JP2012005633A - 下肢改善器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】膝の屈伸及び伸長を行う下肢の改善で、牽引位置を変えて、最適な位置、最適な力の伝達状態を選択する。
【解決手段】基台1のスライド溝2に沿ってスライド台4が往復動され、このスライド台4の中央に傾動板6が蝶番7で回動可能に起立され、この傾動板6の表面に長穴11、ボルト14及びナット15で足当部12が左右に回動可能及び上下に往復動可能に取り付けられる。傾動板6の左右の連結穴21…に牽引紐22…の一端が結ばれ、この牽引紐22…の他端の握り部24を引いたり緩めたりし、傾動板6とともに足当部12が往復動し、膝が屈伸及び伸長され下肢が改善される。牽引紐22…の一端が連結される連結穴21…を切り換えると、下肢の屈伸及び伸長を行うのに、最適な個所が選ばれ、改善を重点的に行う部分をかかと、土踏まず、つま先とで切り換えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、下肢改善器具に関し、特に下肢の運動機能を回復するものに関する。
近年、病院などで骨折患者が治療され完治した場合、骨折個所に長期間ギブスが装着されているため、骨折個所付近の筋肉が長期間使われず、筋力が衰えることが多かった。このような筋力の衰えを改善するものとして以下のようなものが考えられており、病人・けが人などのリハビリのほか、障害者・要介護者の運動機能改善、健常者の筋力増強などの課題もある。
特開平11−56938号公報 特開平5−44122号公報 特開2002−119555号公報 特開2003−290301号公報 特開2002−28201号公報 特開2000−262571号公報 特開平10−94622号公報
本件発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、下肢を簡単な器具で改善したり治療したりリハビリしたり増強したりするなど、下肢を改善することにある。
上記目的を達成するために、本発明の下肢改善器具は、 少なくとも一方向に往復動可能に配置され、さらに起立可能にも配置され、この往復動方向にほぼ沿って向きを変えることができるスライド傾動体と、 このスライド傾動体に取り付けられ、足の裏が当接する足当体と、 この足当体またはスライド傾動体に一端が連結され、他端が手に握られて、手の力で足当体、スライド傾動体をスライドさせるための牽引体とを備えたことを特徴とする下肢改善器具。
また、本発明の下肢改善器具は、 少なくとも一方向に往復動可能に配置されたスライド体と、 このスライド体に対して起立して取り付けられ、当該スライド体に対して向きを変えることができる傾動体と、 この傾動体に取り付けられ、足の裏が当接する足当体と、 この足当体、傾動体またはスライド体に一端が連結され、他端が手に握られて、手の力で足当体、傾動体及びスライド体をスライドさせるための牽引体とを備えた。
これにより、下肢の屈伸及び伸長を行う時に、牽引体を通じて手の力を借りて、下肢の屈伸及び伸長を行うことができる。また、病人・けが人などのリハビリのほか、患者・障害者・要介護者の運動機能改善、健常者の筋力増強などにも有効である。実際の要介護者・患者・障害者などの感想では、足の重さを感じず、まるで無重力状態にあるかのような感触であるとの感想を得ている。
(1)スライド台4及び傾動板6等の構造
図1〜図3は下肢改善器具の外観及び断面を示す。基台1は長方形状の木材または樹脂製の板であり、基台1の表面には基台1の長手方向に沿って、二本の平行な金属製または樹脂製のスライド溝2、2(規制機構)が形成されている。このスライド溝2、2の両端は基台1の端縁まで貫通せずストッパ3…が形成されている。
この基台1の上には長方形の木材または樹脂製の板状のスライド台4(スライド体、スライド傾動体)が載置され、このスライド台4の下面の四隅には4つのコロ車輪5(規制機構)が取り付けられている。この4つのコロ車輪5…のスライド台4の幅方向における間隔は、上記スライド溝2、2の間隔に等しく、4つのコロ車輪5…は、上記基台1のスライド溝2、2内を転動して往復動可能となっている。
上記基台1はほぼ水平面に沿った床などの上に置かれ、よってスライド台4はほぼ水平方向に往復動される。また、4つのコロ車輪5はスライド溝2、2内のみを往復動するように規制されるので、スライド台4の往復動の方向が一方向にのみ規制される。
スライド溝2、2の両端にはストッパ3…が形成されているので、スライド台4は基台1からはみ出ることはない。基台1及びスライド溝2、2の長さは1m乃至2mほどであり、身長の大きい人が下肢を屈伸及び伸長させたときの変化より大きい長さとされる。この基台1の上には下肢完全を行う者の臀部が載置されてもよい。
上記スライド台4のほぼ中央には、スライド台4とほぼ同じ大きさの方形板状の木材または樹脂製の傾動板6(傾動体、スライド傾動体)が蝶番7を介して起立して取り付けられている。この蝶番7によって、傾動板6はスライド台4に対してスライド台4の往復動方向にほぼ沿って回動して向きを変えることが可能となっている。
(2)足当部12等の構造
図2及び図3は足当部12等を示す。上記傾動板6の中央下方には長穴11が貫通され、この長穴11は傾動板6の長手方向及びスライド台4の往復動の方向に沿って長くなっている。この傾動板6の一方の面には樹脂製などの足当部12が取り付けられ、この足当部12には下肢改善を行う人の片足の裏が当接する。
この足当部12は靴底の形をしており、かかと部分は足の側面に沿って、靴底の縁部が延出されて延出部13が形成され、かかと全体を包み込んでおり、しかもかかとがスライド台4の上面に直接当たらず、しかもかかとがスライド台4上面で擦れないようになっている。
ここで「かかと」とは、人体の足の骨の指骨、中足骨、足根骨の3つの部分の足根骨に当たる足の下面部分とこれに繋がる側面部分を指す。なお、「土踏まず」は5本の中足骨に当たる足の下面部分とこれに繋がる側面部分を指し、「つま先」は5本の指骨に当たる足の下面部分とこれに繋がる側面部分及び上面部分を指す。
上記足当部12のかかと部分の中央には穴が開けられ、この穴から上記長穴11までボルト14が挿通され、このボルト14の先端にはワッシャーとナット15とが螺合され、足当部12が傾動板6に外れないように取り付けられる。
上記ボルト14及びナット15とは、上記長穴11内をスライド可能であり、この結果、足当部12は傾動板6に対して、足のつま先とかかとをつなぐ方向に沿って、足の中心線方向に沿ってまたは足当部12の中心線方向に沿って、往復動可能に取り付けられている。
これにより、下肢の屈伸及び伸長のたびに、足、足首、膝、腰などの前後または上下の向きの変化を吸収でき、これらに無理な力がかからないようにできる。上記長穴11の長さは数cm、5乃至10cmほどであり、スライド台4に対して傾動板6が5度乃至120度、望ましくは20度乃至100度の間で変化するのを許容している。
しかも、この角度の変化において、足当部12の延出部13が必ずスライド台4の上面に当接できるように、長穴11の長さが余裕をもって決定され、傾動板6に対して足当部12が余裕をもって往復動可能とされる。
したがって、上記傾動板6は上記スライド台4に対してスライド台4の往復動方向にほぼ沿って向きを変えている間、上記足当部12の端の延出部13は上記スライド台4に常に当接していることになる。
また足当部12は傾動板6に対して、ボルト14及びナット15の一か所のみで取り付けられているので、このボルト14及びナット15を回動軸/回動中心として、足当部12は傾動板6に対して回動可能となっている。
このボルト14及びナット15の位置は、かかとの中心であり、下腿の中心でもあるので、これらを中心として、足当部12は傾動板6に対して回動可能となっている。これにより、下肢の屈伸及び伸長のたびに、足、足首、膝、腰などの左右の向きの変化を吸収でき、これらに無理な力がかからないようにできる。
上記スライド台4の上面の足当部12の延出部13が当たる部分は凹んで当接部16となっている。この当接部16によって延出部13が磨り減らないし、スライド台4の上面も磨り減らない。
上記傾動板6の蝶番7のある縁面は、傾動板6の表面または裏面に対して直角ではなく60度乃至80度ほどとなっている。これにより、上述のスライド台4に対して傾動板6が起立した時の角度が、120度乃至100度の間で変化するのが許容している。この角度は30度乃至90度でもよく、45度乃至85度でもよい。
上記ボルト14の先端及びナット15は、傾動板6の裏面から突出している。この突出したボルト14の先端及びナット15は、スライド台4の上面に当接するので、傾動板6の裏面はスライド台4上面に重ならず一定の傾斜を保つ。これにより、足当部12の上にあるつま先を必要以上に伸ばそうとしたり、つま先が足当部12の先端から浮いたりしてしまうことがなくなり、下肢改善の効果が軽減されない。
このスライド台4に対して傾動板6が伏せたときの角度は、上記5度乃至20度である。この角度は5度乃至30度でもよく、5度乃至40度でもよい。なお、傾動板6のスライド台4に対して最小角度は、5度ではなく0度でもよい。この場合、長穴11を二段の段差状にして、ボルト14の先端及びナット15をこの段差内に収納すればよい。
(3)牽引紐22…等の構造
上記傾動板6の両縁に沿って傾動板6の表面から裏面にかけて3対の連結穴21…が開けられている。この連結穴21…には二つに折り返された二本一組の牽引紐22…の一端が挿通され、この牽引紐22…の挿通された一端は自身で結び目23…が作られて太くされ、連結穴21…から牽引紐22…が抜けないように連結される。
直径数cm長さ10乃至30cmの円柱状の木製または樹脂製の握り部24の中央には係合穴25が開けられている。この係合穴25には、上記二本一組の牽引紐22…の環状の他端が挿通されて、この挿通された環状の他端の中に上記一端が挿通されて、牽引紐22…の他端に握り部24が連結固定される。この連結固定の後に、上記連結穴21…への挿通連結が行われる。
この牽引紐22…の中央にも結び目が作られて、二本一組の牽引紐22…がまとめられる。上記足当部12に足を乗せ、この握り部24を手で握って引くと、基台1に対してスライド台4及び傾動板6を、下肢改善を行う人に向かってスライドかつ復動でき、これに応じて膝が屈伸され足が引き上げられる。
また、牽引紐22…を緩めて膝を伸長させると、基台1に対してスライド台4及び傾動板6を、下肢改善を行う人から離れるようにスライドかつ往動できる。これを繰り返して、基台1に対してスライド台4、傾動板6、足当部12及び足を、往復動させることができる。
これにより、下肢の屈伸及び伸長を行う時に、牽引紐22…を通じて手の力を借りて、下肢の屈伸及び伸長を行うことができ、病人・けが人などのリハビリのほか、患者・障害者・要介護者の運動機能改善、健常者の筋力増強などをできる。実際の要介護者・患者・障害者などの感想では、足の重さを感じず、まるで無重力状態にあるかのような感触であるとの感想を得ている。
この場合、上記スライド台4の往動に連動して、上記傾動板6は当該スライド台4に対して向きを変えるとともに、上記足当部12は上記傾動板6に対して往動しかつ回動することになる。また、上記スライド台4の復動に連動して、当該傾動板6は当該スライド台4に対して変化した向きを復帰させ、当該足当部12は上記傾動板6に対する往動及び回動を復帰させることになる。
上記牽引紐22…の結び目23…をほどいて、牽引紐22…の一端を連結穴21…から引き抜き、牽引紐22…のこの一端を別の連結穴21…に挿通して結び目23…を形成すれば、牽引紐22…の傾動板6に対する連結位置を変更または移動できる。
上記連結穴21…の各対は、上記足当部12のつま先付近、土踏まず付近、かかと付近などに設けられている。したがって、牽引紐22…の傾動板6に対する連結位置は、足当部12のつま先付近、土踏まず付近、かかと付近などに変更または移動できる。
これにより、この牽引紐22…の取付位置を変えて、下肢の屈伸及び伸長を行うのに、身長、体重または下肢の大きさ、若しくは大腿、下腿、足、脚、鼠径部、臀部、腹部または脇腹などの下肢の力の大きさに合った、最適な位置、最適な力の伝達状態を選択できる。
足首の向きを変えないで、本下肢改善器具を前後動させると、膝が伸びて足が離れた時には、通常傾動板6及び足当部12は起立し、膝が曲がって足が近付いたときには、通常傾動板6及び足当部12は寝かせられる。
牽引紐22…の取付位置をつま先付近に変更/移動すれば、足のつま先に重点を置いた下肢改善及び足首の改善を行うことができ、膝が伸びて足が離れた時にも、膝が曲がって足が近付いたときにも、つま先を引き上げたり寝かせたりして、つま先の向きを自由に選ぶことができる。
また、牽引紐22…の取付位置をかかと付近に変更/移動すれば、足のかかとに重点を置いた下肢改善を行うことができ、足首をあまり動かしたくないときに有効である。さらに、牽引紐22…の取付位置を土踏まず付近に変更/移動すれば、上記の下肢改善の中間・平均的な下肢改善を行うことができる。
(4)第二実施形態
図4及び図5は下肢改善器具の第二実施例を示す。木製、金属製または樹脂製の方形板状の基台31の長手方向に沿った両端は、上方にガイド板32、32が延出され、この板は長手方向に沿って延びており、このガイド板32、32内にはやはり長手方向に沿った長穴33、33が形成されている。
上記ガイド板32、32の間には、スライド傾動板34及び補助板35が「ヘの字状」に山形に配置され、これらスライド傾動板34及び補助板35の間は蝶番36で互いに傾き変更可能に連結されている。これらスライド傾動板34及び補助板35の両縁下端にはそれぞれコロ車輪37…が取り付けられ、このコロ車輪37…は上記長穴33、33内を転動かつスライド可能となっている。
本実施例では、少なくとも一方向に往復動可能に配置されたスライド体と、このスライド体に対して起立して取り付けられ、当該スライド体に対して上記スライド体の往復動方向にほぼ沿って向きを変えることができる傾動体とは、スライド傾動板34に一体化されている。
他の足当部12、延出部13、ボルト14、ナット15、当接部16、連結穴21、牽引紐22、結び目23、握り部24、係合穴25などは上記実施例と同じであり、説明を省略する。なお、補助板35は省略可能である。
上述の各実施形態(実施例)において、当該実施形態(実施例)で記載されていないことは、他の実施形態(実施例)の記載されている内容が参照及び引用される。本願明細書及び特許請求の範囲においては、上記複数の実施形態(実施例)にわたって、各部または一部を入れ替えた実施形態(実施例)も、上記各実施形態(実施例)として記載されているものである。
(5)他の実施の形態
本発明は、上記実施例に限定されず、種々変更可能である。例えば、基台1及びスライド溝2、2は省略されても良い。この場合、スライド台4、スライド傾動板34、補助板35の移動方向は一方向にのみ規制されず、平面上をあらゆる方向に自在に動く。これにより、下肢が曲がっているなど、一方向にのみ動かせない人にも対応できる。
4つのコロ車輪5は、前後左右、あらゆる方向に転動可能であるが、タイヤ、車輪無限軌道のように一方向にのみ転動可能なものとしてもよい。これにより、基台1及びスライド溝2、2が無くても、スライド台4の往復動の方向が一方向にのみ規制される。
スライド溝2、2は直線状のほか、カーブしていても良く、平行でなくてもよいし、複数が交差して複数方向に往復動できてもよい。傾動板6に取り付けられる足当部12は左右の足に対応した一対でもよく、これにより両足及び両ひざなどにつき、同時に下肢改善を行うことができる。
足当部12は、傾動板6とは同じ材質で構成され一体化されていてもよい。足当部12は傾動板6、スライド傾動板34に対して往復動または回動できず固定されていてもよい。この場合、足当部12は傾動板6またはスライド傾動板34に置き換えられて、傾動板6またはスライド傾動板34が足当部12の機能を果たすことができ、上述及び次述の説明では足当部12を傾動板6またはスライド傾動板34に置き換えることができる。
傾動板6とスライド台4とは一体化されてもよい。この場合、傾動板6とスライド台4とは横向きの三角柱状または三角筒状とされ、この横向き三角柱または三角筒の底面にコロ車輪5が取り付けられる。この場合、ボルト14及びナット15は球関節機構とされ、足当部12のつま先部分は傾動板6の表面に対して当接したり離間されたりする。
上記連結穴21…は繋がって1つの長穴となり、牽引紐22…の一端がボルト及びナットに結ばれ、このボルトとナットとを上記長穴内をスライドさせて、このボルトとナットとを締めて、牽引紐22…の傾動板6への連結位置は変更・移動されてもよい。
牽引紐22…の一端は連結穴21…の先の傾動板6の裏面で繋がって一体化されてもよい。この場合、連結穴21…は省略され、傾動板6の裏面に多数のパイプまたは樋が設けられ、このパイプまたは樋にこの牽引紐22…が係止される。
連結穴21…の代わりに、傾動板6の両側面に複数のカラビナが取り付けられ、この複数のカラビナに牽引紐22…の一端が挿通または係合され、これらが切り替えられても良い。このほか、連結位置変更機構は、フックとこれに係止されるホック、突起とこれに係止される環状体等、連結位置を変更または移動できれば、なんでもよい。
上記牽引紐22…は、紐状のほか、帯状、チェーン状、ベルト状などの可撓性のあるものほか、リンク、棒などの可撓性のないものでもよく、牽引紐22…の幅は、傾動板6の長さとほぼ同じ、3/4、2/3、1/2、1/3、1/4、数分の1でもよい。上記牽引紐22…の傾動板6への連結位置は変更・移動されず、固定されていてもよい。
連結穴21…及び牽引紐22…の一端は、傾動板6またはスライド傾動板34に形成・連結されるほか、足当部12、スライド台4などに形成・連結されてもよい。足当部12は傾動板6ではなく、スライド台4、基台31に取り付けられても良い。
握り部24は、環状、三角枠状、牽引紐22…の端を環状にしたものなど何でもよい。握り部24は手に握られるほか、上腕、前腕、肩等に係止されてもよい。握り部24は省略され、牽引紐22…の他端が連結されて、下肢改善者の背中に係止されてもよい。
上記基台1、31は水平方向のほか、水平からやや傾斜した面に設置されても良いし、水平面からかなり傾斜していてもよいし、ほぼ垂直方向であってもよい。上記傾動板6のスライド台4に対する傾きが変わらず、傾動板6はスライド台4に完全に固定されていてもよい。
基台1、スライド台4、傾動板6、スライド傾動板34の形状は、板状以外に、柱状、筒状、箱状、多面体状、曲面状、足形状などなんでもよい。足当部12の形状は靴底形のほか、板状、箱状、下駄状、靴状、ブーツ状、長靴状、サンダル状、足のつま先または足の甲まで覆われるもの等なんでもよい。
足当部12のかかと部分にはローラーまたはコロが内蔵され、このローラーまたはコロがスライド台4の上面に当接してもよい。これにより、足当部12のかかと部分とスライド台4上面との摩擦を軽減できる。
スライド台4に対する傾動板6の取り付けは、蝶番7のほか、軸ピンなどでもよい。この軸ピンは、スライド台4に形成された長手方向に延びる長穴内をスライド可能とされてもよい。これにより、傾動板6はスライド台4に対して回動のほか往復動も可能となる。
ボルト14及びナット15は、足当部12のかかと部分の中心のほか、かかと部の端、足当部12のつま先部分の中心または端、足当部12の土踏まず部分の中心または端に取り付けられてもよい。これに応じて、傾動板6の長穴11の位置も変更される。
この場合でも、足当部12は傾動板6またはスライド台4、若しくはスライド傾動板34に対して、足のつま先の中心とかかとの中心をつなぐ方向に沿って往復動可能に取り付けられているといえる。また、足当部12は傾動板6またはスライド台4若しくはスライド傾動板34に対して、かかと付近を回動中心として回動可能とされるほか、土踏まず付近を回動中心として回動可能とされたり、つま先付近を回動中心として回動可能とされたりする。
ここで、上述のようにこの足当部12を傾動板6またはスライド傾動板34と一体とすれば、足当部12を傾動板6またはスライド傾動板34に置き換えることができる。したがって、傾動板6はスライド台4に対して、足のつま先の中心とかかとの中心をつなぐ方向に沿って往復動可能に取り付けられているといえる。また、傾動板6はスライド台4に対して、かかと付近を回動中心として回動可能とされるほか、土踏まず付近を回動中心として回動可能とされたり、つま先付近を回動中心として回動可能とされたりするともいえる。
スライド傾動板34は、基台31に対してスライドせず、回動するのみでもよい。この場合、基台31の下面にコロ車輪37…が取り付けられる。スライド傾動板34の下縁及び補助板35の板縁にもコロ車輪37…が取り付けられてもよい。基台31に対してスライド傾動板34を回動及びスライドできれば、長穴33及びコロ車輪37…以外に、長穴とこの長穴内をスライド及び回動可能な軸ピン、ガイド板32が基台31の内側に向かって傾斜し、この傾斜面に形成された溝とこの溝内をスライド及び回動可能なコロ車輪37…などでもよい。
上述の基台1、スライド溝(規制機構)2、ストッパ3、スライド台(スライド体、スライド傾動体)4、コロ車輪(規制機構)5、傾動板(傾動体、スライド傾動体)6、蝶番7、長穴11、足当部(足当体)12、延出部(足当体)13、ボルト14、ナット15、当接部16、連結穴(牽引体、連結位置変更機構)21、牽引紐(牽引体)22、結び目(連結位置変更機構)23、握り部(牽引体)24、係合穴25、基台31、ガイド板32、長穴33、スライド傾動板(スライド体、傾動体、スライド傾動体)34、補助板35の一部または全体は省略されてもよいし、その数が増えても減ってもよいし、その形状は任意に変更可能であり、均等の他の物に置き換えられてもよいし、これらの2つまたは3つ以上が合体または一体化されて兼用されてもよいし、材質は木製、竹製、樹脂製、金属製、ガラス製、綿製、布製、糸性、繊維製、ゴム製、紙製、セラミック製、カーボン製、硬質ウレタン製、これらの合成物製/混合物製/多層積層物製でもよい。
(6)他の発明の効果
[1]少なくとも一方向に往復動可能に配置され、さらに起立可能にも配置され、この往復動方向にほぼ沿って向きを変えることができるスライド傾動体と、 このスライド傾動体に取り付けられ、足の裏が当接する足当体と、 この足当体またはスライド傾動体に一端が連結され、他端が手に握られて、手の力で足当体、スライド傾動体をスライドさせるための牽引体とを備えたことを特徴とする下肢改善器具。
[2]少なくとも一方向に往復動可能に配置されたスライド体と、 このスライド体に対して起立して取り付けられ、当該スライド体に対して上記スライド体の往復動方向にほぼ沿って向きを変えることができる傾動体と、 この傾動体に取り付けられ、足の裏が当接する足当体と、 この足当体、傾動体またはスライド体に一端が連結され、他端が手に握られて、手の力で足当体、傾動体及びスライド体をスライドさせるための牽引体とを備えたことを特徴とする下肢改善器具。
[3]上記牽引体の一端には、上記足当体、スライド体または傾動体に対する連結位置が変更または移動させるための連結位置変更機構が設けられていることを特徴とする請求項2記載の下肢改善器具。
これにより、この牽引体の取付位置を変えて、下肢の屈伸及び伸長を行うのに、身長、体重または下肢の大きさ、若しくは大腿、下腿、足、脚、鼠径部、臀部、腹部または脇腹などの下肢の力の大きさに合った、最適な位置、最適な力の伝達状態を選択できる。
[4]上記牽引体の一端の連結位置は、上記足当体に当接する足のかかと付近からつま先付近までの間で変更または移動されることを特徴とする請求項3記載の下肢改善器具。
これにより、牽引体の取付位置をかかと、土踏まず、つま先まで変えて、下肢の屈伸及び伸長を行うのに、最適な個所を選ぶことができ、改善を重点的に行う部分をかかと、土踏まず、つま先と切り換えることができる。
[5]上記足当体は上記スライド体または傾動体に対して、足のつま先の中心とかかとの中心をつなぐ方向に沿って往復動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項4記載の下肢改善器具。
これにより、下肢の屈伸及び伸長を行うときに、足当体などは傾動体などに対して、足のつま先とかかとをつなぐ方向に沿って往復動可能であるから、足、足首、膝、腰などの前後または上下の向きを無理のかからない向きに変えることができ、しかもこの向きの変更を下肢の屈伸及び伸長のたびに実現できる。
[6]上記足当体は上記スライド体または傾動体に対して、回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項5記載の下肢改善器具。
これにより、下肢の屈伸及び伸長を行うときに、足当体などは傾動体などに対して、下腿の中心を回動軸として回動可能であるから、足、足首、膝、腰などの左右の向きを無理のかからない向きに変えることができ、しかもこの向きの変更を下肢の屈伸及び伸長のたびに実現できる。
[7]上記スライド体の往動に連動して、上記傾動体は当該スライド体に対して向きを変えるとともに、上記足当体は傾動体に対して往動しかつ回動し、また上記スライド体の復動に連動して、当該傾動体は当該スライド体に対して変化した向きを復帰させ、当該足当体は上記傾動体に対して上記往動及び回動を復帰させることを特徴とする請求項6記載の下肢改善器具。
これにより、スライド体の往復動と、傾動体の向き変化と、足当体の往復動及び回動とが同期して連動し、円滑な下肢改善を実現できる。
[8]上記傾動体は上記スライド体に対してスライド体の往復動方向にほぼ沿って向きを変えている間、上記足当体の端は上記スライド体に常に当接していることを特徴とする請求項7記載の下肢改善器具。 これにより、足当体に当接している足をスライド体に乗せたままにでき、実際の要介護者・患者・障害者などの感想では、足の重さを感じず、まるで無重力状態にあるかのような感触であるとの感触であり、足が疲れない状態で下肢の改善を行うことができる。
[9]上記スライド体は、ほぼ水平方向に往復動され、このスライド体には当該スライド体の往復動の方向を一方向にのみ規制する規制機構が取り付けられていることを特徴とする請求項8記載の下肢改善器具。 これにより、下肢改善の運動方向を規制して安定させることができる。
膝の屈伸及び伸長を行う下肢の改善で、牽引位置を変えて、最適な位置、最適な力の伝達状態を選択する。 基台1のスライド溝2に沿ってスライド台4が往復動され、このスライド台4の中央に傾動板6が蝶番7で回動可能に起立され、この傾動板6の表面に長穴11、ボルト14及びナット15で足当部12が左右に回動可能及び上下に往復動可能に取り付けられる。
傾動板6の左右の連結穴21…に牽引紐22…の一端が結ばれ、この牽引紐22…の他端の握り部24を引いたり緩めたりし、傾動板6とともに足当部12が往復動し、膝が屈伸及び伸長され下肢が改善される。牽引紐22…の一端が連結される連結穴21…を切り換えると、下肢の屈伸及び伸長を行うのに、最適な個所が選ばれ、改善を重点的に行う部分をかかと、土踏まず、つま先とで切り換えられる。
下肢改善器具の側面を示す。 下肢改善器具の正面を示す。 下肢改善器具の背面を示す。 下肢改善器具の第二実施形態の側面を示す。 下肢改善器具の第二実施形態の正面を示す。
1…基台、2…スライド溝(規制機構)、
3…ストッパ、4…スライド台(スライド体、スライド傾動体)、
5…コロ車輪(規制機構)、6…傾動板(傾動体、スライド傾動体)、
7…蝶番、11…長穴、12…足当部(足当体)、
13…延出部(足当体)、14…ボルト、15…ナット、
16…当接部、21…連結穴(牽引体、連結位置変更機構)、
22…牽引紐(牽引体)、23…結び目(連結位置変更機構)、
24…握り部(牽引体)、25…係合穴、
31…基台、32…ガイド板、33…長穴、
34…スライド傾動板(スライド体、傾動体、スライド傾動体)、
35…補助板、36…蝶番、37…コロ車輪。

Claims (9)

  1. 少なくとも一方向に往復動可能に配置され、さらに起立可能にも配置され、この往復動方向にほぼ沿って向きを変えることができるスライド傾動体と、
    このスライド傾動体に取り付けられ、足の裏が当接する足当体と、
    この足当体またはスライド傾動体に一端が連結され、他端が手に握られて、手の力で足当体、スライド傾動体をスライドさせるための牽引体とを備えたことを特徴とする下肢改善器具。
  2. 少なくとも一方向に往復動可能に配置されたスライド体と、
    このスライド体に対して起立して取り付けられ、当該スライド体に対して上記スライド体の往復動方向にほぼ沿って向きを変えることができる傾動体と、
    この傾動体に取り付けられ、足の裏が当接する足当体と、
    この足当体、傾動体またはスライド体に一端が連結され、他端が手に握られて、手の力で足当体、傾動体及びスライド体をスライドさせるための牽引体とを備えたことを特徴とする下肢改善器具。
  3. 上記牽引体の一端には、上記足当体、スライド体または傾動体に対する連結位置が変更または移動させるための連結位置変更機構が設けられていることを特徴とする請求項2記載の下肢改善器具。
  4. 上記牽引体の一端の連結位置は、上記足当体に当接する足のかかと付近からつま先付近までの間で変更または移動されることを特徴とする請求項3記載の下肢改善器具。
  5. 上記足当体は上記スライド体または傾動体に対して、足のつま先の中心とかかとの中心をつなぐ方向に沿って往復動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項4記載の下肢改善器具。
  6. 上記足当体は上記スライド体または傾動体に対して、回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項5記載の下肢改善器具。
  7. 上記スライド体の往動に連動して、上記傾動体は当該スライド体に対して向きを変えるとともに、上記足当体は傾動体に対して往動しかつ回動し、また上記スライド体の復動に連動して、当該傾動体は当該スライド体に対して変化した向きを復帰させ、当該足当体は上記傾動体に対して上記往動及び回動を復帰させることを特徴とする請求項6記載の下肢改善器具。
  8. 上記傾動体は上記スライド体に対してスライド体の往復動方向にほぼ沿って向きを変えている間、上記足当体の端は上記スライド体に常に当接していることを特徴とする請求項7記載の下肢改善器具。
  9. 上記スライド体は、ほぼ水平方向に往復動され、このスライド体には当該スライド体の往復動の方向を一方向にのみ規制する規制機構が取り付けられていることを特徴とする請求項8記載の下肢改善器具。
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