JP2011502132A5

JP2011502132A5 -

Info

Publication number: JP2011502132A5
Application number: JP2010531376A
Authority: JP
Filing date: 2008-10-30
Publication date: 2011-12-22

Claims

セルロースポリマー、可塑剤、甘味剤、及び粉末香味組成物を含む錠剤コーティング組成物であって、粉末香味組成物が、固体担体と関連した香味物質を含むことを特徴とする錠剤コーティング組成物。
前記セルロースポリマーが、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC又はヒプロメロース)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、ヒドロキシエチルメチルセルロース(HEMC)、及びこれらの２種以上の組み合わせからなる群より選ばれる、請求項１に記載の錠剤コーティング組成物。
前記錠剤コーティング組成物の乾燥質量で、約４０〜約８０%のセルロースポリマーを含む、請求項１又は２に記載の錠剤コーティング組成物。
前記錠剤コーティング組成物の乾燥質量で、約５%〜約３０%の可塑剤を含む、請求項１〜３のいずれか１項に記載の錠剤コーティング組成物。
前記錠剤コーティング組成物の乾燥質量で、約０.１〜約５%の甘味剤を含む、請求項１〜４のいずれか１項に記載の錠剤コーティング組成物。
前記香味物質が、スペアミント油、シナモン油、ウィンターグリーン油(メチルサリチル酸)、ペパーミント油、クローブ油、ベイ油、アニス油、ユーカリ油、タイム油、ニオイヒバ油、ナツメグ油、オールスパイス、セージ油、メース、苦扁桃油、カッシア油、バニラ、シトラス油(例えば、レモン、オレンジ、ライム、グレープフルーツ)、果実精(例えば、リンゴ、西洋ナシ、桃、葡萄、苺、ラズベリー、サクランボ、プラム、パイナップル、杏又は他の果実香味)、はち蜜粉末、ベンズアルデヒド(サクランボ、アーモンド)、シトラール(レモン、ライム)、ネラール(レモン、ライム)、デカナール(オレンジ、レモン)、アルデヒドC-8(かんきつ果実)、アルデヒドC-9(かんきつ果実)、アルデヒドC-12(かんきつ果実)、トリルアルデヒド(サクランボ、アーモンド)、2,6-ジメチルオクタナール(熟していない果実)、2-ドデナール(シトラスマンダリン)からなる群の１種以上より選ばれる、請求項１〜５のいずれか１項に記載の錠剤コーティング組成物。
前記粉末香味組成物が、質量で、約１%〜約２０%の香味物質を含む、請求項１〜６のいずれか1項に記載の錠剤コーティング組成物。
前記錠剤コーティング組成物の乾燥質量で、約５〜約３３%の粉末香味組成物を含み、前記粉末香味組成物が任意にゴムを含む、請求項１〜７のいずれか１項に記載の錠剤コーティング組成物。
粘着剤、滑沢剤、乳化剤、消泡剤、着色剤、コーティングポリマー、香料、及び活性剤からなる群より選ばれる１つ以上の他の成分を含む、請求項１〜８のいずれか１項に記載の錠剤コーティング組成物。
請求項１〜９のいずれか１項に記載の錠剤コーティング組成物、及び液体を含むことを特徴とする錠剤コーティング液。
−活性剤を含有するコア; 及び
−コーティング、
を含み、前記コーティングが、請求項１〜９のいずれか1項に記載の錠剤コーティング組成物から形成されることを特徴とする医薬錠剤。
前記コーティングが、錠剤の総質量の質量で１〜６%である、請求項１１に記載の医薬錠剤。
被覆錠剤を調製する方法であって、
−セルロースポリマー、可塑剤、甘味剤、粉末香味組成物、及び液体を合わせて、錠剤コーティング液を形成する工程であって、粉末香味組成物が、固体担体と関連した香味物質を含む、前記工程、
−錠剤コーティング液を活性剤を含有するコアに施す工程、及び
−液体の大部分を除去して、被覆錠剤を得る工程、
を含むことを特徴とする方法。
請求項１３に記載の医薬錠剤を調製する方法であって、前記錠剤コーティング液をコアに噴霧コーティングによって施す工程を含む、前記方法。
錠剤コーティング組成物であって、該錠剤コーティング組成物の乾燥質量に基づいて、以下の成分、
−５又は６センチポワズの粘度を有するヒドロキシプロピルメチルセルロース約４０〜約８０％、
−分子量約６０００のポリエチレングリコール可塑剤約５〜約３０％、
−スクラロース甘味料約０．１〜約５％、
−約１５〜約２０のデキストロース当量を有するマルトデキストリン固体担体と関連して、約１〜約２０％のバニラ及び／又はベリー香味物質を含む粉末香味組成物約５〜約３３％、及び
−１以上の着色剤、
を含むことを特徴とする錠剤コーティング組成物。