JP2011525633A - 組織の取扱いおよび包埋のための装置ならびに方法における改良 - Google Patents

組織の取扱いおよび包埋のための装置ならびに方法における改良 Download PDF

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Abstract

組織の自動包埋のための型および組織カセット、ならびに動作の方法が開示される。型は包埋前にカセットに取付けられ、ラックに嵌合される。ラックは、型およびカセットが第1の位置にある場合に、組織カセットを保持する型を支持する。型およびカセットが第2の位置に動かされると、ラック上の突起が型をカセットから分離し、容易な取外しを促進する。組織カセットが型と接触しないように、ラックに型を保持するための突起を有する、組織カセット用の型も開示される。

Description

発明の分野
この発明は、組織サンプルを取扱い、包埋するための改良された装置および方法に関する。特に、この発明は、組織学的分析用の組織サンプルの自動化された取扱いおよび包埋のための装置および方法に関する。
背景
組織学研究室内で、顕微鏡スライド上の組織切片などのサンプルを迅速にかつ高品質で準備することは、正確な分析および診断を患者に正しく提供するために不可欠である。
通常、組織学研究室内の作業の流れは、以下のとおりである。医師の診察室から、生検サンプルが容器に入れられて宅配便で配達される。サンプル容器には研究室に関する受入番号が付与されており、サンプル容器は次に切り分け(肉眼で見える)区域へと渡される。ここでサンプルは容器から取出されて、対象片を切除するよう切り分けられる。対象片は1つ以上の組織カセット内に配置され、そこで組織標本は、それを他のサンプルから隔離するよう、カセット内で大まかに保持される。プロセス全体を通して組織が識別できるように、各カセットにはラベルが付けられている。次のステップは、ライカ(Leica)ASP300といった装置において組織標本が処理されることを要する。そのような処理では、組織はアルコールを用いて脱水され、次に組織にパラフィンろうを染み込ませて、化学的に安定したブロックが形成される。一旦安定化し、ろうが染み込むと、組織は次にカセットから取出されて、切断にとって適切な位置へと方向付けられる。
方向付けるステップは手動で行なわれ、熟練した作業者を必要とする。組織標本を正しく位置付けることを確実にすることは、時間がかかる場合がある。このステップは通常、カセットから標本を取出すこと、それを加熱して染み込んだろうを溶かすこと、使用する正しいサイズの型を選択すること、型の底に少量のろうを計量配分すること、および組織標本を注意深く方向付けることを伴う。標本を正確に位置付けることは重大である。なぜなら、標本の切断は、所望の細胞を露出させるよう、適切な平面で行なわれなければならないためである。次にカセット固定具(ミクロトーム用の保持固定具)が型の上部に配置され、追加のろうが計量配分されて固定具をブロックに包埋し、次にパラフィンブロックが冷やされてろうが固化する。次にブロックが型から取外されて、切断されるためにミクロトーム上に取付けられる状態となる。組織サンプルが研究室に到着した時点からブロックがミクロトーム上に取付けられる時点までのこのプロセスは、組織サンプルに基づく診断の提供にかなりの遅延を加える。
このプロセスにかかる時間を減らすために、いくつかのステップがさまざまな程度ですでに自動化されている。しかしながら、包埋プロセスといった他のステップは、多数の研究室で手動または半自動のままとなっている。手動包埋プロセスは通常、1時間に平均40〜60サンプルという遅いプロセスであり、また、組織学技術者が大半の時間を個々のカセットの取り扱いに費やすことを必要とする、大きな労働力を要する作業であることもわかっている。この作業の反復的な性質はまた、組織学技術者を反復運動損傷のリスクにさらす。さらに、このプロセスは多くの手動ステップを伴うため、組織識別情報の混同といったエラーの発生リスクが高まる。組織学研究室におけるプロセスの自動化は、所要時間を減らすために有益であると考えられており、自動包埋によって支援することが可能である。
組織カセットの取扱いを含む包埋プロセスを自動化するための改良された方法および装置に対する要求が残っている。この発明は、先行技術に関連する問題を克服または少なくとも緩和すること、もしくは有用な代替案を提供することを目的とする。
概要
第1の局面では、この発明は、サンプルキャリアのための少なくとも1つの受部を含む、サンプルキャリア支持体であって、受部は、サンプルキャリアを位置付けるための第1の位置と、サンプルキャリアのある部分を別の部分から分離するための第2の位置とを有している、サンプルキャリア支持体を提供する。
一形態では、サンプルキャリアは、組織カセットと型とを含む。
別の形態では、型は、受部に型を第1および第2の位置に位置付けるようにされた位置付け器と、型および組織カセットが第1の位置にある間に、型に組織カセットを保持する解除可能なコネクタとを有する。
さらに別の形態では、組織を包埋する方法であって、
a.組織を型内に配置し、組織を適所に方向付けるステップと、
b.キャリアを形成するためにカセットを型に取付けるステップと、
c.少なくとも1つのキャリアをラック内に配置するステップと、
d.ラックを包埋材料の浴内に配置し、少なくとも1つのキャリアを充填するステップと、
e.浴からラックを取出し、包埋材料を固化させるステップと、
f.キャリアを第1の位置から第2の位置に動かすことによって、型をカセットから分割するステップとを含む、方法が開示される。
さらに別の形態では、包埋材料を受けるためのウェルと、組織カセットに型を解除可能に保持するためのコネクタと、型用の支持体に関連して型の第1の位置を規定するための突起とを含む、組織カセット用の型が開示される。
さらに別の形態では、組織および包埋材料を保持するためのウェルを有する本体と、支持体に対して型を適所に保持するための第1および第2の突起と、組織カセットを保持するためのコネクタとを含む、組織カセット用の型が開示される。好ましくは、包埋後、包埋材料がカセット上で固化することを防止するために、位置付け器およびコネクタは、組織カセットをラックから離して保持する。
以下に、この発明の好ましい実施の形態を単なる例示として、添付図面を参照して説明する。
サンプルキャリア支持体と係合するためのマウントを有する自動化包埋装置を示す図である。 サンプルキャリアの図である。 サンプルキャリアの図である。 サンプルキャリアの図である。 図2a〜2cのサンプルキャリアと係合するサンプルキャリア支持体を示す図である。 図3のサンプルキャリア支持体およびサンプルキャリアの1区画の追加の図である。 図3のサンプルキャリア支持体およびサンプルキャリアの1区画のさらに別の図である。 図3のサンプルキャリア支持体およびサンプルキャリアの1区画の追加の図である。 サンプルキャリアが第1の位置にあるサンプルキャリア支持体の側面図である。 サンプルキャリアが第1の位置にあるサンプルキャリア支持体の側面図である。 サンプルキャリアが第2の位置にあるサンプルキャリア支持体の側面図である。 サンプルキャリアが第2の位置にあるサンプルキャリア支持体の側面図である。 分割器機構における図2のサンプルキャリア支持体の概略図である。
好ましい実施の形態の詳細な説明
以下に説明する装置および方法は選択された実施の形態であり、この発明はこれらの好ましい実施の形態に限定されない。図1〜9における装置および方法の要素の構成は、この発明を全く限定しない。この発明の装置および方法を達成するために利用可能な空間量といった他の設計要件に従って、装置および方法の要素を構成または修正することは、この発明の意図の範囲内である。
ここに使用されているように、「組織サンプル」という用語は、通常、生体細胞の集まりから作られ、単なる一例として生検サンプル、部検サンプル、外科的サンプル、細胞塗抹標本、細胞濃縮物、および培養細胞、ならびに微生物から作られたプレパラートを含む、人間、動物、または植物の組織といった方向付け可能な組織サンプルを指す。組織サンプルは一般に、顕微鏡スライド上に準備された材料のサンプルの顕微鏡検査が望ましい、特にサンプル内の細胞の構成を維持または制御すべきあらゆる材料を含む。
図1を参照して、一実施の形態が図3に示されているサンプルキャリア支持体3を1つ以上受取り、および/または格納するための、1つ以上のスロット33の形をした入力ステーションおよびスロット44の形をした出力ステーションを含む自動化包埋装置10が、提供される。バッチ包埋器の一例が、出願人により提出された、「組織の取扱いおよび包埋のための装置ならびに方法」(Device and Method for Tissue Handling and Embedding)と題された国際特許WO2008/074073号に開示されている。設けられる入力スロット33および出力ステーション44の数はモジュール式であってもよく、研究室のスループット要件に依存して異なる数のサンプルキャリア支持体を保持してもよい。入力および出力ステーションは、装置10のランダムアクセスおよび連続動作を提供する。たとえば、多数のサンプルキャリア支持体を入力スロットに配置し、包埋の準備ができるまで並んで待機させ、それから出力スロットに格納することが可能であり、人間の介在なしでカセットの連続スループットを機器に提供する。本実施の形態では3つの入力スロットおよび3つの出力スロットが図示されているが、それよりも多い、または少ないスロットが設けられていてもよい。入力スロットの数が出力スロットの数と整合する必要はない。
入力スロット33および出力スロット44には、入力スロット33および出力スロット44におけるサンプルキャリア支持体3の存在を検出するセンサ(図示せず)が設けられていてもよい。
包埋装置10は、サンプルキャリア支持体3を包埋チャンバ9に運ぶための移送アセンブリ7を含む。移送アセンブリ7は任意の形態の移送機構であってもよく、サンプルキャリア支持体3を包埋チャンバ9に運ぶのに好適な、ガントリー、主ネジ、回転式コンベア、電磁石、カム構成、水平多関節ロボットアーム(Selective Compliant Assembly Robot Arm: SCARA)、多軸アーム、直角座標ロボット、XYロボット、またはZシータロボットといった構成要素を含んでいてもよい。本実施の形態では、移送アセンブリは、サンプルキャリア支持体3を入力スロット33から装置1の他の区域に動かすために使用されるXYZロボットアームを含む。移送はまた、ユーザにより手動で行なわれてもよい。
移送アセンブリ7には、サンプルキャリア支持体3用の把持手段といった係合手段11が設けられている。別の実施の形態では、係合手段11は、サンプルキャリア支持体3と係合するよう、移送アセンブリ7がサンプルキャリア支持体3の一端の下に位置付けて、次に垂直に動かすフックである。他の実施の形態では、係合手段11は、電磁石のシステム、吸着カップ、および/または、ソレノイド、モータ、水力学および/または空気力学によって作動される顎部材を含んでいてもよい。一形態では、フォークリフトスタイルの叉と、ラック3が叉から滑り落ちるのを防止するよう下方に動く電動式クランプとが使用されてもよい。このクランプは、ラック3をしっかりと保持するよう位置付け可能であり、または、ラック3が叉上で回転できるように後退可能である。
図1に示すように、図1に示すような包埋装置10と一体となっていてもよい包埋チャンバ9が設けられる。包埋チャンバ9は、ある体積の包埋媒質18を含有し、図3に示すようなサンプルキャリア支持体3を1つ以上受取るよう構成されている。このチャンバは、包埋材料を含有する貯蔵槽66と流体連通していてもよい。一形態では、包埋チャンバ9は、1つ以上のサンプルキャリア支持体3を受入れるようにされたろう浴の形であってもよい。
装置10に応じて任意の好適な包埋媒質が使用されてもよい。パラフィンは包埋媒質として公知であり、一般的に使用されているが、一例として、サクラファインテック(Sakura Finetek)により製造されたティッシュテック(TissueTek)O.C.T、エステル、微結晶性セルロース、蜜ろう、樹脂またはポリマー、たとえばメタクリレートといった他の包埋媒質も、包埋媒質として使用されてもよい。アラルダイト(Araldite)502キット、エポネート(Eponate)12.TM.キット、およびグリコールメタクリレート(Glycol Methacrylate: GMA)キットを含む好適な樹脂およびポリマーは、カリフォルニア州レッディング(Redding)のテッドペッラ社(Ted Pella, Inc.)から入手可能である。パラフィン包埋材料を使用する場合、貯蔵槽66およびチャンバ9は、ろうを溶かし、および/またはろうを適切な温度に保つために、ヒータを採用してもよい。一形態では、チャンバ9は、貯蔵槽66内に配置された新しいろうを溶かすために、ヒータを有するであろう。
一実施の形態では、多数のサンプルキャリアにおいて包埋媒質を硬化したブロックへと冷却するために、装置10は、冷却ユニット15(図示せず)を含む冷却チャンバ13といった冷却部材を含む。冷却チャンバ13へのアクセスは、冷却チャンバ13の各端に位置する自動スライドドア17を介して行なわれてもよい。冷却チャンバ13は、1つ以上のサンプルキャリア支持体3を同時に冷却するよう構成されていてもよい。多数の異なる冷却部材が可能である。
一実施の形態(図示せず)では、部材を包囲する周囲の空気が組織支持体およびそこに保持された包埋材料を冷却するよう、サンプルキャリア支持体3は支持体に放置されてもよい。組織支持体に強制的に空気を通してもよく、または空気の自然循環でも十分かもしれない。
図2a、図2b、および図2cには、型2に取付けられた組織カセット1の3つの図が示されている。組織カセット1は、カセット1および型2の対向端で、クリップまたは抵触タイプ嵌合の形をしたコネクタによって型2に取付けられている。コネクタは解除可能である。本実施の形態では、型2を支持体3上に位置付けるために、前方タブ50がカセット1の縁と係合する。支持体3の後部で、さらに別のタブ52がカセット1と係合し、こうしてカセット1を型2に保持してサンプルキャリア54を形成する。サンプルキャリア54は、組織などのサンプルが型2上で方向付けられた後で形成され、その後、ここに説明される組織処理および包埋プロセスをそのまま進み得るキャリア54を形成するために、カセット1が型1に取付けられてもよい。カセット1および型2は、実質的に水平に保持されるとサンプルキャリア内に溶けたろうを保有するような態様で接合される。型2は、組織および包埋材料を保持するためのウェルを有する本体を有しているのが、見てわかる。一形態では、これは、型2の側面がサンプルキャリア3の側面と接触して、流体漏れに対する障壁を形成することを伴う。包埋プロセスが終了した後では、組織は処理され、型2はろうで充填されているであろう。組織からサンプルを切り出すには、支持体から型部分を取外す必要がある。これを達成するために、以下の改良が開発された。
図3には、カセット1および型2から形成されたキャリア54を保持する、ラック3の形をしたサンプルキャリア支持体が示されている。ラック3は、キャリアを受けて位置付けるようにされた複数の受部59を有することが見てわかるが、図3には、明確にするために、たった1つのキャリア54しか図示されていない。受部59は、キャリア54の型2と係合するようにされたアーム60を含んでいてもよい。図2、図3、図7A、図7B、図8A、および図8Bでは、ガイド56の形をしたラック位置付け器が型2上に見えており、ガイド56は、型2のフランジ58の係合部分と作用して、受部59のアーム60と相互作用し、キャリア54を位置付ける。ラックに対して型および組織支持体を位置付ける他の方法があり、それらを以下に説明する。
図7Aおよび図7Bでは、カセット1を有する型2から形成されたキャリア54が、受部59のアーム60上に搭載されており、この場合、フランジ58およびガイド56はキャリアを適所にクリップ留めして、それを第1の位置に確実に位置付ける。ガイド56の端にある壊れやすい/変形可能な脚61は、ラック3へとさらに押込まれているキャリア54に妨害を提供し、これにより第1の位置を規定する。図8Aおよび図8Bでは、キャリア54はラック3へとさらに押込まれており、脚61は変形して、アーム60の進路から外れている。脚61を変形させる、または折る作用は、位置の変更に対する確実なフィードバックを提供し、比較的著しい力がない場合にはキャリア54が第2の位置に動くことを防止する。第1の位置では、処理および包埋ステップ中、キャリア54はラックのアーム60上にしっかりと位置付けられ得る。図8Aおよび図8Bでは、第2の位置までキャリア54がラック3へとさらに押込まれ(矢印の方向)、それにより部分6が組織カセット1の後部を押上げているのが見てわかる。この部分6は、図7Bおよび図8Bでは傾斜路の形をしている。部分6は、アーム60の一部として形成されている。アーム60は、アームの垂直方向の厚みが、脚61と組織カセット1の部分との間隙よりも小さいかまたは実質的に等しくなるよう、寸法決めされている。これにより、型2およびカセット1は、キャリア54として共に押されると、アーム60に、ひいてはラック3に搭載されるようになる。部分6は、カセット1と型2との間隙よりも厚く、したがって、カセット1および型2が第1の位置から第2の位置に動かされると、部分6はカセットを型から強制的に切り離す。このため、アームは型を保持しているものの、部分6はカセット1を型2から分離するようカセット1に作用する。本実施の形態では、型2はアーム60、ガイド56、およびフランジ58によって拘束されているため、型2はラック3へと戻り、後方タブ52をキャリア1から分離する。分離後、型2は組織カセット1と共に、それらが装填されたのとは逆方向にそれらを(手で、または別の機構を用いて)ラック3から引張ることにより、解除され得る。一実施の形態では、解除中、組織カセット1および型2は共に前方タブ50によって保有されるが、ろう接続はすでに破壊されており、それらは容易に分離される。
図3では、支持体1は、ここにラックと呼ばれる配列構成で配置されている。他の実施の形態(図示せず)では、サンプルキャリア支持体3は、たった1つの受部59、1列の受部、または他の構成を適宜有していてもよい。
図7A、図7B、図8A、および図8Bに示すように、一実施の形態では、型2はカセット1をラックのアーム60から分離して、組織カセット1の下側とアーム60との間に間隙を作り出す。包埋中、ラック3は実質的に垂直に位置付けられており、そのため型2は、そこに含有されたサンプルの周囲に包埋媒質を閉じ込める。カセット1とアーム60との間隙は、ろうのブロックおよびカセットをミクロトームに挿入する前に、それらから冷却された包埋媒質を削り取る必要性をなくす。なぜなら、包埋媒質、たとえばろうは、型2およびアーム60に付着しているものの、カセット1には付着していないためである。この発明の好ましい実施の形態の装置の動作中における包埋媒質の排出はまた、組織および型のサイズとは無関係な、サンプルキャリア54における一定レベルのろうをもたらす。これは、型内の組織のサイズに依存して、型2およびカセット1を充填するのに異なる体積の包埋材料が必要とされる手動計量配分法に対する利点である。
図9には、分割器機構4の一例が示されている。分割器4は、ラック3の方へバー65を動かす駆動機構(図示せず)を含む。ラック3は、カセット1が図3〜8Bに示すように方向付けられた状態で、分割器機構4に装填される。バーがラックの方に動くにつれて、それはキャリアを、図7A〜7Bに示す第1の位置から、図8Aおよび図8Bに示す第2の位置に押す。図9では、バー65は、ラック3のキャリアの最上列に位置している。バー65は、キャリアの次の列をラックの第1の位置から第2の位置に動かすよう、ラック3に対して動いてもよい。このプロセスは、全てのキャリアが型2から分離されるまで繰返されてもよい。分離後、ラックは垂直位置にあるため、キャリアは重力により型2内に保有される。カセット1も、重力および前方タブ50により型2の上部に保持され、使用時、型2およびカセット1は単一のユニットとして引出されるであろう。型2およびカセット1は依然として互いに隣接しているものの、カセット1に取付けられたろうのブロックはすでに型2から分離されており、したがって、カセット1を型2から分離することは簡単なことである。
分離機機構が動作するのと同様に型2をラック3へと押込むことにより、手動でカセット1を型2から手動で分離することが可能である。これは、所望すれば、たとえば手動包埋を所望したならば、手動で行なわれてもよい。キャリア(型2およびカセット1)を第1の位置から第2の位置に動かすには、(本実施の形態の)脚61の力に打ち勝つことだけが必要である。
別の実施の形態では、分割器機構は、1列または1段以上のキャリアを第1の位置から第2の位置に動かす多数のバーを有していてもよい。別の実施の形態(図示せず)では、分割器機構は1度に1つのキャリアしか動かさなくてもよい。
さまざまなサイズの組織支持体をサンプルキャリア支持体3に挿入することができる。一実施の形態では、図3に示すように、サンプルキャリア支持体3の容量は48個の組織カセットである。サンプルキャリア支持体3は識別子を含んでいてもよく、この場合、識別子は、サンプルキャリア支持体3が装置10によって識別され、運ばれるように、バーコード、RFIDタグ、またはOCRタグといった形状構成を含んでいてもよい。識別は、各サンプルキャリア支持体3に固有の識別子であってもよく、またはそれは、実行されるべき処理または包埋のタイプを指定する一般的な識別子であってもよい。識別子は、包埋ステーションまたは組織プロセッサもしくは他の装置と関連付けられ得る読取り器によって自動的に識別されてもよい。
一実施の形態では、サンプルキャリア支持体3は、ペロリス(Peloris)(登録商標)高速組織プロセッサ、またはティッシュテックVIP組織プロセッサといった組織プロセッサ機器のレトルトに適合している。たとえば、サンプルキャリア支持体3は、組織プロセッサのレトルトの範囲内に嵌合するようにされていてもよく、また、1つ以上のサンプルキャリア支持体3がレトルト内に効率的に嵌合しつつ、そこに保持された組織サンプルの効率的な処理を依然として可能とするように、積重ね可能となっていてもよい。包埋は、サンプルキャリア支持体3を組織プロセッサから自動化包埋装置10に直接適用することによって達成されてもよい。
ろう浴の温度はユーザ要件に応じて変わる場合があるが、通常、包埋媒質の融点よりも高い温度に保たれる。典型的なろう浴の温度は、包埋媒質としてパラフィンろうが使用される場合、65℃である。
代替的な一実施の形態では、カセット1はさまざまな機構によって型2上に位置付けられてもよい。方向付けの後、型2は、第1の位置から第2の位置に動かされた際にラック3から分割力を加えられると壊れるように設計された壊れやすい糊を用いて、カセット1に糊付けされてもよい。解除可能な取付け用の解除機構により、カセット1および型2を第1の位置から第2の位置に動かすことによってカセット1を型2から分離できるのであれば、壊れやすい形状構成、摩擦ロック形状構成、磁気、ジッパー、静電気、ベルクロ(Velcro)、ガッファーテープ(gaffer tape)、およびブルタック(blu-tack)といった他の形の解除可能な取付け具が使用されてもよい。
この発明を好ましい実施の形態および実施例と関連して説明してきたが、上述の好ましい実施の形態の他の変形および変更が、この発明の範囲から逸脱することなく行なわれ得ることが、当業者には理解されるであろう。他の実施の形態が、ここに開示された明細書の検討または発明の実践から、当業者には明らかとなるであろう。明細書は単なる例示と考えられ、この発明の真の範囲および精神は添付されたクレームによって示される、ということが意図されている。
本明細書および添付されたクレーム全体を通して、特に断りのない限り、「含む」という単語、および「含んでいる」などの変形は、述べられた整数またはステップ、もしくは一群の整数またはステップの包含を意味しているものの、他の整数またはステップ、もしくは一群の整数またはステップの除外を意味していない、ということが理解されるであろう。
本明細書における、先行公開(またはそれから由来する情報)もしくは公知の事項の参照は、本明細書が関する努力の分野においてその先行公開(またはそれから由来する情報)もしくは公知の事項が一般的な常識の一部を形成することを確認、認定、または何らかの形で示唆するものではなく、またそう解釈されるべきではない。

Claims (13)

  1. サンプルキャリアのための少なくとも1つの受部を含む、サンプルキャリア支持体であって、
    受部は、サンプルキャリアを位置付けるための第1の位置と、サンプルキャリアのある部分を別の部分から分離するための第2の位置とを有している、サンプルキャリア支持体。
  2. 受部は、サンプルキャリアを第1の位置に位置付けるようにされたアームを含む、請求項1に記載のサンプルキャリア支持体。
  3. 受部は、サンプルキャリアの組織カセット部分をサンプルキャリアの型部分から分離するための分割器を有する、請求項2に記載のサンプルキャリア支持体。
  4. 分割器は受部のアームの一部であり、アームの前記一部は、型とカセットとの間隙よりも大きくなるよう寸法決めされている、請求項3に記載のサンプルキャリア。
  5. 型は、受部に型を第1および第2の位置に位置付けるようにされた位置付け手段と、型および組織カセットが第1の位置にある間に、型に組織カセットを解除可能に保持するための手段とを有する、請求項1に記載のサンプルキャリア。
  6. 組織を包埋する方法であって、
    a.組織を型内に配置し、組織を適所に方向付けるステップと、
    b.キャリアを形成するためにカセットを型に取付けるステップと、
    c.少なくとも1つのキャリアをラック内に配置するステップと、
    d.ラックを包埋材料の浴内に配置し、少なくとも1つのキャリアを充填するステップと、
    e.浴からラックを取出し、包埋材料を固化させるステップと、
    f.キャリアを第1の位置から第2の位置に動かすことによって、型をカセットから分割するステップとを含む、方法。
  7. ラックのキャリアを型によって支持するステップを含む、請求項6に記載の方法。
  8. キャリアを第1の位置に確実に位置付けるために位置付け器を使用するステップを含む、請求項6に記載の方法。
  9. キャリアを第1の位置から位置付け器を越えて第2の位置に動かすステップを含み、それにより、型はカセットから分離される、請求項8に記載の方法。
  10. 包埋材料を受けるためのウェルと、組織カセットに型を解除可能に保持するためのコネクタと、型用の支持体に関連して型の第1の位置を規定するための突起とを含む、組織カセット用の型。
  11. 突起は、型が支持体に関連して第2の位置に動くよう、変形可能にまたは壊れやすくなっている、請求項10に記載の型。
  12. 組織および包埋材料を保持するためのウェルを有する本体と、支持体に対して型を適所に保持するための第1および第2の突起と、組織カセットを保持するためのコネクタとを含む、組織カセット用の型。
  13. 組織カセットを保持するためのコネクタは、型が支持体に装填された場合に、組織カセットと型を保持する支持体の部分との間に間隙が存在するよう、突起から離れて位置している、請求項12に記載の型。
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