JP2008102315A - 光接続部品の製造方法および光接続部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 確実に3次元的な電気配線を行うことができる光接続部品の製造方法およびこの製造方法により製造された光接続部品を提供する。
【解決手段】 光電変換ユニット40と電気的接続を行うためにリードフレーム30に設けられるリード31a、31bの断面に、リードフレーム30表面におけるリード31a、31bの幅W0よりも幅広の拡幅部34を設けた。そして、リードフレーム30を成形体20の前面21にインサート成形する際に、拡幅部34が樹脂20aの内部に含まれるようにしたので、リード31a、31bが樹脂によってインサート成形された後に脱落するのを防止することができる。その後、成形体20の前面21に連続する側面22に、リード31a、31bの一部が露出するように配線したので、容易且つ確実に3次元的な電気配線を行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ファイバと光電変換ユニットとを接続する光接続部品の製造方法およびこの製造方法により製造された光接続部品に関し、例えば成形体に設けられた挿通孔を挿通する複数本の光ファイバと、挿通孔に対向して成形体の前面に設けられる光電変換ユニットとを接続する光接続部品の製造方法およびこの製造方法により製造された光接続部品に関するものである。
ブロードバンドの発展に伴い、ネットワークノード上のルーター、更には、情報家電にも高速化・大容量化の要求が高まっている。これに対し、電気伝送の入出力部分でE/0変換を行い、光ファイバの広帯域性を生かして高速・大容量伝送を行う光インターコネクションの導入検討が伸展している。このため、E/0変換部分において、光電変換素子(発光素子、受光素子)と光ファイバの結合を行うための技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図11に示すように、特許文献1に記載の光接続部品100は、光ファイバ101を保持孔102内に機械的に保持し、光ファイバ101の光入出力端面103を主面上に露出させた成形体104を有しており、この成形体104の主面上には電気配線105が設けられている。また、光ファイバ101の前方には絶縁フィルム106を介して光半導体素子107が設けられており、この光半導体素子107はバンプ108により電気配線105に接続されている。
特開2005−43622号公報(図1)
ところで、特許文献1に記載の光接続部品の製造方法では、成形体104の主面上と側面上に繋がって形成された電気配線を有することで、接続位置の自由度が高くなるとあるが、そもそも、そのように物体表面に連続して3次元的な電気配線を正確に形成することが困難であった。
本発明の目的は、確実に3次元的な電気配線を行うことができる光接続部品の製造方法およびこの製造方法により製造された光接続部品を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明にかかる光接続部品の製造方法は、成形体に設けられた挿通孔を挿通する複数本の光ファイバと、前記挿通孔に対向して前記成形体の前面に設けられる光電変換ユニットとを接続する光接続部品の製造方法であって、前記光電変換ユニットと電気的接続を行うべくリードフレームに設けられるリードの断面形状として、前記リードの表面における幅よりも大きな幅を有する拡幅部、或いは、前記リード表面における幅よりも小さな狭幅部を設け、樹脂を注入して前記成形体を形成する際に、少なくとも前記リードの拡幅部、或いは、狭幅部が樹脂の内部に含まれるように前記リードフレームを前記成形体の前面にインサート成形し、前記成形体の前面に連続する側面に前記リードの一部が露出するように配線することである。
このように構成された光接続部品の製造方法においては、光電変換ユニットと電気的接続を行うためにリードフレームに設けられるリードの断面に、リードフレーム表面におけるリードの幅よりも幅広の拡幅部、或いは、リードの幅よりも狭い狭幅部を設けた。そして、リードフレームを成形体の前面にインサート成形する際に、拡幅部、或いは、狭幅部が樹脂の内部に含まれるようにしたので、リードが樹脂によってインサート成形された後に脱落するのを防止することができる。その後、成形体の前面に連続する側面に、リードの一部が露出するように配線したので、容易且つ確実に3次元的な電気配線を行うことができる。
また、本発明にかかる光接続部品の製造方法は、前記拡幅部、或いは、狭幅部をエッチングによって形成することが望ましい。
このように構成された光接続部品の製造方法においては、リードに形成する拡幅部、或いは、狭幅部を、エッチングによって形成するので、容易に拡幅部を形成することができる。
また、本発明にかかる光接続部品の製造方法は、前記リードフレームが部分的にその厚さが変化していることが望ましい。
また、本発明にかかる光接続部品の製造方法は、前記リードフレームの厚さの変化をエッチングにより行っていることが望ましい。
また、本発明にかかる光接続部品の製造方法は、前記リードフレームの厚さの変化をメッキにより行っていることが望ましい。
また、本発明にかかる光接続部品の製造方法は、前記リードの表面におけるリード幅が、前記リードの表面幅と直交する方向において変化していることが望ましい。
また、本発明にかかる光接続部品は、上記の光接続部品の製造方法によって製造されたことにある。
このように構成された光接続部品においては、光電変換ユニットと電気的接続を行うためにリードフレームに設けられるリードの断面に、リードフレーム表面におけるリードの幅よりも幅広の拡幅部、或いは、幅の狭い狭幅部を設けた。そして、リードフレームを成形体の前面にインサート成形する際に、拡幅部、或いは、狭幅部が樹脂の内部に含まれるようにしたので、リードが樹脂によってインサート成形された後に脱落するのを防止することができる。また、成形体の前面に連続する側面に、リードの一部が露出するように配線したので、容易且つ確実に3次元的な電気配線を行うことができる。
本発明によれば、光電変換ユニットと電気的接続を行うためにリードフレームに設けられるリードの断面に、リードフレーム表面におけるリードの幅よりも幅広の拡幅部、或いは、幅の狭い狭幅部を設けてインサート成型時に拡幅部、或いは、狭幅部が樹脂の内部に含まれるようにしたので、インサート成形された後にリードが脱落するのを防止することができる。また、成形体の前面に連続する側面に、リードの一部が露出するように配線したので、容易且つ確実に3次元的な電気配線を行うことができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る光接続部品の本体側を示す斜視図、図2は本発明に係る光接続部品の先端部における図1中II−II位置に対応する断面図、図3はリードフレームの平面図、図4(A)および(B)はリードの断面形状の一例を示す断面図、図5(A)および(B)はインサート成形されたリードの断面を示す断面図、図6(A)および(B)はリードの表面をメッキした状態を示す断面図、図7はリードに沿って縦に切断した成形体の断面図、図8は光接続部品を製造するための金型を示す断面図である。
図1および図2に示すように、光接続部品10は、全体略直方体形状の成形体20である本体10aと、本体10aの前面21に取り付けられた光電変換ユニット40を有している。本体10aの前面21および前面21に連続した側面22(例えば、上下面)にわたって電気配線部23が設けられており、例えば、図1において短い電気配線部23aの位置には光ファイバ11の先端面11bが露出できる光ファイバ挿通孔24が設けられている。また、電気配線部23の両端部および短い電気配線部23aの間には長い配線部23bが設けられている。
一方、図2に示すように、光電変換ユニット40には光電変換素子41が設けられており、活性層42が本体10a前面21の光ファイバ挿通孔24に対向して位置決めされている。なお、光電変換ユニット40には活性層42に給電あるいは活性層42からの信号を送るための駆動用電極43が設けられており、光電変換ユニット40を本体10aの前面21に取り付けると、駆動用電極43が本体10aの電気配線部23に接触するように設けられている。
図3には、本発明に係る光接続部品10に用いられるリードフレーム30が示されている。このリードフレーム30は、前述した電気配線部23を形成するリードパターン31を有している。リードパターン31は、短い電気配線23aを形成する短いリード31aと、長い電気配線23bを形成する長いリード31bを有しており、リード31a、31bの間および両外側にはリードフレーム30が切り欠かれて空間33が設けられている。 従って、成型時には樹脂59が空間33に入り込んで、リードフレーム30をインサート成形することになる。なお、リードパターン31の四隅には、リードフレーム30の位置決め用孔32が設けられている。
しかしながら、リード31a、31bは微細なものであり、例えば、光ファイバ11の配列ピッチを250μmとするとリード31a、31bの幅は50μm前後となる。このため、インサート強度を保つのが困難という問題がある。また、リードフレーム30は、インサート後に成型体20の形状に合わせてリード31a、31bを切断し、切断面が側面22側に露出して電極端子36を形成する。このため、電極端子36の大きさはリード31a、31bの断面積であり、リード厚×リード幅しかないので、実装時の電気的接続が困難であるという問題がある。
そこで、本発明に係る光接続部品の製造方法および光接続部品では、光電変換ユニット40と電気的接続を行うべくリードフレーム30に設けられるリード31a、31bの断面形状として、図4(A)および(B)に示すように、リードフレーム30の表面30aにおける幅W0よりも大きな幅W1を有する拡幅部34を設け、樹脂20aを注入して成形体20を形成する際に、図5(A)および(B)に示すように、少なくともリード31a、31bの拡幅部34が樹脂20aの内部に含まれるようにリードフレーム30を成形体20の前面21にインサート成形した。そして、成形体20の前面21に連続する側面22にリード31a、31bの一部である端面が露出するように配線した。
図4(A)および(B)には、リード31a、31bの断面の一例が示されている。
図4(A)に示すリード31a、31bは、台形断面をしており、下辺の幅が上辺の幅よりも広くなって拡幅部34を形成している。このような断面形状は、例えば薄い銅板上に、片面露光によってマスク膜を形成し、片側からのエッチングによって形成することができる。図5(A)には、インサート成形されたリード31a、31bが示されている。上辺は樹脂20a(前面21)から露出しており、拡幅部34は樹脂20aの内部に埋没している。これにより、成形体20側にアンダーカット部が形成されるので、リード31a、31bは脱落を防止して確実に成形体20の前面21にインサート成形されることになる。
また、図4(B)に示すリード31a、31bは、六角形断面をしており、中央部に拡幅部34が設けられている。このような断面形状は、例えば薄い銅板上に、両面露光によって両側にマスク膜を形成し、両側からエッチングによって形成することができる。図5(B)には、インサート成形されたリード31a、31bが示されている。上辺は樹脂20aから露出しており、拡幅部34は樹脂20aの内部に埋没している。これにより、成形体20側にアンダーカット部が形成されるので、リード31a、31bは脱落を防止して確実に成形体20の前面21にインサート成形されることになる。
図6(A)および(B)に示すように、リード31a、31b上にワイヤボンディングする場合に備えて、インサート成形後にリード31a、31bの表面をメッキ(メッキ層35)するのが望ましい。このとき、無電解メッキ法により、リード31a、31bの表面にNi、Auの順でメッキするのがよい。
また、図7に示すように、リード31a、31bの上下端部の厚みを増して、電極端子36を形成するようにするのが望ましい。すなわち、リード31a、31bの一般部の厚みT0に比べて上下端部の厚みT1を大きくして、成形体20の側面22に露出する電極端子36を大きくする。これにより、確実に3次元配線を行うことができるとともに実装自由度が向上するので、光接続部品10を基板(図示省略)上に実装したときに、リード31a、31bの端面である電極端子36が基板側の端子に確実に接触することになる。従って、電気配線部23を介して光電変換素子41に電気信号が供給され、光ファイバ11に光信号を発したり、光ファイバ11からの光信号を受けて信号の送信をしたりすることができる。 端部の厚みを増すには、元々、ハーフエッチングを施して端部が厚くなっている形状のリード31a、31bを用いることができる。あるいは、メッキによって端部のみ厚くすることもできる。このようにリードの上下において、リードの厚みを増すことで上下方向の力が作用してもこれらの厚みによりリードが抜けにくい構成とすることができる。更に、リードの厚さを変化させることで、ワイヤーボンディングが打ちやすくなり、厚みの変化したリードをより容易に製造することができる。
本発明に係る光接続部品の製造方法では、上述の実施形態において、リードフレームの表面における幅よりも大きな幅を有する拡幅部を設けた例を説明したが、拡幅部にかえて、小さい幅を有する狭幅部を設けてもよい。図8には、狭幅部を設けた例が示されている。このリードフレーム31a、31bの断面形状は図8(A)に示すように、リードフレーム30の表面30aにおける幅W0よりも小さな幅W2を有する狭幅部60が形成されている。また、図8(B)には、リードフレームの断面形状が蛇腹形状となっている例が示されている。このリードフレーム31a、31bは、リードフレーム31a、31bの表面の幅W0となっているものと、幅W0よりも狭くW3と成っている狭幅部61とが繰り返されている。図8(A)、(B)に示すリードフレームの製造方法、及び使用方法は図4〜図7に示す拡幅部の例と同様である。
図9には、リードの表面におけるリード幅をリードの表面幅と直交する方向において変化させた実施形態を示してある。図9(A)に示すように、成形体20の前面21には所定間隔をあけてリード31Aが形成されていて、これらのリード31Aの間に光ファイバを挿通する挿通孔24が設けられている。リード31Aは、表面でみて、リードの表面幅と直交する方向であって、その方向の上側及び下側に幅拡部D1、D2が形成され、更に、上下方向の中間部には幅狭部D3が形成されている。このようにリードの表面幅と直交する方向においてリード幅が変化したリードを用いることにより、リードの表面幅と直交する方向に力が働いた場合に、リードが抜けにくい構成とすることができる。なお、リード幅の変化の形状については、いかなる形状をも採用することができ、連続的に変化してもよく、また、不連続的に、任意に変化させる形状も採用することができる。このような、幅の変化するリードは、一例として、エッチングにより作成することができる。図9(B)には、前面21のリードの表面幅と直交する方向であって、その方向の上側と下側に幅狭部D4、D5が形成され、中間部には幅拡部D6が形成された形状のリード31Bが示されている。このリードにおいても、リード31Bの幅の変化形状については、いかなる形状も採用することができ、リードの表面幅と直交する方向から力が作用してもリードが抜けにくい構成とすることができる。また、このようなリード31Bは、一例としてエッチングにより作成することができる。
次に、この発明に係る光接続部品の製造方法に用いられる金型について説明する。
図10に示すように、金型50は、上金型51および下金型52を有していて、上下両金型51、52を組み合わせると内部に光接続部品10の本体10aを形成するためのキャビティ53が形成されるようになっている。また、上下金型51、52の前方(図10において左方)には、第1スライドコア55に対向配置され光ファイバ11の先端部11a(図2参照)が露出する前面21を成形体20に形成するための第2スライドコア56が位置決めピン57によって位置決めされている。
上下金型51、52間には、光ファイバ11を挿通させる挿通孔24(図1および2参照)を成形体20に形成するためのコアピン54を有した第1スライドコア55が挿入されている。下金型52の中央部には、第1スライドコア55の高さ調整用の凸部57が、入れ子構造で上下位置調整可能に設けられている。この凸部57は、樹脂注入時には第1スライドコア55の高さを調整して下方から支持するとともに、製造された光接続部品10の内部に光ファイバ11を固定する際には、接着剤を注入するための接着剤注入口(図示省略)を形成するようになっている。
次に、本発明に係る光接続部品の製造方法について説明する。
この光接続部品10の製造方法は、図1に示すように、複数本の光ファイバ11を挿通して露出させる成形体20の前面21および前面21に連続する側面22に、光ファイバ11と対向配置する光電変換ユニット40に電源供給を行うリードパターン31を有するリードフレーム30(図3参照)をインサート成形するものである。そして、樹脂20aを注入して成形体20を形成する際に、少なくともリード31a、31bの拡幅部34が樹脂20aの内部に含まれるようにリードフレーム30を成形体20の前面21にインサート成形する(図5(A)および(B)参照)。これにより、リード31a、31bが成形体20の前面21から脱落するのを防止することができる。そして、成形体20の前面21に連続する側面22にリード31a、31bの一部である端面が露出するように配線する。これにより、容易に3次元配線を行うことができる。
すなわち、図10に示すように、両金型51、52を組み合わせて金型50をセットして、成形体20を形成するためのキャビティ53を形成する。リードフレーム30および第2スライド56を、位置決めピン57により上金型51および下金型52の先端面51a、52aに位置決めして取り付ける。そして、凸部57を所定の高さに調整して第1のスライドコア55を挿入し、コアピン54の先端を第2スライドコア56のコアピン位置決め孔56aに挿入して位置決めする。その後、金型50内部のキャビティ53に樹脂20aを注入して、リードフレーム30をインサート成形して成形体20を成形する。この際に、前述したように、各リード31a、31bの拡幅部34が樹脂20aの内部に含まれるようにする。
樹脂20aを注入してリードフレーム30のインサート成形が完了したら、第1スライドコア55及び第2スライドコア56を互いに離間する方向に移動した後、成形品20を金型50から取出す。そして、成形体20の前面21にインサート成形されたリードフレーム30を、前面21の大きさに沿ってカットする。そして、側面22に露出している端面を研磨し、Ni、Auの順にメッキして電極端子36を形成する。
その後、図2に示すように、光電変換素子41の活性層42が成形体20の光ファイバ挿通孔24の正面に位置し、且つ駆動用電極43が本体10a側の電気配線部23すなわちリードフレーム30のリードパターン31に接触するように、光電変換素子ユニット40を成形体20の前面21に取り付ける。
なお、このようにして製造された光接続部品10では、本体10aの前面21は斜めに形成されており、伝送特性を向上させることができる。
以上、このように構成された光接続部品の製造方法においては、光電変換ユニット40と電気的接続を行うためにリードフレーム30に設けられるリード31a、31bの断面に、リードフレーム30表面におけるリード31a、31bの幅よりも幅広の拡幅部34を設けた。そして、リードフレーム30を成形体20の前面21にインサート成形する際に、拡幅部34が樹脂20aの内部に含まれるようにしたので、リード31a、31bが樹脂20aによってインサート成形された後に脱落するのを防止することができる。その後、成形体20の前面21に連続する側面22に、リード31a、31bの一部が露出するように配線して電極端子36を形成したので、容易且つ確実に3次元的な電気配線を行うことができる。
なお、本発明の光接続部品の製造方法は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
以上のように、本発明に係る光接続部品の製造方法および光接続部品は、光電変換ユニットと電気的接続を行うためにリードフレームに設けられるリードの断面に、リードフレーム表面におけるリードの幅よりも幅広の拡幅部を設けたので、リードが樹脂によってインサート成形された後に脱落するのを防止することができる。また、成形体の前面に連続する側面に、リードの一部が露出するように配線したので、容易且つ確実に3次元的な電気配線を行うことができるという効果を有し、成形体に設けられた挿通孔を挿通する複数本の光ファイバと、挿通孔に対向して成形体の前面に設けられる光電変換ユニットとを接続する光接続部品の製造方法および光接続部品等として有用である。
本発明に係る光接続部品の本体側を示す斜視図である。 本発明に係る光接続部品の先端部における図1中II−II位置に対応する断面図である。 リードフレームの平面図である。 (A)および(B)はリードの断面形状の一例を示す断面図である。 (A)および(B)はインサート成形されたリードの断面を示す断面図である。 (A)および(B)はリードの表面をメッキした状態を示す断面図である。 リードを縦に切断した断面図である。 狭幅部を有するリードを示す図である。 リード幅が変化しているリードを示す図である。 光接続部品を製造するための金型を示す断面図である。 従来の光接続部品を示す断面図である。
符号の説明
10 光接続部品
11 光ファイバ
20 成形体
20a 樹脂
21 前面
22 側面
24 挿通孔
30 リードフレーム
31a、31b リード
34 拡幅部
40 光電変換ユニット
W0 表面における幅
W1 大きな幅

Claims (7)

  1. 成形体に設けられた挿通孔を挿通する複数本の光ファイバと、前記挿通孔に対向して前記成形体の前面に設けられる光電変換ユニットとを接続する光接続部品の製造方法であって、
    前記光電変換ユニットと電気的接続を行うべくリードフレームに設けられるリードの断面形状として、前記リードの表面における幅よりも大きな幅を有する拡幅部、或いは、前記リード表面における幅よりも小さな狭幅部を設け、
    樹脂を注入して前記成形体を形成する際に、少なくとも前記リードの拡幅部、或いは、前記狭幅部が樹脂の内部に含まれるように前記リードフレームを前記成形体の前面にインサート成形し、前記成形体の前面に連続する側面に前記リードの一部が露出するように配線することを特徴とする光接続部品の製造方法。
  2. 前記拡幅部、或いは、前記狭幅部をエッチングによって形成することを特徴とする請求項1に記載の光接続部品の製造方法。
  3. 前記リードフレームが部分的にその厚さが変化していることを特徴とする請求項1に記載の光接続部品の製造方法。
  4. 前記リードフレームの厚さの変化をエッチングにより行っていることを特徴とする請求項3に記載の光接続部品の製造方法。
  5. 前記リードフレームの厚さの変化をメッキにより行っていることを特徴とする請求項3に記載の光接続部品の製造方法。
  6. 前記リードの表面におけるリード幅が、前記リードの表面幅と直交する方向において変化していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光接続部品の製造方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の光接続部品の製造方法によって製造されたことを特徴とする光接続部品。
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