JP2009052434A - 遠心圧縮機 - Google Patents

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Yohei Magara
洋平 真柄
Kazuyuki Yamaguchi
和幸 山口
Tetsuya Kuwano
哲也 桑野
Haruo Miura
治雄 三浦
Naohiko Takahashi
直彦 高橋
Mitsuhiro Narita
光裕 成田
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Abstract

【課題】歯の強度を十分に確保しつつ、ラビリンスシールにおける不安定流体力の発生低減の効果を向上させることができる遠心圧縮機を提供する。
【解決手段】ケーシング1と、ケーシング1内に回転可能に設けられ羽根車3を有するロータ4と、ケーシング1とロータ4との隙間に設けられ、その隙間における高圧側から低圧側への流体の漏れを抑制するラビリンスシール12,13,14とを備え、ロータ4の回転により気体を圧縮する遠心圧縮機において、例えばバランスピストンラビリンスシール14は、歯15a〜15lと、歯15a〜15lの間に形成された歯溝16b,16d,16f,16h,16jと、歯15a〜15lの間に形成され、歯溝16b等の各々の両隣に位置しかつ互いに隣り合わないように配置された歯溝16a,16c,16e,16g,16i,16kとを有し、歯溝16a等の深さ寸法Hbは歯溝16b等の深さ寸法Haより長くする。
【選択図】図2

Description

本発明は、遠心圧縮機に係わり、特に、ケーシングとロータとの隙間にラビリンスシールを設けた遠心圧縮機に関する。
例えば一軸多段遠心圧縮機は、ケーシングと、このケーシング内に回転可能に設けられた回転軸及びこの回転軸に装着された複数段の羽根車を有するロータとを備え、ロータの回転により気体を圧縮する。また、ケーシングとロータとの隙間には、高圧側から低圧側への流体の漏れを抑制するラビリンスシール(詳細には、例えば羽根車口金ラビリンスシール、中間段ラビリンスシール、及びバランスピストンラビリンスシール等)が設けられている。
このラビリンスシールにおいて、流体の漏れ流速が周方向成分を持つと、周方向圧力分布に不平衡が生じ、ロータの不安定振動を引き起こす流体力(以降、不安定流体力と称す)が発生することが知られている。特に、例えばロータが高速回転してラビリンスシールの出入口の差圧が大きくなると、不安定流体力はより大きくなる。そこで、従来、不安定流体力の発生を低減するため、ラビリンスシールの歯(フィン)の高さ寸法(言い換えれば、歯溝の深さ寸法)を長くすることが提唱されている(例えば、非特許文献1参照)。
Iwatsubo, T "STATIC AND DYNAMIC DATA OF LABYRINTH SEAL FOR DESIGN", ISCORMA-3, 19-23 September 2005 (Fig.1)
しかしながら、上記従来技術には以下のような改善の余地があった。
上記非特許文献1に記載のラビリンスシールでは、全ての歯の高さ寸法(言い換えれば、全ての歯溝の深さ寸法)を同じにしている。このような従来構造では、歯の強度を十分に確保するための歯の高さ寸法に限界があるため、不安定流体力の発生低減の効果にも限界が生じていた。
本発明の目的は、歯の強度を十分に確保しつつ、ラビリンスシールにおける不安定流体力の発生低減の効果を向上させることができる遠心圧縮機を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、ケーシングと、前記ケーシング内に回転可能に設けられ、少なくとも1段の羽根車を有するロータと、前記ケーシングと前記ロータとの隙間に設けられ、前記隙間における高圧側から低圧側への流体の漏れを抑制するラビリンスシールとを備え、前記ロータの回転により気体を圧縮する遠心圧縮機において、前記ラビリンスシールは、複数段の歯と、前記複数段の歯の間に形成された少なくとも1つの第1の歯溝と、前記複数段の歯の間に形成され、前記第1の歯溝の各々の両隣に位置しかつ互いに隣り合わないように配置された複数の第2の歯溝とを有し、前記第2の歯溝の深さ寸法は前記第1の歯溝の深さ寸法より長くする。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記第2の歯溝の幅寸法は、前記第1の歯溝の幅寸法より長くする。
(3)上記(1)において、好ましくは、前記ラビリンスシールは、高圧側から数えて1段目の歯と2段目の歯との間に形成された前記第2の歯溝を有する。
(4)上記(1)において、好ましくは、高圧側に位置する前記第2の歯溝の深さ寸法は、低圧側に位置する前記第2の歯溝の深さ寸法より長くする。
(5)上記目的を達成するために、本発明は、ケーシングと、前記ケーシング内に回転可能に設けられ、少なくとも1段の羽根車を有するロータと、前記ケーシングと前記ロータとの隙間に設けられ、前記隙間における高圧側から低圧側への流体の漏れを抑制するラビリンスシールとを備え、前記ロータの回転により気体を圧縮する遠心圧縮機において、前記ラビリンスシールは、複数段の歯と、前記複数段の歯の間に形成された第1の歯溝と、前記複数段の歯の間に形成され、互いに隣り合う複数の前記第1の歯溝の両外側に位置しかつ互いに隣り合わないように配置された複数の第2の歯溝とを有し、前記第2の歯溝の深さ寸法は前記第1の歯溝の深さ寸法より長くする。
本発明によれば、歯の強度を十分に確保しつつ、ラビリンスシールにおける不安定流体力の発生低減の効果を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の遠心圧縮機の一実施形態の全体構造を表す断面図である。
この図1において、遠心圧縮機は、ケーシング1(静止体)と、このケーシング1内に回転可能に設けられた回転軸2及びこの回転軸2に装着された例えば複数段(図1では7段)の羽根車3を有するロータ4(回転体)とを備えている。ケーシング1には、1段目の羽根車3に気体を導入する吸込流路5と、各段の羽根車3から出た気体の運動エネルギーを圧力エネルギーに変換するディフューザ6と、このディフューザ6からの圧縮気体を次段の羽根車3に導入する戻り流路7と、最終段の羽根車3から出た気体を吐出する吐出流路8とが形成されている。
ロータ4の回転軸2は、吸込側(図1中左側)端部及び吐出側(図1中右側)端部に設けられたラジアル軸受9を介し回転可能に支持されている。また、回転軸2の吸込側端部にはスラスト荷重を受けるスラスト軸受10が設けられ、吐出側端部にはスラスト荷重を相殺するバランスピストン11が設けられている。また、回転軸2の吐出側端部には回転機等(図示せず)が連結されており、この回転機の駆動によってロータ4が回転するようになっている。そして、ロータ4の回転により、気体が吸込流路5から吸い込まれ、複数段の羽根車3で順次圧縮され、最終的に吐出流路8から吐出されるようになっている。
各段の羽根車3の口金とケーシング1との隙間には、羽根車口金ラビリンスシール12が設けられており、羽根車3から出た気体がその隙間を通って羽根車3の入口側に戻るのを抑制するようになっている。また、前段の羽根車3と後段の羽根車3との間におけるロータ4の中間段部分とケーシング1との隙間には、中間段ラビリンスシール13が設けられており、戻り流路7の圧縮気体がその隙間を通って前段の羽根車3の出口側に戻るのを抑制するようになっている。また、ロータ4のバランスピストン11とケーシング1との隙間には、バランスピストンラビリンスシール14が設けられており、最終段の羽根車3から出た圧縮気体が低圧部に漏れるのを抑制するようになっている。
次に、本発明の特徴が適用されたバランスピストンラビリンスシール14の詳細構造及びその作用効果を説明する。図2は、バランスピストンラビリンスシール14の詳細構造を表す断面図である。なお、この図2において、歯溝の深さ寸法は、便宜上、ロータ4のバランスピストン11を基準として示している。
図2において、バランスピストンラビリンスシール14は、バランスピストン11に対向するケーシング1の一部に軸方向(図2中左右方向)に配設された複数段(図2では12段)の歯15a〜15lを有し、これら歯15a〜15lの間に歯溝16a〜16kが形成されている。そして、高圧側(図2中左側)から数えて2段目、4段目、6段目、8段目、及び10段目の歯溝16b,16d,16f,16h,16j(以降、適宜、「16b等」と称す)の深さ寸法をHa(例えば全ての歯溝16a〜16jの深さ寸法を同じとした場合に歯15a〜15lの強度を確保するための限界値)とし、1段目、3段目、5段目、7段目、9段目、及び11段目の歯溝16a,16c,16e,16g,16i,16k(以降、適宜、「16a等」と称す)の深さ寸法をHb(但し、Hb>Ha)としている。言い換えれば、バランスピストンラビリンスシール14は、全体にわたって、深い歯溝16a等と浅い歯溝16b等とを交互に配置している。
このような構造では、1段目の歯溝16a及び3段目の歯溝16cが深くなるものの、2段目の歯溝16bの底部分により2段目及び3段目の歯15b,15cの根本強度を補うことができ、2段目及び3段目の歯15b,15cの強度を十分に確保することができる。同様の理由により、4〜11段目の歯15d〜15kの強度も十分に確保することができる。
一方で、歯溝16a等の深さ寸法Hbを歯溝16b等の深さ寸法Haより長くするので、例えば全ての歯溝16a〜16jの深さ寸法をHaとする場合に比べ、流体の周方向圧力分布に不平衡が生じにくくなり、不安定流体力の発生低減の効果を向上させることができる。また、一般に高圧側に位置する歯溝ほど大きな不安定流体力が生じやすいが、本実施形態では、2段目の歯溝16bではなく1段目の歯溝16aを深くするので、例えば1段目の歯溝16aではなく2段目の歯溝16bを深くする場合と比べ、不安定流体力の発生低減の効果を向上させることができる。また、本実施形態では、歯溝16b等の幅寸法(言い換えれば、漏れ流れ方向の寸法)をWaとし、歯溝16a等の幅寸法をWb(但し、Wb>Wa)としている。これにより、ラビリンスシールにおける深い歯溝16a等の占める割合が大きくなり、不安定流体抵抗力の発生低減の効果をさらに向上させることができる。
次に、本発明の特徴が適用された羽根車口金ラビリンスシール12の詳細構造及びその作用効果を説明する。図3は、羽根車口金ラビリンスシール12の詳細構造を表す断面図である。なお、この図3において、歯溝の深さ寸法は、便宜上、ロータ4の羽根車3の口金を基準として示している。
図3において、羽根車口金ラビリンスシール12は、羽根車3の口金の段差部に対向するケーシング4の段差部に軸方向(図3中左右方向)に配設された複数段(図3では4段)の歯17a〜17dを有し、これら歯17a〜17dの間に歯溝18a〜18cが形成されている。そして、高圧側(図2中右側)から数えて2段目の歯溝18bの深さ寸法をHc(例えば全ての歯溝18a〜18cの深さ寸法を同じとした場合に歯17a〜17dの強度を確保するための限界値)とし、1段目及び3段目の歯溝18a,18cの深さ寸法をHd(但し、Hd>Hc)としている。
このような構造では、1段目の歯溝18a及び3段目の歯溝18cが深くなるものの、2段目の歯溝18bの底部分により2段目及び3段目の歯17b,17cの根本強度を補うことができ、2段目及び3段目の歯17b,17cの強度を十分に確保することができる。
一方で、歯溝18a,18cの深さ寸法Hdを歯溝18bの深さ寸法Hcより長くするので、例えば全ての歯溝18a〜18cの深さ寸法をHcとする場合に比べ、流体の周方向圧力分布に不平衡が生じにくくなり、不安定流体力の発生低減の効果を向上させることができる。また、一般に高圧側に位置する歯溝ほど大きな不安定流体力が生じやすいが、本実施形態では、2段目の歯溝18bではなく1段目の歯溝18aを深くするので、例えば1段目の歯溝18aではなく2段目の歯溝18bを深くする場合と比べ、不安定流体力の発生低減の効果を向上させることができる。
以上のように本実施形態では、歯の強度を十分に確保しつつ、羽根車口金ラビリンスシール12及びバランスピストンラビリンスシール14における不安定流体の発生低減の効果を向上させることができる。その結果、ロータ4の不安定振動を防止し、高速回転や高圧条件下でも遠心圧縮機の運転を安定させることができる。
なお、上記一実施形態においては、バランスピストンラビリンスシール14は、全体にわたって、深さ寸法Haを有する歯溝と深さ寸法Hbを有する歯溝とを1つずつ交互に配置した構造を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば高圧側の一部にて、深さ寸法の異なる歯溝を1つずつ交互に配置した構造としてもよい。また、例えば歯溝の深さ寸法を3通り以上としてもよい。このような変形例を図4により説明する。
図4は、本変形例によるバランスピストンラビリンスシールの詳細構造を表す断面図である。なお、この図4において、上記一実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
この変形例において、バランスピストンラビリンスシール14Aは、ロータ4のバランスピストン11に対向するケーシング1に軸方向(図4中左右方向)に配設された複数段(図4では11段)の歯15a〜15kを有し、これら歯15a〜15kの間に歯溝19a〜19jが形成されている。そして、高圧側(図4中左側)から数えて2段目、4段目、及び6段目〜10段目の歯溝19b,19d,19f〜19jの深さ寸法をHaとし、1段目の歯溝19aの深さ寸法をHe(但し、He>Hb)とし、3段目の歯溝19cの深さ寸法をHf(但し、He>Hf>Hb)とし、5段目の歯溝19eの深さ寸法をHg(但し、Hf>Hg>Hb)としている。言い換えれば、バランスピストンラビリンスシール14Aは、高圧側の一部にて、深い歯溝19a,19c,19eと浅い歯溝19b,19dとを交互に配置している。また、本変形例では、歯溝19a,19c,19eの幅寸法をWaとし、歯溝19b,19dの幅寸法をWb(但し、Wb<Wa)とし、歯溝19f〜19jの幅寸法をWaとしている。
このような変形例においても、上記一実施形態と同様、歯の強度を十分に確保しつつ、ラビリンスシールにおける不安定流体の発生低減の効果を向上させることができる。また、本変形例では、上記一実施形態に比べ、比較的深い歯溝の数が少ないため、加工コストを低減することができる。
なお、上記一実施形態及び一変形例においては、バランスピストンラビリンスシール14,14Aは、歯溝の幅寸法を2通りとする場合を例にとって説明したが、これに限られず、例えば3通り以上としてもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態及び一変形例においては、バランスピストンラビリンスシール14,14Aは、比較的深い歯溝と比較的浅い歯溝とを1つずつ交互に配置する場合を例にとって説明したが、これに限られず、例えば互いに隣り合う2つ以上の比較的浅い歯溝と1つの比較的深い歯溝とを交互に配置するようにしてもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、羽根車口金ラビリンスシール12は、4段の歯を有する構成を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば5段以上の歯を有する構成としてもよい。このような構成においては、例えば全体にわたって深さ寸法の異なる歯溝を1つずつ交互に配置してもよいし、また例えば高圧側の一部にて深さ寸法の異なる歯溝を1つずつ交互に配置してもよい。また、例えば互いに隣り合う2つ以上の比較的浅い歯溝の両外側に位置するように比較的深い歯溝を形成してもよい(但し、複数の比較的深い歯溝は、互いに隣り合わないように形成する)。また、例えば歯溝の深さ寸法や幅寸法を3通り以上としてもよい。これらの場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、羽根車口金ラビリンスシール12及びバランスピストンラビリンスシール14は、ケーシング側に歯を設けた場合を例にとって説明したが、これに限られず、例えばロータ側に歯を設けてもよい。また、歯溝の断面を直線状に形成した場合を図示したが、これに限られず、例えば歯溝の断面を曲線状に形成してもよい。これらの場合も、上記同様の効果を得ることができる。
なお、以上においては、本発明の特徴を羽根車口金ラビリンスシール12及びバランスピストンラビリンスシール14に適用した場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば羽根車口金ラビリンスシール12及びバランスピストンラビリンスシール14のうちのいずれか一方のみに適用してもよい。また、例えば中間段ラビリンスシール13に適用してもよい。
本発明の遠心圧縮機の一実施形態の全体構造を表す断面図である。 本発明の遠心圧縮機の一実施形態におけるバランスピストンラビリンスシールの詳細構造を表す断面図である。 本発明の遠心圧縮機の一実施形態における羽根車口金ラビリンスシールの詳細構造を表す断面図である。 本発明の遠心圧縮機の一変形例におけるバランスピストンラビリンスシールの詳細構造を表す断面図である。
符号の説明
1 ケーシング
3 羽根車
4 ロータ
12 羽根車口金ラビリンスシール
13 中間段ラビリンスシール
14 バランスピストンラビリンスシール
14A バランスピストンラビリンスシール
15a〜15l 歯
16a,16c,16e,16g,16i,16k 歯溝(第2の歯溝)
16b,16d,16f,16h,16j 歯溝(第1の歯溝)
17a〜17d 歯
18a,18c 歯溝(第2の歯溝)
18b 歯溝(第1の歯溝)
19a,19c,19e 歯溝(第2の歯溝)
19b,19d 歯溝(第1の歯溝)

Claims (5)

  1. ケーシングと、前記ケーシング内に回転可能に設けられ、少なくとも1段の羽根車を有するロータと、前記ケーシングと前記ロータとの隙間に設けられ、前記隙間における高圧側から低圧側への流体の漏れを抑制するラビリンスシールとを備え、前記ロータの回転により気体を圧縮する遠心圧縮機において、
    前記ラビリンスシールは、複数段の歯と、前記複数段の歯の間に形成された少なくとも1つの第1の歯溝と、前記複数段の歯の間に形成され、前記第1の歯溝の各々の両隣に位置しかつ互いに隣り合わないように配置された複数の第2の歯溝とを有し、
    前記第2の歯溝の深さ寸法は前記第1の歯溝の深さ寸法より長くしたことを特徴とする遠心圧縮機。
  2. 請求項1記載の遠心圧縮機において、前記第2の歯溝の幅寸法は、前記第1の歯溝の幅寸法より長くしたことを特徴とする遠心圧縮機。
  3. 請求項1記載の遠心圧縮機において、前記ラビリンスシールは、高圧側から数えて1段目の歯と2段目の歯との間に形成された前記第2の歯溝を有することを特徴とする遠心圧縮機。
  4. 請求項1記載の遠心圧縮機において、高圧側に位置する前記第2の歯溝の深さ寸法は、低圧側に位置する前記第2の歯溝の深さ寸法より長くしたことを特徴とする遠心圧縮機。
  5. ケーシングと、前記ケーシング内に回転可能に設けられ、少なくとも1段の羽根車を有するロータと、前記ケーシングと前記ロータとの隙間に設けられ、前記隙間における高圧側から低圧側への流体の漏れを抑制するラビリンスシールとを備え、前記ロータの回転により気体を圧縮する遠心圧縮機において、
    前記ラビリンスシールは、複数段の歯と、前記複数段の歯の間に形成された第1の歯溝と、前記複数段の歯の間に形成され、互いに隣り合う複数の前記第1の歯溝の両外側に位置しかつ互いに隣り合わないように配置された複数の第2の歯溝とを有し、
    前記第2の歯溝の深さ寸法は前記第1の歯溝の深さ寸法より長くしたことを特徴とする遠心圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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