JP2012011532A - 打ち抜き装置及びプラスチックテープの打ち抜き方法 - Google Patents

打ち抜き装置及びプラスチックテープの打ち抜き方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012011532A
JP2012011532A JP2010153248A JP2010153248A JP2012011532A JP 2012011532 A JP2012011532 A JP 2012011532A JP 2010153248 A JP2010153248 A JP 2010153248A JP 2010153248 A JP2010153248 A JP 2010153248A JP 2012011532 A JP2012011532 A JP 2012011532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punching
air
plastic tape
chute
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2010153248A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Furukawa
善己 古川
Shinichi Ishigai
伸一 石貝
Yasuyuki Shiozawa
康之 塩澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP2010153248A priority Critical patent/JP2012011532A/ja
Publication of JP2012011532A publication Critical patent/JP2012011532A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

【課題】安価で信頼性が高く、微小且つ多数のプレス打ち抜き屑を吸引し、排出することのできるプラスチックテープの打ち抜き装置及びプラスチックテープの打ち抜き方法を提供する。
【解決手段】プラスチックテープ1を打ち抜きパンチ2で打ち抜く際に生じる打ち抜き屑3を吸引排出する打ち抜き装置25において、シュート部6にイオナイザ12から供給されるイオン化エア13を第1の電磁弁10を介して導入するイオン化エア導入部8を設け、シュート部6と外部排出部との間に圧縮エアにより増幅エア流を発生させる空気増幅部7を設け、空気増幅部7にコンプレッサから供給される圧縮エアを第2の電磁弁11を介して導入する圧縮エア導入部9を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラスチックテープに金型を用いてプレス加工する打ち抜き装置及びプラスチックテープの打ち抜き方法に関するものである。
プラスチックテープに金型を用いてプレス加工する装置においては、プレスで打ち抜いた打ち抜き屑の排出は非常に重要である。
図3にプラスチックテープ1に金型20を用いてプレス加工する従来装置30を示す。この従来装置30では、図3に示すようにプレスの下死点(打ち抜きパンチ2のストロークの最下点)に同期して金型20の打ち抜きパンチ2の先端面に空けたエア導入穴21から圧縮エアを噴出することにより打ち抜き屑3を落下させ、装置外部へ排出している。あるいは特許文献1に開示されているように、打ち抜きパンチ2の軸方向にエア導入穴21を大気と通じるように開口し、エア導入穴21から大気圧を付与することで、打ち抜きパンチ2の先端面に打ち抜き屑3が付着するのを防止している。また、この打ち抜き屑3が小さくなると、重量が小さいために打ち抜きで生じる静電気により排出口22の周囲に打ち抜き屑3が付着し易くなる。この場合には、図3に示すように真空ポンプ4を設置し打ち抜き屑3の吸引を同時に行うことがある。
特開2004−291102号公報 特開2007−152438号公報
近年、打ち抜きパターンの微細化に伴ない、打ち抜きパンチ断面の微小化・多本数化が進んでいる。現在は打ち抜きパンチ断面が1mm角程度のものもあり、エア導入穴21の加工が非常に難しい上、加工自体が可能な場合もパンチ本数が数十本ともなれば製作費用が膨大になってしまうことになる。また、打ち抜きで生じる静電気は異物吸着の原因となる。
また、一般にプラスチックテープ1は長尺状のテープなので、図3に示す真空ポンプ4を用いて打ち抜き屑3を吸引する場合、吸引力がプラスチックテープ1の搬送を阻害し、プラスチックテープ1の位置ずれを引き起こす可能性がある。そのため真空ポンプ4の吸引力を一定以上強くすることができず、打ち抜き屑3を十分に吸引できないことがある。プラスチックテープ1の搬送時に真空ポンプ4の運転を停止すれば、この問題を回避することができるが、比較的短い周期で真空ポンプ4の運転・停止を頻繁に切り替えることは困難である。また図3に示すように真空ポンプ4を常時運転し、プラスチックテープ1の搬送時には電磁弁(三方弁)5を用いて真空ポンプ4の流路を大気開放することにより吸引力を発生させない方法があるが、配管作業が必要であり、コストがかかってしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、安価で信頼性が高く、微小且つ多数のプレス打ち抜き屑を吸引し、排出することのできる打ち抜き装置及びプラスチックテープの打ち抜き方法を提供することにある。
前記課題を解決するために本発明の打ち抜き装置は、プラスチックテープを打ち抜き位置に搬送する搬送部と、前記プラスチックテープをプレス加工する打ち抜きパンチを有するプレス加工部と、前記プレス加工部の下部に設けられプレス加工により生じた打ち抜き屑を回収するシュート部と、該シュート部の下部に設けられた打ち抜き屑の外部排出部とを備えた打ち抜き装置において、前記シュート部に、イオナイザから供給されるイオン化エアを第1の電磁弁を介して導入するイオン化エア導入部を設け、前記シュート部と前記外部排出部との間に圧縮エアにより増幅エア流を発生させる空気増幅部を設け、前記空気増幅部に、コンプレッサから供給される前記圧縮エアを第2の電磁弁を介して導入する圧縮エア導入部を設けたことを特徴とする。
また前記プラスチックテープは、長尺状であってもよい。
また前記空気増幅部は、入力エア量を規定して排出エア流量を安定させるレギュレータを備えているのが好ましい。
また前記外部排出部に前記排出エア流量を計測する流量計と打ち抜き屑をカウントするカウンタが設置されるのが好ましい。
また本発明のプラスチックテープの打ち抜き方法は、プラスチックテープを打ち抜き位置に搬送する搬送工程と、前記プラスチックテープを打ち抜きパンチによりプレス加工するプレス加工工程と、前記プレス加工部の下部に設けられた打ち抜き屑を回収するためのシュート部に前記プレス加工工程で生じた打ち抜き屑を回収する回収工程と、前記シュート部の下部に設けられた外部排出部により打ち抜き屑を吸引し、排出する、外部排出工程を有するプラスチックテープの打ち抜き方法であって、前記回収工程において、前記打ち抜きパンチが下死点に達した際に前記シュート部に設けられたイオナイザから供給されるイオン化エアを噴出し、前記外部排出工程において前記打ち抜きパンチを上昇させ、前記シュート部と前記外部排出部との間に形成された空気増幅部で増幅エア流を発生させることにより打ち抜き屑を吸引することを特徴とする。
前記打ち抜き装置及び打ち抜き方法によれば、下死点時に打ち抜きパンチの先端に向けイオナイザより発生したイオン化エアによる打ち抜き屑の除電を行いながら、同時に発生する乱流により微小屑を打ち抜きパンチ先端から引き離しつつ、直後に空気増幅部によりプレス装置と外部排出部との間にエア流による負圧を発生させて打ち抜き屑を吸引し、排出することができる。また、プラスチックテープの搬送時に、第1の電磁弁と第2の電磁弁を閉鎖し、エアの流れによる負圧を発生させないようにすることでプラスチックテープの搬送時の位置ずれを起こすことがない。
本発明によれば、安価で信頼性が高く、微小且つ多数のプラスチックテープのプレス打ち抜き屑を吸引し、排出することができる打ち抜き装置及びプラスチックテープの打ち抜き方法を提供できる。
図1は、本発明の実施形態に係るプラスチックテープの打ち抜き装置の概略図で、打ち抜きパンチがストロークの最下点に下降した状態を示す図である。 図2は、図1と同様の概略図で、打ち抜きパンチが上昇した状態を示す図である。 図3は、従来技術を用いた方式によるプラスチックテープの打ち抜き装置の概略図である。
本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお従来例と同様の部分については同一の符号を付して説明する。
図1に示すように、プラスチックテープ1に金型を用いてプレス加工する打ち抜き装置25は、プラスチックテープ1を打ち抜き位置に搬送する搬送部(図示せず)と、プラスチックテープ1をプレス加工する多数の打ち抜きパンチ2を有するプレス加工部(金型)20と、プレス加工部20の下部に設けられプレス加工により生じた打ち抜き屑3を回収するシュート部6と、シュート部6の下部に設けられた打ち抜き屑3の外部排出部とを備えている。
搬送部は、例えば2つのゴムローラーでプラスチックテープ1を挟み、一方のゴムローラーをサーボモーターで回転させることによりプラスチックテープ1を一定量搬送するロールフィーダー方式の搬送装置や、クランプ部でプラスチックテープ1を挟み、クランプ部をアクチュエータによって直線的に移動させることによりプラスチックテープ1を一定量搬送するグリップフィーダー方式の搬送装置が考えられる。なお、プラスチックテープ1は、図示してないがリールに巻き付けられており、搬送装置に同期してリールが回転し、プラスチックテープ1が送り出される。
そしてプラスチックテープ1にプレス加工部20を用いてプレス加工する打ち抜き装置25は、前記の搬送部と、プラスチックテープ1を支持すると共に打ち抜き穴形成用穴部24を有する下金型20bと、打ち抜き穴形成用穴部24に対向する位置に打ち抜きパンチ2を有する上金型20aとを具備し、打ち抜きパンチ2と共に上金型20aを空圧式あるいは油圧式のシリンダなどのアクチュエータ(図示せず)により上下動させてプラスチックテープ1に打ち抜きパンチ抜き穴を形成するプレス装置が想定される。
シュート部6は、打ち抜き屑3を外部排出部へ導くもので、その下部に空気増幅部7を取り付けている。これらシュート部6、空気増幅部7及び下金型20bは、打ち抜き装置25に取り付けられている。またシュート部6の側面には、イオン化エア導入部8が斜め上方に向けて複数箇所設けられている。イオン化エア導入部8は、シュート部6の側面に斜め上方に向けて開口された筒状の穴で、図1では2箇所設けられている。図1からも分かるようにイオン化エア導入部8,8は、打ち抜きパンチ2の下死点(打ち抜きパンチ2のストロークの最下点)時において打ち抜きパンチ2の先端部にイオン化エア13が導入されるように、その噴出口が打ち抜きパンチ2の先端部に向けられている。このイオン化エア導入部8,8の他端部にチューブ14a、14bが配管され、その先のチューブ14の途中に第1の電磁弁10を介してイオナイザ(静電気除去器)12が接続されている。
イオナイザ12は、空気中の酸素分子や窒素分子をイオン化し、帯電防止用イオン気流(帯電防止に用いられる正負のイオン気流、すなわちイオン化エア13)を発生させる装置で、打ち抜きパンチ2による打ち抜き加工時の摩擦等によって生じる静電気をイオンで中和し、除電を行うためのものである。
イオナイザ12はイオン化エア13を発生させ、打ち抜きパンチ2の下死点時にのみ第1の電磁弁10を数秒間解放することにより、図1に示すようにイオン化エア導入部8からイオン化エア13が打ち抜きパンチ2の先端部へ向けて噴出される。このイオン化エア13は、打ち抜き屑3を除電しつつシュート部6内に乱流を発生させ、打ち抜きパンチ2の先端から打ち抜き屑3を引き離す作用をなす。
一方、空気増幅部7の側面上部には、入力エア穴である圧縮エア導入部9が水平方向に設けられている。圧縮エア導入部9は、空気増幅部7の上部に本体内壁に沿って設けられた円状の細いスリット19に通じるようになっている。この圧縮エア導入部9にチューブ15が配管され、第2の電磁弁11を介してコンプレッサ(図示せず)が接続されている。第2の電磁弁11を開放するとコンプレッサで圧縮された高圧のエアが圧縮エア導入部9から吹き込まれ、スリット19で絞られて高速で空気増幅部7内に吹き出し、エア高速流(圧縮エア)17となって空気増幅部7の内壁面に沿って流れる構造となっている。
次に打ち抜き屑3を吸引する過程について説明する。
イオン化エア13によって打ち抜きパンチ2の先端から打ち抜き屑3を引き離した直後に、第2の電磁弁11を数秒間開放することにより高圧のエアが圧縮エア導入部9から吹き込まれ、スリット19で絞られてエア高速流17が発生する。このときエア高速流17は、上流側にベルヌーイ効果による強力な負圧を発生させ、図2に示すように打ち抜きパンチ2が上昇し、プレス加工部20内の真空状態(密閉状態)が開放される際にプレス加工部20の外部から内部に向けて誘引される大量のエア流(増幅エア流)18ができる。この大量のエア流18により打ち抜き屑3をシュート部6、空気増幅部7を通じて外部排出部へ確実に吸引する。
プラスチックテープ1の搬送時には、第1の電磁弁10と第2の電磁弁11は閉鎖されており、エア高速流17による負圧が発生しないため、打ち抜き屑吸引装置(シュート部6、空気増幅部7、イオナイザ12、第1の電磁弁10、第2の電磁弁11、コンプッレサは、打ち抜き屑吸引装置を構成する。)に起因した位置ずれは生じない。また、この空気増幅部7は非常にシンプルな構成のため、真空ポンプと比べて非常に安価に製作が可能である。さらに、入力に必要なエアは少量であり、ランニングコストも低く抑えることができる。
次にプラスチックテープ1の打ち抜き装置25の動作及び打ち抜き方法について説明する。
先ず、プラスチックテープ1を所定位置まで搬送する。このとき第1の電磁弁10と第2の電磁弁11が閉鎖されており、エアの流れによる負圧が全く発生していない。したがってプラスチックテープ1は、位置ずれを生じることなく所定位置まで搬送される。
次に、上金型20a、ストリッパプレート23と共に打ち抜きパンチ2が下降し、打ち抜きパンチ2でプラスチックテープ1を打ち抜く。この打抜き加工により、打ち抜き屑3が発生する。この打ち抜き屑3は、プラスチックテープ1の打ち抜き加工に伴い、打ち抜き屑3に静電気が帯電するため、その静電気によって打ち抜き屑3は、打ち抜きパンチ2の先端部に付着した状態となる。
打ち抜きパンチ2の下死点(打ち抜きパンチ2のストロークの最下点)において、第1の電磁弁10を開放する。これによって、イオナイザ12から供給されるイオン化エア13がイオン化エア導入部8より打ち抜きパンチ2の先端部に向けて噴出される。イオン化エア13が、打ち抜きパンチ2の先端部に向けて噴出されることで静電気が除電され、打ち抜き屑3が打ち抜きパンチ2の先端部に付着するのを防止する。そして打ち抜き屑3は、打ち抜きパンチ2の先端部から遊離される。
その直後、第1の電磁弁10を閉鎖する。そして、その直後に打ち抜きパンチ2が上昇を始め、プレス加工部20内の真空状態(密閉状態)が開放される際に、第2の電磁弁11を開放する。これによってコンプレッサ(図示せず)で圧縮された高圧のエアが圧縮エア導入部9から吹き込み、スリット19で絞られて空気増幅部7の内壁面に沿ったエア高速流17が発生する。エア高速流17は、上流側にベルヌーイ効果による強力な負圧を発生させ、打ち抜きパンチ2が上昇し、プレス加工部20内の真空状態(密閉状態)が開放される際に誘引された大量のエア流(増幅エア流)18がシュート部6から空気増幅部7へ向けて生じ、打ち抜き屑3が吸引され、外部排出部から排出される。数秒の吸引後、第2の電磁弁11を閉鎖し、再びプラスチックテープ1を所定位置まで搬送する。
このようにしてイオン化エア導入部8からイオン化エア13を打ち抜きパンチ2の先端部に向けて噴出しつつ、圧縮エア導入部9から高圧のエアを吹き込んで打ち抜き屑3を吸引しながらプラスチックテープ1に対して打ち抜き加工が実施される。
なお、イオナイザ12は、プラスチックテープ1の打ち抜き加工中は常時ONしており、プラスチックテープ1の搬送時はOFFする。
このように打ち抜きパンチ2の先端部に向けて帯電防止用イオン気流(イオン化エア13)を供給することによって、連続的に実施される打ち抜き加工時の摩擦等によって生じる静電気を除電することができ、静電気力による打ち抜き屑3が打ち抜きパンチ2の先端部への付着を防止することができる。またエア高速流17によって空気増幅部7内に負圧が発生し、打ち抜きパンチ2によるプレス加工部20内の真空状態(密閉状態)が開放される際に誘引された大量のエア流18によって打ち抜き屑3はシュート部6、空気増幅部7を通って外部排出部へ確実に吸引される。したがって、良好な打ち抜きパターンを安定して形成することができる。
空気増幅部7の信頼性を高める方法としては、例えば、レギュレータを用いて入力エアを規定して排出エア流量を安定させ、さらに排出部に流量計と打ち抜き屑3のカウンタを設置して、排出エア量と屑の数の監視を行う方法が挙げられる。
以上述べたように、本発明によれば、吸引による位置ずれの問題を解決し、なおかつ安価で信頼性の高いプラスチックテープ1のプレス打ち抜き屑の吸引排出装置が実現される。
(実施例)
まず、プラスチックテープ1を所定位置まで搬送する。このとき第1の電磁弁10・第2の電磁弁11が閉鎖されており、エアの流れによる負圧が全く発生していない。次に打ち抜きパンチ2でプラスチックテープ1を打ち抜くが、下死点(打ち抜きパンチ2のストロークの最下点)において、第1の電磁弁10を開放することによりシュート部6内にイオン化エア13を噴出する。
その直後、第1の電磁弁10を閉鎖する。その直後打ち抜きパンチ2が上昇を始め、プレス加工部20内の真空状態(密閉状態)が開放される際に、第2の電磁弁11を開放することによりエア流が発生し、打ち抜き屑3が吸引される。数秒の吸引後、第2の電磁弁11を閉鎖し、プラスチックテープ1の搬送を行う。このステップを繰り返したところ、打ち抜き屑3は全て吸引されており、プラスチックテープ1の位置ずれによる不良も発生しなかった。
(比較例)
真空ポンプを用いて吸引する場合、プラスチックテープ1を所定位置まで搬送し、打ち抜きパンチ2でプラスチックテープ1を打ち抜く。打ち抜かれた打ち抜き屑3は真空ポンプからの負圧により外部排出部に排出される。しかし、搬送時に負圧が発生しているためプラスチックテープ1の位置ずれが発生してしまい、打ち抜きパターンの形成不良が発生してしまった。
1 プラスチックテープ
2 打ち抜きパンチ
3 打ち抜き屑
6 シュート部
7 空気増幅部
8 イオン化エア導入部
9 圧縮エア導入部
10 第1の電磁弁
11 第2の電磁弁
12 イオナイザ
13 イオン化エア
14 チューブ
16 圧縮エア
17 エア高速流
18 大量のエア流
19 スリット
20 プレス加工部(金型)
20a 上金型
20b 下金型
24 打ち抜き穴形成用穴部
25 打ち抜き装置

Claims (5)

  1. プラスチックテープを打ち抜き位置に搬送する搬送部と、前記プラスチックテープをプレス加工する打ち抜きパンチを有するプレス加工部と、前記プレス加工部の下部に設けられプレス加工により生じた打ち抜き屑を回収するシュート部と、該シュート部の下部に設けられた打ち抜き屑の外部排出部とを備えた打ち抜き装置において、
    前記シュート部に、イオナイザから供給されるイオン化エアを第1の電磁弁を介して導入するイオン化エア導入部を設け、
    前記シュート部と前記外部排出部との間に圧縮エアにより増幅エア流を発生させる空気増幅部を設け、
    前記空気増幅部に、コンプレッサから供給される前記圧縮エアを第2の電磁弁を介して導入する圧縮エア導入部を設けたことを特徴とする打ち抜き装置。
  2. 前記プラスチックテープは、長尺状である請求項1記載の打ち抜き装置。
  3. 前記空気増幅部は、入力エア量を規定して排出エア流量を安定させるレギュレータを備える請求項1又は2記載の打ち抜き装置。
  4. 前記外部排出部に前記排出エア流量を計測する流量計と打ち抜き屑をカウントするカウンタが設置される請求項1乃至3のいずれかに記載の打ち抜き装置。
  5. プラスチックテープを打ち抜き位置に搬送する搬送工程と、
    前記プラスチックテープを打ち抜きパンチによりプレス加工するプレス加工工程と、
    前記プレス加工部の下部に設けられた打ち抜き屑を回収するためのシュート部に前記プレス加工工程で生じた打ち抜き屑を回収する回収工程と、
    前記シュート部の下部に設けられた外部排出部により打ち抜き屑を吸引し、排出する、外部排出工程を有するプラスチックテープの打ち抜き方法であって、
    前記回収工程において、前記打ち抜きパンチが下死点に達した際に前記シュート部に設けられたイオナイザから供給されるイオン化エアを噴出し、前記外部排出工程において前記打ち抜きパンチを上昇させ、前記シュート部と前記外部排出部との間に形成された空気増幅部で増幅エア流を発生させることにより打ち抜き屑を吸引することを特徴とするプラスチックテープの打ち抜き方法。
JP2010153248A 2010-07-05 2010-07-05 打ち抜き装置及びプラスチックテープの打ち抜き方法 Withdrawn JP2012011532A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010153248A JP2012011532A (ja) 2010-07-05 2010-07-05 打ち抜き装置及びプラスチックテープの打ち抜き方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010153248A JP2012011532A (ja) 2010-07-05 2010-07-05 打ち抜き装置及びプラスチックテープの打ち抜き方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012011532A true JP2012011532A (ja) 2012-01-19

Family

ID=45598569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010153248A Withdrawn JP2012011532A (ja) 2010-07-05 2010-07-05 打ち抜き装置及びプラスチックテープの打ち抜き方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012011532A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016064496A (ja) * 2014-09-19 2016-04-28 トタニ技研工業株式会社 プラスチックフィルム打ち抜き装置
CN107322682A (zh) * 2017-08-07 2017-11-07 北京工业大学 一种用于微流控芯片pdms材料的打孔装置
JP2020078846A (ja) * 2018-11-13 2020-05-28 グンゼ株式会社 裁断装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016064496A (ja) * 2014-09-19 2016-04-28 トタニ技研工業株式会社 プラスチックフィルム打ち抜き装置
CN107322682A (zh) * 2017-08-07 2017-11-07 北京工业大学 一种用于微流控芯片pdms材料的打孔装置
JP2020078846A (ja) * 2018-11-13 2020-05-28 グンゼ株式会社 裁断装置
JP7240143B2 (ja) 2018-11-13 2023-03-15 グンゼ株式会社 裁断装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012011532A (ja) 打ち抜き装置及びプラスチックテープの打ち抜き方法
KR20170063777A (ko) 이물의 제거 방법 및 이물의 제거 장치
WO2018168360A1 (ja) ガラス板の製造方法及び保護シートの分離装置
US5000816A (en) Thin film peeling apparatus
CN204996939U (zh) 一种空压机阀片的冲压模具
JP2015062940A (ja) 板材分離装置及び板材分離方法
TW201400726A (zh) 用於板片形式平面元件之制動裝置及此裝置之清潔方式
CN101920274B (zh) 箔片拾取头
US7557323B2 (en) Wire retrieving device for cutting machine
JP2005028285A (ja) 微小磁性物除去装置
WO2019242281A1 (zh) 一种自动磁力辊筒模切机
CN103029162A (zh) 结构改进的模切机进料平台
JP6172853B2 (ja) 板材分離装置及び板材分離方法
CN102085536A (zh) 一种用于除油的负压抽吸工艺及装置
EP3362388A1 (en) Arrangement and method for handling paper elements
JP2000001239A (ja) シート状ワーク搬送装置
CN217790005U (zh) 定位撕膜结构
CN102921804A (zh) 一种废屑吸取装置
EP2204344B1 (en) Nip device and nip method
JPH10120211A (ja) ワーク検査装置の搬出方法とその搬出機構
TWM478017U (zh) 料件回吹分離裝置
CN203268378U (zh) 一种薄料板分板装置
CN215395408U (zh) 一种用于模切机中的防堵刀结构
JP2017109871A (ja) バルク材料をスクリューマシンに供給する供給装置及び方法
TW201726525A (zh) 物品供給方法與裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120921

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20130508