JP2011527606A - カミソリ及びカミソリのカートリッジ - Google Patents

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Abstract

ガード(10)、キャップ(12)、及び前記ガードと前記キャップとの間に位置する平行な鋭くされた縁部を有する少なくとも2枚の刃(14、16)を含むカミソリのカートリッジが提供される。第1の刃はガードに最も近い刃先を画定し、第2の刃はキャップに最も近い刃先を画定する。第1の刃は第2の刃の切断力よりも低い切断力を有する。

Description

本発明は、カミソリ、及びより具体的にはカミソリのカートリッジ、更により具体的にはカミソリのカートリッジ内のカミソリの刃に関する。
ヒゲ剃りにおいては、ヒゲ剃りの良好な快適性を確保する一方で深剃りを実現することが望ましい。ヒゲ剃り性能を左右する要因としては、刃先と皮膚との間の摩擦抵抗、及び刃が毛髪に与える切断力などが挙げられる。
複数のカミソリの刃が収容されており、前記カミソリの刃がそれぞれ鋭くされた縁部を有するカミソリのカートリッジを提供することが望ましい。鋭くされた縁部は、毛髪に係合し、それによりひげ剃りの快適性を改善するため、刃の切断力を低減する。しかし、カートリッジ内における切断力が低く、進行性形状(progressive geometry)を有するよう配置されている刃を用いるとき、米国特許第6,212,777号に開示されているように、ひげ剃り体験が全体として不快になることが見出されている。これは、皮膚に対して適用され得る全体的に許容可能なひげ剃り圧水準が存在するという事実に起因していると考えられる。ひげ剃り圧が高すぎる場合、皮膚が炎症をおこす。進行性形状を有するカミソリのカートリッジでは、切断力が低すぎる場合、正の露出度(positive exposure)を有する最後の刃が許容できないひげ剃り圧を導く。
米国特許第6,212,777号
ユーザの皮膚に許容できないひげ剃り圧を印加しない、鋭くされた縁部を備える刃を有するカミソリのカートリッジを提供すること望ましい。
カミソリ用のカミソリのカートリッジが提供される。カミソリのカートリッジは、ガード、キャップ、及びガードとキャップとの間に位置する平行な鋭くされた縁部を備える少なくとも2枚の刃を含む。第1の刃はガードに最も近い刃先を画定し、第2の刃はキャップに最も近い刃先を画定する。第1の刃は第2の刃の切断力よりも低い切断力を有する。
好ましくは、第1の刃は、第2の刃の切断力よりも少なくとも約5%低い切断力を有する。より好ましくは、第1の刃は、第2の刃の切断力よりも少なくとも約10%低い切断力を有する。
第1の刃は、硬質コーティング層を含んでもよい。第1の刃は、上塗り層を含んでもよい。第1の刃は、外層を含んでもよい。
第2の刃は、硬質コーティング層を含んでもよい。第2の刃は、上塗り層を含んでもよい。第2の刃は、外層を含んでもよい。
カミソリのカートリッジは、第1の刃と第2の刃との間に位置する第3の刃を備える、平行な鋭くされた縁部を備える3枚の刃を含んでもよい。カミソリのカートリッジは、第1の刃と第2の刃との間に位置する2枚の第3の刃を備える、平行な鋭くされた縁部を備える4枚の刃を含んでもよい。カミソリのカートリッジは、第1の刃と第2の刃との間に位置する3枚の第3の刃を備える、平行な鋭くされた縁部を備える5枚の刃を含んでもよい。カミソリのカートリッジは、ガードに最も近い第1の刃を備える、平行な鋭くされた縁部を備える6枚以上の刃を含んでもよい。
第1の刃先の基材は、約12.5〜30.0nm(125〜300オングストローム)の半径を有する先端を有する。第2の刃先の基材は、約12.5〜30.0nm(125〜300オングストローム)の半径を有する先端を有する。
好ましい実施形態では、第1の刃の基材は、刃の先端から4マイクロメートルの距離で測定されたとき約1.3〜1.6マイクロメートルの厚さを有し、刃の先端から8マイクロメートルの距離で測定されたとき約2.2〜2.7マイクロメートルの厚さを有し、刃の先端から16マイクロメートルの距離で測定されたとき約3.8〜4.9マイクロメートルの厚さを有し、4マイクロメートルにおける厚さの、8マイクロメートルにおける厚さに対する比は少なくとも0.45であり、4マイクロメートルにおける厚さの、16マイクロメートルにおける厚さに対する比は少なくとも0.25である。第2の刃の基材は、刃の先端から4マイクロメートルの距離で測定されたとき1.6マイクロメートル超の厚さを有し、刃の先端から8マイクロメートルの距離で測定されたとき2.7マイクロメートル超の厚さを有し、刃の先端から16マイクロメートルの距離で測定されたとき4.9マイクロメートル超の厚さを有する。
第2の基材の刃は、先端から4マイクロメートルで測定された厚さの、先端から8マイクロメートルで測定された厚さに対する比は0.65未満であり、先端から4マイクロメートルで測定された厚さの、先端から16マイクロメートルで測定された厚さに対する比は0.35未満である。
切断力は、各刃がウールフェルトを切断するのに必要な力を測定することによって刃の切断力を測定する、ウールフェルト切断機試験によって測定される。各刃の切断力は、各刃がウールフェルトを切断するのに必要な力を測定することによって決定される。各刃は、ウールフェルト切断機を5回通過し、切断ごとの力を記録器に測定する。5回の切断の最も低いものを切断力として定義する。
カミソリが複数の刃を有する場合、低減された切断力を有するよう1枚以上の刃を設計してもよく、一方高い切断力を有するよう他の刃を設計してもよい。異なる切断力を有する異なる刃のこの組合せにより、ヒゲ剃りの快適性を維持しながら深剃り度が向上したひげ剃りを提供する。
本明細書は、本発明と見なされる主題を特定して指摘し明確に請求する特許請求の範囲をもって結論とするが、本発明は、添付の図面と関連させた次の説明から更によく理解されると考えられる。
1枚以上の刃が、カミソリ内に位置する別の刃よりも比較的低い切断力を有する、複数の刃を有するカミソリのカートリッジを示す図。 1枚以上の刃が、カミソリ内に位置する別の刃よりも比較的低い切断力を有する、複数の刃を有するカミソリのカートリッジを示す図。 1枚以上の刃が、カミソリ内に位置する別の刃よりも比較的低い切断力を有する、複数の刃を有するカミソリのカートリッジを示す図。 1枚以上の刃が、カミソリ内に位置する別の刃よりも比較的低い切断力を有する、複数の刃を有するカミソリのカートリッジを示す図。 第1の刃の基材を示す線図。 第2の刃の基材を示す線図。 第1の刃を示す線図。 第2の刃を示す線図。
図1を参照すると、カミソリ用カートリッジ8は、ガード10、キャップ12、及び2枚の刃14、16を有している。第1の刃14は、第2の刃16よりも低い切断力を有し、ガード10と第2の刃16との間に位置する。したがってカミソリのカートリッジ8の使用時には、第1の刃14は第2の刃16よりも先に毛髪と接触する。
本明細書で使用するとき、文章及び図面において、「第1の刃」という用語は、相対的に低い切断力を有する刃を指し、これは第2の刃と称される刃よりも摩擦抵抗が低いことと一致する。同様に、「第2の刃」という用語は、相対的に高い切断力を有する刃を指し、これは、第1の刃と称される刃よりも摩擦抵抗が高いことと一致する。
図2〜4を参照すると、他のカミソリのカートリッジは、ガード、キャップ、及び複数の刃(それぞれ3枚、4枚、5枚、又はそれ以上の刃)を備えてもよい。それぞれの場合において、第2の刃16よりも低い切断力を有する第1の刃14は、ガード10と第2の刃16との間に位置する。
図2に示すように、カミソリのカートリッジ8は、3枚の刃を有する。第1の刃14は、切断力が低く、ガード10に最も近い場所(すなわち、主要な位置)に位置する刃である。高い切断力を有する第2の刃16は、ガード10から3番目の場所、すなわちキャップ12に最も近い場所に位置する。第3の刃15は、第1の刃14と第2の刃16との間に位置する。第3の刃15は、第1の刃14と同一であってもよく、第2の刃16と同一であってもよく、又は第1の刃14及び第2の刃16とは異なる形状を有していてもよい。好ましくは、第3の刃15は、第1の刃14と同一である。
図3に示すように、カミソリのカートリッジ8は、4枚の刃を含んでもよい。第1の刃14は、切断力が低く、ガード10に最も近い場所(すなわち、主要な位置)に位置する刃である。高い切断力を有する第2の刃16は、ガード10から4番目の場所、すなわちキャップ12に最も近い場所に位置する。2枚の第3の刃15は、第1の刃14と第2の刃16との間に位置する。第3の刃15は、第1の刃14と同一であってもよく、第2の刃16と同一であってもよく、又は第1の刃14及び第2の刃16とは異なる形状を有していてもよい。好ましくは、第3の刃15は、それぞれ第1の刃14と同一である。
図4に示すように、カミソリのカートリッジ8は、5枚の刃を有する。第1の刃14は、切断力が低く、ガード10に最も近い場所(すなわち、主要な位置)に位置する刃である。高い切断力を有する第2の刃16は、ガード10から5番目の場所、すなわちキャップ12に最も近い場所に位置する。3枚の第3の刃15は、第1の刃14と第2の刃16との間に位置する。第3の刃15は、第1の刃14と同一であってもよく、第2の刃16と同一であってもよく、又は第1の刃14及び第2の刃16とは異なる形状を有していてもよい。好ましくは、第3の刃15は、それぞれ第1のは4と同一である。
2、3、4、及び5枚の刃を有するカミソリのカートリッジが示されているが、6枚以上の刃を有するカミソリのカートリッジが望ましい場合もある。
好ましくは、刃は、進行性形状を有するようカミソリのカートリッジ内に配置される。進行性形状を有するよう配置された刃を備えるカミソリのカートリッジの例は、米国特許第6,212,777号に記載されている。
場合によっては、第1の刃は、第2の刃の切断力よりも少なくとも約5%低い切断力を有する。好ましくは、第1の刃は、第2の刃の切断力よりも少なくとも約10%低い切断力を有する。一般に、第1の刃の切断力は、第2の刃の切断力よりも低い約45.4〜454g(0.1〜1.0lbs)である。好ましくは、第1の刃は、第2の刃よりも低い少なくとも約90.7g(0.2lbs)の切断力を有する。
高い切断力を有する刃の提供は、刃自体の形状を変化させることにより実現可能である。第1の刃14の縁部領域の線図を図5に示す。第1の刃14は、先端52を有するV字型形状の鋭くされた縁部を有するステンレス鋼の本体部又は基材50を含む。先端52、好ましくは、約12.5〜30.0nm(125〜300オングストローム)の半径を有し、小面54及び56が先端52から分岐する。基材50は、刃の先端52から4マイクロメートルの距離60で測定されたとき約1.3〜1.6マイクロメートルの厚さ61を有する。基材50は、刃の先端52から8マイクロメートルの距離62で測定されたとき約2.2〜2.7マイクロメートルの厚さ63を有する。基材50は、刃の先端52から16マイクロメートルの距離64で測定されたとき約3.8〜4.9マイクロメートルの厚さ65を有する。
基材50は、先端52から4マイクロメートルで測定された厚さ61の、先端52から8マイクロメートルで測定された厚さ63に対する比が少なくとも0.45である。基材50は、先端52から4マイクロメートルで測定された厚さ61の、先端52から16マイクロメートルで測定された厚さ65に対する比が少なくとも0.25である。
第2の刃16の縁部領域の線図を図6に示す。第2の刃16は、先端72を有するV字型形状の鋭くされた縁部を有するステンレス鋼の本体部又は基材70を含む。先端72は、好ましくは、約12.5〜30.0nm(125〜300オングストローム)の半径を有し、小面74及び76が先端72から分岐する。基材70は、刃の先端72から4マイクロメートルの距離80で測定されたとき1.6マイクロメートル超の厚さ81を有する。基材70は、刃の先端72から8マイクロメートルの距離82で測定されたとき2.7マイクロメートル超の厚さ83を有する。基材70は、刃の先端72から16マイクロメートルの距離84で測定されたとき4.9マイクロメートル超の厚さ85を有する。
基材70は、先端から4マイクロメートルで測定された厚さ81の、先端から8マイクロメートルで測定された厚さ83に対する比が0.65未満である。基材70は、先端から4マイクロメートルで測定された厚さ81の、先端から16マイクロメートルで測定された厚さ85に対する比が0.35未満である。
厚さ及び厚さの比は、ひげ剃りを改善するための骨格を提供する。厚さ及び厚さの比は、縁部強度と低切削抵抗又は鋭さとの間のバランスを提供する。より小さい比を有する基材は、最終的な縁部の破損を導く不適切な強度を有する。より厚い厚さを有する基材は、引く力(tug and pull)の増加、及びひげ剃り中のユーザの不快感の増加を導く高い切削抵抗を有する。
適切に鋭くされた縁部の作製を促進することができるある基材11の材料は、より小さく且つより微細に分散した炭化物を有するが、類似の全炭素重量%を有するステンレス鋼である。微細な炭化物基材は、より硬く且つより脆性である後硬化基材を提供し、より薄く且つより強い縁部の作製を可能にする。かかる基材材料の例は、光学顕微鏡断面積により測定したとき、1平方マイクロメートル当たり少なくとも約200炭化物、より好ましくは1平方マイクロメートル当たり少なくとも約300炭化物、最も好ましくは100平方マイクロメートル当たり少なくとも約400炭化物以上の炭化物密度を有する、より微細な平均炭化物寸法のマルテンサイトステンレス鋼である。
次に図7を参照すると、基材50、中間層24、硬質コーティング層26、上塗り層28、及び外層30を含む完成した第1のカミソリの刃14が示される。基材50は、典型的には、ステンレス鋼で作製されるが、他の材料を使用してもよい。基材、中間層、硬質コーティング層、上塗り層、及び外層を有するカミソリの刃の例は、米国特許第6,684,513号に記載されている。
中間層24は、硬質コーティング層26の基材50に対する接着を促進するために使用される。中間層の好適な材料の例は、ニオビウム、チタン、及びクロム含有材料である。特定の中間層は、約10.0nm(100オングストローム)超、且つ好ましくは約50.0nm(500オングストローム)未満の厚さのニオビウムで作られる。中間層は、約15.0nm(150オングストローム)〜約35.0nm(350オングストローム)の厚さを有してもよい。PCT 92/03330は、ニオビウム中間層の使用を記載する。
硬質コーティング層26は、強度、耐食性、及びヒゲ剃り能力を改善し、微細結晶、マイクロ結晶、又はナノ結晶性炭素含有材料(例えば、ダイヤモンド、非晶質ダイヤモンド又はDLC)、窒化物(例えば、窒化ホウ素、窒化ニオビウム、窒化クロム、窒化ジルコニウム、又は窒化チタン)、炭化物(例えば、炭化ケイ素)、酸化物(例えば、アルミナ、ジルコニア)、又は他のセラミック材料(ナノ層又はナノ複合材料を含む)から作製することができる。炭素含有材料は、例えばタングステン、チタン、銀又はクロムなどの他の元素で、例えばスパッタリングによる塗布中にこれらの添加物を標的に含めることにより、ドープされてもよい。材料は水素、例えば水素添加DLCを組み込んでもよい。好ましくは、コーティング層26は、ダイヤモンド、非晶質ダイヤモンド又はDLCで作られる。具体的な実施形態としては、300nm(3,000オングストローム)未満、好ましくは約50.0nm(500オングストローム)〜約150nm(1,500オングストローム)のDLCが挙げられる。DLC層及び蒸着方法は、米国特許第5,232,568号に記載されている。「Handbook of Physical Vapor Deposition(PVD)Processing」に記載されているように、DLCは、ダイヤモンドの望ましい特性の多くを示すが、ダイヤモンドの結晶構造を持たない非晶質炭素材料である。
上塗り層28は、硬質コーティングされた縁部の先端が丸くなるのを低減し、外層の硬質コーティングに対する接着を促進すると同時に、なお両方の利益を維持させるために使用される。上塗り層28は、好ましくは、クロム含有材料、例えば、クロム、又はクロム合金、又は例えばCrPt等のポリテトラフルオロエチレンと適合性であるクロム化合物から作製される。具体的な上塗り層は、約10.0〜20.0nm(100〜200オングストローム)の厚さのクロムである。上塗り層は、約5.0nm(50オングストローム)〜約50.0nm(500オングストローム)、好ましくは約10.0nm(100オングストローム)〜約30.0nm(300オングストローム)の厚さを有してもよい。第1の刃14は、上塗り層のない場合よりも、ヒゲ剃りを繰り返しても丸くなりにくい刃先を有する。
摩擦を低減するために外層30が用いられる。外層30は、ポリマー組成物又は修飾ポリマー組成物であってもよい。ポリマー組成物は、ポリフルオロカーボンであってもよい。好適なポリフルオロカーボンは、テロマーと呼ばれることもある、ポリテトラフルオロエチレンである。特有のポリテトラフルオロエチレン材料は、DuPontから入手可能であるKrytox LW 1200である。この材料は、安定な分散を生じる小粒子から成る、不燃性及び安定な乾燥した潤滑剤である。これは、20重量%固形分の水性分散体として供給され、浸漬、噴霧、又ははけ塗りにより塗布されて、その後空気乾燥、又は溶融コーティングされることができる。層は、好ましくは500nm(5,000オングストローム)未満であり、典型的には、150nm(1,500オングストローム)〜400nm(4,000オングストローム)であってもよく、連続的なコーティングが維持される限り、10.0nm(100オングストローム)ほどの薄さであってもよい。連続コーティングが実現される限り、テロマーコーティングの厚さの減少は、最初のひげ剃り結果を改善することができる。米国特許第5,263,256号及び第5,985,459号は、塗布されるテロマー層の厚さを減少するために使用できる技術を記載しており、この特許は参考として本明細書に組み入れられる。
第1の刃14は一般に、上記の参照特許に記載される方法に従って作製される。特定の実施形態は、ニオビウムの中間層24、DLCの硬質コーティング層26、クロムの上塗り層28、及びKrytox LW1200ポリテトラフルオロエチレンの外被膜層30を含む。クロムの上塗り層28は、最低10.0nm(100オングストローム)から最高50.0nm(500オングストローム)に蒸着される。直流バイアス(−50ボルトより小さく、好ましくは−200ボルトより小さい)及び約2ミリトールのアルゴン圧を用いてスパッタリングすることにより蒸着される。マイナスのバイアスが増加すると、優れたひげ剃り性能を維持しながら、先端の丸まりに対する抵抗力の改善を促進すると考えられるクロム上塗り層における圧縮応力(引っ張り応力とは対照的)を高めると考えられている。第1の刃14は、上塗り層28の塗布後且つ外層30の追加前にSEMによって測定したとき、好ましくは約20.0〜40.0(200〜400オングストローム)の先端半径を有する。
次に図8を参照すると、基材70、中間層94、硬質コーティング層96、上塗り層98、及び外層100を含む完成した第2のカミソリの刃16が示される。基材70は、典型的には、ステンレス鋼で作製されるが、他の材料を使用してもよい。基材、中間層、硬質コーティング層、上塗り層、及び外層を有するカミソリの刃の例は、米国特許第6,684,513号に記載されている。
中間層94は、硬質コーティング層96の基材70に対する接着を促進するために使用される。中間層の好適な材料の例は、ニオビウム、チタン、及びクロム含有材料である。特定の中間層は、約10.0nm(100オングストローム)超、且つ好ましくは約50.0nm(500オングストローム)未満の厚さのニオビウムで作られる。中間層は、約15.0nm(150オングストローム)〜約35.0nm(350オングストローム)の厚さを有してもよい。PCT 92/03330は、ニオビウム中間層の使用を記載する。
硬質コーティング層96は、強度、耐食性、及びヒゲ剃り能力を改善し、微細結晶、マイクロ結晶、又はナノ結晶性炭素含有材料(例えば、ダイヤモンド、非晶質ダイヤモンド又はDLC)、窒化物(例えば、窒化ホウ素、窒化ニオビウム、窒化クロム、窒化ジルコニウム、又は窒化チタン)、炭化物(例えば、炭化ケイ素)、酸化物(例えば、アルミナ、ジルコニア)、又は他のセラミック材料(ナノ層又はナノ複合材料を含む)から作製することができる。炭素含有材料は、例えばタングステン、チタン、銀又はクロムなどの他の元素で、例えばスパッタリングによる塗布中にこれらの添加物を標的に含めることにより、ドープされてもよい。材料は水素、例えば水素添加DLCを組み込んでもよい。好ましくは、コーティング層96は、ダイヤモンド、非晶質ダイヤモンド又はDLCで作られる。具体的な実施形態としては、約150nm(1,500オングストローム)未満、好ましくは約40.0nm(400オングストローム)〜約100nm(1,000オングストローム)のDLCが挙げられる。DLC層及び蒸着方法は、米国特許第5,232,568号に記載されている。「Handbook of Physical Vapor Deposition(PVD)Processing」に記載されるように、DLCは、ダイヤモンドの望ましい特性の多くを示すがダイヤモンドの結晶構造を持たない非晶質炭素材料である。
上塗り層98は、硬質コーティングされた縁部の先端が丸くなるのを低減し、外層の硬質コーティングに対する接着を促進すると同時に、なお両方の利益を維持させるために使用される。上塗り層98は、好ましくは、クロム含有材料、例えば、クロム、又はクロム合金、又は例えばCrPt等のポリテトラフルオロエチレンと適合性であるクロム化合物から作製される。具体的な上塗り層は、約10.0〜20.0nm(100〜200オングストローム)の厚さのクロムである。上塗り層は、約5.0nm(50オングストローム)〜約50.0nm(500オングストローム)、好ましくは約10.0nm(100オングストローム)〜約30.0nm(300オングストローム)の厚さを有してもよい。第2の刃16は、上塗り層のない場合よりも、ヒゲ剃りを繰り返しても丸くなりにくい刃先を有する。
摩擦を低減するために外層100が用いられる。外層100は、ポリマー組成物又は修飾ポリマー組成物であってもよい。ポリマー組成物は、ポリフルオロカーボンであってもよい。好適なポリフルオロカーボンは、テロマーと呼ばれることもある、ポリテトラフルオロエチレンである。特定のポリテトラフルオロエチレン材料は、DuPontから入手可能であるKrytox LW 1200である。この材料は、安定な分散を生じる小粒子から成る、不燃性及び安定な乾燥した潤滑剤である。これは、20重量%固形分の水性分散体として供給され、浸漬、噴霧、又ははけ塗りにより塗布されて、その後空気乾燥、又は溶融コーティングされることができる。層は、好ましくは500nm(5,000オングストローム)未満であり、典型的には、150nm(1,500オングストローム)〜400nm(4,000オングストローム)であってもよく、連続的なコーティングが維持される限り、10.0nm(100オングストローム)ほどの薄さであってもよい。連続コーティングが実現される限り、テロマーコーティングの厚さの減少は、最初のひげ剃り結果を改善することができる。米国特許第5,263,256号及び第5,985,459号は、塗布されるテロマー層の厚さを減少するために使用できる技術を記載しており、この特許は参考として本明細書に組み入れられる。
第2の刃16は一般に、上記の参照特許に記載される方法に従って作製される。特定の実施形態は、ニオビウムの中間層94、DLCの硬質コーティング層96、クロムの上塗り層98、及びKrytox LW1200ポリテトラフルオロエチレンの外被膜層100を含む。クロムの上塗り層98は、最低10.0nm(100オングストローム)から最高50.0nm(500オングストローム)に蒸着される。直流バイアス(−50ボルトより小さく、好ましくは−200ボルトより小さい)及び約2ミリトールのアルゴン圧を用いてスパッタリングすることにより蒸着される。マイナスのバイアスが増加すると、優れたひげ剃り性能を維持しながら、先端の丸まりに対する抵抗力の改善を促進すると考えられるクロム上塗り層における圧縮応力(引っ張り応力とは対照的)を高めると考えられている。第2の刃16は、上塗り層98の塗布後且つ外層100の追加前にSEMによって測定したとき、好ましくは約20.0〜40.0nm(200〜400オングストローム)の先端半径を有する。
本明細書に開示される寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳しく制限されるものとして理解されるべきでない。それよりむしろ、特に指定されない限り、各こうした寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味するものとする。
「発明を実施するための形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に関して先行技術であることを容認するものとして解釈されるべきではない。本書における用語の任意の意味又は定義が、参照として組み込まれた文献における同一の用語の任意の意味又は定義と相反する限りにおいて、本書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
本発明の特定の実施形態について説明し記載したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正が可能であることが当業者には自明である。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の書類名特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (13)

  1. カミソリのカートリッジであって、
    ガードと、
    キャップと、
    前記ガードと前記キャップとの間に位置する平行な鋭くされた縁部を備える少なくとも2枚の刃であって、第1の刃は前記ガードに最も近い刃先を画定し、第2の刃は前記キャップに最も近い刃先を画定し、前記第1の刃は前記第2の刃の切断力よりも低い切断力を有する刃と、
    を備える、カミソリのカートリッジ。
  2. 前記第1の刃は、前記第2の刃の切断力よりも少なくとも5%低い切断力を有する、請求項1に記載のカミソリのカートリッジ。
  3. 前記第1の刃は、前記第2の刃の切断力よりも少なくとも10%低い切断力を有する、請求項1に記載のカミソリのカートリッジ。
  4. 前記第1の刃は硬質コーティング層を含む、請求項1に記載のカミソリのカートリッジ。
  5. 前記第1の刃は上塗り層を含む、請求項1に記載のカミソリのカートリッジ。
  6. 前記第1の刃は外層を含む、請求項1に記載のカミソリのカートリッジ。
  7. 前記第1の刃と前記第2の刃との間に位置する第3の刃を更に含む、請求項1に記載のカミソリのカートリッジ。
  8. 前記第1の刃と前記第2の刃との間に位置する追加の第3の刃を更に含む、請求項7に記載のカミソリのカートリッジ。
  9. 前記第1の刃と前記第2の刃との間に位置する追加の第3の刃を更に含む、請求項8に記載のカミソリのカートリッジ。
  10. 前記第1の刃先は約125〜300オングストロームの半径を有する先端を有する、請求項1に記載のカミソリのカートリッジ。
  11. 前記第2の刃先は125〜300オングストロームの半径を有する先端を有する、請求項1に記載のカミソリのカートリッジ。
  12. 前記第1の刃は、前記刃の先端から4マイクロメートルの距離で約1.3〜1.6マイクロメートルの厚さを有し、前記刃の先端から8マイクロメートルの距離で約2.2〜2.7マイクロメートルの厚さを有し、前記刃の先端から16マイクロメートルの距離で約3.8〜4.9マイクロメートルの厚さを有し、4マイクロメートルにおける厚さの、8マイクロメートルにおける厚さに対する比は少なくとも0.45であり、4マイクロメートルにおける厚さの、16マイクロメートルにおける厚さに対する比は少なくとも0.25である基材を含み、
    前記第2の刃は、前記刃の先端から4マイクロメートルの距離で1.6マイクロメートル超の厚さを有し、前記刃の先端から8マイクロメートルの距離で2.7マイクロメートル超の厚さを有し、前記刃の先端から16マイクロメートルの距離で4.9マイクロメートル超の厚さを有する基材を含む、請求項1に記載のカミソリのカートリッジ。
  13. 前記第2の刃の前記基材は、4マイクロメートルにおける厚さの、8マイクロメートにおける厚さに対する比は0.65未満であり、4マイクロメートにおける厚さの、16マイクロメートにおける厚さに対する比は0.35未満である、請求項12に記載のカミソリのカートリッジ。
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