JP2011511328A - リモートグリップ光ファイバーコネクタ - Google Patents

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Abstract

光ファイバーを終端処理する光コネクタは、レセプタクルと接続するよう構成されたハウジングと、ハウジング内に配置された鍔体と、を備える。鍔体は、鍔体の開口部にしっかりと配置された、軸を画定する中央穴を含むフェルールと、鍔体の概ね中央部に配置されたハウジング部分と、を含む。ハウジング部分は、光ファイバーを把持するための把持装置を受容するための開口部を含む。フェルールは、光ファイバー及び把持装置の軸方向の動きから独立して軸方向に移動可能である。光コネクタは、少なくとも100℃の温度領域にわたって熱的に平衡がとられることができる。

Description

本発明は、光コネクタに向けられたものである。
電気通信産業分野の機械的光ファイバーコネクタは、既知である。例えば、LC、ST、FC及びSC光コネクタは、広く使用されている。
しかしながら、市販の光コネクタは、屋外施設現場での設置に十分適していない。典型的には、これらの種類のフェルールベースのコネクタを光ファイバーに実装するには接着剤が必要である。ファイバーをフェルールに接着するプロセスは、現場で行うには厄介であり、時間がかかる。また、組立後の研磨は、職人が高度の技能を有していることを必要とする。
米国特許第5,337,390号に記載されているもののようなリモートグリップ光ファイバーコネクタも既知である。これらコネクタは、光ファイバーを固定するために、接着剤ではなく機械的把持要素を採用している。
日本国特許番号3445479、日本国特許公開番号2004−210251(WO 2006/019516)及び日本国特許公開番号2004−210357(WO 2006/019515)に記載されているようなハイブリッド光スプライスコネクタも既知である。しかしながら、これらのハイブリッドスプライスコネクタは、標準コネクタ形式に適合しておらず、現場において大幅なコネクタの区分組立を必要とする。コネクタの多数の小片の取扱い及び配向は、不正確なコネクタ組立体をもたらす場合があり、性能の低下又はファイバーを損傷する機会が増えるおそれがある。
工場で取り付け済みのファイバースタブを組み込んだコネクタも既知である。これらコネクタにおいて、スタブファイバーの後端は、フィールドファイバーに機械的に接続され、ファイバースタブの後端と終端処理されたファイバーの前端との間の隙間を充填するために屈折率整合ゲルが使用される。屋外での用途、特に温度変化が大きい場合がある環境では、ゲルの屈折率は温度に応じて変化し、その結果、より反射性になることがあり、その結果、このような特定用途でのコネクタの性能が制限される。
米国特許第5,337,390号 日本特許第3445479 日本特許公開第2004−210251 国際公開第2006/019516 日本特許公開第2004−210357 国際公開第2006/019515 米国特許第7,280,733号
別の起こり得る影響は、ファイバーの末端部が互いに対して動くことであり、これは温度範囲にわたって熱膨張に差があることに起因する。スタブが適所に固着されたフェルールでは、フェルール末端部からのファイバーの突出が大きすぎると、別のコネクタとの接続時に過剰な力がフェルール末端部にかかることがあり、これによって固着線が破壊され、接続不良を招くことがある。
本発明の第1の態様によると、光ファイバーを終端処理する光コネクタは、レセプタクルと接続するよう構成されたハウジングと、前記ハウジング内に配置された鍔体と、を備える。鍔体は、鍔体の開口部にしっかりと配置された、軸を画定する中央穴を含むフェルールと、可撓性の壁構造体と、鍔体の概ね中央部に配置されたハウジング部分と、を含む。ハウジング部分は、光ファイバーを把持するための把持装置を受容するための開口部を含む。フェルールは、光ファイバー及び把持装置の軸方向の動きから独立して軸方向に移動可能である。
別の態様では、把持装置は、把持要素と、作動キャップと、を備え、把持要素は、第1及び第2の要素脚部を連結する焦点ヒンジを有する延性材料を含み、脚部のそれぞれは、作動キャップによって作動した際に内部に受容される光ファイバーを掴持するためのファイバー把持チャンネルを含む。
別の態様では、鍔体のハウジング部分は、把持要素を受容するネストを含み、受容される把持要素の第1の部分は、ハウジング部分の内壁に対して位置合わせされ、受容された把持要素の第2の部分は、鍔体のハウジング部分に配置される弾性要素と嵌合する。一態様では、弾性要素はスプリングアームを含む。
別の態様では、作動キャップは、要素脚部と嵌合するキャップの内部に配置された1つ以上のカムバーを含み、作動時に要素脚部を互いの方向に動かし、キャップは、ハウジング部分内に支障なく収まるよう構成され、その結果、作動時に、動作温度が変化すると、キャップが把持要素と共に膨張及び収縮する。一態様では、把持要素及び作動キャップは同じ材料から形成される。
別の態様では、鍔体は、光ファイバーを収容する光ファイバーケーブルのバッファー部を掴持するためのバッファークランプを更に含む。
別の態様では、フェルール及び鍔体は第1の経路を画定し、把持された光ファイバー及び把持装置は第2の経路を形成し、第1及び第2の経路は、経路長が温度変化に伴ってほぼ同量変化するよう総有効CTEがほぼ同じである。
別の態様では、把持装置の作動時、並びに光ファイバーコネクタの、コネクタ連結具、コネクタアダプター、及びコネクタソケットのうちの1つへの接続時に、全負荷力の約20%未満の末端負荷が光ファイバーに直接加えられる。
別の態様では、可撓性の壁構造体は鍔体の湾曲外壁を含み、フェルールに加えられた変位力の一部が湾曲外壁に伝達される。
本発明の別の態様では、光ファイバーコネクタは、レセプタクルと接続するよう構成されたハウジングと、ハウジング内に配置された鍔体と、を備える。鍔体は、鍔体の開口部にしっかりと配置されたフェルールを備える。フェルールは、軸を画定する中央穴を含む。鍔体は、鍔体の概ね中央部分に配置されたハウジング部分であって、光ファイバーを把持するための把持装置を受容するための開口部を有するハウジング部分を備え、フェルールは、光ファイバー及び把持装置の軸方向の動きからは独立して軸方向に移動可能である。光ファイバーコネクタは、カムピンも含む。把持要素がハウジング部分に配置されるとき、把持装置の一部はカムピンの第1の部分に対して位置合わせされ、カムピンの作動の際に、把持装置がフェルールに向かって軸方向に変位するように、カムピンが把持装置と嵌合して、ファイバーの突出部を生じさせる。一態様では、カムピンは、ファイバー軸を横断する鍔体に形成された貫通孔によって受容され、カムピンは、貫通孔に挿入可能な円筒形の構造体を含む。別の態様では、カムピンは、第1の直径を有する第1の部分と、第1の直径より大きい第2の直径を有する第2の部分と、を含む。
本発明の別の態様では、光コネクタは、レセプタクルと接続するよう構成されたハウジングと、ハウジング内に配置された鍔体と、を備える。コネクタは、光ファイバーを把持するための把持装置を更に備え、この把持装置は、ファイバー把持要素と、把持要素と嵌合するように構成された作動キャップと、を有する。鍔体は、鍔体の開口部にしっかりと配置されたフェルールを備え、このフェルールは軸を画定する中央穴を含む。鍔体は、鍔体の概ね中央部に配置され、かつ把持装置を受容するための開口部を有するハウジング部分を更に備え、把持要素は、第1及び第2の要素脚部を連結する焦点ヒンジを有する延性材料を含む。脚部のそれぞれは、作動キャップによって作動した際に内部に受容される光ファイバーを掴持するためのファイバー把持チャンネルを含む。コネクタは、少なくとも100℃の温度領域にわたって熱的に平衡がとられる。
一態様では、キャップは鍔体に位置合わせされ、鍔体及びキャップは第1の材料で形成され、要素は第2の材料で形成される。作動キャップは、同じファイバー軸方向への鍔体のCTEと実質的に異なるファイバー軸方向へのCTEを有する。一態様では、作動キャップは、同じファイバー軸方向への鍔体のCTEより大きなファイバー軸方向へのCTEを有する。
本発明の上記の概要は、本発明の各図示の実施形態又は全ての実施を説明しようとするものではない。図及び続く詳細な説明によって、これらの実施形態をより具体的に例示する。
添付図面を参照して、本発明を更に説明する。
本発明の一態様による代表的な光コネクタハウジングの等角図。 本発明の一態様による光コネクタの代表的な鍔体の等角図。 本発明の一態様による代表的な鍔体の断面の等角図。 本発明の一態様による代表的な鍔体の断面図。 本発明の一態様による代表的な鍔体の平面図。 本発明の一態様による代表的な光コネクタの分解図。 本発明の一態様による代表的な光コネクタの接続時の概略平面図。 本発明の一態様による代表的な光コネクタの接続時の概略平面図。 本発明の一態様による代表的な光コネクタの接続時の概略平面図。 本発明の別の態様による光コネクタの代表的な鍔体の等角図。 本発明の別の態様による、第1の位置にカムピンが挿入された光コネクタの代表的な鍔体の部分平面図。 本発明の別の態様による、第2の位置にカムピンが挿入された光コネクタの代表的な鍔体の部分平面図。 本発明の別の態様による代表的なコネクタの断面の等角図。 本発明の別の態様による代表的な光コネクタの分解図。 本発明の別の態様による代表的な光コネクタの接続時の概略平面図。 本発明の別の態様による代表的な光コネクタの接続時の概略平面図。 本発明の別の態様による代表的な光コネクタの等角図。 本発明の別の態様による図17Aの代表的な光コネクタの断面図。 本発明の別の態様による図17Aの代表的な光コネクタの分解図。 本発明の別の態様による図17Aの代表的な光コネクタの拡大断面図。 本発明の別の態様による図17Aの代表的な光コネクタの作動キャップの図。 本発明の別の態様による図17Aの代表的な光コネクタの作動キャップの図。 本発明の別の態様による図17Aの代表的な光コネクタの作動キャップの図。 本発明の別の態様による図17Aの代表的な光コネクタの作動キャップの図。 本発明の別の態様によるキャップ及び鍔体の等角図。 本発明の別の態様による、成形時の材料の注入流れの方向。
本発明は種々の修正及び代替の形態に容易に応じるが、その細部を一例として図面に示しており、また詳しく説明することにする。しかしながら、その意図は、記載された特定の実施形態に本発明を限定することにないことを理解するべきである。逆に、その意図は、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲に含まれるすべての修正物、等価物、及び代替物を網羅することである。
以下の発明を実施するための形態では、本明細書の一部を構成する添付の図面を参照し、本発明を実施することができる特定の実施形態を例として示す。この点に関して、「上」、「底」、「前」、「後」、「先」、「前方」、「後方」などのような方向用語は、説明する図の方向に関して用いられている。本発明の実施形態の構成要素は多くの異なる方向に置かれ得るので、方向に関する用語は、説明のために使われるものであって、決して限定するものではない。他の実施形態を利用することもでき、また、構造的又は論理的な変更が、本発明の範囲から逸脱することなくなされ得ることが理解されるべきである。したがって、以下の詳細な説明は、限定的な意味で解釈されるべきではなく、また、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
本発明は、光コネクタを目的とする。特に、代表的な実施形態の光コネクタは、広い温度範囲にわたって向上した熱安定性を提供する。代表的な一態様では、光コネクタは、ファイバーの末端面の位置がフェルールの末端面に対して広い温度範囲にわたってほぼ一定に保つよう構成される。代替的な実施形態では、ファイバーの末端面はフェルールの末端面とぴったり重ねて配置されてもよく、又はファイバーの末端面はフェルールの末端面から所定の突出距離だけ突出していてもよい。本明細書の代表的な構造体を使用すると、終端処理されたファイバーに加えられる接触力は、広い温度範囲にわたり接続時に好適なレベルに保たれることができる。
本発明の第1の代表的な実施形態によると、光ファイバーコネクタ100は、図1の等角図、及び図6の分解図に示される。図2〜5は、光コネクタ100の種々の構成要素のより詳細な図を示す。光コネクタ100は、レセプタクルと接続するよう構成される。例えば、レセプタクルは、コネクタ連結具、コネクタアダプター、及び/又はコネクタソケットであってもよい。また、図1に示されるように、代表的な光コネクタ100は、SC形式を有するように構成される。ただし、本説明から当業者には明らかであるように、いくつかの例を挙げると、ST、FC、及びLCコネクタ形式などの、他の標準形式を有する光コネクタも提供可能である。
光ファイバーコネクタ100は、ハウジングシェル112とファイバーブート180とを有するコネクタ本体101を含んでよい。この代表的な実施形態において、シェル112は、SCレセプタクル(例えば、SC連結具、SCアダプター又はSCソケット)、及びシェル112内部に収容されコネクタ100の構造的な坦持を付与するバックボーン116内に受容されるように構成される。加えて、バックボーン116は、少なくとも1つのアクセス開口部117を更に含み、コネクタ内に配置される把持装置を作動させるためにアクセスできる。バックボーン116は、ファイバーブート180に連結を施す実装構造体118を更に含み、光ファイバーを曲げに関連する応力損失から保護するために利用できる。本発明の代表的な実施形態によると、シェル112及びバックボーン116は、金属及び他の好適に剛性の材料も利用できるが、高分子材料から形成又は成型されることができる。シェル112は、好ましくはスナップ嵌めによってバックボーン116の外側表面に固定される。
コネクタ100は、コネクタハウジング内に配置されその中に保持される鍔体120を更に含む。代表的な実施形態によると、鍔体120は、把持装置140及びファイバーバッファークランプ(図6に示されるバッファークランプ部126など)を収容できる多目的の要素である。好ましい態様では、コネクタ100は変位機構を含む。図1〜6の実施形態では、変位機構は、鍔体120上に形成された可撓性外壁又は湾曲壁127などの可撓性構造体を含む。この可撓性湾曲外壁構造体127により、光コネクタ100は、コネクタの接続時にフェルール及びファイバーがそれぞれ適正量の力を受けるよう、接触力を適切な方法で分散できる。
更に、壁構造体127は、温度変化時にコネクタの他の部分の変化を打ち消すように膨張及び収縮して、何の変化ももたらさないよう作用することができる。あるいは、可撓性壁構造体は、壁構造体の一部として形成された柔軟材料を有する外壁構造体を含むことができる。力の分散に関する詳細は、以下により詳細に説明する。加えて、可撓性外壁構造体は、熱膨張/収縮によりフェルールの限られた軸方向変位を提供する。
鍔体120の構造体によってフェルールの軸方向変位が提供されるため、この設計を通して、また(以下に説明するような)特定の構成要素の構成材料の選択を通して、フェルールの末端面に対する光ファイバーの先端又は末端面の位置は、約−40℃〜約75℃、又は約−40℃〜約85℃の標準的なテレコーディア(Telcordia)GR326の範囲などの広い温度範囲にわたってほぼ一定を保つことができる。好ましくは、ファイバーの先端はフェルールの末端面とぴったり重なって配置される。あるいは、ファイバーの先端は、フェルールの末端面から所定の量だけ突出するように配置される。
また、鍔体は、バックボーン116内で幾らか制限された軸方向の動きを有するよう構成される。例えば、鍔体120は、フェルール132が、例えばレセプタクルに挿入されると、鍔体とバックボーンとの間に置かれたスプリング155に対する抵抗を与えるフランジとして使用可能な肩部125を含むことができる。本発明の代表的な実施形態によると、鍔体120は、金属及び他の好適な材料も利用できるが、高分子材料から形成又は成型されることができる。例えば、鍔体120は、射出成型一体材料を含んでよい。鍔体に好適な材料は、本明細書に記載の温度安定性パラメーターに従って選択することができる。
構造上、鍔体120は、フェルール132を受容及び収容するための開口部を有する第1の末端部分121を含む。フェルール132は、セラミックス、ガラス、プラスチック又は金属材料から形成可能であり、その中に挿入され終端処理された光ファイバーを坦持する。第1の代表的な態様では、フェルール132はセラミックフェルールである。別の代表的な態様では、フェルール132はガラスフェルールである。フェルールに好適な材料は、以下により詳細に記載する温度安定性パラメーターに従って選択することができる。コネクタ内で終端処理されるファイバーは、SMF 28(Corning Inc.から入手可能)などの標準的な単一モード又は多モード光ファイバーを含むことができる。フェルール132は、好ましくはフランジ部121aとぴったり重ねて配置され、エポキシ樹脂接着剤又は他の好適な接着剤で鍔体部内に固定される。あるいは、フェルール132は、フランジ部121aに嵌って固定されるなど、鍔体120の第1の末端部分121に摩擦嵌めされてもよい。
鍔体120は、把持装置140を鍔体120の中央空洞に挿入可能な開口部122を提供するハウジング部分123を更に含む。代表的な実施形態では、鍔体は、熱膨張/収縮により把持装置140の軸方向変位を制限する。
代表的な実施形態では、把持装置140は、要素142及び作動キャップ144を含むことができる。把持要素142は、鍔体120のハウジング部分123内に形成された固定要素の架台又はネスト143の中に実質的に固定されるよう、鍔体120のハウジング部分123に取り付け可能である。要素142が架台又はネスト143に設置されると、要素の一部がハウジング部分123の後壁123aに対して位置合わせされる。要素142のもう一方の末端部は、スプリングアームなどの弾性要素129に対して配置される。
好ましい態様では、把持要素142は、2つの脚部を連結する焦点ヒンジを有する延性材料のシートを含み、脚部の一方又は両方は、内部に受容される従来のガラス光ファイバーに対してクランプ力を最適化するためのファイバー把持チャンネル(例えば、V型、チャンネル型、若しくはU型の溝147、又は溝形状の組み合わせ)を含む。代表的な一実施形態では、該要素は、3線接触領域が得られるように、一方の脚部にV型の溝を、もう一方の脚部にチャンネル型の溝を含むことができる。延性材料は、例えばアルミニウム又は陽極酸化アルミニウムであり得る。把持装置140により、現場技術者は、終端処理される光ファイバーをフェルールから遠隔的に把持できる。あるいは、当業者には理解されるであろうが、把持装置140は、従来の機械的なスプライス装置と同様の形状を有するように設計されてもよい。例えば、代替的な一態様では、把持装置は、くさびで作動する機械的な把持要素を含むことができる。
キャップ144は、好ましくは把持要素142が内部に挿入されたファイバーを把持するように把持要素142と嵌合するよう構成される。キャップは、金属及び他の好適な剛体材料も利用できるが、高分子材料から形成又は成型されることができる。好ましい態様では、キャップ144は、要素142の材料と同じ材料から形成され得る。あるいは、少なくとも該要素と同様の熱膨張係数(CTE)を有する材料を利用することができる。このような代替的な光ファイバーコネクタの説明は、以下に記載される。また、キャップの寸法は、キャップが要素と完全に嵌合しているときに、キャップが熱膨張又は収縮中に要素142と共に軸方向の膨張/収縮から制限されないように、ハウジング部分123内に支障なく収まるよう設計される。
操作時、キャップ144が開位置から閉位置(例えば図6に示した実施形態において下方向)に移動するとき、キャップ144の内側部分に位置決めされた1つ以上のカムバーは要素脚部上を摺動でき、それらを互いに向かって付勢する。終端処理されるファイバーのガラス部分は、要素142に形成された溝147に設置され、要素脚部がキャップ144によって互いの方向に動かされることで把持される。その結果、一旦把持されると、ファイバーはフェルール内で動くことができる。
更なる代替例では、キャップ144は第1及び第2のキャップに分けられてもよく、第1のキャップは、要素142をハウジング部分内に固定することができ、第2のキャップは要素142を作動させてファイバーを固定することができる。
上述したように、本明細書に記載の代表的な実施形態は、広い温度範囲にわたってコネクタの熱安定性を向上し得る機構を提供する。上述したように、ハウジング部分123は、要素142の一部と接触するために弾性要素129(スプリングアームなど)を更に含むことができる。温度状態が変化すると、要素142は軸方向に膨張又は収縮し得るが、スプリングアーム129は要素142を架台又はネスト143内に維持するよう幾らかの抵抗を提供する。スプリングアーム129によって与えられる軸方向の力は、予想される動作温度範囲にわたって意図されるコネクタ内の力の分散に基づき選定されることができる。
更に、鍔体は、フェルールがファイバーから独立して動くことができるよう設計される。上述したように、鍔体は可撓性壁構造体を含むことができる。図2に示されるような好ましい態様では、鍔体120は湾曲側壁127を含む(図には一方のみが示されている)。湾曲側壁127は、可撓性であり、鍔体の内部フランジ121aに対してしっかりと配置されたフェルール132に軸方向の動きを与えることができる。あるいは、側壁は、好適な可撓性を提供するために、少なくともその一部に形成された柔軟材料を含むことができる。
表1は、120℃にわたる温度変化による様々な構成要素の長さの変化に対応するデータを提供する。この実施例では、フェルールはセラミック材料が選択され、鍔体はプラスチック(ベクトラ(Vectra))、把持要素はアルミニウム材料、ファイバーは実質的にシリカ(ガラス)から形成される。
Figure 2011511328
表1
上記の結果は、120℃にわたる温度変化で合計18nmというほとんど無視できるほどの長さの変化が得られたことを示す。
上記の表に記載したような材料の選択により、構成要素に合ったCTEを提供することができ、その結果、フェルールの末端部に対するファイバーの末端部の相対的な位置が広い温度範囲にわたって維持される。更に、本明細書に記載の代表的なコネクタ構造体により、把持されたガラスファイバーに適切な末端負荷が加えられ、適切な光接触が達成及び維持される。この負荷は、ファイバー接触が負荷過剰又は負荷不足にならないように加えることができる(したがって、光接続不良のリスクを減らす)。加えられた負荷の残量は、その後、フェルール132及び鍔体120などの残りの構造体によって伝達され得る。
特に図1〜6の好ましい態様に関して上述したように、コネクタ100は、適切な力に対するたわみ特性を提供する可撓性側壁構造体(湾曲構造として、又は柔軟材料により)の使用により、上記のような熱補償及び適切な負荷特性を提供することができる。
接続時に、コネクタ100の構造体は、損傷の原因となり得る過剰な力をファイバーに直接加えないよう、好適に力を分散させることができる。より詳細には、図7〜9において、第2のコネクタ(簡略化のためフェルール190で表す)と接続する前及び後の代表的なコネクタ100の断面図を示す。図のように、コネクタ100の構造体は、2つのほぼ平行な膨張経路(図4を参照)を提供することができ、第1の経路P1は、把持要素、及びフェルールを通って伸びる把持されたファイバーで構成され、第2の経路P2は、フェルールの末端面133からハウジング部分123の後壁123aまでの、フェルール及び鍔体で構成される。好ましい態様では、これらの平行な膨張/収縮経路は、経路長が温度変化に伴ってほぼ同量変化するように、総有効CTEがほぼ同じになるよう設計され得る。
把持要素140の一部が壁123aに対して位置合わせされるように、接続前に把持要素140は鍔体120内に実質的に固定される。ファイバーケーブル115のファイバー105が把持される領域は図7の領域176であり、ファイバー105がフェルール内で自由に動ける領域は領域177である。この代表的な実施形態では、ファイバー105の末端面又は先端は、フェルールの末端面133とぴったり重なって配置される。図8に示されるように、コネクタが最初に接続され、第2のコネクタのフェルール190はコネクタ100のフェルール132と境界面192で接触する。この接触した境界面で、第一のコネクタのファイバー105と第2のコネクタのファイバー106も接触して設置される。コネクタ100のスプリング155により、好適な力がコネクタ本体に事前に加えられる。例えば、この事前に加わる力は、標準的なテレコーディア(Telcordia)GR326アプリケーションで約7.8N〜約11.8Nになり得る。
図9では、フェルール132及び190に全面的な接触力がもたらされるが、ファイバー105及び106の先端はそれぞれのフェルールの末端面とぴったり重なったままである。好ましい態様では、フェルールは、加えられた負荷の約90%を移送し、その力を鍔体120に伝達する。同時に、ファイバーは圧縮状態で全負荷の20%未満、好ましくは負荷の約10%を伝える。フェルール132に加えられた力の一部は鍔体120の側壁127に伝達され、側壁が矢印107の方向に外側に曲げられる。更に、スプリング155が圧縮される。その結果、鍔体の可撓性外壁構造体127により、光コネクタ100は、コネクタの接続時にフェルール及びファイバーがそれぞれ適正量の力を受けるよう接触力を適切な方法で分散させることができる。
コネクタ100の別の態様は、光ファイバーケーブル115のバッファー部を掴持するよう構成可能な鍔体のバッファークランピング部分126を含む。一態様では、バッファークランピング部分126は、バッファークランプをその構造体の一体化部分として含むよう構成されてもよい。例えば、バッファークランピングの構成は、1つ以上の縦方向に形成されたスロットを含み、結果的にコレット様の形状になってもよい。更に、バッファークランピング部分の内側表面は、隆起部又は成形とげ(shaped-barb)(図示せず)を、ファイバーの挿入を可能にしファイバーの取り外しに耐えられる、一方向の把持として含むように形成されてもよい。
代表的な態様によると、バッファークランピング部分126は、外径900μmのバッファークラディング、250μmのバッファークラディング、又は外径がより大きい若しくは小さいファイバーバッファークラディングなどの標準的な光ファイバーバッファークラディングを掴持するよう構成されることができる。この代表的な実施形態では、特定のバッファークランピング要素を作動するために、コネクタ100は、バッファークランピング部分126の外側表面によって軸方向に摺動して受容される貫通した開口部を有する作動スリーブ160を更に含むことができる。スリーブ160は、高分子材料又は金属材料から形成されてよい。好ましくは、スリーブ160の硬度は、バッファークランピング部分126を形成する材料の硬度より大きい。スリーブ/クランプ機構の動作、並びに代替的なバッファークランプ構造体の動作は、参照により本明細書にその全体が組み込まれる米国特許第7,280,733号に記載されている。
コネクタ/ファイバー境界面での鋭いファイバーの曲げを防止するために、ブート180が利用されてもよい。代表的な態様において、ブート180は、従来の先細テールを含む。コネクタ100に好適な代替的なブート構造体は、上記において参照により組み込まれる米国特許第7,280,733号に記載されている。
上に示した代表的なコネクタは、250μm、900μm又は非標準的なバッファーコーティング光ファイバーの現場での簡単なファイバー終端処理を、電源、接着剤、高価な設置道具、又は現場研磨を必要とせずに提供できる。例えば、代表的なコネクタは、250又は900マイクロメートルのファイバーケーブル用の全長約5.1cm(2インチ)未満のSC形式コネクタであってもよい。
別の代表的な態様では、現場での終端処理方法が提供される。例えば、上記に示されたコネクタ100と同等又は同一のコネクタが提供され得る。代表的なファイバーケーブルは、例えば、900μm光ファイバー用の3.5mm被覆引き込みケーブルを含むことができる。光ファイバーは、次に、従来の劈開装置を使用して剥がし平坦に(あるいは、傾斜を付けて)劈開することにより調製され得る。ファイバージャケット/プラスチックコーティングは、従来の機械ファイバーストリッパーを使用して剥がすことができる。ファイバーのガラス部分は、きれいに拭かれることができる。
ファイバーの末端部を調製したら、ファイバーの先端がフェルールの末端面133を所望の量だけ超えて達するまで、ファイバーの剥いだ部分をコネクタ(特に鍔体内)に挿入することができる。作動キャップ144を要素142に押し付けてガラスファイバーを把持することができ、またバッファークランプを作動してファイバーのバッファー部を掴持することができる。
ファイバーが把持要素で固定されると、好ましい態様では、ファイバーの先端/フェルールの末端面は、ファイバーの先端がフェルールの末端面とぴったり重なるように、従来の現場での研磨方法を使用して研磨される。あるいは、ファイバーがわずかに突出するべく現場で研磨されてもよい。例えば、代替的な態様では、鍔体の湾曲側壁を制御しながら偏向させる(例えば、内側に押す)間に、ファイバーの先端/フェルールを研磨することができる。この動作により、フェルールは軸方向に伸張する。研磨プロセスが完了したら、側壁を通常の静止状態に戻すことで、フェルールが軸方向に引っ込み、ファイバーを突出させることができる。
代替的な態様では、別のコネクタとの接触時に負荷の分散を達成するよう、フェルールの末端面から所望の距離だけ伸張した、突出したファイバーの先端を有する、より剛性の鍔体構造を使用することができる。この代替的な態様では、ガラスファイバーは、ファイバーの柱長が所望の事前負荷値で短縮され、ファイバーの先端がフェルールの先端とぴったり重なるまで、負荷を受容する。負荷が更に加えられると、負荷は実質的にフェルールによって伝達される。
本発明の代替的な実施形態によると、光ファイバーコネクタ200は図14に分解図に示されており、図10〜図13は、光コネクタ200の様々な構成要素のより詳細な図を提供している。光コネクタ200は、SC、ST、FC、及び/又はLCコネクタ形式を許容するようなレセプタクルなどのレセプタクルと接続するよう構成される。
光ファイバーコネクタ200は、ハウジングシェル212及びファイバーブート280を有するコネクタ本体を含んでよい。この代表的な実施形態では、シェル212は、SCレセプタクル(例えば、SC連結具、SCアダプター、又はSCソケット)に受容されるよう構成される。バックボーン216は、シェル112内に収容され、コネクタ200に構造的な支持を提供することができる。加えて、バックボーン216は、少なくとも1つのアクセス開口部217を更に含み、これは、コネクタ内に配置される把持装置を作動させるためのアクセスを提供できる。バックボーン216は、ファイバーブート280に連結を施す実装構造体218を更に含み、光ファイバーを曲げに関連する応力損失から保護するために利用できる。シェル212及びバックボーン216は、金属及び他の好適に剛性の材料も利用できるが、高分子材料から形成又は成型されることができる。シェル212は、好ましくはスナップ嵌めによってバックボーン216の外側表面に固定される。
コネクタ200は、コネクタハウジング内に配置されその中に保持される鍔体220を更に含む。上述した鍔体120とは異なり、鍔体220はより剛性の外壁を含むことができる。鍔体220は、把持装置240及びファイバーバッファークランプ226を収容し得る。また、鍔体は、バックボーン216内で幾らか制限された軸方向の動きを有するよう構成される。例えば、鍔体220は、フェルール232が、例えばレセプタクルに挿入されると、鍔体とバックボーンとの間に置かれたスプリング255に対する抵抗を与えるフランジとして使用可能な肩部225を含むことができる。本発明の代表的な実施形態によると、鍔体220は、金属及び他の好適な材料も利用できるが、高分子材料から形成又は成型されることができる。例えば、鍔体120は、射出成型一体材料を含んでよい。鍔体に好適な材料は、本明細書に記載の温度安定性パラメーターに従って選択することができる。
構造上、鍔体220は、フェルール232を受容及び収容するための開口部を有する第1の末端部分221を含む。フェルール232は、セラミックス、ガラス、プラスチック又は金属材料から形成可能であり、その中に挿入され終端処理された光ファイバーを坦持する。第1の代表的な態様では、フェルール232はセラミックフェルールである。別の代表的な態様では、フェルール232はガラスフェルールである。フェルールに好適な材料は、本明細書に記載の温度安定性パラメーターに従って選択することができる。コネクタ内で終端処理されるファイバーは、標準的な単一モード又は多モード光ファイバーを含むことができる。フェルール232は、好ましくはエポキシ樹脂接着剤又は他の好適な接着剤で鍔体部内に固定されるか、あるいは、フェルール232は、鍔体220の第1の末端部分221に摩擦嵌めされてもよい。
鍔体220は、把持装置240を鍔体220の中央空洞に挿入可能な開口部222を提供するハウジング部分223を更に含む。代表的な実施形態では、鍔体は、所定のファイバー突出距離を与えるよう、把持装置240の軸方向変位を提供する。
代表的な実施形態では、把持装置240は、要素242及び作動キャップ244を含むことができる。把持要素242は、固定要素の架台又はネスト243内で鍔体220のハウジング部分223に取り付け可能である。好ましい態様では、把持要素242は、2つの脚部を連結する焦点ヒンジを有する延性材料のシートを含み、それぞれの脚部は、内部に受容される従来のガラス光ファイバーに対してクランプ力を最適化するためのファイバー把持チャネルを含む。延性材料は、例えばアルミニウム又は陽極酸化アルミニウムであり得る。
あるいは、当業者には理解されるであろうが、把持装置240は、従来の機械的なスプライス装置と同様の形状を有するように設計されてもよい。例えば、代替的な一態様では、把持装置は、くさびで作動する機械的な把持要素を含むことができる。
キャップ244は、好ましくは、把持要素242が中に挿入されたファイバー205を把持するように、把持要素142と嵌合するよう構成される。キャップは、金属及び他の好適な材料も利用できるが、高分子材料から形成又は成型されることができる。好ましい態様では、キャップ244は、要素242の形成材料と同一又は同様の材料から形成され得る。また、キャップの寸法は、キャップが要素242と完全に嵌合しているときに、キャップ244が要素142で軸方向の動きから制限されないように、ハウジング部分223内に支障なく収まるように設計される。
操作時、キャップ244が開位置から閉位置(例えば図14に示した実施形態において下方向)に移動するとき、キャップ244の内側部分に位置決めされた1つ以上のカムバーは要素脚部上を摺動でき、それらを互いに向かって付勢する。ファイバー205のガラス部分は、要素242の溝に設置され、要素脚部がキャップ244によって互いの方向に動かされることで把持される。その結果、一旦把持されると、ファイバーはフェルール内で動くことができる。
要素242が架台又はネスト243に設置されると、要素の一部がカムピン260の第1の部分261aに対して位置合わせされる。要素242のもう一方の部分は、スプリングアームなどの弾性要素229に対して配置される。カムピン260は、ファイバー軸を横断する穴262を通じて鍔体のハウジング部分に挿入可能な円筒形の構造体である。ガイド又は溝構造体(図示せず)により、ピン260は要素242に位置合わせを提供するように所定の位置に保持され得る。
好ましい態様では、カムピン260は、第1の直径を有する第1の部分261a、及び第1の直径より大きい第2の直径を有する第2の部分261bを有する。その結果、ファイバー及びフェルールの末端面を研磨した後、ピン260を更に挿入すると、より幅広の第2の部分261bにより要素242が更に軸方向に変位され、ファイバーが末端面に対して前方に動き、ファイバーの突出部が生じ得る。カムピン260の直径は、所定の平行移動を提供するよう選択され、その結果、カム機構により所定のファイバーの突出部が達成され得る。あるいは、カムピン260は、1/2回転で要素242及びキャップ244を動かすカム動作がもたらされるような偏心円筒として構成されてもよい。カムピンの作動は、バックボーン216に開けられたアクセス開口部を通してカムピン260にアクセス可能な単一のツール(図示せず)の使用により達成され得る。更なる代替例では、くさび型の構造体により、この構造体をハウジング部分223に挿入することで要素242及びキャップ244を動かすことができる。
好ましい態様では、ファイバー205は、約10μm〜約25μm、より好ましくは約10μm〜20μmの距離だけ突出する。この量は、接続時にファイバーにかかる所望の力に基づいて決定され得る。
接続時に、コネクタ200の構造は、損傷の原因となり得る過剰な力をファイバーに直接加えないよう、好適に力を分散することができる。より詳細には、図15及び16において、第2のコネクタ(簡略化のためフェルール290で表す)と接続する前及び後の代表的なコネクタ200の断面図を示す。
接続前に、把持要素240は、鍔体220内に実質的に固定されており、カムピン260は、ファイバーの先端204がフェルールの末端面233から所定の量だけ突出するべく作動される(ファイバー205は、以下に記載するように、この作動の前に好ましくは末端面233とぴったり重なるよう研磨される)。ファイバーケーブル215のファイバー205は該要素によって把持されており、ファイバー205はフェルール232内で動くことができる。
図16に示されるようにコネクタが初めに接続され、ファイバーの先端204が第2のコネクタのファイバー206と最初に接触する。続いて、ファイバー205は、フェルールの末端面が境界面292で接触するまで、押圧によって圧縮される。次に、この接触した境界面で、フェルール232は第2のコネクタから残りの力を受ける。コネクタ200のスプリング255により、好適な力がコネクタ本体220に事前に加えられる。
例えば、コネクタ間の接続された末端部の力の合計は、約7.8N〜約11.8Nになり得る。ファイバーの突出部が10μm〜20μmのとき、ファイバー205は、好適な光接触を確保する約0.6N〜約1.4Nの末端負荷を受ける。負荷の残量は、フェルール232及び鍔体220によって担われる。この実施形態では、コネクタ100の実施形態と比べて、鍔体及びフェルールのアセンブリの硬さ/剛性は、ファイバー柱の剛性の約1000倍である。その結果、ファイバーが最初の接触時にフェルールの末端部とぴったり重なる位置まで圧縮される(又はたわむ)と、フェルール232が残りの大部分の負荷を担う。
コネクタ200の更なる態様は、光ファイバーケーブル215のバッファー部を掴持するよう構成可能な鍔体のバッファークランピング部分226を含む。バッファークランプは、上記のバッファークランプ126と同一又は同様の方法で構成されることができる。
代表的な態様によると、バッファークランピング部分226は、標準的な光ファイバーバッファークラディングを掴持するよう構成され得る。この代表的な実施形態では、特定のバッファークランピング要素を作動するために、コネクタ200は、バッファークランピング部分226の外側表面によって軸方向に摺動して受容される貫通した開口部を有する作動スリーブ265を更に含むことができる。スリーブ265は、高分子材料又は金属材料から形成可能である。スリーブ/クランプ機構の動作は、上述されている。
コネクタ/ファイバー境界面での鋭いファイバーの曲げを防止するために、ブート280が利用されてもよい。代表的な態様において、ブート280は、従来の先細テールを含む。ブート280は、上述したような代替的な構造を有していてもよい。
別の代表的な態様では、現場での終端処理方法が提供される。例えば、上記に示されたコネクタ200と同等又は同一のコネクタが提供され得る。代表的なファイバーケーブルは、例えば、900μm光ファイバー用の3.5mm被覆引き込みケーブルを含むことができる。光ファイバーは、次に、従来の劈開装置を使用して剥がし平坦に劈開することにより調製され得る。ファイバージャケット/プラスチックコーティングは、従来の機械ファイバーストリッパーを使用して剥がすことができる。ファイバーのガラス部分は、きれいに拭かれることができる。
ファイバーの末端部を処理したら、ファイバーの先端がフェルールの末端面233を所望の量だけ超えて達するまで、ファイバーの剥いだ部分をコネクタ(特に鍔体内)に挿入することができる。作動キャップ244を要素242に押し付けてガラスファイバーを把持することができ、またバッファークランプ226を作動してファイバーのバッファー部を掴持することができる。
ファイバーが把持要素で固定されると、好ましい態様では、ファイバーの先端/フェルールの末端面は、ファイバーの先端がフェルールの末端面とぴったり重なるように、従来の現場での研磨方法を使用して研磨される。あるいは、ファイバーがわずかに突出するべく現場で研磨されてもよい。
ファイバーをフェルールの末端面とぴったり重ねて研磨した後、ファイバーの先端が所望の量(例えば、約10μm〜約20μm)だけ突出するべく、カムピンを挿入して把持装置240を軸方向に変位させることができる。
本発明の別の代替的な実施形態によると、図17Cには光ファイバーコネクタ300が分解図で示されており、図17A〜図17B、図17D、図18A〜図18D、及び図19A〜図19Bは、光コネクタ300の様々な構成要素のより詳細な図を提供している。光コネクタ300は、SC、ST、FC、及び/又はLCコネクタ形式を許容するようなレセプタクルなどのレセプタクルと接続するよう構成される。
光ファイバーコネクタ300は、ハウジングシェル312及びファイバーブート380を有するコネクタ本体を含んでよい。この代表的な実施形態では、シェル312は、SCレセプタクル(例えば、SC連結具、SCアダプター、又はSCソケット)に受容されるよう構成される。図17Cに示されるように、バックボーン316は、シェル312内に収容され、コネクタ300に構造的な支持を提供することができる。更に、バックボーン316は、少なくとも1つのアクセス開口部317を更に含み、これは、コネクタ内に配置される把持装置を作動させるためのアクセスを提供できる。バックボーン316は、ファイバーブート380に連結を施す実装構造体318を更に含むことができる。シェル312及びバックボーン316は、上記材料から形成可能である。シェル312は、好ましくはスナップ嵌めを介してバックボーン316の外側表面に固定される。
コネクタ300は、コネクタハウジング内に配置されその中に保持される鍔体320を更に含む。鍔体は、バックボーン316内に幾らか限定された軸の動きを有するよう構成される。鍔体320は、フェルール332が、例えばレセプタクルに挿入されると、鍔体とバックボーンとの間に置かれたスプリング355に対する抵抗を与えるフランジとして使用可能な肩部を含むことができる。
鍔体320は、把持装置340及びファイバーバッファークランプ326を収容し得る。把持装置340は把持要素342と作動キャップ344とを含み、鍔体320のネスト343内に配置され得る。上述した鍔体120とは異なり、鍔体320は剛性の外壁を含むことができる。
好ましい態様では、光コネクタ300は、同じ材料で作製されるが、ファイバー軸方向へのCTEはそれぞれ異なる鍔体320と作動キャップ344とを含む。具体的には、作動キャップはファイバー軸方向へのCTEを有し、これは鍔体のこの同じ方向へのCTEと実質的に異なる。その結果、光ファイバーコネクタは、大きな(即ち、100℃超過)温度領域(例えば、−40℃〜80℃)にわたって熱的に平衡をとることができる。
構造上、鍔体320は、フェルール332を受容及び収容するための開口部を有する第1の末端部分321を含む。フェルール332は、セラミックス、ガラス、プラスチック又は金属材料から形成可能であり、その中に挿入され終端処理された光ファイバーを坦持する。第1の代表的な態様では、フェルール332はセラミックフェルールである。別の代表的な態様では、フェルール332はガラスフェルールである。コネクタ内で終端処理されるファイバーは、標準的な単一モード又は多モード光ファイバーを含むことができる。フェルール332は、好ましくはエポキシ樹脂接着剤又は他の好適な接着剤で鍔体部内に固定されるか、あるいは、フェルール332は、鍔体320の第1の末端部分321に摩擦嵌めされてもよい。この代表的な態様では、鍔体320は高分子材料、特に、異方性のCTEを有する高分子材料から形成又は成型されることができる。
この代表的なの態様において、把持装置340は、要素342と、作動キャップ344と、を有する。把持要素342は、要素の架台又はネスト343内で鍔体320のハウジング部分に取り付け可能である。好ましい態様では、把持要素342は、2つの脚部を連結する焦点ヒンジを有する延性材料のシートを含み、それぞれの脚部は、内部に受容される従来のガラス光ファイバーに対してクランプ力を最適化するためのファイバー把持チャネルを含む。延性材料は、例えばアルミニウム又は陽極酸化アルミニウムであり得る。
この代替的な態様では、要素342は、上記の要素142及び242とは異なる形状を有する。具体的には、要素342は、それぞれキャップ344と嵌合する別個の第1のクランピングゾーン341Aと第2のクランピングゾーン341Bとを含む。更に、クランピングゾーン341Aと341Bとの間に凹部が形成され得る。この構造では、鍔体320は、キャップが非作動位置にある場合に、又はキャップが作動位置から非作動位置に移動された場合に、要素342を定位置に維持するために、要素の凹部の上に延在するタブ328を更に含む。
キャップ344は、好ましくは、把持要素342が中に挿入されたファイバー205をしっかり把持するように、把持要素342と嵌合するよう構成される。この代表的な態様では、図17B及び図17Dに示されるように、キャップの壁は要素342の周りにすっぽりと嵌まる。操作時、キャップ344が開位置から閉位置(例えば図17Cに示した実施形態において下方向)に移動するとき、キャップ344の内側部分に位置決めされた1つ以上のカムバー、例えば、図18Dの断面図に示されるカム343A及び343Bは、1つ以上のクランピングゾーンの中の要素脚部上を摺動でき、それらを互いに向かって付勢する。一態様では、キャップ344の内側表面は、その内部表面に配置されたカム部分343Aと343Bとを含み、これらは、クランピングゾーン341Bに加えられるクランプ力と異なるクランプ力をクランピングゾーン341Aに提供する。カムバーは、作動キャップ344の軸方向長さに沿って部分的に又は全体に延在することができる。1つの好ましい態様では、クランピングゾーン341A(フェルール332に最も近い)に加えられる把持力は、クランピングゾーン341Bに加えられるクランプ力よりも大きい。更なる代表的な態様では、クランピングゾーン341Bに加えられるクランプ力は、ほぼゼロであることができる。
ファイバーのガラス部分は要素342の溝に設置され、要素脚部がキャップ344によって互いの方向に動かされることで把持される。好ましい態様では、ファイバーは、約10μm〜約25μm、より好ましくは約10μm〜20μmの距離だけ突出する。この量は、接続時にファイバーにかかる所望の力に基づいて決定され得る。
具体的には、この代替的な態様では、キャップ344は、鍔体320内のキャップの位置を保持するための4つの保持脚部348A〜348D(例えば、図18A〜図18Bを参照)を含む。例えば、保持脚部348A〜348Dのそれぞれは、図18B及び図18Dに示されるような、その外側表面に形成される戻り止め349A及び349Bを含むことができる。第1の戻り止め349Aは、作動に先立ってキャップを鍔体のネスト343内にしっかりと設置するために使用され得る。キャップ344が要素342の上に完全に作動されると、第2の戻り止め349Bは鍔体と嵌合して、キャップ344を定位置に更に固定することができる。
更に、この代表的な態様では、キャップ344は、キャップの下面のカム表面の両末端部に補強壁を含むことができる。これら壁は、構造強度を提供して、要素342の脚部を作動位置に保持することができる。更に、キャップ344の下面は、隆起したクランピングゾーン341Aと341Bとの間に要素342を嵌合する(例えば、図17B及び図17Dを参照)下面表面隆起部345A及び345B(例えば、18Cを参照))を含むことができる。これら表面隆起部345A及び345Bは、使用中の要素342の相対的な軸方向位置を維持することができる。
この代表的な態様では、把持装置340、特にキャップ344は、鍔体320の一部分に固定されるので、熱膨張による制御された軸方向の動きを有する。例えば、キャップ及び鍔体が同じポイントに位置合わせされるように、キャップ344は鍔体320としっかりと嵌合するように設計される。例えば、キャップ344は、鍔体の開口部に形成された対応するスロット327と嵌合する(例えば、滑り嵌めによって)、側部346(例えば、図19A及び図19Bを参照−キャップのフェルール332から離れて配置される側)に形成された蟻継ぎ/隆起部347を含むことができる。変化する熱的条件下で制御された軸方向の膨張を提供するために、キャップ344は、鍔体の中に完全に配置されると、キャップの前側縁部と、鍔体の前側内壁325(例えば、図17Dを参照)との間に小さな空隙又は開口部324を残す軸方向長さを有するように設計される。代表的な態様では、位置合わせ点又は面を除いて、キャップ/要素は鍔体と別の最小限の接触を有して、熱膨張している間の摩擦の影響を低減することができる。
この実施形態の好ましい態様によると、鍔体及びキャップは同じ高分子材料で形成又は成型され得る。例えば、キャップ344及び鍔体320は、共に液晶高分子(LCP)で形成され得る。Ticona Companyから入手可能なベクトラ(VECTRA)LCP A130などのLCPを利用することができる。しかしながら、この代表的な態様では、キャップ344はファイバー軸方向へのCTEを有し、これは鍔体320のこの同じ方向へのCTEと実質的に異なる。したがって、要素342とフェルール332との間の距離は、温度が上昇するにつれて制御された方法で減少する。この構造では、要素342は、鍔体ではなく、キャップによってコネクタ内でその主軸に沿って拘束される。
LCP材は、成形過程の間、流れの方向に第1のCTEを、流れの方向に直交する方向に第2のCTE(第1のCTEと異なる)を呈する。この代表的な態様では、第1のCTEは第2のCTEよりも小さい。したがって、図19A及び図19Bに示されるように、LCP材を矢印372の方向に射出成形することによってキャップ344を形成し、LCP材を矢印372の方向に直交する矢印373の方向に射出成形することによって鍔体320を形成するといったように、キャップ344及び鍔体320を製造することができる。このようにして、キャップ344は、金属要素342のCTEと同様の軸方向のCTEを有することができる。
この代表的な態様では、主軸に沿ったキャップ及び要素のCTEは、鍔体のCTEよりも大きくなるように選択される。したがって、温度が上昇すると、要素の前端(フェルールに最も近い)はフェルール後端に接近することができる。
表2は、120℃にわたる温度変化による光コネクタ300の様々な構成要素の長さの変化に対応するデータを提供する。この例では、フェルールはセラミックス材料であるように選択され、キャップ及び鍔体はベクトラ(Vectra)LCP A130材料で形成されるが、これら材料の流れ方向は直交し(鍔体の流れ方向=ファイバー軸に平行)、ファイバーは実質的にシリカ(ガラス)で形成される。CTEの値はファイバー軸の方向に関して得られる。
Figure 2011511328
表2
上記結果は、かなりの温度変化にわたって事実上完全な(総ΔL=0)熱平衡が存在し得るようにコネクタ300を形成することができることを示している。ここで留意すべきは、材料が異なるのにもかかわらず、キャップのCTEの値が、アルミニウム要素のCTE(表1を参照)に比較的近くあり得ることである。更にここで留意すべきは、同一材料の構成要素が、その製造によって、有意に異なるCTE(方向に応じて)を有し得ることである。したがって、材料の選択により、構成要素に合ったCTEを提供することができ、その結果、フェルールの末端部に対するファイバーの末端部の相対的な位置が広い温度範囲にわたって維持される。
コネクタ300の別の態様は、光ファイバーケーブルのバッファー部を掴持するよう構成可能な鍔体のバッファークランピング部分326を含む。バッファークランプは、上記のバッファークランプ126と同一又は同様の方法で構成されることができる。
代表的な態様によると、上記のものと同様に、バッファークランピング部分326は、標準的な光ファイバーバッファーコーティングを掴持するよう構成可能である。スリーブ365は、ポリマー又は金属材料から形成され得る。スリーブ/クランプ機構365の操作は、スリーブ160及び265に関して上述したのと同様である。
更に、コネクタ300は、保持又はクリンプ装置375を更に備えることができる。装置375は、ファイバー終端処理の前に、ファークランピングスリーブ365を定位置に保持するように構成される。加えて、いくつかの用途では、装置375は、従来の光ファイバーケーブルにおいて利用されるアラミド強化要素などの強化要素をクリンプするための第1のクリンプリング(図示せず)と組み合わせて、支持構造物として使用され得る。
コネクタ/ファイバー境界面での鋭いファイバーの曲げを防止するために、ブート380が利用されてもよい。代表的な態様において、ブート380は、従来の先細テールを含む。ブート380は、上述したような代替的な構造を有していてもよい。加えて、コネクタ300には、ブート380の後方部分に位置決めされてファイバーケーブルのジャケットをクリンプする追加のクリンプリング(図示せず)を提供することができる。
コネクタ300は現場で終端可能なコネクタである。したがって、上記と同様の現場での終端処理方法を用いることができる。
上記の光コネクタは、ドロップケーブル及び/又はジャンパー等の多くの従来の光コネクタ用途に使用することができる。上記光コネクタは、機器室でのファイバー分配ユニット若しくは壁実装パッチパネル内部、ペデスタル、交差接続キャビネット若しくはクロージャ内部、又は光ファイバー構造ケーブル用途の構内出口内部の光ファイバーネットワークの相互接続及び交差接続のための光ファイバーの終端処理(コネクタライゼーション)にも利用できる。上に記載した光コネクタは、光機器内の光ファイバーの終端処理に使用されてもよい。更に、上に記載した1つ以上の光コネクタが、別の用途に利用されてもよい。また、上記に記載したコネクタは、温度変化の影響を更に受けにくいように設計され、それによって屋外設備用途など、より広範な用途に利用されることができる。
本明細書を検討すれば、本発明が適用可能であり得る様々な変更、等価の処理、並びに多数の構造が、本発明が対象とする技術の当業者には容易に明らかになるであろう。

Claims (4)

  1. レセプタクルと接続するよう構成されたハウジングと、
    光ファイバーを把持するための把持装置であって、ファイバー把持要素と、前記把持要素と嵌合するように構成された作動キャップと、を有する、把持装置と、
    前記ハウジング内に配置された鍔体であって、前記鍔体の開口部にしっかりと配置された、軸を画定する中央穴を含むフェルールと、前記鍔体の概ね中央部に配置され、かつ前記把持装置を受容するための開口部を有するハウジング部分と、を含む、鍔体と、
    を備える光ファイバーコネクタであって、前記把持要素が、第1及び第2の要素脚部を連結する焦点ヒンジを有する延性材料を含み、前記脚部のそれぞれが、前記作動キャップによって作動した際に内部に受容される光ファイバーを掴持するためのファイバー把持チャンネルを含み、前記コネクタが、少なくとも100℃の温度領域にわたって熱的に平衡がとられる、光ファイバーコネクタ。
  2. 前記キャップが前記鍔体に位置合わせされ、前記鍔体及びキャップが第1の材料で形成され、前記要素が第2の材料で形成され、前記作動キャップが、同じファイバー軸方向への前記鍔体のCTEと実質的に異なるファイバー軸方向へのCTEを有する、請求項1に記載の光ファイバーコネクタ。
  3. 前記作動キャップが、同じファイバー軸方向への前記鍔体のCTEより大きなファイバー軸方向へのCTEを有する、請求項2に記載の光ファイバーコネクタ。
  4. 前記作動キャップが第1のキャップと第2のキャップとを備え、前記第1のキャップが前記把持要素を前記ハウジング内に固定し、前記第2のキャップが把持要素を作動させる、請求項1に記載の光ファイバーコネクタ。
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