JP2012002566A - 指針計器の盤面照明構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】文字盤の裏側にインジケータ照明用のランプケース部を配置した場合でも、少ない数の光源で文字盤面を陰になる部分なく効率的に照明する。
【解決手段】インジケータ照明用のランプケース部13を突設した板状のケース3と、ランプケース部を収容する開口30と、指針照明用と盤面照明用の導光部分27とを有してケースの表側に配置される導光板4と、導光部分に配置された光源9,10と、インジケータ55を有して導光板の表側に配置される文字盤2と、を備える指針計器1で、導光板4の上側及び/又は下側に角部37,40を設け、角部は交差する二つの側面5,6、7,8を有し、光源から導光部分を経て導光板に導入された光44,49,52を二つの側面に順に反射させて、開口内のランプケース部を迂回させて、開口の径方向外側の導光板部分35を照らすようにした。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動車等の指針計器において例えば指針を照らす光源で文字盤面をも照明するようにした指針計器の盤面照明構造に関するものである。
従来、自動車のスピードメータやタコメータ等といった指針計器において、文字盤の裏面に導光板を配置し、ケース内のバルブやLED等の光源の光を導光板を経て指針や文字盤に供光してこれらの照明を行わせるために、種々の照明構造が提案されている。
例えば、特許文献1には、一つの光源(バルブ)の光をプリズム(導光板)の二箇所の受光面から同時にプリズム内に導入させ、一方の光をプリズムの円錐状の反射孔に直接供給光し、他方の光をプリズムの外周の一側面で反射させて同じ反射孔に給光し、反射孔から透明な指針に導光させることが記載されている。
また、特許文献2には、文字盤を配置するための孔部を平板部に有する見返しと、文字盤の裏側に配置される導光板と、導光板ケースと、見返しの裏側で導光板等を収容するメータケースとを備えた自動車用メータであって、導光板の外周部に複数の三角形状部を突設し、導光板ケースに設けた各光源(LED)の光を各三角形状部の二面で直交方向に導光板内に照射させることが記載されている。
特開平10−62209号公報(図1,図3) 特開2001−141527号公報(図1〜図3)
しかしながら、上記従来の各特許文献に記載された照明構造にあっては、例えば図7に示す如く文字盤面2に各種インジケータ55を配置するべく、文字盤2の裏側に導光板を配し、導光板の裏側に板状のケースを配し、ケースにインジケータ照明用のランプケース部を設け、導光板にランプケース部を挿入させる開口を設けて、例えば指針32と文字盤面2との両方を照明しようとした場合に、中央の指針照明用の光源の光が導光板の開口においてランプケース部に遮られてしまうために、ランプケース部の外側において導光板に光が導入されず、その部分の表側の文字盤部分48が暗くなって意匠性が低下してしまい、その対策として、例えば指針用の光源と文字盤面照明用の光源とを別々にあるいは多数設けなければならず、部品点数及びコストがアップすると共に構造が複雑化してしまうという問題を生じた。
図7において、符号1は、コンビネーション計器56におけるタコメータ、57は見返しを含む表カバー、58はウインカ表示部、32は導光式の指針、59は、指針32の軸部を覆う樹脂キャップ、2aは文字盤2の不透過部、60は、不透過部2aの上部に形成された透光文字にて表示させる部分(エンジン回転数の単位文字)、55は、不透過部2aの下部に横方向に並列に設定されたインジケータ(表示部)、2bは、円形部(符号2bで代用)と下側の横長真直部48とで成る、照明点灯により面発光させる部分、61は円形部2bに設けられた不透過の数字及び目盛、をそれぞれ示している。
図7の例の各インジケータ55は、中央のハイビーム警告灯、左右のエンジン制御システム異常の警告灯等より成る。インジケータ55としては、その他に、燃料やオイルの残量警告灯やバッテリ充電警告灯やブレーキ警告灯やシートベルト警告灯やABS警告灯等が挙げられる。
本発明は、上記した点に鑑み、文字盤の裏側にインジケータ照明用のランプケース部を配置した場合でも、少ない数の光源で文字盤面を陰になる部分なく効率的に照明することのできる指針計器の盤面照明構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る指針計器の盤面照明構造は、インジケータ照明用のランプケース部を突設した板状のケースと、該ランプケース部を収容する開口と、指針照明用と盤面照明用の導光部分とを有して該ケースの表側に配置される導光板と、該導光部分に配置された光源と、インジケータを有して該導光板の表側に配置される文字盤と、を備える指針計器において、前記導光板の上側及び/又は下側に角部が設けられ、該角部は交差する二つの側面を有し、前記光源から前記導光部分を経て該導光板に導入された光が該二つの側面に順に反射して、前記開口内の前記ランプケース部を迂回して、該開口の径方向外側の導光板部分を照らすことを特徴とする。
上記構成により、ランプケース部によって導光板の径方向外側(開口の下側)の導光板部分への光が遮られても、導光板の上側及び/又は下側の角部の側面が導光部分からの光を反射して、ランプケース部を迂回して、径方向外側の導光板部分に光が供給される。導光板の上下に角部を設ければ、導光板部分への光量が増加する。光源の数や位置は適宜設定される。導光部分としては指針の軸部を挿通可能な筒部が好ましい。筒部は指針に光を供給し、筒部の周囲において導光板の反射用の傾斜面を設けて導光板(文字盤面)へ光を供給することが好ましい。
請求項2に係る指針計器の盤面照明構造は、請求項1記載の指針計器の盤面照明構造において、前記上側及び/又は下側の前記角部が左右両側に配置されたことを特徴とする。
上記構成により、導光板の左右両側の角部の各側面が光を同時に反射して、ランプケース部で遮られた導光板部分に供給される光量を増加させる。
請求項3に係る指針計器の盤面照明構造は、請求項1又は2記載の指針計器の盤面照明構造において、前記光源が前記導光部分の上下に配置されたことを特徴とする。
上記構成により、導光部分の上下の光源からの光が、導光板の上側及び/又は下側の角部の各側面に同時に反射して、ランプケース部で遮られた導光板部分への光量を増加させる。
請求項4に係る指針計器の盤面照明構造は、請求項1〜3の何れかに記載の指針計器の盤面照明構造において、前記導光部分の下側に左右一対の光源が配置され、該一対の光源の間において該導光部分の周囲の反射用の傾斜面にブロック部が突設され、該下側の光源からの光が前記ランプケース部に直接照射されるのを該ブロック部で阻止したことを特徴とする。
上記構成により、ランプケース部への無駄な光の照射がブロック部で防止され、その分の光量が増して、ランプケース部で遮られた導光板部分への光の供給が確実に行われる。
請求項1記載の発明によれば、文字盤の裏側にインジケータ照明用のランプケース部を配置した場合でも、少ない数の光源で文字盤面をランプケース部に遮られて陰になる部分なく効率的に照明することができる。これにより、指針計器の構造を簡素化、低コスト化、軽量化、コンパクト化することができる。
請求項2記載の発明によれば、導光板の左右両側の角部の各側面で光を反射して、ランプケース部で遮られた導光板部分への光量を増加させて、文字盤面を明るく照明することができる。
請求項3記載の発明によれば、導光部分の上下の光源からの光で、ランプケース部で遮られた導光板部分への光量を増加させて、文字盤面を一層明るく照明することができる。
請求項4記載の発明によれば、ランプケース部への無駄な光の照射をブロック部で防止することで、ランプケース部で遮られた導光板部分への光量を増加させて、文字盤面を一層明るく照明することができる。
本発明に係る指針計器の盤面照明構造におけるケースの一実施形態を示す正面図である。 本発明に係る指針計器の盤面照明構造における導光板の一実施形態を示す、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 下側の光源の光を導光板の上側の角部に反射させて導光板の所要下部を照らす状態を示す正面図である。 下側の光源の光を導光板の下側の角部に反射させて導光板の所要下部を照らす状態を示す正面図である。 上側の光源の光を導光板の下側の角部に反射させて導光板の所要下部を照らす状態を示す正面図である。 図3〜図5の作用を合わせて示す正面図である。 指針計器の一形態を示す正面図である。
図1〜図6は、本発明に係る指針計器の盤面照明構造の一実施形態を示すものである。
図1は、例えば図7のタコメータ1の文字盤2の裏側に配置される板状のケース3、図2は、ケース3の表面3aと文字盤2(図7)の裏面との間に配置される透明な導光板(プリズム)4の各形態を示し、図3〜図6は、導光板4の外周の各側面5〜8に中央の指針照明用の光源9,10の光を反射させて、導光板4すなわち文字盤面2(図7)を照明した状態を示している。
図1の如く、ケース3は、有色不透明(光を反射するように白色が好ましい)な合成樹脂材で形成され、扁平な板部11と、板部11の中央に設けられた円形の孔部(開口)12と、孔部12の下方において板部11の表面3aから突出したインジケータ照明用の横長略矩形状のランプケース部13と、板部11の外周に設けられた係止部14と位置決め部15とを備えたものである。
板部11の外周部は、図2の導光板4の形状に合わせて形成され、円弧状の上側の側面16と、上部に角部17を有して上下方向にほぼ真直な左右の側面18と、下側の左右の角部19と下側中央の湾曲部20とに沿った下側の側面(符号20で代用)とで構成されている。
中央の孔部12は指針照明用と盤面照明用とを兼ねたものであり、孔部12の表面側の部分12aはテーパ状に形成されている。孔部12の周囲には、例えば表側の導光板4(図2)や裏側の配線板(図示せず)等に対する位置決め用等の小孔21が形成されている。
中央の孔部12の下側において板部11に、孔部12よりも幅広な(孔部12の内径の略三倍程度の幅の)ランプケース部13が配設され、ランプケース部13は、中央の矩形部22と左右の略矩形部23との三つの部分が横方向に一体化されたもので、各部分22,23の前後左右の周壁(符号22,23で代用)が板部11の表面3aから突出し、中央の部分22の左右の壁部22aは左右の部分23の内側の壁部を兼ねた隔壁を成している。
各部分22,23は、周壁(22,23)で囲まれた空間と、円形の孔24aのあいた底壁24とを有し、孔24aから空間内にランプ(図示せず)又は、配線板側のランプ(図示せず)に続く導光部(図示せず)が貫通して収容される。ランプはバルブ又はLEDである。
ランプケース部13の下側の導光板部分25とその左右近傍の部分25aとが、鎖線で囲って示すように、ランプケース部13で光路が遮断されるエリアBであり、ランプケース部13で指針照明用の光源が遮られても、図2の導光板4で盤面照明すべき部分である。
図2(a)(b)の如く、導光板4は、透過性の樹脂材で形成され、ケース3(図1)の表面3aに裏面4bを接触させる扁平な板部26と、板部26の中央に貫通して設けられ、表面4a側に向かうにつれてテーパ状に漸次縮径した円形の筒部(導光部分)27と、筒部27の前端部27aの周囲において板部26に形成された反射用の表側の傾斜面28aを有する円形テーパ状の溝部28と、表側の傾斜面28aの裏側に平行に形成された裏側の傾斜面29aを有して、筒部27の軸方向中間部に交差する環状の傾斜壁部29と、筒部27の下側において板部26に形成されたランプケース部挿入用の横長な開口30とを備えている。
筒部27は中央にテーパ状の孔部31を有し、孔部31は前端(表面側)27aに向かうにつれて漸次縮径されている。筒部27の後端面(裏側面)27bに配線板側のLED(光源)9,10(図3)が近接して配置され、LED9,10の光が筒部27を通って筒部27の前端面27aから指針32(図7)の透過性の指針本体の基部側の突出部(図示せず)に導入され、指針32の基部側の傾斜面(図示せず)で反射されて指針本体が照明(発光)される。それと同時に、同じ光源9,10の光が筒部27の途中で板部26の表側の傾斜面28aに反射して板部26の径方向に導入される。筒部内の孔部31には指針32の軸部(図示せず)が挿通され、軸部は配線板の裏側のムーブメント(図示せず)で駆動される。
図2(a)の如く、筒部27の前端下部には矩形状のブロック部33が突出形成され、ブロック部33は溝部28の下側部分を埋めて(遮断して)、溝部28内の傾斜面28aを部分的になくすことで、図4の下側の二つのLED10の光を開口30に向けて直接反射しないようにして、反射光が開口30内のランプケース部13(図1)に当たって遮断されるという無駄を省いている。ブロック部33によって下側のLED10からの光が左右に分離され、分離された光は、下方に向けて反射する光をなくした分だけ光量が増加して強く照射される。
板部26の開口30は図1のランプケース部13の形状に沿って略円弧状に形成され、の開口30の深さ(板部26の厚み)はランプケース部13の周壁22,23の突出長に等しく、開口30に裏側からランプケース部13が挿入されて、ランプケース部13の前端面が板部26の表面4aとほぼ同一面に位置する。開口30と板部26の下側の側面34との間に、図1の鎖線Bで囲んだ部分に対応する照明の必要な導光板部分35が略円弧状に位置している。
導光板4の外周部には、円弧状の上側の側面36と、上側の側面36の左右両側に続く第一の角部37を上部に有して径方向外側に張り出した左右の鍔壁38と、鍔壁38の下部側の小さな角部39に続いて径方向外側に大きく張り出した左右の第二の角部40とが形成され、左右の鍔壁38の下半部は中央の筒部27と略同一水平線上に位置し、左右の第二の角部40の上半部は開口30と同一水平線上に位置している。開口30の下側で左右の第二の角部40の下半部の間に略円弧状の照明すべき導光板部分35が位置している。
左右の第一の角部37は、水平よりも外端5a側が少し下向きに傾斜した上側の側面5と、上側の側面5に直角よりも少し大きな角度で鈍角的に交差してほぼ垂直(下向き)に真直に延びる横側の左右の側面6とを有している。上側の側面5の内端5bは円弧状の上側の側面36の下端36aよりも内向きに切り込まれて、上側の側面36の下端36aとの間に鋭角的な切欠溝41を成している。
左右の第二の角部40は、上半の傾斜状の側面7と、下半の傾斜状の側面8とを有し、上半の側面7は上端7aよりも下端7bが外向きに突出し、下半の側面8は上端(上半の側面7の下端7b)が下端8aよりも外向きに突出している。上半の側面7の下端(下半の側面8の上端)7bは上側の左右の側面6よりも外向きに突出した頂部を成している。下半の側面8の下端8aが板部26の照明すべき下側の導光板部分35の外周の略円弧状の側面34に交差して続いている。
板部26の上下端には、図1のケース3の係止部14に対する係合部42が一体に形成されている。本例の係合部42は爪部(図2(b)参照)であり、ケース3の係止部14は可撓性の枠片である。ケース3の位置決め部(突起)15に対して導光板4には位置決め係合部(凹部)43が設けられている。
図3の如く、導光板4の中央の筒部27の裏側に上側の一つのLED(光源)9と、下側の左右二つのLED(光源)10とが配設される(図ではLEDを便宜上実線で示している)。上側のLED9は筒部27の垂直な中心線Y上に位置し、下側の各LED10は筒部27の水平な中心線Xよりも下方において左右対称に位置している。各LED9,10は配線板(図示せず)の表面に設けられ、配線板はムーブメントと共に裏カバー(図示せず)で覆われる。
下側の左右のLED10から導光板4の筒部27と傾斜面(反射面)28aとを経て板部26内に外向きに且つ斜め上向きに導入された光44は、左右の第一の角部37の上側の側面5に当たって外向きに且つ斜め下向きに反射し(反射光を符号45で示す)、その反射光45が第一の角部37の横側の側面6に当たって内向きに且つ斜め下向きに反射して(反射光を符号46で示す)、その上側の反射光46aが、板部26のランプケース部装着用の開口30の左右の側面30aに当たって外向き且つ斜め下向きに反射して(反射光を符号47で示す)、開口30の下側の導光板部分35を通過して下側の側面34に達すると共に、下側の反射光46bが直接、開口30の下側の導光板部分35を通過して板部26の下側の側面34に達する。これにより、下側の導光板部分35が発光し、導光板4の表側の文字盤面2(図7)の下側部分48が照明される。
図3の作用と同時に、図4の如く、下側の左右のLED10から導光板4の筒部27と傾斜面(反射面)28aとを経て板部26内に外向きに且つ斜め下向きに導入された光49は、開口30の左右上端の上側近傍を通過して、左右の第二の角部40の上側(上半)の側面7に当たって内向きに且つ斜め下向きに反射し(反射光を符号50で示す)、その反射光50が第二の角部40の下側(下半)の側面8に当たって内向きに且つ少し斜め下向きに反射して(反射光を符号51で示す)、その反射光51が、ランプケース部装着用の開口30の下側の導光板部分35を通過し、左右の反射光51は筒部27の垂直な中心線Y上で互いに干渉して強く光輝しつつ、板部26の下側の側面34に達する。これにより、下側の導光板部分35が発光し、導光板4の表側の文字盤面2(図7)の下側部分48が照明される。
図3,図4の作用と同時に、図5の如く、上側の中央のLED9から導光板4の筒部27と傾斜面(反射面)28aとを経て板部26内に外向きに且つ斜め下向きに導入された光52は、開口30の左右上端の上方を通過して、左右の第二の角部40の上側(上半)の側面7に当たって内向きに且つ斜め下向きに反射し(反射光を符号53で示す)、その反射光53が第二の角部40の下側(下半)の側面8に当たって内向きに且つほぼ水平ないし少し斜め下向きに反射して(反射光を符号54で示す)、その反射光54が、ランプケース部装着用の開口30の下側の導光板部分35を通過し、左右の反射光54は筒部27の垂直な中心線Y上で互いに干渉して強く光輝しつつ、反射光54の一部(上側の反射光54a)は開口30の下側の湾曲状の側面30bに達する。これにより、下側の導光板部分35が発光し、導光板4の表側の文字盤面2(図7)の下側部分48が照明される。
図6は、図3〜図5の上下の各LED9,10の反射作用を合わせて示すものであり、上側のLED9から斜め下向きに発した光52が、下側の左右のLED10から斜め下向きに発した光49と共に、導光板4の板部26の下側の第二の角部40で反射して(反射光を符号51,54で示す)、下側の導光板部分35を発光させ、それと同時に、下側の左右のLED10から斜め上向きに発した光44が、板部26の上側の第一の角部37で反射して(反射光を符号46で示す)、下側の導光板部分35を発光させる。
三つのLED9,10は指針32(図7)の回転角度に応じて別々に指針32を照射するために放射状に配置されており(文字盤面2の照射は三つのLED9,10で同時に行われる)、例えば下側の二つのLED10を左右何れか一つとした場合でも、あるいは上側のLED9を廃止した場合でも、照度は落ちるものの、文字盤面2(図7)の下側部分48の照明は確実に行われる。
このように、インジケータ55を文字盤面2内に配置しても、導光板4の側面5〜8に反射部を設定したことで、最小の光源数で指針32と文字盤面2との照明を行うことができる。
なお、上記実施形態においては、導光板4の左右に対称に各角部37,40を配置したが、左右何れか一方のみに各角部37,40を配置したり、上側の角部37を例えば右に配置し、下側の角部40を例えば左に配置したり、あるいは上側の角部37を排除して下側の角部40のみとすることも可能である。導光板4が左右対称ではなく非対称である場合は、左右の角部37,40の交差する二面5〜8の各傾斜角度を変化させて(左右の角部37,40を非対称として)対応することができる。また、導光板4を上下反転して開口30を上側に配置したり、導光板4を90°反転して開口30を左右何れかに配置することも可能である。
また、上記実施形態においては、導光板4の導光部分として筒部27を用いたが、導光部分は筒部27に限らず必要に応じて適宜形状のものを採用可能である。筒部27の位置は導光板4の中央に限らず、必要に応じて偏心させて配置することも可能である。
本発明に係る指針計器の盤面照明構造は、自動車やその他の車両あるいは車両用以外の指針計器において、光源の数を減らして、指針計器の内部構造を簡素化、軽量化、省スペース化、低コスト化するために利用することができる。
1 指針計器
2 文字盤
3 ケース
4 導光板
5,6、7,8 側面
9,10 LED(光源)
13 ランプケース部
27 筒部(導光部分)
28a 傾斜面
30 開口
33 ブロック部
35 導光板部分
37 第一の角部
40 第二の角部
44,49,52 光
55 インジケータ

Claims (4)

  1. インジケータ照明用のランプケース部を突設した板状のケースと、
    該ランプケース部を収容する開口と、指針照明用と盤面照明用の導光部分とを有して該ケースの表側に配置される導光板と、
    該導光部分に配置された光源と、インジケータを有して該導光板の表側に配置される文字盤と、を備える指針計器において、
    前記導光板の上側及び/又は下側に角部が設けられ、該角部は交差する二つの側面を有し、前記光源から前記導光部分を経て該導光板に導入された光が該二つの側面に順に反射して、前記開口内の前記ランプケース部を迂回して、該開口の径方向外側の導光板部分を照らすことを特徴とする指針計器の盤面照明構造。
  2. 前記上側及び/又は下側の前記角部が左右両側に配置されたことを特徴とする請求項1記載の指針計器の盤面照明構造。
  3. 前記光源が前記導光部分の上下に配置されたことを特徴とする請求項1又は2記載の指針計器の盤面照明構造。
  4. 前記導光部分の下側に左右一対の光源が配置され、該一対の光源の間において該導光部分の周囲の反射用の傾斜面にブロック部が突設され、該下側の光源からの光が前記ランプケース部に直接照射されるのを該ブロック部で阻止したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の指針計器の盤面照明構造。
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