JP2012004631A - タイムスタンプ補正回路および符号化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の符号化ストリームそれぞれのタイムスタンプを確度の高い値に補正する。
【解決手段】第1タイムスタンプ取得部3が第1ストリームから第1タイムスタンプを取得して、第1タイムスタンプ期待値生成部4がその第1タイムスタンプの値を予測して第1期待値を生成し、第1タイムスタンプ差分値算出部5が第1タイムスタンプと第1期待値の差分を求めて第1差分値を生成する。第2ストリームからも第2差分値を生成して、タイムスタンプ異常検出部10が第1および第2差分値から第1または第2タイムスタンプの異常を検出し、第1タイムスタンプ補正部11および第2タイムスタンプ補正部12が第1および第2差分値を用いて補正する。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数種類の信号を符号化した際に、符号化ストリームのタイムスタンプを補正して多重化するタイムスタンプ補正回路と、このタイムスタンプ補正回路を備えた符号化装置に関するものである。
従来の符号化装置は、映像信号および音声信号をそれぞれ圧縮して映像符号化ストリームおよび音声符号化ストリームを生成し、システムクロックがカウントする基準時刻をタイムスタンプとして各符号化ストリームに付与し、それらを多重化したトランスポートストリームを出力する。
このようなトランスポートストリームから、他のトランスポートストリームに切り換える場合、両トランスポートストリームの連続性を保つために同期させて切り換える必要がある。例えば特許文献1に、第一トランスポートストリームおよび第二トランスポートストリーム(以下、第一ストリームおよび第二ストリーム)を同期させ切り換えるトランスポートストリーム切換装置が提案されている。
図5は、特許文献1に係るトランスポート切換装置の構成を示すブロック図である。図5において、トランスポートストリーム切換装置100は、第一ストリームの入力端子101と、第二ストリームの入力端子102と、第一ストリームのPCR(Program Clock Reference)を取得するPCR取得部103と、第二ストリームのタイムスタンプを取得するタイムスタンプ取得部104と、システムクロックを発振する発振器(自走システムクロック発振器)105と、基準時刻を生成する基準時刻生成部106と、第二ストリームのPCR取得および変更部107と、タイムスタンプ補正値を算出するタイムスタンプ算出部108と、第二ストリームのタイムスタンプ値を変更するタイムスタンプ取得および変更部109と、第一ストリームおよび第二ストリームを同期させて切り換え出力する切り換え部110と、出力ストリームの出力端子111とを備える。
次に、トランスポートストリーム切換装置100の動作を説明する。
入力端子101から入力される第一ストリームに対し、PCR取得部103がPCRを取得し、タイムスタンプ取得部104がタイムスタンプ(PTS:Presentation Time Stamp、またはDTS:Decoding Time Stamp)を取得する。
基準時刻生成部106は、PCR取得部103が取得した第一ストリームのPCRを基準としてセットし、第一ストリームに第二ストリームを同期させるための基準時刻を、発振器105のシステムクロックにより生成する。
入力端子102から入力される第二ストリームに対し、PCR取得および変更部107がPCRを検出する毎に基準時刻生成部106から基準時刻を読み出し、第二ストリームのPCRを基準時刻の値に変更する。タイムスタンプ算出部108は、PCR取得および変更部107より変更前の第二ストリームのPCRを取得し、基準時刻との差分を求める。タイムスタンプ取得および変更部109は、タイムスタンプ算出部108の差分結果に基づいて、第二ストリームのタイムスタンプを変更する。これにより、第二ストリームが第一ストリームに同期する。
切り換え部110は、入力端子101から入力される第一ストリームと、タイムスタンプ取得および変更部109でタイムスタンプが補正された第二ストリームとを切り換えて出力する。
このようにして、任意のトランスポート切り換えタイミングにおいても、第一ストリームのタイムスタンプを基準にして第二ストリームのタイムスタンプを補正することにより、タイムスタンプが不連続にならないトランスポートに切り換えて出力することができる。
特開2006−121601号公報(第12頁、図1)
しかしながら、特許文献1のトランスポートストリーム切換装置100は、第一ストリームが正常に安定動作していることを前提として、第一ストリームのタイムスタンプを基準にして第二ストリームのタイムスタンプを補正するので、第一ストリームのPCRまたはタイムスタンプに異常が発生した場合には、それに基づいて補正した第二ストリームのタイムスタンプも異常となる課題があった。
また、符号化装置を冗長構成にした場合、複数の符号化装置のタイムスタンプを同期させる必要があるため、任意のタイミングで外部から設定される基準時刻に追従する必要がある。そのため、1のトランスポートストリームのみでタイムスタンプの不連続を検出する構成では、いずれかの符号化装置が誤動作して不連続になったのか、または外部から基準時刻が設定し直されたため不連続になったのかの区別ができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、複数の符号化ストリームそれぞれのタイムスタンプを確度の高い値に補正することを目的とする。
この発明に係るタイムスタンプ補正回路は、第1ストリームから第1タイムスタンプの値を取得する第1タイムスタンプ取得部と、第2ストリームから第2タイムスタンプの値を取得する第2タイムスタンプ取得部と、第1タイムスタンプの値を予測して第1期待値を生成する第1タイムスタンプ期待値生成部と、第2タイムスタンプの値を予測して第2期待値を生成する第2タイムスタンプ期待値生成部と、第1タイムスタンプの値と第1期待値との差分を算出して第1差分値を生成する第1タイムスタンプ差分値算出部と、第2タイムスタンプの値と第2期待値との差分を算出して第2差分値を生成する第2タイムスタンプ差分値算出部と、第1差分値および第2差分値に基づいて、第1タイムスタンプまたは第2タイムスタンプの値の異常を検出するタイムスタンプ異常検出部と、タイムスタンプ異常検出部で第1タイムスタンプの異常が検出されると、当該第1タイムスタンプの値を補正する第1タイムスタンプ補正部と、タイムスタンプ異常検出部で第2タイムスタンプの異常が検出されると、当該第2タイムスタンプの値を補正する第2タイムスタンプ補正部とを備えるものである。
この発明に係る符号化装置は、所定周期でカウントする基準カウンタと、第1信号をフレーム単位の符号化データに符号化し、基準カウンタのカウンタ値を取得して当該符号化データに第1タイムスタンプとして付与して第1ストリームを生成する第1符号化部と、第2信号をフレーム単位の符号化データに符号化し、基準カウンタのカウンタ値を取得して当該符号化データに第2タイムスタンプとして付与して第2ストリームを生成する第2符号化部と、上述のタイムスタンプ補正回路と、タイムスタンプ補正回路の第1タイムスタンプ補正部が出力した第1ストリームと第2タイムスタンプ補正部が出力した第2ストリームとを多重化する多重化部とを備えるものである。
この発明に係る符号化装置は、所定周期でカウントする基準カウンタと、第1信号をフレーム単位の符号化データに符号化し、基準カウンタのカウンタ値を取得して当該符号化データに第1タイムスタンプとして付与して第1ストリームを生成する第1符号化部と、第2信号をフレーム単位の符号化データに符号化し、基準カウンタのカウンタ値を取得して当該符号化データに第2タイムスタンプとして付与して第2ストリームを生成する第2符号化部と、基準カウンタのカウンタ値をフレーム単位に取得して、基準カウンタ値とする基準カウンタ値取得部と、第1ストリームから第1タイムスタンプの値を取得する第1タイムスタンプ取得部と、第2ストリームから第2タイムスタンプの値を取得する第2タイムスタンプ取得部と、第1タイムスタンプ取得部が取得する第1タイムスタンプの値を予測して第1期待値を生成する第1タイムスタンプ期待値生成部と、第2タイムスタンプ取得部が取得する第2タイムスタンプの値を予測して第2期待値を生成する第2タイムスタンプ期待値生成部と、基準カウンタ値取得部が取得する基準カウンタ値を予測して基準カウンタ期待値を生成する基準カウンタ期待値生成部と、第1タイムスタンプ取得部が取得した第1タイムスタンプの値と第1期待値との差分を算出して第1差分値を生成する第1タイムスタンプ差分値算出部と、第2タイムスタンプ取得部が取得した第2タイムスタンプの値と第2期待値との差分を算出して第2差分値を生成する第2タイムスタンプ差分値算出部と、基準カウンタ値取得部が取得した基準カウンタ値と基準カウンタ期待値との差分を算出して基準カウンタ差分値を生成する基準カウンタ差分値算出部と、第1差分値、第2差分値および基準カウンタ差分値に基づいて、第1タイムスタンプまたは第2タイムスタンプの値の異常を検出するタイムスタンプ異常検出部と、タイムスタンプ異常検出部で第1タイムスタンプの異常が検出されると、当該第1タイムスタンプの値を補正する第1タイムスタンプ補正部と、タイムスタンプ異常検出部で第2タイムスタンプの異常が検出されると、当該第2タイムスタンプの値を補正する第2タイムスタンプ補正部と、第1タイムスタンプ補正部が出力した第1ストリームと第2タイムスタンプ補正部が出力した第2ストリームとを多重化する多重化部とを備えるものである。
この発明によれば、ストリーム毎のタイムスタンプを取得し、各ストリームについて取得したタイムスタンプと予測したタイムスタンプの期待値との差分値を算出し、差分値の比較結果からタイムスタンプが異常となっているストリームを検出して補正するようにしたので、複数の符号化ストリームのうちどのストリームでタイムスタンプの異常が発生した場合でも、タイムスタンプを確度の高い値に補正することができる。
この発明によれば、ストリーム毎のタイムスタンプの情報に加えて、基準カウンタの情報を用いてタイムスタンプが異常となっているストリームを検出して補正するようにしたので、タイムスタンプの異常検出要素を増やすことによりタイムスタンプ補正の確度を高めることができる。
この発明の実施の形態1に係る符号化装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る符号化装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る符号化装置の動作を示すフローチャートの続きである。 この発明の実施の形態2に係る符号化装置の構成を示すブロック図である。 特許文献1に係るトランスポート切換装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1に示すように、実施の形態1に係る符号化装置は、第1信号および第2信号をそれぞれ符号化して多重化した出力ストリームを生成する装置であり、以下の説明では第1信号を映像信号、第2信号を音声信号とする。
符号化装置は、第1信号(映像信号)を処理する第1符号化部2、第1タイムスタンプ取得部3、第1タイムスタンプ期待値生成部4、第1タイムスタンプ差分値算出部5、第1タイムスタンプ補正部11を備える。また、第2信号(音声信号)を処理する第2符号化部6、第2タイムスタンプ取得部7、第2タイムスタンプ期待値生成部8、第2タイムスタンプ差分値算出部9、第2タイムスタンプ補正部12を備える。さらに、第1信号および第2信号に共通する処理を行うための基準カウンタ1、タイムスタンプ異常検出部10、多重化部13を備える。
以下、図2および図3に示すフローチャートを用いて、符号化装置を詳細に説明する。
基準カウンタ1は、基準クロック(例えば27MHz)のシステムクロックを生じさせる発振器を有し、設定された基準時刻情報に同期して基準クロックでカウントする。このカウンタ値が、後述する符号化データに付加されるタイムスタンプの元になる。
第1符号化部2は、第1信号を符号化して符号化データを生成する(ステップST1)。また、第1符号化部2は、この符号化データの符号化フレーム毎に基準カウンタ1のカウンタ値を参照して、そのカウンタ値にオフセットを増減した値(第1タイムスタンプ)を符号化データに付加する(ステップST2)。この符号化データは、符号化ストリームとして第1タイムスタンプ取得部3および第1タイムスタンプ補正部11へ出力される(ステップST3)。
第1信号が映像信号の場合、その映像ストリームには、1ビデオフレーム毎に、そのフレームデータが復号されるタイミングを示すDTSと、再生されるタイミングを示すPTSが第1タイムスタンプとして設定される。なお、第1符号化部2および後述する第2符号化部6におけるタイムスタンプ付与処理については公知の技術であるため詳細な説明を省略する。例えば、1フレーム分のカウンタ値n=3003とすると、先頭のピクチャ(フレーム)でDTS(n)が設定されると、次のピクチャのDTSはn+3003となり、以降連続的に復号されるタイミングとしてDTSがn+6006、n+9009、n+12012、n+15015というように設定される。一方、PTSは、DTSに基づいて設定される値であるが、ピクチャによっては復号されるタイミングと再生されるタイミングが異なるためDTSとPTSで値が異なる。ただし、例えばBピクチャはDTSとPTSの値が等しくなるため、PTSのみ設定すればよい。また、Bピクチャが存在しない場合には、IピクチャおよびPピクチャにPTSのみ設定すればよい。
第1タイムスタンプ取得部3は、符号化ストリーム(映像ストリーム)から第1タイムスタンプを取得し、第1タイムスタンプ期待値生成部4および第1タイムスタンプ差分値算出部5へ出力する(ステップST4)。なお、対象が映像ストリームの場合、取得するタイムスタンプの種類は基本的にDTSとするが、上述のようにピクチャタイプによってはPTSしか付加されていない場合があるため、その場合にはDTS相当のPTSを代用する。
第1タイムスタンプ差分値算出部5は、第1タイムスタンプ期待値生成部4が前フレーム処理時に生成した第1期待値を取得して(ステップST5)、第1タイムスタンプ取得部3が取得した現フレームの第1タイムスタンプとの差分を算出し、第1差分値としてタイムスタンプ異常検出部10へ出力する(ステップST6)。正常時においては、この差分値は0となる。
第1期待値は、次フレームで第1タイムスタンプ取得部3が取得すると予測される第1タイムスタンプの値である。その詳細は後述する。
第2符号化部6においても、第1符号化部2と同様の動作を並行して行う。第2符号化部6は第2信号(音声信号)を符号化して符号化データを生成する(ステップST1’)。また、第2符号化部6は、この符号化データの符号化フレーム毎に基準カウンタ1のカウンタ値を参照して、そのカウンタ値にオフセットを増減した値(第2タイムスタンプ)を符号化データに付加する(ステップST2’)。この符号化データは、符号化ストリームとして第2タイムスタンプ取得部7および第2タイムスタンプ補正部12へ出力される(ステップST3’)。
第2タイムスタンプ取得部7は、符号化ストリーム(音声ストリーム)から第2タイムスタンプを取得し、第2タイムスタンプ期待値生成部8および第2タイムスタンプ差分値算出部9へ出力する(ステップST4’)。なお、対象が音声ストリームの場合、取得するタイムスタンプの種類はPTSとする。
第2タイムスタンプ差分値算出部9は、第2タイムスタンプ期待値生成部8が前フレーム処理時に生成した第2期待値を取得して(ステップST5’)、第2タイムスタンプ取得部7が取得した現フレームの第2タイムスタンプとの差分を算出し、第2差分値としてタイムスタンプ異常検出部10へ出力する(ステップST6’)。正常時においては、この差分値は0となる。
第2期待値は、次フレームで第2タイムスタンプ取得部7が取得すると予測される第2タイムスタンプの値である。その詳細は後述する。
タイムスタンプ異常検出部10は、第1差分値と第2差分値とに基づいてタイムスタンプが異常な符号化ストリームを検出し、異常と判定した符号化ストリームのタイムスタンプの補正値を算出する(ステップST7)。異常が映像ストリームにあれば、その補正値に第1差分値を用い、異常が音声ストリームにあれば、その補正値に第2差分値を用いる。
タイムスタンプ異常検出部10は、正常または異常を示す判定結果と補正値とを第1タイムスタンプ補正部11および第2タイムスタンプ補正部12へ出力すると共に、異常有無の判定に基づくタイムスタンプのロード有無通知を第1タイムスタンプ期待値生成部4および第2タイムスタンプ期待値生成部8へ出力する(ステップST8)。
ここで、タイムスタンプ異常検出部10の判定条件を説明する。
タイムスタンプ異常検出部10は、第1差分値と第2差分値が共に0の場合、第1および第2タイムスタンプとも正常と判定し、第1タイムスタンプ補正部11および第2タイムスタンプ補正部12へ「正常」、即ちタイムスタンプ補正不要の旨を通知する。
そして、第1タイムスタンプ期待値生成部4および第2タイムスタンプ期待値生成部8へは「タイムスタンプのロード有り」、即ち取得した現フレームのタイムスタンプにフレーム間差分の時間を加算して、次フレームで取得すると予測されるタイムスタンプの期待値を生成する旨を通知する。なお、映像ストリームの場合、フレーム間差分の時間は、DTSなら1フレーム分のカウンタ値、PTSならピクチャタイプに応じた所定フレーム分のカウンタ値となる。
また、第1差分値と第2差分値のうちの少なくともいずれか一方が0以外で、かつ、両差分値が同一値でない場合、タイムスタンプ異常検出部10は基準カウンタ1の瞬間的な揺らぎ、または第1符号化部2もしくは第2符号化部6の誤動作と判定し、差分値が0以外の符号化ストリームのタイムスタンプ補正部(第1または第2タイムスタンプ補正部11,12)へ「異常」、即ちタイムスタンプ補正要の旨と、補正値とを通知する。一方、差分値が0の符号化ストリームのタイムスタンプ補正部(第1または第2タイムスタンプ補正部11,12)へ「正常」を通知する。
そして、「正常」な符号化ストリームの期待値生成部(第1または第2タイムスタンプ期待値生成部4,8)へは「タイムスタンプのロード有り」、即ち取得した現フレームのタイムスタンプにフレーム間差分のカウンタ値を加算して、次フレームで取得すると予測されるタイムスタンプの期待値を生成する旨を通知する。一方、「異常」な符号化ストリームの期待値生成部(第1または第2タイムスタンプ期待値生成部4,8)へは「タイムスタンプのロード無し」、即ち現フレームの期待値にフレーム間差分のカウンタ値を加算して、次フレームで取得すると予測されるタイムスタンプの期待値を生成する旨を通知する。
さらに、第1差分値と第2差分値が共に0以外で、かつ、両差分値が同一値である場合、タイムスタンプ異常検出部10は基準カウンタ1に新時間軸の基準時刻情報が設定されたと判定し、第1タイムスタンプ補正部11および第2タイムスタンプ補正部12へ「正常」、即ちタイムスタンプ補正不要の旨を通知する。
そして、第1タイムスタンプ期待値生成部4および第2タイムスタンプ期待値生成部8へは「タイムスタンプのロード有り」、即ち取得した現フレームのタイムスタンプにフレーム間差分のカウンタ値を加算して、次フレームで取得すると予測されるタイムスタンプの期待値を生成する旨を通知する。
第1タイムスタンプ補正部11は、タイムスタンプ異常検出部10が出力する正常または異常を示す判定結果の通知に応じて、第1符号化部2から入力される符号化ストリームの第1タイムスタンプをスルー出力するか、補正値で補正するかして、多重化部13へ出力する。
タイムスタンプ異常検出部10から「正常」を示す通知がされた場合(ステップST9“無”)、第1タイムスタンプ補正部11は第1符号化部2から入力される第1タイムスタンプを補正せずにそのまま出力する。
一方、タイムスタンプ異常検出部10から「異常」および「補正値(第1差分値)」を示す通知がされた場合(ステップST9“有”)、第1タイムスタンプ補正部11は通知された補正値分で第1タイムスタンプを補正して出力する(ステップST10)。なお、対象が映像ストリームの場合、補正するタイムスタンプの種類はDTSおよびPTSとする。
第2タイムスタンプ補正部12は、第1タイムスタンプ補正部11と同様の動作を並行して行い、タイムスタンプ異常検出部10が出力する正常または異常を示す判定結果の通知に応じて第2符号化部6から入力される符号化ストリームの第2タイムスタンプをスルー出力するか、補正値で補正するかして、多重化部13へ出力する。
タイムスタンプ異常検出部10から「正常」を示す通知がされた場合(ステップST9’“無”)、第2タイムスタンプ補正部12は、第2符号化部6から入力される第2タイムスタンプを補正せずにそのまま出力する。
一方、タイムスタンプ異常検出部10から「異常」および「補正値(第2差分値)」を示す通知がされた場合(ステップST9’“有”)、第2タイムスタンプ補正部12は通知された補正値分で第2タイムスタンプを補正して出力する(ステップST10’)。なお、対象が音声ストリームの場合、補正するタイムスタンプの種類はPTSとする。
多重化部13は、第1タイムスタンプ補正部11から入力される符号化ストリームと、第2タイムスタンプ補正部12から入力される符号化ストリームとを多重化し、装置外部へ出力する(ステップST14)。
第1タイムスタンプ期待値生成部4は、タイムスタンプ異常検出部10から通知される現フレームのロード有無通知に応じて、次フレームで第1タイムスタンプ取得部3が取得すると予測される第1タイムスタンプの期待値を生成し、第1期待値とする。第1期待値は、次回のステップST4にて、次フレーム処理のために第1タイムスタンプ差分値算出部5へ出力される。
タイムスタンプ異常検出部10から「タイムスタンプのロード有り」を表すロード有無通知がされた場合(ステップST11“有”)、第1タイムスタンプ期待値生成部4は第1タイムスタンプ取得部3から入力された現フレームの第1タイムスタンプにフレーム間差分のカウンタ値を加算し、これを次フレームの第1期待値とする(ステップST12)。
一方、タイムスタンプ異常検出部10から「タイムスタンプのロード無し」を表すロード有無通知がされた場合(ステップST11“無”)、第1タイムスタンプ期待値生成部4は前回算出した第1期待値にフレーム間差分のカウンタ値を加算し、これを次フレームの第1期待値とする(ステップST13)。
第2タイムスタンプ期待値生成部8においても、第1タイムスタンプ期待値生成部4と同様の動作を並行して行う。第2タイムスタンプ期待値生成部8は、タイムスタンプ異常検出部10から通知される現フレームのロード有無通知に応じて、次フレームで第2タイムスタンプ取得部7が取得すると予測される第2タイムスタンプの期待値を生成し、第2期待値とする。第2期待値は、次回のステップST4’にて、次フレーム処理のために第2タイムスタンプ差分値算出部9へ出力される。
タイムスタンプ異常検出部10から「タイムスタンプのロード有り」を表すロード有無通知がされた場合(ステップST11’“有”)、第2タイムスタンプ期待値生成部8は第2タイムスタンプ取得部7から入力された現フレームの第2タイムスタンプにフレーム間差分のカウンタ値を加算し、これを次フレームの第2期待値とする(ステップST12’)。
一方、タイムスタンプ異常検出部10から「タイムスタンプのロード無し」を表すロード有無通知がされた場合(ステップST11’“無”)、第2タイムスタンプ期待値生成部8は前回算出した第2期待値にフレーム間差分のカウンタ値を加算し、これを次フレームの第2期待値とする(ステップST13’)。
以上、実施の形態1によれば、符号化装置は、所定周期でカウントする基準カウンタ1と、第1信号をフレーム単位の符号化データに符号化し、基準カウンタ1のカウンタ値を取得して符号化データに第1タイムスタンプとして付与して第1ストリームを生成する第1符号化部2と、第2信号をフレーム単位の符号化データに符号化し、基準カウンタ1のカウンタ値を取得して符号化データに第2タイムスタンプとして付与して第2ストリームを生成する第2符号化部6と、第1ストリームから第1タイムスタンプの値を取得する第1タイムスタンプ取得部3と、第2ストリームから第2タイムスタンプの値を取得する第2タイムスタンプ取得部7と、第1タイムスタンプの値を予測して第1期待値を生成する第1タイムスタンプ期待値生成部4と、第2タイムスタンプの値を予測して第2期待値を生成する第2タイムスタンプ期待値生成部8と、第1タイムスタンプの値と第1期待値との差分を算出して第1差分値を生成する第1タイムスタンプ差分値算出部5と、第2タイムスタンプの値と第2期待値との差分を算出して第2差分値を生成する第2タイムスタンプ差分値算出部9と、第1差分値および第2差分値に基づいて第1タイムスタンプまたは第2タイムスタンプの値の異常を検出するタイムスタンプ異常検出部10と、タイムスタンプ異常検出部10で第1タイムスタンプの異常が検出されると第1タイムスタンプの値を補正する第1タイムスタンプ補正部11と、タイムスタンプ異常検出部10で第2タイムスタンプの異常が検出されると第2タイムスタンプの値を補正する第2タイムスタンプ補正部12と、第1タイムスタンプ補正部11が出力した第1ストリームと第2タイムスタンプ補正部12が出力した第2ストリームとを多重化する多重化部13とを備えるように構成した。このため、従来のようにどちらか一方のタイムスタンプを基準にして他方のタイムスタンプの正常/異常を判定するのではなく、第1期待値と第2期待値を用いて第1タイムスタンプと第2タイムスタンプをそれぞれ正常か異常か判定できるようになる。よって、第1ストリームおよび第2ストリームのどちらのタイムスタンプに異常が発生しても、タイムスタンプを確度の高い値に補正することができる。
また、実施の形態1によれば、タイムスタンプ異常検出部10が、第1差分値と第2差分値が同一値であれば第1タイムスタンプおよび第2タイムスタンプとも正常と判定し、異なる値であれば第1差分値と第2差分値のうち差分値が0になったタイムスタンプを正常、差分値が0以外になったタイムスタンプを異常と判定するようにしたので、タイムスタンプの異常が基準カウンタ1の瞬間的な揺らぎ、または第1符号化部2もしくは第2符号化部6の誤動作に起因するものか、基準カウンタ1に新時間軸の基準時刻情報が設定されたことに起因するものかを判定して、タイムスタンプを補正することができる。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係る符号化装置の構成を示すブロック図であり、図4において図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。本実施の形態2に係る符号化装置は、新たに基準カウンタ値取得部14、基準カウンタ期待値生成部15、基準カウンタ差分値算出部16を備える。
基準カウンタ値取得部14は、基準カウンタ1のカウンタ値を任意の一定周期(例えば、第1符号化部2のビデオフレーム周期)で取得し、基準カウンタ値として基準カウンタ期待値生成部15および基準カウンタ差分値算出部16へ出力する。
基準カウンタ期待値生成部15は、タイムスタンプ異常検出部10から通知される現フレームのロード有無通知に応じて、次の周期(例えば、次のビデオフレーム)で基準カウンタ値取得部14が取得すると予測される基準カウンタ値の期待値を生成し、基準カウンタ期待値とする。基準カウンタ期待値は、次フレーム処理のために基準カウンタ差分値算出部16へ出力される。
基準カウンタ差分値算出部16は、基準カウンタ期待値生成部15が前フレーム処理時に生成した基準カウンタ期待値を取得して、基準カウンタ値取得部14が取得した現フレームの基準カウンタ値との差分を算出し、基準カウンタ差分値としてタイムスタンプ異常検出部10へ出力する。正常時においては、この差分値は0となる。
タイムスタンプ異常検出部10は、第1タイムスタンプ差分値算出部5から入力される第1差分値と、第2タイムスタンプ差分値算出部9から入力される第2差分値に加え、基準カウンタ差分値算出部16から入力される基準カウンタ差分値に基づいて、タイムスタンプが異常な符号化ストリームを検出し、異常と判定した符号化ストリームのタイムスタンプの補正値または基準値を算出する。補正値、基準値は後述する。
ここで、実施の形態2におけるタイムスタンプ異常検出部10の判定条件を説明する。
タイムスタンプ異常検出部10は、第1差分値、第2差分値、基準カウンタ差分値が3種全て一致した場合、この3種全てを正常と判定し、第1タイムスタンプ補正部11および第2タイムスタンプ補正部12へ「正常」、即ちタイムスタンプ補正不要の旨を通知する。
そして、第1タイムスタンプ期待値生成部4、第2タイムスタンプ期待値生成部8および基準カウンタ期待値生成部15へは「タイムスタンプのロード有り」、即ち取得した現フレームのタイムスタンプまたは基準カウンタ値にフレーム間差分のカウンタ値を加算して、次フレームで取得すると予測されるタイムスタンプまたは基準カウンタ値の期待値を生成する旨を通知する。
また、第1差分値、第2差分値、基準カウンタ差分値が3種全て不一致の場合、タイムスタンプ異常検出部10は基準カウンタ1の瞬間的な揺らぎ、または第1符号化部2もしくは第2符号化部6の誤動作と判定し、差分値が0以外の符号化ストリームのタイムスタンプ補正部(第1または第2タイムスタンプ補正部11,12)へ「異常」、即ちタイムスタンプ補正要の旨を通知する。一方、差分値が0の符号化ストリームのタイムスタンプ補正部(第1または第2タイムスタンプ補正部11,12)へ「正常」を通知する。
そして、「正常」な符号化ストリームの期待値生成部(第1または第2タイムスタンプ期待値生成部4,8)および基準カウンタ期待値生成部15へは「タイムスタンプのロード有り」、即ち取得した現フレームのタイムスタンプまたは基準カウンタ値にフレーム間差分のカウンタ値を加算して、次フレームで取得すると予測されるタイムスタンプまたは基準カウンタ値の期待値を生成する旨を通知する。一方、「異常」な符号化ストリームの期待値生成部(第1または第2タイムスタンプ期待値生成部4,8)および基準カウンタ期待値生成部15へは「タイムスタンプのロード無し」、即ち現フレームの期待値にフレーム間差分のカウンタ値を加算して、次フレームで取得すると予測されるタイムスタンプまたは基準カウンタ値の期待値を生成する旨を通知する。
さらに、第1差分値、第2差分値、基準カウンタ差分値のうちの過半数(この場合は2種)以上が一致した場合、過半数以上で一致した符号化ストリームのタイムスタンプを正常と判定し、この符号化ストリームのタイムスタンプ補正部(第1または第2タイムスタンプ補正部11,12)へ「正常」、即ちタイムスタンプ補正不要の旨を通知する。また、この符号化ストリームのタイムスタンプを基準値とする。一方、一致しなかった符号化ストリームのタイムスタンプ補正部(第1または第2タイムスタンプ補正部11,12)へ「異常」、即ちタイムスタンプ補正要の旨と、上述の基準値とを通知する。
そして、「正常」な符号化ストリームの期待値生成部(第1または第2タイムスタンプ期待値生成部4,8)および基準カウンタ期待値生成部15へは「タイムスタンプのロード有り」、即ち取得した現フレームのタイムスタンプまたは基準カウンタ値にフレーム間差分のカウンタ値を加算して、次フレームで取得すると予測されるタイムスタンプまたは基準カウンタ値の期待値を生成する旨を通知する。一方、「異常」な符号化ストリームの期待値生成部(第1または第2タイムスタンプ期待値生成部4,8)および基準カウンタ期待値生成部15へは「基準値」と「タイムスタンプのロード無し」、即ち基準値にフレーム間差分のカウンタ値を加算して、次フレームで取得すると予測されるタイムスタンプまたは基準カウンタ値の期待値を生成する旨を通知する。
タイムスタンプ異常検出部10から「タイムスタンプのロード有り」を表すロード有無通知がされた場合、第1タイムスタンプ期待値生成部4、第2タイムスタンプ期待値生成部8および基準カウンタ期待値生成部15はそれぞれ、第1タイムスタンプ取得部3、第2タイムスタンプ取得部7および基準カウンタ値取得部14から入力された現フレームのタイムスタンプまたは基準カウンタ値にフレーム間差分のカウンタ値を加算し、これを次フレームの期待値とする。
一方、タイムスタンプ異常検出部10から「タイムスタンプのロード無し」を表すロード有無通知がされた場合、第1タイムスタンプ期待値生成部4、第2タイムスタンプ期待値生成部8および基準カウンタ期待値生成部15はそれぞれ、現フレームの期待値にフレーム間差分のカウンタ値を加算し、これを次フレームの期待値とする。
さらに、タイムスタンプ異常検出部10から「タイムスタンプのロード無し」を表すロード有無通知と共に「基準値」が通知された場合には、第1タイムスタンプ期待値生成部4、第2タイムスタンプ期待値生成部8および基準カウンタ期待値生成部15はそれぞれ、通知された基準値にフレーム間差分のカウンタ値を加算し、これを次フレームの期待値とする。
以上より、実施の形態2によれば、符号化装置は、所定周期でカウントする基準カウンタ1と、第1信号をフレーム単位の符号化データに符号化し、基準カウンタ1のカウンタ値を取得して符号化データに第1タイムスタンプとして付与して第1ストリームを生成する第1符号化部2と、第2信号をフレーム単位の符号化データに符号化し、基準カウンタ1のカウンタ値を取得して符号化データに第2タイムスタンプとして付与して第2ストリームを生成する第2符号化部6と、基準カウンタ1のカウンタ値をフレーム単位に取得して、基準カウンタ値とする基準カウンタ値取得部14と、第1ストリームから第1タイムスタンプの値を取得する第1タイムスタンプ取得部3と、第2ストリームから第2タイムスタンプの値を取得する第2タイムスタンプ取得部7と、第1タイムスタンプ取得部3が取得する第1タイムスタンプの値を予測して第1期待値を生成する第1タイムスタンプ期待値生成部8と、第2タイムスタンプ取得部7が取得する第2タイムスタンプの値を予測して第2期待値を生成する第2タイムスタンプ期待値生成部8と、基準カウンタ値取得部14が取得する基準カウンタ値を予測して基準カウンタ期待値を生成する基準カウンタ期待値生成部15と、第1タイムスタンプ取得部3が取得した第1タイムスタンプの値と第1期待値との差分を算出して第1差分値を生成する第1タイムスタンプ差分値算出部5と、第2タイムスタンプ取得部7が取得した第2タイムスタンプの値と第2期待値との差分を算出して第2差分値を生成する第2タイムスタンプ差分値算出部9と、基準カウンタ値取得部14が取得した基準カウンタ値と基準カウンタ期待値との差分を算出して基準カウンタ差分値を生成する基準カウンタ差分値算出部16と、第1差分値、第2差分値および基準カウンタ差分値に基づいて、第1タイムスタンプまたは第2タイムスタンプの値の異常を検出するタイムスタンプ異常検出部10と、タイムスタンプ異常検出部10で第1タイムスタンプの異常が検出されると第1タイムスタンプの値を補正する第1タイムスタンプ補正部11と、タイムスタンプ異常検出部10で第2タイムスタンプの異常が検出されると第2タイムスタンプの値を補正する第2タイムスタンプ補正部12と、第1タイムスタンプ補正部11が補正した第1ストリームと第2タイムスタンプ補正部12が補正した第2ストリームとを多重化する多重化部13とを備えるように構成した。このため、基準カウンタ1の情報を加えてタイムスタンプの異常検出要素を増やすことにより、タイムスタンプ補正の確度をより高めることができる。
なお、上記実施の形態1,2に係る符号化装置では、第1信号に映像信号、第2信号に音声信号を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば第1、第2信号とも音声信号にしてもよい。
また、上記実施の形態1,2に係る符号化装置のうちの第1タイムスタンプ取得部3、第1タイムスタンプ期待値生成部4、第1タイムスタンプ差分値算出部5、第2タイムスタンプ取得部7、第2タイムスタンプ期待値生成部8、第2タイムスタンプ差分値算出部9、タイムスタンプ異常検出部10、第1タイムスタンプ補正部11、および第2タイムスタンプ補正部12を備えるタイムスタンプ補正回路として構成しても、上記同様の効果を奏することは言うまでもない。
1 基準カウンタ、2 第1符号化部、3 第1タイムスタンプ取得部、4 第1タイムスタンプ期待値生成部、5 第1タイムスタンプ差分値算出部、6 第2符号化部、7 第2タイムスタンプ取得部、8 第2タイムスタンプ期待値生成部、9 第2タイムスタンプ差分値算出部、10 タイムスタンプ異常検出部、11 第1タイムスタンプ補正部、12 第2タイムスタンプ補正部、13 多重化部、14 基準カウンタ値取得部、15 基準カウンタ期待値生成部、16 基準カウンタ差分値算出部、100 トランスポートストリーム切換装置、101 第一ストリームの入力端子、102 第二ストリームの入力端子、103 PCR取得部、104 タイムスタンプ取得部、105 システムクロック、106 基準時刻生成部、107 PCR取得および変更部、108 タイムスタンプ算出部、109 タイムスタンプ取得および変更部、110 切り換え部、111 出力ストリームの出力端子。

Claims (10)

  1. 第1ストリームから第1タイムスタンプの値を取得する第1タイムスタンプ取得部と、
    第2ストリームから第2タイムスタンプの値を取得する第2タイムスタンプ取得部と、
    前記第1タイムスタンプの値を予測して第1期待値を生成する第1タイムスタンプ期待値生成部と、
    前記第2タイムスタンプの値を予測して第2期待値を生成する第2タイムスタンプ期待値生成部と、
    前記第1タイムスタンプの値と前記第1期待値との差分を算出して第1差分値を生成する第1タイムスタンプ差分値算出部と、
    前記第2タイムスタンプの値と前記第2期待値との差分を算出して第2差分値を生成する第2タイムスタンプ差分値算出部と、
    前記第1差分値および前記第2差分値に基づいて、前記第1タイムスタンプまたは前記第2タイムスタンプの値の異常を検出するタイムスタンプ異常検出部と、
    前記タイムスタンプ異常検出部で前記第1タイムスタンプの異常が検出されると、当該第1タイムスタンプの値を補正する第1タイムスタンプ補正部と、
    前記タイムスタンプ異常検出部で前記第2タイムスタンプの異常が検出されると、当該第2タイムスタンプの値を補正する第2タイムスタンプ補正部とを備えるタイムスタンプ補正回路。
  2. タイムスタンプ異常検出部は、第1差分値と第2差分値が同一値であれば第1タイムスタンプおよび第2タイムスタンプとも正常と判定し、異なる値であれば当該第1差分値と第2差分値のうち差分値が0になったタイムスタンプを正常、差分値が0以外になったタイムスタンプを異常と判定することを特徴とする請求項1記載のタイムスタンプ補正回路。
  3. 第1タイムスタンプ期待値生成部は、タイムスタンプ異常検出部で現フレームの第1タイムスタンプが正常と判定された場合に、当該現フレームの第1タイムスタンプにフレーム間差分の時間を加算して次フレームの第1期待値とし、前記タイムスタンプ異常検出部で現フレームの第1タイムスタンプが異常と判定された場合に、当該現フレームの第1期待値にフレーム間差分の時間を加算して次フレームの第1期待値とし、
    第2タイムスタンプ期待値生成部は、前記タイムスタンプ異常検出部で現フレームの第2タイムスタンプが正常と判定された場合に、当該現フレームの第2タイムスタンプにフレーム間差分の時間を加算して次フレームの第2期待値とし、前記タイムスタンプ異常検出部で現フレームの第2タイムスタンプが異常と判定された場合に、当該現フレームの第2期待値にフレーム間差分の時間を加算して次フレームの第2期待値とすることを特徴とする請求項1記載のタイムスタンプ補正回路。
  4. 第1タイムスタンプ補正部は、タイムスタンプ異常検出部で第1タイムスタンプの異常が検出されると、当該第1タイムスタンプの値を第1差分値で補正し、
    第2タイムスタンプ補正部は、前記タイムスタンプ異常検出部で第2タイムスタンプの異常が検出されると、当該第2タイムスタンプの値を第2差分値で補正することを特徴とする請求項1記載のタイムスタンプ補正回路。
  5. 所定周期でカウントする基準カウンタと、
    第1信号をフレーム単位の符号化データに符号化し、前記基準カウンタのカウンタ値を取得して当該符号化データに第1タイムスタンプとして付与して第1ストリームを生成する第1符号化部と、
    第2信号をフレーム単位の符号化データに符号化し、前記基準カウンタのカウンタ値を取得して当該符号化データに第2タイムスタンプとして付与して第2ストリームを生成する第2符号化部と、
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のタイムスタンプ補正回路と、
    前記タイムスタンプ補正回路の第1タイムスタンプ補正部が出力した第1ストリームと第2タイムスタンプ補正部が出力した第2ストリームとを多重化する多重化部とを備える符号化装置。
  6. 所定周期でカウントする基準カウンタと、
    第1信号をフレーム単位の符号化データに符号化し、前記基準カウンタのカウンタ値を取得して当該符号化データに第1タイムスタンプとして付与して第1ストリームを生成する第1符号化部と、
    第2信号をフレーム単位の符号化データに符号化し、前記基準カウンタのカウンタ値を取得して当該符号化データに第2タイムスタンプとして付与して第2ストリームを生成する第2符号化部と、
    前記基準カウンタのカウンタ値をフレーム単位に取得して、基準カウンタ値とする基準カウンタ値取得部と、
    前記第1ストリームから第1タイムスタンプの値を取得する第1タイムスタンプ取得部と、
    前記第2ストリームから第2タイムスタンプの値を取得する第2タイムスタンプ取得部と、
    前記第1タイムスタンプ取得部が取得する第1タイムスタンプの値を予測して第1期待値を生成する第1タイムスタンプ期待値生成部と、
    前記第2タイムスタンプ取得部が取得する第2タイムスタンプの値を予測して第2期待値を生成する第2タイムスタンプ期待値生成部と、
    前記基準カウンタ値取得部が取得する基準カウンタ値を予測して基準カウンタ期待値を生成する基準カウンタ期待値生成部と、
    前記第1タイムスタンプ取得部が取得した第1タイムスタンプの値と前記第1期待値との差分を算出して第1差分値を生成する第1タイムスタンプ差分値算出部と、
    前記第2タイムスタンプ取得部が取得した第2タイムスタンプの値と前記第2期待値との差分を算出して第2差分値を生成する第2タイムスタンプ差分値算出部と、
    前記基準カウンタ値取得部が取得した基準カウンタ値と前記基準カウンタ期待値との差分を算出して基準カウンタ差分値を生成する基準カウンタ差分値算出部と、
    前記第1差分値、前記第2差分値および前記基準カウンタ差分値に基づいて、前記第1タイムスタンプまたは前記第2タイムスタンプの値の異常を検出するタイムスタンプ異常検出部と、
    前記タイムスタンプ異常検出部で前記第1タイムスタンプの異常が検出されると、当該第1タイムスタンプの値を補正する第1タイムスタンプ補正部と、
    前記タイムスタンプ異常検出部で前記第2タイムスタンプの異常が検出されると、当該第2タイムスタンプの値を補正する第2タイムスタンプ補正部と、
    前記第1タイムスタンプ補正部が出力した第1ストリームと前記第2タイムスタンプ補正部が出力した第2ストリームとを多重化する多重化部とを備える符号化装置。
  7. タイムスタンプ異常検出部は、第1差分値、第2差分値および基準カウンタ差分値が全て一致すれば第1タイムスタンプおよび第2タイムスタンプとも正常と判定し、全て不一致であれば当該第1差分値と第2差分値のうち差分値が0になったタイムスタンプを正常、差分値が0以外になったタイムスタンプを異常と判定し、過半数以上が一致すれば当該第1差分値と第2差分値のうち差分値が一致したタイムスタンプを正常、差分値が一致しなかったタイムスタンプを異常と判定することを特徴とする請求項6記載の符号化装置。
  8. タイムスタンプ異常検出部は、第1差分値、第2差分値および基準カウンタ差分値のうちの過半数以上が一致した場合に、当該一致した差分値のタイムスタンプを基準値として出力し、
    第1タイムスタンプ期待値生成部は、前記タイムスタンプ異常検出部から基準値が入力された場合に当該基準値にフレーム間差分の時間を加算して、次フレームの第1期待値とし、
    第2タイムスタンプ期待値生成部は、前記タイムスタンプ異常検出部から基準値が入力された場合に当該基準値にフレーム間差分の時間を加算して、次フレームの第2期待値とし、
    基準カウンタ期待値生成部は、前記タイムスタンプ異常検出部から基準値が入力された場合に当該基準値にフレーム間差分の時間を加算して、次フレームの基準カウンタ期待値とすることを特徴とする請求項7記載の符号化装置。
  9. 第1タイムスタンプ期待値生成部は、タイムスタンプ異常検出部で現フレームの第1タイムスタンプが正常と判定された場合に、当該現フレームの第1タイムスタンプにフレーム間差分の時間を加算して次フレームの第1期待値とし、前記タイムスタンプ異常検出部で現フレームの第1タイムスタンプが異常と判定された場合に、当該現フレームの第1期待値にフレーム間差分の時間を加算して次フレームの第1期待値とし、
    第2タイムスタンプ期待値生成部は、前記タイムスタンプ異常検出部で現フレームの第2タイムスタンプが正常と判定された場合に、当該現フレームの第2タイムスタンプにフレーム間差分の時間を加算して次フレームの第2期待値とし、前記タイムスタンプ異常検出部で現フレームの第2タイムスタンプが異常と判定された場合に、当該現フレームの第2期待値にフレーム間差分の時間を加算して次フレームの第2期待値とすることを特徴とする請求項6記載の符号化装置。
  10. 第1タイムスタンプ補正部は、タイムスタンプ異常検出部で第1タイムスタンプの異常が検出されると、当該第1タイムスタンプの値を第1差分値で補正し、
    第2タイムスタンプ補正部は、前記タイムスタンプ異常検出部で第2タイムスタンプの異常が検出されると、当該第2タイムスタンプの値を第2差分値で補正することを特徴とする請求項6記載の符号化装置。
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