JP2011514921A5 - - Google Patents

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JP2011514921A5
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第三の態様では、本発明の目的は、難燃性遮音材および/または難燃性断熱材、難燃性充填材または難燃性シーリング材としての、本発明のポリウレタン成形フォームの使用によって達成される。
本発明の好ましい態様は、以下を包含する。
〔1〕難燃性固体が、内部領域における難燃性固体の割合より高い割合で表面領域に存在することを特徴とする、ポリウレタン成形フォーム。
〔2〕難燃性固体の割合が、内部領域における一点から少なくとも一方向にフォーム表面まで連続的または不連続的に増加することを特徴とする、上記〔1〕に記載のポリウレタン成形フォーム。
〔3〕少なくとも難燃性固体の異なった割合によって区別される、同じまたは異なったフォーム組成からなる少なくとも2つの全面積層または部分面積層を含んでなることを特徴とする、上記〔1〕または〔2〕に記載のポリウレタン成形フォーム。
〔4〕難燃性固体を含有する少なくとも1つの表面層および難燃性固体を本質的に含有しない少なくとも1つの層を含んでなることを特徴とする、上記〔3〕に記載のポリウレタン成形フォーム。
〔5〕難燃性固体を多く含有する表面領域が0.2mm〜シートクッションの最大厚の範囲、特に1mm〜2cmの範囲の厚さを有することを特徴とする、上記〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載のポリウレタン成形フォーム。
〔6〕表面領域における難燃性固体の割合が1〜80重量%の範囲、特に5〜30重量%の範囲であることを特徴とする、上記〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載のポリウレタン成形フォーム。
〔7〕難燃性固体含有表面領域の密度が10〜800kg/m の範囲、特に2000kg/m まで、とりわけ30〜200kg/m の範囲、特に900kg/m までであることを特徴とする、上記〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載のポリウレタン成形フォーム。
〔8〕前記難燃性固体に加えて、付加的な固体状および/または液体状難燃性添加剤を少なくとも1種更に含んでなることを特徴とする、上記〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載のポリウレタン成形フォーム。
〔9〕全面積または部分面積のポリウレタンフォームカバー層を含んでなる、上記〔1〕〜〔8〕のいずれかに記載のポリウレタン成形フォーム。
〔10〕液体状および/または固体状難燃性物質を、ポリオール成分およびイソシアネート成分の反応混合物に配合する工程、
このようにして得られた混合物を用いてポリウレタン成形フォームを形成する工程
を含む、上記〔1〕〜〔9〕のいずれかに記載のポリウレタン成形フォームの製造方法であって、配合する難燃性物質の量の、反応混合物の量に対する比Rが、所定の時間間隔内では一定であるが、続く第二の時間間隔ではこの比と異なることを特徴とする方法。
〔11〕液体状および/または固体状難燃性物質とポリオール成分またはイソシアネート成分とを混合し、得られた混合物とそれぞれもう一方のポリオール成分またはイソシアネート成分とを反応させてフォーム原料を形成する工程、並びに
液体状および/または固体状難燃性物質を前記フォーム原料に配合する工程、
このようにして得られた混合物を用いてポリウレタン成形フォームを形成する工程
を含む、上記〔1〕〜〔9〕のいずれかに記載のポリウレタン成形フォームの製造方法であって、配合する難燃性物質の量の、反応混合物の量に対する比Rが、所定の時間間隔内では一定であるが、続く第二の時間間隔ではこの比と異なることを特徴とする方法。
〔12〕前記難燃性物質を含有する流れを前記フォーム原料の流れに注ぐか、または前記フォーム原料の流れを前記難燃性物質を含有する流れに注ぐ、上記〔10〕または〔11〕に記載の方法。
〔13〕難燃性物質およびフォーム原料を開放式型に噴霧することを特徴とする、上記〔10〕〜〔12〕のいずれかに記載の方法。
〔14〕前記難燃性物質を含有するフォーム層を1つの型に導入し、そこにフォーム原料を適用して難燃性物質の割合のより少ないポリウレタン成形フォームを形成することを特徴とする、上記〔13〕に記載の方法。
〔15〕適用に使用するフォーム原料および難燃性物質の混合物の嵩密度を、10〜800kg/m の範囲、特に2000kg/m まで、とりわけ30〜200kg/m の範囲、特に900kg/m までに調節することを特徴とする、上記〔10〕〜〔14〕のいずれかに記載の方法。
〔16〕上記〔1〕〜〔9〕のいずれかに記載のポリウレタン成形フォームの、難燃性遮音材、難燃性断熱材、難燃性シート表面材、難燃性充填材、難燃性シーリング材としての使用。

Claims (6)

  1. 難燃性固体が、内部領域における難燃性固体の割合より高い割合で表面領域に存在することを特徴とする、ポリウレタン成形フォーム。
  2. 難燃性固体の割合が、内部領域における一点から少なくとも一方向にフォーム表面まで連続的または不連続的に増加することを特徴とする、請求項1に記載のポリウレタン成形フォーム。
  3. 少なくとも難燃性固体の異なった合によって区別される、同じまたは異なったフォーム組成からなる少なくとも2つの全面積層または部分面積層を含んでなることを特徴とする、請求項1または2に記載のポリウレタン成形フォーム。
  4. 難燃性固体含有表面領域の密度が10〜800kg/mの範囲、特に2000kg/mまで、とりわけ30〜200kg/mの範囲、特に900kg/mまでであることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載のポリウレタン成形フォーム。
  5. 液体状および/または固体状難燃性物質を、ポリオール成分およびイソシアネート成分の反応混合物に配合する工程、
    このようにして得られた混合物を用いてポリウレタン成形フォームを形成する工程
    を含む、請求項1〜のいずれかに記載のポリウレタン成形フォームの製造方法であって、配合する難燃性物質の量の、反応混合物の量に対する比Rが、所定の時間間隔内では一定であるが、続く第二の時間間隔ではこの比と異なることを特徴とする方法。
  6. 液体状および/または固体状難燃性物質とポリオール成分またはイソシアネート成分とを混合し、得られた混合物とそれぞれもう一方のポリオール成分またはイソシアネート成分とを反応させてフォーム原料を形成する工程、並びに
    液体状および/または固体状難燃性物質を前記フォーム原料に配合する工程、
    このようにして得られた混合物を用いてポリウレタン成形フォームを形成する工程
    を含む、請求項1〜のいずれかに記載のポリウレタン成形フォームの製造方法であって、配合する難燃性物質の量の、反応混合物の量に対する比Rが、所定の時間間隔内では一定であるが、続く第二の時間間隔ではこの比と異なることを特徴とする方法。
JP2010547987A 2008-02-26 2009-02-13 難燃性軟質成形ポリウレタンフォームの製造方法 Withdrawn JP2011514921A (ja)

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