JP2011505278A5

JP2011505278A5 -

Info

Publication number: JP2011505278A5
Application number: JP2010536108A
Authority: JP
Filing date: 2008-11-25
Publication date: 2013-07-11

Description

画像転写生成品は、ブランケットカーカス内にある、又はベーススリーブの上にある可圧縮層を更に備えている。
好適には、印刷面層は、約０．００２乃至約０．００７インチ（約０．０５乃至約０．１８ｍｍ）の厚さを有する。印刷面層は、ニトリルゴム、水素化ニトリルブタジエンゴム、多硫化ゴム、ブチルゴム、ＥＰＤＭゴム、熱可塑性及び熱硬化性ポリウレタン、並びにそれらの混合物又はアロイから選択される。

画像補強層は、好ましくは、重合体膜、布、又はそれらの組み合わせから選択される。
本発明の一実施形態においては、画像補強層は、ニトリルゴム、水素化ニトリルブタジエンゴム、ブチルゴム、ＥＰＤＭゴム、ポリビニル塩化物、ポリウレタン、及びそれらの混合物又はアロイから選択された重合体膜からなる。

本発明の他の実施形態においては、画像補強層は、ポリエステル織り布のような滑らかな厚さ一定の布である。
本発明の更に他の実施形態においては、画像補強層は、重合体コーティングが浸透又は塗布された、又は表面に重合体膜が貼り合わせられた布層であり、それにより印刷面層が付される滑らかな面が得られる。布層は、好ましくは、織られたポリエステルである。塗布又は膜を形成する重合体は、ニトリルゴム、水素化ニトリルブタジエンゴム、ブチルゴム、ＥＰＤＭゴム、ポリビニル塩化物、ポリウレタン、及びそれらの混合物又はアロイから選択される。

我々は、ブランケット又はスリーブ構成において、滑らかな面を有する画像補強層を使用することにより、非常に薄い印刷面層を使用することができるようになることを発見した。滑らかな画像補強層は、厚さ及び面の十分な均一性を呈するので、下にある補強層から印刷面又は印刷画像までを通して見える糸、パターン、模様という問題を抱えることなく、より薄い印刷面が適用できる。本発明の印刷面層は、約０．００１〜０．０１２インチ（約０．０２５〜約０．３ｍｍ）の厚さを有している。一方、従来技術における印刷面層の厚さは、典型的には、約０．０１２〜０．０２０インチ（０．３ｍｍ〜０．５１ｍｍ）である。

Claims

補強ファイバを含まない、１００％固体熱可塑性ポリウレタン、１００％固体熱硬化性ポリウレタン又はこれらのアロイ、
１５０以下のデニール値の織り布、又は、
滑らかな表面を有するように重合体で塗布された織り布
からなる群から選択された画像補強層の上の、０．０２５から０．３ｍｍの厚さを有する薄い印刷面層を有する印刷ブランケット又はスリーブを備えた画像転写生成品であって、
前記画像転写生成品が印刷ブランケットを備える場合、前記ブランケットは、表面が前記画像補強層により覆われた、又は最上層が前記画像補強層であるブランケットカーカスを有すると共に、前記薄い印刷面層は、前記画像補強層に直接接着されており、
前記画像転写生成品が印刷スリーブを備える場合、前記スリーブは、硬質金属、重合体、又は重合体複合材からなるベーススリーブを有し、前記画像補強層は、前記ベーススリーブ上にあり、前記薄い印刷面層は、前記画像補強層に直接接着されていることを特徴とする画像転写生成品。
前記画像転写生成品は、印刷ブランケットを備え、前記ブランケットカーカスは、布、膜、重合体複合材料、又は金属から成る少なくとも１つのベースプライを備えていることを特徴とする請求項１に記載の画像転写生成品。
前記ブランケットカーカスは、更に可圧縮層を含むことを特徴とする請求項２に記載の画像転写生成品。
前記画像転写生成品は、印刷スリーブを備え、前記ベーススリーブは、可圧縮層を含むことを特徴とする請求項１に記載の画像転写生成品。
前記印刷面層は、０．０５乃至０．１８ｍｍの厚さを有することを特徴とする請求項１に記載の画像転写生成品。
前記印刷面層は、ニトリルゴム、水素化ニトリルブタジエンゴム、多硫化ゴム、ブチルゴム、ＥＰＤＭゴム、熱可塑性及び熱硬化性ポリウレタン、並びにそれらの混合物又はアロイから選択されることを特徴とする請求項１に記載の画像転写生成品。
前記画像補強層は、ポリエステル織り布であることを特徴とする請求項１に記載の画像転写生成品。
前記画像補強層は、重合体が塗布された織り布であることを特徴とする請求項１に記載の画像転写生成品。
前記重合体は、ニトリルゴム、水素化ニトリルブタジエンゴム、ブチルゴム、ＥＰＤＭゴム、ポリビニル塩化物、ポリウレタン、及びそれらの混合物又はアロイから選択されることを特徴とする請求項８に記載の画像転写生成品。
前記画像補強層は、表面に重合体膜が貼り合わせられた布層であることを特徴とする請求項１に記載の画像転写生成品。
薄い印刷面層を有する画像転写生成品を作る方法であって、
少なくとも１つのベースプライを備えたブランケットカーカス、又は硬質金属、重合体、又は重合体複合材からなるベーススリーブを用意し、
補強ファイバを含まない、１００％固体熱可塑性ポリウレタン、１００％固体熱硬化性ポリウレタン又はこれらのアロイ、１５０以下のデニール値の織り布、又は、滑らかな表面を有するように重合体で塗布された織り布からなる群から選択された画像補強層を、前記ブランケットカーカス又はベーススリーブに付し、
０．０２５乃至０．３ｍｍの厚さを有する印刷面層を、前記画像補強層に直接接着させることを特徴とする方法。
更に、前記画像補強層を付する前に、可圧縮層を前記ブランケットカーカス又はベーススリーブに付することを特徴とする請求項１１に記載の方法。
前記印刷面層は、ロール式ナイフ塗布処理、カレンダー処理、非静電的スプレイ塗布処理、静電的スプレイ塗布処理、又は押出し貼り合わせにより付されることを特徴とする請求項１１に記載の方法。
前記画像補強層は、ロール式ナイフ塗布処理、カレンダー処理、空気圧スプレイ塗布処理、静電スプレイ塗布処理、スロットダイ塗布処理、又は押出し処理により液体で採用される１００％固体ポリウレタンを備えることを特徴とする請求項１１に記載の方法。
前記画像補強層は、貼り合わせにより付されることを特徴とする請求項１１に記載の方法。