JP2012009920A - 画像センサユニット及びカメラモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】低コスト化を図るとともに、不良率を低減し、品質の向上及び歩留りの向上に寄与すること。
【解決手段】画像センサユニット20は、画像センサ40を搭載した配線基板30にセンサカバー46が固着された構造を有する。センサカバー46は、画像センサ40の受光面40aに対向する位置に開口部OPが形成された本体部分47と、開口部OPを塞ぐように本体部分47に封止された透光性部材48とを備える。本体部分47と透光性部材48との封止部の一部P1には、センサカバー46の内部と外部を連通する通気部分APが形成され、この通気部分APの内部側隙間開口部分V2は、透光性部材48上で画像センサ40の受光面40aに対向する領域の外側に位置している。この画像センサユニット20のセンサカバー47上にレンズユニットが搭載されて、カメラモジュールを構成する。
【選択図】図3

Description

本発明はカメラモジュールの構造に関し、より詳細には、画像センサを搭載した配線基板にセンサカバーが固着された構造を有する画像センサユニット及びこれを用いたカメラモジュールに関する。
従来、携帯電話機等に搭載されるカメラ部を構成するためのカメラモジュールが開発されている。その一つの形態として、センサカバーを搭載したタイプのカメラモジュールがある。このタイプのカメラモジュールは、撮像素子(画像センサ)を搭載した基板に、樹脂等の接着剤を介在させてセンサカバーを基板に固着し、さらにセンサカバー上にレンズユニットを搭載した構造を有している。
このタイプのカメラモジュール構造では、画像センサユニットを作製する1つの方法として、センサカバーにあらかじめ通風孔を設けておき、熱硬化性樹脂等の接着剤を介在させてセンサカバーを基板に搭載後、熱キュア(加熱及び硬化処理)によりセンサカバーを基板に固着する。その過程で、熱キュアの際にセンサカバー内部で発生した熱気は通風孔を通して外部に放出される。これにより、熱キュアの際の樹脂の熱膨張によってセンサカバーが基板から浮き上がったり、あるいは樹脂が破裂したりするなどの不具合を回避することができる。センサカバーを基板に固着した後、通風孔から塵が侵入するのを防止するために、その通風孔を塞ぐための処理(通風孔封止工程)を行う。
また、センサカバーの浮きや樹脂破裂等の不具合を回避する他の方法として、センサカバーもしくは基板側にエアパス構造を設けたものもある。これは、接着剤を塗布して気密封止する部分の一部に接着剤を塗布しない部分を設け、この部分を通してセンサカバーの内部と外部との空気流通を確保した構造である。
かかる従来技術に関連する技術としては、例えば、特許文献1に記載されるように、中空構造のパッケージ内に半導体素子を封入してなる半導体装置において、パッケージ内の結露を防止するために、パッケージの一部に通気性を有する通気部分を形成するようにしたものがある。
特開2002−124589号公報
上述したように従来のカメラモジュール構造では、センサカバーにあらかじめ通風孔を設けておくタイプの場合、センサカバーを基板に固着した後、さらに、塵の侵入防止のための通風孔封止工程を必要とする。つまり、工程が追加されることにより、コストの増大を招くといった問題があった。これは、昨今の低価格要求が強い現状に鑑み、競争力の点で不利である。
また、エアパス構造を設けたタイプのカメラモジュールでは、センサカバー搭載後の熱キュアの際に発生する熱気をそのエアパス部を通して外部に放出できるので、センサカバーの浮きや樹脂破裂等の不具合は発生せず、また、熱キュア後にそのエアパス部を塞ぐための処理を必要としないので、コスト面で有利である。
しかしながら、このタイプのカメラモジュールでは、センサカバーにおいて光を透過させる部分(ガラス等の透光性部材)と本体部分との間の接着部(封止部)の形状やエアパス部の位置、大きさ等によっては、微小な塵が侵入するといった問題がある。例えば、図4(b)に模式的に示すように、センサカバー1においてカバー本体2とガラス部分3との隙間(エアパス部)4から微小な塵DSが侵入すると、その塵DSは画像センサ5の受光面5a上に落ちてそのまま付着する可能性が高い。これは、エアパス部4の内部側に通じる部分(センサカバー内部で塵DSが吐出される位置)が、ガラス板3上で画像センサ5の受光面5aに対向する領域の内側に位置しているためである。
このように従来のエアパス構造を設けたタイプのカメラモジュールでは、エアパス部から侵入した塵が画像センサの受光面上に落ちやすい構造となっているため、いわゆる黒キズ不良の増加により品質低下を招き、製品(カメラモジュール)自体が不良となり、歩留りの低下につながるといった課題があった。
本発明は、かかる従来技術における課題に鑑み創作されたもので、低コスト化を図るとともに、不良率を低減し、品質の向上及び歩留りの向上に寄与することができる画像センサユニット及びカメラモジュールを提供することを目的とする。
上記の従来技術の課題を解決するため、本発明の一形態によれば、画像センサを搭載した配線基板にセンサカバーが固着された構造を有する画像センサユニットであって、前記センサカバーが、前記画像センサの受光面に対向する位置に開口部が形成された本体部分と、前記開口部を塞ぐように前記本体部分に封止された透光性部材とを備え、前記本体部分と前記透光性部材との封止部の一部に、前記センサカバーの内部と外部を連通する通気部分が形成され、該通気部分の内部側隙間開口部分が、前記透光性部材上で前記画像センサの受光面に対向する領域の外側に位置することを特徴とする画像センサユニットが提供される。
また、本発明の他の形態によれば、上記の形態に係る画像センサユニットの前記センサカバー上に、レンズユニットが搭載されていることを特徴とするカメラモジュールが提供される。
本発明に係る画像センサユニット及びこれを用いたカメラモジュールの構成によれば、センサカバーの本体部分と透光性部材とを封止する部分の一部に、センサカバーの内部と外部を連通する通気部分が設けられている。このため、画像センサユニットの作製においてセンサカバー搭載後の熱キュアの際に発生する熱気をその通気部分を通して外部に放出することができ、従来技術に見られたような不都合(センサカバーの浮きや樹脂破裂等)を回避することができる。また、熱キュア後にその通気部分を塞ぐための処理を必要としないので、工数が削減され、現状の通風孔封止工程を必要とするタイプのカメラモジュールの場合と比べて、低コスト化を図ることができる。
また、その通気部分はセンサカバーの特定の箇所(通気部分の内部側(画像センサ搭載側)に通じる部分(内部側隙間開口部分)が、透光性部材上で画像センサの受光面に対向する領域の外側に位置するような箇所)に設けられているので、その通気部分から微小な塵が侵入した場合でも、その塵が画像センサの受光面上に落ちにくい構造となっている。つまり、侵入した塵が画像センサの受光面上に落ちてそのまま付着する可能性は極めて低いため、製品(カメラモジュール)としての不良率を低減することができ、品質の向上及び歩留りの向上を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像センサユニットを用いたカメラモジュールの一構成例を模式的に示す断面図である。 図1のカメラモジュールにおいてセンサカバー及び配線基板上にレンズユニットが配置される様子を示す斜視図である。 図1のカメラモジュールにおける画像センサユニットのセンサカバーの構成を示したもので、(a)はそのセンサカバーを内側から見たときの概略平面図、(b)及び(c)はそれぞれ平面図においてA−A’線及びB−B’線に沿って見たときの断面図である。 図3のセンサカバーによって得られる効果を従来技術の場合と対比させて説明するための図である。 図3のセンサカバーの一変形例に係る構成を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像センサユニットのセンサカバーの構成を示したもので、(a)はそのセンサカバーを内側から見たときの概略平面図、(b)及び(c)はそれぞれ平面図においてA−A’線及びB−B’線に沿って見たときの断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像センサユニットのセンサカバーの構成を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る画像センサユニットのセンサカバーの構成を示す断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る画像センサユニットを用いたカメラモジュールの一構成例を断面図の形態で模式的に示したものである。また、図2はそのカメラモジュールにおいてセンサカバー及び配線基板上にレンズユニットが配置される様子を斜視図の形態で示したものである。本実施形態のカメラモジュール10(図1)は、例えば、携帯電話機に内蔵されて使用される。
先ず、本実施形態のカメラモジュール10(図1)の全体構成について説明する。
カメラモジュール10は、基本的には画像センサユニット20と、レンズユニット60とから構成されている。レンズユニット60はオートフォーカス機構を搭載し、画像センサユニット20に光学的かつ機械的に結合されるとともに、電気的に接続されている。一方、画像センサユニット20は、配線基板30と、この配線基板30に搭載された撮像素子(画像センサ)40と、この画像センサ40を外部から保護するためのセンサカバー46とを備えている。
配線基板30は、プラスチックパッケージにおいて一般に用いられているものと同等の樹脂基板32を使用している。この樹脂基板32には複数の配線層34が積層されて設けられており、その最外層(図示の例では上側)の配線層34には、その所要の箇所にワイヤボンディング用のパッドP1が画定されている。配線基板30上には、CCD素子もしくはCMOS素子から構成されたチップ状の撮像素子(画像センサ)40がその受光面40aをレンズユニット60側に向けて搭載されている。そして、この画像センサ40の電極端子が金(Au)ワイヤ42等を介して配線基板30上のパッドP1(配線層34)に接続されている。また、配線基板30上には、画像センサ40で取得された画像情報を処理するためのDSP(デジタル信号プロセッサ)等の画像処理デバイス44が搭載されている。
配線基板30の一端部(図示の例では、左側の端部)には、レンズユニット60側との電気的接続部分に供される外部接続領域CRが画定されており、この外部接続領域CRには、同じく配線層34の所要の箇所に画定されたパッドP2が配置されている。このパッドP2(配線層34)には、レンズユニット60側に設けた接続端子CTの先端部分が接触するようになっている。また、パッドP2上の樹脂基板32の部分が開口されて凹部32aが形成されており、この凹部32aの底部にパッドP2が配置されている。凹部32aは、図示のように底部の開口面積よりも上部の開口面積の方が小さくなるように形成されている。これにより、図示のように配線基板30にレンズユニット60が接合された状態では、接続端子CTの先端部分が凹部32a内で開口面積の変化している段差部分に係止される。
また、パッドP2には、画像処理デバイス44が配線層34(破線で表示)を介して接続されている。つまり、画像センサ40が画像処理デバイス44を介してパッドP2に電気的に接続されている。
また、配線基板30には、画像センサ40、画像処理デバイス44等を外部から保護するためのセンサカバー46が固着されている。このセンサカバー46は、その中央部(画像センサ40の受光面40aに対向する部分)に開口部OPが設けられた本体部分(カバー本体)47と、その開口部OPを塞ぐように本体部分47に封止された板状の透光性部材(本実施形態では、ガラス板48)とから構成されている。このセンサカバー46の具体的な形態については後で説明する。
さらに、センサカバー46上(及び配線基板30上)にレンズユニット60が配置されている。このレンズユニット60は、レンズ部70と、このレンズ部70を駆動するボイスコイルモータ80と、これらを規定の位置に保持する外枠部90とを備えている。レンズ部70は、画像センサ40の上方に配置された円筒状の保持体72と、その内部に保持されて垂直方向に並んで配置された複数のレンズ群74とを備えている。
レンズ部70の外周側には、レンズ部70を光軸方向(図示の例では上下方向側)に駆動するためのアクチュエータとして機能するボイスコイルモータ80が設けられている。このボイスコイルモータ80は、レンズ部70の保持体72の外周に巻かれたコイル82と、このコイル82の外周側に配置された磁石84とを備えている。コイル82に所要の電流を流すことにより、いわゆるリニアモータの原理によってレンズ部70を光軸方向に駆動することができる。つまり、ボイスコイルモータ80の機能に基づいてレンズ部70が光軸方向に駆動されて画像のフォーカス等が自動調整される。レンズ部70にはスプリング(図示せず)が装着されており、これによってレンズ部70を規定の位置に復帰させることができるようになっている。
図1の例では、レンズ部70を駆動するためのアクチュエータとしてボイスコイルモータ80を示しているが、他のアクチュエータとして、圧電素子を利用したピエゾモータを使用してレンズ部70を駆動してもよい。ピエゾモータでは、逆圧電効果を利用し、圧電素子に電圧を印加することで結晶の伸縮が発生し、これによってレンズ部70を駆動することができる。
さらに、ボイスコイルモータ80の磁石84の外側には、レンズ部70とアクチュエータ(ボイスコイルモータ80)を保持する外枠部90が配置されている。この外枠部90の天井面の中央部には開口部92が設けられている。この開口部92に、光学的に等方性のガラス窓を封着してもよい。
また、レンズユニット60の外枠部90の下面には、画像センサユニット20との電気的接続を確保するための接続端子CTが設けられている。この接続端子CTは、図示のように突出しており、その先端部分は湾曲して凹部32a内のパッドP2に接触している。接続端子CTの材料としては、例えば、銅(Cu)板を所要の形状に成形したものの表面にニッケル(Ni)めっき、Niとコバルト(Co)の合金めっき、クロム(Cr)めっき、NiとCrの合金めっき等を施したものが好適に使用される。
この接続端子CTは、図2に示すようにその先端部分が釣針状に湾曲した形状を有している。配線基板30にレンズユニット60が接合された状態では、接続端子CTの先端部分がその弾性力により配線基板30の凹部32a内で湾曲し、凹部32a内のパッドP2に圧接されている。この接続端子CTは、図1において破線で示すように配線36を介してボイスコイルモータ80のコイル82に接続されている。これにより、接続端子CTからコイル82に所要の電流が供給され、ボイスコイルモータ80の機能に基づいて画像のフォーカス等が自動調整されるようになっている。
また、配線基板30及びセンサカバー46とレンズユニット60(外枠部90)とは、両者が電気的に接続されている部分(外部接続領域CRに対応する箇所)以外の部分において、絶縁性の接着剤ADを用いて機械的に接合されている。接着剤ADは、予めレンズユニット60又は配線基板30(センサカバー46)の少なくとも一方に設けておくか、あるいは、レンズユニット60と配線基板30とを係止させてから塗布してもよい。その際、毛細管現象を利用して接着剤ADを形成してもよい。
図2は、センサカバー46及び配線基板30上にレンズユニット60が配置される様子を示したものである。図2の例では、図示の簡単化のため、画像センサ40とセンサカバー46のガラス板48の図示を省略している。
図1と併せて図2を参照すると、配線基板30上のセンサカバー46の四隅には、上側に突出する突起部46aが設けられている。また、レンズユニット60の外枠部90の1対の対向する外面の下側の両端部には、センサカバー46の突起部46aに嵌合する切欠部90bが設けられている。そして、レンズユニット60の外枠部90の切欠部90bがセンサカバー46の突起部46aに嵌合した状態で、レンズユニット60が配線基板30及びセンサカバー46上に配置される。
また、レンズユニット60の外枠部90の下面には、配線基板30上のセンサカバー46の切欠部46bに対応する箇所に、下側に突出する突出部90aが形成されている。さらにこの突出部90aの下面に、その先端部分が釣針状に湾曲した接続端子CTが所要個数(図示の例では、2個)設けられている。
レンズユニット60の外枠部90の突出部90aをセンサカバー46の切欠部46bに嵌合させることで、レンズユニット60の接続端子CTが配線基板30の凹部32a内に挿入され(図1参照)、接続端子CTの先端部分が凹部32aの底部に配置されたパッドP2に接触する。これにより、レンズユニット60と配線基板30間の電気的な接続が確保される。なお、レンズユニット60側の突出部90aをセンサカバー46の切欠部46bに嵌合させる前に、センサカバー46上の必要な箇所(外部接続領域CRに対応する部分以外の箇所)に接着剤ADを適量塗布しておく。
上述したカメラモジュール10の構成では、外光がレンズユニット60のレンズ群74を透過し、その下方のガラス板48を透過する。このとき、ガラス板48は、外光からの可視光以外のIR(赤外線)領域の光を取り除くIRカットフィルタとして機能する。さらに、ガラス板48を透過した光は画像センサ40に入射され、その入射光量に応じた電気信号に変換される。その後、画像センサ40の画像情報(電気信号)が画像処理デバイス44に入力されて画像処理が行われる。画像処理デバイス44では、画像のフォーカスが合っていない場合、配線基板30のパッドP2及びレンズユニット60の接続端子CTを介してボイスコイルモータ80のコイル82に所要の電流を供給する。これにより、ボイスコイルモータ80の機能に基づきレンズ部70の位置が変更されてフォーカスが自動調整される。
次に、本実施形態のカメラモジュール10における画像センサユニット20のセンサカバー46の構成について、図3を参照しながら説明する。図中、(a)はそのセンサカバー46を内側から見たときの概略平面図、(b)及び(c)はそれぞれ平面図においてA−A’線及びB−B’線に沿って見たときの断面図である。
センサカバー46は、図示のようにその中央部(画像センサ40の受光面40aに対向する部分)に開口部OPが設けられた本体部分(カバー本体)47と、その開口部OPを塞ぐように接着剤50を介してカバー本体47に封止されたガラス板48とから構成されている。カバー本体47は、筒状の側壁部47aと、この側壁部47aの一端側に一体的に形成され、その中央部に開口部OPを備えた天井部47bとを有している。開口部OPは、図3(b)及び(c)に示すように、断面視したときに段差形状となるように形成されている(段差部47c)。この開口部OPにおける段差部47cは、天井部47bの内側(画像センサ40が搭載されている側)の開口面積が外側(レンズユニット60が搭載される側)の開口面積よりも大きくなるように形成され、かつ、平面視したときに矩形のリング状に形成されている。
カバー本体47にガラス板48を封着するための接着剤50は、天井部47bの内側にリング状に形成された段差部47cの底面(ガラス板48に対向する側の面)とこれに対応するガラス板48の上面周囲の部分との間に介在し、図3(a)に示すように、その一部分V1を除いて全周にわたり塗布されている。つまり、この一部分V1は、接着剤50が塗布されていないため、他の部分に塗布された接着剤50の厚みの分だけ開口された状態となる(図3(b)参照)。
また、接着剤50を介してガラス板48をカバー本体47に封止する際、ガラス板48の端面48aと段差部47cの側面(端面48aに対向する側の面)との間に接着剤50は塗布されていないため、図3(b)に誇張して示すように、この部分は隙間の空いた状態となる。この隙間の部分V2は、接着剤50を塗布しない部分V1と連通している。この隙間の部分V2は、接着剤50を塗布しない部分V1より外側(側壁部47a側)に位置し、段差部47cの側面に沿って下方方向に開口している。
つまり、センサカバー46のカバー本体47とガラス板48との封止部の一部に設けられた接着剤50を塗布しない部分V1は、ガラス板48の端面48aと段差部47cの側面との間に形成された隙間の部分V2と連通し、センサカバー46の内部と外部との空気流通を可能にする通気部分(エアパス部AP)としての役割を果たす。
また、センサカバー46のカバー本体47に設けられる開口部OPの大きさとこれに対応するガラス板48の大きさ、配線基板30に搭載される画像センサ40の位置の選定に際し、通気部分(エアパス部AP)の内部側(画像センサ搭載側)に通じる部分(隙間の部分V2)は、ガラス板48上で画像センサ40の受光面40aに対向する領域の外側に位置するように選定されている。
この通気部分(エアパス部AP)の内部側(画像センサ搭載側)に通じる部分V2を、以下の記述において便宜上、「内部側隙間開口部分」と呼ぶことにする。また、これと反対側の、通気部分(エアパス部AP)の外部側(レンズユニット搭載側)に通じる部分V1を、便宜上、「外部側隙間開口部分」と呼ぶことにする。
以上説明したように、本実施形態のカメラモジュール10における画像センサユニット20のセンサカバー46の構成によれば、カバー本体47とガラス板48とを接着剤50を介して気密封止する部分(接着部)の一部に、センサカバー46の内部と外部を連通する通気部分(エアパス部AP)が設けられている。このため、画像センサユニット20の作製の際に、センサカバー46の基板30への搭載後に行う熱キュアの際に発生する熱気をそのエアパス部APを通して外部に放出することができ、従来技術に見られたようなセンサカバーの浮きや樹脂破裂等の不具合を回避することができる。
また、熱キュア後にそのエアパス部APを塞ぐための処理を必要としない(つまり、工数が削減される)ので、現状の通風孔封止工程を必要とするタイプのカメラモジュールの場合と比べて、製造コストの低減化を図ることができる。
また、その通気部分(エアパス部AP)はセンサカバー46の特定の箇所(エアパス部APの内部側隙間開口部分V2が、ガラス板48上で画像センサ40の受光面40aに対向する領域の外側に位置するような箇所)に設けられているので、そのエアパス部APから微小な塵が侵入した場合でも、その塵が画像センサ40の受光面40a上に落ちにくい構造となっている。図4はその一例を示したもので、本実施形態のセンサカバー46によって得られる効果を従来技術の場合と対比させて示した図である。
従来の構成(図4(b))では、センサカバー1の内部と外部を連通するエアパス部4の内部側に通じる部分が、ガラス板3上で画像センサ5の受光面5aに対向する領域の内側に位置しているため、エアパス部4から侵入した塵DSは画像センサ5の受光面5a上に落ちやすく、そのまま付着する可能性が高い。その結果、前述したような問題(不良率の増加、品質の低下、歩留りの低下)があった。
これに対し、本実施形態のセンサカバー46の構成(図4(a))では、その内部と外部を連通する通気部分(エアパス部AP)の内部側隙間開口部分V2が、ガラス板48上で画像センサ40の受光面40aに対向する領域の外側に位置しているため、そのエアパス部APから塵DSが侵入した場合でも、その塵DSはそのまま下方側に落下する。つまり、侵入した塵DSが画像センサ40の受光面40a上に落ちてそのまま付着する可能性は極めて低い。その結果、製品(カメラモジュール)としての不良率を低減することができ、品質の向上及び歩留りの向上に寄与することができる。
図5は、上述した第1の実施形態におけるセンサカバー46の一変形例に係る構成(センサカバー52)を断面図の形態で示したものである。この断面図は、図3(a)の平面図においてA−A’線に沿って見たときの断面構造に対応する。この変形例に係るセンサカバー52は、第1の実施形態におけるセンサカバー46 (図3)の構成と比べて、以下の点において相違する。
先ず、カバー本体53を構成する筒状の側壁部53aの一端側に一体的に形成された天井部53bには、第1の実施形態の場合と同様の段差部47cが設けられた開口部OP1が形成されているが、通気部分(エアパス部AP)が形成されている箇所において段差部47cを無くしている点で相違する。つまり、この箇所における天井部53bは、他の部分と比べて薄い状態(薄肉部53c)となっている。
また、この薄肉部53cの底面(ガラス板48に対向する側の面)とこれに対応するガラス板48の上面との間には、接着剤50は塗布されていない。このため、この部分は、他の部分に塗布された接着剤50の厚みの分だけ開口された状態となっている。つまり、外部方向に開口された通気部分(外部側隙間開口部分)V3を構成している。
さらに、この外部側隙間開口部分V3が形成されている箇所には段差部47cが設けられていないので、ガラス板48の端面48aと側壁部53aの内側側面との間には、相対的に大きな隙間の部分(内部側隙間開口部分)V4が形成される。この内部側隙間開口部分V4は、接着剤50を塗布しない部分(外部側隙間開口部分V3)と連通している。この内部側隙間開口部分V4は、外部側隙間開口部分V3より外側(側壁部53a側)に位置し、薄肉部53cの底面に沿って側壁部方向(水平方向)に開口している。
つまり、第1の実施形態の場合と同様に、センサカバー52のカバー本体53とガラス板48との封止部の一部に設けられた接着剤50を塗布しない部分(外部側隙間開口部分V3)は、ガラス板48の端面48aと側壁部53aの内側側面との間に形成された内部側隙間開口部分V4と連通し、センサカバー52の内部と外部との空気流通を可能にする通気部分(エアパス部AP)としての役割を果たす。また、この通気部分(エアパス部AP)の内部側隙間開口部分V4は、ガラス板48上で画像センサ40の受光面40aに対向する領域の外側に位置するように選定されている。
この変形例に係るセンサカバー52においても、第1の実施形態の場合と同様に、センサカバー52の特定の箇所に通気部分(エアパス部AP)を設けているので、同様の作用効果を奏することができる。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る画像センサユニットのセンサカバー56の構成を示したものである。図中、(a)はそのセンサカバー56を内側から見たときの概略平面図、(b)及び(c)はそれぞれ平面図においてA−A’線及びB−B’線に沿って見たときの断面図である。この第2の実施形態におけるセンサカバー56は、第1の実施形態におけるセンサカバー46(図3)の構成と比べて、以下の点において相違する。
先ず、カバー本体57を構成する筒状の側壁部57aの一端側に一体的に形成された天井部57bには、第1の実施形態の場合と同様の段差形状を有した段差部57cが設けられた開口部OP2が形成されているが、通気部分(エアパス部AP)が形成されている箇所において段差部57cを無くしている点で相違する。つまり、この箇所における天井部57bは、他の部分と比べて薄い状態(薄肉部57d)となっている。
また、この薄肉部57dの底面(ガラス板58に対向する側の面)とこれに対応するガラス板58の上面との間には、接着剤50は塗布されていない。このため、この部分は、他の部分に塗布された接着剤50の厚みの分だけ開口された状態となっている。つまり、外部方向に開口された通気部分(外部側隙間開口部分)V5を構成している。
また、開口部OP2を塞ぐように接着剤50を介してカバー本体57に封止されるガラス板58は、第1の実施形態におけるガラス板48(図3)と比べて、そのサイズが大きい点で相違する。すなわち、このガラス板58は、図6(b)及び(c)に示すように、天井部57bの薄肉部57dの底面に沿って側壁部57aの内側側面まで達するように配設されている。
ただし、ガラス板58の端面58aと側壁部57aの内側側面との間に接着剤50は塗布されていないため、図6(b)に誇張して示すように、この部分は隙間の空いた状態となる。つまり、内部方向に開口された通気部分(内部側隙間開口部分)V6となる。この内部側隙間開口部分V6は、接着剤50を塗布しない部分(外部側隙間開口部分V5)と連通している。この内部側隙間開口部分V6は、外部側隙間開口部分V5より外側(側壁部57a側)に位置し、側壁部57aの側面に沿って下方方向に開口している。
つまり、第1の実施形態の場合と同様に、センサカバー56のカバー本体57とガラス板58との封止部の一部に設けられた接着剤50を塗布しない部分(外部側隙間開口部分V5)は、ガラス板58の端面58aと側壁部57aの内側側面との間に形成された内部側隙間開口部分V6と連通し、センサカバー56の内部と外部との空気流通を可能にする通気部分(エアパス部AP)としての役割を果たす。また、この通気部分(エアパス部AP)の内部側隙間開口部分V6は、ガラス板58上で画像センサ40の受光面40aに対向する領域の外側に位置するように選定されている。
この第2の実施形態に係るセンサカバー56においても、第1の実施形態(図3)の場合と同様に、センサカバー56の特定の箇所に通気部分(エアパス部AP)を設けているので、同様の作用効果を奏することができる。
さらに、第1の実施形態の変形例(図5)の場合と比較して、この通気部分(エアパス部AP)の内部側に通じる部分(内部側隙間開口部分V6)は、ガラス板58の端面58aが側壁部57aの内側側面まで達するように選定されている。このため、通気部分(エアパス部AP)から塵DS(図4(a)参照)が侵入した場合でも、その塵DSは側壁部57aの側面に沿って下方に落下することができ、画像センサユニット20内でその塵DSが飛散して落下することを防止することができる。
図7は、本発明の第3の実施形態に係る画像センサユニットのセンサカバー62の構成を断面図の形態で示したものである。この断面図は、上述した図3(a)の平面図においてA−A’線に沿って見たときの断面構造に対応する。この第3の実施形態におけるセンサカバー62は、第1の実施形態におけるセンサカバー46(図3)の構成と比べて、以下の点において相違する。
先ず、カバー本体63を構成する筒状の側壁部63aの一端側に一体的に形成された天井部63bには、断面視したときに段差形状となる段差部63cが設けられた開口部OP3が形成されているが、この開口部OP3における段差部63cは、天井部63bの内側(画像センサ40が搭載されている側)の開口面積が外側(レンズユニット60が搭載される側)の開口面積よりも小さくなるように形成されている点で相違する。
また、カバー本体63にガラス板64を封着するための接着剤50は、天井部63bの外側に形成された段差部63cの上面(ガラス板64に対向する側の面)とこれに対応するガラス板64の下面周囲の部分との間に介在し、図3(a)に示した接着剤50と同様に、その一部分V7を除いて全周にわたり塗布されている。つまり、この一部分V7は、接着剤50が塗布されていないため、他の部分に塗布された接着剤50の厚みの分だけ開口された状態となり、内部側隙間開口部分V7となる(図7参照)。
また、接着剤50を介してガラス板64をカバー本体63に封止する際、ガラス板64の端面64aと段差部63cの側面(端面64aに対向する側の面)との間に接着剤50は塗布されていないため、図7に誇張して示すように、この部分は隙間の空いた状態となる。つまり、外部方向に開口された通気部分(外部側隙間開口部分)V8となる。この外部側隙間開口部分V8は、接着剤50を塗布しない部分(内部側隙間開口部分V7)と連通している。この内部側隙間開口部分V7は、外部側隙間開口部分V8より内側(中央部側)に位置し、段差部63cの上面に沿って中央部方向(水平方向)に開口している。
つまり、第1の実施形態の場合と同様に、センサカバー62のカバー本体63とガラス板64との封止部の一部に設けられた接着剤50を塗布しない部分(内部側隙間開口部分V7)は、ガラス板64の端面64aと段差部63cの側面との間に形成された外部側隙間開口部分V8と連通し、センサカバー62の内部と外部との空気流通を可能にする通気部分(エアパス部AP)としての役割を果たす。また、この通気部分(エアパス部AP)の内部側隙間開口部分V7は、ガラス板64上で画像センサ40の受光面40aに対向する領域の外側に位置するように選定されている。
この第3の実施形態に係るセンサカバー62においても、第1の実施形態の場合と同様に、センサカバー62の特定の箇所に通気部分(エアパス部AP)を設けているので、同様の作用効果を奏することができる。
また、上述した各実施形態及び変形例における通気部分(エアパス部AP)において、センサカバー46,52,56,62,66の内部と外部との空気の流通が複雑になるように、通気部分の内部側(画像センサ搭載側)に通じる部分(内部側隙間開口部分V2,V4,V6,V7)と、通気部分の外部側(レンズユニット搭載側)に通じる部分(外部側隙間開口部分V1,V3,V5,V8)との形成位置を異ならせているので、塵DSが直接または多量に画像センサユニット20内に侵入することを防ぐ効果も奏することができる。
図8は、本発明の第4の実施形態に係る画像センサユニットのセンサカバー66の構成を断面図の形態で示したものである。この断面図は、上述した図3(a)の平面図においてA−A’線に沿って見たときの断面構造に対応する。この第4の実施形態におけるセンサカバー66は、第1の実施形態におけるセンサカバー46(図3)の構成と比べて、以下の点において相違する。
先ず、カバー本体67を構成する筒状の側壁部67aの一端側に一体的に形成された天井部67bには、第1の実施形態の場合と同様の段差形状を有した段差部67cが設けられた開口部OP4が形成されているが、通気部分(エアパス部AP)が形成されている箇所において段差部67cを無くしている点で相違する。
そして、この段差部67cが設けられていない箇所では、ガラス板68の端面68aとこれに対向する天井部67bの内側側面との間に接着剤50は塗布されていないため、図8に誇張して示すように、この部分は隙間の空いた状態となる。この隙間の部分V9は、センサカバー66の内部と外部との空気流通を可能にする通気部分(エアパス部AP)として機能する。また、この通気部分(エアパス部AP)の内部側に通じる部分(隙間の部分V9)は、ガラス板68上で画像センサ40の受光面40aに対向する領域の外側に位置するように選定されている。
この第4の実施形態に係るセンサカバー66においても、第1の実施形態の場合と同様に、センサカバー66の特定の箇所に通気部分(エアパス部AP)を設けているので、同様の作用効果を奏することができる。
上述した各実施形態では、カメラモジュール10の画像センサユニット20においてセンサカバー46(52,56,62,66)の内部と外部を連通する通気部分(エアパス部AP)を1箇所に設けた場合を例にとって説明したが、設置箇所が1箇所に限定されないことはもちろんであり、複数の箇所に設けてもよい。要は、センサカバーの本体部分(カバー本体)と透光性部材(ガラス板)とを接着剤を介して封止する部分の一部に、センサカバーの内部と外部を連通する通気部分が設けられ、この通気部分の内部側(画像センサが搭載されている側)に通じる部分が、透光性部材上で画像センサの受光面に対向する領域の外側に位置するような箇所であれば十分である。
また、上述した各実施形態では、配線基板30の形態として、プラスチックパッケージに用いられているような樹脂基板32を使用した場合を例にとって説明したが、使用する配線基板の形態が樹脂基板に限定されないことはもちろんである。例えば、セラミックパッケージにおいて用いられているセラミック基板や、チップサイズパッケージにおいて用いられているシリコン基板等を適宜使用することも可能である。
10…カメラモジュール、
20…画像センサユニット、
30…配線基板、
40…撮像素子(画像センサ)、
40a…受光面、
46,52,56,62,66…センサカバー、
47,53,57,63,67…カバー本体(本体部分)、
48,58,64,68…ガラス板(透光性部材)、
50…接着剤(接着部/封止部)、
60…レンズユニット、
AP…エアパス部(通気部分)、
OP,OP1,OP2,OP3,OP4…開口部、
V1,V3,V5,V8…外部側隙間開口部分(通気部分)、
V2,V4,V6,V7…内部側隙間開口部分(通気部分)。

Claims (10)

  1. 画像センサを搭載した配線基板にセンサカバーが固着された構造を有する画像センサユニットであって、
    前記センサカバーが、前記画像センサの受光面に対向する位置に開口部が形成された本体部分と、前記開口部を塞ぐように前記本体部分に封止された透光性部材とを備え、
    前記本体部分と前記透光性部材との封止部の一部に、前記センサカバーの内部と外部を連通する通気部分が形成され、該通気部分の内部側隙間開口部分が、前記透光性部材上で前記画像センサの受光面に対向する領域の外側に位置することを特徴とする画像センサユニット。
  2. 前記透光性部材は、前記本体部分に接着剤を介して封止され、前記通気部分は、前記封止部の一部に開口を設けることによって確保されていることを特徴とする請求項1に記載の画像センサユニット。
  3. 前記本体部分は、側壁部と、該側壁部に一体的に形成され、前記開口部に段差部を有する天井部とを備え、
    前記透光性部材は、前記天井部の段差部に封止されるとともに、前記通気部分は、前記段差部と前記透光性部材との前記封止部の開口に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像センサユニット。
  4. 前記天井部の前記通気部分が設けられている部分は、前記天井部の他の部分と比べて薄く形成されていることを特徴とする請求項3に記載の画像センサユニット。
  5. 前記通気部分の内部側隙間開口部分が、前記通気部分の外部側隙間開口部分より外側に位置するように設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像センサユニット。
  6. 前記内部側隙間開口部分が、下方方向に開口していることを特徴とする請求項5に記載の画像センサユニット。
  7. 前記内部側隙間開口部分が、水平方向に開口していることを特徴とする請求項5に記載の画像センサユニット。
  8. 前記通気部分の内部側隙間開口部分が、前記通気部分の外部側隙間開口部分より内側に位置するように設けられ、かつ、水平方向に開口していることを特徴とする請求項3に記載の画像センサユニット。
  9. 前記透光性部材は、前記天井部の内側に封止されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の画像センサユニット。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の画像センサユニットの前記センサカバー上に、レンズユニットが搭載されていることを特徴とするカメラモジュール。
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