JP2012002636A5 - レーダ装置及び検知方法 - Google Patents

Description

本発明は、車両等に搭載され、進行方向の障害物や先行車両を検知するレーダ装置及び検知方法に関する。

Claims (10)

1. ターゲットの高さを求めるための、車両用のレーダ装置であって、
   送信波を発振する発振器と、
   前記送信波を出力する送信アンテナと、
   前記ターゲットからの反射波を受信する受信アンテナと、
   前記反射波の強度を算出するとともに、前記ターゲットまでの相対距離を求める演算処理器と、を備え、
   前記演算処理器は、前記相対距離に対する前記反射波の強度の軌跡が、前記演算処理器に予め設定された前記ターゲットまでの前記相対距離の検出範囲において、極小点を含むか否かを検出し、
   更に前記演算処理器は、前記検出範囲における前記強度の１つの極小点に基づいて、前記ターゲットの高さを求めることを特徴とする、レーダ装置。
2. 請求項１に記載のレーダ装置であって、
   前記検出範囲における前記強度の極小点の個数に応じて、前記１つの極小点に基づく、前記ターゲットの高さの算出が行われることを特徴とする、レーダ装置。
3. 請求項１または２に記載のレーダ装置であって、
   前記検出範囲における、前記強度の１つの極小点に対応する相対距離の値に応じて、前記１つの極小点に基づく、前記ターゲットの高さの算出が行われることを特徴とする、レーダ装置。
4. 請求項１から３のいずれか一つに記載のレーダ装置であって、
   前記レーダ装置は車両に搭載され、
   前記車両の最低高さ未満のターゲットについては極小点が検出されず、かつ、前記車両の最低高さ以上のターゲットについて極小点が検出されるように、前記検出範囲が定められていることを特徴とする、レーダ装置。
5. 請求項１から４のいずれか一つに記載のレーダ装置であって、
   前記受信アンテナに入射した前記反射波の入射角を求め、予め定めた水平方向の入射角範囲外の反射波を排除することにより前記反射波のノイズ除去を行う、角度検出器を備えたことを特徴とする、レーダ装置。
6. ターゲットの高さを求めるための、車両用の検知方法であって、
   送信波を出力し、
   前記送信波の、前記ターゲットからの反射波を受信し、
   前記反射波の強度を算出し、
   前記ターゲットまでの相対距離を求め、
   前記相対距離に対する前記反射波の強度の軌跡が、予め設定された前記ターゲットまでの前記相対距離の検出範囲において極小点を有するか否かを検出し、
   前記検出範囲における前記強度の１つの極小点に基づいて、前記ターゲットの高さを求めることを特徴とする、検知方法。
7. 請求項６に記載の検知方法であって、
   前記検出範囲における前記強度の極小点の個数に応じて、前記１つの極小点に基づく、前記ターゲットの高さの算出を行うことを特徴とする、検知方法。
8. 請求項６または７に記載のレーダ装置であって、
   前記検出範囲における、前記強度の１つの極小点に対応する相対距離の値に応じて、前記１つの極小点に基づく、前記ターゲットの高さの算出を行うことを特徴とする、検知方法。
9. 請求項６から８のいずれかに記載のレーダ装置であって、
   所定の最低高さ未満のターゲットについては極小点が検出されず、かつ、前記所定の最低高さ以上のターゲットについて極小点が検出されるように、前記検出範囲が定められていることを特徴とする、検知方法。
10. 請求項６から９のいずれかに記載のレーダ装置であって、
    前記反射波の入射角を求め、
    予め定めた水平方向の入射角範囲外の反射波を排除することにより、前記反射波のノイズ除去を行うことを特徴とする、検知方法。