JP2012007017A - 感光性樹脂組成物、感光性樹脂ワニス、感光性樹脂フィルム、感光性樹脂硬化物、及び可視光導光路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A)アクリル重合体、(B)重合性化合物、(C)光重合開始剤、及び(D)ヒンダードフェノール系酸化防止剤を含む感光性樹脂組成物であって、(A)成分及び(B)成分の総量に対して、(A)成分の含有量が30〜70質量%、(B)成分の含有量が30〜70質量%であり、(A)成分及び(B)成分の総量100質量部に対して、(C)成分の含有量が0.03〜3.0質量部、及び(D)成分の含有量が0.01〜1.0質量部であり、(B)重合性化合物は、芳香族を有する重合性化合物を含み、その含有量が、(A)成分及び(B)成分の総量に対して、10〜40質量%である感光性樹脂組成物。
【選択図】なし
Description
更に光を透過させる場合、光透過部分の屈折率が周辺より高いことが重要となる。光透過部分の屈折率が周辺と同等若しくは低いと、光が周辺部へ漏れてしまう。また、一部でも光透過部分に屈折率が同等若しくは高いものが接していると、そこから光が漏れて光透過性が低下する。以上のことから、光透過部分の材料として屈折率の高いものが求められている。
(1)(A)アクリル重合体、(B)重合性化合物、(C)光重合開始剤、及び(D)ヒンダードフェノール系酸化防止剤を含む感光性樹脂組成物であって、(A)成分及び(B)成分の総量に対して、(A)成分の含有量が30〜70質量%、(B)成分の含有量が30〜70質量%であり、(A)成分及び(B)成分の総量100質量部に対して、(C)成分の含有量が0.03〜3.0質量部、及び(D)成分の含有量が0.01〜1.0質量部であり、(B)重合性化合物は、芳香族を有する重合性化合物を含み、その含有量が、(A)成分及び(B)成分の総量に対して、10〜40質量%であることを特徴とする感光性樹脂組成物。
(2)上記(1)の感光性樹脂組成物、及び有機溶媒を含有する感光性樹脂ワニス。
(3)上記(2)の感光性樹脂ワニスを基材フィルム上に塗布し、乾燥してなる感光性樹脂フィルム。
(4)上記(1)の感光性樹脂組成物、上記(2)の感光性樹脂ワニス、又は上記(3)の感光性樹脂フィルムに光を照射し、硬化してなる感光性樹脂硬化物。
(5)上記(4)の感光性樹脂硬化物よりなる可視光導光路。
(A)アクリル重合体の含有量は、(A)成分及び(B)成分の総量に対して、30〜70質量%の範囲である。(A)成分の含有量が30質量%未満であると、感光性樹脂組成物をフィルムに加工することが困難であるため好ましくない。また(A)成分の含有量が70質量%を超えると、高温高湿試験における信頼性が低下するため好ましくない。感光性樹脂組成物のフィルムへの加工性と高温高湿信頼性の維持という点から、(A)成分の含有量は、好ましくは40〜60質量%の範囲であり、より好ましくは45〜55質量%の範囲である。
その中でも、(A)アクリル重合体は、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ブチルアクリレート、2‐ヒドロキシエチルアクリレート、メタクリル酸からなる群から選ばれる少なくとも1種をモノマーとして重合した重合体であることが好ましい。すなわち、上記モノマーの単独重合体又は上記モノマーから選択される2種以上のモノマー共重合体が好ましい。
特に、メチルメタクリレートは該アクリル重合体の高い透明性に寄与する。ブチルメタクリレート及びブチルアクリレートは、該アクリル重合体に任意のガラス転移温度を持たせることに寄与する。2‐ヒドロキシエチルアクリレートとメタクリル酸は、該アクリル重合体と後述する(B)成分との相溶性向上に寄与する。以上の観点から、適宜必要に応じて、各種モノマーを用いて特定の(A)アクリル重合体を得、これを用いることで、可視光波長領域における高い透明性と、任意のガラス転移温度、(B)成分との相溶性のすべてを満足した感光性樹脂組成物を提供することが可能である。
なお、本発明における重量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定し、標準ポリスチレンで換算した値である。
(B)重合性化合物の含有量は、(A)成分及び(B)成分の総量に対して、30〜70質量%の範囲である。(B)成分の含有量が30質量%未満であると、感光性樹脂組成物を光硬化させた硬化物の架橋密度が低く、また硬化反応が進行しにくいことから未反応重合性化合物のブリードアウトが発生しやすいことから、高温高湿試験における信頼性が低下するため好ましくない。また硬化反応を進めるには、(C)光重合開始剤の添加量を増やすことよって解決できるが、この手法では残存する未反応(C)光重合開始剤やその分解物により熱劣化が発生し、高温高湿信頼性が劣るため好ましくない。一方、(B)成分の含有量が70質量%を超えると、感光性樹脂組成物をフィルムに加工することが困難であるため好ましくない。感光性樹脂組成物のフィルムへの加工性と、感光性樹脂組成物の硬化性、及び高温高湿信頼性の維持という点から、(B)成分の含有量は、好ましくは40〜60質量%の範囲であり、より好ましくは45〜55質量%の範囲である。
なお、性状については固形、半固体、液体いずれも使用可能である。
含有量が10質量%未満であると、屈折率の上昇が少なく十分に光透過性を向上させることができない。一方、40質量%を超えると、屈折率は上昇するが、透明性が低下するため好ましくない。芳香族を有する重合性化合物の含有量としては、屈折率を向上させつつ、高い透明性を保つ観点から、(A)成分及び(B)成分の総量に対して、15〜35質量%の範囲がより好ましく、20〜30質量%の範囲が更に好ましい。
(D)光重合開始剤の含有量は、(A)成分及び(B)成分の総量100質量部に対して、0.03〜3.0質量部の範囲である。(C)成分の含有量が0.03質量部未満であると、光の照射によって十分に硬化反応が進行せず好ましくない。3.0質量部を超えると、(C)成分に由来する着色の影響が大きくなる結果、可視光波長領域における透明性が低下するため好ましくない。感光性樹脂組成物の光硬化性と可視光波長領域における透明性という点から、(C)成分の含有量は、(A)成分及び(B)成分の総量100質量部に対して、好ましくは0.1〜1.5質量部であり、更に好ましくは0.1〜1.0質量部である。
また、グリオキシエステル系光開始剤としては、オキシフェニル酢酸2−[2−オキソ−2−フェニルアセトキシエトキシ]エチルエステル、オキシフェニル酢酸2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルエステルやこれらの混合物等が挙げられる。これらのうち、着色が少なく、可視光波長領域において透明性が高いという点から、オキシフェニル酢酸2−[2−オキソ−2−フェニルアセトキシエトキシ]エチルエステル、オキシフェニル酢酸2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルエステル、及びこれらの混合物が特に好ましい。
(D)ヒンダードフェノール系酸化防止剤の含有量は、(A)成分及び(B)成分の総量100質量部に対して、0.01〜1.0質量部の範囲である。(D)の含有量が0.01質量部未満であると、高温高湿信頼性が劣るため好ましくない。また、1.0質量部を超えると、光硬化の際に重合を阻害してしまうため好ましくない。感光性樹脂組成物の硬化性と高温高湿信頼性の観点から、(D)成分の含有量は、(A)成分及び(B)成分の総量100質量部に対して、好ましくは0.1〜1.0質量部であり、更に好ましくは0.2〜1.0質量部である。
本発明の感光性樹脂組成物には、上記(A)〜(D)成分に加えて、必要に応じて、黄変防止剤、紫外線吸収剤、可視光吸収剤、レベリング剤、着色剤、可塑剤、安定剤、充填剤、蛍光増白剤等のいわゆる添加剤を本発明の効果に悪影響を与えない割合で添加してもよい。
これらの有機溶剤は、単独で又は2種類以上を組み合わせて使用することができる。
また、樹脂ワニス中の固形分濃度は、通常20〜80質量%であることが好ましい。
感光性樹脂ワニスを調合する際は、撹拌により混合することが好ましい。撹拌方法については特に制限はないが、撹拌効率の観点からプロペラを用いた撹拌が好ましい。撹拌する際のプロペラの回転速度には特に制限はないが、10〜1,000min-1であることが好ましい。10min-1以上であると、(A)〜(D)成分及び有機溶剤のそれぞれの成分が十分に混合されるため好ましく、1,000min-1以下であるとプロペラの回転による気泡の巻き込みが少なくなるため好ましい。以上の観点から50〜800min-1であることがより好ましく、100〜500min-1であることが特に好ましい。
以下、本発明の感光性樹脂フィルムについて説明する。
本発明の感光性樹脂フィルムは、前記感光性樹脂組成物からなり、前記(A)〜(D)成分を含有する感光性樹脂ワニスを好適な基材フィルムに塗布し、乾燥等の方法を用いて溶媒を除去して、感光性樹脂層(以下単に「樹脂層」という場合がある。)を形成することにより容易に製造することができる。また感光性樹脂組成物をワニス化することなく、直接基材フィルムに塗布して製造してもよい。
本発明の感光性樹脂組成物は、素早く光硬化することができる。ここで厚み0.5mm、光照射量3000mJ/cm2にて得られる硬化物の反応率を100%として、100mJ/cm2照射時の反応率が80%以上であることが好ましい。このような材料を用いると成形品の生産性に優れた材料を得ることができる。
(1)感光性樹脂組成物の調製
容量200mLの茶褐色ポリ瓶に、(A)アクリル重合体として、「ヒタロイドHA−3204EB−1E」(重量平均分子量:86,000、水酸基価:30mgKOH/g、酸価:3.8mgKOH/g、ガラス転移点:70℃、樹脂分含有量37質量%、酢酸エチル/酢酸ブチル混合溶液、日立化成工業(株)製)を111g、(B)重合性化合物として、「NKエステル APG−400」(ポリプロピレングリコールジアクリレート;平均PO鎖長=7、新中村化学工業(株)製)を30.0g、「ファンクリル FA−321A」(ビスフェノールA骨格、EO変性ジアクリレート;平均EO鎖長=10、日立化成工業(株)製)を20.0g、(C)光重合開始剤として、「IRGACURE754」(オキシフェニル酢酸2−[2−オキソ−2−フェニルアセトキシエトキシ]エチルエステル、オキシフェニル酢酸2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルエステルの混合物、チバスペシャリティケミカルズ(株)製)を0.1g、「DAROCURE−TPO」(2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニルフォスフィンオキシド、チバスペシャリティケミカルズ(株)製)を0.1g、(D)フェノール系酸化防止剤として、「アデカスタブ AO−80」(ヒンダートフェノール系酸化防止剤、ADEKA(株)製)を0.2g、アセトン10gを配合し、ミックスローターを用いて室温で12時間撹拌した。得られた混合物を孔径2μmのメンブレンフィルターを用いて加圧ろ過し、10mmHgにて真空脱気して感光性樹脂組成物を調製した。
(1)で調製した感光性樹脂組成物を、PETフィルム(帝人デュポンフィルム(株)製、商品名A53、厚み50μm)の離型処理面上に塗工機(株式会社ヒラノテクシード製、商品名マルチコーターTM−MC)を用いて塗布し、100℃で20分乾燥し、次いで保護フィルムとして離型PETフィルム(帝人デュポンフィルム(株)製、商品名A31、厚み25μm)を貼付け、感光性樹脂組成物フィルムを得た。このとき樹脂層の厚みは、塗工機のギャップを調節することで任意に調製可能であるが、本実施例では硬化後の膜厚が200μmとなるように調製した。
(2)で得られたフィルムを用い、離型PETフィルム上から紫外線露光機(大日本スクリーン株式会社製、商品名MAP−1200−L)を用いて2000mJ/cm2UVを照射した。その後、基材フィルムと保護フィルムを剥がし、フィルム状光硬化物を得た。その後任意形状に試験片を切り出し、各種測定に用いた。
(3)で得られた硬化物を4cmx4cmサイズに切り出したサンプルを評価に用いた。日立製作所(株)社製分光光度計 U−3310を用い、測定波長200〜800nmにて透過率を測定した。測定結果から、420nm、560nm、780nmの3点について評価した。得られた硬化物について評価したところ、透過率は92%(420nm)、92%(560nm)、92%(780nm)であり、透明性は良好であった。
(3)で得られた硬化物を1cmx2cmサイズに切り出したサンプルについて、(株)アタゴ製 アッベ屈折計T2を用いて、測定温度23℃、波長589nm(D線)にて屈折率を測定したところ、屈折率は1.495であった。
(3)で得られた硬化物(厚さ200μm)を2cmx2cmサイズに切り出したサンプルについて、日本電色工業(株)製 色度計300Aを用いて、測定温度23℃にてヘイズを測定したところ、ヘイズは、厚み200μmにおいて、2.4%であった。
図1を用いて説明する。図1は、白色LED透過光強度比を測定する装置の平面図(上)及び正面図(下)である。(3)で得られた硬化物を1cmx10cmサイズに切り出したサンプル3を評価に用いた。光源2として、サイド発光型白色LEDを用い、入力電流15mAにて発光させた。サンプル3を基板1上に載置し、端面より白色LED光(光源の透過強度比=4.2)を入光した。反対側の端面から出てきた光を、大塚電子(株)社製 マルチ測光システム MCPD−3000を用いて透過光のスペクトルを測定し、出てくる光のピーク強度から、透過強度比を以下式に従って算出した。
(Int460:460nm付近に見られる主にB帯に起因するピークの強度
Int560:560nm付近に見られる主にG帯、R帯の混合光に起因するピークの強度。)
透過強度比は2.0以上が好ましく、2.5以上がより好ましい。そこで、透過強度比が1.5未満のものは×、1.5以上2.0未満のものは△、2.0以上2.5未満のものは○、2.5以上のものは◎とした。
得られた硬化物について評価したところ、透過強度比は3.1であり、透過光は、白色LED光源と同様の白い光であったため、判定を◎とした。
(7)で評価した試験片を85℃/85%RHに調製されたオーブンに入れた。250時間後に取り出し、(7)と同様に白色LED透過強度を測定したところ、透過強度比は2.0であり、透過光は、白色LED光源と同様の白い光であった。
表1及び表2の配合組成に従い、実施例1と同様の操作を行い、感光性樹脂組成物を得た後、実施例1と同様に硬化物を作成し、評価を行った。結果を表1及び表2に示す。
A−1:アクリルアクリレート共重合体(商品名ヒタロイドHA3204EB−1E、重量平均分子量:86,000、水酸基価:30mgKOH/g、酸価:4.6mgKOH/g、ガラス転移点:70℃、樹脂分含有量45質量%、酢酸エチル/酢酸ブチル混合溶液、日立化成工業(株)製)
B−1:PO変性ジアクリレート(商品名APG−400、平均PO鎖長=7、新中村化学工業(株)社製)
B−2:PO変性ジアクリレート(商品名FA−P240A、平均PO鎖長=7、日立化成工業(株)社製)
B−3:EO変性ビスフェノールAジアクリレート(商品名FA−321A、平均EO鎖長=10、日立化成工業(株)社製)
B−4:EO変性ビスフェノールAジメタクリレート(商品名FA−321M、平均EO鎖長=10、日立化成工業(株)社製)
C−1:グリオキシエステル系光開始剤(オキシフェニル酢酸2−[2−オキソ−2−フェニルアセトキシエトキシ]エチルエステル、オキシフェニル酢酸2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルエステルの混合物)(商品名IRGACURE754、チバスペシャリティケミカルズ(株)社製)
C−2:フォスフィンオキシド系光開始剤(2,4,6−トリメチルベンゾイル−フェニルフォスフィンオキシド)(商品名DAROCUR−TPO、チバスペシャリティケミカルズ(株)社製)
D−1:フェノール系酸化防止剤(3,9−ビス[2−{3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ}−1,1−ジメチルエチル]−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5.5]ウンデカン)(商品名アデカスタブAO−80、ADEKA(株)製)
2.光源
3.フィルム
Claims (12)
- (A)アクリル重合体、(B)重合性化合物、(C)光重合開始剤、及び(D)ヒンダードフェノール系酸化防止剤を含む感光性樹脂組成物であって、
(A)成分及び(B)成分の総量に対して、(A)成分の含有量が30〜70質量%、(B)成分の含有量が30〜70質量%であり、
(A)成分及び(B)成分の総量100質量部に対して、(C)成分の含有量が0.03〜3.0質量部、及び(D)成分の含有量が0.01〜1.0質量部であり、
(B)重合性化合物は、芳香族を有する重合性化合物を含み、その含有量が、(A)成分及び(B)成分の総量に対して、10〜40質量%であることを特徴とする感光性樹脂組成物。 - (B)重合性化合物が、不飽和二重結合基を有する化合物である請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
- (B)重合性化合物が、2官能以上の多官能性の重合性化合物から選ばれる少なくとも1種を含む請求項1又は2に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記芳香族を有する重合性化合物が、ビスフェノールA骨格を有する化合物である請求項1〜3のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記ビスフェノールA骨格を有する重合性化合物が、下記式(1)で表される重合性化合物である請求項4に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記感光性樹脂組成物に光を照射して硬化させた硬化物の屈折率が1.49以上である請求項1〜5のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記感光性樹脂組成物に光を照射して硬化させた硬化物の波長470nmにおける光透過率が、厚み200μmにおいて92%以上である請求項1〜6のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記感光性樹脂組成物に光を照射して硬化させた硬化物のヘイズが、厚み200μmにおいて3%以下である請求項1〜7のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物及び有機溶媒を含有する感光性樹脂ワニス。
- 請求項9に記載の感光性樹脂ワニスを基材フィルム上に塗布し、乾燥してなる感光性樹脂フィルム。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物、請求項9に記載の感光性樹脂ワニス、又は請求項10に記載の感光性樹脂フィルムに光を照射し、硬化してなる感光性樹脂硬化物。
- 請求項11に記載の感光性樹脂硬化物よりなる可視光導光路。
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