JP2012007594A - シール装置及びこれを備えた流体機械 - Google Patents

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孝昌 平井
Katsuya Yamashita
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Abstract

【課題】簡易な構成で振動抑制効果を安定的に得ることができるシール装置及び流体機械を提供する。
【解決手段】ケーシング11と該ケーシング11内部に回転可能に配されたインペラ14におけるシュラウド17の外周面18との間に形成される径方向の隙間Sを封止して、高圧側から低圧側に向かって流通する流体を規制するラビリンスシール2と、該シール部2の高圧側において、ケーシング11から延出し、隙間Sを周方向に流通する流体を規制するスワールブレーカ3とを設け、外周面18が高圧側から低圧側に向かうに従って縮径するようにして形成された段差部19を設け、スワールブレーカ3を、段差部19の低圧側の外周面18に向かって延出させ、スワールブレーカ3の先端が、大径外周面18bよりも径方向内側に達するようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、シール装置及びこれを備えた流体機械に関するものである。
周知のように、ケーシング及びこのケーシング内に回転可能に配された回転体を備えた流体機械においては、ケーシングと回転体との間に形成される径方向の隙間を封止するシール部を備えたものがある。一例として、多段遠心圧縮機は、軸線方向に複数段設けられた回転体とこの回転体を収容するハウジングとから概略構成されるが、各段のインペラ入口付近におけるインペラ外周部、即ちシュラウドディスクの外周面とハウジング内周部との間の径方向の隙間にラビリンスシールを設けたものがある(例えば、下記特許文献1参照)。
ところで、上記のような流体機械においては、該流体機械の高圧・高性能化に伴って軸振動に作用するシール励振力が増大して、軸系不安定問題が顕著になる傾向がある。この励振力は、回転体の外周に沿って流通する周方向の速度成分を有する旋回流(スワール)の影響が大きく、即ち、該旋回流がシール部に流入した結果、軸系の固有振動数が励起されることによって、軸振動が増大してしまうのである。
この旋回流による振動を抑制する手段として、ラビリンスシールの高圧側に、径方向内側に向かって延出するスワールブレーカを周方向に間隔を空けて複数設けたシール装置が知られている(例えば、下記特許文献2参照)。即ち、スワールブレーカで周方向に流通する流体(旋回流)を遮ることにより、該流体を減速させて振動の増大を阻止するものである。また、このシール装置においては、スワールブレーカに取り付けたバッフル板に、旋回流の流通方向に沿って案内羽根が装着されている。そして、この案内羽によって旋回流を案内することで、該旋回流がラビリンスシールが侵入することを回避している。
特開2008−303767号公報 特許第3492101号公報
ところで、スワールブレーカと回転体との摩擦による回転損失の発生を防止するため、該スワールブレーカの先端は、回転体に対して僅かに間隔をあけて配置されている。したがって、回転体の径方向におけるスワールブレーカの存在範囲においては旋回流を遮断することができる一方、スワールブレーカの先端と回転体との間には旋回流が流入する。この旋回流がシール部に到達する結果、軸振動に作用するシール励振力が発生してしまい、十分な振動抑制効果を得られないという問題があった。
なお、上記特許文献2のシール装置のように、案内羽根で旋回流を所望の方向に案内することで、旋回流がスワールブレーカの先端と回転体との間の隙間に流入することを回避することも考えられるが、案内羽根を別途設ける分だけシール装置自体の構成が複雑となり、生産コスト・メンテナンスコストが上昇してしまうという欠点がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、簡易な構成で振動抑制効果を安定的に得ることができるシール装置及び流体機械を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
即ち、本発明に係るシール装置は、ケーシングと該ケーシング内部に回転可能に配された回転体の外周面との間に形成される該回転体の径方向の隙間を封止して、高圧側から低圧側に向かって流通する流体を規制するシール部と、該シール部の高圧側において、前記ケーシングから前記外周面に向かって延出し、前記隙間を周方向に流通する流体を規制するスワールブレーカとを備え、 前記回転体に、前記外周面が高圧側から低圧側に向かうに従って縮径するようにして形成された段差部が設けられ、前記スワールブレーカは、前記段差部よりも低圧側に位置する前記外周面に向かって延出しており、該スワールブレーカの先端が、少なくとも前記段差部よりも高圧側に位置する前記外周面と同一の前記径方向位置まで達していることを特徴とする。
このような特徴のシール装置によれば、回転体における段差部の高圧側の外周面によって流体の周方向の流れ、即ち、旋回流の全てをスワールブレーカに誘導することができる。したがって、スワールブレーカと回転体との間に旋回流が流入してしまうことを抑制することができる。さらに、スワールブレーカ及びシール部に加えて、回転体に段差部を形成する加工を施すのみで上記作用を得ることができるため、別途部材を設ける必要はない。
また、本発明に係るシール装置においては、前記スワールブレーカの先端が、前記段差部の高圧側に位置する前記外周面よりも前記径方向内側に達しているこのが好ましい。
このような構成によれば、段差部の高圧側の外周面とスワールブレーカの先端とが回転体の径方向に隔てられる。これにより、旋回流がスワールブレーカの先端に到達し難くなり、該スワールブレーカと回転体との隙間に旋回流が流入してしまうことをより一層抑制することができる。
さらに、本発明に係るシール装置においては、前記スワールブレーカの先端と前記外周面との前記径方向の間隔が、前記スワールブレーカと前記段差部との間の前記回転体の軸線方向の間隔と略同一に設定されていることが好ましい。
スワールブレーカの先端と回転体の外周面との間隔は、該隙間に旋回流が流入することを防止する観点から、通常、極めて狭小に設定される。したがって、このようなスワールブレーカの先端と回転体の外周面との間隔に対して、スワールブレーカと段差部との間隔を略同一に設定することによって、これらスワールブレーカと段差部との間に旋回流が流入することを抑制することができ、ひいては、スワールブレーカと回転体との間に旋回流が流入してしまうことをより確実に防止することができる。
また、本発明に係るシール装置においては、前記シール部が前記回転体の軸線方向に複数設けられるとともに、各シール部の高圧側にそれぞれ前記スワールブレーカが設けられ、これらスワールブレーカに対応するようにして、前記回転体が複数の前記段差部を備えるものであってもよい。
ここで、スワールブレーカによって旋回流を抑制したとしても、回転体の回転に流体が連れ回ることで該スワールブレーカの低圧側において再度旋回流が発生することがある。これに対し、シール部、スワールブレーカを、高圧側から低圧側に向かって複数組配置した構成とすることにより、最も高圧側に配置されたスワールブレーカの低圧側に発生した旋回流を効果的に抑制し、軸系全体として安定した振動抑制効果を得ることができる。
また、本発明に係る流体機械は、ケーシングと該ケーシングの内部に回転可能に配された回転体とを備え、前記ケーシングの内部に流体が流通する流体機械において、上記いずれかのシール装置を備えたことを特徴とする。
これにより、回転体における段差部の高圧側の外周面によって旋回流をスワールブレーカに誘導することができるため、当該スワールブレーカと回転体との隙間に旋回流が流入してしまうことを抑制することができる。
さらに、本発明における流体機械は、前記回転体の外周面は、インペラのシュラウドの外周面であって、該シュラウドの外周面に前記段差部が設けられているものであってもよい。
これにより、インペラ入口付近におけるインペラ外周部、即ち、インペラのシュラウドの外周面とケーシングとの間のシール装置における、旋回流に基づく振動を抑制することができる。また、特に、インペラのシュラウドの外周面は設計変更を容易に施すことができるため、本発明のシール装置を容易に適用することができる。
また、本発明に係る流体機械は、前記回転体の外周面は、バランスピストンの外周面であって、該バランスピストンの外周面に前記段差部が設けられているものであってもよい。
これにより、バランスピストンの外周面とケーシングとの間のシール装置における、旋回流に基づく振動を抑制することができる。
本発明のシール装置及び流体機械によれば、回転体の外周面に段差部を形成するとともに該回転体における段差部よりも高圧側に位置する外周面によって旋回流をスワールブレーカに誘導することにより、該スワールブレーカと回転体との間に旋回流が流入してしまうことを抑制することができる。したがって、別途部材等を設けることなく、簡易な構成で振動抑制効果を安定的に得ることが可能となる。
第一実施形態に係るシール装置を備えた圧縮機の要部断面図である。 図1におけるシール装置の拡大図である。 第二実施形態に係るシール装置を備えた圧縮機の概略構成図である。 図3におけるシール装置の拡大図である 第三実施形態に係るシール装置を備えた圧縮機の要部拡大図である。 蒸気タービンにシール装置を適用した例を説明する図である。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態について図1及び図2を参照して詳細に説明する。本実施形態においては、シール装置1を圧縮機(流体機械)10におけるインペラ14のシュラウド17とケーシング11との間の隙間Sに適用した例を示す。
図1に示すように、圧縮機10は、ケーシング11と、ロータ13及びインペラ14を有する回転体12とを備えている。
ケーシング11は圧縮機10の外観形状をなす筒型のものであって、該ケーシング11の内部にはその中心を貫くようにしてロータ13が配されている。このケーシング11の両側には、それぞれラジアル軸受(図示省略)及びスラスト軸受(図示省略)が配置されており、これらラジアル軸受及びスラスト軸受によってロータ13が支持されることで回転体12がその軸線O回りに回転可能とされている。
インペラ14は、いわゆるクローズドインペラと称されるものであって、ハブ15と、複数のブレード16と、シュラウド17とを備えている。
ハブ15は筒状に形成された円盤部材であり、上記ロータ13が同軸状に貫通するようにして該ロータ13に一体に固定されている。このハブ15の外周面15aは、軸線O方向一方側(図1における左側)において小径に形成されており、該軸線O方向他方側(図1における右側)に向かうに従って漸次拡径するような形状をなしている。
ブレード16は、三次元形状に湾曲した羽根状の部位であり、ハブ15の外周面15aから軸線O径方向(以下単に径方向と称する)外側に向けて、外周面15a面に沿うようにして延出している。このようなブレード16は、軸線O周方向(以下、単に周方向と称する)に複数設けられている。
シュラウド17は、円筒状に形成された部位であって、ハブ15の外周面15aに沿って各ブレード16の径方向外周側を連結するようにして覆っている。このシュラウド17の外周面18は、軸線O方向他方側に向かうに従って漸次拡径する形状をなしている。
このような構成のインペラ14は、ハブ15とシュラウド17とブレード16との間に画成される空間が流体の流路とされており、軸線O方向一方側において該軸線O方向に向けて開口する部分がガス流入部14aとされ、軸線O方向他方側において径方向に向けて開口する部分がガス流出部14bとされている。
また、上記ケーシング11には、流体を外部から吸引するための吸入口(図示省略)が設けられており、該吸入口に吸引された流体は、吸入流路11aを通過することで軸線O方向に向きを変えられてインペラ14のガス流入部14aに導入される。一方、ガス流出部14bから流出する圧縮された流体は、ケーシング11に設けられたディフューザ部11bを介して径方向外側に導出される。
ここで、ケーシング11における上記シュラウド17に対向する面は、軸線O方向一方側から他方側に向かうに従って漸次拡径するシュラウド対向面11cとされており、該シュラウド対向面11cとシュラウド17の外周面18との間には、隙間Sが形成されている。
ここで、インペラ14においては、ガス流入部14aから流入した流体が圧縮されてガス流出部14bから流出することから、ガス流入部14a側に比べてガス流出部14b側が高圧となる。したがって、上記隙間Sにおいては、高圧側とされたインペラ14出口側(ガス流出部14b側)から、低圧側とされたインペラ14入口側(ガス流入部14a側)に向かって流体が流通する。そして、本実施形態のシール装置1は、このように流体が流通する隙間Sをシールするために用いられている。
以下、図2を参照して、シール装置1について説明する。このシール装置1は、上記隙間Sにおける軸線O方向一方側、即ち、該隙間Sにおける低圧側の領域に設けられており、ラビリンスシール(シール部)2と、スワールブレーカ3とを備えている。さらに、このシール装置1においては、上記インペラ14におけるシュラウド17の外周面18が該シール装置1の構成要素とされている。
ラビリンスシール2は、ケーシング11におけるシュラウド対向面11cから径方向内側に向かって延出する環状フィン2aが、軸線O方向に複数連設されることで構成されている。本実施形態において、これら環状フィン2aは、シュラウド17の外周面18における小径外周面18aに対向するように延出しており、即ち、ラビリンスシール2は小径外周面18aに径方向に対向して設けられている。これにより、ラビリンスシール2は、隙間Sにおける小径外周面18aの存在領域を封止して、当該隙間S内を軸線O方向他方側から一方側に、即ち、高圧側から低圧側に流体が漏出してしまうことを防止している。
スワールブレーカ3は、ラビリンスシール2の軸線O方向他方側、即ち、高圧側において、シュラウド対向面11cから径方向内側に向かって延出する板状の部材であって、軸線O周方向に間隔をあけて複数設けられている。このスワールブレーカ3は、ラビリンスシール2の環状フィン2a同様、シュラウド17の外周面18における小径外周面18aに向かって延出している。
そして、本実施形態においては、上記のようにシュラウド対向面11cから径方向内側に向かって延出するスワールブレーカ3の先端3aは、大径外周面18bよりも径方向内側に達しており、即ち、段差面19の高圧側の外周面18よりも径方向内側に達している。より具体的には、スワールブレーカ3の先端3aが大径外周面18bと段差面19との境界(大径外周面18bの低圧側の端部)よりも径方向内側に達しているのである。
したがって、スワールブレーカ3を軸線O方向から見た際には、スワールブレーカ3の先端3aが大径外周面18bよりも径方向内側に向かって入り込んだ状態となり、即ち、スワールブレーカ3と段差面19とが軸線O方向に互いに重なることになる。
なお、スワールブレーカ3の先端3aと小径外周面18aとの径方向の間隔、及び、スワールブレーカ3と段差面19との軸線O方向の間隔は、後述する旋回流Cの流入を防止すべく狭小に形成されるが、特に、スワールブレーカ3と段差面19との軸線O方向の間隔は、スワールブレーカ3の先端3aと小径外周面18aとの径方向の間隔と略同一に設定されていることが好ましい。
次に、シール装置1の作用について説明する。ロータ13が回転すると、インペラ14におけるシュラウド17の外周面18周囲の流体には、回転体12から回転接線方向にせん断力が作用し、このせん断力の作用によって周方向の速度成分を有する旋回流Cが発生する。この旋回流Cが、隙間Sの軸線O方向両側の圧力差によって、高圧側から低圧側に向かって、即ち、シュラウド17の大径外周面18bに沿って軸線O方向他方側から一方側に向かって流通する。
ここで、本実施形態においては、スワールブレーカ3が大径外周面18bよりも径方向内側に向かって入り込んいるため、隙間S内を高圧側から低圧側に向かって大径外周面18bに沿って流通する旋回流Cが、該大径外周面18bによってスワールブレーカ3へと誘導される。したがって、大径外周面18bに沿って流通する旋回流Cの全てをスワールブレーカ3によって遮ることができるため、スワールブレーカ3と小径外周面18aとの間に旋回流Cが流入してしまうことを抑制することができる。これによって、旋回流Cがラビリンスシール2に到達してしまうことを防止することができるため、軸系の固有振動数が励起されることはなく、インペラ14を振動のない状態で安定的に回転させることが可能となる。
また、本実施形態においては、スワールブレーカ3の先端3aが大径外周面18bよりも径方向内側に達していることから、該スワールブレーカ3の先端3aと大径外周面18bとが径方向に隔てられている。これにより、旋回流Cがスワールブレーカ3の先端3aに到達し難くなるため、該スワールブレーカ3と小径外周面18aとの間に旋回流Cが流入してしまうことをより一層抑制することができる。
ここで、スワールブレーカ3の先端3aと小径外周面18aの外周面18との間隔は、旋回流Cが流入してすることを防止する観点から、通常、極めて狭小に設定される。したがって、スワールブレーカ3の先端3aと小径外周面18aとの間隔に対して、スワールブレーカ3と段差面19との間隔を略同一に設定した場合には、これらスワールブレーカ3と段差面19との間に旋回流Cが流入することを防止することができ、ひいては、スワールブレーカ3と小径外周面18aとの間に旋回流Cが流入してしまうことをより確実に防止することができる。
また、本実施形態のシール装置1は、ラビリンスシール2及びスワールブレーカ3に加えて、比較的設計変更の容易なシュラウド17の外周面18に、小径外周面18a、大径外周面18b及び段差面19を形成する加工を施すのみで実現することができるため、ラビリンスシール2及びスワールブレーカ3以外の他の部材を別途追加することなく、簡易な構成でもってスワールブレーカ3と小径外周面18aとの間に旋回流Cが流入してしまうことを抑制することができる。
なお、本実施形態においては、スワールブレーカ3の先端3aが大径外周面18bよりも径方向内側に達している構成としたが、該スワールブレーカ3の先端3aは少なくとも大径外周面18bと同一の径方向位置まで達していればよく、即ち、スワールブレーカ3の先端3aと、大径外周面18bの低圧側の端部との径方向位置が一致していてもよい。この場合も、旋回流Cを大径外周面18bによってスワールブレーカ3に誘導することができるため、旋回流Cがスワールブレーカ3の先端3aと小径外周面18bとの間に流れ込むことを抑制することができる。
(第二実施形態)
次に第二実施形態について図3及び図4を参照して詳細に説明する。本実施形態においては、シール装置1をいわゆるバックツーバック型の圧縮機(流体機械)20におけるバランスピストン29とケーシング28との隙間Sに適用した例を示す。
図3に示すように、本実施形態の圧縮機20は、ロータ21と、低圧セクション22と、高圧セクション25と、バランスピストン(回転体)29と、ケーシング28とを備えている。
ロータ21は、ケーシング28に対して、例えばその両端がラジアル軸受(図示略)及びスラスト軸受(図示略)により支持されることで軸線O回りに回転可能とされている。
低圧セクション22は、低圧側インペラ23と、ケーシング28に掘設されたガス流路24とから構成されている。
低圧側インペラ23は、ハブ、ブレード及びシュラウドによって画成されたガス通路を有しており、該ガス通路のロータ21側がガス入口23aとされるとともにロータ21から離間した側がガス出口23bとされている。この低圧側インペラ23は、ガス入口23aを軸線O一方側(図3における左側)に向けた状態で配置されている。
ガス流路24は、図示しないガス源と低圧側インペラ23のガス入口23aとを結ぶ低圧吸入路24aと、低圧側インペラ23のガス出口23bから系外へ連通する低圧吐出路24bとを備えている。
高圧セクション25は、高圧側インペラ26と、ケーシング28に掘設されたガス流路27とから構成されている。
高圧側インペラ26は、ハブ、ブレード及びシュラウドによって画成されたガス通路を有しており、該ガス通路のロータ21側がガス入口26aとされるとともにロータ21から離間した側がガス出口26bとされている。この高圧側インペラ26は、ガス入口26aを軸線O他方側(図3における右側)に向けた状態で配置されている。したがって、低圧セクション22の低圧側インペラ23と、高圧セクション25の高圧側インペラ26とは、背中合わせに対向して配置されており、このように配置された圧縮機20は、バックツーバック(Back To Back)型と称されている。
ガス流路27は、低圧吐出路24bから系外のインタークーラ等の機器を経由して導入されたガスを、高圧側インペラ26のガス入口26aへ連通する高圧吸入路27aと、該高圧側インペラ26のガス出口26bから系外へ連通する高圧吐出路27bとを備えている。
バランスピストン29は、低圧セクション22と高圧セクション25との間に設けられている。このバランスピストン29は、略円筒形状をなしており、ロータ21の外周側に外嵌されることで該ロータ21に対して一体に固定されている。このバランスピストン29は、低圧側インペラ23と高圧側インペラ26との圧力差によって生じる軸線O方向一方側に向かっての荷重に抗することで、ロータ21の軸線O方向の荷重バランスを調整する役割を有している。
このバランスピストン29の外周面30は、その軸線O方向他方側の端部付近を除く軸線O方向全域に当たる部分が小径外周面30aとされている。また、外周面30における小径外周面30aの軸線O方向他方側(高圧側)に位置する部分、即ち、軸線O方向他方側の端部付近の部分が、該小径外周面30aから一段拡径する大径外周面30bとされている。換言すれば、バランスピストン29の軸線O方向一方側の端部にフランジ状をなす大径外周面30bが設けられており、該大径外周面30bを除く部分全域が該大径外周面30bよりも一段縮径した小径外周面30aとされているのである。
そして、これら小径外周面30aと大径外周面30bとの遷移領域である軸線O方向一方側を向く面は、該軸線Oに直交する平坦状をなす段差面(段差部)31とされている。即ち、バランスピストン29においては、その外周面30が軸線O方向他方側(高圧側)から一方側(低圧側)に向かうに従って一段縮径するようにして形成された段差面31が設けらており、該段差面31よりも軸線O方向一方側に位置する外周面18が小径外周面30aとされており、段差面31よりも軸線O方向他方側に位置する外周面30が大径外周面30bとされている。
ここで、ケーシング28におけるバランスピストン29の外周面30に対向する面は、ピストン対向面28aとされており、これらバランスピストン29の外周面30とケーシング28のピストン対向面28aとの間には、隙間Sが形成されている。この隙間Sにおいては、高圧セクション25の高圧側インペラ26側から低圧セクション22の低圧側インペラ23側に向かって流体が流通する。そして、本実施形態において、シール装置1は、このように流体が流通する隙間Sをシールするために用いられている。
以下、図4を参照して、シール装置1について説明する。第二実施形態のシール装置1は第一実施形態と同様、ラビリンスシール(シール部)2と、スワールブレーカ3とを備えており、さらに、上記バランスピストン29の外周面30が該シール装置1の構成要素とされている。
ラビリンスシール2は、ケーシング28におけるピストン対向面28aから径方向内側に向かって延出する環状フィン2aが、軸線O方向に複数連設されることで構成されている。本実施形態において、これら環状フィン2aは、バランスピストン29の外周面30における小径外周面30aに対向するように延出しており、即ち、ラビリンスシール2は小径外周面18a全域に対して径方向に対向して設けられている。これにより、ラビリンスシール2は、隙間Sを封止して、当該隙間S内を軸線O方向他方側から一方側に、即ち、高圧側から低圧側に流体が漏出してしまうことを防止している。
スワールブレーカ3は、ラビリンスシール2の軸線O方向他方側、即ち、高圧側において、ピストン対向面28aから径方向内側に向かって延出しており、軸線O周方向に間隔をあけて複数設けられている。このスワールブレーカ3は、ラビリンスシール2の環状フィン2a同様、ピストン対向面28aにおける小径外周面18aに向かって延出しており、即ち、段差面31の低圧側の外周面30に向かって延出している。
そして、本実施形態においては、ピストン対向面28aから径方向内側に向かって延出するスワールブレーカ3の先端3aは、大径外周面30bよりも径方向内側に達しており、即ち、スワールブレーカ3の先端が大径外周面30bと段差面31との境界(大径外周面30bの低圧側の端部)よりもO径方向内側に達しているのである。
したがって、スワールブレーカ3を軸線O方向から見た際には、スワールブレーカ3の先端3aが大径外周面30bよりも径方向内側に向かって入り込んだ状態となり、第一実施形態と同様、スワールブレーカ3と段差面31とが軸線O方向に互いに重なることになる。
なお、スワールブレーカ3と段差面31との軸線O方向の間隔は、スワールブレーカ3の先端3aと小径外周面30aとの径方向の間隔と略同一に設定されていることが好ましい。
このような第二実施形態のシール装置1においても、第一実施形態と同様、スワールブレーカ3が大径外周面30bよりも径方向内側に向かって入り込んいるため、隙間Sに入り込んだ旋回流Cが、該大径外周面30bによってスワールブレーカ3へと誘導される。したがって、大径外周面30bに沿って流通する旋回流Cの全てをスワールブレーカ3によって遮ることができるため、スワールブレーカ3と小径外周面18aとの間に旋回流Cが流入してしまうことを抑制することができる。これによって、旋回流Cがラビリンスシール2に到達してしまうことを防止することができるため、軸系の固有振動数が励起されることはなく、バランスピストン29を振動のない状態で安定的に回転させることが可能となる。
なお、本実施形態においても、スワールブレーカ3の先端3aは少なくとも大径外周面30bと同一の径方向位置まで達していればよい。この場合も、旋回流Cを大径外周面30bによってスワールブレーカ3に誘導することができるため、旋回流Cがスワールブレーカ3の先端3aと小径外周面30aとの間に流れ込むことを抑制することができる。
(第三実施形態)
次に第三実施形態について図5を参照して詳細に説明する。第三実施形態のシール装置40は、第二実施形態と同様、圧縮機20におけるバランスピストン29とケーシング28との隙間Sに配置されている。そして、第二実施形態のシール装置1がそれぞれ単一のラビリンスシール2及びスワールブレーカ3を配置した構成であるのに対して、本実施形態のシール装置40は、複数(本実施形態では2つ)のラビリンスシール2(2A,2B)及びスワールブレーカ3(3A,3B)を備えている。そして、これに伴って、バランスピストン29の外周面32は多段状に形成されている。
即ち、本実施形態のバランスピストン29の外周面32は、高圧側(軸線O方向他方側)から低圧側(軸線O方向一方側)に向かって、第一外周面32aと、該第一外周面32aよりも一段縮径した第二外周面32bと、該第二外周面32bよりもさらに一段縮径した第三外周面32cとが順に配置された構成とされている。そして、第一外周面32aと第二外周面32bとの遷移領域である低圧側を向く面が第一段差面(段差部)33aとされ、第二外周面32bと第三外周面32cとの遷移領域である低圧側を向く面が第二段差面(段差部)33bとされている。
ラビリンスシール2A,2Bは第二実施形態と同様、ケーシング28のピストン対向面28aから径方向内側に延出する複数の環状フィン2aから構成されており、第一のラビリンスシール2Aは第二外周面32bに対向するように設けられ、第二のラビリンスシール2Bは第三外周面32cに対向するように設けられている。
また、2つのスワールブレーカ3A,3Bのうち、第一のスワールブレーカ3Aは、第一のラビリンスシール2Aの高圧側において第二外周面32bに向かって延出するように配置されており、第二のスワールブレーカ3Bは、第二のラビリンスシール2Bの高圧側において第三外周面32cに向かって延出するように配置されている。
そして、本実施形態においても、第一のスワールブレーカ3Aの先端3aは、第一外周面32aよりも径方向内側に達しており、第二のスワールブレーカ3Bの先端3aは第二外周面32bよりも径方向内側に達している。
このような構成の第三実施形態のシール装置40によれば、隙間Sの高圧側から入り込んだ旋回流は、該大径外周面30bによってスワールブレーカ3へと誘導される。これにより、第一のスワールブレーカ3Aを越えて第一のラビリンスシール2Aに旋回流Cが流入することが防止される。
ここで、第一のスワールブレーカ3Aによって旋回流Cを抑制したとしても、バランスピストン29の回転に流体が連れ回ることで該第一のスワールブレーカ3Aの低圧側、即ち、第一のラビリンスシール2Aと第二外周面32bとの間に旋回流Cが発生することがある。この点、本実施形態においては、第一のラビリンスシール2Aの低圧側に第二のスワールブレーカ3Bが配置されているため、第二外周面32bによって旋回流Cが第二のスワールブレーカ3Bに誘導することができる。
このようにして、ラビリンスシール2、スワールブレーカ3を、高圧側から低圧側に向かって複数組配置した構成とすることにより、最も高圧側に配置されたスワールブレーカ3の低圧側に発生した旋回流を効果的に抑制することができる。したがって、シール装置40を設ける隙間Sが軸線O方向にわたって長く形成されている場合であっても、旋回流Cを効果的に抑制して、軸系全体として安定した振動抑制効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない限り、これらに限定されることはなく、多少の設計変更等も可能である。
例えば、実施形態においては、シール部としてラビリンスシール2を採用した例について説明したが、このラビリンスシール2に代えてハニカム構造を備えたダンパーシールを採用してもよい。
また、第一実施形態におけるシュラウド17とケーシング11との隙間Sに設けたシール装置1においても、第三実施形態と同様、複数のラビリンスシール2及びスワールブレーカ3を設け、これらに対応して外周面18を複数段構成にしてもよい。
さらに、ラビリンスシール2をケーシング11,28に設けるのに代えて、回転体側、即ち、シュラウド17やバランスピストン29に設けてもよい。
また、実施形態においては、シール装置1を圧縮機10,20に適用した例について説明したが、例えば図6に示すように、蒸気タービンに適用してもよい。
この図6の蒸気タービン50は、ケーシング55に固定されている仕切板56にノズルが組み込まれており、ノズルを通過した蒸気が動翼を通過する際のスラスト力によりロータ軸(回転体)51を回転させる構成とされている。
さらに、ケーシング55とロータ軸51との間にはラビリンスシール2が設けられており、このラビリンスシール2の高圧側、即ち、軸線O他方側(図6の左側)には、ロータ軸51の外周面が一段拡径するようにして設けられた段差面51a及び大径外周面51bが形成されている。そして、ラビリンスシール2と大径外周面51bとの間には、ケーシング55からロータ軸51に向かって延出するようにスワールブレーカ3が設けられている。このスワールブレーカ3の先端3aは大径外周面51bよりも径方向内側に達している。
これにより、高圧側から低圧側に向かって流通する旋回流Cを、大径外周面51bによってスワールブレーカ3に誘導することができるため、実施形態と同様、該旋回流Cがラビリンスシール2に流れ込むことを抑制することができる。なお、この蒸気タービン50においても、シール装置1に代えて第三実施形態のようにラビリンスシール2及びスワールブレーカ3をそれぞれ複数備えたシール装置40を適用してもよい。
さらに、シール装置1,40は、圧縮機、蒸気タービンに適用するのみならず、例えば、ガスタービン、水車、冷凍機、ポンプ等の他の流体機械に適用してもよい。
1 シール装置
2 ラビリンスシール(シール部)
2A ラビリンスシール(シール部)
2B ラビリンスシール(シール部)
2a 環状フィン
3 スワールブレーカ
3A スワールブレーカ
3B スワールブレーカ
3a 先端
10 圧縮機
11 ケーシング
11c シュラウド対向面
12 回転体
13 ロータ
14 インペラ
17 シュラウド
18 外周面
18a 小径外周面
18b 大径外周面
19 段差面(段差部)
20 圧縮機
21 ロータ
28 ケーシング
28a ピストン対向面
29 バランスピストン
30 外周面
30a 小径外周面
30b 大径外周面
31 段差面
32 外周面
32a 第一外周面
32b 第二外周面
32c 第三外周面
33a 第一段差面
33b 第二段差面
40 シール装置
50 蒸気タービン
51 ロータ軸(回転体)
51a 段差面(段差部)
51b 大径外周面
55 ケーシング

Claims (7)

  1. ケーシングと該ケーシング内部に回転可能に配された回転体の外周面との間に形成される該回転体の径方向の隙間を封止して、高圧側から低圧側に向かって流通する流体を規制するシール部と、
    該シール部の高圧側において、前記ケーシングから前記外周面に向かって延出し、前記隙間を周方向に流通する流体を規制するスワールブレーカとを備え、
    前記回転体に、前記外周面が高圧側から低圧側に向かうに従って縮径するようにして形成された段差部が設けられ、
    前記スワールブレーカは、前記段差部よりも低圧側に位置する前記外周面に向かって延出しており、
    該スワールブレーカの先端が、少なくとも前記段差部よりも高圧側に位置する前記外周面と同一の前記径方向位置まで達していることを特徴とするシール装置。
  2. 前記スワールブレーカの先端が、前記段差部の高圧側に位置する前記外周面よりも前記径方向内側に達していることを特徴とする請求項1に記載のシール装置。
  3. 前記スワールブレーカの先端と前記外周面との前記径方向の間隔が、前記スワールブレーカと前記段差部との間の前記回転体の軸線方向の間隔と略同一に設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシール装置。
  4. 前記シール部が前記回転体の軸線方向に複数設けられるとともに、各前記シール部の高圧側にそれぞれ前記スワールブレーカが設けられ、
    これらスワールブレーカに対応するようにして、前記回転体に複数の前記段差部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のシール装置。
  5. ケーシングと該ケーシングの内部に回転可能に配された回転体とを備え、前記ケーシングの内部に流体が流通する流体機械において、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のシール装置を備えることを特徴とする流体機械。
  6. 前記回転体の外周面は、インペラのシュラウドの外周面であって、
    該シュラウドの外周面に前記段差部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の流体機械。
  7. 前記回転体の外周面は、バランスピストンの外周面であって、
    該バランスピストンの外周面に前記段差部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の流体機械。
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