JP2011502442A - プログラマブルゲイン回路 - Google Patents

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Abstract

プログラマブルゲイン増幅器に適したプログラマブルゲイン回路が記述される。一設計において、プログラマブルゲイン回路は、直列に連結された多数の減衰回路を含む。各減衰回路は、第1のモードまたは第2のモードにおいて動作し、第1のモードにおいて入力信号を減衰させ、第2のモードにおいて入力信号を通過させる。多数の減衰回路は、同一のまたは異なる減衰量を提供し得る。多数の減衰回路は、バイナリ復号減衰回路及び/または温度計復号減衰回路を含み得る。一設計において、各減衰回路は分配回路及び少なくとも1つのスイッチを含み得る。スイッチは、第1のモードまたは第2のモードを選択する。分配回路は、第1のモードにおいて入力信号を減衰させ、第2のモードにおいて入力信号を通過させる。プログラマブルゲイン回路は、全てのゲイン設定について所定の入力インピーダンス及び所定の出力インピーダンスを持ち得る。

Description

本開示は、一般にエレクトロニクスに関し、より具体的にはゲイン回路及び増幅器に関する。
増幅器は、信号を増幅して所望の信号レベルを得るために一般に使用される。増幅器は、通信、コンピューティング、ネットワーキング、コンシューマエレクトロニクスなどの種々のアプリケーションのために広く使用される。例えば、無線通信デバイスにおいて、増幅器は、ヘッドフォン、スピーカ、外部デバイスなどを駆動するために使用され得る。
増幅器は、種々の要求を持ち得る。例えば、増幅器は、大きなゲインレンジを提供し、かつ、小さなプログラマブルゲインステップを持つことを要求され得る。増幅器が、ロバスト性能を持ち、かつ、コスト削減のために小さなレイアウト領域を占めることもまた望まれ得る。
プログラマブルゲイン増幅器における使用及び他の回路と一緒の使用に適したプログラマブルゲイン回路が、本願において記述される。一設計において、プログラマブルゲイン回路は、直列に連結された多数の減衰回路を含む。各減衰回路は、第1のモードまたは第2のモードで動作し、第1のモードにおいて入力信号を減衰させ、第2のモードにおいて入力信号を通す(または、減衰させない)。多数の減衰回路は、同一の減衰量または異なる減衰量を提供し得る。様々な全体の減衰量に対応する多数のゲイン設定は、多数の減衰回路の各々を第1または第2モードのどちらかで動作するように制御することによって得ることができる。
一設計において、多数の減衰回路は、バイナリ復号減衰回路のセットと、温度計復号減衰回路のセットとを含む。バイナリ復号減衰回路は、例えばデシベル(dB)で2倍ずつ、異なる減衰量を提供し、任意順で選択され得る。選択されたバイナリ復号減衰回路は、選択されるゲイン設定に基づいて決定され得る。温度計復号減衰回路は、等しい減衰量を提供し、所定順で選択され得る。選択される温度計復号減衰回路の数は、選択されるゲイン設定に基づいて決定され得る。
プログラマブルゲイン回路は、全てのゲイン設定について所定の入力インピーダンス及び所定の出力インピーダンスを持ち得る。増幅器は、プログラマブルゲイン回路に連結され、プログラマブルゲイン回路の出力インピーダンスと帰還抵抗器とに基づいて固定のゲインを提供し得る。
一設計において、各減衰回路は、分配回路と少なくとも1つのスイッチとを含む。少なくとも1つのスイッチは、減衰回路について第1のモードまたは第2のモードを選択する。分配回路は、第1のモードにおいて入力信号を減衰させ、第2のモードにおいて入力信号を通す。分配回路は、T型抵抗パッド、π型抵抗パッドなどを用いて実装され、第1及び第2のモードの両方について固定の入力インピーダンス及び固定の出力インピーダンスを持ち得る。一設計において、少なくとも1つのスイッチは、分配回路からの中間(intermediate)電流を第1のモードにおいてグラウンドに導き、第2のモードにおいてプログラマブルゲイン回路に導く単極双投(SPDT)スイッチを備える。別の設計において、少なくとも1つのスイッチは、第1及び第2のスイッチを備える。第1のスイッチは、分配回路の入力及び出力を渡って連結される。第2のスイッチは、分配器の中間ポートとグラウンドとの間に連結される。第1及び第2のスイッチは、第1のモードについて分配回路を使用可能(enable)にさせ、第2のモードについて分配回路をショートさせる。
この開示の種々の態様及び特徴は、以下に更に詳細に記述される。
図1A及び図1Bは、可変帰還抵抗器及び可変入力抵抗器を持つ可変ゲイン増幅器を夫々示す。 図1A及び図1Bは、可変帰還抵抗器及び可変入力抵抗器を持つ可変ゲイン増幅器を夫々示す。 図2は、プログラマブルゲイン回路を持つプログラマブルゲイン増幅器を示す。 図3A乃至図3Cは、T型抵抗パッドを持つ3つの減衰回路を示す。 図3A乃至図3Cは、T型抵抗パッドを持つ3つの減衰回路を示す。 図3A乃至図3Cは、T型抵抗パッドを持つ3つの減衰回路を示す。 図4は、π型抵抗パッドを持つ減衰回路を示す。 図5は、T型抵抗パッドを持つ別の減衰回路を示す。 図6は、2つの6dB減衰回路を持つプログラマブルゲイン回路を示す。 図7は、多数の減衰回路を持つプログラマブルゲイン回路を示す。 図8は、プログラマブルゲイン回路を持つ差動プログラマブルゲイン増幅器を示す。 図9は、信号を調整するための処理を示す。 図10は、無線通信デバイスのブロック図を示す。
図1Aは、可変帰還抵抗器を持つ可変ゲイン増幅器100の概略図を示す。増幅器100内で、抵抗器112及び114はVinp及びVinn信号を夫々受ける一端と、オペアンプ(op-amp)110の非反転及び反転入力に夫々連結される他端とを持つ。Vinp及びVinn信号は、増幅器100の差動入力信号を形成する。抵抗器116は、op-amp110の非反転入力に連結される一端と、回路グラウンドに連結される他端とを持つ。抵抗器118は、反転入力に連結される一端と、op-amp110の出力に連結される他端とを持つ。抵抗器112及び114はRinという固定値を持ち、抵抗器116及び118はRfbという可変値を持つ。op-amp110は、信号増幅を提供する。抵抗器112から118までが増幅器100のゲインGを決定し、これは次のように表され得る。
Figure 2011502442
一般的に、及び、本願で使用されるように、ゲインは、(i)線形単位で1(これは対数単位で0dB)に等しいか、(ii)線形単位で1より大きいか、(iii)線形単位で1より小さい。線形単位で1より大きいゲインは、信号増幅及び(dBで)正のゲインに対応する。線形単位で1より小さいゲインは、信号減衰及び(dBで)負のゲインに対応する。xdBの減衰が−xdBのゲインと同等であるように、減衰は負のゲインである。
抵抗器116及び118の値は、増幅器100のゲインを調整するために変化し得る。増幅器100は、例えば54dBの広いゲインレンジを提供するように要求され得るが、これは最小ゲインの約500倍である最大ゲインに相当する。この場合には、抵抗器116及び118は、最大値が最小値の約500倍であるように設計される必要があるだろう。そのような大きな抵抗比率は、シグナルインテグリティを低下させ得るし、大きな抵抗器領域を更に必要とし得るが、これはコストを増大させる。更に、Rfb対Rinという帰還比率がゲインGを変更するために変化すると、帰還ループにおける浮遊(stray)寄生だけでなくループゲイン及び帯域幅も変化し得るが、これら全てが増幅器100の安定性に影響し得る。最悪の場合のシナリオについて安定性が保証され得るように、増幅器100が設計される必要があるだろう。
図1Bは、可変入力抵抗器を持つ可変ゲイン増幅器150の概略図を示す。増幅器150内で、op-amp160と抵抗器162、164、166及び168とが、図1Aにおけるop-amp110と抵抗器112、114、116及び118と夫々同じ方法で連結される。抵抗器162及び164はRinという可変値を持ち、抵抗器166及び168はRfbという固定値を持つ。増幅器150のゲインは、数式(1)に示されるように決定され得る。抵抗器166及び168は固定値を持つので、帰還ループにおける浮遊寄生はゲインGの変更と共に変化しないだろうし、安定性における少しの追加的な変化もゲインの変更から生じないだろう。しかしながら、広いゲインレンジ(例えば、54dB)を得るために、抵抗器162及び164は、最大値が最小値の多数倍(例えば、500倍)であるように、設計されるかもしれない。大きな抵抗比率は、シグナルインテグリティを低下させ得るし、大きな抵抗器領域を更に必要とし得る。
増幅器150は、抵抗器162及び164についてのRinという可変値及び抵抗器166及び168についてのRfbという可変値(図1Bに示されていない)を持つように設計され得る。これは、全体の比率が抵抗器162及び164と、抵抗器166及び168との間で分配されることを許容する。例えば、54dBというゲインレンジは、500という帰還比率レンジを得るために、20倍だけ変化する抵抗器162及び164と、25倍だけ変化する抵抗器166及び168とを用いて達成され得る。しかしながら、帰還ループにおける浮遊寄生はRfbを変更することによりなおも変化し得るが、これは追加的な安定性の変化に帰着し得る。
一態様において、プログラマブルゲイン増幅器は、固定ゲイン増幅器が後続するプログラマブルゲイン回路を用いて実装され得る。固定ゲイン増幅器は、Rfbという固定値を持ち、故に浮遊寄生の帰還ループの安定性に与える影響の変化を回避し得る。プログラマブルゲイン回路は約log(N)ステージを持つN個の異なるゲイン設定をサポートし得るが、ここでNは任意の整数値であり得る。プログラマブルゲイン回路は、全N個のゲイン設定について固定の入力インピーダンス及び固定の出力インピーダンスも提供し得る。
図2は、プログラマブルゲイン増幅器200の設計の概略図を示す。増幅器200内で、プログラマブルゲイン回路210は、差動入力信号のためのVinp及びVinn信号を受ける差動入力と、op-amp220の非反転及び反転入力に連結される差動出力を持つ。抵抗器222は、op-amp220の非反転入力に連結される一端と、回路グラウンドに連結される他端とを持つ。抵抗器224は、op-amp220の反転入力と出力との間に連結される。抵抗器222及び224は、Rfbという固定値を持つ。op-amp220は、シングルエンド出力信号Voutを供給する。
プログラマブルゲイン回路210は、図2に示されるように、回路210の各入力ポートをのぞき込む2Rの入力インピーダンスと、回路210の各出力ポートをのぞき込む2Rの出力インピーダンスを持つ。回路210はGpgcという可変量だけ差動入力信号を減衰させるが、これはゲイン選択信号によって決定される。op-amp220はGop−ampという固定ゲインを提供するが、これは回路210の出力インピーダンス2Rと抵抗器222及び224の抵抗値Rfbとによって決定される。増幅器200の全体のゲインGtotalは、次のように表され得る。
Figure 2011502442
一般に、プログラマブルゲイン回路は、任意の範囲のゲインを提供し、任意の数のゲイン設定をサポートし得る。プログラマブルゲイン回路は、op-amp(例えば、図2に示されるように)などの増幅器と一緒に使用され得るし、他の回路とも一緒に使用され得る。
プログラマブルゲイン回路は、1つまたは複数の減衰回路を用いて実装され得る。各減衰回路は、選択されるときには特定の減衰量を提供し、バイパスされるときには少しの減衰も提供しないだろう。各減衰回路は、適切に終端されるときに、Rという固定の入力インピーダンス及びRという固定の出力インピーダンスを持ち得る。整合された入力及び出力インピーダンスは、任意の数の減衰回路が直列に連結されることを許容し得る。
図3Aは、減衰回路320の設計の概略図を示す。入力信号源310はVin=2Vという入力電圧及びIin=Iという入力電流を供給するが、V及びIは任意の適切な値であり得るし、時間と共に変化し得る。入力抵抗器312は、Rという値を持ち、信号源310と減衰回路320の入力との間に連結される。出力抵抗器314もまた、Rの値を持ち、減衰回路320の出力と出力信号源316との間に連結される。信号源316は、減衰回路320が連結される低インピーダンス回路(例えば、op-ampの反転入力)をモデル化する。信号源316の出力は、仮想グラウンドと見なされ得る。
減衰回路320は、分配回路330を含む。分配回路330は、3つの抵抗器332、334及び336を用いて形成されるT型抵抗パッドを実装する。抵抗器332は、Rという値を持ち、分配回路330の入力と中心ノードCとの間に連結される。抵抗器334は、Rという値を持ち、中心ノードCと分配回路330の出力との間に連結される。抵抗器336は、Rという値を持ち、中心ノードCと分配回路330の中間ポートPとの間に連結される。図3Aにおいて、中間ポートPは回路グラウンドに連結される。
抵抗値R、R及びRは、分配回路330について所望の減衰量Gattenを提供するように選択され得る。更に、図3Aに示されるように、減衰回路320の入力及び出力がRを用いて適切に終端されるときに減衰回路320がRという入力インピーダンス及びRという出力インピーダンスを持つように、R、R及びRは選択され得る。
テーブル1の列2は、分配回路330が6dBの減衰を提供する設計についてのR、R及びRの値を与える。列2は、図3Aにおいてラベル付けされた種々の電圧及び電流の値も与える。
Figure 2011502442
テーブル1の列2に示されるように、仮想グラウンドを通り抜ける出力電流Ioutは、信号源310からの入力電流Iin=Iの半分(または−6dB)である。Gattenの他の値(例えば、1.5dB、3dB、12dBなど)はR、R及びRの他の値を用いて得ることができるし、これらもまた減衰回路についてRという固定の入力及び出力インピーダンスを提供するように選択され得る。
減衰回路320は、入力電流Iの一部を電流Iとして出力ポートに導き、Iの残りの部分を電流Iとして中間ポートに導くことができる電流減衰器と見なされ得る。入力電流Iに対する出力電流Iの比率は、減衰Gattenに等しく、Rの選択値だけでなくR、R及びRの選択値に依存する。Rは、減衰回路320が使用されるアプリケーションに基づいて選択され得るが、RF(radio frequency)アプリケーションについて50または75オーム、オーディオアプリケーションについて5K、10Kまたは15Kオームなどと同値であり得る。
図3Bは、0dBまたはGattenのどちらかの減衰を提供できる減衰回路322の設計の概略図を示す。減衰回路322は、分配回路330及びスイッチ340を含む。スイッチ340は、その単極(pole)が分配回路330の中間ポートPに連結され、その第1の投(throw)がノードA(これは信号源310の出力に連結される)に連結され、その第2の投がノードB(これは仮想グラウンドである)に連結される、単極双投(SPDT)スイッチである。
減衰回路322は、バイパスモードまたは減衰モードで動作し得る。バイパスモードにおいて、スイッチ340はノードAに連結され、減衰回路322は少しの減衰も提供しない(または0dB減衰を提供する)。減衰モードにおいて、スイッチ340はノードBに連結され、減衰回路322はGattenの減衰を提供する。R、R及びRは、減衰回路322が選択されるときに所望の減衰量Gattenを提供するように選択され得る。R、R及びRは、図3Bに示されるように、Rという適切な入力及び出力終端に対して減衰回路322がRという入力インピーダンス及びRという出力インピーダンスを持つようにも選択され得る。
テーブル1の列3及び4は、選択時に減衰回路322が6dBの減衰を提供する設計についてのR、R及びRの値を与える。列3は、減衰回路322がバイパスモードであるときの、図3Bにおいてラベル付けされた種々の電圧及び電流の値も与える。列4は、減衰回路322が減衰モードであるときの種々の電圧及び電流の値を与える。列3に示されるように、仮想グラウンドを通り抜ける出力電流Ioutは、バイパスモードにおいて、信号源310からの入力電流Iinに等しい。列4に示されるように、仮想グラウンドを通り抜ける出力電流Ioutは、減衰モードにおいて、信号源310からの入力電流Iinの半分(または−6dB)である。減衰回路322の入力及び出力インピーダンスは、バイパス及び減衰モードの両方についてRに等しい。
図3Bに示される設計において、スイッチ340は、いかなる時もノードAまたはノードBのどちらかに連結される。ノードBはグラウンドである一方、ノードAは可変入力電圧Vinである。スイッチ340は、1つまたは複数のMOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)を用いて実装され得る。MOSFETの線形性は、MOSFETのソース及びドレインが大きな可変電圧の代わりに固定電圧または小さな電圧に連結されるときに改善し得る。
図3Cは、0dBまたはGattenのどちらかの減衰を提供できる減衰回路324の設計の概略図を示す。減衰回路324は、分配回路330及びスイッチ340を含む。スイッチ340は、その単極が分配回路330の中間ポートPに連結され、その第1の投がノードY(これは回路グラウンドである)に連結され、その第2の投がノードZ(これは信号源316の仮想グラウンドに連結される)に連結される。減衰回路322は、スイッチ340がノードYに連結されるときにGattenの減衰を提供し、スイッチ340がノードZに連結されるときに少しの減衰も提供しない。ノードY及びZは現実または仮想のグラウンドであるので、スイッチ340の線形性は改善し得る。テーブル1の列5及び6は、減衰回路324がバイパスモード及び減衰モードにあるときの、図3Cにおける種々の電圧及び電流の値を夫々与える。
図3B及び図3Cに示されるように、減衰回路322は、相補的(即ち、対称)であり、減衰回路324を得るために水平にひっくり返され得る。たとえ減衰回路324内の電圧及び電流の値がバイパス及び減衰モードについて減衰回路322内の対応する電圧及び電流の値と異なり得るとしても、減衰回路322及び324は同一の全体の伝達関数を持つ。
図4は、0dBまたはGattenのどちらかの減衰を同様に提供できる減衰回路420の設計の概略図を示す。減衰回路420は、図3における分配回路330及びスイッチ340と同じ方法で連結される分配回路430及びスイッチ440を含む。
分配回路430は、3つの抵抗器432、434及び436により形成されるπ型抵抗パッドを実装する。抵抗器432は、Rの値を持ち、分配回路430の入力と出力との間に連結される。抵抗器434は、Rの値を持ち、分配回路430の入力と中間ポートPとの間に連結される。抵抗器436は、Rの値を持ち、分配回路430の出力と中間ポートPとの間に連結される。R、R及びRは、減衰回路420が減衰モードにおいて所望の減衰量Gattenを提供するように、選択され得る。R、R及びRは、減衰回路420が減衰モード及びバイパスモードの両方についてのRという適切な入力及び出力終端に対して、Rという入力インピーダンス及びRという出力インピーダンスを持つように、更に選択され得る。
図5は、0dBまたはGattenのどちらかの減衰を同様に提供できる減衰回路520の設計の概略図を示す。減衰回路520は、分配回路530と、スイッチ540及び542とを含む。分配回路530は、3つの抵抗器532、534及び536により形成されるT型抵抗パッド実装する。スイッチ540は、分配回路530の中間ポートPに連結される一端と、回路グラウンドに連結される他端とを持つ。スイッチ542は、分配回路530の入力と連結される一端と、分配回路530の出力に連結される他端とを持つ。
バイパスモードについて、スイッチ542は閉であり、スイッチ540は開であり、分配回路530は本質的にショートされている。このモードにおいて、V=Vであり、Iout=I=I=Iinである。減衰モードについて、スイッチ542は開であり、スイッチ540は閉であり、分配回路530は使用可能である。このモードにおいて、VはVの一部分(fraction)であり、IはIの一部分である。減衰回路520が、図5に示されるように、(i)減衰モードにおいて所望の減衰量Gattenを提供し、(ii)適切な入力及び出力終端に対してRという入力及び出力インピーダンスを持つように、R、R及びRは選択され得る。
図5に示される設計において、スイッチ542は、バイパスモードが選択されるときに、信号パスに位置している。スイッチ542は、入力信号が過度に劣化しないように、十分に小さな「オン」抵抗を持ち、かつ、十分に小さな寄生キャパシタンスを持つように設計され得る。
図3Bから5までは、バイパスモードまたは減衰モードのどちらにおいても動作し得る減衰回路の一部の例示的な設計を示す。減衰回路は、他の設計を用いて同様に実装され得る。一般に、減衰回路は、例えば、抵抗器により形成される抵抗パッド、キャパシタにより形成される容量パッドなどの任意のタイプの分配回路を使用し得る。抵抗パッドは、T型抵抗パッド、π型抵抗パッドなどであり得る。減衰回路は、減衰回路内の任意の場所に位置し、所望の機能を達成するために任意の方法で動作し得る1つまたは複数のスイッチも持ち得る。
明確性のために、図3Aから5までは、入力信号源310と出力信号源316との間に連結される単一の減衰回路を示す。多数の減衰回路が、3以上のゲイン設定をサポートするために直列に連結され得る。
図6は、2つの減衰回路620a及び620bを持つプログラマブルゲイン回路600の設計の概略図を示す。各減衰回路620aは分配回路630及びスイッチ640を含み、これらは図6Cにおいて分配回路330及びスイッチ340について前述された通りに連結される。減衰回路620aは、その入力が入力抵抗器612に連結され、その出力が減衰回路620bの入力に連結される。減衰回路620bは、その出力が出力抵抗器614に連結される。入力信号源610は抵抗器612に連結され、出力信号源616は抵抗器614に連結される。
各減衰回路620において、分配回路630は3つの抵抗器632、634及び636により形成されるT型抵抗パッドを実装する。各減衰回路620における抵抗器632、634及び636は、当該減衰回路が選択されるときに6dBの減衰を提供し、かつ、R/3の値を持つように、設計される。スイッチ640aは、その単極が分配回路630aの中間ポートPに連結され、その第1の投がノードY1(これは回路グラウンドである)に連結され、その第2の投がノードZ(これは信号源616の出力における仮想グラウンドに連結される)に連結される。同様に、スイッチ640bは、その単極が分配回路630bの中間ポートPに連結され、その第1の投がノードY2(これは回路グラウンドである)に連結され、その第2の投がノードZに連結される。スイッチ640aは、S1制御信号によって制御され、分配回路630aのポートPからのI/2という中間電流をノードY1またはノードZのどちらかに導くことができる。スイッチ640bは、S2制御信号によって制御され、分配回路630bのポートPからのI/4という中間電流をノードY2またはノードZのどちらかに導くことができる。
テーブル2は、S1及びS2制御信号によって決定される4つの異なるゲイン設定についてのプログラマブルゲイン回路600のゲインを示す。テーブル2において、各制御信号S1またはS2について、「0」の値はバイパスモードに対応し、「1」の値は減衰モードに対応する。各ゲイン設定について、線形ゲインは列3で与えられ、dBゲインは列4で与えられる。
Figure 2011502442
テーブル2の列3によって示されるように、プログラマブルゲイン回路600のゲインは、線形単位で0.25のインクリメントで変化し得る。しかしながら、対数単位で6dBのインクリメントでプログラマブルゲイン回路600のゲインを設定することが望ましいかもしれない。この場合には、テーブル2の行3におけるS1=1かつS2=0というゲイン設定は、捨てられてよい(即ち、使用されなくてよい)。プログラマブルゲイン回路600は、S1=S2=0(両方の減衰回路620a及び620bが選択されない)状態で0dBのゲイン、S1=0かつS2=1(減衰回路620bのみが選択された)状態で−6dBのゲイン、S1=S2=1(両方の減衰回路620a及び620bが選択された)状態で−12dBのゲインを提供し得る。
図7は直列に連結された多数(K個)の減衰回路720aから720kまでを持つプログラマブルゲイン回路700の設計の概略図を示し、ここでKは1より大きい任意の整数値であり得る。入力抵抗器712は、入力信号Vinを一端で受け、その他端が第1の減衰回路720aの入力に連結される。各減衰回路720(最後の減衰回路720kを除く)は、その出力が次の減衰回路の入力に連結される。出力抵抗器714は、最後の減衰回路720kの出力に連結される一端と、回路700の出力に連結される他端とを持ち、これは図7に示されるような仮想グラウンドまたは低インピーダンスノードであり得る。
各減衰回路720は、図3Cにおける減衰回路324、図4における減衰回路420、図5における減衰回路520または何らかの他の減衰回路を用いて実装され得る。各減衰回路720はSk制御信号に基づいて減衰モードまたはバイパスモードのどちらかで動作することができ、ここでk∈{1,・・・,K}である。減衰回路720aから720kまでは、選択されるときにGからGまでという減衰を夫々提供するように設計され得る。GからGまでは、夫々任意の適した値であってよく、回路700が使用されるアプリケーションに基づいて選択され得る。図7に示されるように、回路700の入力及び出力がRによって適切に終端されていることを仮定して、(i)各減衰回路が選択されるときに当該減衰回路についての所望の減衰量Gを提供でき、(ii)最初の減衰回路720aの入力をのぞき込む入力インピーダンスが全てのゲイン設定についてRであり、(iii)最後の減衰回路720kの出力をのぞき込む出力インピーダンスもまた全てのゲイン設定についてRであるように、減衰回路720aから720kまでは設計され得る。
一般に、プログラマブルゲイン回路は、直列に連結された任意の数の減衰回路を含み得るし、各減衰回路は選択されるときに任意の減衰量を提供し得る。全体のゲインレンジ、ゲイン設定の数及びゲインステップは、プログラマブルゲイン回路が使用されるアプリケーションに基づいて選択され得る。
図8は、op-amp830が後続するプログラマブルゲイン回路802から成るプログラマブルゲイン増幅器800の設計の概略図を示す。増幅器800は、1.5dBステップで58.5dBという全体のゲインレンジを提供し、合計40個のゲイン設定を持つ。増幅器800は、Vinp及びVinn信号から成る差動入力信号を受け、Vout信号から成るシングルエンド出力信号を供給する。
inp信号パスについて、プログラマブルゲイン回路802は、直列に連結された7つの減衰回路821aから827aまでを含む。入力抵抗器812aは、一端でVinp信号を受け、その他端が最初の減衰回路821aの入力に連結される。出力抵抗器814aは、最後の減衰回路827aの出力に連結される一端と、op-amp830の非反転入力に連結される他端とを持つ。Vinn信号パスについて、プログラマブルゲイン回路802は、直列に連結された7つの減衰回路821bから827bまでを含む。入力抵抗器812bは、Vinn信号を一端で受け、その他端が最初の減衰回路821bの入力に連結される。出力抵抗器814bは、最後の減衰回路827bの出力に連結される一端と、op-amp830の反転入力に連結される他端とを持つ。Vinn信号パスは、本質的にVinp信号パスの鏡像である。
抵抗器816aは、op-amp830の非反転入力に連結される一端と、回路グラウンドに連結される他端とを持つ。帰還抵抗器816bは、op-amp830の反転入力と出力との間に連結される。
図8に示される設計において、各入力信号パスにおける3つの減衰回路821から823までは、バイナリ復号を用いて実装され、dBで2倍ずつ異なる減衰量を提供する。減衰回路821は選択されるときに1.5dBの減衰を提供し、減衰回路822は選択されるときに3dBの減衰を提供し、減衰回路823は選択されるときに6dBの減衰を提供する。減衰回路821aから823bまでの各々は、図5における減衰回路520を用いて実装され得る。減衰回路821aから823bまでの各々のノードXは、図5におけるノードXに相当する。減衰回路821aから823bまでのXノードはコモンモードノードVcmに連結されるが、これはVinp及びVinn信号の平均電圧の約半分のDC電圧を持つ低インピーダンスノードである。減衰回路821aから823bまでの各々は、図5について前述されたように、バイパスモードにおいてその入力電流Iの全てを出力に導き、減衰モードにおいてその中間電流IをノードVcmに導く。
図8に示される設計において、各入力信号パスにおける4つの減衰回路824から827までは、温度計復号を用いて実装され、同一の減衰量を提供する。各減衰回路は、選択されるときに12dBの減衰を提供する。減衰回路824aから827bまでの各々は、図3Cにおける減衰回路324または図4における減衰回路420を用いて実装され得る。減衰回路824aから827bまでの各々のノードYは図3Cまたは4におけるノードYに相当し、ノードZは図3Cまたは4におけるノードZに相当する。減衰回路824aから827aまでのZノードは、op-amp830の非反転入力に連結される。減衰回路824bから827bまでのZノードは、op-amp830の反転入力に連結される。減衰回路824aから827bまでのYノードは、ノードVcmに連結される。減衰回路824aから827aまでの各々は、その中間電流Iを、バイパスモードにおいてop-amp830の非反転入力に導き、減衰モードにおいてノードVcmに導く。減衰回路824bから827bまでの各々は、その中間電流Iを、バイパスモードにおいてop-amp830の反転入力に導き、減衰モードにおいてノードVcmに導く。
減衰回路の3つのペア821a及び821b、822a及び822b、823a及び823bは、任意順かつ互いに独立に選択され得る。減衰回路821a及び821bは1.5dBの減衰を提供するために選択され、減衰回路822a及び822bは3dBの減衰を提供するために選択され、減衰回路823a及び823bは6dBの減衰を提供するために選択され得る。選択された各減衰回路は、その中間電流IをノードVcmに導き、減衰を提供する。
減衰回路の4つのペア824a及び824b、825a及び825b、826a及び826b、827a及び827bは、12dBステップで減衰を得るために所定順で選択され得る。減衰回路824a及び824bは12dBの減衰を提供するために1番目に選択され、減衰回路825a及び825bは24dBの減衰を提供するために次に更に選択され、減衰回路826a及び826bは36dBの減衰を提供するために次に更に選択され、減衰回路827a及び827bは48dBの減衰を提供するために最後に更に選択され得る。選択された各減衰回路は、その中間電流IをノードVcmに導き、減衰を提供する。選択されない各減衰回路は、その中間電流Iをop-amp830の非反転入力または反転入力のどちらかに導き、少しの減衰も提供しない。
テーブル3は、図8における各減衰回路についてR、R、R及びRの値を与える。テーブル3は、減衰回路821aから823bまでの各々が図5に示されるように実装され、減衰回路824aから827bまでの各々が図3Cに示されるように実装される設計を仮定する。
Figure 2011502442
図8に示される設計について、ビットb1からb6までから成る6ビットゲイン選択信号が、40個のゲイン設定のうち1つを選択するために使用され得る。ゲイン選択信号は、0dBという最大ゲイン設定のためのb6・・・b1=000000(バイナリ)から、−58.5dBという最小ゲイン設定のためのb6・・・b1=100111(バイナリ)までの範囲にわたる。x(10進法)というゲイン設定について減衰量は1.5xdBであり、ここでxは0から39までの範囲にわたる。図8における減衰回路の7つのペアのためのS1からS7までの制御信号は、次のように生成され得る。S1=b1、S2=b2、S3=b3、S4=b4+b5+b6、S5=b5+b6、S6=b4*b5+b6、S7=b6であり、ここで「+」は論理OR演算を意味し、「*」は論理AND演算を意味する。S1からS7までの制御信号は、バイナリコード化されたゲイン選択信号のビットb1からb6までから容易に生成され得る。
小さな減衰のためのバイナリ復号減衰回路821aから823bまでと、大きな減衰のための温度計復号減衰回路824aから827bまでとの両方の使用は、減衰回路の数を削減しつつゲイン精度を改善し得る。大きな減衰を持つ減衰回路について、集積回路(IC)製造プロセスにおけるランダム変動による抵抗値のわずかな比率の変化が、1.5dBという最小のゲインステップと比較して相対的に大きなゲインエラーに帰着し得る。従って、ゲイン精度を改善するために、温度計復号が、大きな減衰を持つ減衰回路に使用され得る。小さな減衰を持つ減衰回路について、ランダムプロセス変動による抵抗値の同様のわずかな比率の変化は、1.5dBという最小のゲインステップと比較して相対的に小さなゲインエラーに帰着し得る。従って、ゲイン精度を犠牲にすることなく減衰回路の数を削減するために、バイナリ復号が、より小さな減衰を持つ減衰回路に使用される。回路600にあるように、dB単位で最も単純なゲインインクリメントを得るために、バイナリ復号減衰回路は温度計復号減衰回路の前に置かれるべきである。
図8は、バイナリ復号減衰回路の3つのペア821aから823bまでと、温度計復号減衰回路の4つのペア824aから827bまでとを持つ例示的なプログラマブルゲイン回路802を示す。一般に、プログラマブルゲイン回路は、任意の数のバイナリ復号減衰回路と、任意の数の温度計復号減衰回路とを含み得る。バイナリ復号減衰回路の数及び温度計復号減衰回路の数は、所望の全体のゲインレンジ、所望のゲインステップ、所望のゲイン精度、ICプロセス変動の期待量及び/または他の要因に基づいて選択され得る。
図9は、信号を調整するための処理900の設計のフロー図を示す。1つのゲイン設定が、複数のゲイン設定の中から選択され得る(ブロック912)。複数の制御信号が、選択されたゲイン設定に基づいて複数の減衰回路のために生成され得る(ブロック914)。各制御信号は、関連する減衰回路のために第1/減衰モードまたは第2/バイパスモードを選択し得る。各減衰回路は、第1のモードにおいて入力信号を減衰させ、第2のモードにおいて入力信号をバイパスさせる(減衰させない)ことができる。入力信号は、選択されたゲイン設定に対応するゲインを得るために複数の減衰回路に通され得る(ブロック916)。
複数の減衰回路は、バイナリ復号減衰回路のセットを備え得る。制御信号は、任意順でバイナリ復号減衰回路を選択するために生成され得るが、選択されるバイナリ復号減衰回路は選択されたゲイン設定に基づいて決定される。代替的または追加的に、複数の減衰回路は、温度計復号減衰回路のセットを備え得る。制御信号は、所定順で温度計復号減衰回路を選択するために生成され得るが、選択される温度計復号減衰回路の数は選択されたゲイン設定に基づいて決定される。一般に、減衰回路が選択される方法は、減衰回路の設計に依存し得る。
本願に記述されるプログラマブルゲイン回路は、通信、コンピューティング、ネットワーキング、パーソナルエレクトロニクスなどの種々のアプリケーションのために使用され得る。例えば、プログラマブルゲイン回路は、無線通信デバイス、セルラ電話機、PDA(personal digital assistants)、ハンドヘルドデバイス、ゲームデバイス、コンピューティングデバイス、ラップトップコンピュータ、カスタマーエレクトロニクスデバイス、パーソナルコンピュータ、コードレス電話機などのために使用され得る。無線通信デバイスにおけるプログラマブルゲイン回路の例示的使用が、以下に記述される。
図10は、無線通信システムのための無線通信デバイス1000の設計のブロック図を示す。無線デバイス1000は、セルラ電話機、端末、ハンドセット、無線モデムなどであり得る。無線通信デバイスは、符号分割多元接続(CDMA)システム、GSM(Global System for Mobile Communications)システムなどであり得る。
無線デバイス1000は、受信パス及び送信パス経由での双方向通信を提供することができる。受信パスでは、基地局から送信された信号がアンテナ1012によって受信され、受信器(RCVR)1014に供給される。受信器1014は、受信信号を調整及びデジタル化し、更なる処理のためにデジタル部1020へサンプルを供給する。送信パスでは、送信器(TMTR)は、デジタル部1020から送られたデータを受け取り、データを処理及び調整し、変調信号を生成するが、これはアンテナ1012を経由して基地局に送信される。受信器1014及び送信器1016は、CDMA、GSMなどをサポートし得る送受信器の一部であり得る。
デジタル部1020は、モデムプロセッサ1022、RISC/DSP(reduced instruction set computer / digital signal processor)1024、コントローラ/プロセッサ1026、メモリ1028、オーディオプロセッサ1030、オーディオドライバ1032、外部デバイスドライバ1034及びディスプレイドライバ1036などの、種々の処理、インタフェース及びメモリユニットを含む。モデムプロセッサ1022は、例えば、エンコード、変調、復調、デコードなどの、データ送信及び受信のための処理を実行し得る。RISC/DSP1024は、無線デバイス1000のために一般的な処理及び専門の処理を実行し得る。コントローラ/プロセッサ1026は、デジタル部1020内の種々のユニットの動作を指図し得る。メモリ1028は、デジタル部1020内の種々のユニットのためのデータ及び/または命令を保存し得る。
オーディオプロセッサ1030は、オーディオソース1040、マイクロホン1042などからの入力信号のためにエンコードを実行し得る。オーディオプロセッサ1030は、コード化されたオーディオデータのために同様にデコードを実行し、出力信号をオーディオドライバ1032に供給し得る。オーディオドライバ1032は、ヘッドセット1044、スピーカ1046などを駆動し得る。外部デバイスドライバ1034は、外部デバイス1048を駆動し、及び/または、外部デバイス1048から信号を受信し得る。ディスプレイドライバ1036は、ディスプレイユニット1050を駆動し得る。
図10に示されるように、プログラマブルゲイン回路は、可変ゲインが望まれ、または、必要とされる種々のブロックにおいて使用され得る。例えば、プログラマブルゲイン回路は、受信器1014、送信器1016、オーディオドライバ1032、外部デバイスドライバ1034、ディスプレイドライバ1036、オーディオソース1040、外部デバイス1048などにおいて使用され得る。具体例として、図8のプログラマブルゲイン回路800は、ヘッドセット1044及び/またはスピーカ1046を駆動するオーディオドライバ1032のために使用され得る。
本願において記述されるプログラマブルゲイン回路は、IC、アナログIC、RF IC(RFIC)、混合信号(mixed-signal)IC、ASIC(application specific integrated circuit)、プリント回路基板(PCB)、エレクトロニクスデバイスなどで実装され得る。プログラマブルゲイン回路は、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)、NチャネルMOS(N-MOS)、PチャネルMOS(P-MOS)、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)、バイポーラCMOS(BiCMOS)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、ガリウムヒ素(GaAs)などの種々のICプロセス技術を用いて同様に製造され得る。
本願において記述されるプログラマブルゲイン回路を実装する装置は、スタンドアロンデバイスであり得るし、または、より大きなデバイスの一部であり得る。デバイスは、(i)スタンドアロンIC、(ii)データ及び/または命令を保存するためのメモリICを含み得る1つまたは複数のICのセット、(iii)RF受信器(RFR)またはRF送信器/受信器(RTR)などのRFIC、(iv)MSM(mobile station modem)などのASIC、(v)他のデバイス内に組み込まれ得るモジュール、(vi)受信機、セルラ電話機、無線デバイス、ハンドセット、またはモバイルユニット、(vii)その他、であり得る。
本開示の先の説明は、任意の当業者が本開示を製造または使用することを可能にさせるために提供される。本開示に対する種々の修正は当業者にとって容易に明らかとなるだろうし、本願において定められる包括的な原理は本開示の範囲から逸脱することなく他の変形例に適用され得る。従って、本開示は本願において記述される実施例及び設計に限定されることを意図されておらず、本願において開示される原理及び新規な特徴に調和した最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (25)

  1. 入力信号を受けて、出力信号を供給するように構成された分配回路と、
    前記分配回路に連結され、前記分配回路のために第1のモードまたは第2のモードを選択するように構成された少なくとも1つのスイッチと
    を具備し、
    前記分配回路は、前記第1のモードにおいて前記入力信号を減衰させ、前記第2のモードにおいて前記入力信号を減衰させない、
    装置。
  2. 前記少なくとも1つのスイッチは、前記第1のモードにおいてグラウンドに前記分配回路からの中間電流を導き、前記第2のモードにおいて回路出力に前記分配回路からの中間電流を導くように構成された単極双投(SPDT)スイッチを備える、請求項1の装置。
  3. 前記少なくとも1つのスイッチは、
    前記分配回路の入力及び出力を渡って連結される第1のスイッチと、
    前記分配回路の中間ポートとグラウンドとの間に連結される第2のスイッチと
    を備え、
    前記第1のモードにおいて、前記第1のスイッチは開であり、かつ、前記第2のスイッチは閉であり、
    前記第2のモードにおいて、前記第1のスイッチは閉であり、かつ、前記第2のスイッチは開である、
    請求項1の装置。
  4. 前記分配回路は、
    前記分配回路の入力と中心ノードとの間に連結される第1の抵抗器と、
    前記分配回路の前記中心ノードと出力との間に連結される第2の抵抗器と、
    前記分配回路の前記中心ノードと中間ポートとの間に連結される第3の抵抗器と
    を含む抵抗パッドを備える、請求項1の装置。
  5. 前記分配回路は、
    前記分配回路の入力と出力との間に連結される第1の抵抗器と、
    前記分配回路の前記入力と中間ポートとの間に連結される第2の抵抗器と、
    前記分配回路の前記出力と前記中間ポートとの間に連結される第3の抵抗器と
    を含む抵抗パッドを備える、請求項1の装置。
  6. 前記分配回路は、前記第1及び第2のモードの両方について所定の入力インピーダンス及び所定の出力インピーダンスを持つ、請求項1の装置。
  7. 直列に連結された複数の減衰回路を備えるプログラマブルゲイン回路を具備し、
    各減衰回路は、第1のモードまたは第2のモードにおいて動作可能であり、前記第1のモードにおいて入力信号を減衰させ、かつ、前記第2のモードにおいて前記入力信号を減衰させないように構成される、
    装置。
  8. 前記プログラマブルゲイン回路に連結される入力を持つ増幅器を更に具備し、
    前記増幅器は、前記プログラマブルゲイン回路の出力インピーダンスに基づいて固定のゲインを提供する、
    請求項7の装置。
  9. 各減衰回路は、
    入力信号を受けて、分配回路についての出力信号を供給するように構成された分配回路と、
    前記分配回路に連結され、前記減衰回路のために前記第1のモードまたは前記第2のモードを選択するように構成された少なくとも1つのスイッチと
    を備え、
    前記分配回路は前記第1のモードにおいて前記入力信号を減衰させ、前記第2のモードにおいて前記入力信号を減衰させない、
    請求項7の装置。
  10. 前記複数の減衰回路は、
    異なる減衰量を提供するバイナリ復号減衰回路のセットと、
    等しい減衰量を提供する温度計復号減衰回路のセットと
    を備える、請求項7の装置。
  11. 前記バイナリ復号減衰回路は任意順で選択可能であり、前記温度計復号減衰回路は所定順で選択される、請求項10の装置。
  12. 前記バイナリ復号減衰回路の各々は、
    入力信号を受けて、分配回路についての出力信号を供給するように構成された分配回路と、
    前記分配回路の入力及び出力を渡って連結される第1のスイッチと、
    前記分配回路の中間ポートとグラウンドとの間に連結される第2のスイッチと
    を備え、
    前記第1のモードについて、前記第1のスイッチは開であり、かつ、前記第2のスイッチは閉であり、
    前記第2のモードについて、前記第1のスイッチは閉であり、かつ、前記第2のスイッチは開である、
    請求項10の装置。
  13. 前記温度計復号減衰回路の各々は、
    入力信号を受けて、出力信号を供給するように構成された分配回路と、
    前記第1のモードにおいてグラウンドへ前記分配回路からの中間電流を導き、前記第2のモードにおいて前記プログラマブルゲイン回路の出力へ前記分配回路からの中間電流を導くように構成された単極双投(SPDT)スイッチと
    を備える、
    請求項10の装置。
  14. 前記プログラマブルゲイン回路は、異なる減衰量に対応する複数のゲイン設定をサポートする、請求項7の装置。
  15. 前記プログラマブルゲイン回路は、全ての前記複数のゲイン設定について所定の入力インピーダンス及び所定の出力インピーダンスを持つ、請求項14の装置。
  16. 直列に連結された複数の減衰回路を備えるプログラマブルゲイン回路を具備し、
    各減衰回路は、第1のモードまたは第2のモードにおいて動作可能であり、前記第1のモードにおいて入力信号を減衰させ、かつ、前記第2のモードにおいて前記入力信号を減衰させないように構成される、
    集積回路。
  17. 前記プログラマブルゲイン回路に連結される入力を持ち、前記プログラマブルゲイン回路の出力インピーダンスに基づいて固定のゲインを提供する増幅器を更に具備する、請求項16の集積回路。
  18. 各減衰回路は、
    入力信号を受けて、分配回路についての出力信号を供給するように構成された分配回路と、
    前記分配回路に連結され、前記減衰回路のために前記第1のモードまたは前記第2のモードを選択するように構成されたスイッチと
    を備え、
    前記分配回路は、前記第1のモードにおいて前記入力信号を減衰させ、前記第2のモードにおいて前記入力信号を減衰させない、
    請求項16の集積回路。
  19. 前記複数の減衰回路は、
    異なる減衰量を提供するバイナリ復号減衰回路のセットと、
    等しい減衰量を提供する温度計復号減衰回路のセットと
    を備える、請求項16の集積回路。
  20. 複数のゲイン設定の中から1つのゲイン設定を選択することと、
    選択されたゲイン設定に基づいて複数の減衰回路のための複数の制御信号を生成することと、
    前記選択されたゲイン設定に対応するゲインを得るために、前記複数の減衰回路に入力信号を通すことと
    を具備し、
    各制御信号は、関連する減衰回路のために第1のモードまたは第2のモードを選択し、
    各減衰回路は、前記第1のモードにおいて前記入力信号を減衰させ、前記第2のモードにおいて前記入力信号を減衰させない、
    方法。
  21. 前記複数の減衰回路は、バイナリ復号減衰回路のセットを備え、
    前記複数の制御信号を生成することは、任意順で前記バイナリ復号減衰回路を選択するために前記複数の制御信号を生成することを備え、
    選択されるバイナリ復号減衰回路は、前記選択されたゲイン設定に基づいて決定される、
    請求項20の方法。
  22. 前記複数の減衰回路は、温度計復号減衰回路のセットを備え、
    前記複数の制御信号を生成することは、所定順で前記温度計復号減衰回路を選択するために前記複数の制御信号を生成することを備え、
    選択される温度計復号減衰回路の数は、前記選択されたゲイン設定に基づいて決定される、
    請求項20の方法。
  23. 複数のゲイン設定の中から1つのゲイン設定を選択するための手段と、
    選択されたゲイン設定に基づいて複数の減衰回路のための複数の制御信号を生成するための手段と、
    前記選択されたゲイン設定に対応するゲインを得るために、前記複数の減衰回路に入力信号を通すための手段と
    を具備し、
    各制御信号は、関連する減衰回路のために第1のモードまたは第2のモードを選択し、
    各減衰回路は、前記第1のモードにおいて前記入力信号を減衰させ、前記第2のモードにおいて前記入力信号を減衰させない、
    装置。
  24. 前記複数の減衰回路は、バイナリ復号減衰回路のセットを備え、
    前記複数の制御信号を生成するための手段は、任意順で前記バイナリ復号減衰回路を選択するために前記複数の制御信号を生成するための手段を備え、
    選択されるバイナリ復号減衰回路は、前記選択されたゲイン設定に基づいて決定される、
    請求項23の装置。
  25. 前記複数の減衰回路は、温度計復号減衰回路のセットを備え、
    前記複数の制御信号を生成するための手段は、所定順で前記温度計復号減衰回路を選択するために前記複数の制御信号を生成するための手段を備え、
    選択される温度計復号減衰回路の数は、前記選択されたゲイン設定に基づいて決定される、
    請求項23の装置。
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