JP2011519349A - 凍結乾燥ナノエマルション - Google Patents
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Abstract
【選択図】なし
Description
ナノエマルションは、内部分散相が、水から成る外部相内に均質に分散している約20〜約500nmの範囲のサイズを有する非常に微細な親油性液滴から成るエマルション系である(O/Wエマルション)。好ましくはナノエマルションを非経口的に使用することができ、特に、栄養を経口摂取できない患者の静脈内栄養のためにナノエマルションが使用され、市販ブランド製品には、例えば、Intralipid(登録商標)、Lipodfundin(登録商標)、Lipovenos(登録商標)がある。全てのナノエマルションは乳濁/混濁した外観を有する。
ナノエマルションを、内部分散相が10nm〜50nmの粒径を有するマイクロエマルションと区別すべきである。マイクロエマルションは、ナノエマルションに比べて有意に高い乳化剤濃度を含み、通常は共乳化剤(co-emulsifier)をも含む。マイクロエマルションは自己乳化性であり、清澄又は乳白光の外観を有するが、高い乳化剤濃度の結果として、あまり耐容性がないので、非常に限られた範囲でしか非経口投与することができない。
エマルションは通常、温めた油と水相のミキサーによるプレ乳化後に、高圧ホモジナイザーを用いたマイクロ乳化及び引き続き過熱蒸気を用いた滅菌によって調製される。
標準的粉砕技術(高圧均質化)を利用して迅速にナノエマルション調製することができる。しかし、ナノエマルションは熱力学的に不安定なので、貯蔵寿命が不十分なことが多い。特に高温で、また温度変化がある場合、長期間にわたって貯蔵すると、脂肪粒子の癒合が起こり、結果としてナノエマルション全体が使用できなくなる。
ナノエマルションは、非経口投与すべき親油性薬物の担体系としても繰り返し使用されている。ここでの目的は、エマルション系からの制御放出によって、薬物の治療効率と安全性を高めることである(薬物送達システム)。
ナノエマルション中に存在する親油性活性化合物は、その溶解特性に応じて、脂肪粒子内に部分的又は全体的に包埋されている。従って極めて重要なことに、活性化合物の薬物動態学的挙動は、活性化合物が最初に放出される担体製剤の薬物動態学的挙動によって決まる。遅延放出は、活性化合物の局所的に高い濃度を回避し、分解を減少させ、ひいては作用の持続時間を増やす。活性化合物を含む市販のナノエマルションの例は、Diazepam(登録商標)-Lipuroである。
全ての市販のナノエマルションは、乳化剤としてレシチンを含む。レシチンは加水分解に敏感であり、加水分解生成物リゾレシチンは溶血を引き起こしうるので、NaOH又はオレイン酸Naを利用してエマルションのpHを調整しなければならず、かつ/又は加水分解を抑制する補助物質を添加しなければならない。一般的に、適用の観点から正当化されず安定化に役立つだけの補助物質は、それらが原因で生じる損害のリスクの可能性を基本的に排除するため、できる限り回避すべきである。
米国特許第5,705,142号は、非経口投与にも適しているといわれている凍結乾燥ナノエマルションを開示している。脂肪相及び乳化剤に加えて、凍結乾燥ナノエマルションは、少なくとも40質量%の(アミン)凍結保護剤を含む。乳化剤としてレシチンに加えて、実施例の全てのエマルションが共乳化剤及び抗酸化剤としてα-トコフェロールを含む。さらに、通常は、再構成エマルションの液滴サイズを制御し、それをナノスケール範囲で維持する目的でポリビニルピロリドン(PVP)が懸濁媒体として存在する。
WO 94/14418 A1は、内部親油性相が親水性乳化剤とアセチル化モノグリセリドから成り、凍結保護剤/構造形成剤としてさらに糖又は糖アルコールを含む凍結乾燥エマルション組成物を開示している。アセチル化モノグリセリドは両親媒性作用を有するので、毒物学的観点から容認できない。さらに、該エマルション組成物は高比率の糖/糖アルコールを含み(実施例の糖:乳化剤+アセチル化モノグリセリドの質量比は2:1である)、再構成すると高浸透圧性、ひいては不十分な耐性のエマルション或いは低比率の親油性相のみを有するエマルションのいずれかが容易に調製されることを意味している。
JP 52-96724は、油/脂肪及び乳化剤に加えて、膜形成補助物質、例えば、ゼラチン、PVP、メチルセルロース、PVA、ポリエチレングリコール又はスクロース脂肪酸エステル等を含む凍結乾燥O/Wエマルションを開示している。最初に調製された(凍結乾燥前)開始エマルションも、凍結乾燥エマルションから再分散されたエマルションも両方とも2桁のμm範囲の液滴サイズを有する。さらに、凍結乾燥と再分散後に、開始エマルションと比較した粒径の有意な増加が起こる。該エマルションは非経口投与に適さない。
JP 2004/161650 Aは、乳化剤としてポリグリセロール脂肪酸エステル又はスクロース脂肪酸エステルを含み、外部相がポリビニルアルコール又はキサンタンゴム及び糖を含む凍結乾燥W/O/Wエマルションを開示している。ポリビニルアルコール又はキサンタンゴムがないと、該凍結乾燥W/O/Wエマルションは再分散してエマルションを与えることができず、これらの物質を含むエマルションの再分散後には平均粒径が約500〜>3000nmのW/O/Wエマルションが生じる。この再分散されたW/O/Wエマルションは経口投与には適しているが、非経口投与には適さない。
最近インターネットで公表された論文(Dong Zhao et al.: 静脈内注射用サブミクロンエマルション:特徴づけ、in vitro及びin vivo抗腫瘍効果(A submicron emulsion for intravenous injection: Characerization, in vitro and in vivo anti-tumor effect), Int J Pharm (2007), doi:10.1016/j.ijpharm.2008.01.055)は、乳化剤として油とレシチンに加えて、高比率のスクロースを含む(油相:糖の質量比=1:5)凍結乾燥ナノエマルションを開示している。加水分解に敏感なレシチンを使うため、エマルションはさらにビタミンEを含む。高比率のスクロースは、不利なことに再分散後に高浸透圧性溶液をもたらす。さらに、この糖含量は糖尿病患者に投与すると危険でないとはいえず、また高浸透圧性製剤をもたらしうる。
さらに、本凍結乾燥ナノエマルションを再分散させて(少量の水の添加によって)、非経口投与の全体的な可能性に問題を生じさせる浸透圧の上昇を伴わずに、開始エマルションと比較して内部(脂質)相の比率が高いナノエマルションを与えることもできるのも有利である(高浸透圧性ナノエマルションは非経口的に十分耐えられない)。
親油性活性化合物を組み入れると、水性液体による再分散後に非経口投与が可能であるか又は経口投与することもできる薬物送達システムとして本発明の凍結乾燥ナノエマルションを利用することもできる。さらに、本凍結乾燥ナノエマルションは、例えば、非経口脂肪代替療法用の担体エマルションとしても適している。
本発明のある実施形態により、凍結乾燥ナノエマルションは1種以上の活性化合物を含む。従って、本発明は、少なくとも1種の脂質と、少なくとも1種のスクロース脂肪酸エステルと、少なくとも1種の活性化合物とを含むことを特徴とする凍結乾燥ナノエマルションにも関する。
凍結乾燥ナノエマルションを水性液体、好ましくは水で再分散させて、粒度分布が開始エマルション(すなわち、凍結乾燥を利用して凍結乾燥ナノエマルションに変換される前のナノエマルション)の粒度分布に実質的に相当するナノエマルションを与えることができる。再分散のために使用する水性液体は、純水、特に注射用水に加えて、溶解物質、例えば食塩水又はデキストロースなどの等張剤を含んでもよい。再分散のために特に好適な水性液体は生理食塩水及びデキストロース溶液である。
好適な脂質の例は、例えば、落花生油、アーモンド油、オリーブ油、ゴマ油、大豆油、アザミ油(ベニバナ油)又は綿実油などの天然油、例えば、脂肪酸として基本的にC8〜C12-脂肪酸、特にカプリル酸及びカプリン酸を含む中鎖トリグリセリド(MCT)、トリグリセリド混合物などの半合成油のみならず、脂溶性ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK)(ビタミンEとビタミンDが好ましい)である。
凍結乾燥ナノエマルションは、好ましくは脂質としてトリグリセリドを含む。特に好ましいトリグリセリドはC8〜C12-脂肪酸のトリグリセリドである。
凍結乾燥ナノエマルションの有利な実施形態によれば、その中に存在する脂質とスクロース脂肪酸エステルが、相互に1:1〜5:1の質量比、好ましくは2:1〜4:1の質量比で存在する。従って、本発明は、脂質とスクロース脂肪酸エステルが、相互に1:1〜5:1の質量比、好ましくは2:1〜4:1の質量比で存在することを特徴とする凍結乾燥ナノエマルションにも関する。
直接、例えば非経口又は経口投与できるナノエマルションに水性液体を添加することによって、簡単な方法で凍結乾燥ナノエマルションを再分散させることができる。従って、本発明は、水性液体による再分散によって前記凍結乾燥ナノエマルションから調製されることを特徴とするナノエマルションにも関する。
凍結乾燥エマルションの再分散のために添加する水性液体の量に依存して、再分散によって形成されるナノエマルション中の脂質と水性液体の相互の比率を広範囲にわたって変えることができる。例えば、少量の水性液体を使用すると、活性化合物の充填について単位体積当たり大量の活性化合物を含む高濃度のナノエマルションが形成される。これは、少ない体積を用いて大量の活性化合物を投与することをも可能にする。従って、高い活性化合物量を投与すべき場合、有利なことにこの目的に必要な注入体積を有意に減らすことができ、例えば、静脈点滴を静脈内注射と交換することができる。また、本凍結乾燥ナノエマルションは、例えば糖などの凍結保護剤が必要ないので、従来技術の凍結乾燥ナノエマルションのように無いと必然的に高張性になってしまう水性液体(例えば、非経口投与中に既知の耐性問題をもたらす)をほとんど用いずに、その再分散を行なうこともできる。
従って、本発明は、脂質と水が、相互に0.5:99.5〜50:50の質量比、好ましくは5:95〜50:50の質量比で存在することを特徴とするナノエマルションにも関する。
本発明の凍結乾燥ナノエマルションに活性化合物を組み入れることを目的とする場合、親水性活性化合物の場合は水性界面活性剤相(乳化剤界面層及び乳化剤ミセル)に溶解させることによって、また親油性活性化合物の場合は乳化剤と脂質を含む相に溶解させることによって、この組入れを行なうことができる。或いは、凍結乾燥を行なう直前に活性化合物を添加することもでき、加水分解に敏感であるか及び/又は熱に不安定な活性化合物にとって特に有利である。このように有利には、本発明の活性化合物含有エマルション組成物の調製方法を活性化合物の物理化学的特性に適合させることができる。従って、本発明の方法の有利な実施形態では、乳化前に、少なくとも1種の活性化合物を水相又は乳化剤と脂質を含む相のどちらかに溶解させるか或いはエマルションの凍結乾燥前に少なくとも1種の活性化合物をエマルションに添加する。
ここで、凍結乾燥前の分散系内の活性化合物分布は保証され、例えば平衡透析、差動透析及び限外ろ過などの常法を利用して容易にチェックできることに留意すべきである。
以下の実施例は、本発明をそれらの実施例に限定することなく説明する。
スクロースエステルをH2Oに50℃で溶解させ、この油を50℃の温度で維持し、水相と油相を相互に混ぜ合わせ、混合相を3分間Ultraturraxを用いて8000rpmで前均質化し、引き続きAvestin Emulsiflex-C3での高圧均質化に供する(8サイクル、4×1000バール+4×2000バール)。
ナノエマルションを引き続き下記凍結乾燥プロセスに供する。
1) 凍結プロセス:-50℃、3.5時間
2) 主乾燥:-40℃、48時間までにわたって適切な減圧
3) 後乾燥:-40℃〜+20℃、12時間までにわたって適切な減圧
下記物質を用いて、上記一般的方法に従ってナノエマルションを調製する。
スクロースラウリン酸エステル(Ryoto L1695) 5g
中鎖トリグリセリド 10g
水 85g
(実施例2)
下記物質を用いて、上記一般的方法に従ってナノエマルションを調製する。
スクロースラウリン酸エステル(Ryoto L1695) 5g
大豆油 10g
水 85g
(実施例3)
下記物質を用いて、上記一般的方法に従ってナノエマルションを調製する。
スクロースミリスチン酸エステル(Ryoto M1695) 5g
中鎖トリグリセリド 10g
水 85g
(実施例4)
下記物質を用いて、上記一般的方法に従ってナノエマルションを調製する。
スクロースラウリン酸エステル(Ryoto L1695) 5g
中鎖トリグリセリド 20g
水 75g
(実施例5)
下記物質を用いて、上記一般的方法に従ってナノエマルションを調製する。
スクロースステアリン酸エステル(Ryoto S1670) 5g
中鎖トリグリセリド 20g
水 75g
(実施例6)
下記物質を用いて、上記一般的方法に従ってナノエマルションを調製する。
スクロースラウリン酸エステル(Ryoto L1695) 5g
中鎖トリグリセリド 30g
水 65g
(実施例7)
下記物質を用いて、上記一般的方法に従ってナノエマルションを調製する。
スクロースラウリン酸エステル(Ryoto L1695) 7.5g
中鎖トリグリセリド 30g
水 62.5g
(実施例8)
下記物質を用いて、上記一般的方法に従ってナノエマルションを調製する。
スクロースラウリン酸エステル(Ryoto L1695) 10g
中鎖トリグリセリド 30g
水 60g
(実施例9)
下記物質を用いて、上記一般的方法に従ってナノエマルションを調製する。
スクロースラウリン酸エステル(Ryoto L1695) 7.5g
中鎖トリグリセリド 10g
水 82.5g
(実施例10)
下記物質を用いて、上記一般的方法に従ってナノエマルションを調製する。
スクロースラウリン酸エステル(Ryoto L1695) 10g
中鎖トリグリセリド 10g
水 80g
(実施例11)
下記物質を用いて、上記一般的方法に従ってナノエマルションを調製する。
スクロースラウリン酸エステル(Ryoto L1695) 7.5g
中鎖トリグリセリド 10g
水 82.5g
(実施例12)
下記物質を用いて、上記一般的方法に従ってナノエマルションを調製する。
スクロースラウリン酸エステル(Ryoto L1695) 10g
中鎖トリグリセリド 10g
水 80g
(実施例13)(活性化合物を含むナノエマルション)
下記物質を用いて、上記一般的方法に従ってナノエマルションを調製する。
スクロースラウリン酸エステル(Ryoto L1695) 7.5g
中鎖トリグリセリド 30g
フェノフィブレート 1.5g
水 61g
下記物質を用いて、上記一般的方法に従ってナノエマルションを調製する。
PEG660-12-ヒドロキシステアレート(Solutol HS15) 5g
中鎖トリグリセリド 10g
水 85g
(比較例2)
下記物質を用いて、上記一般的方法に従ってナノエマルションを調製する。
ホスファチジルコリン、大豆ベース、75%純度: 5g
大豆油 10g
水 85g
得られた凍結乾燥品(凍結乾燥ナノエマルション)は、いずれも完全なままの凍結乾燥ケークを持たず、全て崩壊している。水で再分散させると、相分離が起こるか又は非常に粗いエマルションが形成され、非経口投与には適さない。
対照的に、スクロース脂肪酸エステルを含むナノエマルションは、凍結乾燥後に構造を保持したケーク形成を示す。この凍結乾燥ケークに水を添加すると、エネルギーを入力せずに、<200nmの範囲の粒径を有するナノエマルションが生じる。
光子相関分光法を用いてサイズ測定を行なう。Zeatasizer Nano ZS(Malvern Ltd, UK)でエマルション液滴の強度加重平均径を決定する。DTS 5.03ソフトウェア(Malvern Ltd. UK)によって散乱シグナルを評価する。多分散性指数(polydisper-sity index)(PDI)がサンプルのサイズ分布の尺度としてこのソフトウェアに組み入れられる。
スクロース脂肪酸エステルを含むエマルションの凍結乾燥前後の平均粒径と多分散性指数(PDI)を表1に示し、図1にそのグラフを示す。
Claims (12)
- 少なくとも1種の脂質と、少なくとも1種のスクロース脂肪酸エステルとを含むことを特徴とする凍結乾燥ナノエマルション。
- 少なくとも1種の活性化合物を含むことを特徴とする請求項1に記載の凍結乾燥ナノエマルション。
- C8〜C22-脂肪酸、好ましくはC8〜C18-脂肪酸を含むモノグリセリド、ジグリセリド及び/若しくはトリグリセリド、並びに/又は脂溶性ビタミンが脂質として存在することを特徴とする請求項1又は2に記載の凍結乾燥ナノエマルション。
- トリグリセリドが脂質として存在することを特徴とする請求項3に記載の凍結乾燥ナノエマルション。
- トリグリセリドがC8〜C12-脂肪酸を含むことを特徴とする請求項4に記載の凍結乾燥ナノエマルション。
- スクロース脂肪酸エステルがC8〜C22-脂肪酸、好ましくはC12〜C18-脂肪酸を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の凍結乾燥ナノエマルション。
- 脂質とスクロース脂肪酸エステルが、相互に1:1〜5:1の質量比、好ましくは2:1〜4:1の質量比で存在することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の凍結乾燥ナノエマルション。
- 脂質相と水相が0.5:99.5〜30:70の質量比で存在するナノエマルションを凍結乾燥させることによって調製されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の凍結乾燥ナノエマルション。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の凍結乾燥ナノエマルションから、水による再分散によって調製されることを特徴とするナノエマルション。
- 脂質と水が相互に0.5:99.5〜50:50の質量比で存在することを特徴とする請求項9に記載のナノエマルション。
- 最初に常法でナノエマルションを調製し、引き続き凍結乾燥を利用して前記ナノエマルションから外部水相を除去することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の凍結乾燥ナノエマルションの調製方法。
- 乳化前に、水相若しくは脂質含有相のどちらかに少なくとも1種の活性化合物を溶解させるか又はエマルションの凍結乾燥前に少なくとも1種の活性化合物をエマルションに添加することを特徴とする請求項11に記載の方法。
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