JP2011511789A - 加齢関連性網膜機能不全の治療及び予防方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本研究は、国立衛生研究所(NIH)から、助成金番号EY08061で支援された。政府は本発明に関して特定の権利を有する。
視力の低下又は視力の全喪失は、眼前部及び/又は後部の組織又は構造の機能障害によって引き起こされる、多くの眼疾患又は障害に起因し得る。何故ヒトの視力が年齢と共に低下するかを理解するために、多くの研究が、光を電気シグナルへと変換する桿体及び錐体光受容器細胞層である網膜について集中的になされた。マウスにおける研究は、網膜桿体光受容器細胞機能における加齢関連性の減少が、桿体細胞の喪失、異常な網膜の可塑性、又は網膜疾患の任意の兆候によって説明され得ないことを示した(Jackson,G.R.,Owsley,C. & McGwin,G.,Jr.Vision research 39,3975−3982(1999);Gao,H.& Hollyfield,J.G.Investigative ophthalmology & visual science 33,1−17(1992);Jackson,G.R.,Owsley,C,Cordle,E.P. & Finley,CD.Vision research 38,3655−3662(1998))。実際にJacksonらは、光への曝露の後における桿体媒介性暗順応の著しい緩徐化は、ヒトの加齢に関連し、そしてそれはロドプシンの再生遅延に関連すると報告している(Jackson,G.R.,Owsley,C.& McGwin,G.,Jr.Vision research 39,3975−3982(1999))。
本発明は、一つ以上の合成レチナール誘導体の長期間投与を含む、加齢関連性視力障害を治療又は予防するための方法を提供する。
本方法は、医薬として有効な量の合成レチナール誘導体を長期間投与することを通じて、対象における加齢関連性網膜機能不全を治療又は予防することを目的とする。
で表される11−シス−固定化類縁体であり得る。Aは上の式(I)で定義された任意の基であり得る。
結果
導入
9−シス−R−Ac,9−シス−酢酸レチニル;A2E,N−レチニリデン−N−レチニルエタノールアミン;ERG,網膜電図;LRAT,レシチン:レチノールアシルトランスフェラーゼ;ROS,桿体外節;RPE,網膜色素上皮;RPE65,RPE−特異的65kDaタンパク質。
48時間暗順応させた10か月齢のマウスを、単回投与量(約80mg/kg体重)の9−シス−R−Ac又は対照ビヒクルを用いて強制給餌させ、そして強力な照明に20分間曝露した(500cd・m-2、約90%のロドプシンが退色した)。次に、マウスを16時間暗順応させ、その後に種々の分析を行った(図1A)。処置マウス及び未処置マウスに対して行われたシングル・フラッシュERGにおいて、処置マウスの機能的a波及びb波振幅が、対照マウスにおける振幅と比較して増加することが示された(a波,P<0.01;データ未記載)。9−シス−レチナールが利用されてイソロドプシンを形成するか否かを調べるために、そしてリガンドとなっていないオプシンがどの程度マウスの眼中に存在するかを評価するために、処置群及び対照群のマウスから、免疫親和性クロマトグラフィーによって、ロドプシン、イソロドプシン、及びオプシンを精製した。ロドプシンの再生比率が、各々のフラクション中の精製タンパク質(280nmの吸光度)に対する、ロドプシン及びイソロドプシンの比によって計算され(498nmの吸光度)、そしてそれは、処置マウスの眼中において対照マウスよりも有意に高く、一方で精製タンパク質の全量は有意に異ならなかった(図2)。レチノイドが精製タンパク質から抽出されて、結合した発色団を同定したとき、有意な量の9−シス−レチナールが処置マウスの試料から検出され、そしてそのことは、9−シス−レチナールが使用されてオプシンを再生し、イソロドプシンを形成することを示唆している(データ未記載)。有意な量の9−シス−レチナールが、強力な光に曝露された眼中において、及び処置マウスにおいて検出され(図3A及び図3B)、一方で11−シス−レチナール、及び全トランス−レチニルエステルの量は、全マウス群において有意に影響されなかった(図3B及び3C)。これらの処置された、及び強い光に曝露されたマウスにおいて、RPEは同様に、レチナールの前駆体である有意な量の9−シス−レチニルエステルを貯蔵した(図3C)。非常に微量の9−シス−レチナールが、対照マウスの眼中、及び退色していない処置マウスの眼中において検出された(図3B及びC)。これらの結果は、野生型C57BL/6雌マウスにおいて、9−シス−R−Acは、そのエステルが代謝されて機能的である9−シス−レチナールを形成することを明確に示している。ロドプシンを再生するための11−シス−レチナールを産生する、機能的レチノイドサイクルの存在下においてでさえ、退色後に9−シス−レチナールはオプシンと結合する。退色されていない、又は退色された眼、及び暗順応された未処置マウスは、少量の遊離のオプシンを含有した。
長期間試験(図1B及び1C)のために、C57BL/6雌マウスは、9−シス−R−Ac、全トランス−R−Ac、又は対照ビヒクルを用いて、毎月、6か月又は10か月の間強制給餌された。
9−シス−R−Ac処置後における桿体及び錐体媒介性光応答の効果を評価するために、マウスは非侵襲的ERG法によって調べられた。第一セットの分析が4か月齢、及び10か月齢で行われた。暗順応条件下、a波の振幅は、特に強いフラッシュ強度において加齢と共に減少し(C1対C0群、図4A、左上パネル)、一方でb波における変化はあまり明確ではなかった(図4A、右上パネル)。明順応条件下において、a波及びb波のいずれにおいても違いが観測されなかった(図4A、下パネル)。処置群及び未処置群が比較されたとき(N1対C1)、高フラッシュ強度において、明順応条件及び暗順応条件の両方において、明順応条件下のa波を除いて、a波又はb波に関して、微かな改善がN1群において観測された(p<0.01、一元配置ANOVA)(図4A、左下パネル)。
退色後におけるEGR応答(暗順応)の回復は、強烈な一定の照明(500cd・m-2、約90%の退色したロドプシン)に3分間レチナールを曝露した後における、a波振幅を観測することによって測定された。9−シス−R−Acで処置されたマウス群において、対照マウス群と比較して、応答の回復は、10か月齢(N1 vs.C1、図5A)及び14か月齢(N2及びN3 vs.C2、図5B)の両方において有意に速かった(p<0.001、一元配置ANOVA)。各々の群の眼中におけるレチノイドの動力学が、3分間の退色後、60分間の暗順応の間の、4つの暗順応の時点(0、10、30、及び60分)において定量的に評価された。10か月齢において、処置群(N1)における11−シス−レチナールの再生レベルは、退色後60分において、対照群(C1)のものよりも有意に高かった(p<0.01)。しかしこれらの群間、及び14か月齢の処置マウスと未処置マウスとの間において、全トランス−レチナール、及び全トランス−レチニルエステルの動力学における有意な差異は存在しなかった。9−シス−レチナール及び9−シス−レチニルエステルのいずれも、未処置群の眼中に見られなかった(データ未記載)。
追加の対照実験において、マウスは、不活性異性体である全トランス−R−Acを10か月間強制給餌され(n=10)、そして14か月齢で評価された。ERG実験は、シングル・フラッシュERGのa波及びb波分析において、又は暗順応回復において(n=3)、対照(C2)と比較して、有意な差異を示さなかった。これらの結果は、ERGの効果が9−シス異性体に特異的であることを示した。
再生比(ロドプシン/オプシン)及び精製ロドプシンの全量は、対照群及び処置群のマウス間において、10か月齢及び14か月齢の両方で、有意な差異を示さなかった。14か月齢の処置群(N2及びN3)から回収された精製タンパク質の量は、対照マウス(C2)からのものよりも有意に少なく、一方で当該量は、10か月齢処置マウスにおいて非常に微かに低下した(N2対C3)(データ未記載)。
動物の毛及び皮膚の外観における活動性及び変化を毎週評価した。実験期間中、これらのパラメーターおいて、自然老化によるものを別として変化は観察されなかった。前処理時に評価されたマウスの体重は、対照群(C1〜2)と処置群(N1〜3)との間において有意な差異を示さなかった(データ未掲載)。
DNAマイクロアレイ分析は、9−シス−R−Acを用いた長期間処置後における、遺伝子発現特性の起こり得る変化を記録するために使用された。NimbleGen System Incによって提供された37,364個の遺伝子アレイを使用して、眼、肝臓、及び腎臓における、mRNAの発現レベルが決定され、そして処置群(N2)と対照群(C2)との間で比較された。眼中において、9−シス−R−Ac処置は、290個の遺伝子の発現を2倍以上上昇させ、そして1057個超の遺伝子の発現を、0.5倍以下に減少させた(図8、表S1)。処置マウスの肝臓中において、7個の遺伝子発現のみが、2倍以上上昇し、そして20個の遺伝子発現のみが、0.5倍以下に抑制された(図8、表S2)。処置マウスの腎臓において、90個の遺伝子がそれらの発現を2倍以上増加され、そして3つの遺伝子がその発現を0.5倍以下に抑制された(図8、表S2)。それらの発現が眼中において影響される、光情報伝達特異的レチノイド処理及び機能分類遺伝子が、表S2に列挙される。トランスデューシン(Gt)、ロドプシンキナーゼ、グアニル酸シクラーゼ活性化タンパク質1、及びグアニル酸シクラーゼ活性化タンパク質2、グアニル酸シクラーゼ1、レチノールデヒドロゲナーゼ12、及びLRATは、免疫ブロット法で評価された全群において影響されなかった(データ未記載)。
これらの試験において示されたように、マウスにおける暗順応の加齢関連性の低下は、人工的シス−レチノイド処理によって弱められる。この知見は、ロドプシンの再生の遅延に直接的に起因する、桿体媒介性暗順応の著しい緩徐化によって明らかとされる、ヒトの視覚における加齢関連性の衰退に関して同様である(Jackson,G.R.,Owsley,C.&McGwin,G.,Jr.Vision Research 39,3975−3982(1999))。2つの異なるタイプの試験がなされた。単回投与試験は、9-シス-レチノイドが眼へ入ることができることを明らかとし、そして第二セットの実験は、9−シス−R−Acの長期間投与が、老齢のマウスにおける網膜の劣化を有意に改善することを示した。
これらの実験は、9−シス−レチノイドが10か月齢のマウスの眼へ入るか否かを、及び視覚機能を改善するか否かを試験するために計画された。ERG応答は、加齢と共にある程度減少し、そして少量だが測定可能な量の遊離のオプシンがこれらの老齢マウス中に存在した。これらの処置マウスが強力な光に曝露され、そして18時間経過後に試験されたとき、9−シス−レチナールは眼へ入った。9−シス−レチナールの前駆体である9−シス−レチニルエステルは、これらのマウスの眼中において容易に検出可能であり、同様にロドプシン/オプシン比が改善された。
単色光のフラッシュに対するERG応答は、9−シス−R−Acで6か月間処置された10か月齢マウスにおいて、油で処置された対照と比較して有意に改善された(図4A)。恐らく老齢マウスの衰弱によるマスキング効果のために、この治療的効果は、10か月間処置された14か月齢マウスにおいて大部分が消失した(図4B)。しかし、これらの老齢マウスは、暗順応に関連する有意な効果を示さなかった(図5B、N2、及びN3群)。全トランス−R−Acを用いた、14か月齢マウスへの長期間強制給餌が測定されたERGパラメーターにおいて効果を有しなかったことは驚くべきことではなく、なぜならば、当該発色団のシス体のみがオプシンと再結合できるからである(Palczewski,K.Annual review of biochemistry 75,743−767(2006);Filipek,S.,Stenkamp,R.E.,Teller,D.C.&Palczewski,K.Annu Rev Physiol 65,851−879(2003)中に概説されている)。したがって、全トランスレチノイドは、異性化が弱まった場合に、異性化反応のための基質を追加するのみであって、活性な発色団を補完することはない。重要なことに、捕えられているマウスは高ビタミンAの食餌で維持されており、従って、シス−レチノイドの観測される効果が既に全トランス−レチノイドの補足の上にある。
ヒトは暗順応への能力を失い始め、そしてそれは30代〜40代で始まる(Jackson,G.R.,McGwin,G.,Jr.,Phillips,J.M.,Klein,R.&Owsley,C.Vision research 46,1422−1431(2006))。視覚機能の低下は、例えば夜間運転、及び暗い環境下での読書を行うための能力の減少によって機能的に明らかとされる(Schilling,O.K.&Wahl,H.W.Psychology and aging 21,703−714(2006))。かかる症状は年齢と共に衰弱するようになり、そして高齢者の独立性及び活動性の減少をもたらす。当該問題は、ヒトがより長く生存するにつれてより深刻となる。我々の実験結果は、経口性の9−シス−レチノイドが、長期間の予防薬として及び治療用化合物として有用であることを示している。
動物
Charles River Laboratoriesから得られた、有色素の、年齢をマッチさせたC57BL/6雌マウスは、完全な暗室中で、又は12時間の明/暗サイクルで、正常食で維持された。全動物実験は、ワシントン大学、及びケースウエスタンリザーブ大学動物保護委員会(Animal Care Committee)によって承認され、そして米国獣医師会・安楽死に関する委員会(American Veterinary Medical Association Panel on Euthanasia)及びAssociation of Research for Vision and Ophthalmologyの推奨に準拠した手順を利用した。
9−シス−R−Acを、先に記載した通りに製造した(Batten,M.L.,et al.PLoS medicine 2,e333(2005);Batten,M.L.,et al.J Biol Chem 279,10422−10432(2004))。約80mg/kg体重の9−シス−R−Acの150μl植物油液を、各々の処置動物へと強制給餌で投与した。単回投与実験に先立って(図1A、表1)、10か月齢のマウスを48時間超暗順応し、9−シス−R−Ac又はビヒクル対照溶液を強制給餌させ、1時間退色させ、500cd・m-2の光に20分間曝露し、分析前に16時間暗順応させた。
麻酔されたマウスのERGを先に報告された通りに記録した24,39。
ロドプシンの精製を、先に記載された通りに暗赤色灯下で行った(Zhu,L.,et al.J Biol Chem 279,53828−53839(2004))。精製された抗ロドプシンC末端抗体1D4(MacKenzie,D.,Arendt,A.,Hargrave,P.,McDowell,J.H.&Molday,R.S.Biochemistry 23,6544−6549(1984))を、CNBr活性化セファロース4B上に固定化し、そして4.6×12mmカラムに、2mgの1D4抗体/mlのセファロースビーズを詰めた。グラス・トゥ・グラスホモジナイザー(glass−to−glass homogenizer)を用いて、マウスの全眼球を137mM NaCl、5.4mM Na2HPO4、2.7 mM KCl及び1.8mM KH2PO4(pH7.5)中に均質化した。上清中の可溶性タンパク質を、遠心分離により、14,000×g、5分間で除去し、そして500mM NaCl含有、10mMビス−トリスプロパン(pH7.5)中、1%ドデシル−β−マルトシドを含有する緩衝液中に沈殿物を溶解した。当該上清中を、遠心分離により125,000×g、20分間で透明にし、そして抗体1D4を詰めた免疫親和性カラムにロードし、その後500mM NaCl及び0.1%ドデシル−β−マルトシドを含有する、10mMビス−トリスプロパン(pH7.5)を用いて、0.5ml/分の流速で十分に洗浄した。精製されたマウスロドプシンを、100μMのノナペプチド(TETSQVAPA)の、500mM NaCl及び0.1%ドデシル−β−マルトシドを含有する10mMビス−トリスプロパン(pH7.5)液で、室温にて溶出した。精製されたロドプシンの濃度を500nmで決定し、そしてオプシン及びロドプシンの全量を、280nmにて、Hewlett−Packardの8452A紫外線可視分光光度計を用いて決定した(Palczewski,K.,Carruth,M.E.,Adamus,G.,McDowell,J.H.&Hargrave,P.A.Vision research 30,1129−1137(1990))。
レチノイドの抽出、誘導化、及び分離に関する全ての実験手順を、先に記載された通り、Kodak No.1安全灯フィルター(透過率>560nm)によって提供される暗赤色灯下で行った(Van Hooser,J.P.,et al.Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 97,8623−8628(2000);Van Hooser,J.P.,et al.J Biol Chem 277,19173−19182(2002);Maeda,A.,et al.J Biol Chem 280,18822−18832(2005);Van Hooser,J.P.,Garwin,G.G.&Saari,J.C.Methods Enzymol 316,565−575(2000))。6匹のマウスの眼からの、精製ロドプシンの溶出フラクションを合わせ(全量3.0ml)、そして等量の100%メタノールと混合した。当該混合物をボルテックスにかけ、そして氷上で15分間インキュベートした。等量の100%ヘキサンを用いて(全量で6ml)2回抽出した。合わせた抽出物をアルゴン下で乾燥し、そしてレチノイドを順相HPLC(Beckman,Ultrasphere−Si,5μm,4.6×250mm)にて、10%酢酸エチル、及び90%ヘキサンで、流速1.4ml/分にて分離し、ダイオードアレイ検出器及びHP Chemstation A.03.03ソウトウェアを備えたHP1100HPLCによって325nmで検出した。A2Eを先に記載した通りに分析した(Maeda,A.,et al.J Biol Chem 280,18822−18832(2005))。
タンパク質を吸着させるためにImmobilon−P(ポリビニリデンジフルオリド;Millipore Corp.)を使用して、標準的なプロトコルに従って免疫ブロットを行った。モノクローナル抗ロドプシン抗体(1D4)は、Dr.R.Moldayによって提供された。抗LRAT(mAb)(Moise,A.R.,Golczak,M.,Imanishi,Y.&Palczewski,K.J Biol Chem(2006))、抗トランスデューシン(Gt)(mAb)(未公開)、抗グアニル酸シクラーゼ1(1S4,mAb);Haire,S.E.,et al.Investigative ophthalmology & visual science 47,3745−3753(2006))、抗グアニル酸シクラーゼ活性化タンパク質1(UW14pAb)(Gorczyca,W.A.,et al.J Biol Chem 270,22029−22036(1995))、抗グアニル酸シクラーゼ活性化タンパク質2(UW50pAb)(Otto−Bruc,A.,et al.Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 94,4727−4732(1997))、抗ロドプシンキナーゼ(Zhao,X.,Huang,J.,Khani,S.C.&Palczewski,K.J Biol Chem 273,5124−5131(1998))、及び抗レチノールデヒドロゲナーゼ12(pAb)(Maeda,A.,et al.J Biol Chem 281,37697−37704(2006))は、我々の研究室で製造された。アルカリホスファターゼ複合化ヤギ抗マウス抗体IgG、又はヤギ抗ウサギIgG(Promega)を二次抗体として使用した。タンパク質のバンドは、5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリルホスフェート/ニトロブルーテトラゾリウム発色基質(Promega)を用いて視覚化された。タンパク質(各々のウェルあたり30μg)を、12.5%SDS−PAGEによって分離した。
光学顕微鏡検査のために、マウスの眼杯を、2.5%グルタルアルデヒド及び1.6%パラホルムアルデヒドの、2%スクロース含有0.08M 1,4−ピペラジンジエタンスルホネート緩衝液(PIPES)(pH7.4)を用いて、約1時間室温で、その後23時間4℃で固定化した。眼杯をその後、0.13Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.3)を用いて洗浄し、そしてメタノール系を通じて脱水し、そしてJB4グリコールメタクリレート中に包埋した。切片(6μm)を、5%Richardson染色剤中の浸漬によって、1.5〜2分間室温で染色し、そして0.13Mリン酸ナトリウム(pH7.3)中で、網膜層が光学顕微鏡で視認可能となるまで脱染した(約8〜15分)。透過電子顕微鏡検査のために、マウスの眼杯を以前に記載された通りに分析した(Maeda,A.,et al.J Biol Chem 280,18822−18832(2005);Maeda,T.,Lem,J.,Palczewski,K.&Haeseleer,F.Investigative ophthalmology & visual science 46,4320−4327(2005))。
RiboPureキット(Ambion,Austin,TX)を用いて、C2及びN2マウス群(図1B)からの、10個の眼、100mgの肝臓、又は100mgの腎臓からRNAを単離した。当該調製物の質は、RNAアガロースゲル電気泳動及びAgilent Bioanalyzerによって確認された。異なる組織から単離された、及び種々の処置を受けているマウスから単離された全RNAのアリコートは、検出可能に標識化され、そしてNimbleGen System Inc.(Madison,WI)により提供されるサービスを使用して、マウスゲノムマイクロアレイ上にハイブリダイズされた。1個の遺伝子あたり最小で11個のプローブを用いて、カリフォルニア大学サンタクルーズ校データベース(build HG17)によって示される通り、当該マイクロアレイは37,364個の遺伝子を含有し、そして全マウス・トランスクリプトームの範囲に及んだ。遺伝子発現は、プローブシグナルに従って正規化され、そして各々の遺伝子の平均シグナルは、各々の試料複製物に関して正規化された。
一元配置分散分析(ANOVA)によって統計分析を行った。
Claims (44)
- 対象における加齢関連性網膜機能不全を治療又は予防するための方法であって、前記対象へ、医薬として有効な量の合成レチナール誘導体を投与することを含み、前記合成レチナール誘導体が、前記対象へ少なくとも3か月間投与される、前記方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、前記対象へ少なくとも6か月間投与される、請求項1に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、前記対象へ約2週間に1回〜約6週間に1回、少なくとも6か月間投与される、請求項2に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、前記対象へ約1か月に1回、約6か月〜約10か月間投与される、請求項3に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、国際特許出願PCT/US2005/021812号(国際公開第2006/002097号)に開示された、式I〜XVIのいずれか一つの化合物である、請求項1に記載の方法。
- (a)前記合成レチナール誘導体が、9−シス−レチニルエステル、及び/又は11−シス−レチニルエステルであり;そして
(b)前記合成レチナール誘導体のエステル置換基が、C1−C10モノカルボン酸、又はC2−C22ポリカルボン酸のカルボキシレート基を含む、
請求項5に記載の方法。 - 前記エステル置換基が、C3−C10のポリカルボン酸のカルボキシレート基を含む、請求項6に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が:9−シス−酢酸レチニル、9−シス−コハク酸レチニル、9−シス−クエン酸レチニル、9−シス−ケトグルタル酸レチニル、9−シス−フマル酸レチニル、9−シス−リンゴ酸レチニル、及び9−シス−オキサロ酢酸レチニルから成る群から選択される、請求項6に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が9−シス−酢酸レチニルである、請求項8に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が:11−シス−酢酸レチニル、11−シス−コハク酸レチニル、11−シス−クエン酸レチニル、11−シス−ケトグルタル酸レチニル、11−シス−フマル酸レチニル、11−シス−リンゴ酸レチニル、及び11−シス−オキサロ酢酸レチニルから成る群から選択される、請求項6に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が11−シス−酢酸レチニルである、請求項10に記載の方法。
- 前記加齢関連性網膜機能不全が、1つ以上の以下の臨床症状:光への曝露後における、桿体媒介性暗順応の機能障害、暗視における機能障害、対比感度における機能障害、及び加齢関連性黄斑変性(AMD)によって明示される、請求項1に記載の方法。
- 前記対象が哺乳動物である、請求項1に記載の方法。
- 前記哺乳動物がヒトである、請求項13に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が強制給餌で投与される、請求項1に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、約0.01〜約10mg/kg体重の用量で投与される、請求項15に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が経口投与される、請求項1に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が前記対象の眼へと局所投与される、請求項1に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、点眼剤、眼球内注射可能な溶液、又は眼周囲注射可能な溶液で投与される、請求項18に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、国際特許出願PCT/US2005/021812号(国際公開第2004/082622号)に開示された、式I〜XIIのいずれか一つの化合物である、請求項1に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、1日に1回未満投与され、そして1回あたりの投与量が有効1日投与量よりも多い、請求項1に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、約1日に1回、若しくは1日おきに1回;約1週間に4回、1週間に3回、若しくは1週間に2回;又は約2、3、4、5、6、7、8、若しくは9週間ごとに1回投与される、請求項1に記載の方法。
- 哺乳動物におけるロドプシンの再生比率を改善する方法であって、前記哺乳動物へ、医薬として有効な量の合成レチナール誘導体を投与することを含み、前記合成レチナール誘導体が、前記哺乳動物へ少なくとも3か月間投与される、前記方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、前記対象へ少なくとも6か月間投与される、請求項23に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、前記対象へ、約2週間に1回〜約6週間に1回、少なくとも6か月間投与される、請求項24に記載の方法。
- 前記レチナール誘導体が、前記対象へ約1か月に1回、約6〜約10か月間投与される、請求項25に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、国際特許出願PCT/US2005/021812号(国際公開第2006/002097号)に開示された、式I〜XVIのいずれか一つの化合物である、請求項23に記載の方法。
- (a)前記合成レチナール誘導体が、9−シス−レチニルエステル、及び/又は11−シス−レチニルエステルであり;そして
(b)前記合成レチナール誘導体のエステル置換基が、C1−C10モノカルボン酸、又はC2−C22ポリカルボン酸のカルボキシレート基を含む、
請求項27に記載の方法。 - 前記エステル置換基が、C3−C10のポリカルボン酸のカルボキシレート基を含む、請求項28に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が:9−シス−酢酸レチニル、9−シス−コハク酸レチニル、9−シス−クエン酸レチニル、9−シス−ケトグルタル酸レチニル、9−シス−フマル酸レチニル、9−シス−リンゴ酸レチニル、及び9−シス−オキサロ酢酸レチニルから成る群から選択される、請求項28に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が9−シス−酢酸レチニルである、請求項30に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が:11−シス−酢酸レチニル、11−シス−コハク酸レチニル、11−シス−クエン酸レチニル、11−シス−ケトグルタル酸レチニル、11−シス−フマル酸レチニル、11−シス−リンゴ酸レチニル、及び11−シス−オキサロ酢酸レチニルから成る群から選択される、請求項28に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が11−シス−酢酸レチニルである、請求項32に記載の方法。
- 前記加齢関連性網膜機能不全が、1つ以上の以下の臨床症状:光への曝露後における、桿体媒介性暗順応の機能障害、暗視における機能障害、対比感度における機能障害、及び加齢関連性黄斑変性(AMD)によって明示される、請求項23に記載の方法。
- 前記対象が哺乳動物である、請求項23に記載の方法。
- 前記哺乳動物がヒトである、請求項35に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が強制給餌で投与される、請求項23に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、約0.01〜約10mg/kg体重の用量で投与される、請求項37に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が経口投与される、請求項23に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が前記対象の眼へと局所投与される、請求項23に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、点眼剤、眼球内注射可能な溶液、又は眼周囲注射可能な溶液で投与される、請求項40に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、国際特許出願PCT/US2005/021812号(国際公開第2004/082622号)に開示された、式I〜XIIのいずれか一つの化合物である、請求項23に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、1日に1回未満投与され、そして1回あたりの投与量が有効1日投与量よりも多い、請求項23に記載の方法。
- 前記合成レチナール誘導体が、約1日に1回、若しくは1日おきに1回;約1週間に4回、1週間に3回、若しくは1週間に2回;又は約2、3、4、5、6、7、8、若しくは9週間ごとに1回投与される、請求項23に記載の方法。
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