JP2012011603A - 情報処理装置、画像出力装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、画像出力装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 画像データ出力部と画像処理を実行するデータ制御部がチップ間インターフェースを用いたチップ間バスで接続された画像出力装置においては、途切れることなくリアルタイムな画像出力を実行するためにバッファを必要とし、近年の出力画像の高速化、高精細化に伴い、バッファのサイズが増大していた。
【解決手段】 メモリに保持しているデータを前記出力手段のバッファに転送する際に、バッファのサイズに相当する量のデータを転送する第1モードとバッファのサイズより小さい量のデータを複数回転送する第2モードとを用いてメモリの保持するデータを転送する。
【選択図】 図9

Description

本発明はデータ転送に関する情報処理であって、特にデジタル画像データを印刷あるいは表示又は出力するための出力デバイスとの接続に用いられる情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
画像データを出力(表示、印刷、データ送信)する際には一定間隔で画像データ(又は所定サイズ毎に分割した画像データ)を出力するリアルタイム性が求められるため、出力部(プリンタにおける印字部への描画データを転送するスプーラや、ディスプレイにおけるフレームメモリ、入出力部など)にバッファメモリを配置する必要がある。近年、入力される画像データを処理して出力するプリンタやディスプレイ(又はその他の情報処理装置)などの画像処理装置において、出力画像は高フレームレート化、高精細化などが進んでいる。出力画像の高フレームレート化、高精細化によって、単位時間あたりに出力するデータ量(スループット)が増えてくるため、バッファメモリの容量も大型化している。
バッファメモリの容量の大型化を抑制するためには出力部のスループットに近いデータ転送速度を有する接続/通信方法(例えば特許文献1および特許文献2)を用いてチップ間のデータ転送をより高速にすればよい。
特許文献1に開示された方法は、高速シリアルバスであるPCI−Expressで接続されたデータ処理部と画像メモリアクセス処理部の間でのデータ転送を行うものである。特許文献1では、データ処理部からメモリへの読み出し要求の代わりに画像メモリアクセス部がメモリから読み出しておいた画像データを書き込み処理で転送させるコマンドを送信することでデータ転送を行っている。
また、特許文献2に開示された方法は、高速シリアルバスであるIEEE1394で規定されているアイソクロナス転送を用いて転送を行えるようにデータ転送のサイズを設定している。
特開2008−112413 特開平11−188953
しかしながら、特許文献1記載の方法では、データ転送要求から実際にデータ処理部がデータを受け取り始めるまでの待ち時間(レイテンシ)を考慮する必要がある。
特許文献2に記載の方法では、データ出力部のバッファ状況をモニターする方法が無いため、ある程度のバッファ量を確保する必要がある。また、転送間隔が比較的大きい転送方式ではため、データ転送単位が比較的大きくなり、バッファサイズを小さくできないこともある。
本発明は以上の問題を鑑み、リアルタイムに出力するデータのサイズが大きくなっても転送されるデータを保持するバッファ量の増大を抑えることができる情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、バッファと、前記バッファに保持するデータを出力デバイスに出力する出力手段と、メモリに保持しているデータを前記出力手段のバッファに転送する転送手段とを有し、前記転送手段は、前記出力手段のバッファのサイズに相当する量のデータを転送する第1モードで前記メモリの保持するデータを転送した後に、前記出力手段のバッファのサイズより小さい量のデータを複数回転送する第2モードで前記メモリの保持するデータを転送することを特徴とすることを特徴とする。
本発明を用いることで、リアルタイムにデータを転送する転送効率を向上させ、データ出力部に配置するバッファの容量を小さくすることが可能となる。
プリンタシステムの概略図である。 データ制御部の主要な構成を示すブロック図である。 画像データ出力部の主要な構成を示すブロック図である。 印刷動作と信号の関係を示す図である。 エンジンインターフェースに関わる信号のタイミングを示す図である。 時間管理部の主要な構成を示すブロック図である。 カウンタの状態遷移図である。 WRDMACの状態遷移図である。 印刷動作に関する各種信号のタイミングを示すシーケンスチャートである。 実施形態1で1ライン分の画像データを転送する際のエンジンバッファの保持するデータ量の推移を示すグラフである。 データ制御部の主要な構成を示すブロック図である。 画像データ出力部の主要な構成を示すブロック図である。 時間管理部の構成を示すブロック図である。 画像データ出力部とデータ制御部の扱う信号のタイミングを示すタイミングチャートである。 カウンタの状態遷移図である。 実施形態2で1ライン分の画像データを転送する際のエンジンバッファの保持するデータ量の推移を示すグラフである。 モニター部の状態遷移図である。 出力インターフェースの概略を示すブロック図である。 時間管理部の構成を示すブロック図である。
<実施形態1>
本発明の一実施形態である実施形態1の情報処理装置を説明する。実施形態1の情報処理装置(プリンタ)の全体概略ブロック図を図1に示す。
図1にて、1は図示されていないホストコンピューターから印刷データを受け取り、保持するデータ制御部(制御回路)である。2はホストコンピューターとの通信を行うホストインターフェースである。3はプリンタ全体を制御するCPU(Central Processing Unit)などの演算部である。4はCPUを介さずにダイレクトメモリアクセス(DMA)によってデータ転送を行うデータ転送部(DMAC部)である。5はデータ転送部(DMAC部)4で用いられる転送バッファであり、6はデータ転送部(DMAC部)4のデータ転送を起動する時間管理部である。7はメモリ制御部であり、8はメモリ制御部にて制御される外付けのメモリデバイスである。
9はバス接続に用いられるインターフェース(チップ間バス)である。10は実際に印刷を行う画像データ出力部(出力回路)である。11は画像データ出力部10のチップ間のバス接続に用いられるチップ間インターフェース部である。12は不図示の印刷エンジンに画像データを出力するエンジンインターフェースであり、13はエンジンインターフェース12のバッファサイズやエンジンの印刷速度などのエンジン固有データを保持する固有データ保持部である。
図2は図1に示したデータ制御部1の構成の一部の詳細を示すブロック図である。21はメモリ8から転送バッファ5にデータを読み出してくるRDDMAC(Read DMAC)、22は転送バッファ5から画像データ出力部10にデータを出力するWRDMAC(Write DMAC)である。それ以外の構成は図1前述したとおりなので、図1と同じ符号を付すと共にその説明は省略する。
一方、図3は図1に示した画像データ出力部の構成の一部の詳細を示すブロック図である。31はエンジンインターフェース12におけるチップ内部のバスインターフェース、32はエンジンバッファ、33は出力インターフェース部である。
図1に示す情報処理装置の概略動作を説明する。図9は図1に示す情報処理装置による印刷エンジン(出力デバイス)へのデータ転送処理に関するシーケンス図である。
ホストコンピューター(不図示)からの印刷要求とともに印刷データをホストインターフェース2経由でデータ制御部1が受け取ると、データ制御部1は受け取った印刷データに含まれる印刷対象の画像データを、メモリ制御部7を介してメモリ8に格納する。(図9には不図示。)
そして、演算部3はチップ間インターフェース9および11を介して画像データ出力部10の固有データ保持部13にアクセスし、エンジンインターフェース12のバッファ量や画像出力レートといった固有情報を取得する。演算部3は取得したエンジンインターフェース12のバッファ量に基づいて、画像データの初期転送(データ制御部が印刷指示をする前にエンジンバッファ32をフル状態にするためのデータ転送)で転送するデータ量(バッファ32をフル状態にするだけのデータ量)を決定する。そして、演算部3は印刷対象のデータのうちバッファ32をフル状態にするデータ量分をDMA部4に転送させる。なお、バッファ32は一杯の状態でバッファフル信号をアサートするが、バッファフル信号はほぼ一杯の状態でアサートするようにしてもよい。
本実施形態では第1モードにおいてバッファのサイズに相当するデータを転送する初期転送を実施した後に、第2モードでバッファのサイズより小さい量のデータを複数回転送する本転送を実施する。なお、初期転送では予めバッファをほぼ一杯にする所定量を設定しておき、所定量のデータを転送するようにしてもよい。
演算部3は転送間隔C(詳細は後述)を取得し、時間管理部6の有するレジスタに設定する。初期転送および転送間隔Cの設定を行った後、演算部3はエンジンインターフェース12に対して印刷開始を指示するための印刷指示を出力する。エンジンインターフェース12は印刷指示を受けて印刷エンジンを起動させる。(転送間隔についての詳細は後述する。)
印刷エンジンは、印字部が紙送り方向について印刷対象のページの印刷領域に達した場合にPTOP信号を出力し、印字部が走査方向について印字開始をする位置に達した際にBD信号を出力する。(印字動作についての詳細は後述する。)
そして、印字部が画像データの示す印字位置に達し出力インターフェース部33がデータ出力を開始すると、出力インターフェース部33は出力開始信号(図5のStartPage)をデータ制御部1の時間管理部6へ出力する。
さらに、印刷動作を開始する前の初期転送においてエンジンバッファ32へ転送され、エンジンバッファ32に保持されていた画像データから出力インターフェース部33が出力を開始する。
出力開始信号がデータ制御部に通知されると、データ制御部1は取得した出力間隔に基づいて、画像データ(初期転送で送った画像データの残り)を画像データ出力部10へ本転送する。(本転送の制御について詳細は後述する。)そして、画像データ出力部10は転送中のページの画像データの最終画素を転送すると、転送終了をデータ制御部1に通知する。さらに、印刷データに次のページがあれば、次のページも同様に初期転送を行ってから転送間隔を取得し、出力開始通知に基づいて転送間隔に基づいて転送する。
図9のシーケンス図の示すシステムでは、1ページ目の印刷実行時の任意のタイミングで次のページの印刷指示を出力可能である。なお、次ページの印刷指示は印刷エンジンの仕様や印刷システムの仕様に合わせればよい。
[転送間隔]
次に、演算部3が転送間隔Cを取得する処理について説明する。
演算部3はDMA部4の1回のデータ転送サイズと先に固有データ保持部13にアクセスを行い得られた画像データ出力レートおよび、時間管理部6にて管理される時間解像度からデータ転送間隔を取得する。データ制御部1から画像出力を行わないブランキング期間を含めた画像出力レート(Pix/ns)をDO、1Byteあたりの画像数をN(Pix/Byte)、1回のデータ転送量をM(Byte)、時間管理部6の時間管理部クロックの周期をF(ns)、転送間隔(初期カウント値)をCとした場合、計算式は以下のようになる。
C = (M*N/DO)/F
なお、転送間隔Cは複数のDO,N,M,Fに基づいて、予め計算された転送間隔Cをメモリ8にルックアップテーブルとして格納させておき、演算部3がこのルックアップテーブルを参照して転送間隔Cを取得するように構成してもよい。また、1回のデータ転送量Mは予めDMAC部4に設定されており、データ転送量MはWRDMACの有するDMAバッファ(不図示)のサイズと整数の比の関係となる。また、画像出力レートは外部デバイスの性能を示す値を、予め固有データ保持部が外部デバイスから取得している値の1つである。
以上の式のような転送間隔Cで転送することにより、エンジンインターフェース12のデータ出力のリアルタイム性を維持したまま、DMA部4によるデータ転送レートとエンジンインターフェース12の出力レートとを近づけることができる。
[印刷エンジン]
次に印刷エンジンによる印字動作と印刷エンジンが画像データ出力部10へ出力する信号について説明する。
印刷は図4に示す印刷領域と記された部分について、水平印刷方向について上流から下流まで印刷する(1ラインを印刷する)と、紙送り方向に記録媒体を送って再び水平印刷方向について上流から下流まで印刷する。これを繰り返すことで垂直印刷方向と水平印刷方向について上流側のスミから順に印刷され垂直印刷方向と水平印刷方向について下流側のスミまで印刷する。
印刷動作が行われる際に、エンジンインターフェース12に関するタイミング信号を図5に示す。まず、タイミング信号として印刷エンジン(不図示)から、紙送り方向について印刷用紙の始まり(印刷領域の垂直印刷方向の最上流)が印字部に到達することを示すPTOP信号(PAGE TOP信号)が入力される。次に、印刷エンジン(不図示)から、印字部が水平方向に走査を開始し、印字部が印刷領域の開始箇所(印刷領域の水平印刷方向の最上流)に到達することを示すBD信号(BEAM DETECT信号)が入力される。BD信号は印字部が印刷領域の1ラインの印刷を開始するタイミング毎に夫々入力されることになる。
これらの信号から実際に画像データ出力を行う有効期間を示す信号は図5に示すVvalid(垂直方向有効期間信号)、Hvalid(水平方向有効期間信号)および有効画像出力期間を示すValid信号としてエンジンインターフェース12内の出力インターフェース部33により生成される。Valid信号はVvalidおよびHvalid信号のANDを取ることにより生成される。なお、図5では2ページ目の最初の信号(PTOP、BD)まで表記している。
[本転送の制御]
出力開始信号はデータ制御部1の時間管理部6に通知され、時間管理部6はこの信号をトリガーとして時間の計測を開始する。時間管理部6の構成は図6に示す。図6について、61は演算部3が取得した転送周期(初期カウント値)Cを設定するためのレジスタ。62はカウンタのカウント動作を有効にする信号を作成するSRフリップフロップ(Set・Reset型フリップフロップ)。63は初期値からカウントダウンする動作をするダウンカウンタであり、図7にダウンカウンタ63の状態遷移図を示す。
ダウンカウンタ63が初期状態の場合に、出力開始信号が時間管理部6のSRフリップフロップのSet側に入力されると、SRフリップフロップはEN信号(enable信号“1”)をダウンカウンタ63へ出力し起動させる。ダウンカウンタは起動に伴って、初期カウント値C(転送周期)を初期値としてレジスタ61からロードし、カウント状態遷移し一定周期毎にカウントダウンする。
カウント値が0となると転送タイミング信号を出力する。転送タイミング信号はダウンカウンタ63自身のLOAD信号としても機能し、DATA(転送周期Cに相当する)を初期値として取り込み、再度カウントダウンを行う。
DMA終了信号(転送終了信号)がSRフリップフロップ62のReset側に入力されると、ダウンカウンタ62のEN信号(enable信号“0”)がクリアされることによってダウンカウンタ63はカウント値がクリアされ初期状態に遷移する。DMA終了信号はDMA部4から供給される。
DMA部4は図2に示されるように、RDDMAC部21とWRDMAC部22を備えている。このうちRDDMAC部21は一般的なDMAC機能を有し、転送バッファ5に空き容量があればメモリ制御部7を介してメモリ8からデータを取り出して、取り出したデータを転送バッファ5に書き込む。一方、WRDMAC部22は転送先アドレス、初期転送回数および総転送回数を保持するレジスタ(不図示)と転送回数をカウントするカウンタ(不図示)を有する。図8はWRDMAC部22の状態遷移図を示す。
図8おいて、初期状態にあるWRDMAC22は、演算部3からDMA転送指示を受け、WRDMAC22の転送回数カウンタを0にクリアして初期転送状態に移行する。
初期転送状態では、転送回数カウンタの値と演算部3により設定される初期転送回数との比較を行い、転送回数カウンタの値が初期転送回数に達したら転送待ち状態に移行する。一方、転送回数カウンタの値が初期転送回数未満で、かつ、転送バッファ5が1回の転送に必要な量のデータ(1回の転送サイズ以上のデータに相当)を保持している場合にはデータ転送を実施し、転送回数カウンタの値を1だけカウントアップ(インクリメント)する。
転送待ち状態では、時間管理部6からの転送タイミング信号が1となるまで待ち、転送タイミング信号が1となったら転送バッファ5が1回のデータ転送に必要な量のデータを保持している場合にはデータ転送状態に移行する。この時、データ転送を実施すると同時に転送回数カウンタの値を1つカウントアップする。一方、転送バッファ5が1回のデータ転送に必要な量のデータを保持していない場合にはデータ待ち状態に移行する。
データ待ち状態では、バッファにデータ転送に必要な量のデータが蓄積されるのを待ち、必要な量のデータが蓄積された場合にはデータ転送を実施し、転送カウンタの値を1つカウントアップし、データ転送状態に移行する。なお、RDDMAC部21は転送バッファ5に空きがあればメモリ8からデータを取り込んでくるので、WRDMAC部22のようにデータ待ち状態がない。
WRDMAC部22はデータ転送状態において、転送回数カウンタの値をチェックし、転送カウンタの値が総転送回数として設定された値に達した場合には、DMA終了信号を出力して初期状態に戻る。一方、転送カウンタの値が総転送回数に達していない場合には次の転送に備えて転送待ち状態に移行する。
転送されたデータはチップ間インターフェース9,11およびバスインターフェース31を介してエンジンバッファ32に保持される。
なお印刷を開始する前に、出力インターフェース部33は出力画像の水平画素数および垂直方向ライン数をあらかじめ演算部3により設定されている。そして出力インターフェース部33は、水平画素数×垂直方向のライン数から判断できる最終画素データを出力すると、1ページ分のデータの出力を終了したことを知らせるページ終了通知(図5のEndP)をデータ制御部1に出力する。
連続的にページ印刷を行う場合には、画像データ出力部10より通知されるページ終了通知をトリガーとして、データ制御部1が2ページ目の初期転送を開始し、そして、1ページ目と同様に2ページ目のデータ出力開始通知を持ってからデータ転送を行う。
[エンジンバッファ]
以上のように本転送を行った場合、本転送において1ライン分のデータ転送する際の、エンジンバッファ32のデータ量の推移は図10に示すようになる。
図10にて縦軸はエンジンバッファ32が保持するデータ量(Pixel単位)、横軸は時間(Pixelクロック単位)で示すもので、図では1ライン期間を10000Pixelクロック、有効印刷期間を7200Pixelクロックとし、時間0が有効印刷期間の開始タイミングとして図示してある。
1ライン期間における最大データ量(約3000)と最小データ量(約1000)とに基づくと、エンジンバッファ32にその差分(おおよそ2000)のデータ量を保持できるサイズがあれば良いことがわかる。このデータ量は図10における1ライン期間の有効データ量(7200)と比較した場合、1ライン分のデータ量より小さいサイズである。
従って、本実施形態によってバッファサイズを低減さあせることができる。
本実施形態では簡略化のため1色の画像データを転送して印刷する構成で説明したが、複数色の出力を行う場合でも、各色の画像データについて独立に転送処理を実施すればよい。
なお、画像データ出力部10からデータ制御部1へ送信される出力開始通知および出力終了通知は、チップ間インターフェース9、11によって通信されても良いし、他の専用端子(不図示)を用いた通信でも良い。またWRDMAC部22のレジスタには総転送回数の代わりに総転送サイズを格納させてもよい。その場合は、転送されるデータサイズをあらかじめダウンカウンタ63に設定しておき、WRDMACがエンジンバッファ32に向けたデータ転送を行うごとに、転送済みのデータ量をダウンカウンタから減らしていけばよい。また、初期転送をDMA部4に行わせているが演算部3がソフトウェア的に実行してもよい。
<実施形態2>
実施形態1と比較してエンジンバッファの容量をさらに削減した形態を実施形態2として説明する。
なお、本実施形態の概略構成は図1に示した構成と同様であり、他の図面についても実施形態1と機能的に変わらない構成については同じ番号を付すとともに、その説明を省略する。
図11の111はDMAのデータ転送を起動する時間管理部である。また、図12の112はエンジンバッファ32が保持しているデータ量をモニターし、あらかじめ設定されている基準値を所定の期間上回るあるいは下回った場合にデータ制御部1に対してその旨を通知するモニター部である。113は出力インターフェース部で、実施形態1の出力インターフェース部33の機能に加えて水平方向の印刷開始タイミング(水平出力開始)または終了タイミング(水平出力終了)、転送間隔を補正するための情報(転送間隔補正)を通知する機能を有する。
図13は時間管理部111の構成を示す。図13において、113はAND回路(論理積演算回路)、114はOR回路(論理和演算回路)、115は画像出力の有効ライン期間を時間管理部のクロックで表した値を保持するレジスタである。116はダウンカウンタ63の出力が“0”でないかどうかをチェックする比較回路であり、本実施形態ではダウンカウンタ63の出力が“0”の場合に“0”を、ダウンカウンタ63の出力が0でない場合に“1”を出力する。118はダウンカウンタ117の出力が0であるかどうかをチェックする比較回路であり、本実施形態ではダウンカウンタ63の出力が“0”の場合に“1”を、ダウンタウンタ63の出力が0でない場合に“0”を出力する。
図14は、WRDMAC22にデータ転送を指示する転送タイミング信号のタイミングチャートを示す。図14では画像データ出力部10からの各種通知信号はチップ間インターフェースを用いて通知されるものとしている。なお、図14では複数ライン分の画像を出力する際の各信号のタイミングが分かるように次ラインの最初の部分までを記載してある。
図14では上段(点線より上)には画像データ出力部10に関する信号を、下段にはデータ制御部1に関する信号を示している。
画像出力クロックは画像データ出力部10が受信するクロック信号であって、画像データ出力部10の各構成は画像出力クロックに同期して動作する。また、BD信号は画像データ出力部10が印刷エンジンから受信した信号であり、出力有効信号、出力開始通知および出力終了通知は画像データ出力部10がデータ制御部1へ送信する信号である。
時間管理部クロックは時間管理部111が受信するクロック信号であって、時間管理部111の各構成は時間管理部クロックに同期して動作する。出力開始通知は画像データ出力部10から受信する信号であり、カウント値、HEN転送タイミング信号は時間管理部111が出力する信号である。
図14に示すように、画像データ出力部10は印刷エンジンからBD信号を受け取ると、データ出力を開始したことをデータ制御部1へ通知するために出力開始通知を出力する。さらに、印刷エンジンに画像データを出力することを有効にする内部信号“出力有効信号”を作成し、画像データ出力を開始する。
出力有効信号は図5に示す有効画像出力期間を示す信号Validであり、この信号は図12における出力インターフェース部113内部で、出力インターフェース部113に印刷エンジン(不図示)から入力されるタイミング信号によってインターフェース部113内部のタイミング生成部(121)で生成され、同じくインターフェース部113内部に含まれる画像データ出力部(120)に供給される(図18参照)。
画像データ出力部10はあらかじめ、自身が出力すべき1ライン分の画像データ数(1ライン分の画素の個数に対応する)をデータ制御部1により設定されている。そこで、画像データ出力部10は出力有効信号が‘1(有効)’である期間をカウントし、カウント値が設定されている1ライン分の画像データ数を示す値に達したならば出力有効信号を‘0(無効)’とすると共に、出力終了通知をデータ制御部1に対して出力する。
次に、データ制御部1で使用される水平有効期間信号(図中、HEN:Horizantal ENable)を生成する動作について説明する。画像データ出力部10からの通知はチップ間インターフェース9,11経由で時間管理部111に伝達され、その際、時間管理部111の時間管理部クロックについて1パルス幅の信号として入力される。図14について時間管理部111のSRフリップフロップ62のSet側に出力開始通知が入力されているので(DMA終了信号は入力されていない)、図13のSRフリップフロップ62出力は‘1’となる。
なお、予め1ライン期間を示す設定値が演算部3によりレジスタ115に格納されており、出力開始通知が通知された(信号が“1”にアサートされた)次の周期(時間管理部クロックにおける周期)でレジスタ115は保持している設定値を初期状態のダウンカウンタ63にロードする(図15の1501)。ダウンカウンタ63に設定値がロードされると、ダウンカウンタは時間管理部クロックに同期してカウント値が0になるまでカウントダウンする(図15の1502)。この時、ダウンカウンタ63からの出力が“0”でないので、比較回路116は“1”を出力する。そして、ダウンカウンタ63のカウント値が0となった場合に比較回路116の出力は‘0’となる。比較回路116の出力は水平有効期間信号(HEN)としてAND回路113に入力される。したがって、有効ライン期間設定値の示す期間の間、比較回路116の出力が‘1’となる。
ここで、演算部3は画像データの1ライン分を出力インターフェース113が出力する期間を示す値を有効ライン期間設定値として時間管理部111に設定する。有効ライン期間設定値は出力インターフェース113の画像出力クロックと時間管理部111の時間管理部クロックとの比と、出力される画像データの水平方向の画素数とに基づいて一意に決定される。また、AND回路113のもう一方の入力(SRフリップフロップ62からの入力)は出力開始通知が時間管理部111に入力されてから(DMA転送終了が入力されるまで)‘1’となる。SRフリップフロップ62からの入力が‘1’である場合、HENが‘1’である間は後段のダウンカウンタ117のEN(Enable)側の入力が‘1’となる。
ダウンカウンタ117へのEN信号の入力が‘1’となる期間で、比較回路118は転送間隔Cとして設定されたタイミング毎(ダウンカウンタ117の出力が“0”になる度)に転送タイミング信号を出力する(図15の1504)。また、ダウンカウンタ117はEN側のHENの入力が‘0’である場合はカウント動作を停止する(第3モード)。図13の例では水平出力終了通知は時間管理部111における水平有効期間信号(HEN)の終了時(‘1’から‘0’に変わった時点)として記載している。
ここで、転送タイミング信号はライン同期を行わない。すなわち、画像データ出力部が1ライン分のデータを転送しているであろうとデータ制御部が推察している間は転送タイミング信号に基づいて所定間隔毎にデータ転送を行うが、画像データ出力部が1ライン分のデータを転送し終わったとデータ制御部が推察すると転送タイミング信号による制御を停止する。これは印字部が1ライン分のデータを出力した際に水平印刷方向の下流に位置しており、次のラインのデータを出力するために印字部を水平印刷方向の上流に戻す間は画像データ出力部10の出力するデータを出力しないためである。1ライン間のデータ転送は次のBD信号が発信されるまで中断する。これにより、ライン間の間隔を時間管理部111で管理する間隔(後述する転送間隔CR)よりも長くしている。なお、後述するようにダウンカウンタ117のLOAD側の入力がアサートされている場合は(カウンタの値が0でなくLOAD側の入力が‘1’)、カウンタに初期値をロードして次のクロックからカウントダウンする(図15の1503)。
演算部3は水平方向の有効画像出力期間信号(HEN)を出力する期間(転送間隔)をレジスタ115に設定する。HEN信号を出力する期間を示す設定値は、エンジンインターフェース113のクロックと時間管理部111のクロックとの比と、画像出力部から供給される水平出力開始通知から出力画像の水平方向の画素数とから決定される。なお、図19に示すように、レジスタ115にHEN信号を出力する期間を設定する代わりに、出力インターフェース113から供給される水平出力開始通知と水平出力終了通知を用いてHEN信号を構成しても良い。
また、時間管理部111に設定される転送間隔CRは以下に示す式で計算される。ブランキング期間を含めない有効期間の画像出力レート(Pix/ns)をDOR。1Byteあたりの画像数N(Pix/Byte)。1回のデータ転送量をM(Byte)。時間管理部111の時間管理部クロックの周期をF(ns)。転送間隔のカウント値をCRとして以下に示される。
CR = (M*N/DOR)/F
次に、転送間隔補正通知の生成と補正の実行についての説明を行う。
実施形態2において、出力インターフェース部113の出力レートとデータ制御部1のクロックレート(時間管理部111のクロック周期およびシステムクロックの周期)から決まる出力レートとの整合性を取ることが困難な場合がある。データ制御部1の転送レートが画像データ主力部のエンジンの出力レートよりも低かった場合には、エンジンバッファ32の保持するデータ量は図16に示すグラフのように遷移する。
図16は図10と同様に、縦軸にエンジンバッファ32が保持するデータ量(Pixel単位)を示し、横軸は時間(Pixelクロック単位)を示すものである。図16では出力インターフェース部113の出力レートの方がデータ制御部1から出力インターフェース部113へ出力する出力レートより大きい場合を示してある。
出力インターフェース部113の出力レートとデータ制御部1の出力インターフェース部へのデータ出力レート(転送レート)が一致しない場合、図16に示すように、エンジンバッファ32の保持するデータ量は徐々に少なくなり、1ページ分の画像データの転送が完了する前にエンジンバッファ32のデータ量が0となり、印刷エンジンによる印刷に不都合が生じることがある。このような事態を抑制するモニター部112はエンジンバッファ32の保持するデータ量に応じて、本転送におけるエンジンインターフェース12の転送間隔を補正するために、以下に説明する処理をする。
図17はモニター部112の動作を示す状態遷移図である。モニター部112は、エンジンバッファ32の保持するデータ量に応じて転送間隔を補正するために、上限値(第1設定量)と、下限値(第2設定量)と、上限値を連続的に超過してよい期間を示す許容超過時間と、下限値を連続的に下回ってよい期間を示す許容未達時間と、を格納する補正条件設定レジスタ(不図示)を有する。さらにモニター部112は、上限値を超過した時間又は下限値に達しない時間をカウントするカウンタ(不図示)を有する。
次に、エンジンバッファ32の保持するデータ量が下限値を下回った場合についてのモニター部112の処理を説明する。図12において、モニター部112は「初期状態」において内部のカウンタを0にクリアし、エンジンバッファ32のデータ量をチェックしている。エンジンバッファ32のデータ量が補正条件設定レジスタの格納している下限値を下回ったならば、カウンタの値に1を加え、状態「下限以下」に移行する。
この状態では毎サイクル、エンジンバッファ32のデータ量のチェックを行い、データ量が増加し、下限値を上回ったらカウンタをクリアして「初期状態」に戻る。一方、エンジンバッファ32のデータ量が下限値を下回る状態が続きカウンタの値の示す時間が許容未達時間に達したら、モニター部112は時間管理部111へ「転送周期減少要求信号」を出力し、「間隔減少要求」状態に移行する。カウンタ値の示す時間が許容未達時間に達しない場合には「下限以下」状態を維持し、カウンタの値を1増加させる。モニター部112は「間隔減少要求」状態で、データ量が下限値以上になれば「初期状態」に移行する。
エンジンバッファ32のデータ量が上限値を上回る場合についても同様である。モニター部112は、「初期状態」でデータ量が上限値を上回っていれば、「上限以上状態」に遷移しカウンタをカウントアップし、「上限以上状態」が続きカウント値の示す時間が許容超過時間に達すると時間管理部111へ「転送周期増加要求」を出力する。
データ制御部1は画像データ出力部10からの補正信号について、補正信号を演算部3への割り込み処理としてソフトウェア的に処理し、現在の転送間隔設定を変更するようにしてもよい。
図13に示す構成では転送周期減少要求(‘1’で要求有り、‘0’で要求無し)をダウンカウンタ117のCLR信号(駆動信号)として機能させている。転送周期減少要求が入力されるとダウンカウンタ117は現在のカウント値によらず“0”を出力することで比較回路118に転送タイミング信号を出力させる。そしてダウンカウンタ117は、次のサイクルで間隔設定値をレジスタ61からロードし、ダウンカウント動作を開始する。一方、転送周期増加要求(‘1’で要求有り、‘0’で要求無し)がOR回路114に入力された場合は、カウント値を設定されている値に戻してからダウンカウント動作を再開する。このような構成とすることで、エンジンバッファ32の要求に迅速に対応させることができる。
なお、本実施形態における補正条件設定レジスタは上限値、下限値のみ格納するようにしてもよい。また、転送間隔を算出する構成について説明したが、予め種々の条件で算出した転送間隔をルックアップテーブル(LUT)としてメモリ8に格納し、演算部3が取得したLUTを参照することで転送間隔を取得するように構成してもよい。
なお、上述の実施形態では印字部の詳細な説明を省略しているが、本発明はインクを扱うプリンタやトナーを扱うプリンタにも適用できる。インクを扱うプリンタでは印字部はインクを吐出するプリントヘッダであり、トナーを扱うプリンタでは感光ドラムを走査する露光部である(ここで露光においてはレーザなどが走査するので、BD信号などに関わるタイミング走査されるレーザの位置に関係する。)。
また、上述の実施形態の説明では初期転送前に演算部3がエンジンバッファ32のバッファ量を取得し、取得したバッファ量に基づいてデータを転送しているが、エンジンバッファのフル信号が演算部3に通知される構成であれば、バッファ量を取得せずに、フル信号が通知されるまでデータを転送するようにしてもよい。この構成の場合は、フル信号の通知に応じてデータ制御部3の演算部は印刷開始指示を発行し印刷エンジンを起動させればよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
1 データ制御部
2 ホストインターフェース
3 CPU
4 DMA部
5 DMA転送バッファ
6 時間管理部
7 メモリ制御部
8 外付けメモリデバイス
9 チップ間インターフェース部
10 画像データ出力部

Claims (18)

  1. バッファと、
    前記バッファに保持するデータを出力デバイスに出力する出力手段と、
    メモリに保持しているデータを前記出力手段のバッファに転送する転送手段とを有し、
    前記転送手段は、前記出力手段のバッファのサイズに相当する量のデータを転送する第1モードで前記メモリの保持するデータを転送した後に、前記出力手段のバッファのサイズより小さい量のデータを複数回転送する第2モードで前記メモリの保持するデータを転送することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記出力手段の出力レートと、前記転送手段が1回に転送するデータ量とに基づいて前記第2モードにおける複数の転送の間隔を決定する制御手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記出力手段は前記出力デバイスの性能に応じて前記出力レートを決定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は前記第1モードで前記出力手段のバッファが一杯になるまでデータを転送した後に、前記第2モードで前記間隔毎にデータを転送することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記データは画像データであって、前記制御手段は前記出力手段が前記第2モードで前記画像データの1つのラインを出力した場合に、前記転送手段によるデータの転送を停止する第3モードに遷移することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2モードにおいて前記転送手段が複数回転送する画像データの夫々は前記1つのラインより小さいデータであることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. チップ間バスで接続されている、画像データを保持するメモリを有する制御回路と、出力手段を介して前記画像データを出力デバイスへ出力する出力回路とを備える画像出力装置であって、
    前記出力回路は、前記出力手段の備えるバッファのサイズと前記出力手段の出力レートとを前記制御回路へ通知する通知手段を有し、
    前記制御回路は、前記メモリの保持している画像データを所定のタイミング毎に前記バッファへ転送する転送手段と、前記タイミングを制御する制御手段とを有する画像出力装置。
  8. 前記出力手段が前記出力デバイスへデータを出力する出力レートと前記転送手段が1回の転送処理で転送するデータ量とに基づいて、前記転送手段が前記タイミングで転送する際に参照する転送間隔を決定し、前記転送手段に当該転送間隔を設定する制御手段を更に有することを特徴とする請求項7に記載の画像出力装置。
  9. 前記出力手段は前記出力デバイスへのデータの出力を開始する際に、出力を開始することの通知を前記制御回路に通知し、前記転送手段は前記出力手段からの前記通知に基づいてデータの転送を開始することを特徴とする請求項7又は8記載の画像出力装置。
  10. 前記転送手段は、前記所定のタイミング毎のデータの転送を開始する前に所定量のデータを前記バッファに転送を行うことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の画像出力装置。
  11. 前記出力手段は前記バッファに保持されているデータ量が前記バッファの第1設定量を超えた場合に前記制御手段に前記タイミングを長く変更するように通知することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の画像出力装置。
  12. 前記出力手段は前記バッファに保持されているデータ量が前記バッファの第2設定量を下回った場合に前記制御手段に前記タイミングを短く変更するように通知することを特徴とする請求項11に記載の画像出力装置。
  13. 前記転送手段はクロック信号を参照して動作しており、
    前記制御手段は、前記画像出力部から転送間隔を短く変更するような通知を受け取った場合には、前記クロック信号で次の周期で転送を開始することを特徴とする請求項12に記載の画像出力装置。
  14. 前記出力手段は、前記バッファに保持されているデータ量が前記第1設定量を超えた時間又は前記バッファに保持されているデータ量が前記第2設定量を下回った時間が所定の時間を超えた場合に前記制御手段に通知することを特徴とする請求項12又は13に記載の画像出力装置。
  15. 前記制御手段は、前記出力手段からの通知に基づいて、前記転送手段の転送間隔を補正する補正手段を有することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の画像出力装置。
  16. バッファと、前記バッファに保持するデータを出力デバイスに出力する出力手段と、メモリに保持しているデータを前記出力手段のバッファに転送する転送手段とを有する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記出力手段のバッファのサイズに相当する量のデータを転送する第1モードで転送した後に、前記出力手段のバッファのサイズより小さい量のデータを複数回転送する第2モードで前記転送手段に前記データを転送させる転送工程を有することを特徴とする情報処理方法。
  17. チップ間バスで接続されている、画像データを保持するメモリを有する制御回路と、出力手段を介して前記画像データを出力デバイスへ出力する出力回路とを備える画像出力装置における情報処理方法であって、
    前記出力回路が、前記出力手段の備えるバッファのサイズと前記出力手段の出力レートとを前記制御回路へ通知する通知工程と、
    前記制御回路が、前記メモリの保持している画像データを所定のタイミング毎に前記バッファへ転送する転送工程とを有する情報処理方法。
  18. 請求項16又は17に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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