JP2012008245A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スリープモードのような省電力モードでも用紙カセットの脱着等を検知可能としつつ、省電力モードでは、エンジン制御部等の制御部への電力供給を停止し、消費電力をできるだけ下げる。
【解決手段】画像形成装置は、通常モードと、通常モードよりも消費電力を減らす省電力モードを有し、画像形成装置に対して操作が行われたことを検知するための検知部と、検知部からの信号に基づき、画像形成装置に対して操作が行われたことを検知する制御部と、通常モードでは制御部に電力を供給し、省電力モードでは制御部に電力を供給しない電源部と、検知部からの信号に基づき、復帰要因が生じたと判断すると、通常モードでの電力供給を行う指示を電源部に与える監視部と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、スリープモード等の省電力モードを有する複写機、複合機、プリンタ、ファクシミリ機の等の画像形成装置に関する。
一般に、複写機、複合機、プリンタ等の画像形成装置は、例えば、画像形成装置の各部(例えば、定着用ヒータ等)に対して電力を供給し、印刷できる状態を維持する通常モードと、例えば、画像形成部等、多くの構成への電力供給を停止し、省電力を図るスリープモードのような省電力モードを有する。例えば、画像形成装置に対する操作が、所定時間なかった場合や節電キーが押下された場合など、画像形成装置のモードは、通常モードから省電力モードに切り替わる。そして、例えば、画像形成装置に操作、入力がなされた場合や、ネットワーク等から受信した画像データや設定データに基づき印刷を行う場合などに、画像形成装置は省電力モードから通常モードに復帰し、印刷等がなされる。
例えば、特許文献1には、スリープモードと、スリープモードにおいてもカセットの開閉を検知するカセット開閉検知手段とを設け、カセット開閉検出手段によりカセットの開閉が検出された時、紙残量検出手段が動作してカセット内の紙残量を検出する構成とした画像形成装置が記載されている。この構成により、装置がどんな状態でもユーザーにプリンタ本体の紙残量情報を正確に提供しようとする(特許文献1:請求項1、請求項2、段落[0035]等参照)。
特開2002−172832
例えば、用紙カセットの脱着や、カバーの開閉が行われれば、用紙の補充や交換など、何らかの操作が画像形成装置に行われた可能性があり、画像形成装置は、その操作によってもたらされた変更、状態変化を把握する必要がある。例えば、画像形成装置には、用紙搬送やトナー像形成を制御するエンジン制御部等の制御部が設けられる。例えば、この制御部は、用紙カセットの脱着や、カバーの開閉を検知するためのセンサ等と接続され、用紙カセットの脱着等を検知し、用紙カセット等の状態変化を把握する。
ここで、省電力モード中でも用紙の補充や交換等、画像形成装置の状態変化を把握できるようにするには、エンジン制御部等の制御部への電力供給を完全に停止させないようにする必要がある。そのため、従来、省電力モード中でも、エンジン制御部等の制御部に電力供給を続けるか、又は、電力供給を断続的に行い、一時的にエンジン制御部を駆動させることが行われている。しかし、用紙カセットの脱着等、画像形成装置への操作を検知するため、省電力モードでもエンジン制御部等に電力の供給を行えば、省電力モードで消費される電力を下げることができない(下げきれない)という問題がある。
ここで、特許文献1記載の画像形成装置では、画像処理部22のCPU26が、常にカバーの開閉を監視している(特許文献1:段落[0033]等参照)。従って、通常モード、省電力モードを問わず、画像処理部22は動作していることになり、省電力モードでの消費電力を下げることは難しい。従って、特許文献1記載の発明では、上記の問題に対応することはできない。特に、画像処理部は、一般に、画像データ等のサイズの大きいデータを扱うため、演算処理速度が速いCPUが搭載されることが多いところ、このようなCPUは、一般に消費電力が大きい。従って、特許文献1の画像形成装置でのCPU26の消費電力は、大きい場合があり、省電力モードでの消費電力を下げることは難しい。
又、特許文献1記載の画像形成装置では、カセットに対し、スイッチ27が設けられ、このスイッチ27のON/OFFに基づき、CPU26が開閉検知を行う(特許文献1:段落[0032]等参照)。そうすると、用紙カセットが積み上げられた場合など、画像形成装置に取り付けられた用紙カセットの数(段数)が多ければ多いほど、CPU26での入出力ポート及びスイッチ−CPU26間での信号線の数は必要となり、画像形成装置の製造コストは上昇してしまうという側面もある。
本発明は、上記問題点を鑑み、省電力モードでも用紙カセットの脱着等を検知できるようにしつつ、省電力モードでは、エンジン制御部等の制御部への電力供給を停止し、消費電力をできるだけ下げることを課題とする。
上記目的を達成するために請求項1に係る画像形成装置は、通常モードと、通常モードよりも消費電力を減らす省電力モードを有する画像形成装置であって、画像形成装置に対して操作が行われたことを検知するため、複数設けられる検知部と、画像形成装置の状態の確認を行うとともに、前記検知部からの信号に基づき、画像形成装置に対して操作が行われたことを検知する制御部と、通常モードでは前記制御部に電力を供給し、省電力モードでは前記制御部に電力を供給しない電源部と、画像形成装置に対して操作が行われたことによる前記検知部からの信号に基づき、省電力モードから通常モードへの復帰要因が生じたことを判断し、前記復帰要因が生じたと判断すると、通常モードでの電力供給を行う指示を前記電源部に与える監視部と、を備えることとした。
この構成によれば、省電力モードから通常モードへの復帰要因が生じたかを監視する監視部が設けられ、給紙部の脱着等、画像形成装置に操作がなされた場合、復帰要因が生じた旨を示す信号が監視部に伝達される。その結果、画像形成装置は、省電力モードから通常モードに復帰する。これにより、省電力モードでは、画像形成用の機構はもとより、給紙部の脱着等を検知するため、エンジン制御部等の制御部を駆動させておく必要がない。即ち、省電力モードでは、制御部への電力供給を停止できる。
ここで、監視部は、省電力モードから通常モードへの復帰要因の発生監視機能が主であり、制御部よりも果たす機能は小さくてよい。従って、監視部は、制御部よりも簡易な構成とでき、監視部の消費電力は制御部よりも小さくて済む。又、省電力モードでは、制御部を駆動させず、監視部に電力供給を行うことで、画像形成装置に操作がなされたことを検知しつつ、省電力モードでの消費電力(待機電力)を減らすことができる。言い換えると、画像形成装置の状態変化を確認するため、制御部を駆動させずに済む。
又、請求項2に係る発明は、請求項1の発明において、複数の前記検知部から前記監視部へのそれぞれの信号線は、OR回路に入力され、前記OR回路の出力は、前記監視部に入力されることとした。
この構成によれば、例えば、給紙部が複数段設けられ、検知部がカセットA、Bに設けられる場合など、検知部からの信号を監視部に伝えるための信号線が複数あっても、各信号線は、OR回路に入力される。そして、OR回路の出力が監視部に入力される。これにより、監視部でのインターフェイスにおける入力ポート数を、減らすことができる。従って、監視部の構成を簡素化することができ、監視部や画像形成装置の製造コストが抑えられる。
又、請求項3に係る発明は、請求項1又は2の発明において、省電力モードで電力供給が停止されている前記制御部に、前記検知部からの信号の伝達を妨げる遮断部を有することとした。
制御部にも検知部からの信号が入力されるところ、省電力モードでは、制御部の電力供給は停止される。この停止状態で制御部に検知部からの信号が入力されると、制御部での検知部からの信号を受ける部分が破損してしまう可能性がある。例えば、検知部からの信号がCPUに入力される場合、CPUの停止状態で、CPUのポートに電圧が印加されてしまう。しかし、この構成によれば、遮断部が設けられるので、省電力モードでは、制御部に対し、検知部からの電圧(電力)が入力されない。これにより、省電力モードでの制御部に電力が回り込むことを避けることができる。
又、請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の発明において、印刷に用いる用紙を収容し、印刷時に用紙の供給を行い、少なくとも用紙残量センサが設けられ、画像形成装置から取り外し可能な給紙部を1又は複数有し、前記検知部は、前記給紙部に対し1つ設けられ、前記給紙部の取り外し、取り付けを検知するためのものであり、前記制御部は、省電力モードからの復帰した後、前記センサの出力に基づき、前記給紙部の状態の確認を行うこととした。
この構成によれば、制御部は、省電力モードからの復帰時、センサの出力に基づき、給紙部の状態の確認を行うので、省電力モードで、給紙部の脱着(取り外し、取り付け)により復帰した際、制御部は、給紙部での用紙残量等の状態変化を確かめられる。
又、請求項5に係る発明は、請求項1乃至4の発明において、前記制御部は、用紙を搬送し、画像を形成するための画像形成機構を制御するエンジン制御部であることとした。
この構成によれば、制御部は、用紙を搬送し、画像を形成するための画像形成機構を制御するエンジン制御部であるので、省電力モードでは、エンジン制御部への電力供給を停止して、省電力を図ることができる。又、通常モードでも、例えば、給紙部が印刷中に取り外された場合など、異常な操作があった場合、速やかにトナー像形成を停止させることができる。
又、請求項6に係る発明は、請求項1乃至5の発明において、開閉可能であり、開けることにより画像形成装置内部が露出するカバーを1又は複数有し、前記検知部は、前記カバーに対しても設けられ、前記カバーの開閉を検知するためのものであることとした。
例えば、機内の部材交換やメンテナンス等のため、画像形成装置のカバーが開閉され、カバーが開閉されると何らかの操作が画像形成装置になされる可能性が高い。そこで、この構成によれば、検知部は、カバーの開閉を検知するためのものであるので、カバーが開けられた際、制御部を復帰させることができる。これにより、画像形成装置の状態変化を逐一把握することができる。
又、請求項7に係る発明は、請求項3乃至6の発明において、前記検知部は、画像形成装置に対する操作により、ONとOFFが切り替わり、前記検知部から前記監視部に向けての信号線は、前記制御部に向けて分岐され、前記遮断部は、分岐点と前記制御部の間に設けられるトランジスタであり、前記トランジスタは、省電力モードではバイアスされないこととした。
この構成は、遮断部は、分岐点と前記制御部の間に設けられるトランジスタであり、トランジスタは、省電力モードではバイアスされないので、確実に、省電力モードでの制御部への電力の回り込みを防ぐことができる。
本発明によれば、省電力モードで、エンジン制御部等の制御部への電力供給を停止し、消費電力をできるだけ下げることができる。又、省電力モードでも用紙カセットの脱着やカバーの開閉等を検知できる。そして、検知した場合、画像形成装置は、省電力モードから通常モードに復帰し、給紙部での用紙の状態等が速やかに確認される。
実施形態に係る複合機の概略構成を示す模型的断面図である。 実施形態に係る画像形成部の拡大模型的断面図である。 実施形態に係る複合機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る省電力モードからの復帰を説明するための説明図である。 実施形態に係る遮断部の一例を示し、(a)は、省電力モードでカセットが取り外された状態の回路図、(b)は、通常モードでカセットが取り外された状態の回路図である。 実施形態に係る複合機での通常モードと省電力モードの状態遷移制御の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図1〜図6に基づき説明する。本実施形態では、電子写真方式でタンデム型のカラーの複合機100(画像形成装置に相当)を例に挙げ説明する。そして、複合機100は、印刷可能な通常モードと、通常モードよりも消費電力を減らす省電力モード(例えば、スリープモード)を有する。但し、本実施形態に記載される構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定せず単なる説明例にすぎない。
(画像形成装置の概略構成)
まず、図1、図2を用い、本発明の実施形態に係る複合機100の概略を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る複合機100の概略構成を示す模型的断面図である。図2は本発明の実施形態に係る画像形成部3bの拡大模型的断面図である。
図1に示すように、本実施形態の複合機100は、正面上部に操作パネル1(図1で破線で図示、検知部に相当)が設けられる。最上部に原稿カバー101、その下方に画像読取部102(スキャナ)が設けられる。又、本体に、カセット2A(給紙部に相当)、カセット2B(給紙部に相当)、搬送路3a、画像形成部3b、中間転写部4a、定着部4b等が設けられる。
尚、ジャム(用紙詰まり)発生時の用紙の除去等、メンテナンスを容易とするため、複合機100本体の左側面に、搬送路3a等を露出させる開閉可能な側面カバーC1(カバーに相当)が設けられる。そして、側面カバーC1の開閉を検知する側面カバーセンサS1が設けられる。側面カバーセンサS1(検知部に相当)は、側面カバーC1の開状態と閉状態で出力が切り替わる。例えば、側面カバーセンサS1は、側面カバーC1の上端の一部と接するバネスイッチや、インターロックスイッチが用いられる。尚、本実施形態の複合機100では、トナーコンテナの交換等のため、正面カバー(カバーに相当、不図示)も開閉可能とされる。尚、正面カバーの開閉検知用の正面カバーセンサS2(検知部に相当)も設けられる(図3参照)。即ち、複合機100は、開閉可能であり、開けることにより画像形成装置内部が露出するカバーを1又は複数有し、各検知部としてのセンサは、カバーに対して設けられ、カバーの開閉を検知する。
又、操作パネル1は、複合機100の正面上方に設けられる。そして、操作パネル1は、タッチパネル式の液晶表示部11を備える。液晶表示部11は、複合機100の状態(例えば、エラー発生やモード)や、設定画面を表示できる。又、操作パネル1は、タッチパネルにより押下位置を把握し、使用者からの各種の入力を受け付ける。又、操作パネル1は、数字入力用のテンキー部12や、コピー等の作業開始を指示するためのスタートキー13や、省電力モードへの移行を指示する節電キー14等を備える。
原稿カバー101は、図1の紙面奥側に支点が設けられ持ち上げ可能である。使用者は原稿カバー101を持ち上げ、画像読取部102の上面のコンタクトガラス103に原稿を載置する。画像読取部102は原稿を読み取り画像データを生成する。画像読取部102内には露光ランプ、ミラー、レンズ、イメージセンサ(例えば、CCD)等の光学系部材(不図示)が設けられる。これらの光学系部材により原稿に光を照射し、原稿の反射光を受けたイメージセンサの各画素の出力値をA/D変換し画像データが生成される。そして、複合機100は読み取りで得られた画像データに基づき印刷できる(コピー機能)。
次に、カセット2は、用紙補給、用紙交換等のため、それぞれ脱着可能である。複合機100には、2つのカセット2が設けられる(図1で、上方のものにカセット2A、下方のものにカセット2Bと符号を付す)。各カセット2は、各種(コピー用紙、ラベル用紙等)、各サイズ(A判、B判用紙等)の用紙を複数枚収容できる。尚、カセット2Aとカセット2Bは同様のものでよく、同じ部材には、同じ符号を付し、同様に説明できる。
各カセット2において、用紙は、載置板21に載置される。載置板21は、一端がカセット2下面に回動可能に取り付けられ、モータやバネ(不図示)等により、用紙搬送方向下流側の他端が上方に付勢される。又、各カセット2には、それぞれ、給紙ローラ22が設けられる。給紙ローラ22は、モータ等の駆動機構(不図示)により回転し、用紙を搬送路3aに送り出す。
尚、本実施形態の複合機100では、カセット2Aの取り付け、取り外しを検知するための脱着検知センサS3、カセット2Bの取り付け、取り外しを検知するための脱着検知センサS4が設けられる。例えば、脱着検知センサS3、S4は、カセット2A、2Bの奥側(複合機100後方側)の側面と接するスイッチ(例えば、バネ式やインターロック式)であり、カセット2A、2Bの装着状態と引き出した状態ではON/OFFの状態が変化する。尚、脱着検知センサS3、S4は、スイッチ式のものに限られず、例えば、光学式センサ等、各カセット2A、2Bの脱着が検知できればよい。
又、各カセット2には、用紙残量センサS5、用紙有無センサS6、用紙サイズセンサS7等の複数のセンサが設けられる。まず、各カセット2内の用紙残量センサS5は、例えば、カセット2A、2B内の用紙を載置する載置板21の下面に光を照射する光センサであり、載置板21の傾斜角度に応じ出力が変化する。この用紙残量センサS5の出力に基づき、用紙の残量が検知される。尚、用紙残量センサS5は、傾斜角度を求めるものに限られず、高さ方向に併設された複数の光センサなどを用いてもよく、用紙の残量を検出できればよい。
用紙有無センサS6は、例えば反射型の光センサであり、載置板21に設けられた貫通穴(不図示)に対し下方から光を照射し、その反射光を受光する。例えば、用紙が有れば光は用紙に反射され、反射光が用紙有無センサS6で受光される。用紙が無くなれば、紙で光が反射されないので、用紙有無センサS6は、反射光をほとんど受光しなくなる。従って、用紙の有無により、用紙有無センサS6の出力が変化し、この変化に基づき、用紙の有無が検知される。尚、用紙有無センサS6は、例えば、光センサのほか、超音波センサ等を用いてもよく、給紙部内の用紙の有無を把握できるものであればよい。
更に、各カセット2には、用紙サイズを検出するための用紙サイズセンサS7も設けられる。例えば、カセット2A、2Bには、用紙の後端を規制し、用紙サイズに合わせてスライド可能な後端規制ガイド23が設けられる。又、各カセット2には、幅方向(複合機100と正面−背面方向)で用紙を規制するために一対として設けられ、用紙サイズに合わせてスライド可能な幅規制ガイド24が設けられる。そして、例えば、用紙サイズセンサS7は、この後端規制ガイド23と幅規制ガイド24に接続される可変抵抗を含み、各規制ガイドのスライド位置により、異なる電圧を出力し、用紙サイズセンサS7の出力に基づき、給紙部に収容される用紙のサイズが把握される。
搬送路3aは、カセット2A、又は、カセット2Bから供給された用紙を排出トレイ31まで搬送する通路である。搬送路3aには、印刷時、回転駆動して用紙を搬送する複数の搬送ローラ対32が設けられる。又、搬送路3aには、用紙を中間転写部4aの手前で待機させ、タイミングをあわせて送り出すレジストローラ対33等が設けられる。又、例えば、搬送路3aには用紙の通過を検出するための用紙通過センサS8を複数設けることができる(例えば、透過型光センサ。レジストローラ対33手前側のものにS8A、定着部4bの入口部分のものにS8B、定着部4bの下流側のものにS8Cの符号を付す)。
更に、複合機100は形成すべき画像の画像データに基づき、トナー像を形成する部分として4色分の画像形成ユニット34や露光装置35を含む画像形成部3bを有する。更に、複合機100は、用紙にトナー像を転写する部分として、中間転写部4aを備える。まず、画像形成部3bに、図1左から、画像形成ユニット34Bk(ブラック)と、画像形成ユニット34Y(イエロー)と、画像形成ユニット34C(シアン)と、画像形成ユニット34M(マゼンタ)が配される。又、1つの露光装置35がその下方に配される。
ここで、図2に基づき、各画像形成ユニット34Bk〜34Mを述べる。尚、各画像形成ユニット34Bk〜34Mは、形成するトナー像の色が異なるだけで、基本的に同様の構成である。そこで、以下の説明では、特に説明する場合を除き、色の識別用の符号であるBk(ブラック)、Y(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)の符号は省略し、図2では1つの画像形成ユニット34のみ示す。
まず、各画像形成ユニット34に設けられる各感光体ドラム36は、アモルファスシリコン等の感光層を有し、周面にトナー像を担持する。各感光体ドラム36は、駆動装置(不図示)によって所定の速度で紙面反時計方向に回転駆動される。各帯電装置37は、感光体ドラム36を一定の電位で帯電させる。
各画像形成部3bの下方の露光装置35は(図1参照)、入力されるカラー色分解された画像信号をレーザ出力部(不図示)にて光信号にそれぞれ変換し、変換された光信号であるレーザ光(破線で図示)を4色分出力可能である。そして、露光装置35は、帯電後の各感光体ドラム36の走査露光を行って、静電潜像を形成する。
各現像装置38は、トナーを含む現像剤を収納する(画像形成ユニット34Bkはブラック、34Yはイエロー、34Cはシアン、34Mはマゼンタ)。各現像装置38は各感光体ドラム36に対向し、トナーを供給する。各清掃装置39は、感光体ドラム36表面の転写残トナー等の清掃、除去を行う。
図1に戻り説明を続ける。中間転写部4aは、各感光体ドラム36上のトナー像の1次転写を受け、用紙に2次転写する。中間転写部4aは、各感光体ドラム36に対し1本設けられる1次転写ローラ41(41Bk〜41Mの計4本)、中間転写ベルト42、駆動ローラ43、従動ローラ44、45、2次転写ローラ46、ベルト清掃装置47等で構成される。各1次転写ローラ41は、各感光体ドラム36と無端状の中間転写ベルト42を挟み込み、1次転写時に所定の電圧が印加される。中間転写ベルト42は、各ローラに張架され駆動ローラ43の回転駆動で図1の紙面時計方向に周回する。又、2次転写ローラ46は駆動ローラ43とで中間転写ベルト42を挟む。
各画像形成ユニット34で形成された各色のトナー像は、タイミングを取られて順次ずれなく重畳され、中間転写ベルト42に1次転写される。そして、重ね合わされたトナー像は、所定の電圧を印加された2次転写ローラ46で用紙に転写される。尚、2次転写後の中間転写ベルト42上の残トナー等は、ベルト清掃装置47が、除去、回収する。
定着部4bは、用紙に2次転写されたトナー像を加熱・加圧して定着させる。定着部4bは主として、ヒータを内蔵する加熱ローラ48とこれに圧接される加圧ローラ49とで構成される。トナー像の転写された用紙は、加熱ローラ48と加圧ローラ49のニップを通過して、加熱・加圧され、その結果、トナー像が用紙に定着する。尚、定着後の用紙は排出トレイ31に排出され印刷が完了する。
(複合機100のハードウェア構成)
次に、図3に基づき、本発明の実施形態に係る複合機100のハードウェア構成を説明する。図3は、本発明の実施形態に係る複合機100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。尚、図3では、電力の供給関係を白抜矢印で示し、画像データの流れを網掛矢印で示し、制御等の信号の流れを実線矢印で示す。
図3に示すように、本実施形態に係る複合機100は、内部の制御基板や各種素子、回路等を組み合わせて構成されるメイン制御部5を有する。メイン制御部5は、複合機100の各部の制御を司り、本体内に設けられる。
例えば、メイン制御部5は、中央演算処理装置としてのCPU51、制御用のプログラムやデータを記憶、展開するためのROM52やRAM53、制御に必要となる時間を計時するための計時部54等を有する。そして、メイン制御部5には、エンジン制御部6と通信を行うためのI/F部55(インターフェイス部、以下、同様)や、監視部7と通信を行うためのI/F部56や、操作パネル1や大容量記憶装置としてのHDD50と通信を行うためのI/F部57が設けられる。これにより、メイン制御部5は、HDD50や操作パネル1と接続され、HDD50とのデータのやり取りや、液晶表示部11や節電キー14等の各種キー等の押下により入力された内容は、メイン制御部5に伝達される。又、例えば、メイン制御部5には、画像処理部58を設けることができる。画像処理部58は、例えば、画像処理の専用回路としてのASIC、高速メモリ等で構成され、画像データに対し画像処理を行う(例えば、拡大、縮小、濃度変更など)。
又、複合機100内には、用紙搬送やトナー像形成を行う構成を実際に制御するためのエンジン制御部6が設けられる。即ち、エンジン制御部6は、用紙を搬送し、画像を形成するための画像形成機構10を制御する。エンジン制御部6は、用紙を搬送し画像を形成(印刷)するための画像形成機構10と接続される。そして、エンジン制御部6は、メイン制御部5からの指示を受け、画像形成機構10の動作を制御する。尚、画像形成機構10は、例えば、カセット2A、カセット2B、搬送路3a、画像形成部3b、中間転写部4a、定着部4b等で構成される。即ち、複合機100には、用紙を搬送し、画像を形成するための画像形成機構10が設けられる。
例えば、エンジン制御部6は、中央演算処理装置としてのCPU61や、実際の画像形成機構10の制御用のプログラムやデータを記憶、展開するためのROM62やRAM63を含む。又、エンジン制御部6は、画像形成機構10と通信し、制御を行うためのI/F部64を有する。又、エンジン制御部6は、メイン制御部5や監視部7と通信を行うためのI/F部65を有する。
又、CPU61は、カセット2A、2Bや搬送路3aの各センサ(脱着検知センサS3、S4、正面カバーセンサS2、側面カバーセンサS1、用紙残量センサS5、用紙有無センサS6、用紙サイズセンサS7、用紙通過センサS8等)と接続される。尚、例えば、各センサの一部又は全部をエンジン制御部6内のI/F部64と接続しても良い。これにより、エンジン制御部6は、カセット2A、2Bの脱着、各カバーの開閉、カセット2A、2Bに収容される用紙の状態(有無、残量、サイズ等)、用紙の搬送状況等を把握できる。尚、例えば、カセット2A、2Bの脱着、各カバーの開閉、カセット2A、2Bに収容される用紙の状態、用紙の搬送状況等を把握するためのテーブル等の必要なデータはROM62に記憶させておく。
又、複合機100内には、監視部7が設けられる。監視部7は、例えば、外部との通信インターフェイスとして機能し、又、省電力モードから複合機100を通常モードに復帰させる復帰要因が生じたかを監視する。そして、監視部7は、複合機100を省電力モードから通常モードに復帰させる必要性を認識する。例えば、監視部7は、中央演算処理装置としてのCPU71や通信や省電力モードでの監視用プログラムやデータを記憶、展開するためのROM72、RAM73を有する。又、監視部7は、複合機100に対して操作が行われたために生ずる復帰信号の入力を受ける復帰要因監視部74を有する。
又、監視部7は、外部のコンピュータ200(例えば、パーソナルコンピュータ)との通信インターフェイスとしてのI/F部75を有する。例えば、I/F部75は、複数種のコネクタやソケットを有する。これにより、直接的(例えば、USB接続)、又は、ネットワークを介して複合機100とコンピュータ200が通信可能に接続される。これにより、複合機100は、コンピュータ200から印刷設定データや画像データ等のデータを受け、印刷することができる(プリンタ機能)。更に、I/F部75には、例えば、モデム機能を内蔵させることができ、公衆回線等を介し、複合機100と相手方FAX装置300が通信可能に接続される。これにより、複合機100は、相手方のFAX装置300と、画像データ等の送受信を行うことができる(FAX機能)。又、監視部7は、メイン制御部5やエンジン制御部6との通信インターフェイスとしてのI/F部76を有する。
(通常モードと省電力モード)
次に、図3を用いて、本発明の実施形態に係る複合機100での通常モードと省電力モードを説明する。
本実施形態の複合機100は、複合機100を印刷可能な状態で保つ通常モードを有する。通常モードでは、電源部8は、メイン制御部5、エンジン制御部6、画像形成機構10、監視部7等に電力を供給する。尚、図3において、供給される電力を、白抜矢印で示している。
電源部8は、例えば、商用電源と接続される。そして、電源部8内には、整流回路、トランス、DC/DCコンバータ等、複数の回路、素子(不図示)が配され、各種電圧を生成する。例えば、電源部8は、感光体ドラム36等の各種回転体を回転させるためのモータ駆動用の電圧(例えば、DC24V、画像形成機構10に供給)や、メイン制御部5、エンジン制御部6、監視部7用の直流電圧(例えば、5Vや3.3V等)などを生成し、供給する。
例えば、通常モードでは、画像形成機構10やエンジン制御部6やメイン制御部5間では、通信が行われる。又、エンジン制御部6は、各センサの出力の確認や、定着部4bのヒータのON/OFFを行い、定着部4bを定着可能な温度で保つ等の制御を行う。このように、通常モードでは印刷していない待機状態でも、画像形成機構10、メイン制御部5、エンジン制御部6等で、一定の電力が消費される。
しかし、省エネの観点から、瞬間的な最大消費電力だけでなく、待機状態での消費電力の大きさも、消費者が複合機100を選択するうえでの検討点となりつつある。そこで、本実施形態の複合機100は、印刷完了から一定時間(例えば、数分〜数十分。例えば、計時部54が計時)、複合機100への操作、入力がなされない場合や節電キー14が押された場合などに、通常モードから省電力モードに移行する。
本実施形態の複合機100の省電力モードでは、監視部7には電力が供給されるが、メイン制御部5や、エンジン制御部6や画像形成機構10への電力の供給が停止される。即ち、電源部8は、通常モードではエンジン制御部6に電力を供給し、省電力モードではエンジン制御部6に電力を供給しない。これにより、複合機100の待機状態での消費電力が少なくなる。このように、複合機100では、通常モードと省電力モードでの電力供給先、生成電圧、電流容量等が異なる。そこで、電源部8内には、省電力用電力制御部81と通常用電力制御部82が設けられる。省電力用電力制御部81は、省電力モードで動作し、通常用電力制御部82は、通常モードで動作する。各電力制御部は、電源部8内の回路や素子の動作を制御し、各モードでの電圧生成と電力供給を制御する。
尚、省電力モードから復帰する際のトリガとして利用するため、本実施形態の複合機100では、省電力モードでも、電源部8は、監視部7の他、例えば、正面カバーセンサS2、側面カバーセンサS1、脱着検知センサS3、S4、操作パネル1に電力が供給される。尚、省電力モードでは、液晶表示部11の表示はOFFしておけばよい。
(省電力モードからの復帰)
次に、図4を用いて、本発明の実施形態に係る複合機100での省電力モードからの復帰の一例を説明する。図4は、本発明の実施形態に係る省電力モードからの復帰を説明するための説明図である。
例えば、メイン制御部5は、通常モードから省電力モードへの移行指示を電源部8に与える。この指示を受け、通常用電力制御部82は電力供給制御を止め、省電力用電力制御部81が電力供給制御を行う。これにより、省電力モードに移行する。
監視部7は、ネットワーク等と接続され、自機宛の外部からの画像データ等の各種データを受信するI/F部75が設けられる。例えば、外部のコンピュータ200から印刷設定データや画像データを受信すると(プリンタ機能)、複合機100を通常モードに復帰させる必要がある。又、例えば、相手方FAX装置300から画像データ等を受信した場合も(FAX機能)、複合機100を通常モードに復帰させる必要がある。言い換えると、I/F部75が複合機100あての画像データ等を受信したことが、省電力モードから復帰要因とされる。
又、使用者が操作パネル1を操作した場合、使用者には、複合機100を利用する意図がある。又、カセット2A、2Bの脱着操作が行われた場合、用紙残量や用紙サイズなど、各カセット2内の用紙の状態が変化している可能性があり、用紙の状態を確認する必要がある。又、複合機100のメンテナンス等のため、正面カバーや側面カバーC1の開閉操作がなされる場合もある。そこで、本実施形態では、操作パネル1への入力、各カセット2の脱着、各カバーの開閉が省電力モードから通常モードへの復帰要因とされる。
そのため、操作パネル1、脱着検知センサS3、S4、側面カバーセンサS1、正面カバーセンサS2からの出力は、復帰要因が生じたことを示す信号(復帰信号)として、復帰要因監視部74に入力される。即ち、画像形成装置に対して操作が行われたことを検知するため、複数設けられる検知部は、操作パネル1、脱着検知センサS3、S4、側面カバーセンサS1、正面カバーセンサS2等である。この時、操作パネル1、脱着検知センサS3、S4、側面カバーセンサS1、正面カバーセンサS2からの出力は、OR回路83に入力され、OR回路83からの1つの出力端子からの信号が復帰要因監視部74に入力される。即ち、複数の各センサから監視部7へのそれぞれの信号線は、OR回路83に入力され、OR回路83の出力は、監視部7に入力される。尚、この構成では、脱着検知センサS3、S4は、カセット2が取り外された状態では、Highを出力する。又、側面カバーセンサS1、正面カバーセンサS2は、各カバーが開けられたときにHighを出力する。又、操作パネル1は、入力がなされた場合、Highを出力する。
これにより、復帰要因監視部74のインターフェイスは、簡略化され、監視部7を簡素化できる。この簡素化により、監視部7のコスト低減、及び、監視部7の回路構成の簡略化による消費電力削減が実現される。
そして、I/F部75での複合機100宛の画像データ等の受信や、復帰信号の監視部7への入力をトリガとして、監視部7は、復帰要因が生じ、省電力モードから通常モードに復帰すべきと判断する。監視部7は省電力モードから通常モードに復帰すべきと判断すると、電源部8に省電力用電力制御部81による制御から通常用電力制御部82による制御への切替を指示する。これにより、画像形成機構10、メイン制御部5、エンジン制御部6に対し電力の供給が開始され、メイン制御部5、エンジン制御部6は起動する。
起動後、例えば、エンジン制御部6は、用紙残量センサS5、用紙サイズセンサS7等の出力を確認して、各カセット2内の用紙の状態を確認する。これにより、省電力モードでも各カセット2内の用紙の状態に変化があれば、直ちに把握される。即ち、複合機100は、印刷に用いる用紙を収容し、印刷時に用紙の供給を行い、少なくとも用紙残量検知用のセンサが設けられ、画像形成装置から取り外し可能なカセット2を1又は複数有し、検知部は、カセット2に対し1つ設けられ、カセット2の取り外し、取り付けを検知するためのものであり(脱着検知センサS3、S4)、エンジン制御部6は、省電力モードからの復帰時、センサの出力に基づき、カセット2の状態の確認を行う。
ここで、監視部7を設けないで、各カセット2や各カバーの開閉を検知するには、エンジン制御部6が脱着検知センサS3、S4等の出力を定期的に確認するため、省電力モードでも、エンジン制御部6に電力供給を続けるか、又は、電力供給を断続的に行い、一時的にエンジン制御部6を駆動させる必要がある。そのため、従来、省電力モードでの、エンジン制御部6への電力供給継続や、電力供給を一時的再開が行われ、メイン制御部5への電力供給を完全に停止できなかった。
そして、エンジン制御部6は、多様な制御を行うため、CPU61等、多くの素子、回路、インターフェイスが設けられ、各種制御や画像データの伝達等、高速で動作するものが用いられる。一般に、高速で動作する素子、インターフェイスは、低速なものより消費電力は大きい。そうすると、エンジン制御部6を駆動させれば、一定の電力が消費される(例えば、数W〜数十W)。そのため、消費電力を下げるには、省電力モードでエンジン制御部6は、全く駆動させない方がよい。
そこで、本実施形態では、複数種存在する復帰要因のいずれかが生じたことを、監視部7でまとめて把握する。監視部7は、ネットワークインターフェイスとしての機能の他、復帰要因の発生を検知すれば良く、メイン制御部5やエンジン制御部6よりも機能が限られる。基本的にネットワーク200に流れるデータ監視やセンサ等からの復帰信号の有無だけを確認する。そのため、監視部7の消費電力は、エンジン制御部6等よりも少なくてすむ。従って、監視部7の消費電力は、数W未満ですむ(例えば、約1〜2W程度)。従って、本実施形態の複合機100では、カセット2の脱着等の復帰要因の発生を常時検知できつつも、省電力モードでエンジン制御部6への電力供給を停止させることができ、高い省電力効果が得られる。
ここで、通常モードでも、各カセット2の脱着や、各カバーの開閉を検知するため、エンジン制御部6のCPU61等に、脱着検知センサS3、S4や側面カバーセンサS1、正面カバーセンサS2の出力が入力される。即ち、エンジン制御部6は、画像形成装置の状態の確認を行うとともに、各センサからの信号に基づき、画像形成装置に対して操作が行われたことを検知する。しかし、省電力モードでは、エンジン制御部6への電力供給が停止されるので、エンジン制御部6のCPU61等は駆動していない。そうすると、省電力モードでは、各カセット2の取り外しや、各カバーの開閉があると、駆動していない状態のCPU61のポートに、電圧が印加されることになる。言い換えると、省電力モードでのエンジン制御部6への電力の回り込みにより、エンジン制御部6のCPU61等が破壊される畏れがある。尚、この点は、操作パネル1の出力が入力されるメイン制御部5でも同様である。
そこで、本実施形態の複合機100では、各センサ(脱着検知センサS3、S4や側面カバーセンサS1、正面カバーセンサS2)からエンジン制御部6への信号線の間に遮断部9が設けられる。省電力モードでは、遮断部9は各センサからCPU61への信号伝達を遮断し、CPU61のポートへの電圧印加を防ぐ。一方、遮断部9は、通常モードでは、各センサからCPU61への信号伝達を遮断しない。即ち、遮断部9は、省電力モードで電力供給が停止されているエンジン制御部6に、各センサからの信号の伝達を妨げる。
(遮断部9)
次に、図5に基づき、本発明の実施形態に係る遮断部9の一例を説明する。図5は、本発明の実施形態に係る遮断部9の一例を示す回路図であり、(a)は、省電力モードでカセット2が取り外された状態、(b)は、通常モードでカセット2が取り外された状態を示す。尚、本説明では、脱着検知センサS3を例に挙げて説明するが、脱着検知センサS4、正面カバーセンサS2、側面カバーセンサS1での遮断部9や各センサの構成は同様であり、同様に説明される。
まず、脱着検知センサS3は、例えば、バネ式のスイッチである。脱着検知センサS3の一端はグランドに接続され、他端にはOR回路83への信号線L1が接続される。そして、脱着検知センサS3は、カセット2Aが取り外されると、開状態となり、グランドとOR回路83への信号線L1が接続されない状態となる。一方、脱着検知センサS3は、カセット2Aが取り付けられると、閉状態となり、グランドとOR回路83への信号線L1が接続される状態となる。尚、正面カバーセンサS2、側面カバーセンサS1の場合は、カバーが開けられると、各センサは、開状態となる。
そして、脱着検知センサS3からOR回路83への信号線L1は、エンジン制御部6に脱着検知センサS3の出力を伝達するため分岐される。分岐された信号線L2は、npn型のトランジスタ91(遮断部9に相当)のベースと接続される。又、脱着検知センサS3とトランジスタ91のベース間には、抵抗R1を介して電圧Vcc1(例えば、電源部8から供給)が印加される。これにより、もし、カセット2Aが取り外された状態となれば、トランジスタ91のベースに電圧が印加される(電流が流れる)。
そして、トランジスタ91のエミッタには、グランドが接続され、コレクタには、エンジン制御部6が接続される。又、エンジン制御部6とトランジスタ91のコレクタ間には、抵抗R2とスイッチ部92を介し、電圧Vcc2が接続される。
そして、図5(a)に示すように、省電力モードでは、スイッチ部92は、開状態とされる。これにより、電圧Vcc2がトランジスタ91に印加されず、トランジスタ91にはバイアス電圧(コレクタ−エミッタ間電圧)が印加されない状態となる。従って、エンジン制御部6は、脱着検知センサS3に対して絶縁状態となる。即ち、各センサ(脱着検知センサS3、S4、各カバーセンサ)は、画像形成装置に対する操作により、ONとOFFが切り替わり、各センサから監視部7に向けての信号線は、エンジン制御部6に向けて分岐され、遮断部9は、分岐点とエンジン制御部6の間に設けられるトランジスタ91であり、トランジスタ91は、省電力モードではバイアスされない。これにより、脱着検知センサS3の開閉によらず、省電力モードでエンジン制御部6のCPU61のポートに電圧は印加されない。そして、カセット2Aが取り外されれば、スイッチが開状態となり、信号線L1は、High状態となる。
一方、図5(b)に示すように、通常モードでは、スイッチ部92は、閉状態とされる。これにより、トランジスタ91は、電圧Vcc2が印加された状態となる。更に、通常モードでカセット2Aが取り外されると、トランジスタ91がON状態となり、エンジン制御部6のCPU61に入力される電圧は、ほぼグランドとなる。従って、通常モードでは、CPU61は、脱着検知センサS3用のポートがLowレベルとなれば、カセット2が取り外されていると判断できる。
一方、通常モードでカセット2Aが取り付けられると、トランジスタ91のベースの電位は、ほぼ0V(ほぼグランド)となり、トランジスタ91は、OFFされる。そうすると、エンジン制御部6のCPU61に入力される電圧は、電圧Vcc2により、High状態となる。従って、通常モードでは、CPU61は、脱着検知センサS3用のポートがHighレベルとなれば、カセット2が取り付けられていると判断できる。
尚、図5(a)、(b)では、スイッチ部92の開閉制御を監視部7が行う例を示しているが、スイッチ部92の制御をメイン制御部5やエンジン制御部6が行っても良い。例えば、スイッチ部92をトランジスタで構成しておき、トランジスタのコレクタに電圧Vcc2を、エミッタを抵抗R2と接続しておく。又、トランジスタのベースにメイン制御部5やエンジン制御部6を接続しておく。もし、省電力モードであれば、メイン制御部5やエンジン制御部6は、電力が供給されないので、トランジスタがONされることはない。一方、通常モードで、メイン制御部5やエンジン制御部6がトランジスタ91のベースに電圧を印加しておく(電流を流しておく)。このように、メイン制御部5やエンジン制御部6がスイッチ部92の開閉制御を行える。
(通常モードと省電力モードの遷移制御)
次に、図6を用いて、本発明の実施形態に係る複合機100での通常モードと省電力モードの状態遷移制御の一例を説明する。図6は、本発明の実施形態に係る複合機100での通常モードと省電力モードの状態遷移制御の一例を示すフローチャートである。
まず、図6に示すスタートは、本発明では、例えば、複合機100の主電源投入時である。主電源投入後、電源部8の通常用電力制御部82が動作を開始し(ステップ♯1)、メイン制御部5、エンジン制御部6、画像形成機構10に電力が供給され、通常モードとなる(ステップ♯2)。ウォームアップ後、複合機100は、例えば、定着部4bの温度を定着制御温度で維持し、印刷可能な状態で維持される(ステップ♯3)。ここの通常モードでは、定期的に、各カセット2の用紙の状態(残量、サイズ等)が確認される。次に、メイン制御部5は、操作パネル1での節電キー14の押下や、複合機100に対する操作、入力が無くなってから所定時間が経過したかを計時部54等を用いて確認し、省電力モードに移行すべきか確認する(ステップ♯4)。
まだ、印刷可能な状態を維持すべきであれば(ステップ♯4のNo)、例えば、ステップ♯2に戻る。一方、省電力モードに移行するならば(ステップ♯4のYes)、メイン制御部5は、電源部8に省電力モードモードへの移行を指示する(ステップ♯5)。その結果、電源部8では、省電力用電力制御部81による電力供給制御が行われ、メイン制御部5、エンジン制御部6、画像形成機構10への電力供給が停止される(ステップ♯6)。その結果、複合機100は、省電力モードとなる(ステップ♯7)。この省電力モードでは、監視部7が省電力モードから通常モードへの復帰要因が発生したかを確認する(ステップ♯8)。
そして、監視部7は、復帰要因が生じたため、通常モードに復帰する必要があるかを確認する(ステップ♯9)。通常モードに復帰する必要がなければ(ステップ♯9のNo)、例えば、ステップ♯6に戻る。一方、通常モードに復帰させる必要があれは(ステップ♯9のYes)、監視部7は、電源部8に通常用電力制御部82による制御に切り替える指示を与える(ステップ♯10)。その後、例えば、ステップ♯1に戻る。即ち、監視部7は、複合機100に対して操作が行われたことによる各センサからの信号に基づき、省電力モードから通常モードへの復帰要因が生じたことを判断し、復帰要因が生じたと判断すると、通常モードでの電力供給を行う指示を電源部8に与える。
このようにして、省電力モードから通常モードへの復帰要因が生じたかを監視する監視部7が設けられ、給紙部(カセット2A、カセット2B)の脱着等、画像形成装置(例えば、複合機100)に操作がなされた場合、復帰要因が生じた旨を示す信号が監視部7に伝達される。その結果、画像形成装置は、省電力モードから通常モードに復帰する。これにより、省電力モードでは、画像形成用の機構はもとより、制御部(例えば、エンジン制御部6)を駆動させておく必要がない。即ち、省電力モードでは、制御部への電力供給を停止できる。ここで、監視部7は、省電力モードから通常モードへの復帰要因の発生監視機能が主であり、例えば、エンジン制御部6よりも果たす機能は小さくてよい。従って、監視部7は、エンジン制御部6等よりも簡易な構成とでき、監視部7の消費電力は、エンジン制御部6等よりも小さくて済む。又、省電力モードでは、例えば、エンジン制御部6等を駆動させず、監視部7に電力供給を行うことで、画像形成装置に操作がなされたことを検知しつつ、省電力モードでの消費電力(待機電力)を減らすことができる。言い換えると、画像形成装置の状態変化を確認するため、エンジン制御部6等を一時的、定期的に動作させずに済む。
又、例えば、給紙部(カセット2A、カセット2B)が複数段設けられ、検知部(例えば、脱着検知センサS3、S4)がカセット2A、2Bに対し設けられる場合など、検知部からの信号を監視部7に伝えるための信号線が複数あっても、各信号線は、OR回路83に入力される。そして、OR回路83の出力が監視部7に入力される。これにより、監視部7でのインターフェイスにおける入力ポート数を、減らすことができる。従って、監視部7の構成を簡素化することができ、監視部7や画像形成装置の製造コストが抑えられる。又、制御部(例えば、エンジン制御部6)にも検知部からの信号が入力されるところ、省電力モードでは、エンジン制御部6等の電力供給は停止される。この停止状態でエンジン制御部6等に検知部からの信号が入力されると、エンジン制御部6等での検知部からの信号を受ける部分が破損してしまう可能性がある。例えば、各センサからの信号がCPU61に入力される場合、CPU61の停止状態で、CPU61のポートに電圧が印加されてしまう。しかし、遮断部9が設けられるので、省電力モードでは、エンジン制御部6等に対し、検知部からの電圧(電力)が入力されない。これにより、省電力モードでのエンジン制御部6等に電力が回り込むことを避けることができる。
又、エンジン制御部6等は、省電力モードからの復帰時、給紙部(カセット2A、カセット2B)の状態の確認を行うので、省電力モードから復帰した際、例えば、エンジン制御部6は、給紙部での用紙残量等の状態変化を確かめられる。又、エンジン制御部6等は、用紙を搬送し、画像を形成するための画像形成機構10を制御するので、省電力モードでは、エンジン制御部6等への電力供給を停止して、省電力を図ることができる。又、通常モードでも、例えば、給紙部が印刷中に取り外された場合など、異常な操作があった場合、速やかにトナー像形成を停止させることができる。
又、例えば、機内の部材交換やメンテナンス等のため、画像形成装置(例えば、複合機100)のカバー(側面カバーC1等)が開閉され、カバーが開閉されると何らかの操作が画像形成装置になされる可能性が高い。そこで、検知部(例えば、側面カバーセンサS1)は、カバーの開閉を検知するためのものであるので、カバーが開けられた際、エンジン制御部6等を復帰させることができる。これにより、画像形成装置の状態変化を逐一把握することができる。又、遮断部9は、分岐点とエンジン制御部6の間に設けられるトランジスタ91であり、トランジスタ91は、省電力モードではバイアスされないので、確実に、省電力モードでのエンジン制御部6等への電力の回り込みを防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、省電力モードと通常モードを有する画像形成装置に利用可能である。
100 複合機(画像形成装置) 1 操作パネル(検知部)
2(2A、2B) カセット(給紙部) 6 エンジン制御部(制御部)
7 監視部 8 電源部
83 OR回路 9 遮断部
91 トランジスタ(遮断部9) 10 画像形成機構
C1 側面カバー(カバー) S1 側面カバーセンサ(検知部)
S2 正面カバーセンサ(検知部) S3 脱着検知センサ(検知部)
S4 脱着検知センサ(検知部) S5 用紙残量センサ

Claims (7)

  1. 通常モードと、通常モードよりも消費電力を減らす省電力モードを有する画像形成装置であって、
    画像形成装置に対して操作が行われたことを検知するため、複数設けられる検知部と、
    画像形成装置の状態の確認を行うとともに、前記検知部からの信号に基づき、画像形成装置に対して操作が行われたことを検知する制御部と、
    通常モードでは前記制御部に電力を供給し、省電力モードでは前記制御部に電力を供給しない電源部と、
    画像形成装置に対して操作が行われたことによる前記検知部からの信号に基づき、省電力モードから通常モードへの復帰要因が生じたことを判断し、前記復帰要因が生じたと判断すると、通常モードでの電力供給を行う指示を前記電源部に与える監視部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の前記検知部から前記監視部へのそれぞれの信号線は、OR回路に入力され、前記OR回路の出力は、前記監視部に入力されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 省電力モードで電力供給が停止されている前記制御部に、前記検知部からの信号の伝達を妨げる遮断部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 印刷に用いる用紙を収容し、印刷時に用紙の供給を行い、少なくとも用紙残量センサが設けられ、画像形成装置から取り外し可能な給紙部を1又は複数有し、
    前記検知部は、前記給紙部に対し1つ設けられ、前記給紙部の取り外し、取り付けを検知するためのものであり、
    前記制御部は、省電力モードからの復帰した後、前記センサの出力に基づき、前記給紙部の状態の確認を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、用紙を搬送し、画像を形成するための画像形成機構を制御するエンジン制御部であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 開閉可能であり、開けることにより画像形成装置内部が露出するカバーを1又は複数有し、
    前記検知部は、前記カバーに対しても設けられ、前記カバーの開閉を検知するためのものであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記検知部は、画像形成装置に対する操作により、ONとOFFが切り替わり、
    前記検知部から前記監視部に向けての信号線は、前記制御部に向けて分岐され、
    前記遮断部は、分岐点と前記制御部の間に設けられるトランジスタであり、
    前記トランジスタは、省電力モードではバイアスされないことを特徴とする請求項3乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
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