JP2011223294A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチパネルを用い、ぶれの少ない画像を簡素な操作で取得するようにする。
【解決手段】ユーザは、表示画面51上に映し出されている注目被写体を指にてタッチする。撮像装置は、タッチされた位置及びタッチされた位置周辺の画像データに基づきシーン判定処理を行って、最適な撮影モード(ポートレートモードや風景モード)を決定する。その後、ユーザが指を表示画面51から離すと、それがシャッタ指示として機能して対象画像410の撮影が成される。
【選択図】図10

Description

本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置に関する。
近年、タッチパネル機能を有するデジタルカメラが実用化されており、操作性の向上に寄与している。
例えば、指が表示画面に触れた際、タッチパネルの押圧位置に配置された被写体に注目してフォーカス制御や露出制御を行う第1従来方法が実用化されている。
また例えば、指が表示画面に触れた際、タッチパネルの押圧位置を基準として、その周囲にシャッタボタン、ズームアップボタン及びズームダウンボタン等の操作ボタンを表示する第2従来方法も提案されている(下記特許文献1参照)。これらの操作ボタンは撮影画像上に重畳して表示される。表示画面上に表示されたシャッタボタンを押下することで対象画像の撮影が成される。
特開平11−164175号公報
第1従来方法では、フォーカス制御や露出制御を行った後、所望の対象画像を実際に取得するためには、シャッタボタンを押下する操作が別途に必要となる。つまり、所望の対象画像を取得するためにタッチパネル操作とボタン操作が必要になり、手間がかかる。
第2従来方法のように、表示画面上にシャッタボタンを設けるようにすれば、表示画面上のシャッタボタンを触れることで対象画像の撮影指示を完了させることができる。つまり、タッチパネル操作(表示画面に対する押圧操作)のみにて対象画像の撮影指示を完了させることができる。しかしながら、表示画面上のシャッタボタンを押すことでデジタルカメラが揺れるため、表示画面上のシャッタボタンの押下直後に得られる対象画像にぶれが混入することが多くなる。
そこで本発明は、ぶれの少ない画像を簡素な操作で取得することができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、タッチパネルを有する表示部を備えた撮像装置において、操作体が前記表示部の表示画面に接触した後、前記操作体が前記表示画面より離されたときに、又は、前記操作体が前記表示画面に接触した後、前記表示画面及び前記操作体間の接触状態を保ちつつ前記操作体が前記表示画面上で移動したときに、対象画像の撮影を行うことを特徴とする。
これにより、操作体を表示画面より離す又は操作体を表示画面上で移動させるという極めて簡単な操作で対象画像の撮影指示を成すことができる。また、これらの操作によって生じうる撮像装置の筐体のぶれは小さいと考えられるため、ぶれの少ない対象画像の取得が期待される。
また例えば、当該撮像装置は、撮影によって被写体の光学像を表す信号を出力する撮像部と、前記撮像部を制御する撮影制御部と、を更に備え、前記撮影制御部は、前記撮像部の出力信号に基づく入力画像が表示された前記表示画面に前記操作体が接触したとき、前記表示画面及び前記操作体間の接触位置における前記入力画像の画像データに基づき、撮影条件を設定又は調整し、その後、前記操作体が前記表示画面より離されたときに、又は、前記表示画面及び前記操作体間の接触状態を保ちつつ前記操作体が前記表示画面上で移動したときに、前記撮像部を用い、設定又は調整された撮影条件にて前記対象画像を撮影する。
これにより、一連の操作の中で撮影条件の設定又は調整指示と対象画像の撮影指示を成すことができるため、操作の簡素化が図られる。
本発明によれば、ぶれの少ない画像を簡素な操作で取得することができる撮像装置を提供することが可能となる。
本発明の意義ないし効果は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
本発明の実施形態に係る撮像装置の概略全体ブロック図である。 図1の撮像部の内部構成図である。 図1の撮像装置の外観平面図(a)と、図1の撮像装置に設けられる十字キーの構成を説明するための図(b)である。 図1の表示部に備えられたタッチパネルの概略分解図である。 表示画面とXY座標面との関係を示す図(a)と、二次元画像とXY座標面との関係を示す図(b)である。 図1の撮像装置の一部ブロック図である。 図1の画像処理部により原画像から対象画像が生成される様子を示す図である。 風景モードにて撮影された対象画像(a)及びポートレートモードにて撮影された対象画像(b)を示す図である。 表示画面の例を示す図である。 本発明の実施形態における第1撮影動作例に係り、ユーザが対象画像の撮影を行うときの表示画面の様子を示すと共に、得られる対象画像の例を示した図である。 入力画像に判定領域が設定される様子を示す図である。 本発明の実施形態における第2撮影動作例に係り、ユーザが対象画像の撮影を行うときの表示画面の様子を示すと共に、得られる対象画像の例を示した図である。 本発明の実施形態に係るタッチ位置移動操作を説明するための図である。 本発明の実施形態における第2撮影動作例に係り、ユーザが対象画像の撮影を指示する直前の表示画面の様子を示す図である。 入力画像にAF評価領域(a)及びAE評価領域(b)が設定される様子を示す図である。
以下、本発明の一実施形態につき、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。
<<第1実施形態>>
本発明の第1実施形態を説明する。図1は、第1実施形態に係る撮像装置1の概略全体ブロック図である。撮像装置1は、静止画像を撮影及び記録可能なデジタルスチルカメラ、又は、静止画像及び動画像を撮影及び記録可能なデジタルビデオカメラである。
撮像装置1は、符号11〜20によって参照される各部位を備える。撮像装置1内の1つの構成要素から出力される情報(信号又はデータなど)を、撮像装置1内の他の構成要素は自由に参照することができる。
図2に、撮像部11の内部構成図を示す。撮像部11は、光学系35と、絞り32と、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどから成る撮像素子33と、光学系35や絞り32を駆動制御するためのドライバ34と、を有している。光学系35は、ズームレンズ30及びフォーカスレンズ31を含む複数枚のレンズから形成される。ズームレンズ30及びフォーカスレンズ31は光軸方向に移動可能である。ドライバ34は、主制御部19からの制御信号に基づいてズームレンズ30及びフォーカスレンズ31の各位置並びに絞り32の開度を駆動制御することにより、撮像部11の焦点距離(画角)及び焦点位置並びに撮像素子33への入射光量(換言すれば、絞り値)を制御する。
光学系35及び絞り32を介して被写体から撮像素子33の撮像面へと入射した光により、撮像素子33の撮像面上に被写体の光学像が形成される。撮像素子33は、この光学像を光電変換し、該光電変換によって得られた電気信号をAFE12に出力する。より具体的には、撮像素子33は、マトリクス状に二次元配列された複数の受光画素を備え、各撮影において、各受光画素は露光時間に応じた電荷量の信号電荷を蓄える。蓄えた信号電荷の電荷量に比例した大きさを有する各受光画素からのアナログ信号は、撮像装置1内で生成される駆動パルスに従って順次AFE12に出力される。
AFE12は、撮像部11(撮像素子33)から出力されるアナログ信号を増幅し、増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。AFE12は、このデジタル信号をRAWデータとして出力する。RAWデータは、被写体の画像の画像データの一種である。或る画像の画像データとは、その画像の内容を表すデジタル信号である。AFE12における信号増幅の増幅度は、主制御部19によって制御される。
内部メモリ13は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access memory)等にて形成され、撮像装置1内で利用される各種のデジタルデータを一時記録する。画像処理部14は、内部メモリ13又は記録媒体15に記録された画像の画像データに対して、必要な画像処理を施す。記録媒体15は、磁気ディスクや半導体メモリ等から成る不揮発性メモリである。画像処理部14による画像処理後の画像データや上記RAWデータを、記録媒体15に記録することができる。記録制御部16は、記録媒体15に各種のデータを記録させるために必要な記録制御を行う。表示部17は、撮像部11の撮影によって得られた画像や、記録媒体15に記録されている画像などを表示する。本明細書において、単に表示及び表示画面と言った場合、それは、表示部17における表示及び表示画面を指すものとする。
操作部18は、ユーザが撮像装置1に対して各種操作を行うための部位である。図3(a)に、表示部17の表示画面に正対する方向から見た、撮像装置1の外観平面図を示す。図3(a)では、被写体としての人物が表示部17に表示されている状態が示されている。操作部18には、静止画像の撮影を指示するためのシャッタボタン41と、撮像部11の撮影における画角の増大又は減少を指示するためのズームレバー42と、1又は2以上のボタンから成る設定ボタン43と、十字キー(4方向キー)44と、が備えられている。図3(b)に示す如く、十字キー44は、十字キー44の中心から見て右側、上側、左側及び下側に位置する、4つのキー44[1]、44[2]、44[3]及び44[4]から成る。
尚、撮像装置1がデジタルビデオカメラである場合、シャッタボタン41を、動画像の撮影開始及び撮影終了を指示するボタンとして機能させることもできる。シャッタボタン41、ズームレバー42、設定ボタン43及び十字キー44に対するユーザの操作を、総称して、ボタン操作と呼ぶ。また、ボタン操作の内容を示す情報をボタン操作情報と呼ぶ。
主制御部19は、ボタン操作の内容及び後述のタッチパネル操作の内容等に従いつつ、撮像装置1内の各部位の動作を統括的に制御する。表示制御部20は、表示部17の表示内容を制御する。
撮像装置1の動作モードには、画像(静止画像又は動画像)の撮影及び記録が可能な第1の動作モードと、記録媒体15に記録された画像(静止画像又は動画像)を表示部17又は外部の表示装置にて再生表示する第2の動作モードと、が含まれる。ボタン操作に応じて、各動作モード間の遷移は実施される。
第1の動作モードでは、所定のフレーム周期にて周期的に被写体の撮影が行われ、撮像部11の出力に基づき被写体の撮影画像列を表す画像データが得られる。撮影画像列に代表される画像列とは、時系列で並ぶ画像の集まりを指す。1つのフレーム周期分の画像データによって1枚分の画像が表現される。
表示部17には、タッチパネルが備えられている。図4は、タッチパネルの概略分解図である。表示部17におけるタッチパネルには、液晶ディスプレイ等から成る表示画面51と、操作体が表示画面51上に触れている位置(圧力を加えている位置)を検出するタッチ検出部52と、が設けられている。操作体は、指やペンなどであるが、以下の説明では、操作体が指であるとする。本明細書における指とは、撮像装置1のユーザの指である。
図5(a)に示す如く、表示画面51上の位置は、二次元のXY座標面上の位置として定義される。また更に、図5(b)に示す如く、撮像装置1において、任意の二次元画像もXY座標面上の画像として取り扱われる。図5(b)において、符号300が付された矩形枠は、二次元画像の外形枠を表している。XY座標面は、表示画面51及び二次元画像300の水平方向に伸びるX軸と、表示画面51及び二次元画像300の垂直方向に伸びるY軸と、を座標軸として有する。本明細書において述べられる画像は、全て、特に記述なき限り二次元画像である。表示画面51及び二次元画像300上における或る注目点の位置を(x,y)にて表す。xは、該注目点のX軸座標値を表すと共に、表示画面51及び二次元画像300上における該注目点の水平位置を表す。yは、該注目点のY軸座標値を表すと共に、表示画面51及び二次元画像300上における該注目点の垂直位置を表す。
表示画面51及び二次元画像300において、注目点のX軸座標値であるxの値が増加するにつれて該注目点の位置はX軸の正側である右側(XY座標面における右側)に移動し、注目点のY軸座標値であるyの値が増加するにつれて該注目点の位置はY軸の正側である下側(XY座標面における下側)に移動するものとする。従って、表示画面51及び二次元画像300において、注目点のX軸座標値であるxの値が減少するにつれて該注目点の位置は左側(XY座標面における左側)に移動し、注目点のY軸座標値であるyの値が減少するにつれて該注目点の位置は上側(XY座標面における上側)に移動する。
二次元画像300を表示画面51にて表示する際(二次元画像300を表示画面51の全体を使って表示する際)、二次元画像300上の位置(x,y)における画像は、表示画面51上の位置(x,y)に表示される。
図4のタッチ検出部52は、操作体が表示画面51に触れている際、その触れている位置(x,y)を表すタッチ操作情報をリアルタイム出力する。操作体で表示画面51を触れる操作を、以下、タッチパネル操作と呼ぶ。
第1実施形態では、以下、静止画像又は動画像を撮影可能な第1の動作モードにおける撮像装置1な動作を説明する。図6は、第1実施形態の動作に特に関与する、撮像装置1の一部ブロック図である。被写体検出部61及びシーン判定部62は、画像処理部14に設けられる。撮影制御部63は、主制御部19に設けられる。
画像処理部14及び表示制御部20には、入力画像の画像データが与えられる。入力画像とは、1フレーム周期分のRAWデータによって表される1枚の静止画像、又は、その静止画像に対して所定の画像処理(デモザイキング処理、ノイズ除去処理など)を施して得られる静止画像である。第1の動作モードでは、入力画像が所定のフレーム周期にて順次得られる(即ち、入力画像列が得られる)。表示制御部20は、入力画像列を表示画面51上に動画像として表示させることができる。
被写体検出部61は、入力画像の画像データに基づき、入力画像に含まれる被写体を検出する被写体検出処理を実行する。被写体検出処理によって、入力画像上の被写体の種類が検出される。
被写体検出処理には、入力画像中の顔を検出する顔検出処理が含まれる。顔検出処理では、入力画像の画像データに基づいて、入力画像の画像領域から人物の顔部分を含む領域である顔領域を検出して抽出する。被写体検出処理に、顔認識処理を含めるようにしても良い。顔認識処理では、顔検出処理によって入力画像から抽出された顔を有する人物が、予め設定された1又は複数の登録人物の内の、何れの人物であるかを認識する。顔検出処理及び顔認識処理の方法として様々な手法が知られており、被写体検出部61は、公知の方法を含む任意の方法によって顔検出処理及び顔認識処理を実行可能である。
被写体検出処理にて検出されるべき被写体の種類は、顔及び人物だけではない。例えば、被写体検出処理にて、入力画像上における、車、山、木、花、海、雪、空なども検出することができる。それらの検出に、輝度情報の分析、色相情報の分析、エッジ検出、輪郭検出、画像マッチング、パターン認識など、各種の画像処理を利用可能であり、公知の方法を含む任意の方法を利用可能である。例えば、検出されるべき被写体が車である場合、入力画像の画像データに基づいて入力画像上のタイヤを検出することにより、或いは、入力画像の画像データと予め用意された車の画像の画像データとを用いた画像マッチングにより、入力画像上の車を検出することができる。
シーン判定部62は、入力画像の画像データに基づいて、入力画像の撮影シーンを判定する。この判定を行う処理を、シーン判定処理と呼ぶ。複数の登録シーンが予めシーン判定部62に設定されている。複数の登録シーンには、例えば、人物が注目された撮影シーンであるポートレートシーン、風景が注目された撮影シーンである風景シーン、動物(犬、猫など)が注目された撮影シーンである動物シーン、海が注目された撮影シーンであるビーチシーン、雪景色が注目された撮影シーンであるスノウシーン、日中の撮影状態を表す日中シーン、夜景の撮影状態を表す夜景シーンなどが含まれる。本明細書における動物は、人物以外の動物を意味する。
シーン判定部62は、注目した入力画像の画像データからシーン判定処理に有益な画像特徴量を抽出することで、その注目した入力画像の撮影シーンを上記複数の登録シーンの中から選択し、これによって、注目した入力画像の撮影シーンを判定する。シーン判定部62によって判定された撮影シーンを判定シーンと呼ぶ。シーン判定処理を、被写体検出部61による被写体検出処理の結果を用いて行うことができる。以下では、被写体検出処理の結果を用いてシーン判定処理が行われるときの動作を主として説明する。
撮影制御部63は、タッチ操作情報及びボタン操作情報に基づき、ユーザによるシャッタ指示の有無を監視し、シャッタ指示が成されたことを確認すると、自身の決定した撮影モードにて直ちに対象画像の撮影を行わせる。より具体的には、撮像部11及び画像処理部14を用いて対象画像の画像データを生成させる。対象画像とは、シャッタ指示の直後に得られる入力画像に基づく静止画像である(図7参照)。シャッタボタン41を押すボタン操作は、シャッタ指示の1つである。また、詳細は後述するが、特定のタッチパネル操作によってシャッタ指示を成すこともできる。
撮影制御部63に内在する撮影モードテーブル(不図示)には、第1〜第Nの撮影モードが記憶されている。ここで、Nは2以上の整数である(例えば、N=10)。撮影モードテーブルに記憶された第1〜第Nの撮影モードには、ポートレートモード、風景モード、高速シャッタモード、ビーチモード、スノーモード、日中モード、夜景モード等が含まれている。
撮影制御部63は、シーン判定処理の結果に基づき、対象画像の撮影モードとして最適と考えられる1つの撮影モードを第1〜第Nの撮影モードの中から選択する。判定シーンが異なれば、通常、選択される撮影モードも異なる。ここで選択された撮影モードを、以下、選択撮影モードと呼ぶ。上記撮影モードテーブルに記憶された各撮影モードは、選択撮影モードの候補である候補撮影モードとして機能する。選択撮影モードによって、対象画像の撮影条件の全部又は一部が規定される。
選択撮影モードによって既定される撮影条件には、対象画像の元となる入力画像の撮影時におけるシャッタスピード(即ち、入力画像の画像データを撮像素子33から得るための、撮像素子33の露光時間の長さ)、対象画像の元となる入力画像の撮影時における絞り値、対象画像の元となる入力画像の撮影時におけるISO感度、画像処理部14において対象画像を生成するために入力画像に行われるべき画像処理(以下、特定画像処理という)の内容などが含まれる。ISO感度は、ISO(International Organization for Standardization)によって規定された感度を意味し、ISO感度を調節することで入力画像の明るさ(輝度レベル)を調節することができる。実際には、ISO感度に応じてAFE12における信号増幅の増幅度を決定する。撮影制御部63は、選択撮影モードにより規定される撮影条件にて入力画像及び対象画像の画像データが得られるように、撮像部11、AFE12及び画像処理部14を制御する。
図7に示す如く、画像処理部14は、シャッタ指示の直後に得られる入力画像(以下、原画像と呼ぶ)に対し、特定画像処理を行うことで対象画像を生成する。選択撮影モードによっては、特定画像処理が何らなされないこともあり、この場合には、対象画像は原画像そのものとなる。
上記の第1〜第Nの撮影モードに関し、第iの撮影モードによって規定される撮影条件と、第jの撮影モードによって規定される撮影条件は互いに異なる。これは、通常、互いに異なる任意の整数i及びjに対して成立するが(但し、i≦N且つj≦N)、第1〜第Nの撮影モードに含まれるNA個の撮影モードの撮影条件は互いに同じでありうる(NAはN未満の整数)。例えば、N=10のとき、第1〜第9の撮影モードについての撮影条件は互いに異なるが、第9及び第10の撮影モードについての撮影条件は互いに同じである、といった場合もある(この場合、NA=2)。
具体的には例えば、撮影制御部63は、ポートレートモード及び風景モード間で絞り値を変えることよって、ポートレートモードにて撮影された対象画像の被写界深度を風景モードにて撮影された対象画像の被写界深度よりも浅くする。図8(a)の画像310は、風景モードにて撮影された対象画像を表し、図8(b)の画像320は、ポートレートモードにて撮影された対象画像を表す。対象画像310及び320は共通の被写体を撮影したものであるが、被写界深度の相違に基づき、対象画像310では人物も風景も鮮明に現れている一方で、対象画像320では人物は鮮明であるものの風景はぼけている。図8(b)では、山の輪郭線を太くすることでぼけを表現している(後述の図10及び図12に示される対象画像410についても同様)。
撮影制御部63は、ポートレートモード及び風景モード間で絞り値を共通にしておく一方で、ポートレートモード及び風景モード間で特定画像処理を異ならせることで、ポートレートモードにおける被写界深度を風景モードにおける被写界深度よりも浅くしても良い。即ち例えば、対象画像に対する撮影モードが風景モードである場合には、原画像に対する特定画像処理に背景ぼかし処理を含めない一方、対象画像に対する撮影モードがポートレートモードである場合には、原画像に対する特定画像処理に背景ぼかし処理を含める。背景ぼかし処理は、原画像において人物の画像データが存在する画像領域以外の画像領域をぼかす処理(ガウシアンフィルタを用いた空間フィルタリングなど)である。このような、背景ぼかし処理の有無による特定画像処理の相違によっても、ポートレートモードによる対象画像及び風景モードによる対象画像間で被写界深度を実質的に異ならせることができる。
また例えば、対象画像に対する撮影モードが風景モードである場合には、原画像に対する特定画像処理に肌色補正を含めない一方、対象画像に対する撮影モードがポートレートモードである場合には、原画像に対する特定画像処理に肌色補正を含めるようにしても良い。肌色補正は、人物の顔の画像部分の内、肌色に分類される部分の色を補正する処理である。
また例えば、高速シャッタモードでは、ポートレートモード等よりもシャッタスピードが速くされる(即ち、対象画像の画像データを撮像素子33から得るための、撮像素子33の露光時間の長さが短くされる)。また例えば、ビーチモードにおいては、原画像上で海の色相を有している画像部分の色を補正する処理を特定画像処理に含める。この他、撮影モードごとの撮影条件を様々な観点から設定しておくことが可能であり、撮影モードごとの撮影条件の設定に、公知の任意の設定方法を利用することも可能である。
[第1撮影動作例]
次に、図9及び図10を参照し、撮像装置1の第1撮影動作例を説明する。第1撮影動作例では、撮像部11の撮影範囲内に、第1の被写体としての人物SUB1及び第2の被写体としての犬SUB2と人物SUB1及び犬SUB2の後方側に位置する山とが含まれている状態を想定する。この想定を、便宜上、想定αと呼ぶ。図9は、この想定αの下における表示画面51を示している。この想定αの下において、ユーザが対象画像の撮影を行うときの表示画面51の様子及び得られる対象画像の例を、図10に示す。時刻tAi+1は、時刻tAiよりも後の時刻であるとする。iは整数である。図10において、符号HANDが付された手の絵は、ユーザの手を表している(後述の図12についても同様)。手HANDは、ユーザの実際の手であり、表示画面51上に表示される像ではない。
時刻tA1において、ユーザは、表示画面51上の位置PAをタッチする(時刻tA1以前では、表示画面51が何ら指で触れられていないものとする)。タッチとは、表示画面51上の特定部分を指で触れる操作である。
位置PAのタッチが成されると、被写体検出部61は、位置PAを基準位置として設定し、現時点の入力画像の画像データに基づき、基準位置の被写体の種類を検出するための被写体検出処理を実行する。基準位置の被写体とは、基準位置に画像データを有する被写体である。例えば、図11に示す如く、被写体検出部61は、基準位置PAを中心とする判定領域401を入力画像400上に設定し、判定領域401内の画像データに基づき判定領域401内に存在している被写体の種類を検出することで基準位置の被写体の種類を検出する。入力画像400は、時刻tA1に撮影された入力画像、又は、時刻tA1の直後に撮影された入力画像、又は、時刻tA1よりも後に撮影された入力画像であって且つ後述の対象画像410の撮影前に撮影された入力画像である。判定領域401は、入力画像400の全体画像領域の一部である。判定領域400に代表される任意の判定領域の形状は、矩形以外であっても良いが、それが矩形であることを想定する。
第1撮影動作例においては、図10に示す如く、位置PAに人物SUB1の画像データが存在している。従って、基準位置の被写体の種類は人物であると判断される。撮影制御部63は、シーン判定部62と協働して撮影モード選択処理を行う。撮影モード選択処理では、基準位置の被写体の種類に基づきシーン判定処理が成され、そのシーン判定処理の結果から選択撮影モードが決定される。定められた判定シーン又は選択撮影モードを示す文言やアイコンを、現時点の入力画像と共に表示画面51上に表示するようにしても良い(後述の第2撮影動作例においても同様)。
図10の例では、基準位置の被写体の種類が人物であると判断されるため、撮影モード選択処理によって判定シーンがポートレートシーンとなり、結果、選択撮影モードがポートレートモードに設定される。図10の例とは異なるが、仮に、基準位置の被写体の種類が犬である場合、撮影モード選択処理によって判定シーンが動物シーンとなり、結果、選択撮影モードが高速シャッタモードに設定される。
尚、上述の撮影モード選択処理では、基準位置の被写体の種類の検出結果を利用して選択撮影モードを決定しているが、基準位置の被写体の種類の検出結果を利用することなく、選択撮影モードを決定するようにしても良い。この場合、判定領域401内の画像データに基づきシーン判定処理を行い、そのシーン判定処理の結果を用いて選択撮影モードを決定すればよい。後述の第2撮影動作例についても同様である。
時刻tA2において、ユーザによりタッチ解除操作が成される。タッチ解除操作とは、表示画面51に触れている指を表示画面51から離す操作を指す。換言すれば、タッチ解除操作とは、指が表示画面51に触れている状態を、指が表示画面51に触れていない状態へと変化させる操作を指す。
撮影制御部63は、タッチ操作情報に基づきタッチ解除操作が成されたことを確認すると、撮影モード選択処理において決定した選択撮影モードにて直ちに撮像部11及び画像処理部14に対象画像の撮影を行わせる(対象画像の画像データの生成を行わせる)。従って、第1撮影動作例では、基準位置のタッチ後に成されるタッチ解除操作が、シャッタ指示として機能する。結果、選択撮影モード(図10の例においてポートレートモード)にて撮影された対象画像410が得られる。
[第2撮影動作例]
次に、図12を参照し、上述の想定αの下で撮像装置1の第2撮影動作例を説明する。
図12には、第2撮影動作例に係る表示画面51の様子及び得られる対象画像の例が示されている。時刻tA1における表示画面51の様子及び得られる対象画像は、図10及び図12間で同じである。
時刻tA1において、ユーザは、表示画面51上の位置PAをタッチする(時刻tA1以前では、表示画面51が何ら指で触れられていないものとする)。位置PAのタッチが成されると、被写体検出部61は、位置PAを基準位置として設定して、現時点の入力画像の画像データに基づき、基準位置の被写体の種類を検出するための被写体検出処理を実行する。その結果を利用して撮影制御部63により撮影モード選択処理が成される。基準位置の被写体の種類の検出方法及び撮影モード選択処理の方法は、第1撮影動作例のそれらと同じである。
第2撮影動作例では、時刻tA2及びtA3間において、タッチ位置移動操作が成される。タッチ位置移動操作とは、指と表示画面51とが接触している状態を維持したまま指を基準位置PAを起点として、基準位置PAと異なる位置PA’まで移動させる操作である。第2撮影動作例では、時刻tA2及びtA3間において、ユーザにより指と表示画面51との接触位置が基準位置PAから位置PA’へと移動せしめられる。
表示画面51上において基準位置PAとの間の距離が所定距離dTH以上になる任意の位置を、位置PA’とすることができる(dTH>0)。即ち、図13(a)の斜線領域内の任意の位置を位置PA’として取り扱うことができる。この場合、タッチ位置移動操作は、指と表示画面51とが接触している状態を維持したまま指を基準位置PAを起点として所定距離dTH以上移動させる操作である、とも言える。
或いは、図13(b)に示す如く、基準位置PAを基準として表示画面51上に目標領域TRを設定し、目標領域TR内の任意の位置を位置PA’として取り扱うようにしても良い。図13(b)において、斜線領域が目標領域TRに相当する。当然であるが、目標領域TR内には基準位置PAは存在しない。目標領域TRを設定する場合、図14に示す如く、時刻tA1以降において、目標領域TRが表示画面51上のどの領域であるかを指し示す指標を表示画面51上に表示すると良い。図14では、この指標が破線枠として示されている。
撮影制御部63は、タッチ操作情報に基づきタッチ位置移動操作が成されたことを確認すると、撮影モード選択処理において決定した選択撮影モードにて直ちに撮像部11及び画像処理部14に対象画像の撮影を行わせる(対象画像の画像データの生成を行わせる)。従って、第2撮影動作例では、基準位置のタッチ後に成されるタッチ位置移動操作が、シャッタ指示として機能する。図12の例では、図10の例と同様、基準位置の被写体の種類が人物であると判断されるため、撮影モード選択処理によって判定シーンがポートレートシーンとなり且つ選択撮影モードがポートレートモードに設定される。結果、ポートレートモードにて撮影された対象画像410が得られる。
本実施形態によれば、タッチした位置(PA)の被写体に適した撮影条件にて対象画像を取得することができる。この際、タッチした指を表示画面から離すという必然的に成される操作(タッチ解除操作)又はタッチした指を表示画面上で滑らせるという簡単な操作(タッチ位置移動操作)によって対象画像のシャッタ指示を成すことができる。このため、本実施形態では、上述の第1及び第2従来方法と比べてユーザの操作負担が軽減される。また、タッチ後にタッチした指を表示画面から離す又はタッチ後にタッチした指を表示画面上で滑らせるという一連の操作の中で撮影条件の設定指示(シーン判定指示)と対象画像の撮影指示を成すことができるため、操作性が極めて優れている。
また、タッチ解除操作又はタッチ位置移動操作に起因して生じうる撮像装置1の筐体のぶれは、第2従来方法のシャッタ指示の操作(表示画面上のシャッタボタンを押す操作)に起因するそれよりも小さいと考えられる。このため、本実施形態によれば、シャッタ指示を成すための操作に起因する対象画像のぶれの発生が抑制される。
<<第2実施形態>>
本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態は、第1実施形態の一部を変形した実施形態であり、第2実施形態において特に述べない事項に関しては、第1実施形態の記載が第2実施形態にも適用される。第2実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
まず、撮像装置1にて実行可能なAF制御及びAE制御について説明する。
AF制御では、撮像装置1の撮影範囲内に位置する何れかの被写体にピントが合うように、図6の撮影制御部63の制御の下でフォーカスレンズ31(図2参照)の位置が調整される。この調整が完了してフォーカスレンズ31の位置が固定された時点でAF制御は完了する。AF制御の方法として、公知の方法を含む任意の方法を利用することができる。
今、説明の具体化のため、TTL(Through The Lens)方式のコントラスト検出法を用いたAF制御が採用されたことを想定する。図15(a)に示す如く、図1の主制御部19又は画像処理部14に設けられた図示されないAF評価値算出部は、任意の入力画像である入力画像450内にAF評価領域を設定し、AF評価領域内の画像データに基づき、ハイパスフィルタ等を用いてAF評価領域内の画像のコントラストに応じた値を有するAF評価値を算出する。ここでは、AF評価領域が、入力画像450の全体画像領域の一部であるとする。図15(a)において、符号451が付された破線矩形枠内の領域がAF評価領域である。AF評価値は、AF評価領域内の画像のコントラストが増大するに従って増大する。このようなAF評価値の算出を、フォーカスレンズ31の位置を所定量ずつずらしながら順次行い、得られた複数のAF評価値の内、最大のAF評価値を特定する。最大のAF評価値に対応するフォーカスレンズ31の位置を合焦レンズ位置と呼ぶ。実際のフォーカスレンズ31の位置を合焦レンズ位置に固定することでAF制御は完了する。AF制御の完了時において、撮像装置1は、その旨を知らせる報知(電子音の出力など)を行うことができる。
AE制御では、入力画像又は対象画像の明るさが適切な明るさとなるように、図6の撮影制御部63の制御の下で、絞り32の開度(即ち、絞り値)及びISO感度が調整される。図15(b)に示す如く、図1の主制御部19又は画像処理部14に設けられた図示されないAE評価値算出部は、入力画像450内にAE評価領域を設定し、AE評価領域内の画像データに基づき、AE評価領域内の画像の平均輝度をAE評価値として算出する。ここでは、AE評価領域が、入力画像450の全体画像領域の一部であるとする。図15(b)において、符号452が付された破線矩形枠内の領域がAE評価領域である。撮影制御部63は、AE評価値に基づき、AE制御後に得られる入力画像についてのAE評価値が所望の値(例えば、所定の基準値)を有するように、絞り32の開度(即ち、絞り値)及びISO感度の一方又は双方を調整する。
次に、上述の図10及び図12に対応する第1及び第2撮影動作例に適用可能な技術を説明する。時刻tA1にて位置PAがタッチされたとき、基準位置としての位置PAに画像データを有する被写体を目標被写体として捉え、目標被写体にピントを合わせるためのAF制御(以下、特に特定AF制御という)を行うようにしても良い。このAF制御に加えて、或いは、このAF制御の代わりに、目標被写体の露出を最適化するためのAE制御(以下、特に特定AE制御という)を行うようにしても良い。
特定AF制御は、時刻tA1以降であって且つ対象画像410の撮影が行われるまでの期間である特定期間中に実行される。具体的には例えば、特定期間中に得られる各入力画像に位置PAを基準としたAF評価領域を設定した状態で上述のAF制御を実行することで合焦レンズ位置を探索し、実際のフォーカスレンズ31の位置を合焦レンズ位置に固定する。その後、タッチ解除操作又はタッチ位置移動操作が成されると、フォーカスレンズ31の位置を合焦レンズ位置に配置した状態で対象画像410を撮影する。位置PAを基準としたAF評価領域は、例えば、位置PAを中心に持つ矩形領域であり、図11の判定領域401と同じであっても良い。特定AF制御により、目標被写体にピントがあった対象画像を得ることができる。
特定AE制御では、上記の特定期間中に得られる入力画像に位置PAを基準としたAE評価領域を設定した状態で上述のAE制御を実行する。これにより、対象画像410の元となる入力画像についてのAE評価値が所望の値(例えば、所定の基準値)を有するように、絞り32の開度(即ち、絞り値)及びISO感度の一方又は双方が調整される。位置PAを基準としたAE評価領域は、例えば、位置PAを中心に持つ矩形領域であり、図11の判定領域401と同じであっても良い。特定AE制御により、目標被写体の露出が最適化された対象画像を得ることができる。
AF制御によるフォーカスレンズ31の位置の調整、AE制御による絞り32の開度(即ち、絞り値)の調整、及び、AE制御によるISO感度の調整は、入力画像又は対象画像の撮影条件の調整に属する。第2実施形態では、目標被写体に注目した撮影条件の調整方法について上述したが、調整されるべき撮影条件は、上述したものに限定されない。例えば、対象画像における目標被写体のホワイトバランスを最適化するためのAWB制御を行うようにしても良く、このAWB制御の実行も、入力画像又は対象画像の撮影条件の調整に属すると言える。
<<変形等>>
上述の説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。上述の実施形態に適用可能な注釈事項として、以下に、注釈1及び注釈2を記す。各注釈に記載した内容は、矛盾なき限り、任意に組み合わせることが可能である。
[注釈1]
撮像装置1は、任意の機器(携帯電話機などの携帯端末)に搭載されるものであっても良い。
[注釈2]
図1の撮像装置1を、ハードウェア、或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって構成することができる。ソフトウェアを用いて撮像装置1を構成する場合、ソフトウェアにて実現される部位についてのブロック図は、その部位の機能ブロック図を表すことになる。ソフトウェアを用いて実現される機能をプログラムとして記述し、該プログラムをプログラム実行装置(例えばコンピュータ)上で実行することによって、その機能を実現するようにしてもよい。
1 撮像装置
11 撮像部
14 画像処理部
17 表示部
18 操作部
19 主制御部
51 表示画面
52 タッチ検出部
61 被写体検出部
62 シーン判定部
63 撮影制御部

Claims (2)

  1. タッチパネルを有する表示部を備えた撮像装置において、
    操作体が前記表示部の表示画面に接触した後、前記操作体が前記表示画面より離されたときに、又は、
    前記操作体が前記表示画面に接触した後、前記表示画面及び前記操作体間の接触状態を保ちつつ前記操作体が前記表示画面上で移動したときに、対象画像の撮影を行う
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 撮影によって被写体の光学像を表す信号を出力する撮像部と、
    前記撮像部を制御する撮影制御部と、を更に備え、
    前記撮影制御部は、前記撮像部の出力信号に基づく入力画像が表示された前記表示画面に前記操作体が接触したとき、前記表示画面及び前記操作体間の接触位置における前記入力画像の画像データに基づき撮影条件を設定又は調整し、その後、
    前記操作体が前記表示画面より離されたときに、又は、前記表示画面及び前記操作体間の接触状態を保ちつつ前記操作体が前記表示画面上で移動したときに、前記撮像部を用い、設定又は調整された撮影条件にて前記対象画像を撮影する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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