JP2012009608A - 素子実装回路、および回路基板への半導体素子の実装方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パワー基板49は、複数の絶縁層としての第2,第4,第6および第8層113,115,117,119と、これらの層間に配置された導電部114a,114b,116a,116b,118a,118bとを含む。パワー基板49の上面101aには、導電部114aよりも厚みの大きい金属板62が配置されている。FET53は、金属板62を介してパワー基板49の上面101aに実装されている。
【選択図】図5
Description
図1は、本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置1の概略構成を示す模式図である。
図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、操舵部材としてのステアリングホイール2と、ステアリングホイール2の回転に連動して転舵輪3を転舵する転舵機構4と、運転者の操舵を補助するための操舵補助機構5とを備えている。ステアリングホイール2と転舵機構4とは、ステアリングシャフト6および中間軸7を介して機械的に連結されている。
ステアリングシャフト6は、ステアリングホイール2に連結された入力軸8と、中間軸7に連結された出力軸9とを含む。入力軸8と出力軸9とは、トーションバー10を介して同一軸線上で相対回転可能に連結されている。
ピニオン軸13は、中間軸7に連結されている。ピニオン軸13は、ステアリングホイール2の操舵に連動して回転するようになっている。ピニオン軸13の先端(図1では下端)には、ピニオン16が設けられている。
操舵補助機構5は、操舵補助用の電動モータ18と、電動モータ18の出力トルクを転舵機構4に伝達するための伝達機構としての減速機構19とを含む。減速機構19は、駆動ギヤとしてのウォーム軸20と、このウォーム軸20と噛み合う従動ギヤとしてのウォームホイール21とを含む。減速機構19は、ギヤハウジング22内に収容されている。
電動モータ18がウォーム軸20を回転駆動すると、ウォーム軸20によってウォームホイール21が回転駆動され、ウォームホイール21およびステアリングシャフト6が一体回転する。そして、ステアリングシャフト6の回転は、中間軸7を介してピニオン軸13に伝達される。ピニオン軸13の回転は、ラック軸14の軸方向移動に変換される。これにより、転舵輪3が転舵される。すなわち、電動モータ18によってウォーム軸20を回転駆動することで、転舵輪3が転舵されるようになっている。
第1ハウジング23および第2ハウジング24は、それぞれ、一端が開放した概ね四角箱形に形成されている。第1および第2ハウジング23,24の互いの端部は、突き合わされ、且つ固定ねじ25により互いに締結されている。
また、ギヤハウジング22は、ウォーム軸20が収容された筒状の駆動ギヤ収容ハウジング28と、ウォームホイール21が収容された筒状の従動ギヤ収容ハウジング29と、上記の第2ハウジング24とにより構成されている。
第1ハウジング23は、収容室32の一部を区画する第1内壁面33を含み、第2ハウジング24は収容室32の一部を区画する第2内壁面34を含み、これら第1内壁面33および第2内壁面34は、電動モータ18の回転軸35の軸方向X1に対向している。
ステータ40は、モータハウジング26のモータハウジング本体27の内周に固定されている。ステータ40は、モータハウジング本体27の内周に固定されたステータコア41と、複数のコイル42とを含む。ステータコア41は、ステータコア41の環状のヨークと、このヨークの内周から径方向内方へ突出する複数のティースとを含む。各コイル42は対応するティースに巻回されている。
また、仕切り壁59から第2ハウジング24側に向けて延びる筒状部48が形成されている。筒状部48の内周には、第3軸受46の外輪が保持されている。
収容室32には、ECU12の一部を構成するパワー基板49および制御基板50が収容され保持されている。回路基板としてのパワー基板49には、電動モータ18を駆動するためのパワー回路の少なくとも一部(例えばFET53などのスイッチング素子)が実装されている。上記の各コイル42と接続されたバスバー45は、第1ハウジング23の上記仕切り壁59を挿通して収容室32内に進入するバスバー端子51を介して、パワー基板49に接続されるようになっている。
制御基板50は、電動モータ18の回転軸35の軸方向X1に関して、第2ハウジング24の第2内壁面34とパワー基板49との間に配置されている。パワー基板49および制御基板50は、電動モータ18の回転軸35の軸方向X1に関して所定の間隔を隔てて配置されている。
図4は、パワー基板49の模式的な平面図である。図4を参照して、パワー基板49には、電動モータ18を駆動するための電気回路としてのパワー回路52が形成されている。パワー回路52には、発熱要素としての複数のFET53(電界効果型トランジスタ)が複数含まれている。パワー基板49は、上面101aにモータ駆動用の半導体素子としてのFET53が実装された多層回路基板である。パワー回路52には、バッテリ等の電源(図示せず)に接続されたバスバー55,56から電力が供給されるようになっている。
パワー基板49、FET53および後述する金属板62によって、素子実装回路基板65が形成されている。
基板本体101は、絶縁体からなる絶縁層と、導電体を含む層とを積層してなる。具体的には、基板本体101は、基板本体101の表面層としての第1層112と、第2層113と、第3層114と、第4層115と、第5層116と、第6層117と、第7層118と、基板本体101の裏面層としての第8層119と、を含んでいる。各上記第1〜第8層112〜119が、パワー基板49の厚み方向D1に沿ってこの順に配置されている。厚み方向D1は、回転軸35の軸方向X1と平行である。
金属ベース102の下面102bは、その全部が、厚肉部59aの第1内壁面33に面接触している。これにより、基板本体101から金属ベース102に伝わった熱を、厚肉部59aに十分に逃がすことができる。
導電部112aの上面には、第1半田61を介して、金属板62が実装されている。第1半田61は、導電部112aと金属板62とを互いに固定し、且つ、導電部112aと金属板62とを電気的に接続している。
この金属板62は、例えば、銅、ニッケルその他の金属製の板金からなる。好ましくは、金属板62は、矩形形状の銅板によって形成される。この金属板の厚みD11は、各導電部112a,112b,114a,114b,116a,116b,118a,118bの厚みD12よりも厚い(D11>D12)。
金属板62の厚みD11の下限は、好ましくは、0.6mmに設定される。また、金属板62の厚みD11の上限は、好ましくは、1.5mmに設定される。厚みD11の上限が1.5mmを超えると、後述するボンディングワイヤ107の一端と他端との取付け位置の高さの差D13が大きくなってしまう。
金属板62の上面には、めっき層106が形成されている。めっき層106は、例えば、ニッケル金めっき(Ni+Auめっき)である。めっき層106には、第2半田64を用いて、FET53が接合されている。これにより、FET53は、金属板62を介して導電部112aに実装されている。
FET53と導電部112bとは、ワイヤボンディングを用いて電気的に接続されている。具体的には、導電部112bの上面に複数のボンディングワイヤ107の一端が接合されている。また、FET53の上面に各ボンディングワイヤ107の他端が接合されている。ボンディングワイヤ107は、例えば、アルミワイヤである。
ビアホール108d,108eは、それぞれ、第1層112の導電部112b、第2層113、第3層114の導電部114b、第4層115、第5層116の導電部116b、第6層117および第7層118の導電部118bを貫いている。
また、ビアホール108d,108eには、それぞれ、ピン部材109と同様の構成を有するピン部材110が圧入されている。これにより、各導電部112b,114b,116b,118bは、ピン部材110を介して電気的に接続されている。
FET53は、スイッチング素子として機能することから発熱量が多い(例えば、1W以上)。このため、FET53が実装される導電部112aに対応して複数のピン部材109が設けられている。これにより、FET53からの熱をより多く厚肉部59aに伝えることができる。
被覆部材63として、銅の線膨張係数(18×10−6/℃)やアルミニウムの線膨張係数(24×10−6/℃)と略同じ線膨張係数を有するエポキシ樹脂を例示することができる。
以上が電動パワーステアリング装置1の概略構成である。
図8(A)を参照して、まず、パワー基板49を用意する。このパワー基板49の上面101a上の導電部112aに金属板62を配置し、第1半田61を用いて金属板62を固定する。次に、図8(B)に示すように、金属板62のめっき層106の上に、FET53を配置し、第2半田64を用いてFET53を固定する。これにより、金属板62を介して上面101aにFET53が実装される。
以上説明したように、本実施形態によれば、各絶縁層113,115,117,119間に導電部114a,114b,116a,116b,118a,118bを設けていることにより、パワー基板49をその平面方向に大型化することなく、導電部112a,112b,114a,114b,116a,116b,118a,118bの合計の面積を十分に確保できる。
すなわち、補強用の金属板62を配置するという、安価な作業工程を採用することで、FET53への負荷を抑制することができる。よって、パワー基板49の反り自体をゼロにできるようにするための手間のかかる作業工程を採用する必要が無い。
本発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
また、FET53以外の他の半導体素子を実装する構成に本発明を適用してもよい。さらに、被覆部材63は、パワー基板49上のFET53のみを被覆してもよい。また、被覆部材63を省略してもよい。
また、上述の実施形態では、いわゆるコラムアシスト式の電動パワーステアリング装置に本発明が適用された例について説明したが、これに限らず、いわゆるピニオンアシスト式の電動パワーステアリング装置や、いわゆるラックアシスト式の電動パワーステアリング装置等、他の形式の電動パワーステアリング装置に、本発明を適用してもよい。
Claims (3)
- 積層された複数の絶縁層、および各絶縁層間に配置された導電部を含み、放熱板上に配置される回路基板と、
前記回路基板の上面に配置され、前記導電部よりも厚みの大きい金属板と、
前記金属板を介して前記回路基板の上面に実装される半導体素子と、を備えることを特徴とする素子実装回路基板。 - 請求項1において、前記回路基板の上面の少なくとも一部および前記半導体素子は、前記放熱板と線膨張係数が略等しい被覆部材で被覆されていることを特徴とする素子実装回路基板。
- 積層された複数の絶縁層、および各絶縁層間に配置された導電部を含み、放熱板上に配置される回路基板への半導体素子の実装方法において、
前記回路基板の上面に前記導電部よりも厚みの大きい金属板を配置する工程と、
前記金属板を介して前記回路基板の上面に前記半導体素子を実装する工程と、を含むことを特徴とする回路基板への半導体素子の実装方法。
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