、レジストシャッタ12の屈曲部12Nよりもシート幅方向Nで外側に隣接して配置される。
また、レジストシャッタユニット500は、『付勢手段』である『第1付勢手段』としてのバネ部材17を有する。バネ部材17は、シャッタ軸受26に取り付けられている。バネ部材17は、レジストシャッタ12を『第2姿勢』である退避姿勢から『第1姿勢』である突出姿勢に移行させる方向(逆方向S)に付勢する。同時に、バネ部材17は、レジストシャッタ12をフェンス部材101から離間する方向に付勢する。そのために、バネ部材17は、レジストシャッタ12を第2姿勢(退避姿勢)から第1姿勢(突出姿勢)に移行させる。ただし、レジストシャッタ12をフェンス部材101から離間する方向に付勢することに関しては、後述のスラスト受部263b及びカム面123bの形状も原因となる。なお、逆方向Sは、レジストシャッタ12をシート搬送方向Mに沿う方向を正方向Rとした場合に正方向Rとは逆方向との意味である。
後述する(図5参照)が、『第1軸受部材』であるシャッタ軸受26の両面搬送コロ軸15の『軸方向』であるシート幅方向Nの端面に形成された傾斜面は、螺旋状に形成された『第1螺旋状傾斜面』であるスラスト受部263bが形成されている。『シャッタ部材』であるレジストシャッタ12の両面搬送コロ軸15の『軸方向』であるシート幅方向Nの端面に形成された傾斜面は、螺旋状に面が傾斜した『第2螺旋状傾斜面』であるカム面123bが形成されている。
シートPの先端が爪部12a、12bに接触した場合には、レジストシャッタ12から当接されてバネ部材17が正方向Rに押圧される。そして、カム面123bがスラスト受部263bを摺擦しながら、レジストシャッタ12が正方向Rに回動しつつ、レジストシャッタ12が両面搬送コロ軸15に沿ってフェンス部材101の方へと移動する。
シートPの後端がレジストシャッタ12を通過すると、シートPの押圧力がレジストシャッタ12に作用しなくなって以下のように動作する。バネ部材17がレジストシャッタ12を逆方向Sに付勢して回動させる。そして、カム面123bがスラスト受部263bを摺擦しながら逆方向Sに回動しつつ、レジストシャッタ12が両面搬送コロ軸15に沿ってシート幅方向Nでフェンス部材101とは逆の方へと移動する。
図3は、レジストシャッタユニット500の構成を示す拡大斜視図である。図3に示されるように、レジストシャッタユニット500はレジストシャッタ12を有する。シャッタ軸受26にはリブ261bが形成されている。一方で、レジストシャッタ12には両面搬送コロ軸15の軸方向と平行に突起127bが延びる。前述のバネ部材17は、リブ261bに固定されると共に、突起127bに引っ掛けられている。このために、レジストシャッタ12は、シャッタ軸受26のリブ261bを固定点、レジストシャッタ12の突起127bを作用点として、バネ部材17によってシート搬送方向Mに沿う正方向Rとは略反対方向となる逆方向Sへと付勢されている。
レジストシャッタ12の待機位置は、シャッタ軸受26のリブ261b及びレジストシャッタ12の突起127bによって決まっている。これによって、シートPが両面搬送ローラ11及び両面搬送コロ14のニップに突入するまでのレジストシャッタ12の回転角が設定される。なお、不図示のバネ部材によって、両面搬送コロ14は、両面搬送ローラ11に対して加圧されている。また、シャッタ軸受16及びシャッタ軸受26は、不図示の部材によって両面搬送コロ軸15に支持されている。
図4は、レジストシャッタユニット500の構成を示す簡略斜視図である。図4を参照しつつ、レジストシャッタ12が両面搬送コロ軸15を中心に回動しつつ、フェンス部材101の方へと移動する『回転移動機構』に関して説明していく。ここでは、シャッタ軸受16の側に関してのみ説明する(なお、シャッタ軸受26の側に関しては前述したとおりである)。レジストシャッタユニット500は、両面搬送コロ軸15に取り付けられてレジストシャッタ12の両面搬送コロ軸15の軸方向の移動をガイドする『第2軸受部材』としてのシャッタ軸受16を有する。シャッタ軸受16は、シャッタ軸受26の他に両面搬送コロ軸15の軸方向でレジストシャッタ12の端部に隣接してフェンス部材101から近い側に配置される(図2参照)。より詳述すると、シャッタ軸受16は、フェンス部材101の方に位置する。また、シャッタ軸受16は、レジストシャッタ12の屈曲部12Mよりもシート幅方向Nで外側に隣接して配置される。
屈曲部12Mにはカム面123aが形成されている。レジストシャッタユニット500は、このカム面123aに対向して、シート幅方向Nで隣接する『第2付勢手段』としてのバネ部材28を有する。バネ部材28は、例えば針金等で中空円筒状に両面搬送コロ軸15に巻かれて構成されている。そして、バネ部材28は、シート幅方向Nでフェンス部材101の側とは反対の方向へとレジストシャッタ12を付勢する。この付勢に関してさらに詳述すると以下のようになる。シャッタ軸受16にはリブ161aが形成されている。バネ部材28は、シャッタ軸受16に取り付けられてレジストシャッタ12をフェンス部材101から離間する方向に付勢する。そのために、レジストシャッタ12は、カム面123aをばね座としてバネ部材28によって矢印の方向に付勢されている。なお、この一方で、レジストシャッタ12のカム面123bは、シャッタ軸受26のスラスト受部263bに突き当たっている。
爪部12a、12bにシートPの先端が接触した場合には、前述のように、レジストシャッタ12から当接されてバネ部材17が正方向Rに押圧される。そして、スラスト受部263b及びカム面123bが係合した状態でレジストシャッタ12が正方向Rに回転しつつフェンス部材101の方へと移動する(図2参照)。このときに、バネ部材28が縮んでいき、レジストシャッタ12がフェンス部材101の方へと導びかれる。
シートの後端がレジストシャッタ12を通過してシートの押圧力がレジストシャッタ12に作用しなくなると、前述のように、バネ部材17がレジストシャッタ12を逆方向Sに付勢して回動させる。そして、スラスト受部263b及びカム面123bが係合した状態でレジストシャッタ12が逆方向Sに回転しつつシート幅方向Nでフェンス部材101とは反対の方へと移動する(図2参照)。このときに、バネ部材28が伸びていき、レジストシャッタ12がフェンス部材101とは反対の方へと導かれる。
図5は、レジストシャッタ12及びシャッタ軸受26の構成を示す分解斜視図である。図5に示されるように、レジストシャッタ12のカム面123b、及び、シャッタ軸受16のスラスト受部263b(図5(b)参照)は、カム形状で形成されている(図5(a)参照)。このために、図6を参照しつつ後述するが、シャッタ軸受26に対してレジストシャッタ12が回転すると、左ねじの関係でレジストシャッタ12がシート搬送方向Mと直交するシート幅方向Nに平行に移動する。例えば、レジストシャッタ12が待機位置からシートPを通過させる位置に回転するとき、レジストシャッタ12は爪部12bから爪部12aに向かう方向に平行移動する。
次に、上流側搬送手段としての排送ローラ9によって搬送されてくるシートの斜行補正並びに幅方向におけるシートの位置補正に係る動作について以下で説明する。図6は、シートPの先端の左端側が爪部12aに接触した場合のレジストシャッタユニット500の動作を示す側面図である。この図6を参照しつつ、レジストシャッタユニット500の動作について説明する。図6に示されるように、シートPは、シートPの左端がシート搬送方向Mの下流側へ、シートPの右端がシート搬送方向Mの上流側へ、と傾いて斜行している場合を想定する。
この場合に、まず、シートPの左端側は、搬送面に対して突出する爪部12aに突き当たる。シートPの左端側は、バネ部材17の付勢力に抗しきれず、一時、爪部12aに突き当たったまま瞬間的に停止する。この一方で、シートPの右端側は爪部12bに突き当たっておらず、搬送抵抗がないために上流側のローラの押し込み力によって、シートPは、爪部12aと当接する点を中心に時計回りに回転する。これにより、シートPの幅方向の位置としては右端側に寄ってしまう。そして、次に、シートPの先端の右端側が爪部12bに突き当たり、シートPは左右両端でレジストシャッタ12を回転させる。
図7は、シートPの先端の左端側及び右端側が爪部12a、12bに接触した場合のレジストシャッタユニット500の動作を示す側面図である。この図7を参照しつつ、レジストシャッタユニット500の更なる動作について以下に説明する。図7のように、レジストシャッタ12がシートPによって回転させられると、回動に伴って、レジストシャッタ12のカム面123bはシャッタ軸受26のスラスト受部263bの形状にならいつつ、レジストシャッタ12は矢印Eの方向(左方向)に平行移動する。シートPは、爪部12a、12bと当接しているのでレジストシャッタ12の動作に伴って矢印Eの方向(左方向)平行移動し、左端側に配設されたフェンス部材101にシートPの側端が突き当たる。すなわち、シートPは、実線の状態から鎖線の状態となる。先端が爪部12a、12bに当接して先端が揃えられたときに右側に寄ったシートPは、左側に寄り基準面であるフェンス部材101に突き当たってそれ以上に移動しないように規制され、横レジスト、即ちシートの幅方向における位置を補正することができる。
ここで、シートPの先端が爪部12a、12bに当接しているときにはシートPの先端が揃えられている。シートPの先端が爪部12a、12bに当接しながらシートPがレジストシャッタ12を回動させている途中で、シートPの先端が両面搬送ローラ11及び両面搬送コロ14によって挟持される。よって、両面搬送ローラ11及び両面搬送コロ14によって挟持されてからはシートPの斜行が補正された状態になる。
シートPの後端が両面搬送ローラ11及び両面搬送コロ14のニップを抜けると、レジストシャッタ12は、バネ部材28の付勢力で、レジストシャッタ12のカム面123bとシャッタ軸受26のスラスト受部263bとが摺動する。そして、レジストシャッタ12は、回転方向及びシート幅方向Nで共に待機位置に戻る。
シートPの左端がシート搬送方向M上流側へ、シートPの右端がシート搬送方向Mの下流側へ傾いて斜行している場合も、同様の動作となる。なお、フェンス部材101は、不図示の機構により可動であり、種々のサイズのシートPに対応可能である。
このようにして斜行と横レジストを矯正されたシートPは、両面搬送ローラ11と両面搬送コロ14のなす両面搬送ニップを抜けた後、再給送口13を通過し、印字プロセスを経て排出トレイ10に排出される。
図8は、実施例2に係る画像形成装置が備えるレジストシャッタユニット600の構成を示す断面図である。実施例2のレジストシャッタユニット600の構成のうち実施例1のレジストシャッタユニット500と同一の構成及び効果に関しては、同一の符号を用いて説明を適宜省略する。実施例2においても、実施例1と同様の画像形成装置に適用することができるため、画像形成装置の説明は省略する。実施例2のレジストシャッタユニット600が実施例1のレジストシャッタユニット500と異なる点は、レジストシャッタユニット600は、屈曲部12N及びシャッタ軸受26と同様な構成が、屈曲部12M及びシャッタ軸受36にも適用される点である。なお、画像形成装置の構成、画像形成プロセス及びシートPの給送開始から排送終了に至るまでの過程は実施例1と同様なので省略する。
図8のように、『シート整合装置』であるレジストシャッタユニット600は、両面搬送コロ軸15に取り付けられてレジストシャッタ12の両面搬送コロ軸15の軸方向の移動をガイドする『軸受部材』である『第3軸受部材』としてのシャッタ軸受36を有する。シャッタ軸受36は、両面搬送コロ軸15の方向でレジストシャッタ12の端部に隣接してフェンス部材101から近い側に配置される。より詳述すると、シャッタ軸受36は、フェンス部材101の方に位置するレジストシャッタ12の屈曲部12Mよりもシート幅方向Nで外側に隣接して配置される。
また、レジストシャッタユニット500は、『付勢手段』である『第1付勢手段』としてのバネ部材17に相当するバネ部材はシャッタ軸受36には取り付けられていない。ただし、バネ部材17は、シャッタ軸受26に取り付けられ、レジストシャッタ12を『第2姿勢』である退避姿勢から『第1姿勢』である突出姿勢に移行させる方向(逆方向S)、及び、レジストシャッタ12をフェンス部材101から離間する方向に付勢する。そのために、バネ部材17は、シャッタ軸受26に取り付けられてレジストシャッタ12を第2姿勢(退避姿勢)から第1姿勢(突出姿勢)に移行させる。ただし、レジストシャッタ12をフェンス部材101から離間する方向に付勢することに関しては、後述のスラスト受部263b及びカム面123bの形状の他、スラスト受部362a及びカム面124aの形状も原因となる。
後述する(図10参照)が、『第3軸受部材』であるシャッタ軸受36の両面搬送コロ軸15の『軸方向』であるシート幅方向Nの端面に形成された傾斜面は、螺旋状に形成された『第3螺旋状傾斜面』であるスラスト受部363aが形成されている。『シャッタ部材』であるレジストシャッタ12の両面搬送コロ軸15の『軸方向』であるシート幅方向Nの端面に形成された傾斜面は、螺旋状に面が傾斜した『第4螺旋状傾斜面』であるカム面124aが形成されている。
シートPの先端が爪部12a、12bに接触した場合には、レジストシャッタ12から当接されてバネ部材17が正方向Rに押圧される。そして、カム面123bがスラスト受部263bを摺擦しつつカム面124aがスラスト受部363aを摺擦しながら、レジストシャッタ12が正方向Rに回動しつつ、レジストシャッタ12が両面搬送コロ軸15に沿ってフェンス部材101の方へと移動する。
シートの後端がレジストシャッタ12を通過してシートの押圧力がレジストシャッタ12に作用しなくなると、バネ部材17がレジストシャッタ12を逆方向Sに付勢して回動させる。そして、カム面124bがスラスト受部263bを摺擦しつつカム面124aがスラスト受部363aを摺擦しながら逆方向Sに回動しつつ、レジストシャッタ12が両面搬送コロ軸15に沿ってシート幅方向Nでフェンス部材101とは逆の方へと移動する。
図9は、レジストシャッタ12の構成を示す簡略斜視図である。図9に示されるように、レジストシャッタ12は、レジストシャッタ12のカム面124a、123bにおいて、シャッタ軸受36、26のスラスト受部363a、263bによって、スラスト方向のガタが規制されている。
図10は、レジストシャッタ12及びシャッタ軸受36、26の構成を示す分解斜視図である。図10に示されるように、レジストシャッタ12のカム面124a(図10(b)参照)及びシャッタ軸受36のスラスト受部363a(図10(a)参照)は、カム形状に形成されている。また、レジストシャッタ12のカム面123b(図10(c)参照)及びシャッタ軸受26のスラスト受部263b(図10(d)参照)は、カム形状に形成されている。図11を参照しつつ後述するが、シャッタ軸受36、26に対してレジストシャッタ12が回転すると、左ねじの関係でレジストシャッタ12がシート搬送方向Mと直交するシート幅方向Nに平行に移動する。例えば、レジストシャッタ12が待機位置からシートPを通過させる位置に回転するとき、レジストシャッタ12は、爪部12bから爪部12aに向かう方向に平行移動する。また、レジストシャッタ12がシートPを通過させる位置から待機位置に回転するときに、レジストシャッタ12は爪部12aから爪部12bに向かう方向に平行移動する。
図11は、シートPの先端の左端側が爪部12aに接触した場合のレジストシャッタユニット600の構成を示す側面図である。この図11を参照しつつ、レジストシャッタユニット600の動作について以下に説明する。図11に示されるように、シートPは、シートPの左端がシート搬送方向Mの下流側へ、シートPの右端がシート搬送方向Mの上流側へ傾いて斜行している場合を想定する。
この場合、まず、シートPの先端の左端側が、搬送面に対して突出する爪部12aに突き当たる。シートPの左端側はバネ部材17の付勢力に抗しきれず、一時、爪部12aに突き当たったまま瞬間的に停止する。この一方で、シートPの右端側は爪部12bに突き当たっておらず、搬送抵抗がないため上流側のローラの押し込み力によりシートPは、爪部12aと当接する点を中心に時計回りに回転する。これにより、シートPの横レジストは右端側に寄ってしまう。次に、シートPの先端の右端側が爪部12bに突き当たり、シートPは左右両端でレジストシャッタ12を回転させる。
図12は、シートPの先端の左端側及び右端側が爪部12a、12bに接触した場合のレジストシャッタユニット600の動作を示す側面図である。この図12を参照しつつ、レジストシャッタユニット600の更なる動作について以下に説明する。図12に示されるように、レジストシャッタ12がシートPによって回転させられると、レジストシャッタ12のカム面123bはシャッタ軸受26のスラスト受部263bにならいつつ、レジストシャッタ12は、矢印Eの方向(左方向)に平行移動する。シートPは、爪部12a、12bと当接しているので、レジストシャッタ12の動作にともなって矢印Eの方向(左方向)に平行移動し、左端側に配設されたフェンス部材101に突き当たる。すなわち、実線から鎖線の状態となる。これらの動作により、斜行補正されることによって右側に寄ったシートPは左側に寄り基準面であるフェンス部材101に突き当たってそれ以上は幅方向に移動しないように規制され、横レジストを補正することができる。
シートPの後端が両面搬送ローラ11及び両面搬送コロ14のニップを抜けると、レジストシャッタ12は、バネ部材17の付勢力により待機位置に戻ろうとする力を受ける。この一方で、レジストシャッタのカム面124aはシャッタ軸受のスラスト受部363aに倣うので、レジストシャッタ12は、回転方向及びシート幅方向Nで共に待機位置に戻る。
シートPの左端がシート搬送方向Mの上流側へ、シートPの右端がシート搬送方向Mの下流側へ傾いて斜行している場合も、同様の動作となる。なお、フェンス部材101は不図示の機構により可動であり、種々のサイズのシートPに対応可能である。
このようにして斜行と横レジストを矯正されたシートPは、両面搬送ローラ11と両面搬送コロ14のなす両面搬送ニップを抜けた後、再給送口13を通過し、印字プロセスを経て排出トレイ10に排出される。
実施例1及び2の構成によれば、シートPの斜行を補正しつつ横レジストを補正するにあたって、シートPを搬送する搬送パスDは、従来技術に比べて短縮化される。また、シートPの横レジストを補正するにあたって、従来技術のように斜送ローラや斜送コロが不要となり、部品点数が低減する。その結果、レジストシャッタユニット500の製造単価が低減する。
実施例2の構成によれば、シートPの横レジストを補正するにあたって、実施例1の場合に比べて、シートPのシート幅方向Nの補正量が2倍に設定可能となる。その結果、シートPの横レジストの補正の効率が上昇する。
なお、実施例1の形態では、カム面123b及びスラスト受部263bの少なくとも一方が両面搬送コロ軸15に直交する平面に対して傾斜する構成であっても良い。すなわち、実施例1の構成の他、カム面123b及び263bの一方が両面搬送コロ軸15に直交する平面に対して傾斜する構成であっても良い。
また、実施例2の形態では、カム面124a及びスラスト受部363aの少なくとも一方が両面搬送コロ軸15に直交する平面に対して傾斜する構成であっても良い。同時に、カム面123b及びスラスト受部263bの少なくとも一方が両面搬送コロ軸15に直交する平面に対して傾斜する構成であっても良い。すなわち、実施例2の構成の他、カム面124a及びスラスト受部363aの一方が両面搬送コロ軸15に直交する平面に対して傾斜する構成であっても良い。同時に、実施例2の構成の他、カム面123b及びスラスト受部263bの一方が両面搬送コロ軸15に直交する平面に対して傾斜する構成であっても良い。
4 搬送ローラ対(シート搬送手段)
4a 駆動ローラ
4b 従動ローラ
12 レジストシャッタ(シャッタ部材)
12a 爪部
12b 爪部
15 両面搬送コロ軸(回動軸)
100 画像形成装置
101 フェンス部材(規制部材)
500、600・・・レジストシャッタユニット(シート整合装置)
D 搬送パス
P シート
4a 駆動ローラ
4b 従動ローラ
12 レジストシャッタ(シャッタ部材)
12a 爪部
12b 爪部
15 両面搬送コロ軸(回動軸)
100 画像形成装置
101 フェンス部材(規制部材)
500、600・・・レジストシャッタユニット(シート整合装置)
D 搬送パス
P シート
Claims (5)
- 駆動ローラ及び前記駆動ローラに従動する従動ローラを有してシートを搬送するシート搬送手段と、
前記駆動ローラと平行な回動軸を中心に回動自在に支持され、シート搬送方向の上流側から下流側へと流れてくるシートの先端を受け止め可能な爪部を有するシャッタ部材であって、前記爪部が前記駆動ローラと前記従動ローラとのニップよりもシート搬送方向における上流側でシートの先端を受け止めるように搬送経路へと突出する第1姿勢、及び、前記爪部が前記搬送経路から退避する第2姿勢を取るシャッタ部材と、
搬送されるシートの側端と接することで、シート搬送方向と直交するシート幅方向におけるシートの位置を規制する規制部材と、
前記シャッタ部材を前記第2姿勢から前記第1姿勢に移行させる方向に付勢する付勢手段と、を備え、
前記シャッタ部材は、前記回動軸の軸方向に移動可能であって、先端が前記爪部に受け止められたシートに押されて前記シャッタ部材が前記第1姿勢から前記第2姿勢へ前記回動軸を中心に回動するのに伴って、該シートの側端が前記規制部材に接するように、前記シャッタ部材が前記回動軸の軸方向に沿って前記規制部材の方へ移動するように案内されることを特徴とするシート整合装置。 - 前記回動軸に設けられ、前記シャッタ部材による前記回動軸の軸方向の移動をガイドする軸受部材を備え、
前記シャッタ部材及び前記軸受部材の少なくとも一方には、前記回動軸に直交する平面に対して傾斜し、前記シャッタ部材が前記回動軸を中心として回動するのに伴って、前記シャッタ部材を軸方向に移動させるための傾斜面が形成されることを特徴とする請求項1に記載のシート整合装置。 - 前記軸受部材は、前記回動軸の方向で前記シャッタ部材の端部に隣接して前記規制部材から遠い側に配置される第1軸受部材であり、
前記第1軸受部材の他に前記回動軸の方向で前記シャッタ部材の端部に隣接して前記規制部材から近い側に配置される第2軸受部材を備え、
前記付勢手段は、前記第1軸受部材に取り付けられて前記シャッタ部材を前記第2姿勢から前記第1姿勢に移行させる第1付勢手段であり、
前記第1付勢手段の他に前記第2軸受部材に取り付けられて前記シャッタ部材を前記規制部材から離間する方向に付勢する第2付勢手段を備え、
前記第1軸受部材の前記回動軸の軸方向の端面に形成された傾斜面は、螺旋状に形成された第1螺旋状傾斜面であり、
前記シャッタ部材の前記回動軸の軸方向の端面に形成された傾斜面は、螺旋状に形成された第2螺旋状傾斜面であり、
シートの先端が前記爪部を押圧して前記シャッタ部材が正方向に回動すると、前記第2螺旋状傾斜面が前記第1螺旋状傾斜面を摺擦して、前記シャッタ部材が前記回動軸に沿って前記規制部材の方へと移動し、
シートの押圧力が前記シャッタ部材に作用しなくなって前記シャッタ部材が逆方向に回動すると、前記第2螺旋状傾斜面が前記第1螺旋状傾斜面を摺擦して、前記シャッタ部材が前記回動軸に沿って前記規制部材とは逆の方へと移動することを特徴とする請求項2に記載のシート整合装置。 - 前記軸受部材は、前記回動軸の方向で前記シャッタ部材の端部に隣接して前記規制部材から遠い側に配置される第1軸受部材と、
前記第1軸受部材の他に前記回動軸の方向で前記シャッタ部材の端部に隣接して前記規制部材から近い側に配置される第3軸受部材と、を備え、
前記付勢手段は、前記第1軸受部材に取り付けられて前記シャッタ部材を前記第2姿勢から前記第1姿勢に移行させる第1付勢手段であり、
前記第1軸受部材の前記回動軸の軸方向の端面に形成された傾斜面は、螺旋状に形成された第1螺旋状傾斜面であり、
前記シャッタ部材の前記回動軸の軸方向の端面に形成された傾斜面は、螺旋状に形成された第2螺旋状傾斜面であり、
前記第3軸受部材の前記回動軸の軸方向の端面に形成された傾斜面は、螺旋状に形成された第3螺旋状傾斜面であり、
前記シャッタ部材の前記回動軸の軸方向の端面に形成された傾斜面は、螺旋状に形成された第4螺旋状傾斜面であり、
シートの先端が前記爪部を押圧して前記シャッタ部材が正方向に回動すると、前記第2螺旋状傾斜面が前記第1螺旋状傾斜面を摺擦し、かつ、前記第4螺旋状傾斜面が前記第3螺旋状傾斜面を摺擦して、前記シャッタ部材が前記回動軸に沿って前記規制部材の方へと移動し、
シートの押圧力が前記シャッタ部材に作用しなくなって前記シャッタ部材が逆方向に回動すると、前記第2螺旋状傾斜面が前記第1螺旋状傾斜面を摺擦し、かつ、前記第4螺旋状傾斜面が前記第3螺旋状傾斜面を摺擦して、前記シャッタ部材が前記回動軸に沿って前記規制部材とは逆の方へと移動することを特徴とする請求項2に記載のシート整合装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシート整合装置と、
前記シート整合装置によって整合されるシートに画像を形成する画像形成部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010152775A JP2012012206A (ja) | 2010-07-05 | 2010-07-05 | シート整合装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010152775A JP2012012206A (ja) | 2010-07-05 | 2010-07-05 | シート整合装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012012206A true JP2012012206A (ja) | 2012-01-19 |
Family
ID=45599098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010152775A Pending JP2012012206A (ja) | 2010-07-05 | 2010-07-05 | シート整合装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012012206A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014162870A1 (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-09 | 船井電機株式会社 | 画像形成装置および用紙搬送機構 |
-
2010
- 2010-07-05 JP JP2010152775A patent/JP2012012206A/ja active Pending
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WO2014162870A1 (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-09 | 船井電機株式会社 | 画像形成装置および用紙搬送機構 |
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