JP2012008067A - 表示板 - Google Patents

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秀樹 五十嵐
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Abstract

【課題】複数の基本色インクからなるドットを用いて階調意匠を表現する場合でも要求色に対する色ズレの管理を適正に行うことが可能な表示板を提供する。
【解決手段】
合成樹脂からなる基板1に複数の基本色インクからなるドット層Y,M,C,Kを印刷してなる表示板において、ドット層Y,M,C,Kは可視範囲V内においてはグラデショーンを有して色変化する階調意匠部Gを形成し、可視範囲V外においては所定面積を有する単一色領域からなる色調印刷部43を形成する。色調印刷部43はドット層Y,M,C,Kのみからなり、濃度が異なる複数の第1の色調印刷部431と、複数の前記基本色インクのドット層Y,M,C,Kを組み合わせてなり、色調が異なる複数の第2の色調印刷部432とから形成してもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車やオートバイに搭載される表示板に関し、特にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)等の複数の基本色インクからなるドット層を用いて階調意匠を形成してなる表示板に関する。
この種の表示板として例えば下記特許文献1に記載されたものが知られている。この表示板は、透明合成樹脂からなる基板の表面にスクリーン印刷層を、その裏面にはオフセット印刷層をそれぞれ設けており、オフセット印刷層上にスクリーン印刷層が重なって見える構成である。
スクリーン印刷層は、目盛、数字、文字、マークからなる計器意匠を形成し、オフセット印刷層は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)等の複数の基本色インクからなるドット層を用いてグラデーション付きの絵柄からなる階調意匠を形成する。
特開2000−337931号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の表示板のように、複数の基本色インクからなるドットを用いて階調意匠を表現する場合、ドット層の位置ずれや濃淡のバラツキにより要求色(基準色)に色差が生じることがあるが、グラデーションを伴って色が切り換わる階調意匠は、色が一定ではないため、色ズレの管理を相対的、定量的に評価することが困難であった。
そこで、本発明は前述した問題点に着目し、複数の基本色インクからなるドットを用いて階調意匠を表現する場合でも要求色に対する色ズレの管理を適正に行うことが可能な表示板を提供することを目的とする。
本発明は、合成樹脂からなる基板に複数の基本色インクからなるドット層を印刷してなる表示板において、前記ドット層は前記表示板の可視範囲においてはグラデショーンを有して色変化する階調意匠部を、前記表示板の可視範囲外においては所定面積を有する単一色領域からなる色調印刷部をそれぞれ形成することを特徴とする。
このように構成することにより、色調印刷部を通じて(例えば色調印刷部を要求色サンプルと目視にて比較したり、あるいは色度を実測することにより)色差を評価、確認することができるため、色ズレの管理を適正に行うことができる。
また本発明は、前記色調印刷部が一つの前記基本色インクの前記ドット層のみからなり、濃度が異なる複数の第1の色調印刷部と、複数の前記基本色インクの前記ドット層を組み合わせてなり、色調が異なる複数の第2の色調印刷部とからなることを特徴とする。
このように構成することにより、第1の色調印刷部によって基本色単独の濃度を、第2の色調印刷部によって組み合わせ色の色調を評価、確認することができ、色差が生じる原因を容易に把握できる。
本発明によれば、複数の基本色インクからなるドットを用いて階調意匠を表現する場合でも要求色に対する色ズレの管理を適正に行うことが可能な表示板を提供することができる。
本発明の第1の実施形態による表示板の正面図。 図1のA−A断面を模式的に示す断面図。 図1の要部拡大図。 本発明の第2の実施形態による色調印刷部の拡大図。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態による表示板は、例えば車両用計器に組み込まれるものであり、図1、図2に示すように、基板1と、遮光層2、下地層3、表面層4の各層で構成されている。
基板1は、例えば無色透明な合成樹脂の板材からなり、図示しない光源の前方に配置される。
遮光層2は、例えばスクリーン印刷によりベタ塗り形成された遮光性を有する黒色インク層からなり、その一部は後述する表示部に対応した形に部分的に抜き形成され、透光部21を形成している。
下地層3は、例えばスクリーン印刷によりベタ塗り形成された透光性を有する乳白色層からなり、遮光層2の全面を覆っている。この下地層3はドット層4の下地となるものである。
表面層4は、例えばイエロー,マゼンダ,シアン,ブラックからなる4色の独立した基本色インクのドット層Y,M,C,Kを完全もしくは部分的に積層することにより、第1の地色部41aと、第2の地色部41bと、表示部42と、色調印刷部43とを形成しており、印刷方法としては、スクリーン印刷、オフセット印刷、インクジェット等のデジタル印刷を用いて形成することができる。なお図2ではドット層Y,M,C,Kは各ドット層Y,M,C,K単位でレイヤー状に形成されているが、実際は基本色毎のドット形状印刷層からなる。
第1の地色部41は、各ドット層Y,M,C,Kによって皮シボ模様からなる円形の階調意匠部Gを形成するもので、各ドット層Y,M,C,Kはミクロ的に見ると、グラデショーンを有して色変化するように印刷されている。なお階調意匠部Gは、皮シボ模様に限らず例えば石目調、金属調、カーボン調等の柄模様や絵、写真等の画像を形成するものであっ
第2の地色部41bは、各ドット層Y,M,C,Kによって単一色で無地の第1の地色部41の周辺領域を形成する。
表示部42は、図示しないステッピングモータによって駆動される指針の指示対象となる目盛、文字、数字等の指標部やこれら指標部の単位を表す単位表示部を形成するもので、透光部21に対応して形成されている。
色調印刷部43は、第2の地色部41b上であって、図1中、点線にて示された可視領域Vの外側に複数形成されている。なお可視領域Vは、例えば図示しない見返し板の開口窓により規定することができ、可視領域Vの内側には階調意匠部Gが位置している。
これら色調印刷部43は、図3に示すように、第1の色調印刷部431と、第2の色調印刷部432とからなる。これら第1,第2の色調印刷部431,432は、所定面積を有する単一色領域からなるが、本発明でいう単一色領域とは、後述する被覆率の関係から背景の色が視認される場合は、背景色を含まないドット層Y,M,C,Kのみによって形成される色の領域を指す。
第1の色調印刷部431は、領域431A〜431Lを有し、領域431A〜431Cは第1のブロックB1、領域431D〜Fは第2のブロックB2、領域431G〜431Iは第3のブロックB3、領域431J〜431Lは第4のブロックB4をそれぞれ構成する。
第1のブロックB1となる領域431A〜431Cは、全てイエローからなるドット層Yのみにより形成され、領域431Aはドット層Yの被覆率(濃度)が100%(ベタ塗り状態)、領域431Bは同被覆率が50%、領域431Cは同被覆率が10%に設定されている。なお被覆率とは、ドット層Yの単位面積あたりの被覆率を指し、100%はベタ塗り状態、50%は半ベタ塗り状態となる(以下同じ)。
第2のブロックB2となる領域431D〜431Fは、全てマゼンダからなるドット層Mのみにより形成され、領域431Dはドット層Mの被覆率が100%(ベタ塗り状態)、領域431Eは同被覆率が50%、領域431Fは同被覆率が10%に設定されている。
第3のブロックB3となる領域431G〜431Iは、全てシアンからなるドット層Cのみにより形成され、領域431Gはドット層Cの被覆率が100%(ベタ塗り状態)、領域431Hは同被覆率が50%、領域431Iは同被覆率が10%に設定されている。
第4のブロックB4となる領域431J〜431Lは、全てブラックからなるドット層Kのみにより形成され、領域431Jはドット層Kの被覆率が100%(ベタ塗り状態)、領域431Kは同被覆率が50%、領域431Lは同被覆率が10%に設定されている。
第2の色調印刷部432は、第5のブロックB5に属する各領域432A〜432Cを有している。
これら領域432A〜432Cは、各ドット層Y,M,C,Kの全てを含み、領域432Aの各ドット層Y,M,C,Kの被覆率は50%、領域432Bの各ドット層Y,M,C,Kの被覆率は25%、領域432Cの各ドット層Y,M,C,Kの被覆率は10%にそれぞれ設定され、色調が各々異なるように設定されている。
なお色調印刷部43の数や被覆率の設定は一例であり、階調意匠部Gや要求色に応じて設定することができる。
以上のように本実施形態では、合成樹脂からなる基板1に複数の基本色インクからなるドット層Y,M,C,Kを印刷してなる表示板において、ドット層Y,M,C,Kは可視範囲V内においてはグラデショーンを有して色変化する階調意匠部Gを形成し、可視範囲V外においては所定面積を有する単一色領域からなる色調印刷部43を形成することにより、色調印刷部43を通じて色差を評価、確認することができるため、色ズレの管理を適正に行うことができる。なお色差を評価、確認は、例えば色調印刷部を要求色サンプルと目視にて比較したり、あるいは色度を実測することにより達成できる。
また本実施形態では、色調印刷部43が一つの前記基本色インクのドット層Y,M,C,Kのみからなり、濃度が異なる複数の第1の色調印刷部431と、複数の前記基本色インクのドット層Y,M,C,Kを組み合わせてなり、色調が異なる複数の第2の色調印刷部432とからなることにより、第1の色調印刷部431によって基本色単独の濃度を、第2の色調印刷部432によって組み合わせ色の色調を評価、確認することができ、色差が生じる原因を容易に把握できる。
(第2の実施形態)
前記第1の実施形態では、色調印刷部43を領域431A〜431L、領域432A〜432Cに区画したが、色調印刷部43はこのように細かく区画しなくとも、図4に示すように一本または複数本の帯状領域に前記第1の実施形態と同等なドット層Y,M,C,Kを印刷してもよい。
なお色調印刷部43の形状は任意である。
1 基板
2 遮光層
3 下地層
4 表面層
41a 第1の地色部
41b 第2の地色部
42 表示部
43 色調印刷部
431 第1の色調印刷部
432 第2の色調印刷部
431A〜431L,432A〜432C 領域
B1〜B5 第1〜第5のブロック
G 階調意匠部
V 可視領域
Y,M,C,K ドット層

Claims (2)

  1. 合成樹脂からなる基板に複数の基本色インクからなるドット層を印刷してなる表示板において、前記ドット層は前記表示板の可視範囲においてはグラデショーンを有して色変化する階調意匠部を、前記表示板の可視範囲外においては所定面積を有する単一色領域からなる色調印刷部をそれぞれ形成することを特徴とする表示板。
  2. 前記色調印刷部が一つの前記基本色インクの前記ドット層のみからなり、濃度が異なる複数の第1の色調印刷部と、複数の前記基本色インクの前記ドット層を組み合わせてなり、色調が異なる複数の第2の色調印刷部とからなることを特徴とする請求項1記載の表示板。
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