JP2012002993A - 光ファイバ位置決め部品及びその製造方法 - Google Patents

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清 加藤
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Abstract

【課題】電極用リードが剥離する虞の少ない光ファイバ位置決め部品を提供する。
【解決手段】光ファイバが挿入される収容孔を有する本体3と、収容孔が開口する本体3の一面に設けられた電極用リード4とを備えた光ファイバ位置決め部品であって、電極用リード4の本体3に対向して接触する接触面及びその反対側の面にめっき層4bが設けられている。本体3と電極用リード4の接触面との間に水分が侵入しても電極用リード4の接触面が酸化されず、電極用リード4が本体3から剥離する虞がない。
【選択図】図2

Description

本発明は、光電変換素子に光信号を伝送し、あるいは、光電変換素子へ光信号を伝送する光ファイバの光電変換素子に対する位置を定める光ファイバ位置決め部品及びその製造方法に関する。
近年の通信ネットワークの大容量化・高速化やスーパーコンピュータの処理能力の向上に伴って、伝送速度の向上が要請され、光インターコネクション技術が注目されている。この技術は、LSI等の信号処理装置との接続、あるいは信号処理装置とルータ等の外部インターフェイスとの接続に、光電変換素子を備えた光電気変換モジュールを用いて、機器間の電気信号を光信号に置き換えて伝送速度を向上させようとするものである。
このような光電気変換モジュールでは、光ファイバと光電変換素子との位置合わせに高い精度が要求されることから、特許文献1に示すような光接続部品(光ファイバ位置決め部品)が用いられている。
特開2008−102315号公報
ところで、このような光ファイバ位置決め部品は、電極用リードとなるリードフレームから電極用リードとなるパターンを打ち抜き、該リードフレームを金型内に配置した状態で樹脂を注入し電極用リードと光ファイバ位置決め部品の本体とを一体的にインサート成形し、リードフレームから電極用リードとなる領域を切り離し、電極用リードにめっきを施して製造されていた。
このように、従来では電極用リードへのめっき工程を光ファイバ位置決め部品の製造工程の最後に行い、光ファイバ位置決め部品を製造した直後にはんだ付け等により外部機器と電気的に接続していた。これは、電極用リードと外部機器との間の導通性能や接続強度を確保するために、めっき直後の電極用リードの清浄な面にはんだ付けをして良好な電気的接続を確立するためである。
このように光ファイバ位置決め部品の製造工程の最後に電極用リードへめっきが施される場合は、電極用リードの外部に露出する面にのみめっき層が形成され、電極用リードの本体と接する接触面は本体に覆われているためにめっき層が形成されない。しかしながら、光ファイバ位置決め部品の本体と電極用リードの間の微少な隙間に水分が侵入すると電極用リードの該接触面が酸化され、微少隙間で金属酸化物が成長する結果、電極用リードが本体から剥離する虞があった。
そこで、本発明は電極用リードが剥離する虞の少ない光ファイバ位置決め部品、及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、上記目的を達成するために以下が提供される。
(1) 光ファイバが挿入される収容孔を有する本体と、
前記収容孔の開口する前記本体の一面に設けられた電極用リードとを備えた光ファイバ位置決め部品であって、
前記電極用リードの前記本体に対向して接触する接触面及びその反対側の面にめっき層が設けられていることを特徴とする光ファイバ位置決め部品。
(2) 前記電極用リードの前記接触面およびその反対側の面を繋ぐ両側面にもめっき層が設けられていることを特徴とする(1)の光ファイバ位置決め部品。
(3) 光ファイバが挿入される収容部を有する本体と、
前記本体の一面に設けられた電極用リードとを備えた光ファイバ位置決め部品の製造方法であって、
リードフレームの少なくとも前記電極用リードとなるべき領域にめっき層を形成する工程と、
めっき層が形成された前記リードフレームを金型内に配置して前記リードフレームと前記本体とを一体的にインサート成形する工程と、
前記リードフレームから前記光ファイバ位置決め部品を切り離す工程とを順に行うことを特徴とする光ファイバ位置決め部品の製造方法。
(4) 前記リードフレームから前記電極用リードとなるべきパターンを打ち抜き、
前記パターンが打ち抜かれた前記リードフレームにめっき層を形成することを特徴とする(3)の光ファイバ位置決め部品の製造方法。
(5) 前記リードフレームにめっき層を形成し、
前記めっき層が形成された前記リードフレームから前記電極用リードとなるべきパターンを打ち抜くことを特徴とする(3)の光ファイバ位置決め部品の製造方法。
本発明に係る光ファイバ位置決め部品によれば、前記電極用リードの前記本体に接触する接触面及びその反対側の面にめっき層が設けられている。したがって、電極用リードの接触面がめっき層によって保護されているので、本体と電極用リードの接触面との間に水分が侵入しても電極用リードの接触面が酸化されず、電極用リードが本体から剥離する虞がない。よって電極用リードが剥離する虞の少ない光ファイバ位置決め部品を提供することができる。
更に、本発明に係る光ファイバ位置決め部品の製造方法によれば、リードフレームの少なくとも前記電極用リードとなるべき領域にめっき層が形成されてから、めっき層が形成されたリードフレームを金型内に配置してリードフレームと本体とを一体的にインサート成形するので、電極用リードの本体に対向して接触する面にも容易に保護層としてのめっき層を設けることができる。したがって、本体と電極用リードの接触面との間に水分が侵入しても電極用リードの接触面が酸化されず、電極用リードが本体から剥離する虞が少ない。よって電極用リードが剥離する虞の少ない光ファイバ位置決め部品を提供することができる。
本発明の実施形態に係る光ファイバ位置決め部品の斜視図である。 図1に示す光ファイバ位置決め部品の底面図である。 本発明の実施形態に係る光ファイバ位置決め部品の製造方法を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る光ファイバ位置決め部品の製造方法を示す模式図である。 本発明の変形例に係る光ファイバ位置決め部品の製造方法を示す模式図である。 本発明の変形例に係る光ファイバ位置決め部品の底面図である。
<光ファイバ位置決め部品>
以下、本発明の実施形態に係る光ファイバ位置決め部品を、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、光ファイバ位置決め部品1は、光電変換素子2が搭載される素子搭載部3aと光ファイバを支持する支持部3bとを有する樹脂製の本体3と、素子搭載部3aに設けられ光電変換素子2と電気的に接続された電極用リード4とを有する。
本体3の素子搭載部3aは略直方体の部材であり、素子搭載部3aの前面である素子搭載面3a1には複数の電極用リード4が設けられる。これら電極用リード4の上には、フォトダイオードやVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)等の複数の(図示の例では2つ)光電変換素子2が取り付けられている。
支持部3bは素子搭載部3aと一体的に成形された略直方体の部材である。素子搭載面3a1の光電変換素子2に対応する位置には挿通孔(収容孔)が開口して支持部3bを貫通している。光ファイバがこの挿通孔に挿通されることによって、光ファイバが光ファイバ位置決め部品1に支持される。なお、挿通孔に代えて本体3の上部に溝を設け、この溝に光ファイバを収容して光ファイバを光ファイバ位置決め部品1に固定してもよい。
本体3には、素子搭載部3aの素子搭載面3a1から支持部3bに延びて貫通する嵌合孔5が設けられている。図示せぬ光ファイバコネクタ等の相手部材に設けられた突起が嵌合孔5に挿入されることによって、光ファイバ位置決め部品1の支持部3bの後部に相手部材を精度良く位置合わせすることができる。
電極用リード4は銅等の金属の板状部材であって、素子搭載部3aの素子搭載面3a1に複数本(図示の例では4本)設けられている。電極用リード4の一端部は素子搭載面3a1の中央の光電変換素子2に対応する位置まで延出し、この上に光電変換素子2がフリップチップ実装されている。
また、電極用リード4は素子搭載面3a1に設けられた凸部3cに埋め込まれるように保持されており、電極用リード4が本体3から脱落することを防止している。なお、この凸部3cは素子搭載面3a1の底面側の一部分が盛り上がるように設けられた段部である。
更に、電極用リード4の他端側は本体3の凸部3cから外側に突出して突出端子4aを形成している。この電極用リード4の突出端子4aには外部機器と接続するための電極用ワイヤがワイヤボンディングされたり、回路基板に差し込まれたりすることによって電気的に接続され、光電変換素子2へ電気信号を供給したり電気信号を外部へ取り出すことができる。
なお、各電極用リード4の一端側の互いの間隔は、光電変換素子2が一対の電極用リード4を跨って配置されるように狭められている。一方、各電極用リード4の他端側の互いの間隔は広げられて、光電変換素子2へ電気信号を供給したり光電変換素子2からの電気信号が出力される外部機器との接続が容易にされている。
図2は、図1に示す光ファイバ位置決め部品1の要部底面図であり、電極用リード4の突出端子4aの底面を拡大して示した図である。図2に示すように、板状の電極用リード4には、素子搭載面3a1と対向して接触する接触面、およびその反対側の面にめっき層4bが設けられている。めっき層4bはスズ、亜鉛、ニッケル、金、プラチナまたはチタン等から形成することができる。
なお、光電変換素子2の端子部に金バンプが設けられており、光電変換素子2の金バンプを電極用リード4にフリップチップ実装する場合は、下地としてニッケル、その上に金のめっき層4bを電極用リード4に設けると、光電変換素子2を電極用リード4に高い取付強度で取り付けることができるので好ましい。また、電極用リード4の突出端子4aのように電極用ワイヤや外部の回路基板にはんだ付けされる場合には、亜鉛やスズをめっき層4bに用いると、突出端子4aを電極用ワイヤや回路基板に高い取付強度で取り付けることができるので好ましい。
このように、電極用リード4の素子搭載面3a1と向かい合う接触面にめっき層4bが設けられているので、本体3と電極用リード4の接触面との間に水分が侵入しても電極用リード4の接触面が酸化されず、電極用リード4が本体3から剥離する虞がない。したがって信頼性の高い光ファイバ位置決め部品1を提供することができる。
<光ファイバ位置決め部品の製造方法>
次に、本発明の実施形態に係る光ファイバ位置決め部品1の製造方法を、図3,4を用いて説明する。
まず、図3(a)の工程で電極用リード4となる長尺の銅等の金属製のリードフレーム10を用意し、図3(b)の工程でリードフレーム10にめっきを施して、表面にめっき層4bが形成されためっき済みリードフレーム10aを得る。めっきには、スズ、亜鉛、ニッケル、金、プラチナ、チタン等を用いることができる。また、めっき方法は、電気めっき、無電解めっき等、公知の方法を用いることができる。なお、図3及び後述する図5において、ハッチングの施された面は、めっき層4bが設けられた面であることを表す。
なお、めっき層4bはリードフレーム10の少なくとも電極用リード4となるべき領域A(図3(c)参照)に形成する。このとき、リードフレーム10全体をめっき液に浸漬すると、リードフレーム10全体に容易にめっき層4bを設けることができる。
次に、図3(c)の工程でめっき済みリードフレーム10aから電極用リード4となるべき領域Aを残すように打ち抜きダイスで略矩形状のパターンを打ち抜き、打ち抜かれたリードフレーム10bを得る。打ち抜かれたリードフレーム10bのうち、電極用リード4となるべき領域Aは、電極用リード4の突出端子4aとなるべき部分Bを介して、後述する切断工程で切り離される外側枠体10c1と接続されている。
このように、めっき層4bをリードフレーム10の全面に形成した後にめっき済みリードフレーム10aから電極用リード4となるべきパターンを打ち抜くので、打ち抜き工程後にも、電極用リード4の接触面となる打ち抜かれたリードフレーム10bの表面にめっき層4bが残されている。
次に、図3(d)の工程で、打ち抜かれたリードフレーム10bを金型20内に配置し、金型20に樹脂を注入してインサート成形して打ち抜かれたリードフレーム10bと本体3とが一体化された成形体10c得る。インサート成形の詳細について図4を用いて説明する。
インサート成形は図4に断面図を示す金型20を用いて行われる。金型20は上金型21、下金型22、第1スライドコア23、第2スライドコア24とを備えている。この上金型21と下金型22とを組み合わせることにより、金型20の内部に光ファイバ位置決め部品1を形成するキャビティ20aが画成される。また、金型20の前方(図4の左側)には本体3の素子搭載面3a1を形成する第1スライドコア23が配置され、また、第1スライドコア23と対向するように挿通孔を形成するためのコアピン24aを備えた第2スライドコア24が配置される。
また、第2スライドコア24の高さ調整用の凸部26が下金型22の中央部に入れ子構造で上下位置調整可能に設けられている。この凸部26は、金型20内へ樹脂を注入する際、第2スライドコア24を下方から支持する部材である。この凸部26の上下位置を調整することで、コアピン24aの高さを調節する。
なお、第2スライドコア24によって光ファイバ位置決め部品1に形成される空孔は、光ファイバ位置決め部品1に光ファイバを固定する際に、接着剤を注入するための接着剤注入口となる。
この金型20を用いて、以下のようにインサート成形が行われる。まず、上金型21と下金型22とを組み合わせて金型20の内部にキャビティ20aを形成する。次に、打ち抜かれたリードフレーム10bの位置決め孔に第1スライドコア23の位置決めピン23aを貫通させ、更に位置決めピン23aを上金型21及び下金型22の先端面21a,22aに設けられた凹部21b,22bに位置させることにより、打ち抜かれたリードフレーム10b、第1スライドコア23、上金型21及び下金型22の位置決めをする。
次に、凸部26を所定の高さに調整して第2スライドコア24を挿入し、コアピン24aの先端を第1スライドコア23のコアピン位置決め孔23aに挿入して位置決めする。その後、金型20内部のキャビティ20aに樹脂を注入して、打ち抜かれたリードフレーム10bと本体3とを一体にするようにインサート成形し、成形体10cを形成する。成形体10cが形成された後、第1スライドコア23及び第2スライドコア24を互いに離間する方向に移動させ、上金型21及び下金型22を互いに離間する方向に移動させ、成形体10cを金型20から取り出す。
再び図3(e)に戻り、成形体10cの電極用リード4の突出端子4aとなるべき部位Bと打ち抜かれたリードフレーム10bの外側枠体10c1との間を切断し、外側枠体10c1から成形体10cを切り離して光ファイバ位置決め部品1を得る。
このように、本発明の実施形態に係る光ファイバ位置決め部品1の製造方法では、図3(b)におけるめっき工程においてリードフレーム10の上には樹脂部材等が形成されておらず、その全面に容易にめっき層4bを形成できる。したがって、得られた光ファイバ位置決め部品1の少なくとも電極用リード4の本体3に対向して接触する接触面及びこの接触面の反対側の面にめっき層4bを設けることができるので、本体3と電極用リード4の接触面との間に水分が侵入しても電極用リード4の接触面が酸化されない。よって、電極用リード4が本体3から剥離する虞が小さく、信頼性の高い光ファイバ位置決め部品1を提供することができる。
なお、図3(e)の切り離し工程の後に光ファイバ位置決め部品1の電極用リード4を洗浄し、洗浄した後に光電変換素子2を電極用リード4にフリップチップ実装し、電極用リード4の突出端子4aを回路基板にはんだ付けすることが好ましい。洗浄後の清浄な電極用リード4の表面にフリップチップ実装やはんだ付けをすれば、光電変換素子2や回路基板を高い取付強度で取り付けることができる。
<製造方法の変形例>
次に、図5を用いて本発明の変形例に係る光ファイバ位置決め部品1の製造方法を説明する。変形例に係る光ファイバ位置決め部品1の製造方法は、上述の実施形態に係る光ファイバ位置決め部品1の製造方法と、めっき工程と打ち抜き工程の順番が異なる。各工程の詳細は上述の実施形態と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
まず、図5(a)の工程で電極用リード4となるべきリードフレーム10を用意する。次に図5(b)の工程で、リードフレーム10から電極用リード4となるべき領域Aを残すように略矩形状のパターンを打ち抜きダイスで打ち抜き、打ち抜かれたリードフレーム10dを得る。
図5(c)の工程で、打ち抜かれたリードフレーム10dをめっき液に浸してその全面にめっき層4bを形成し、めっき済みリードフレーム10eを得る。このとき、既に打ち抜かれたリードフレーム10dには電極用リード4のパターンが打ち抜かれているので、めっき済みリードフレーム10eには電極用リード4となるべき部位の全周面にめっき層4bを形成することができる。
次に、図5(d)の工程でめっき済みリードフレーム10eを図4に示す金型20を用いて、上述と同様にしてめっき済みリードフレーム10eと本体3とが一体となるようにインサート成形して成形体10fを得る。さらに、図5(e)の工程で、成形体10fの電極用リード4の突出端子4aとなるべき部位Bと打ち抜かれたリードフレーム10dの外側枠体10f1との間を切断し、外側枠体10f1から成形体10fを切り離して光ファイバ位置決め部品1を得る。
このように、本発明の変形例に係る光ファイバ位置決め部品1の製造方法によれば、図5(c)の工程で、既に電極用リード4の形状が形成された打ち抜かれたリードフレーム10dをめっき液に浸漬させるだけで、本体3と対向して接触する接触面を含む電極用リード4全体を覆うようにめっき層4bを容易に形成することができる。つまり、図6の変形例に係る光ファイバ位置決め部品1の底面図に示すように、電極用リード4の接触面、その反対側の面、及び接触面およびその反対側の面を繋ぐ両側面にもめっき層4bを設けることができる。したがって、電極用リード4の本体3と対向する面以外の本体3と接触する面の全てにめっき層4bを設けることができ、より剥離しにくい信頼性の高い光ファイバ位置決め部品1を提供することができる。
1 光ファイバ位置決め部品,2 光電変換素子,3 本体,4 電極用リード,10 リードフレーム,20 金型

Claims (5)

  1. 光ファイバが挿入される収容孔を有する本体と、
    前記収容孔の開口する前記本体の一面に設けられた電極用リードとを備えた光ファイバ位置決め部品であって、
    前記電極用リードの前記本体に対向して接触する接触面及びその反対側の面にめっき層が設けられていることを特徴とする光ファイバ位置決め部品。
  2. 前記電極用リードの前記接触面およびその反対側の面を繋ぐ両側面にもめっき層が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ位置決め部品。
  3. 光ファイバが挿入される収容部を有する本体と、
    前記本体の一面に設けられた電極用リードとを備えた光ファイバ位置決め部品の製造方法であって、
    リードフレームの少なくとも前記電極用リードとなるべき領域にめっき層を形成する工程と、
    めっき層が形成された前記リードフレームを金型内に配置して前記リードフレームと前記本体とを一体的にインサート成形する工程と、
    前記リードフレームから前記光ファイバ位置決め部品を切り離す工程とを順に行うことを特徴とする光ファイバ位置決め部品の製造方法。
  4. 前記リードフレームから前記電極用リードとなるべきパターンを打ち抜き、
    前記パターンが打ち抜かれた前記リードフレームにめっき層を形成することを特徴とする請求項3に記載の光ファイバ位置決め部品の製造方法。
  5. 前記リードフレームにめっき層を形成し、
    前記めっき層が形成された前記リードフレームから前記電極用リードとなるべきパターンを打ち抜くことを特徴とする請求項3に記載の光ファイバ位置決め部品の製造方法。
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