JP2011511902A - 内燃機関内の内部排気ガス再循環を高めるための往復式ピストン機構及び方法 - Google Patents

内燃機関内の内部排気ガス再循環を高めるための往復式ピストン機構及び方法 Download PDF

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Abstract

往復式ピストン機構(1)は、クランクケースと、少なくとも1つのクランクピン(4)を有しているクランクシャフト(2)とを備えている。クランクシャフト(2)は、クランクシャフトの軸線(5)を中心として回転可能とされる。機構(1)は、前記クランクピン(4)に回転可能に取り付けられているクランク部材(6)と、前記クランクピン(4)に対して偏心配置されている少なくとも1つの軸受部分(7)とを備えている。軸受部分(7)は、コネクティングロッド(9)が、大端部(8)を介して、クランク部材(6)の軸受部分(7)に回転可能に取り付けられるように、コネクティングロッド(9)の大端部(8)を支持している外周壁を有している。クランク部材(6)が、外歯車である第1の補助歯車(13)と噛み合っているクランク部材の歯車(12)を備えている。補助シャフト(15)が、クランクシャフト(2)に取り付けられており、クランクシャフトの軸線(5)に対して平行に延在している補助シャフトの軸線を中心として、クランクシャフト(2)に対して相対的に回転可能とされる。第2の補助歯車(14)が、クランクシャフトの軸線(5)と一致している中心線を有している中央歯車(17)と噛み合っている。クランク部材の歯車(12)が内歯車である。

Description

本発明は、クランクケースと、少なくとも1つのクランクピンを有しているクランクシャフトであって、クランクケースによって支持され、クランクシャフトの軸線を中心としてクランクケースに対して相対的に回転可能なクランクシャフトと、大端部及び小端部を含んでいる少なくとも1つのコネクティングロッドと、小端部に回転可能に接続されているピストンと、クランクピンに回転可能に取り付けられているクランク部材であって、クランクピンに対して偏心して配置されている少なくとも1つの軸受部分を備えており、コネクティングロッドが大端部を介してクランク部材の軸受部分に回転可能に取り付けられるように、コネクティングロッドの大端部を支持している外周壁を有している、クランク部材と、を備えている往復式ピストン機構において、クランク部材が、外歯車である第1の補助歯車と噛み合っているクランク部材の歯車を備えており、第1の補助歯車が、共通する補助シャフトを介して第2の補助歯車に固定されており、補助シャフトが、クランクシャフトに取り付けられており、クランクシャフトの軸線に対して平行に延在している補助シャフトの軸線を中心としてクランクシャフトに対して相対的に回転可能とされ、第2の補助歯車が、クランクシャフトの軸線と一致している中心線を有している中央歯車と噛み合っている往復式ピストン機構に関する。
特許文献1は、このような往復式ピストン機構を開示している。この既知の機構は、第1の補助歯車、第2の補助歯車、及び付加的な歯車を介して、クランクシャフトによって駆動されるクランク部材を備えている。
欧州特許第0184042号明細書 欧州特許出願公開第07102584.5号明細書
本発明の目的は、簡略化された往復式ピストン機構を提供することである。
この目的を達成するために、クランク部材の歯車は内歯車になっている。本発明における往復式ピストン機構は、小型化された機構を構築するための機会を提供する。従って、中央歯車が特定の回転周波数で回転されない場合には、特定の回転数で中央歯車を回転させるための駆動手段も比較的大きな歯車も必要としない。
補助シャフトの軸線は、クランクシャフトの軸線から離隔している。このことは、クランクシャフトを回転させる場合に、第1の補助シャフトが、クランクシャフトの速度と略同一の速度でクランクシャフトの軸線を中心として回転されることを意味する。中央歯車、第2の補助歯車、第1の補助歯車、及びクランク部材の歯車の構成及び大きさに依存して、クランク部材が、上述の協働する歯車によって特定の速度且つ方向で駆動される。好ましくは、クランク部材は、クランクシャフトの回転周波数の略半分の回転周波数で、クランクケースに対して相対的に回転する。
実際的な実施例では、第2の補助歯車は外歯車であり、中央歯車は内歯車である。クランクシャフトの回転周波数の略半分の回転周波数でクランクシャフトの回転方向と同一の回転方向に、クランクケースに対して相対的にクランク部材を回転させるために、中央歯車が固定されており、これにより機構を小型化することができる。このことは、第2の補助歯車を駆動するために付加的な駆動手段や付加的な歯車を必要としないことを意味する。その代わりに、第2の補助歯車は、クランクシャフトを回転させるときに中央歯車の歯に沿って転動することによって駆動される。中央歯車と第2の補助歯車とのギヤ比は、クランク部材の歯車と第1の補助歯車とのギヤ比の大きさの半分である。この状態は、歯車の直径及び歯車の歯のモジュールを選定することによって実現される。
好ましい実施例では、補助シャフトが、クランクシャフトのクランクアームを貫通して延在しており、第1の補助歯車と第2の補助歯車とが、クランクアームの両側に配置されている。実際には、クランクアームは、クランクピンとクランクシャフトの中央のシリンドリカル状部分との間に配置されている結合要素である。このクランクシャフトの中央のシリンドリカル状部分は、クランクシャフトの軸受である場合がある。クランクアームは、クランクピンをシリンドリカル状部分に対して偏心した位置に維持するように機能する。当該実施例の利点は、2つのクランクアームの距離を短くすることができることである。
第2の補助歯車は、クランクシャフトの軸線の軸線方向において見ると、少なくとも1つのクランクシャフトの軸受部分に隣接して配置されている場合がある。これにより、クランクシャフトの軸線方向において機構をさらに小型化することができる。
好ましくは、第2の補助歯車は、クランクシャフトの軸線の軸線方向において見ると、2つのクランクシャフトの軸受の間に配置されている。これにより、クランクシャフトの支持状態をさらに安定させることができる。
中央歯車は、クランクケース内に回転可能に取り付けられている場合がある。これにより、クランクシャフトの各位置においてクランク部材の位置をクランクシャフトに対して相対的に調整するために、中央歯車を回転させることができる。このことは、クランク部材がクランクシャフトの速度の略半分の速度で回転可能であるが、任意に選択されたクランクの角位置において、クランクシャフトの位置に対して相対的なクランク部材の位置が特定の範囲内において変化可能であることを意味する。例えば、上死点においてピストンの位置がクランクケースに対して相対的に変化可能となるように、クランク部材の位置が調整可能とされる。当該実施例を内燃機関に適用することによって、圧縮比を変化させること、及び内部EGR(排出ガス再循環)を高めるための短い排気行程と組み合わせて、長い排気行程を利用することが可能になる。
中央歯車は、駆動手段、例えば歯車を含んでいる伝動装置を利用している電気モータによって駆動可能とされる場合がある。
クランクシャフトがクランクシャフトの軸受を備え、補助シャフトがクランクシャフトの軸受の外周内で延在している場合がある。実際に、補助シャフトはクランクシャフトの内側にて延在している。この構成の利点は、構造が非常に小型化されることである。
クランクシャフトは、クランクシャフトの軸線を中心としてクランクピンに対して角度的に離間している少なくとも1つのクランクピンと、第2のクランクピンに回転可能に取り付けられている少なくとも1つのクランク部材とを備えている。第2のクランク部材は、外歯車である第3の補助歯車と噛み合っている内歯車である第2のクランク部材を備えている。第3の補助歯車は、共通している第2の補助シャフトを介して第4の補助歯車に固定されている。第2の補助シャフトは、クランクシャフトに取り付けられており、クランクシャフトの軸線に対して平行に延在している第2の補助シャフトの軸線を中心として、クランクシャフトに対して相対的に回転可能とされる。第4の補助歯車は、中央歯車と噛み合っている。内燃機関に関しては、この機構は、1つのクランクピン当たり2つのシリンダを有している4サイクルエンジンに適用可能である。この実施形態の利点は、クランク部材及び第2のクランク部材を駆動させるための駆動手段が、クランクシャフトの軸線の軸線方向において見ると、第1のクランクピンと第2のクランクピンとの間において中央に配置されていることである。このことは、比較的簡素な機構を適用することによってエンジンの小型化が可能となる一方、クランク部材及び第2のクランク部材を駆動させるための部品を、クランクシャフトの両端部分においてエンジンに設ける必要がないことを意味する。
当該機構は、第4の補助歯車が第2の補助歯車に組み込まれているように適合されている場合がある。第2の補助シャフトは、補助シャフトの軸線と第2の補助シャフトの軸線とが一致しているように、補助シャフトに組み込まれている場合がある。この場合には、単一の補助シャフトのみが必要とされる一方、実際には、第4の補助シャフトが省略される。これにより、当該機構がさらに単純化される。
当該実施例では、補助シャフト及び/又は第2の補助シャフトが、クランクシャフトの軸受の外周内で延在している。
本発明は、4サイクルの内燃機関の内部EGRを高める方法であって、内燃機関が、クランクケースと、少なくとも1つのクランクピンを有しているクランクシャフトであって、クランクケースによって支持され、クランクシャフトの軸線を中心としてクランクケースに対して相対的に回転可能なクランクシャフトと、大端部及び小端部を含んでいる少なくとも1つのコネクティングロッドと、小端部に回転可能に接続されているピストンと、クランクピンに回転可能に取り付けられており、クランクピンに対して偏心して配置されている少なくとも1つの軸受部分を備えているクランク部材であって、コネクティングロッドが大端部を介してクランク部材の軸受部分に回転可能に取り付けられるように、コネクティングロッドの大端部を支持している外周壁を有しているクランク部材と、を備えている往復式ピストン機構において、クランク部材が、クランクシャフトの回転周波数の略半分の回転周波数で、クランクケースに対して相対的に回転され、クランク部材が、ピストンが上死点に位置する際に、偏心が最大となる方向が、クランクシャフトの軸線とクランクピンの中心線とを貫通して延在している第1の平面に対して、及び第1の平面に対して垂直に且つクランクシャフトの軸線に対して平行に延在している第2の平面に対して傾斜しているように、クランクピンに対して相対的に位置決めされている方法に関する。これら特徴に起因して、排出行程の終了時におけるピストンの上死点が圧縮行程の終了時におけるピストンの上死点よりも低いので、エンジンは長い膨張行程と短い排出行程とを有している。結論として、比較的高い内部EGR率を達成することができる。
本発明は、クランクケースと、少なくとも1つのクランクピンを有しているクランクシャフトであって、クランクケースによって支持され、クランクシャフトの軸線を中心としてクランクケースに対して相対的に回転可能とされるクランクシャフトと、大端部及び小端部を含んでいる少なくとも1つのコネクティングロッドと、小端部に回転可能に接続されているピストンと、クランクピンに回転可能に取り付けられているクランク部材であって、クランクピンに対して離隔して配置されている少なくとも1つの軸受部分を備えており、コネクティングロッドが大端部を介してクランク部材の軸受部分に回転可能に取り付けられるように、コネクティングロッドの大端部を支持している外周壁を有しているクランク部材と、を備えている往復式ピストン機構において、クランク部材が、外歯車である第1の補助歯車と噛み合っている外歯車である、クランク部材の歯車を備えており、第1の補助歯車が、共通する補助シャフトを介して、外歯車である第2の補助歯車に固定されており、補助シャフトが、クランクシャフトに取り付けられており、クランクシャフトの軸線に対して平行に延在している補助シャフトの軸線を中心として、クランクシャフトに取り付けられており、第2の補助歯車が、外歯車である中間補助歯車と噛み合っており、中間補助歯車が、内歯車であり且つクランクシャフトの軸線と一致している中心線を有している、中央歯車と噛み合っている往復式ピストン機構に関する。中間補助歯車は、補助シャフトを両方向に回転させるように機能する。
本発明は、クランクケースと、少なくとも1つのクランクピンを有しているクランクシャフトであって、クランクシャフトの軸線を中心として、クランクケースに対して相対的に回転可能とされるクランクシャフトと、大端部及び小端部を含んでいる少なくとも1つのコネクティングロッドと、小端部に回転可能に接続されているピストンと、クランクピンに回転可能に取り付けられているクランク部材であって、クランクピンに対して偏心配置されている少なくとも1つの軸受部分を備えており、コネクティングロッドが、大端部を介して、クランク部材の軸受部分に回転可能に取り付けられるように、コネクティングロッドの大端部を支持している外周壁を有しているクランク部材と、を備えている往復式ピストン機構において、クランク部材が、第1の伝動装置を介して補助シャフトに駆動可能に接続されており、補助シャフトが、クランクシャフトに取り付けられており、クランクシャフトの軸線に対して平行に延在している補助シャフトの軸線を中心として、クランクシャフトに対して相対的に回転可能とされており、補助シャフトが、第2の伝動装置を介して中央リングに駆動可能に接続されており、中央リングが、クランクシャフトの軸線と一致している中心線を有しており、第1の伝動装置及び第2の伝動装置が、中央リングがクランクケースに対して相対的な固定位置を有している場合に、クランク部材がクランクシャフトの回転周波数の略半分の回転周波数でクランクケースに対して相対的に回転するように、適合されている往復式ピストン機構に関する。この機構の利点は、中央歯車を駆動する必要がないので、比較的簡素な構造とすることができることである。
実践的な実施例では、第1の伝動装置が、内歯車であると共にクランク部材に取り付けられている、クランク部材の歯車と、外歯車であると共に補助シャフトに固定されている、第1の補助歯車とを備えており、クランク部材の歯車と第1の補助歯車とが互いに噛み合っている。
第2の伝動装置は、外歯車であると共に補助シャフトに取り付けられている、第2の補助歯車を備えており、第2の補助歯車が、中央リングの内歯と噛み合っている。
代替的な実施例では、第1の伝動装置が、外歯車であると共にクランク部材に取り付けられている、クランク部材の歯車と、外歯車であると共に補助シャフトに固定されている、第1の補助歯車とを備えており、クランク部材の歯車と第1の補助歯車とが互いに噛み合っている。
第2の伝動装置は、外歯車であると共に補助シャフトに取り付けられている、第2の補助歯車を備えており、第2の補助歯車は、外歯車である中間補助歯車と噛み合っている。中間補助歯車は、中央リングの内歯とも噛み合っている。中間補助歯車は、クランク部材の回転方向をクランクシャフトと同一の回転方向に向けるように機能する。
さらに代替的な実施例では、第1の伝動装置が、クランク部材に取り付けられているホイールと、補助シャフトに固定されている補助ホイールとを備えており、ホイールと補助ホイールとが、無端駆動要素を介して互いに対して駆動可能に接続されている。実践的には、ホイールと補助ホイールとがスプロケットホイールであり、無端駆動要素がチェーンである。さらに、第2の伝動装置は、補助シャフトに取り付けられていると共に外歯車である、第2の補助歯車を備えており、第2の補助歯車は、中央リングの内歯と噛み合っている。後者の実施例の利点は、第1の伝動装置の構成に起因して、第2の伝動装置が、回転方向を反転するために中間補助歯車を必要としないことである。
本発明は、本発明の実施例を例示する概略的な図面を参照することによって明らかとなる。
本発明における往復式ピストン機構の一の実施例の斜視図である。 クランクシャフトの一部分を省略した、図1を簡略した図である。 図1の実施例を縮小した分解斜視図である。 反対側から見た図3に類似した図である。 代替的な実施例の図1に類似した図である。 図5の実施例の部分的な分解図である。 図6の実施例の一部分の分解斜視図である。 代替的な実施例の図7に類似した図である。 噛み合っている歯の原理を図示した、図8の実施例の非常に概略的な拡大断面図である。 図5〜図7の実施例を表わす、図9に類似した図である。 本発明における往復式ピストン機構の代替的な実施例の斜視図である。 他の代替的な実施例を表わす、図11に類似した図である。 噛み合っている歯の原理を図示した、図11の実施例の非常に概略的な拡大断面図である。 図12の実施例を表わす、図13に類似した図である。 本発明における機構を備えている内燃機関の一サイクルの圧力−容積線図である。 本発明における往復式ピストン機構の代替的な実施例の部分的に分解された斜視図である。 組み立てられた状態の実施例を表わす、図16に類似した拡大図である。 図16及び図17の実施例の概略的な側面図である。
図1〜図4は、本発明における、内燃機関に適している往復式ピストン機構の一の実施例を表わす。往復式ピストン機構1は、クランクシャフトの軸受3によってクランクシャフト2を支持しているクランクケース(図示しない)を備えている。当該実施例のクランクシャフト2は、クランクピン4を含んでおり、クランクシャフトの軸線5を中心としてクランクケースに対して相対的に回転可能とされる。
さらに、往復式ピストン機構1は、クランクピン4に回転可能に取り付けられているクランク部材6を備えている。クランク部材6は、クランクピン4に対して偏心して配置されている2つの軸受部分7を備えている。軸受部分7それぞれが、コネクティングロッド9の大端部8を支持している外周壁を有している。従って、コネクティングロッド9は、自身の大端部8を介してクランク部材6に回転可能に取り付けられている。コネクティングロッド9は、ピストン11が回転可能に接続されている小端部10も含んでいる。
クランク部材6は、第1の補助歯車13と噛み合っているクランク部材の歯車12を備えている。第1の補助歯車13は、共通する補助シャフト15を介して第2の補助歯車14に固定されている。補助シャフト15は、クランクシャフト2に取り付けられており、クランクシャフト5に対して平行に延在している補助シャフトの軸線を中心として、クランクシャフト2に対して相対的に回転可能とされる。このことは、補助シャフトの軸線がクランクシャフトの軸線5から離隔されていることを意味する。当該実施例では、補助シャフト15は、第1の補助歯車13及び第2の補助歯車14がクランクアーム16の両側に配置されるように、クランクアーム16を貫通して延在している。この場合には、クランクアーム16とクランクシャフトの軸受3とが、補助シャフト15が該クランクアームと該クランクシャフトの軸受との両方を貫通して延在するように一体になっている。従って、補助シャフト15は、クランクシャフトの軸受3の外周内において延在している。図3は、第1の補助歯車13がクランクアーム16のクランクピン4の側部に配置されていることを表わす。
第2の補助歯車14は、クランクシャフトの軸線5と同軸に配置された中心線を有している、中央歯車17と噛み合っている。当該実施例では、中央歯車17が内歯車であり、第2の補助歯車14が外歯車である。
本発明では、クランク部材の歯車12は内歯車であり、第1の補助歯車13が外歯車である。この構成によって、往復式ピストン機構1が小型に組み立てられ、本発明が属する技術分野において既に知られている往復式ピストン機構よりも単純化される。
図3は、第2の補助歯車14が2つのクランクシャフトの部分18の間に配置されていることを表わす。この場合には、シールリング(図示しない)は、クランクシャフトの部分18のうち一方の部分によって支持されており、フライホイールは、クランクシャフトの部分18の近傍でクランクシャフト2の前端部に取り付けられている。クランクシャフトの部分18が、クランクシャフトの軸受部分を形成しており、第2の補助歯車14が、クランクシャフトの軸線5の軸線方向においてクランクシャフトの部分18同士の間に配置されていることは言うまでもない。
図1〜図4に表わす構成の利点は、往復式ピストン機構がクランクシャフトの軸線5の軸線方向において小型化されること、及びクランクシャフト2がクランクシャフトの軸受3同士の間において対称且つ比較的短いことである。図3及び図4は、往復式ピストン機構1がクランクシャフトの2つの部品を互いに対して固定することによって組み立てられていることを表わす。代替的には、例えば特許文献2に開示されているように、クランクシャフトが単一部品から作られている場合がある。
図5〜図7は、本発明における往復式ピストン機構1の代替的な実施例を表わす。当該実施例では、クランクシャフト2は、クランクシャフトの軸線5を中心としてクランクピン4に対して角度的に離隔して配置されている、第2のクランクピン19を備えている。往復式ピストン機構1は、上述のクランク部材6に相当する第2のクランク部材20をさらに備えている。第2のクランク部材20は、第3の補助歯車22と噛み合っている第2のクランク部材の歯車21を備えている。
当該実施例では、第3の補助歯車22が、第2の補助シャフト24(図5には表わさない)に固定されている。同様に、第4の補助歯車25が、第2の補助シャフト24に固定されている。第2の補助歯車14及び第4の補助歯車25の両方が、中央歯車17と噛み合っており、中央歯車17の周方向において互いから離隔して配置された位置に、中央歯車17と係合している。第2の補助シャフト24が、クランクシャフト2に取り付けられており、第2の補助シャフトの軸線を中心としてクランクシャフト2に対して相対的に回転可能とされる。補助シャフトの軸線と第2の補助シャフトの軸線との両方が、クランクシャフトの軸線5に対して平行に且つクランクシャフトの軸受3の外周内で延在している。この場合には、クランクシャフトの軸線5に沿って見ると、クランクシャフトの軸受3は、2つのクランクシャフトの部分を備えている。補助シャフト15及び第2の補助シャフト24は、図7に表わすように、クランクシャフトの軸受3においてクランクアーム16の各開口部26に嵌合している。
図5〜図7は、上述の歯車が、クランク部材6及び第2のクランク部材20の両方を駆動するための駆動手段を形成していることを表わす。該駆動手段は、クランクシャフトの軸線5に沿って見た場合に、往復式ピストン機構1の中央に配置されている。このような往復式ピストン機構1を備えている4サイクルの内燃機関の場合には、このことは、該駆動手段の如何なる部分もクランクシャフト2の軸方向端部に配置される必要がないことを意味する。さらに、特定の回転周波数で中央歯車17を駆動するための別の駆動手段を設けることも必要としない。クランクシャフトの軸線5に沿って見ると、クランクシャフト2の中央近傍に釣り合いおもりを設ける必要がないことに留意すべきである。
図5〜図7に表わす実施例では、中央歯車17が、クランクケース内に回転可能に取り付けられており、所定角度の範囲内において中央歯車17を回転させるための駆動手段によって、例えば伝動装置を介した電気モータ23によって駆動可能とされる。この特徴によって、往復式ピストン機構1が4サイクルの内燃機関に適用された場合に、4サイクルの内燃機関における内部EGR率を比較的高く生成することができる。ピストン11が上死点に位置している場合に、偏心が最大となる方向が、クランクシャフトの軸線5とクランクピン4の中心線とを通じて延在している第1の平面に対して、及び第1の平面に対して垂直に且つクランクシャフトの軸線5に対して平行に延在している第2の平面に対して傾斜しているように、中央歯車17は、クランクケースに対して角度的に位置決めされている。言い換えれば、ピストン11が上死点に位置している場合に、クランク部材6の偏心が最大となる方向が、関連するクランクピン4の上方位置(upward position)に対して0°〜90°の角度で傾斜しており、これにより該方向が、クランクアームと完全には一致せず、該クランクアームに対して直交することもない。図15は、上述のように中央歯車17が所定位置に回転した場合における、該内燃機関の一サイクルの圧力(P)−容積(V)図である。圧縮行程の終了時には、ピストン11の上死点が、排気行程の終了時におけるピストン11の位置よりも高く、膨張行程の終了時におけるピストン11の下死点が、吸気行程の終了時におけるピストン11の位置よりも低くなっている。この場合には、このことは、エンジンが長い膨張行程と短い排出行程とを併せ持つことを意味する。特に、短い膨張行程によって内部EGR率が比較的高くなることは、特定のエンジンの状態において優位である。
図8は、本発明における往復式ピストン機構1の他の代替的な実施例の一部分を表わす。当該実施例では、第3の補助歯車22が補助シャフト15に固定されている。同様に、第1の補助シャフト13及び第2の補助シャフト14も補助シャフト15に固定されている。図8は、クランクアーム16が、補助シャフト15を受容するための単一の開口部26を有していることも表わす。補助シャフト15がクランクシャフトの軸受3の外周内に延在しており、これにより構造が小型化されることが図示されている。従って、組み立てられた状態では、3組の歯車の組み合わせがクランクシャフトの軸線5に沿って前後に配設されている。3組の歯車の組み合わせとは、補助歯車13と噛み合っているクランク部材の歯車12と、第2の補助歯車14と噛み合っている中央歯車17(図8には表わさない)と、第2のクランク部材の歯車21と噛み合っている第3の補助歯車22とである。従って、図5〜図7に表わす実施例が、補助シャフトの軸線と第2の補助シャフトの軸線とが一致するように、且つ、第4の補助歯車25が第2の補助歯車14に組み込まれるように変更された場合には、そのような実施例は図8に図示するようになる。
異なる歯車が互いに噛み合うための方法は、図8に表わす実施例に関連する図9と、図5〜図7に表わす実施例に関連する図10とに示されている。図10は、第2の補助歯車14及び第4の補助歯車25の両方が中央歯車17と噛み合っていることを表わす。一方、図9は、第2の補助歯車14のみが中央歯車17と噛み合っていることを表わす。図9に表わす単一の補助シャフト15の場合には、補助シャフト15は、第1の補助歯車13と第3の補助歯車22とがクランク部材の歯車12及び第2のクランク部材の歯車21それぞれと噛み合うように位置決めされている必要がある。同時に、第2の補助歯車14が、中央歯車17と噛み合っている必要がある。このことは、異なる歯車の配置及び大きさが、クランク部材6及び第2のクランク部材20がクランクシャフト2に対して所望の回転周波数で回転するように正確に選定される必要があることを意味する。
図11は、本発明における往復式ピストン機構1の代替的な実施例を表わす。当該実施例では、クランク部材の歯車12は、第1の補助歯車13(図11には表わさない)と噛み合っている外歯車である。第1の補助歯車13は、補助シャフト15を介して第2の補助歯車14に固定されている。この場合には、第2の補助歯車14は、中央歯車17と噛み合っていないが、中間補助歯車27と噛み合っている。中間補助歯車27は、クランク部材6の回転方向と第2のクランク部材20の回転方向とをクランクシャフト2の回転方向と同一の回転方向に向けるように機能する。基本的に、該中間補助歯車の大きさは、関連性を有しないが、該中間補助歯車は、好ましくは第2の補助歯車14及び第4の補助歯車25と共に中央歯車17に嵌合されている。中間補助歯車27は、中央歯車17と噛み合っている。同様に、第2のクランク部材の歯車21は、第3の補助歯車22と噛み合っている外歯車である。第3の補助歯車22と第4の補助歯車25とは、第2の補助シャフト24に固定されている。また、補助シャフトの軸線と第2の補助シャフトの軸線とは、クランクシャフトの軸線5に対して平行に延在しており、好ましくはクランクシャフトの軸受(図示しない)の外周内で延在している。歯車の大きさは、クランク部材6及び第2のクランク部材20がクランクシャフト2と同一方向に且つクランクシャフト2の半分の速度で回転するように選定されている。中央歯車17と第2の補助歯車14とのギヤ比は、クランク部材の歯車12と第1の補助歯車13とのギヤ比の半分の大きさである。直径と歯車の歯のモジュールとの所定の選定によって、このような条件が達成される。
図12は、図11に表わす実施例における第2の補助歯車14及び第4の補助歯車25が第2の補助歯車14に組み込まれている他の代替的な実施例を表わす。第1の補助歯車13、第2の補助歯車14、及び第3の補助歯車22が、補助シャフト15に固定されている。第2の補助歯車14が、中間補助歯車27と噛み合っており、中間補助歯車27が、中央歯車17と噛み合っている。
図11及び図12における往復式ピストン機構が、図1〜図4に表わす2サイクルの内燃機関のための往復式ピストン機構1にも適用可能であることに留意すべきである。クランク部材12の外歯と第2のクランク部材20の外歯とに起因する騒音を最小限度に押えるためには、はすば歯車が望ましい。
図13及び図14はそれぞれ、図11及び図12に表わす実施例において異なる歯車を互いに噛み合わせる方法を表わす。図13は、中間補助歯車27のみが中央歯車17と噛み合っている一方、第1の補助歯車13がクランク部材の歯車12と噛み合い、補助シャフト15に固定されている第2の補助歯車14が中間補助歯車27と噛み合っていることを表わす。同様に、第3の補助歯車22が第2のクランク部材の歯車21と噛み合い、第4の補助歯車25が中間補助歯車27と噛み合っている。
図14は、中間補助歯車27が中央歯車17及び第2の補助歯車14それぞれと噛み合っている実施例を表わす。第2の補助歯車14、第1の補助歯車13、及び第3の補助歯車22が、単一の補助シャフト15に固定されている。一方、第1の補助歯車13及び第3の補助歯車22それぞれが、クランク部材の歯車12及び第2のクランク部材の歯車21と噛み合っている。
図16〜図18は、本発明における往復式ピストン機構1の代替的な実施例を表わす。上述の実施例と同様に、クランク部材6は、第1の伝動装置を介して補助シャフト15に駆動可能に接続されている。この場合には、第1の伝動装置は、クランク部材6に取り付けられているクランク部材のスプロケットホイール28と、補助シャフト15に取り付けられている補助シャフトのスプロケットホイール29と、第1のスプロケットホイール28及び第2のスプロケットホイール29を互いに対して駆動可能に接続しているチェーン30とを備えている。補助シャフト15は、クランクシャフト2に取り付けられており、クランクシャフトの軸線5に対して平行に延在している補助シャフトの軸線を中心として、クランクシャフト2に対して相対的に回転可能とされる。上述の実施例と同様に、補助シャフト15も、第2の伝動装置を介して中央リング又は中央歯車17に駆動可能に接続されている。この場合には、第2の伝動装置は、外歯車であると共に補助シャフト15に取り付けられている、第2の補助歯車14を備えている。第2の補助歯車14は、中央歯車17の内歯と噛み合っている。中央歯車17は、クランクシャフトの軸線5と一致している中心線を有している。また、中央歯車17は、クランクケースに対して相対的に自身の位置を調整するために、外歯を有している。しかしながら、上述の他の実施例と同様に、第1の伝動装置及び第2の伝動装置は、中央歯車17がクランクケースに対して相対的に固定された位置に配設されている場合に、クランク部材6がクランクシャフト2の回転周波数の略半分である回転周波数でクランクケースに対して相対的に回転するように適合されている。クランク部材6及びクランクシャフト2の回転方向は同一である。
図16〜図18に表わす実施例における往復式ピストン機構は、図1〜10に表わす実施例における往復式ピストン機構と相違する。第1の伝動装置が、互いに噛み合っている内歯車12及び外歯車13ではなく、チェーン30を介して互いに対して駆動可能に接続されているスプロケットホイール28,29を備えているからである。コストの観点から、スプロケットホイール28の製造コストは、クランク部材の内歯車12の製造コストよりも小さい。
図16〜図18に表わす実施例における往復式ピストン機構は、図11〜図14に表わす実施例における往復式ピストン機構と相違する。第1の相違点は、第1の伝動装置が、互いに噛み合っているクランク部材6の外歯車12と第1の補助外歯車13とではなく、スプロケットホイール28,29及びチェーン30を備えていることである。第2の相違点は、第2の伝動装置が、第2の補助歯車14及び中央歯車17の内歯車の両方と噛み合っている第2の補助外歯車14と中間補助歯車27とではなく、第2の補助外歯車14と中央歯車17の内歯車とを備えていることである。このことは、図16〜図18に表わす往復式ピストン機構によって、図11〜図14に表わす実施例と同様に、クランク部材6及びクランクシャフト2が、中間補助歯車27を必要とせず、同一の回転速度で回転可能となることを意味する。
上述の実施例の様々な特徴を組み合わせることができることに留意すべきである。
さらに、クランク部材の軸受部分がクランクピンに対して偏心して配置されず、軸受部分の断面が円状になっているように、上述の往復式ピストン機構の実施例を変更可能であることに留意すべきである。この構成は、従来の往復式ピストン機構の構成よりも簡便である。しかしながら、クランク部材は、クランクピンと大端部との間に配置されており、クランクシャフトに対して相対的に回転される。大端部/クランク部材/クランクピンにおける摩擦低減量が第1の伝動装置及び第2の伝動装置に起因する摩擦増大量よりも大きいことによって、往復式ピストン機構全体の内部摩擦が低減されることに留意すべきである。この場合には、中央リングがクランクケースに対して相対的に固定された位置に配設されている場合に、クランク部材がクランクシャフトの回転周波数の略半分の回転周波数でクランクケースに対して相対的に回転されるように、第1の伝動装置及び第2の伝動装置を変更する必要はない。クランク部材の回転速度が、クランクシャフトの回転速度の半分でない場合がある。
従って、本発明が、小型の実施形態を設計可能な比較的単純な往復式ピストン機構を提供することは明白である。
本発明は、図面に開示され、上述ように説明した実施例に限定される訳ではなく、特許請求の範囲及びその均等の範囲に含まれる様々な様式に変更可能である。例えば、中央歯車と第2の歯車及び第4の歯車とが、上述の実施例とは異なる歯車の構成を有していても良い。さらに、中央歯車が、特定の回転周波数で駆動されても良い。該往復式ピストン機構は、3つ以上のクランクピンを有しているクランクシャフトにも適用可能である。
1 往復式ピストン機構
2 クランクシャフト
3 クランクシャフトの軸受
4 クランクピン
5 クランクシャフトの軸線
6 クランク部材
7 軸受部分
8 大端部
9 コネクティングロッド
10 小端部
11 ピストン
12 クランク部材の歯車
13 第1の補助歯車
14 第2の補助歯車
15 補助シャフト
16 クランクアーム
17 中央歯車
18 クランクシャフトの部分
19 第2のクランクピン
20 第2のクランク部材
21 第2のクランク部材の歯車
22 第3の補助歯車
23 電気モータ
24 第2の補助シャフト
25 第4の補助歯車
26 開口部
27 中間補助歯車
28 クランク部材のスプロケットホイール
29 補助シャフトのスプロケットホイール
30 チェーン

Claims (29)

  1. クランクケースと、
    少なくとも1つのクランクピン(4)を有しているクランクシャフト(2)であって、前記クランクケースによって支持され、クランクシャフトの軸線(5)を中心として前記クランクケースに対して相対的に回転可能な前記クランクシャフト(2)と、
    大端部(8)及び小端部(10)を含んでいる少なくとも1つのコネクティングロッド(9)と、
    前記小端部(10)に回転可能に接続されているピストン(11)と、
    前記クランクピン(4)に回転可能に取り付けられているクランク部材(6)であって、前記クランクピン(4)に対して偏心配置されている少なくとも1つの軸受部分(7)を備えており、前記コネクティングロッド(9)が前記大端部(8)を介して前記クランク部材(6)の前記軸受部分(7)に回転可能に取り付けられるように、前記コネクティングロッド(9)の前記大端部(8)を支持している外周壁を有している、前記クランク部材(6)と、
    を備えている往復式ピストン機構(1)において、
    前記クランク部材(6)が、外歯車である第1の補助歯車(13)と噛み合っているクランク部材の歯車(12)を備えており、
    前記第1の補助歯車(13)が、共通する補助シャフト(15)を介して、第2の補助歯車(14)に固定されており、
    前記補助シャフト(15)が、前記クランクシャフト(2)に取り付けられており、前記クランクシャフトの軸線(5)に対して平行に延在している補助シャフトの軸線を中心として、前記クランクシャフト(2)に対して相対的に回転可能とされ、
    前記第2の補助歯車(14)が、前記クランクシャフトの軸線(5)と一致している中心線を有している中央歯車(17)と噛み合っており、
    前記クランク部材の歯車(12)が、内歯車であることを特徴とする往復式ピストン機構(1)。
  2. 前記第2の補助歯車(14)が、外歯車であり、
    前記中央歯車(17)が、内歯車であることを特徴とする請求項1に記載の往復式ピストン機構(1)。
  3. 前記補助シャフト(15)が、前記クランクシャフト(2)のクランクアーム(16)を貫通して延在しており、
    前記第1の補助歯車(13)及び前記第2の補助歯車(14)が、前記クランクアーム(16)の両側に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の往復式ピストン機構(1)。
  4. 前記第2の補助歯車(14)が、前記クランクシャフトの軸線(5)の軸線方向において、少なくとも1つのクランクシャフトの軸受部分(18)に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の往復式ピストン機構(1)。
  5. 前記第2の補助歯車(14)が、前記クランクシャフトの軸線(5)の軸線方向において、2つのクランクシャフトの軸受部分(18)の間に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の往復式ピストン機構(1)。
  6. 前記中央歯車(17)が、前記クランクケース内に回転可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の往復式ピストン機構(1)。
  7. 前記中央歯車(17)が、駆動手段(23)によって駆動可能とされることを特徴とする請求項6に記載の往復式ピストン機構(1)。
  8. 前記クランクシャフト(2)が、クランクシャフトの軸受(3)を備えており、
    前記補助シャフト(15)が、前記クランクシャフトの軸受(3)の外周内で延在していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の往復式ピストン機構(1)。
  9. 前記クランクシャフト(2)が、前記クランクシャフトの軸線(5)を中心として前記クランクピン(4)に対して相対的に角度的に離隔されている、少なくとも1つの第2のクランクピン(19)と、前記第2のクランクピン(19)に回転可能に取り付けられている、少なくとも1つの第2のクランク部材(20)と、を備えており、
    前記第2のクランク部材(20)が、外歯車である第3の補助歯車(22)と噛み合っている内歯車である、第2のクランク部材の歯車(21)を備えており、
    前記第3の補助歯車(22)が、共通する第2の補助シャフト(24)を介して、第4の補助歯車(25)に固定されており、
    前記第2の補助シャフト(24)が、前記クランクシャフト(2)に取り付けられており、前記クランクシャフトの軸線(5)に対して平行に延在している第2の補助シャフトの軸線を中心として、前記クランクシャフト(2)に対して相対的に回転可能とされ、
    第4の補助歯車(25)が、前記中央歯車(17)と噛み合っていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の往復式ピストン機構(1)。
  10. 前記クランクシャフト(2)が、前記クランクシャフトの軸線(5)の軸線方向において、前記クランクピン(4)と前記第2のクランクピン(19)との間にクランクシャフトの軸受(3)を備えており、
    前記補助シャフト(15)及び第2の補助シャフト(24)が、前記クランクシャフトの軸受(3)の外周内で延在していることを特徴とする請求項9に記載の往復式ピストン機構(1)。
  11. 前記往復式ピストン機構(1)が、前記第4の補助歯車(25)が前記第2の補助歯車(14)に組み込まれるように適合されており、
    第2の補助シャフト(24)が、前記補助シャフトの軸線及び前記第2の補助シャフトの軸線が一致するように前記補助シャフト(15)に組み込まれていることを特徴とする請求項9に記載の往復式ピストン機構(1)。
  12. 前記クランクシャフト(2)が、前記クランクシャフトの軸線(5)の軸線方向において、前記クランクピン(4)と第2のクランクピン(19)との間にクランクシャフトの軸受(3)を備えており、
    前記補助シャフト(15)が、前記クランクシャフトの軸受(3)の外周内で延在していることを特徴とする請求項11に記載の往復式ピストン機構(1)。
  13. 4サイクルの内燃機関における内部EGRを高める方法において、
    前記内燃機関が、
    クランクケースと、
    少なくとも1つのクランクピン(4)を有しているクランクシャフト(2)であって、前記クランクケースによって支持され、クランクシャフトの軸線(5)を中心として前記クランクケースに対して相対的に回転可能な前記クランクシャフト(2)と、
    大端部(8)及び小端部(10)を含んでいる少なくとも1つのコネクティングロッド(9)と、
    前記小端部(10)に回転可能に接続されているピストン(11)と、
    前記クランクピン(4)に回転可能に取り付けられているクランク部材(6)であって、前記クランクピン(4)に対して偏心配置されている少なくとも1つの軸受部分(7)を備えており、前記コネクティングロッド(9)が前記大端部(8)を介して前記クランク部材(6)の前記軸受部分(7)に回転可能に取り付けられるように、前記コネクティングロッド(9)の前記大端部(8)を支持している外周壁を有している、前記クランク部材(6)と、
    を備えている往復式ピストン機構(1)において、
    前記クランク部材(6)が、前記クランクシャフト(2)の回転周波数の略半分の回転周波数で、前記クランクケースに対して相対的に回転され、
    前記ピストン(11)の上死点において、偏心が最大となる方向が、前記クランクシャフトの軸線(5)と前記クランクピン(4)の中心線とを貫通して延在している第1の平面に対して、及び前記第1の平面に対して垂直に且つ前記クランクシャフトの軸線(5)に対して平行に延在している第2の平面に対して傾斜しているように、前記クランク部材(6)が、前記クランクピン(4)に対して相対的に位置決めされていることを特徴とする方法。
  14. 内燃機関における内部EGRを高める方法において、
    前記内燃機関が、請求項1〜9のいずれか一項に記載の往復式ピストン機構(1)を備えており、
    前記ピストン(11)の上死点において、偏心が最大となる方向が、前記クランクシャフトの軸線(5)と前記クランクピン(4)の中心線とを貫通して延在している第1の平面に対して、及び前記第1の平面に対して垂直に且つ前記クランクシャフトの軸線(5)に対して平行に延在している第2の平面に対して傾斜しているように、前記中央歯車(17)が、前記クランクケースに対して角度的に位置決めされていることを特徴とする方法。
  15. クランクケースと、
    少なくとも1つのクランクピン(4)を有しているクランクシャフト(2)であって、前記クランクケースによって支持され、クランクシャフトの軸線(5)を中心として前記クランクケースに対して相対的に回転可能とされる前記クランクシャフト(2)と、
    大端部(8)及び小端部(10)を含んでいる少なくとも1つのコネクティングロッド(9)と、
    前記小端部(10)に回転可能に接続されているピストン(11)と、
    前記クランクピン(4)に回転可能に取り付けられているクランク部材(6)であって、前記クランクピン(4)に対して偏心配置されている少なくとも1つの軸受部分(7)を備えており、前記コネクティングロッド(9)が、前記大端部(8)を介して、前記クランク部材(6)の前記軸受部分(7)に回転可能に取り付けられるように、前記コネクティングロッド(9)の前記大端部(8)を支持している外周壁を有している前記クランク部材(6)と、
    を備えている往復式ピストン機構(1)において、
    前記クランク部材(6)が、外歯車である第1の補助歯車(13)と噛み合っている外歯車である、クランク部材の歯車(12)を備えており、
    前記第1の補助歯車(13)が、共通する補助シャフト(15)を介して、外歯車である第2の補助歯車(14)に固定されており、
    前記補助シャフト(15)が、前記クランクシャフト(2)に取り付けられており、前記クランクシャフトの軸線(5)に対して平行に延在している補助シャフトの軸線を中心として、前記クランクシャフト(2)に対して相対的に回転可能とされ、
    前記第2の補助歯車(14)が、外歯車である中間補助歯車(27)と噛み合っており、
    前記中間補助歯車(27)が、前記クランクシャフトの軸線(5)と一致している中心線を有している内歯車である、中央歯車(17)と噛み合っていることを特徴とする往復式ピストン機構(1)。
  16. 前記クランクシャフト(2)が、クランクシャフトの軸受(3)を備えており、
    前記補助シャフト(15)が、前記クランクシャフトの軸受(3)の外周内で延在していることを特徴とする請求項15に記載の往復式ピストン機構(1)。
  17. 前記クランクシャフト(2)が、前記クランクシャフトの軸線(5)を中心として前記クランクピン(4)に対して角度的に離隔している、少なくとも1つの第2のクランクピン(19)と、前記第2のクランクピン(19)に回転可能に取り付けられている、少なくとも1つの第2のクランク部材(20)と、を備えており、
    前記第2のクランク部材(20)が、外歯車である第3の補助歯車(22)と噛み合っている外歯車である、第2のクランク部材(21)を備えており、
    前記第3の補助歯車(22)が、共通する第2の補助シャフト(24)を介して、第4の補助歯車(25)に固定されており、
    前記第2の補助シャフト(24)が、前記クランクシャフト(2)に取り付けられており、前記クランクシャフトの軸線(5)に対して平行に延在している第2の補助シャフトの軸線を中心として、前記クランクシャフト(2)に対して相対的に回転可能とされ、
    前記第4の補助歯車(25)が、前記中央歯車(17)と噛み合っていることを特徴とする請求項15又は16に記載の往復式ピストン機構(1)。
  18. 前記クランクシャフト(2)が、前記クランクシャフトの軸線(5)の軸線方向において、前記クランクピン(4)と前記第2のクランクピン(19)との間にクランクシャフトの軸受(3)を備えており、
    前記補助シャフト(15)及び前記第2の補助シャフト(24)が、前記クランクシャフトの軸受(3)の外周内で延在していることを特徴とする請求項17に記載の往復式ピストン機構(1)。
  19. 前記往復式ピストン機構(1)が、前記第4の補助歯車(25)が前記第2の補助歯車(14)に組み込まれるように適合されており、
    前記第2の補助シャフト(24)が、前記補助シャフトの軸線と前記第2の補助シャフトの軸線とが一致するように、前記補助シャフト(15)内に組み込まれていることを特徴とする請求項17に記載の往復式ピストン機構(1)。
  20. 前記クランクシャフト(2)が、前記クランクシャフトの軸線(5)の軸線方向において、前記クランクピン(4)と前記第2のクランクピン(19)との間に前記クランクシャフトの軸受(3)を備えており、
    前記補助シャフト(15)が、前記クランクシャフトの軸受(3)の外周内で延在していることを特徴とする請求項19に記載の往復式ピストン機構(1)。
  21. クランクケースと、
    少なくとも1つのクランクピン(4)を有しているクランクシャフト(2)であって、前記クランクケースによって支持され、クランクシャフトの軸線(5)を中心として、前記クランクケースに対して相対的に回転可能とされる前記クランクシャフト(2)と、
    大端部(8)及び小端部(10)を含んでいる少なくとも1つのコネクティングロッド(9)と、
    前記小端部(10)に回転可能に接続されているピストン(11)と、
    前記クランクピン(4)に回転可能に取り付けられているクランク部材(6)であって、前記クランクピン(4)に対して偏心配置されている少なくとも1つの軸受部分(7)を備えており、前記コネクティングロッド(9)が前記大端部(8)を介して前記クランク部材(6)の前記軸受部分(7)に回転可能に取り付けられるように、前記コネクティングロッド(9)の前記大端部(8)を支持している外周壁を有している前記クランク部材(6)と、
    を備えている往復式ピストン機構(1)において、
    前記クランク部材(6)が、第1の伝動装置(12,13,28,29,30)を介して、補助シャフト(15)に駆動可能に接続されており、
    前記補助シャフト(15)が、前記クランクシャフト(2)に取り付けられており、前記クランクシャフトの軸線(5)に対して平行に延在している補助シャフトの軸線を中心として、前記クランクシャフト(2)に対して相対的に回転可能とされており、
    前記補助シャフト(15)が、第2の伝動装置(14,17,27)を介して、中央リング(17)に駆動可能に接続されており、
    前記中央リング(17)が、前記クランクシャフトの軸線(5)と一致している中心線を有しており、
    前記第1の伝動装置と前記第2の伝動装置とが、前記中央リング(17)が前記クランクケースに対して相対的な固定位置を有している場合に、前記クランク部材(6)が、前記クランクシャフト(2)の回転周波数の略半分の回転周波数で前記クランクケースに対して相対的に回転することを特徴とする往復式ピストン機構(1)。
  22. 前記第1の伝動装置が、内歯車であると共に前記クランク部材(6)に取り付けられている、クランク部材の歯車(12)と、外歯車であると共に前記補助シャフト(15)に固定されている、第1の補助歯車(13)と、を備えており、
    クランク部材の歯車(12)と第1の補助歯車(13)が、互いと噛み合っていることを特徴とする請求項21に記載の往復式ピストン機構(1)。
  23. 前記第2の伝動装置が、外歯車であると共に前記補助シャフト(15)に取り付けられている、第2の補助歯車(14)を備えており、
    前記第2の補助歯車(14)が、前記中央リング(17)の内歯と噛み合っていることを特徴とする請求項22に記載の往復式ピストン機構(1)。
  24. 前記第1の伝動装置が、外歯車であると共に前記クランク部材(6)に取り付けられている、クランク部材の歯車(12)と、外歯車であると共に前記補助シャフト(15)に固定されている、第1の補助歯車(13)と、を備えており、
    前記クランク部材の歯車(12)と前記第1の補助歯車(13)とが、互いと噛み合っていることを特徴とする請求項21に記載の往復式ピストン機構(1)。
  25. 前記第2の伝動装置が、外歯車であると共に前記補助シャフト(15)に取り付けられている、第2の補助歯車(14)を備えており、
    前記第2の補助歯車(14)が、外歯車である中間補助歯車(27)と噛み合っており、
    前記中間補助歯車(27)が、前記中央リング(17)の内歯と噛み合っていることを特徴とする請求項24に記載の往復式ピストン機構(1)。
  26. 前記第1の伝動装置が、前記クランク部材(6)に取り付けられているホイール(28)と、前記補助シャフト(15)に固定されている補助ホイール(29)と、を備えており、
    前記ホイール(28)と前記補助ホイール(29)とが、無端駆動要素(30)を介して互いに対して駆動可能に接続されていることを特徴とする請求項21に記載の往復式ピストン機構(1)。
  27. 前記ホイール(28)と前記補助ホイール(29)とが、スプロケットホイールであり、
    前記無端駆動要素が、チェーン(30)であることを特徴とする請求項26に記載の往復式ピストン機構(1)。
  28. 前記第2の伝動装置が、外歯車であると共に前記補助シャフト(15)に取り付けられている、第2の補助歯車(14)を備えており、
    前記第2の補助歯車(14)が、前記中央リング(17)の内歯と噛み合っていることを特徴とする請求項26又は27に記載の往復式ピストン機構(1)。
  29. 前記第1の伝動装置及び前記第2の伝動装置は、前記第1の伝動装置(12,13,28,29,30)の速度伝達比が、前記第2の伝動装置(14,17,27)の速度伝達比の約2倍であるように適合されていることを特徴とする請求項21に記載の往復式ピストン機構(1)。
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