JP2012010256A - 撮像装置および画像処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来、ぼかし処理する部分を自由に設定することが難しく、プライバシ保護のためにパスワードを入力しなければならなかった。
【解決手段】
被写体を撮像する撮像部と、プライバシ保護を図るための画像処理を行わない主要被写体と当該画像処理を行う非主要被写体の少なくとも一方の検出条件を設定する被写体設定部と、撮像部が撮像する画像から検出条件に応じて主要被写体と非主要被写体の少なくとも一方を検出する被写体検出部と、被写体検出部が検出した主要被写体または非主要被写体に応じてプライバシ保護を図るための画像処理を施す領域と当該画像処理を施さない領域の少なくとも一方の領域を決定する画像処理領域決定部と、画像処理領域決定部が決定した領域の位置情報およびプライバシ保護を図るための画像処理の有無を示す情報とを被写体情報として取得する被写体情報取得部とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置および画像処理プログラムに関する。
電子カメラやカメラ付携帯電話などの普及に伴い、様々な場所で撮影を行う機会が増えている。しかしながら、撮影した画像の中に他人に見られたくない人や物が写っていたり、他人が撮影した画像にたまたま自分が写り込んでしまう場合がある。そこで、撮影された人のプライバシを保護するために、撮影した画像にモザイク処理(ぼかし処理の一つ)を施してマスクし、パスワードを入力しなければモザイク処理前の画像を見られないようにする技術が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−87632号公報
ところが、従来技術ではぼかし処理する部分を自由に設定することが難しく、プライバシ保護のためにパスワードを入力しなければならないという課題があった。
請求項1に記載の撮像装置は、被写体を撮像する撮像部と、プライバシ保護を図るための画像処理を行わない主要被写体とプライバシ保護を図るための画像処理を行う非主要被写体の少なくとも一方の検出条件を設定する被写体設定部と、前記撮像部が撮像する画像から前記被写体設定部で設定された検出条件に応じて前記主要被写体と前記非主要被写体の少なくとも一方を検出する被写体検出部と、前記被写体検出部が検出した前記主要被写体または前記非主要被写体に応じてプライバシ保護を図るための画像処理を施す領域とプライバシ保護を図るための画像処理を施さない領域の少なくとも一方の領域を決定する画像処理領域決定部と、前記画像処理領域決定部が決定した領域の位置情報およびプライバシ保護を図るための画像処理の有無を示す情報とを被写体情報として取得する被写体情報取得部とを備えたことを特徴とする。
請求項11に記載の画像処理プログラムは、前記撮像装置でプライバシ保護を図るための画像処理された画像が記憶された記憶媒体から画像データを読み出してコンピュータで実行可能な画像処理プログラムであって、前記記憶媒体から前記被写体情報および前記生体情報が付加された画像データを読み出す画像入力ステップと、前記画像入力ステップで読み出した画像データの被写体情報が示す前記非主要被写体にプライバシ保護を図るための画像処理を施し、前記主要被写体にプライバシ保護を図るための画像処理を施さずに表示媒体に表示する画像表示ステップと、前記コンピュータの操作者の生体情報を前記コンピュータに接続された生体情報センサから取得する生体情報取得ステップと、前記生体情報取得ステップで取得した操作者の生体情報と、前記画像データに付加されている生体情報とが一致する場合に、前記画像入力処理ステップで読み出した画像データの前記非主要被写体に施されたプライバシ保護を図るための画像処理を解除する画像処理解除ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、プライバシ保護を適切に行うことができる。
本実施形態に係る撮像装置101の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る撮像装置101の外観を示す説明図である。 画像データの構成例を示す説明図である。 ぼかし処理方法を示す説明図である。 ぼかし処理を施す領域の決定方法およびぼかし領域の位置情報を示す説明図である。 ぼかし画像生成部151の構成を示すブロック図である。 生体情報の登録処理の流れを示すフローチャートである。 電源投入時および撮影処理の流れを示すフローチャートである。 再生処理の流れを示すフローチャートである。 ぼかし操作の様子を示す説明図である。
以下、本発明に係る撮像装置および画像処理プログラムの実施形態について図面を用いて詳しく説明する。尚、本実施形態で説明する撮像装置101は、画像処理プログラムの機能を含んでいる。
[撮像装置101の構成]
図1は本実施形態に係る撮像装置101の構成を示すブロック図である。撮像装置101は、レンズ部102と、メカニカルシャッタ103と、撮像素子104と、AFE(アナログフロントエンド)105と、画像バッファ106と、TG(タイミングジェネレータ)107と、制御部108と、メモリカード109aを装着するためのメモリカードIF109と、表示部110と、操作部111と、メモリ112と、生体センサ113と、マイク114と、測位部115と、タッチパネル116とで構成される。
図2は、撮像装置101の概観図を示し、図2(a)は表示部110側、図2(b)はレンズ部102側をそれぞれ示す。尚、図1と同符号のものは同じものを示す。
レンズ部102は、レンズ制御部102aと、フォーカスレンズやズームレンズなどで構成されるレンズ群102cや絞り102dを駆動する駆動部102bとで構成される。レンズ制御部102aは、レンズIF102eを介して制御部108に接続され、フォーカスレンズ位置の移動やレンズ位置情報を制御部108に出力する。また、制御部108は、露出条件に応じて絞り102cを開閉したり、メカニカルシャッタ103を所定のシャッタ速度で開閉する。尚、撮像装置101は、撮像素子104で逐次撮影される被写体画像を表示部110に動画表示(スルー画像表示)して被写体の様子を確認することができる電子カメラである。スルー画像表示中はメカニカルシャッタ103が開放状態になり、撮像素子104は制御部108からTG107を介して出力されるタイミングに応じて電子シャッタで画像を撮影する。
撮像素子104は、RGB各色のフォトダイオードが受光面に二次元状に配置されており、フォトダイオードに入射される光量に応じた大きさの電気信号をAFE105に出力する。
AFE105は、撮像素子104から出力されるRGB各色の電気信号を制御部108から指示されるゲインに応じてレベル調整する。そして、AFE105は、レベル調整されたアナログの電気信号をデジタルデータにA/D変換して画像バッファ106に取り込む。
画像バッファ106は、揮発性の高速メモリなどで構成される。また、画像バッファ106は、制御部108が画像処理やホワイトバランス処理などを行う際の処理バッファとしても用いられ、処理後の画像データも画像バッファ106に保持される。尚、見られたくない被写体のプライバシ保護を図るための画像処理以外の画像処理(例えば色補正処理やエッジ強調処理或いはJPEG圧縮処理など)やホワイトバランス処理については、本実施形態の主要部分ではないので図示していない。
TG107は、制御部108の指令(例えば撮像素子104から読み出す画像の解像度の指定など)に応じて各部にタイミング信号を出力する。例えばTG107は、撮像素子104から画像信号を読み出すためのタイミング信号,AFE105でA/D変換するためのタイミング信号および画像バッファ106へ画像データを書き込むためのタイミング信号などを出力する。
制御部108は、内部またはメモリ112に予め記憶されたプログラムコードに従って動作するCPUで構成される。制御部108は、操作部111に設けられた各種の操作ボタンの操作に応じて撮像装置101全体の動作を制御する。尚、本実施形態に関係する制御部108の構成については後で詳しく説明する。
メモリカードIF109は、制御部108が出力する画像データを脱着可能な記憶媒体であるメモリカード109aに記録するためのインターフェースを提供する。或いは、操作部111で撮影済み画像の再生モード(再生ボタン111eを押下)が選択された場合、メモリカードIF109はメモリカード109aに保存された画像データを読み出して制御部108に出力し、制御部108は読み出された画像を表示部110に表示する。
表示部110は、例えば液晶モニタなどで構成される。そして、制御部108が出力するメニュー画面やスルー画像或いは画像バッファ106に取り込まれた画像やメモリカード109aに記憶されている画像が表示部110に表示される。
操作部111は、電源ボタン111a,レリーズボタン111b,撮影モードダイヤル111c,メニューボタン111d,再生ボタン111eおよび十字カーソルボタン111fなどの操作ボタン類で構成される。撮影者は、これらの操作ボタンを用いて撮像装置101を操作し、これらの操作ボタンによる操作情報は制御部108に出力される。そして、制御部108は、操作部111から入力する操作情報に応じて、撮像装置101全体の動作を制御する。特に本実施形態に係る撮像装置101では、撮影モードダイヤル111cで「ぼかし撮影モード」を選択できるようになっている。「ぼかし撮影モード」がオンの場合は、基本的には撮影した画像は全面にぼかし処理が施されて表示部110に表示される。或いは、ユーザーが設定した条件に合致する被写体部分にぼかし処理を施さない部分ぼかし画像を表示部110に表示する。
尚、本実施形態では、見られたくない被写体のプライバシ保護を図るための画像処理としてぼかし処理を行う場合について説明するが、ぼかし処理のようにフォーカス状態を甘くする処理だけでなく、プライバシ保護のために、色相を変えたり、別の色や画像で置き換えるなどの画像処理を行う場合も含まれる。尚、本実施形態ではわかり易いように「ぼかし撮影モード」としたが、「プライバシ保護撮影モード」と称しても構わない。
このようにして、本実施形態に係る撮像装置101は、撮影画像のプライバシ保護を図ることができる。尚、「ぼかし撮影モード」がオフの場合は、通常のカメラと同様に撮影した画像にぼかし処理を施さずに表示部110に表示する。また、本実施形態に係る撮像装置101は、撮影画像を表示部110に表示する際にガウスフィルタなどによってぼかし処理を施すもので、画像バッファ106に取り込まれた原画データやメモリカード109aに保存されている画像データ自体が書き換えられるわけではない。尚、ぼかし処理については後で詳しく説明する。
ここで、図2では本実施形態の説明で必要なボタン類しか記載されていないが、シャッタ速度や絞り値などの設定や感度設定など通常のカメラに必要な操作は全て操作部111の操作ボタンを用いて行われる。尚、十字カーソルボタン111fは、上下左右の4つのカーソルボタンと中央のOKボタンとで構成され、メニューボタン111dを押下して表示部110に表示されたメニュー画面を操作するために用いられる。或いは、本実施形態に係る撮像装置101では、ぼかし処理を施さない主要被写体やぼかし処理を施す非主要被写体の設定などに用いられる。
メモリ112は、不揮発性のフラッシュメモリなどで構成される。メモリ112には、制御部108のプログラムコードや各部の制御に必要なパラメータなどが保存される。尚、これらのパラメータは表示部110に表示される設定メニューによって適宜変更される。特に、本実施形態に係る撮像装置101では、撮像装置101の使用者の生体情報がメモリ112に記憶される。ここで、生体情報とは、指紋,声紋,顔,虹彩,静脈など個人を特定可能な情報全てが含まれる。本実施形態に係る撮像装置101では、生体センサ113により指紋を読み取る場合について説明するが、マイク114により取得した声紋を生体情報として利用するようにしても構わない。或いは、撮像素子104の撮影画像から顔の特徴を取得したり、眼球撮影を行うことにより虹彩情報を取得することもできる。
生体センサ113は、図2に示すように、撮影者の指131が生体センサ113に触れる位置に配置されており、撮影者が意識することなく生体情報を取得することができる。そして、生体センサ113が取得した生体情報は制御部108に出力される。
マイク114は、動画撮影時の音声取得だけでなく、生体センサ113の代わりに声紋を取得する。
測位部115は、撮像装置101を使用している地理的な位置を取得し、制御部108に出力する。尚、地理的な位置の取得には、例えば複数の人工衛生からの信号を受信して位置情報を算出するGPS(Global Positioning System)などを利用する。また、制御部108は、メモリ112に地図情報を保持しており、測位部115が出力する地理的位置情報(緯度や経度などの情報)を住所情報(東京都品川区・・・などの地名や建物情報)に変換することができる。
タッチパネル116は、表示部110の前面に配置され、表示部110に表示されるスルー画像や撮影後の静止画像(特に本実施形態ではぼかし処理済の画像)の被写体を指やスタイラスペン(入力用の専用ペン)で選択することができる。
次に、制御部108の構成について詳しく説明する。
[制御部108の構成]
図1において、制御部108は、ぼかし画像生成部151と、記録制御部152と、表示制御部153と、撮影制御部154と、生体認証部161と、パネル位置取得部162と、ぼかし画像解除部163とで構成される。
ぼかし画像生成部151は、「ぼかし撮影モード」がオンの場合、画像バッファ106に取り込まれた画像を表示部110に表示する際に、予め設定されたフィルタ係数(ガウスフィルタや移動平均処理を施すフィルタなど)によって全面にぼかし処理を施した画像を表示制御部153を介して表示部110に表示する。或いは、後で説明するように、主要被写体が設定されている場合は、その部分だけぼかし処理を施さない部分ぼかし処理を行う。尚、ぼかし画像生成部151の構成については後で詳しく説明する。
記録制御部152は、撮像素子104から画像バッファ106に取り込まれたぼかし処理を施さない原画データ(ホワイトバランス処理や色補間処理など通常のカメラで行われる基本的な処理は施されているものとする)をメモリカードIF109を介してメモリカード109aに保存する。この時、「ぼかし撮影モード」がオンで撮影された画像データには、図3(a)に示すように「ぼかし撮影モード」がオンであることを示すヘッダ情報(「ぼかし処理有」)が付加して記憶される。尚、画像データ自体はぼかし無しの画像データである。
また、全面ぼかしの場合は「ぼかし処理有」を示す情報だけで構わないが、部分的にぼかさない場合(逆に部分的にぼかす場合でもよい)はぼかさない部分(主要被写体)の位置を示す情報もヘッダ情報として画像データと共にメモリカード109aに記憶される。ここで、「ぼかし処理有」を示す情報と、主要被写体の位置情報などを含めて撮影画像の被写体情報と称する。尚、被写体情報が「ぼかし処理有」で位置情報が無い場合は全面ぼかし処理となる。また、位置情報は、ぼかさない部分(主要被写体)に対してではなく、ぼかす部分(非主要被写体)の位置情報であっても構わない。
さらに、記録制御部152は、図3(b)に示すように、生体センサ113などで取得した撮影者の生体情報もヘッダ情報として画像データと共にメモリカード109aに記憶される。また、図3(c)に示すように、ぼかし処理を解除した場合の履歴情報をヘッダ情報として画像データと共にメモリカード109aに記憶するようにしても構わない。この場合は、ぼかし処理を解除した位置情報が被写体情報に追加される。
尚、「ぼかし撮影モード」がオンで撮影された場合は、メモリカード109aをパソコンなど他の装置で読み取って表示できないように、画像データ自体を暗号化しても構わない。この場合は、後で説明するように、画像データに付加されている生体情報の使用者の場合のみ画像を表示できるようにパソコンなどのアプリケーションプログラムで制御する。或いは、未使用のメモリカード109aを撮像装置101に装着してフォーマットする際に、撮像装置101とメモリカード109aとの間で共通のIDで認証できるようにしても構わない。これにより、認証できない場合に画像の読み出しを許可しないようにできるので、プライバシの保護を図ることができる。また、パスワードなどで画像データを保護する場合であっても、ぼかし処理を施した部分を解除した画像に対してのみパスワードを付加するようにしても構わない。これにより、ぼかし処理を施した部分を解除した画像のプライバシの保護を図ると共に、ぼかし処理画像の閲覧は不特定多数の人ができるので利便性が高まる。
表示制御部153は、撮影画像,スルー画像およびメニュー画面などを表示部110に表示する。或いは、記録制御部152がメモリカード109aから読み出した撮影済みの画像を表示部110に表示する。特に、本実施形態に係る撮像装置101では、操作部111の再生ボタン111eが押下されると、画像バッファ106に取り込まれた撮影画像やメモリカード109aに保存されている画像を表示部110に表示することができる。尚、本実施形態に係る撮像装置101では、メモリカード109aに保存されている画像データに「ぼかし処理有」の設定とぼかし処理を行わない領域(或いはぼかし処理を行う領域)の被写体情報が付加されている場合は、ぼかし画像生成部151でぼかし処理した画像が最初に表示部110に表示される。
撮影制御部154は、レンズIF102eを介してレンズ部102のレンズ制御部102aに指令してレンズ群102cのフォーカスレンズ位置や絞り102dを制御する。或いは、撮影制御部154は、メカニカルシャッタ103の開閉やAFE105のゲイン制御或いはTG107のタイミング制御などを行って、撮像素子104で撮像した画像を画像バッファ106に取り込む一連の撮影処理を行う。
生体認証部161は、例えば撮像装置101の電源ボタン111aを押下した時に生体センサ113で取得した使用者の生体情報が予めメモリ112に登録されているか否かを判別し、登録されていない使用者の場合は撮像装置101の電源を自動的にオフする。或いは、メモリカード109aに保存されている「ぼかし処理有」の画像データのぼかし処理を解除して表示する場合にも生体センサ113で取得した使用者の生体情報が画像データに付加されている生体情報と一致するか否かを判別し、一致しない使用者の場合はぼかし処理を解除できないように制御する。尚、生体認証部161は、生体情報としてマイク114で声紋を取得する場合、声紋が一致するか否かを判別し、声紋が一致しない場合は撮像装置101の電源を自動的にオフしたり、ぼかし処理を解除できないように制御する。また、顔や虹彩など他の生体情報を用いる場合も同様に制御する。
パネル位置取得部162は、タッチパネル116から位置情報を取得する。タッチパネル116の位置情報は、例えば使用者が指やスタイラスペンで押さえた部分の物理的な座標情報である。そして、取得した位置情報は、ぼかし画像解除部163に出力される。
ぼかし画像解除部163は、ぼかし処理の解除が許可された使用者がぼかし処理を施された画像のぼかし処理の解除を指示した場合に、ぼかし処理を解除して表示部110に表示する。
[ぼかし処理とぼかし解除処理]
ここで、撮像装置101におけるぼかし処理とぼかし解除処理の方法について図4を用いて説明する。図4(a)はぼかし処理無し画像(原画)300である。ぼかし画像生成部151は、図4(b)に示すように、ぼかし無し画像300とは別の曇りガラスを被せるイメージの処理を行う。具体的には、ぼかし無し画像300をフィルタ300aに通す処理を行ってぼかし画像301aを作成するが、ぼかし無し画像データ自体を上書きせず、例えば表示用の複製データを画像バッファ106に作成して複製データにガウスフィルタなどのフィルタ係数を乗算する処理を行う。或いは、表示用の複製データを作成せずにぼかし無し画像を表示部110に表示する際に表示制御部153でリアルタイムでフィルタ処理を行うようにしても構わない。いずれの場合でも、ぼかし処理を行った画像301aが表示部110に表示される。
尚、図4(c)に示すように、部分ぼかしの場合は、ぼかし無し画像300に曇っていない窓302を有する曇りガラス状のフィルタ300bを被せる処理を行ってぼかし画像301bを作成する。これにより、例えば窓302の位置にある人物Eの顔のぼかし処理が解除された画像が表示部110に表示される。ここで、窓302の位置は、例えば表示部110の上に設けられたタッチパネル116に操作者の指351で押さえた部分の座標をパネル位置取得部162が取得してぼかし画像生成部151またはぼかし画像解除部163に出力される。この時、ぼかし画像生成部151またはぼかし画像解除部163は、パネル位置取得部162から入力した座標の近くにある顔を検出して、検出した顔部分の領域を主要被写体として設定するようにしても構わない。
この場合は、図5(a)に示すように、例えばスルー画像371上で操作者の指351が触れた近くの人物Eの顔を囲む画素座標(x1,y1)と画素座標(x2,y2)とを対角とする四角形状の領域を主要被写体の位置情報として設定する。これにより、撮影された画像を表示部110に表示する場合は、図5(b)に示すように、人物Eの顔の部分をぼかさない画像371aが表示される。尚、図5(a)に示すように、検出した顔の輪郭を基準とする四角形の範囲を主要被写体として設定するのではなく、領域381のように顔の輪郭より少し大きめの領域を主要被写体として設定しても構わない。或いは、顔の輪郭より下方向に長い長方形の領域を主要被写体として設定しても構わない。この場合は、顔から下の身体の部分を含む人物領域を主要被写体として設定できる。または、検出した顔部分だけを主要被写体として設定しても構わない。この場合は、四角形状ではないので、例えば顔の輪郭に沿って座標データを取得する必要がある。
さらに、図4(d)は、ぼかし処理を解除する部分(窓303)を追加する場合の様子を示している。この場合も図4(c)と同様に、ぼかし無し画像300に窓302と窓303とを有する曇りガラス状のフィルタ300cを被せる処理を行うことにより画像301cを作成する。これにより、例えば窓302の位置にある人物Eの顔と窓303の位置にある人物Dの顔のぼかし処理が解除された画像301cが表示部110に表示される。
このようにして、ぼかし画像生成部151は、ぼかし画像を作成して表示部110に表示する。尚、上記の説明では、タッチパネル116を用いて目的とする被写体を選択するようにしたが、図2の撮像装置101の光学ファインダ117を用いて撮影する場合でも、光学ファインダ117内にLEDなどで表示されるフォーカスポイントを利用して簡易的に目的とする被写体を選択することが可能である。
次に、ぼかし画像生成部151の構成について詳しく説明する。
[ぼかし画像生成部151の構成]
ぼかし画像生成部151は、先に説明したように、ぼかし処理を行わない主要被写体の設定や検出(またはぼかし処理を行う非主要被写体の設定や検出)を行い、撮影した画像の非主要被写体部分にぼかし処理を施して表示制御部153を介して表示部110にぼかし画像を表示する。また、ぼかし画像生成部151は、主要被写体の位置情報(非主要被写体の位置情報)を記録制御部152に出力する。
図6は、ぼかし画像生成部151の構成例を示す図である。図6において、ぼかし画像生成部151は、非主要被写体設定部201と、主要被写体設定部202と、ぼかし量設定部203と、非主要被写体検出部204と、主要被写体検出部205と、ぼかし処理部206と、ぼかし位置情報出力部209とで構成される。
ここで、先に説明したように、主要被写体とは表示部110に表示する際にぼかし処理を行わない被写体を意味し、非主要被写体とは表示部110に表示する際にぼかし処理を行う被写体を意味する。
尚、非主要被写体と主要被写体に設定できる被写体は、撮像装置101が検出可能な被写体とし、例えば人間の顔である。また、顔の中でも、笑顔,笑顔でない顔,特定人物の顔などの検出も可能である。つまり、画像処理によって被写体の特徴量の判別やパターン認識が可能な被写体であれば何でも構わない。
次に、ぼかし画像生成部151を構成する各部について順に説明する。
先ず、非主要被写体設定部201および主要被写体設定部202について説明する。尚、本実施形態では、説明が分かり易いように、ぼかし処理を行う被写体を設定する非主要被写体設定部201と、ぼかし処理を行わない被写体を設定する主要被写体設定部202とに分けて構成したが、2つをまとめて被写体設定部としても構わない。
非主要被写体設定部201および主要被写体設定部202の各被写体の設定方法として次のような方法がメニューボタン111dを押下して表示部110に表示されるメニュー画面で選択できる。
(1)撮影時に表示部110に表示されているスルー画像内の被写体をタッチパネル116で選択する。この場合は、例えばぼかし処理を行う被写体(非主要被写体)の設定操作であるのかぼかし処理を行わない被写体(主要被写体)の設定操作であるのかを選択するボタンを表示部110に表示して、タッチパネル116で選択できるようにする。
(2)スルー画像内で顔検出を行い、撮影制御部154がレンズ部102から取得するフォーカス情報から各顔までの距離を取得したり、顔の大きさが一番大きい被写体が撮像装置101に最も近い位置にある被写体と判断して、これを主要被写体として自動的に設定する。
(3)検出した顔の中から予め登録した人物の顔を検出して、スルー画像内に登録した人物の顔がある場合は、当該顔または人物を主要被写体として自動的に設定する。
(4)背景をぼかさないように設定する。具体的には、顔検出して顔や人物以外の部分(背景)を主要被写体に設定する。或いは、顔や人物は全て非主要被写体に設定しても構わない。
(5)AF操作に連動して、フォーカス位置にある被写体を主要被写体として設定する。
(6)顔検出と同様に特徴量を用いて撮影画像の中から文字の特徴がある部分を認識するようにして、文字部分を非主要被写体に設定する。これにより、撮影画像の中に立て札やゴミ箱などの表示がある場合に、この部分をぼかして表示することができる。逆に、測位部115から取得した住所情報をぼかし画像の一部に表示するようにしても構わない。これにより、全面ぼかし画像であってもどこで撮影した画像なのかを容易に知ることができる。この場合は、撮影時に画像データを記憶する際に、先に説明した被写体情報の一部として住所情報を含めて記憶するものとする。
尚、ぼかし画像生成部151は、「ぼかし撮影モード」がオンの場合で且つ主要被写体が設定されていない場合は、撮影画像を表示部110に表示する際に全面にぼかし処理を施した画像を表示する。
ぼかし量設定部203は、ぼかし処理を行う際のぼかし具合を設定する。例えば操作部111のメニューボタン111dを押下して、「ぼかし量設定メニュー」を表示部110に表示する。「ぼかし量設定メニュー」は、例えば、ぼかし量の選択項目として(大,中,小)を表示部110に表示し、設定する項目を十字カーソルボタン111fのカーソルで選択してOKボタンを押下すればぼかし量の設定が完了する。尚、ぼかし量を変える方法は、例えばガウスフィルタの特性を変えることで実現できる。例えば、画像の空間周波数のカットオフ周波数を3種類設定して、それぞれに対応するフィルタ係数をメモリ112に予め記憶しておけばよい。そして、ぼかし量が小の場合はカットオフ周波数が一番高い特性のフィルタ係数を用いてぼかし処理を行う。ぼかし量が大の場合はカットオフ周波数が一番低い特性のフィルタ係数を用いてぼかし処理を行う。同様にぼかし量が中の場合はカットオフ周波数が真ん中の特性のフィルタ係数を用いてぼかし処理を行う。このようにして、ぼかし量の調整が可能になる。
次に、非主要被写体検出部204および主要被写体検出部205について説明する。尚、本実施形態では、説明が分かり易いように、ぼかし処理を行う被写体を検出する非主要被写体検出部201と、ぼかし処理を行わない被写体を検出する主要被写体検出部202とに分けて構成したが、2つをまとめて被写体検出部としても構わない。
非主要被写体検出部204および主要被写体検出部205は、スルー画像または撮影画像の中から非主要被写体設定部201および主要被写体設定部202で設定された非主要被写体または主要被写体を検出する。これらの被写体の検出は、被写体の特徴量の判別やパターン認識によって行う。例えば、顔の検出は撮影画像内で顔の特徴量(顔の形状,目と鼻と口の位置関係など)に類似する部分をサーチすることによって実現できる。また、笑顔や笑顔でない顔についても、顔の特徴量で目や口の形状を用いて検出することができる。さらに特定人物の顔についても、予め撮影した特定人物の顔の特徴量に類似する特徴量の顔をサーチすることで検出が可能である。
ぼかし処理部206は、非主要被写体検出部204および主要被写体検出部205が検出した各被写体からぼかし処理を施す部分(またはぼかし処理を施さない部分)を決定し、その部分に対してガウスフィルタなどのぼかし処理を施す。この時、先に説明したように、ぼかし処理を行う領域や形状などに応じてぼかし処理を行う領域を選択する。また、背景をぼかさない設定の場合は、検出した非主要被写体部分のみぼかし処理を行う。そして、ぼかし処理後の画像を表示制御部153を介して表示部110に表示する。
ぼかし位置情報出力部209は、ぼかし処理部206が決定したぼかし処理を施す部分(またはぼかし処理を施さない部分)の位置情報(図5で説明した画面上の座標位置など)を記録制御部152に出力する。そして、記録制御部152は、「ぼかし撮影モード」で撮影された画像データをメモリカード109aに記憶する際に、ぼかし処理を施す部分(またはぼかし処理を施さない部分)の位置情報を画像データに付加してメモリカード109aに記憶する。
以上が本実施形態に係る撮像装置101の基本構成および各部の動作である。
ここで、本実施形態に係る撮像装置101では、生体センサ113で使用者の生体情報を取得して、撮影画像を表示する際の操作者が撮影者自身か予め登録された人物以外の場合に、ぼかし処理を解除できないようにしたり、撮像装置101の電源を強制的にオフするなどのプライバシー保護の機能を有している。
[生体情報の登録処理]
撮像装置101を購入して最初に使用する時に、使用者の生体情報を登録する処理を行う。この登録処理の流れを図7のフローチャートに示す。尚、図7の登録処理は、制御部108の内部またはメモリ112に予め記憶されたプログラムに従って制御部108によって実行される。
(ステップS101)制御部108は、使用者が登録処理を選択した場合に、登録処理を開始する。尚、登録処理は、例えば操作部111のメニューボタン111dを押下して表示部110に表示される設定メニューの中から選択する。或いは、撮像装置101を購入後に初めて使用者が操作部111の電源ボタン111aを押下したときに、登録処理を開始するようにしても構わない。
(ステップS102)制御部108は、使用者の生体情報を生体センサ113から取得する。生体センサ113は、図2で説明したように、指紋情報を取得する。尚、取得する生体情報の種類を設定メニューで選択できるようにして、例えば声紋を用いる場合はマイク114を用いて声を生体情報として取得する。
(ステップS103)制御部108は、例えば「生体情報を取得しました。登録しますか?」という確認画面を表示部110に表示して、登録するか否かを使用者に確認する。そして、使用者が十字カーソルボタン111fを操作してYesを選択した場合はステップS104に進み、Noを選択した場合はステップS102に戻って再び生体情報の取得をやり直す。尚、使用者が途中で登録処理を中断する場合は、再び、操作部111のメニューボタン111dを押下することによって、登録処理から抜けることができる。
(ステップS104)制御部108は、ステップS103で取得した生体情報をメモリ112に記憶する。
(ステップS105)制御部108は、一連の登録処理を終了する。
尚、複数の使用者の生体情報を登録する場合は、ステップS101からステップS105までの処理を繰り返し実行する。
このようにして、本実施形態に係る撮像装置101は、使用者の生体情報を登録する。
尚、登録処理において、管理者権限の生体情報と、ユーザー権限の生体情報とを分けて管理するようにしても構わない。この場合は、メニューボタン111dを押下して表示される設定メニューに管理者登録と一般ユーザー登録とを選択できるようにする。そして、制御部108の生体認証部161が撮像装置101の操作者が管理者権限の操作者であることを認識した場合は、一時的に非登録者が使用できるように自動電源オフ機能を解除できる(例えばゲストモードなどを設ける)。これにより、例えば旅先で通りがかりの人に撮像装置101で写真を撮影してもらうことが可能になる。さらに、ゲストモードではレリーズボタンやズームボタンなど基本的な機能しか使えないようにする。尚、ゲストモードは、電源をオフすると再び自動電源オフ機能が設定されるようにして、設定忘れを防止することができる。また、管理者権限とユーザー権限とで、使用可能な機能を変えても構わない。例えば管理者権限の場合は全てのぼかし解除画像を表示することができるが、ユーザー権限の場合は許可されたぼかし解除画像しか表示できないようにする。或いは、管理者権限の人を複数登録できるようにしても構わない。これにより、1台の撮像装置101を家族など複数の人で共用する場合でも使い勝手を損なわずにプライバシの保護を図ることができる。
[撮影処理]
次に、撮像装置101の電源をオンして撮影を行う場合の処理について図8のフローチャートを用いて説明する。尚、操作部111の撮影モードダイヤル111cで「ぼかし撮影モード」が選択されているものとする。また、図8の処理は、制御部108の内部またはメモリ112に予め記憶されたプログラムに従って制御部108によって実行される。
(ステップS201)制御部108は、操作部111の電源ボタン111aが押下されると初期動作を開始する。
(ステップS202)制御部108は、登録処理のステップS102と同様に、使用者の生体情報を生体センサ113から取得する。
(ステップS203)制御部108の生体認証部161は、ステップS202で取得した生体情報がメモリ112に記憶されている生体情報と一致するか否かを判別する。一致しない場合はステップS204に進み、一致する場合はステップS205に進む。
(ステップS204)制御部108は、撮像装置101の電源を強制的にオフする。これにより、生体情報が登録されていない者が撮像装置101を使用することを防止できる。例えば撮像装置101を紛失した場合でも撮影画像が見られることはなく、プライバシを保護できる。
(ステップS205)ステップS203で2つの生体情報が一致した場合は、撮像装置101が使用可能となり、使用者は撮影モードを選択することができる。尚、電源投入前に選択していた撮影モードが選択されている場合は、ステップS205を実行する必要はない。ここでは、「ぼかし撮影モード」が電源投入前に選択されているものとする。
(ステップS206)制御部108は、ぼかし処理の有無を判別する。「ぼかし撮影モード」が選択されていない場合は「ぼかし処理無し」としてステップS207に進み、「ぼかし撮影モード」が選択されている場合は「ぼかし処理有り」としてステップS208に進む。
(ステップS207)制御部108は、撮影制御部154により、通常のカメラと同じぼかし処理を施さない撮影処理を実行する。そして、ステップS215に進む。
(ステップS208)制御部108は、ぼかし処理を行わない主要被写体またはぼかし処理を行う非主要被写体を設定する。この処理は、先に図6で説明した非主要被写体設定部201または主要被写体設定部202の処理に対応する。例えば表示部110に表示されているスルー画像の中からタッチパネル116で主要被写体や非主要被写体を選択する。尚、ぼかし処理を行わない主要被写体の条件が予め設定されている場合、例えば一番近くにいる人物やフォーカス位置の被写体などを主要被写体に設定する場合は、ステップS208を行わなくても構わない。
ここで、スルー画像内で選択した被写体が主要被写体である場合は、選択した被写体部分を除く領域をぼかしたスルー画像を所定時間(1秒間など)表示するようにしても構わない。尚、スルー画像内で選択した被写体が非主要被写体である場合は、選択した被写体部分をぼかしたスルー画像を所定時間だけ表示する。これにより、撮影者は撮影されるぼかし画像のイメージを確認することができる。或いは、選択した被写体に枠を表示するようにしても構わない。尚、選択された被写体の特徴量を保持して、スルー画像の画角が変わった場合でも選択された被写体を特徴量でサーチしながら追尾できるようにしても構わない。これにより、ぼかし処理を施す位置が設定した被写体からずれることを防止できる。
(ステップS209)撮影者は、表示部110に表示されているスルー画像を見て撮影構図の確認を行う。
(ステップS210)制御部108は、操作部111のレリーズボタン111bが半押しされたか否かを判別する。Yesの場合はステップS211に進み、Noの場合はステップS208に戻って被写体の設定や構図の確認を継続して行う。
(ステップS211)制御部108は、AF(Auto Focus)処理を実行する。例えば、予め設定されたフォーカスポイントでフォーカスが合うようにレンズ部102のフォーカスレンズの位置を制御する。
(ステップS212)制御部108は、操作部111のレリーズボタン111bが全押しされたか否かを判別する。Yesの場合はステップS213に進み、Noの場合はステップS208に戻って被写体の設定や構図の確認を継続して行う。
(ステップS213)制御部108は、画像撮影を行う。撮像素子104で撮影された画像は、画像バッファ108に取り込まれる。
(ステップS214)制御部108は、画像バッファ108に取り込まれた画像データに、被写体情報とステップS202で取得した生体情報とを付加した記録用の画像データを作成する。尚、被写体情報は、先に説明したように、「ぼかし処理有」を示す情報と主要被写体(または非主要被写体)の位置情報である。
ここで、撮影画像の顔検出を行って顔が検出されない場合は、ぼかし無し画像としてメモリカード109aに記憶するようにしても構わない。
(ステップS215)制御部108の記録制御部152は、ステップS214で作成された画像データまたはステップS207で撮影された画像データをメモリカードIF109を介してメモリカード109aに保存する。
(ステップS216)制御部108は、一連の撮影処理を終了する。
このようにして、本実施形態に係る撮像装置101は、ぼかし処理を施さない被写体またはぼかし処理を施す被写体を自由に選択することができる。また、「ぼかし撮影モード」で撮影された画像データに主要被写体の位置情報(または非主要被写体の位置情報)を付加して記憶し、撮影された画像データ自体にはぼかし処理を施さないので、表示部110に表示する際にぼかし処理の解除を任意の位置で簡単に行うことができる。さらに、「ぼかし撮影モード」で撮影された画像データに撮影者の生体情報を付加して記憶するので、後に説明するようにぼかし処理の解除を行えないようにすることができる。
[再生処理]
次に、撮像装置101の電源をオンして撮影を行う時の処理について図9のフローチャートを用いて説明する。尚、再生する画像データは、図8で説明したように、「ぼかし撮影モード」で撮影された画像データで、被写体情報と生体情報とが付加されているものとする。また、図9の処理は、制御部108が内部またはメモリ112に予め記憶されたプログラムに従って実行される。
(ステップS301)制御部108は、操作部111の再生ボタン111eが押下されると再生処理を開始する。
(ステップS302)制御部108は、メモリカード109aに記憶されている画像データのファイルリストまたはサムネイル画像を表示部110に表示し、使用者は操作部111の十字カーソルボタン111fを用いて再生する画像または画像ファイル名を選択する。
(ステップS303)制御部108は、ステップS302で選択された画像または画像ファイル名に対応する画像データをメモリカード109aから読み出す。
(ステップS304)制御部108は、メモリカード109aから読み出した画像データに付加されている被写体情報(ぼかし処理の有無および位置情報)に応じてぼかし処理を行い、ぼかし画像を表示部110に表示する。
(ステップS305)制御部108は、メモリカード109aから読み出した画像データに付加されている撮影者の生体情報を読み出す。
(ステップS306)制御部108は、図7の登録処理のステップS102と同様に、使用者の生体情報を生体センサ113から取得する。
(ステップS307)制御部108の生体認証部161は、ステップS305で読み出した撮影者の生体情報と、ステップS306で取得した使用者の生体情報が一致するか否かを判別する。一致する場合はステップS308に進み、一致しない場合はステップS306に戻る。
(ステップS308)操作者は、ぼかし処理の解除操作を行う。ここで、ぼかし処理の解除操作は図4(c)および図4(d)で説明した操作で、使用者は表示部110に表示されているぼかし画像301aを見ながら、ぼかし処理を解除したい部分を選択する。例えば図10(a)に示すように、指351をぼかし処理を解除したい画像上で動かす。これにより、指351を動かした部分の位置情報をパネル位置取得部162がタッチパネル116から取得し、ぼかし画像解除部163に出力する。そして、ぼかし画像解除部163は、パネル位置取得部162から入力する位置情報に応じて当該部分のフィルタ処理を解除し、例えば図10(b)に示すような領域310だけがぼけていない部分ぼかし画像301dが表示部110に表示される。尚、図10(b)に示すように、指351の動きに応じた領域310のぼかし処理を解除するのではなく、図10(c)に示す部分ぼかし画像301eのように四角形状の領域311のぼかし処理を解除するようにしても構わない。或いは、被写体設定処理で説明したように、指351の近くにある顔を検出してこの部分のぼかし処理を解除するようにしても構わない。
(ステップS309)制御部108は、ステップS308で選択した部分のぼかし処理を解除した画像を表示部110に表示する。
(ステップS310)制御部108は、ぼかし解除処理を終了するか否かを判別する。Yesの場合はステップS311に進み、Noの場合はステップS308に戻ってぼかし処理の解除操作を継続して行う。尚、ぼかし処理の終了指示は、ぼかし解除操作中の表示部110の画面の一部に、ぼかし解除処理の終了ボタン表示しておき、操作者がタッチパネル116または操作部111の十字カーソルボタン111fで選択することによって行う。
(ステップS311)制御部108は、ぼかし解除処理を行った画像を保存するか否かを確認する。例えば「画像を保存しますか?」などのメッセージとYes/Noのボタンを表示部110の画面に表示し、操作者は十字カーソルボタン111fやタッチパネル116を使用してYesまたはNoを選択する。そして、Yesの場合はステップS312に進み、Noの場合はステップS313に進む。
(ステップS312)制御部108の記録制御部152は、ステップS308でぼかし解除処理を行った部分の位置情報をステップS303でメモリカード109aから読み出した元の画像データの主要被写体の位置情報として追加して、新たな画像データを作成してメモリカード109aに保存する。尚、元の画像データに上書きしても構わないし、元の画像データとの関係がわかるようにファイル名の一部を変えて別の画像データとしてメモリカード109aに保存するようにしても構わない。また、このとき、図3(c)で説明したように、撮影した画像のぼかし解除処理を行った履歴情報を画像データに付加するようにしても構わない。
(ステップS313)制御部108は、一連の再生処理を終了する。
このようにして、本実施形態に係る撮像装置101は、撮影後の画像のぼかし処理部分を解除することができる。特に当該画像の撮影者である場合だけぼかし処理を解除するので、撮影画像のプライバシを保護することができる。また、撮影時のぼかし画像を変更した履歴情報を画像データに付加することにより、いつでも前の状態に戻すことができる。
尚、図9のステップS308からステップS310までの処理は、ぼかし処理が施された部分のぼかし処理を解除する場合について説明したが、逆にぼかし処理が行われていない部分や過去にぼかし処理が解除された部分に対してぼかし処理を施す操作を行うようにしても構わない。いずれの場合であっても撮影画像自体に処理を施すのではなく、撮影画像データに付加されたぼかし処理を行わない主要被写体(または非主要被写体)の位置情報のみを追加したり削除するだけである。
以上、実施形態で説明してきたように、本実施形態に係る撮像装置101は、ぼかし処理を施す被写体またはぼかし処理を施さない被写体を自由に選択することができる。また、「ぼかし撮影モード」で撮影された画像データに主要被写体(または非主要被写体)の位置情報を付加して記憶し、撮影された画像データ自体にはぼかし処理を施さないので、後に説明するぼかし処理の解除を任意の位置で行うことができる。さらに、「ぼかし撮影モード」で撮影された画像データに撮影者の生体情報を付加して記憶するので、ぼかし処理の解除操作を特定の人間に制限することができ、撮影画像のプライバシ保護を図ることができる。
ここで、上記の実施形態では電子カメラなどの撮影機能がある撮像装置101について説明したが、撮像装置101で撮影した画像データが記憶されたメモリカード109aをパソコンに接続して、パソコンで撮影された画像を再生する場合にも適用可能である。この場合は、図9のフローチャートと同様の処理を行う画像処理プログラムを生体センサを接続したパソコン上で実行すればよい。この場合、メモリカード109aに記憶する画像データ自体を暗号化したりパスワードなどで保護するようにし、専用の再生プログラムだけが画像データを読み出して表示できるようにしておけば、メモリカード109aを紛失した場合でも記憶された生の画像データだけを取り出して画像が表示されることを防止できる。
また、上記の実施形態では、ぼかし処理を行う場合について説明したが、ぼかし処理のようにフォーカス状態を甘くする処理だけでなく、プライバシ保護のために、色相を変えたり、別の色や画像で置き換えるなどの画像処理を行っても構わない。
さらに、上記の実施形態では静止画撮影を行う場合について説明したが、動画撮影を行う場合にも適用可能である。動画の場合は、各フレーム画像毎に被写体情報を付加して記憶しておくことにより、動画再生時に各フレーム画像に付加されている被写体情報を読み出し、その被写体情報に応じて各フレーム画像にぼかし処理を施して表示部110に表示すればよい。或いは、各フレーム毎に被写体情報を付加するのではなく、数フレーム毎に間引いて被写体情報を付加したり、シーンチェンジ毎に被写体情報を更新するようにしても構わない。または、同じシーンであっても主要被写体や非主要被写体の動きベクトルが所定値以上に変化した時だけ被写体情報を付加するようにしても構わないし、被写体情報の中の位置情報を動きベクトルに応じて変化させても構わない。尚、動画の場合は、上記の実施形態で説明したスルー画像を記録する処理に相当するので、動画撮影中に逐次、主要被写体(または非主要被写体)を選択できるようにしても構わない。
尚、本発明に係る撮像装置および画像処理プログラムは、上記の実施形態に限定されず、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の多様な形で実施することができる。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
101・・・撮像装置 102・・・レンズ部
103・・・メカニカルシャッタ 104・・・撮像素子
105・・・AFE(アナログフロントエンド)
106・・・画像バッファ
107・・・TG(タイミングジェネレータ)
108・・・制御部 109・・・メモリカードIF
109a・・・メモリカード 110・・・表示部
111・・・操作部 112・・・メモリ
113・・・生体センサ 114・・・マイク
115・・・測位部 116・・・タッチパネル
117・・・光学ファインダ 102a・・・レンズ制御部
102b・・・駆動部 102c・・・レンズ群
102d・・・絞り 102e・・・レンズIF
111a・・・電源ボタン 111b・・・レリーズボタン
111c・・・撮影モードダイヤル 111d・・・メニューボタン
111e・・・再生ボタン 111f・・・十字カーソルボタン
151・・・ぼかし画像生成部 152・・・記録制御部
153・・・表示制御部 154・・・撮影制御部
161・・・生体認証部 162・・・パネル位置取得部
163・・・ぼかし画像解除部 201・・・非主要被写体設定部
202・・・主要被写体設定部 203・・・ぼかし量設定部
204・・・非主要被写体検出部 205・・・主要被写体検出部
206・・・ぼかし処理部 209・・・ぼかし位置情報出力部

Claims (11)

  1. 被写体を撮像する撮像部と、
    プライバシ保護を図るための画像処理を行わない主要被写体とプライバシ保護を図るための画像処理を行う非主要被写体の少なくとも一方の検出条件を設定する被写体設定部と、
    前記撮像部が撮像する画像から前記被写体設定部で設定された検出条件に応じて前記主要被写体と前記非主要被写体の少なくとも一方を検出する被写体検出部と、
    前記被写体検出部が検出した前記主要被写体または前記非主要被写体に応じてプライバシ保護を図るための画像処理を施す領域とプライバシ保護を図るための画像処理を施さない領域の少なくとも一方の領域を決定する画像処理領域決定部と、
    前記画像処理領域決定部が決定した領域の位置情報およびプライバシ保護を図るための画像処理の有無を示す情報とを被写体情報として取得する被写体情報取得部と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記撮像部が撮像した画像データに前記被写体情報取得部が取得した被写体情報を付加して記憶媒体に記憶する記録部と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または2に記載の撮像装置において、
    前記撮像部が撮像した画像を表示する表示部と、
    前記被写体検出部が検出した前記非主要被写体に対してプライバシ保護を図るための画像処理を施し、前記主要被写体に対してプライバシ保護を図るための画像処理を施さない画像処理部と
    を更に設け、
    前記画像処理部は、プライバシ保護を図るための画像処理を施した画像を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項3に記載の撮像装置において、
    前記表示部に表示された画像内の被写体を選択する選択部を更に設け、
    前記選択部は、前記撮像部が撮像する画像を前記表示部にリアルタイムで表示するスルー画像内の被写体を選択し、
    前記被写体設定部は、前記選択部が選択した被写体を前記主要被写体として設定する
    ことを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項3または2に記載の撮像装置において、
    前記選択部が選択した前記主要被写体をマーカー表示または前記主要被写体以外の部分を所定時間だけプライバシ保護を図るための画像処理を施した画像を表示する表示制御部を更に設けた
    ことを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項5に記載の撮像装置において、
    前記画像処理部が前記非主要被写体に施したプライバシ保護を図るための画像処理を解除する画像処理解除部を更に設け、
    前記選択部は、前記表示部に表示されたプライバシ保護を図るための画像処理後の画像内の被写体を選択し、
    前記画像処理解除部は、前記選択部が選択した被写体に施されたプライバシ保護を図るための画像処理を解除して前記表示部に表示する
    ことを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項6に記載の撮像装置において、
    操作者の生体情報を取得する生体情報取得部を更に設け、
    前記画像処理解除部は、前記生体情報取得部が取得した生体情報が予め設定された操作者の生体情報に一致する場合にプライバシ保護を図るための画像処理を解除して前記表示部に表示する
    ことを特徴とする撮像装置。
  8. 請求項6または7に記載の撮像装置において、
    前記記録部は、前記画像処理解除部がプライバシ保護を図るための画像処理を解除した画像に前記解除した部分の被写体情報を付加して記憶媒体に記憶する
    ことを特徴とする撮像装置。
  9. 請求項は8に記載の撮像装置において、
    前記記録部は、前記画像処理部または前記画像処理解除部がプライバシ保護を図るための画像処理の実行またはプライバシ保護を図るための画像処理を解除した画像に前記生体情報を付加して記憶媒体に記憶する
    ことを特徴とする撮像装置。
  10. 請求項9に記載の撮像装置において、
    前記画像処理解除部がプライバシ保護を図るための画像処理を解除した画像を前記表示部に表示する際に前記生体情報取得部で取得した生体情報と、前記画像に付加されている生体情報とが一致する場合に前記画像を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする撮像装置。
  11. 請求項1から10に記載の撮像装置でプライバシ保護を図るための画像処理された画像が記憶された記憶媒体から画像データを読み出してコンピュータで実行可能な画像処理プログラムであって、
    前記記憶媒体から前記被写体情報および前記生体情報が付加された画像データを読み出す画像入力ステップと、
    前記画像入力ステップで読み出した画像データの被写体情報が示す前記非主要被写体にプライバシ保護を図るための画像処理を施し、前記主要被写体にプライバシ保護を図るための画像処理を施さずに表示媒体に表示する画像表示ステップと、
    前記コンピュータの操作者の生体情報を前記コンピュータに接続された生体情報センサから取得する生体情報取得ステップと、
    前記生体情報取得ステップで取得した操作者の生体情報と、前記画像データに付加されている生体情報とが一致する場合に、前記画像入力処理ステップで読み出した画像データの前記非主要被写体に施されたプライバシ保護を図るための画像処理を解除する画像処理解除ステップと
    を有することを特徴とする画像処理プログラム。
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