JP2011257549A - 投写型映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付姿勢の多様な変化に対して、安定した塵埃除去性能を発揮するエアフィルタ装置を備えた投写型映像表示装置を提供すること。
【解決手段】光源ランプの光軸を水平状態に保持して投写方向を360度変更できるようにした投写型映像表示装置用であって、空気吸込口にエアフィルタ装置(この場合フィルタユニット3)が設けられている。エアフィルタ装置は、エアフィルタ(第1エアフィルタ40)と、エアフィルタを掃除する掃除部とを有する。掃除部は、エアフィルタに付着した塵埃を掻き取るように回転しながら、前記エアフィルタの風上側表面上を前記光源ランプの光軸と平行な方向に移動する回転ブラシと、回転ブラシから除去された塵埃を受け入れるダストボックスとを備える。そして、ダストボックス65は、回転ブラシ64の回転中心軸と平行に配置される細長容器であって、塵埃取入口65Aが回転ブラシ64に向かって開口されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、投写型映像表示装置に関し、特に、エアフィルタを掃除するエアフィルタ装置を備えた投写型映像表示装置に関する。
投写型映像表示装置は、一般に、光源ランプやライトバルブ等の光学系機器を冷却するために冷却空気が使用されている。また、冷却空気としては機外空気が用いられており、外装ケースの一面には機外空気を機内に取り入れるための空気吸込口が設けられている。しかし、冷却空気として取り入れる空気中に塵埃が含まれていると、液晶パネル等の光学系機器の表面に塵埃が付着し映像の質が低下する。そこで、空気吸込口には、一般に空気中の塵埃を捕捉するためのエアフィルタが設けられ、このエアフィルタにより空気中の塵埃を捕捉するように構成されている。
ところで、空気吸込口に取り付けられるエアフィルタは、長時間使用されると目詰まりを起こす。また、エアフィルタが目詰まりを起こした場合は、空気吸込口の通風抵抗が増加して光学系機器への冷却空気量が不足し、光源ランプや、液晶パネル等の光学系機器の冷却能力が低下するという問題が発生する。このため、エアフィルタは、目詰まりしないように頻繁に掃除されなければならない。しかしながら、エアフィルタを取り外して掃除することは煩わしい。特に、投写型映像表示装置の場合は、正立投写設置以外に上向き投写設置、天井吊投写設置、下向き投写設置などのいろいろな姿勢で設置されるため、設置位置及び設置状態によって作業も困難となることもある。そこで、近年、エアフィルタを取り付けた状態で掃除できるようにしたエアフィルタ装置を備えることにより、エアフィルタの交換、掃除などのメンテナンスを軽減したものが開発されている。
その一例として特許文献1に記載されたものがある。これは、投写型映像表示装置の空気吸込口(特許文献1では外気の取り入れ口)に対し、プレフィルタを自動的に掃除することのできるフィルターユニットを外部から取り外し可能に設けることができるようにしたものである。このフィルターユニットは、掃除時に空気吸込み面上で一定方向に移動するように取り付けられているプレフィルタと、プレフィルタを移動させるための駆動メカユニットと、プレフィルタを風上側と風下側とから挟み込むように配置された、塵埃を除去するためのブラシと、小さい塵埃を捕捉するための第2のエアフィルタとから構成されている。なお、このフィルターユニットにおいて、ブラシは、その長手方向がプレフィルタの移動方向と直交するように、プレフィルタの移動領域の中央部に取り付けられている。
また、エアフィルタを取り付けた状態で掃除できるようにしたエアフィルタ装置は、空気調和機用としても開発されている。その理由は、空気調和機におけるエアフィルタも長時間の使用により目詰まりが生ずるからであり、エアフィルタが目詰まりを起こすと、空気吸込口の通風抵抗が増加し、吸い込み空気量の低下により空調能力が低下するからである。このため、空気調和機のエアフィルタも、目詰まりしないように頻繁に掃除されなければならない。しかし、空気調和機におけるエアフィルタの掃除も、エアフィルタを取り外して掃除することは煩わしいため、前記投写型映像表示装置の場合と同様にエアフィルタを取り付けた状態で掃除できるようにしている。特許文献2はその一例である。
特許文献2のエアフィルタ装置は、空気調和機に適用されるものであって、吸引される空気中の塵埃を捕捉するエアフィルタと、エアフィルタの風上側表面部を上下方向に移動してエアフィルタに付着した塵埃を掻き取るための、軸体が水平方向に配置された回転ブラシ(回転掃除体)を備える。また、このエアフィルタ装置は、回転ブラシを回転自在に収納する塵埃除去本体と、前方から塵埃除去本体の下部に着脱自在に挿入されて装着されるダストボックスとを備えている。そして、前述の回転ブラシで掻き取られた塵埃は、下方に配置されたダストボックスに受け止められて貯留するように構成されている。
特開2008−65021号公報 特開2009−82837号公報
上記特許文献1のエアフィルタ装置は、フィルターユニットの中央部に固定されているブラシに対し、プレフィルタの風上側表面を擦り付けながらプレフィルタを移動させるため、プレフィルタの収納スペースが大きくなるという問題があった。また、ブラシを収納するフィルターユニットの筐体内にプレフィルタから除去された塵埃を貯留しているので、プレフィルタから除去された塵埃がブラシの周辺から再飛散する恐れがあった。
一方、特許文献2のエアフィルタ装置は、特許文献1のようにエアフィルタを移動させることはせずに、回転ブラシ、ダストボックス、モータ等を備えた塵埃除去手段がエアフィルタの風上側表面部を上下方向に移動するように構成されているため、特許文献1に比べエアフィルタの収納スペースが小さくてすむという利点がある。また、回転ブラシで除去された塵埃は、下方のダストボックスに貯留され再飛散の恐れがない。しかしながら、この特許文献2のエアフィルタ装置は、塵埃取入口を上方に開口したダストボックスに塵埃を貯留するものであって、エアコンのように取り付け方向が一定の装置には適用できるが、取付姿勢が多様に変化する投写型映像表示装置に対してはそのまま適用することができない。
本発明は、このような従来技術における課題に鑑み成されたものであって、取付姿勢の多様な変化に対して、安定した塵埃除去性能を発揮することのできるエアフィルタ装置を備えた投写型映像表示装置を提供することにある。
本発明に係る投写型映像表示装置は、上記課題を解決するために、光源ランプの光軸方向を水平に保持した状態で投写方向を360度変更して取り付け可能に構成されるとともに、光学系機器を冷却する冷却空気の空気吸込口にエアフィルタ装置が設けられた投写型映像表示装置であって、前記エアフィルタ装置は、吸入される空気中の塵埃を捕捉するエアフィルタと、エアフィルタを掃除する掃除部とを有し、前記掃除部は、エアフィルタに付着した塵埃を掻き取るように回転しながら、前記エアフィルタの風上側表面上を前記光源ランプの光軸と平行な方向に移動する回転ブラシと、回転ブラシから除去された塵埃を受け入れるダストボックスとを備え、前記ダストボックスは、前記回転ブラシの回転中心軸と平行に配置される細長容器であって、回転ブラシからの塵埃を受け入れる塵埃取入口が回転ブラシに向かって開口するように形成されていることを特徴とする。
このように構成された本発明に係る投写型映像表示装置によれば、回転ブラシがエアフィルタの風上側表面部を移動することにより、エアフィルタを取り付けた状態のままで掃除することができる。また、従来技術のようにエアフィルタを移動させる必要がないので、エアフィルタの収納スペースを小さくすることができる。また、光源ランプの光軸が常に水平方向となるように投写方向が変更される投写型映像表示装置であり、回転ブラシが光源ランプの光軸と平行な方向に移動されるので、回転ブラシは常に水平方向に移動されることになる。加えて、ダストボックスの塵埃取入口が回転ブラシに向かって開口するように形成されているので、ダストボックスの塵埃取入口も常に水平方向に向かって開口している。したがって、回転ブラシの回転により除去された塵埃は、投写型映像表示装置の投写方向が変化しても常に安定してダストボックス内に貯留される。また、ダストボックスに貯留される塵埃がダストボックスから漏出するおそれがない。
また、前記掃除部は、モータ駆動により、前記回転ブラシと前記ダストボックスとが一体的に移動可能とされるとともに、回転ブラシが回転駆動されるように構成されていることが好ましい。このように構成すると、回転ブラシとダストボックスとの相対位置関係が常に一定の状態となるので、回転ブラシを利用してダストボックスからの塵埃の漏出をより確実に防止することができる。また、回転ブラシを含む掃除部の移動方向が常に水平方向となるため、モータに作用する重力の負荷が投写型映像表示装置の設置状態により変化するということがなく、モータを安定した速度で回転することができるので安定した掃除を行うことができる。
また、前記ダストボックスの塵埃取入口には、前記回転ブラシの長手方向に延びる櫛歯状部により掃除運転中の回転ブラシを梳くように構成された除塵体が設けられていることが好ましい。このように構成されていると、掃除運転中の回転ブラシに付着した塵埃を効率よく除去するとともに、除去した塵埃を容易にダストボックス内に取り入れることができる。
また、前記ダストボックスは、仕切壁により長手方向が複数に仕切られていることが好ましい。投写型映像表示装置は、光源ランプの光軸を水平に保持して種々の方向に取り付けられるため、上向き投写設置や下向き投写設置の場合に、ダストボックスの長手方向が鉛直方向となることがある。この場合においてダストボックス内を仕切る仕切壁がない場合は、ダストボックス内全体の塵埃が一端に偏って貯留されるため、ダストボックス内全体が塵埃で平均的に満たされることなく、偏って貯留される端部の開口部から塵埃が漏出するおそれがある。しかし、本発明のようにダストボックスの内部が仕切壁により長手方向に複数室に仕切られていると、上向き投写設置や下向き投写設置の場合にダストボックス内全体の塵埃が一端に偏って貯留されることがないので、ダストボックスに貯留される塵埃廃棄の周期を長くすることができる。
また、前記仕切壁は、平板状部材からなり、この平板状部材の平板面が回転ブラシの移動方向を向くように取り付けられていることが好ましい。このように構成すると、簡単な部材で仕切壁を形成することができるとともに、仕切壁をダストボックスの強度を向上させるリブとして作用させることができる。
また、前記エアフィルタ装置は、投写型映像表示装置の外部から着脱自在に取り付けられるフィルターユニットして構成されていることが好ましい。このように構成されていると、エアフィルタ装置を取り出した状態で、ダストボックス内に貯留された塵埃を廃棄したり、エアフィルタを掃除したりするなどのメンテナンスを行うことができるので、メンテナンス作業が楽になる。また、多様な状態に取り付けられる投写型映像表示装置に好適なエアフィルタ装置とすることができる。
また、このような投写型映像表示装置において、前記エアフィルタ装置は、投写レンズが突出する正面側からスライド式に着脱自在に取り付けられるフィルターユニットとして構成されていることが好ましい。投写型映像表示装置の投写レンズ側は、通常、投写のために空間が維持されている。したがって、このように構成されていると、フィルターユニットの着脱作業を投写レンズ側から行うことになるため、フィルターユニットの着脱作業に必要なスペースを容易に確保することができる。
本発明に係る投写型映像表示装置によれば、ダストボックスの塵埃取入口は常に水平方向に向かって開口しているため、回転ブラシの回転により除去された塵埃は、投写型映像表示装置の投写方向が変化しても安定してダストボックス内に貯留される。
本発明の実施の形態に係るフィルターユニットを用いた投写型映像表示装置の斜視図である。 同投写型映像表示装置における光学系機器の概略平面配置図である。 同投写型映像表示装置の側面図である。 同投写型映像表示装置の投写態様を示す図であり、(a)は上向き投写状態図であり、(b)は天井吊投写状態図であり、(c)は下向き投写状態図である。 同投写型映像表示装置に用いられるフィルターユニットの斜視図であり、正面に引き出した状態から上下反転させた状態図である。 図5の状態における同フィルターユニットの平面図である。 図5と同様の角度から見たフィルターユニットの斜視図であって、自走式掃除部が図5の待機位置から反対側の位置へ移動した状態図である。 図5の状態における同フィルターユニットの分解斜視図である。 図1のA−A断面図である。 同フィルターユニットにおける自走式掃除部周りの図面であり、自走式掃除部は内部を開放した状態で示している。 同フィルターユニットにおける自走式掃除部の外観斜視図であって、(a)は反エアフィルタ側から見た外観斜視図であり、(b)はエアフィルタ側から見た外観斜視図である。 図6のB−B断面図である。 図6のC−C断面図である。 同フィルターユニットにおける自走式掃除部の断面図であって、図10のD−D位置における内部を開放していない状態の断面図である。 同自走式掃除部においてダストボックスを取り外すことのできる所定角度位置へ回動させた状態図である。 図15の状態の同自走式掃除部からダストボックスを上方へ取り外した状態図であって、(a)は分解斜視図であり、(b)は取り外されたダストボックスの、見る角度を変更した斜視図である。 同フィルターユニットにおけるダストボックスの回動軸を支持する軸受部の説明図であって、(a)はダストボックスの回動軸が嵌合されていない状態図であり、(b)はダストボックスの回動軸が嵌合された掃除時の状態図であり、(c)はダストボックスを所定角度位置に回動した状態図である。 同ダストボックスにおける蓋部材の回動説明図であって、(a)は蓋部材を略90度回動した状態図であり、(b)は蓋部材を略180度回動した状態図である。 同フィルターユニットにおけるダストボックスを固定する固定ねじ周りの断面図であって、(a)は固定ねじの螺合状態拡大図であり、(b)は蓋部材側に形成されたガイド部の斜視図である。 同フィルターユニットにおける自走式掃除部の断面図であって、図10のF−F位置における内部を開放していない状態の断面図である。 図20におけるダストボックスのE-E断面図である。 同フィルターユニットにおける自走式掃除部の断面図であって、図10のG−G位置における内部を開放していない状態の断面図である。 本実施の形態おける自走式掃除部の掃除動作説明図である。 本実施の形態おける自走式掃除部の待機位置への帰還動作説明図である。
以下、本発明の実施の形態に係る投写型映像表示装置について図面を参照しながら説明する。なお、図1には、本実施の形態に係る投写型映像表示装置における正立投写状態時の外観斜視図を示すが、以下の説明において、特に断りなく上下方向、左右方向及び前後方向をいうときは、図1に図示した矢印の方向をいうものとする。
本実施の形態に係る投写型映像表示装置は、3板式液晶投写型映像表示装置であって、図1の外観斜視図に示すような箱型の外装ケース1を備えている。そして、この外装ケース1内には図2に示すような光学系2が内装されており、投写レンズ2Aが外装ケース1の正面11から突出するように配置されている。また、フィルターユニット3が、エアフィルタ装置として外装ケース1内の空気吸込口12に沿って配置されるように、外装ケース1の正面11から引き出し式に取り付けられている。なお、フィルターユニット3の吸込み側は、外装ケース1の左右側面13に設けられた複数の切込み14により機外に通じている。
光学系2は、図2に示すように、光源として放電式ランプからなる4個の光源ランプ21が使用されている。この場合において、各光源ランプ21は、光軸21Aが正面11に対し平行となる方向に配置されている。また、4個の光源ランプ21は、光路変更部材21aを用いることにより、所定の方向(この場合は正面に向かう方向)に射出されるように組み合わされている。
光源ランプ21から出射された照明光は、インテグレータレンズ22、偏光変換素子23、コンデンサーレンズ24aを介し、赤、緑、青の各色光に分離する色分離光学系に導かれている。色分離光学系は、2種類のダイクロイックミラー25a,25b、3個の全反射ミラー26a,26b,26c、3個のリレーレンズ27a,27b,27c、3個のコンデンサーレンズ24r,24g,24b等により構成されている。また、赤、緑、青の各色光に分離された照明光は、赤、緑又は青色用の液晶ライトバルブ28r,28g,28bにより光変調され、クロスダイクロイックプリズム29により合成されて映像光として投写レンズ2Aから射出されている。これら光学系を構成する機器のうち冷却空気による冷却が必要とされるのは、最も高温となる光源ランプ21の他、液晶ライトバルブ28r,28g,28bを構成する液晶パネル、偏光板などや、偏光変換素子23などである。
このように構成された投写型映像表示装置は、図3のような正立投写状態に設置される他、光源ランプ21の光軸21Aが常に水平方向に配置される状態として、図3に示す矢印R1又はR2方向に回転させた状態で用いられる。図4はこれを具体的に示したもので、図4(a)は上向き投写状態、図4(b)は天井吊投写状態、図4(c)は下向き投写状態である。このように、光源ランプ21の光軸21Aを常に水平方向とすることにより放電式ランプからなる光源ランプ21の過熱が防止されている。
フィルターユニット3は、図1に、投写型映像表示装置の正面11から前方に引き出した状態の斜視図が示されている。図5はこの状態から上下反転させた状態の斜視図であり、図6はその平面図である。また、図7は、自走式掃除部60が図5の待機状態位置から反対側の端部へ移動した状態図である。そして、このエアフィルタ装置としてのフィルターユニット3は、図8の分解斜視図に示すように、ベース部材30、ベース部材30の風上側に設けられる第1エアフィルタ40、自走式掃除部60、ラック70,取っ手部80、ベース部材30の風下側に設けられる第2エアフィルタ50等から構成されている。
ベース部材30は、図8に示すように、樹脂成形品であって、中央部に冷却空気を取り入れる開口部31が形成されるとともに、この開口部31を跨ぐように格子状のフレーム部32が形成されている。また、ベース部材30は、開口部31周辺の枠部33の正面11側には取っ手部80が取り付けられ、風上側表面部における正面11から見た右側(すなわち、図5の図示位置)が非掃除時に自走式掃除部60の位置する待機位置であり、取り付け初期時の位置とされている。また、ベース部材30の左右側面には、このフィルターユニット3を正面11の外側からスライド式に外装ケース1内に取り付ける際のレール部34が形成されている。また、図8に示されるように、ベース部材30の風上側表面部における開口部31の前後の位置には、光源ランプ21の光軸21Aと平行な方向に延びるようにラック70がそれぞれ取り付けられている。このラック70は、自走式掃除部60を移動させるためのものである。
ベース部材30の風上側表面部には、ベース部材30の開口部31に対応する位置に第1エアフィルタ40が取り付けられている。第1エアフィルタ40は、本発明におけるエアフィルタを意味する。
第1エアフィルタ40は、図8に示すように、周辺枠部41と、フィルタ面を複数に区分する格子枠形状のフレーム部42と、空気中の塵埃を捕捉する多孔性の濾過材部43とが樹脂一体成形により形成されたものであり、剛性強度を向上させるために周辺枠部41には折り曲げ部44が形成されている。また、第1エアフィルタ40は、周辺枠部41がベース部材30の枠部33に対しフィルタ面と略直角の方向からねじ止めされている。すなわち、図5に示すように、左右方向のねじ40a及び前後方向のねじ40bによりねじ止めされている。
ベース部材30の風下側表面部には、ベース部材30の開口部31に対応して第2エアフィルタ50が取り付けられている。
第2エアフィルタ50は、図8に示すように、高分子繊維に静電気を帯電させた静電フィルタ部材51と、クッション性を有する平らなウレタンシート部材52とから構成されており、ウレタンシート部材52がベース部材30の周辺の枠部33側、すなわち、静電フィルタ部材51の風上側に取り付けられている。また、ベース部材30の周辺の枠部33の一部には、図9に示すように、コ字形枠部35を形成するように押え部35aが開口部31へ部分的に突出するように構成されている。したがって、2部材から構成された第2エアフィルタ50は、風上側の面、すなわちウレタンシート部材52の表面がベース部材30の枠部33の表面部に当接されるとともに、周辺の一部においてコ字形枠部35内に押し込められるようにして取り付けられている。このように、第2エアフィルタ50もベース部材30の枠部33に対しフィルタ面と略直角の方向から取り付けられている。
第2エアフィルタ50を構成する静電フィルタ部材51は、図9に示すように、シート状濾過材が左右方向にプリーツ折りされたものであって、第1エアフィルタ40が捕捉する塵埃よりも微細な塵埃を捕捉することができる。ウレタンシート部材52は、クッション性を有するので、周辺部の一部をコ字形枠部35内に押し込んで固定する際に取り付けを容易にすることができる。
自走式掃除部60は、本発明における掃除部として機能するものであって、図9に断面で示すとともに図10に内部を開放して示すように、フィルターユニット3の風上側表面部において、長手方向が第1エアフィルタ40の前後方向に延びるように配置されている。また、自走式掃除部60は、樹脂成形品である搬送用基台61に駆動部62、伝動軸63、回転ブラシ64、ダストボックス65、ワンウエイクラッチ66、平歯車67、ピニオン68a,68bなどの各種構成機器が取り付けられ、回転ブラシ64、ダストボックス65、駆動部62等が一体的に移動できるように構成されたものである。また、自走式掃除部60は、図10に示すように、大きく分けて駆動部62を収納する駆動室60aと、伝動軸63、回転ブラシ64及びダストボックス65を収納する塵埃除去室60bと、ワンウエイクラッチ66、平歯車67等を収納するクラッチ室60cとに分離されている。
駆動室60aに収納される駆動部62は、出力軸を左右方向にして配置されたモータ62aと、その出力軸の先端に取り付けられた傘歯車62bと、傘歯車62bと噛み合うように伝動軸63に取り付けられた傘歯車62cとから構成され、モータ62aのトルクが伝動軸63に伝達されるように形成されている。
また、クラッチ室60cには、伝動軸63の後端部に取り付けられた平歯車67と、この平歯車67に噛み合う回転ブラシ64の軸体64aに取り付けられたワンウエイクラッチ66が収納されている。なお、伝動軸63は、図11(a),(b)の自走式掃除部60の外形図に示すように、前後の端部が搬送用基台61から突出し、自走式掃除部60の両端の外側(ベース部材30の前後)にピニオン68a,68bが取り付けられている。また、このピニオン68a,68bは、光源ランプ21の光軸21Aと平行な方向に延びるように取り付けられているラック70と噛み合うように構成されている。
塵埃除去室60bは、長手方向が第1エアフィルタ40の前後方向に跨る程度の大きさのものであって、内部には伝動軸63、回転ブラシ64、ダストボックス65が第1エアフィルタ40側から順次配置されている。また、これら機器は、第1エアフィルタ40の前後方向に跨って延びる程度の長さに形成されている。
そして図10に示すように、伝動軸63は、前述の駆動室60aにおける傘歯車62b,62cの噛み合いにより、モータ62aにより回転駆動されるように構成されている。また、伝動軸63の前後端において、ピニオン68a,68bがベース部材30に取り付けられたラック70と噛み合うように構成されているため、伝動軸63の回転運動がピニオン68a,68bとラック70の歯車機構により直線運動に変換されて、搬送用基台61に伝達される。これにより、搬送用基台61に各種構成機器が搭載された自走式掃除部60は、第1エアフィルタ40風上側表面部において、光源ランプ21の光軸21Aと平行な方向に移動する。したがって、投写型映像表示装置が図3及び図4に示すように多様な投写方向に取り付けられたとしても、光源ランプ21の光軸21Aが水平方向となるように設定されている以上、自走式掃除部60の移動方向、すなわち回転ブラシ64の移動方向は常に水平に維持される。
自走式掃除部60は、モータ62aの駆動により図5の待機位置から図7の反対側の位置まで移動する。また、自走式掃除部60がこの位置まで移動したときには位置センサ(不図示)が作動してモータ62aが反転され、自走式掃除部60が再び待機位置へ戻るように構成されている。なお、ピニオン68a,68bは、自走式掃除部60が図5の待機位置から図7の反対位置へ移動するときには正面11から見て反時計方向に回転され、自走式掃除部60が図7の反対位置から図5の待機位置へ戻るときには正面11から見て時計方向に回転される。また、自走式掃除部60がこのように円滑に移動することができるように、図12及び図13に示すように、自走式掃除部60の前後面から平板状の突出部601が形成されるとともに、ベース部材30におけるラック70を取り付けている台座部36,37の側面にこの突出部601をスライドさせる凹溝36a,37aが形成されている。なお、これら図におけるねじ36b及び37bは、これら台座部36,37をベース部材30に固定するためのものである。
回転ブラシ64は、図14の自走式掃除部60の断面図(図10におけるD−Dの位置における断面図)に示すように、金属や樹脂などの材料からなる軸体64aと、軸体64aに巻きつけられたブラシ部材64bとから構成されている。また、軸体64aの後方の端部には、図10に示すように、前述のワンウエイクラッチ66が取り付けられている。
また、回転ブラシ64は、図14に示すように、その先端部により第1エアフィルタ40から塵埃を掻き取ることができるように塵埃除去室60bから上方(図14の図面上においては下方)に向かって(第1エアフィルタ40側に向かって)ブラシの先端部が搬送用基台61の開口部61aから少し食み出すように形成されている。また、自走式掃除部60が図5の待機位置から図7の反対位置へ移動する移動方向における回転ブラシ64の後側にダストボックス65が形成されている。
ダストボックス65は、回転ブラシ64の回転中心軸と平行に配置される細長容器であって、樹脂成形品として構成されている。また、ダストボックス65には、回転ブラシ64からの塵埃を受け入れる塵埃取入口65Aが回転ブラシ64に向かって開口するように形成されている。そして、回転ブラシ64とダストボックス65とは、回転ブラシ64の先端部がダストボックス65の塵埃取入口65Aから内部に少し侵入するような位置関係に形成されている。
そして、ダストボックス65における塵埃取入口65Aには、回転ブラシ64に付着した塵埃を除去する除塵体69が上方部から下方部(図14の図面上においては下方部から上方部)に向けて形成されている。また、このダストボックス65の塵埃取入口65Aの下方(図14図面上の上方)部には、ダストボックス65と回転ブラシ64が収納されている部分とを仕切る仕切り部材651が形成されており、除塵体69により回転ブラシ64から除去されてダストボックス65内に貯留された塵埃がダストボックス65外へ飛散することを防止している。
また、ダストボックス65は、図15に示すように、長手方向両端において反回転ブラシ側の位置(回転ブラシ64から遠くなる方に偏った位置)において搬送用基台61に対し回転可能に軸支されている。また、ダストボックス65は、自走式掃除部60を上面とするようにフィルターユニット3を載置した状態において、塵埃取入口65Aが上方位置となる所定角度位置まで回動できるように構成されており、それ以上は回動できないように構成されている。なお、この実施の形態において、この所定角度θ(図15参照)は、ダストボックス65の回動角度の上限値であって、その一例として110度に設定されている。また、この所定角度は、所定位置へ回動した状態においては重心が回動側へ移動しており元へ戻りにくい状態となることを意味しているが、大きくなり過ぎると塵埃取入口65Aから塵埃が漏出しやすくなる。したがって、上記の所定角度θは、110度に特定されるものではなく、105度〜120度範囲内に設定されていればよい。また、ダストボックス65の着脱については、図16(a),(b)に示すように、上記の所定角度位置へ回動された状態においてフィルターユニット3から取り外せることは勿論であるが、作業性を考慮し、塵埃取入口65Aが上方を向いている所定の角度範囲で着脱自在とすることが好ましい。この所定の角度範囲としては、回動角度が約80度から上記所定角度θまでが好ましい。
ダストボックス65をこのように回動可能とし、かつ着脱自在とするために、ダストボックス65の長手方向両端の側面にはダストボックス65の回動を所定角度位置に規制するための長円形平板状の回動規制部652と、この回動規制部652から突出する回動軸653とが設けられている(図16参照)。また、回動軸653は、図15、図16等から分かるように搬送用基台61に取り付けられている軸受部611に軸支されている。
軸受部611は、図17に拡大図示するように、回動軸653を嵌合して回動自在とするための軸挿入部612と、回動規制部652と協働してダストボックスの回動角度及び着脱の制御を行う回動制御部613とから構成されている。軸挿入部612は、回動軸653を挿入して支持する半円形孔部612aと、この半円形孔部612aを図示上方へ開口するガイド部612bとを備えている。一方、回動制御部613は、回動規制部652の回動を許容する部分円形壁613aと、掃除時には回動軸653が軸受部611から取り外されることを規制する規制壁613bと、所定角度位置においてそれ以上の回動を阻止するとともに回動規制部652を図示上方へ案内するガイド壁613cとから構成されている。
また、ダストボックス65は、図14の断面図からよく分かるように、エアフィルタ側に取り付けられる底部材654と、この底部材654に対し閉蓋するように取り付けられた蓋部材655との2部材から構成されている。
底部材654は、先端がダストボックス65の塵埃取入口65Aまでの幅寸法であるが、蓋部材655は、先端が塵埃取入口65Aより先に延び回転ブラシ64、伝動軸63などを閉蓋するように、搬送用基台61の側縁まで延びている。
また、蓋部材655は、図14及び図15から分かるように、先端に、搬送用基台61の側縁上部に当接する折り曲げ辺655bが形成されている。また、折り曲げ辺655bの長手方向の中心部には、図20に示すように、折り曲げ寸法を小さくした持ち手部655cが形成されている。この持ち手部655cが形成されることにより、持ち手部655cと搬送用基台61の側縁上部との間に隙間655dを形成している。この隙間655dは、指先を入れてダストボックス65の回動作業を容易にするためのものである。また、蓋部材655は、図16に示すように、回転ブラシから遠い方の長辺部で底部材654に対し、2箇所で回転自在に軸支されている。この軸支構造は、図18に示すように、軸部654aが底部材654に設けられ、この軸部654aに対し弾性的に回転自在に係合される係合部655aが蓋部材655に設けられたものである。そして、この蓋部材655は、図18に示すように、ダストボックス65が搬送用基台61から取り外された状態において、底部材654に対し閉蓋位置から180度開放されるように構成されている。なお、前述の回動規制部652及び回動軸653が蓋部材655に形成されている。
軸受部611により軸支されるダストボックス65は、取り外すとき以外においては、図14に示すように、蓋部材655の先端部が搬送用基台61に対し固定ねじ656によりねじ止めされて、回動しないように固定されている。この搬送用基台61には固定ねじ656が螺合される雌ねじ部614がインサートにより樹脂一体成形されている。また、搬送用基台61には、図20に示すように、回転ブラシ64を第1エアフィルタ40側に覗かせる開口部61aが形成されているが、底部材654の先端の中央部に搬送用基台61に突出する突出部654bが形成されており、この突出部654bが開口部61aの口縁に係合するように構成されている。
この固定ねじ656は、図19にこのねじ部を拡大図示するように、軸部656aの下方部におねじ656bが切られており、このおねじ656bの直径が頭部656c近くの軸部656aの直径より大きく形成されている。また、この固定ねじ656を貫通させる蓋部材655の貫通孔657の直径が、おねじ656bの外径と略同径に形成されている。このため、貫通孔657におねじ656bを貫通させるためには、固定ねじ656を締結するように回しながら入れる必要がある。この結果、おねじ656bが貫通孔657に挿入された後は、固定ねじ656が簡単に抜ける心配がなく、固定ねじ656を紛失するおそれが少ない。なお、蓋部材655には、図19に示すように、固定ねじ656を雌ねじ部614へ導くための半割れ円筒状のガイド部658が形成されている。
また、ダストボックス65には、図10に示すように平板状部材からなる3個の仕切壁659が形成されている。仕切壁659は、その平板面が回転ブラシ64の移動方向(すなわち、光源ランプ21の光軸21Aと平行な方向)を向くように底部材654と一体的に形成されている。また、蓋部材655の中央内面側には、図20に示すように、蓋部材655と底部材654とを閉蓋状態に固定するための突状係合部655eが形成されるとともに、中央の仕切壁659の先端には、突状係合部655eに係合する突状係合部659aが形成されている。そして、突状係合部655eと突状係合部659aとを係合させる場合に突状係合部659aの弾性的変位を容易化するために、突状係合部659aから少し離れた位置に細長切欠659bが形成されている。以上のように構成されることにより、蓋部材655が底部材654に対して閉蓋状態を保持するときには、蓋部材655の突状係合部655eが中央の仕切壁659の突状係合部659aに対し弾性的に係合し、これにより蓋部材655と底部材654とが一体化されている。
ダストボックス65は、上記のように3個の仕切壁659が形成されることにより4個の室に分割されている。したがって、例えば、上向き投写方向の場合には図21に示すようにダストボックス65が鉛直方向に縦長の配置となるが、ダストボックス65が4個に仕切られているため、回転ブラシ64により掻き取られてダストボックス65内に貯留された塵埃が一端部に偏って貯留されることがない。また、この仕切壁659は、ダストボックス65の強度を増すリブとしても作用する。
ダストボックス65の塵埃取入口65Aに取り付けられる除塵体69は、図22に示すように、底部材654に平行な取付面部691で取り付けられるように構成された逆への字型部材であって、ステンレス等の金属により形成されている。そして、除塵体69には、底部材側から斜めに起立する斜行面部692が形成され、その先端部に、塵埃除去運転中の回転ブラシ64の先端部を梳くように櫛歯状部693が形成されている。このような除塵体69は、次のような2種類の係合構造により取り付けられている。第1の係合構造として、底部材654の3箇所に鍵型起立部654cが形成され(図14及び図10参照)、この鍵型起立部654cの内面側に係合する斜行突起部691aが取付面部691に形成されている。また、第2の係合構造として、底部材654の4箇所に円形突部654dが形成され(図22及び図10参照)、この円形突部654dに係合する貫通孔691bが取付面部691に形成されている。除塵体69は、この2種類の複数箇所の係合構造により底部材654に固定されている。
この実施の形態における取っ手部80の内側であって、ベース部材30の側方に位置する部分には、図1に示すように、このフィルターユニット3の電源及び制御線を接続するためのコネクタ90が取り付けられている。また、このコネクタ90は、外装ケース1側に取り付けられた電源及び制御線用のコネクタ91に接続される。そして、この接続によりフィルターユニット3が投写型映像表示装置本体に対し電気的に接続され、投写型映像表示装置の操作部又は制御部からの指令に基づき操作されるように構成されている。フィルターユニット3側のコネクタ90と外装ケース1側のコネクタ91との接続は、直接人手により接続されるのではなく、外装ケース1に対しフィルターユニット3をスライド式に取り付ける際に、フィルターユニット3を外装ケース1内へ押し込む力を利用して行われる。
(掃除動作)
上記のように構成されたフィルターユニット3は、次のようにして自動的に掃除が行われる。
フィルターユニット3は、目詰まりセンサ(不図示)により第1エアフィルタ40の目詰まりが検出されたときに運転される。目詰まりセンサは、特に限定されるものではなく、例えば、第1エアフィルタ40が目詰まりを生じることにより、通風抵抗が増大し送風機用電動機(不図示)の電流値が増大することを検出するものが用いられている。
フィルターユニット3が運転されるときは、モータ62aが駆動され伝動軸63及びピニオン68a,68bが回転されることにより自走式掃除部60が図5に示す待機位置から図7に示す反対側の位置に向かって移動する。この移動方向は、図23に示す実線矢印M1の方向であって、光源ランプ21の光軸21Aと平行な方向になる。したがって、投写型映像表示装置の投写方向がどのような方向であっても、光軸21Aが水平面となるように取り付けられている。このため、フィルターユニット3のフィルタ面が垂直方向となることはあっても、自走式掃除部60の移動方向は、常に水平方向となる。この結果、図3、図4(a),(b),(c)のように投写方向が変わってもフィルターユニット3の重量によるモータ62aの負荷が大きく変わることがなく、自走式掃除部60が安定した動作で駆動される。
回転ブラシ64は、第1エアフィルタ40を押圧しながら図23における実線矢印M2の回転方向に回転することにより、第1エアフィルタ40に付着している塵埃Q1が掻き取られる。また、回転ブラシ64により掻き取られて回転ブラシ64に付着している塵埃Q2は、ダストボックス65の塵埃取入口65Aにおいて除塵体69の櫛歯状部693によりダストボックス65内に振り落とされて、ダストボックス65内に貯留される。また、掃除時において、ダストボックス65の塵埃取入口65Aは、常に回転ブラシ64の移動方向に向かって開放されているため、塵埃取入口65Aが下向きとなることがなく、第1エアフィルタ40から除去された塵埃がダストボックス65から漏出することがない。
このようにして自走式掃除部60が第1エアフィルタ40の塵埃を掻き取りながら図7に示す反対側の位置に到達すると、位置センサ(不図示)がこれを検出し、モータ62aが反転する。そして、自走式掃除部60が図5の待機位置へ移動する。図24は、この移動時の説明図であって、実線矢印M3が移動方向を示す。自走式掃除部60の待機位置への移動に際し、回転ブラシ64を反転させると回転ブラシ64に付着した塵埃Q2が再飛散する可能性がある。そこで、本実施の形態においてはワンウエイクラッチ66によりモータ62aの回転トルクが回転ブラシ64に伝達されないように構成されている。
ダストボックスは、光源ランプ21の光軸21Aに平行な方向に仕切る仕切壁659により内部が長手方向に複数室に仕切られているので、回転ブラシ64から除去された塵埃が各室に平均的に貯留される。上向き投写設置や下向き投写設置の場合には、ダストボックス65の長手方向が鉛直方向となることがあるが、塵埃がダストボックス65の一端部に偏って貯留されることがない。したがって、ダストボックス65の内容積が塵埃を溜めるのに有効に活用される。これにより、ダストボックス65内の塵埃廃棄の周期を長くすることができる。なお、上記仕切壁659は、平板状部材からなるので、簡単な構成とすることができるとともに、仕切壁659をダストボックス65の強度を向上させるリブとして作用させることができる。
(メンテナンス作業)
次に、以上のように掃除されるフィルターユニット3のメンテナンスは次のようにして行われる。
第1エアフィルタ40は、以上のような動作により自動的に繰り返し掃除されるが、長期間使用すると第1エアフィルタ40に塵埃が付着して残存する量が増大する。したがって、第1エアフィルタ40の洗浄、交換などのメンテナンスは、第1エアフィルタ40を取り外して掃除していた場合と比較すると極端にその回数を減らすことができる。しかしながら、長期間使用した場合は第1エアフィルタ40に付着したまま残る塵埃量も増加するため、適切な期間をおいて第1エアフィルタ40を取り外して掃除したり、場合によっては新しいものと交換したりする必要の生じることは避け難い。本実施の形態は、このような場合に次のようにして第1エアフィルタ40のメンテナンスを行うことができる。
先ず、投写型映像表示装置の正面11側からフィルターユニット3を引き出して取り外す。このとき、フィルターユニット3側のコネクタ90とベース部材30側のコネクタ91は直接手を触れることなく分離するように構成されている。したがって、この場合にフィルターユニット3に接続されているコンセントを手で抜く必要はない。
次いで、引き出されたフィルターユニット3は、図5のように上下反転されて適宜の位置に載置される。そして、この状態においてベース部材30のフィルタ面に対し直角の方向からねじ40a及びねじ40bを取り外すことにより、自走式掃除部60に干渉されることなく、第1エアフィルタ40をベース部材30のフィルタ面に対し直角の方向に取り外すことができる。第1エアフィルタ40は、このようにして容易に取り外すことができ、適切な方法で洗浄又は掃除することができる。また、第1エアフィルタ40が極端に古くなっている場合には、第1エアフィルタ40を新品と交換することもできる。また、洗浄又は掃除された第1エアフィルタ40及び新品の第1エアフィルタ40は、ベース部材30の開口部31に対応する所定の位置に載置した後、ねじ40a及びねじ40bを締結することにより、自走式掃除部60に干渉されることなく、容易に取り付けることができる。
また、第2エアフィルタ50について、洗浄、掃除、交換などのメンテナンスを行う場合は、第2エアフィルタ50をベース部材30の枠部33に対しフィルタ面と直角の方向から容易に取り外すことができる。すなわち、この場合は、フィルターユニット3を投写型映像表示装置の正面11から引き出し、図1の状態として適宜の位置に載置する。そして、コ字形枠部35から第2エアフィルタ50の周辺部を引き出すことにより、第2エアフィルタ50を取り外すことができる。また、洗浄又は掃除後の第2エアフィルタ50を取り付けるときは、ウレタンシート部材52の表面をベース部材30の枠部33の表面部に当接するとともに、静電フィルタ部材51とウレタンシート部材52とを重ね合わせた組合せ物の周辺部を部分的にコ字形枠部35内に押し込めることにより、第2エアフィルタ50を容易に取り付けることができる。このように、第2エアフィルタ50の着脱も自走式掃除部60に干渉されることなく容易に行うことができる。
また、ダストボックス内に溜まった塵埃を廃棄するときは、フィルターユニット3を投写型映像表示装置の正面11側から引き出し、これを図5のように反転して適宜の場所に載置する。そして、図14に図示されている固定ねじ656を外し、図15に示すようにダストボックスを所定角度位置へ回動する。次いで図16に示すようにダストボックス65を引き上げる。これにより、ダストボックス65から塵埃を漏出させることなく、ダストボックス65をフィルターユニット3から取り外すことができる。なお、固定ねじ656のおねじ656b(図19参照)の外径は、蓋部材655の貫通孔657の内径と略同寸に形成されているので、固定ねじ656が蓋部材655から外れて紛失することがない。
そして、フィルターユニット3から取り外されたダストボックス65の底部材654に対し閉蓋する蓋部材655を図18に示すように回動する。この場合、蓋部材655の一部が底部材654に当接するまで回動することができる。この実施の形態においては、180度まで蓋部材655を回転することができるように構成されている。このように開くには、蓋部材655の突状係合部655eとダストボックス65における中央の仕切壁659の突状係合部659aとの係合を取り外すことが必要であり、この係合を外すことにより、底部材654に対し蓋部材655を自由に回動させることができる。また、この係合を外すときは、一方の手は蓋部材655の長手方向の中央部を持ち、他方の手で底部材654の先端部中央に形成されている突出部654bを持って開くと簡単に開くことができる。
また、ダストボックス65を取り外した状態においては、図16に図示するように回転ブラシ64が露出された状態となるので、回転ブラシ64を、掃除機等を使用して掃除することもできる。
そして、ダストボックス65及び回転ブラシ64のメンテナンス作業が終了したときは、上記と逆のように操作して、ダストボックス65を組み立てて、フィルターユニット3に取り付ける。
フィルターユニット3の投写型映像表示装置への取り付けは、投写型映像表示装置の正面11側外部からスライド式に行う。投写型映像表示装置の正面側は、投写側であって投写のため空間が通常設けられている。このため、フィルターユニット3の着脱のためのスペースを容易に確保することができる。フィルターユニット3がスライド式に差し込まれると、取っ手部80の裏側に取り付けられたコネクタ90と外装ケース1に取り付けられたコネクタ91とが、挿入時の力により自動的に接続される。これにより、フィルターユニット3は、投写型映像表示装置本体と電気的に接続され、投写型映像表示装置本体の運転動作と連携して運転制御される。これにより、投写型映像表示装置の運転を再開することができる。
本実施の形態に係る投写型映像表示装置によれば次の効果を奏することができる。
(1)本発明に係る投写型映像表示装置のエアフィルタ装置によれば、自走式掃除部60が第1エアフィルタ40の風上側表面部を待機位置から反対側に位置へ向けて移動することにより、第1エアフィルタ40を取り付けた状態のままで第1エアフィルタ40に付着した塵埃を回転ブラシ64により除去することができる。
(2)また、第1エアフィルタ40を従来技術のようにベース部材30上で移動させる必要がないので、第1エアフィルタ40の収納スペースを小さくすることができる。
(3)また、回転ブラシ64が光源ランプ21の光軸21Aと平行な方向に移動されているので、光源ランプ21の光軸21Aの方向を水平に保持した状態で投写型映像表示装置の投写方向を360度変更させても、回転ブラシ64は常に水平方向に移動されている。そして、ダストボックス65の塵埃取入口65Aが回転ブラシ64の移動方向に向かって開口するように形成されているので、塵埃取入口65Aも常に水平方向に向かって開口している。したがって、ダストボックス65に貯留される塵埃がダストボックス65から漏出するおそれがない。
(4)また、回転ブラシ64とダストボックス65とが一体的に移動可能に構成されているので、回転ブラシ64とダストボックス65との相対位置関係が常に一定の状態となり、回転ブラシ64を利用してダストボックス65の塵埃取入口65Aからの塵埃の漏出をより確実に防止することができる。
(5)回転ブラシ64の移動方向が常に水平方向となるため、モータ62aは、フィルターユニット3の重力による負荷の変動が少なく、安定した回転速度で安定した掃除が行われる。
(6)ダストボックス65の塵埃取入口65Aに、掃除運転中の回転ブラシ64の先端部を梳く櫛歯状部693が除塵体69として取り付けられているので、回転ブラシ64に付着した塵埃Q2を効率よく除去するとともに、除去した塵埃を容易にダストボックス65内に取り入れることができる。
(7)ダストボックス65は、仕切壁659により内部が長手方向に複数室に仕切られているので、回転ブラシ64から除去された塵埃が各室に平均的に貯留される。したがって、上向き投写設置や下向き投写設置の場合のように、ダストボックス65が長手方向を鉛直方向として設置される場合にあっても、塵埃が下方となる端部に集中して溜まることがなく、ダストボックス65内の塵埃廃棄の周期を長くすることができる。
(8)エアフィルタ装置としてのフィルターユニット3は、投写型映像表示装置の外部から着脱自在に取り付けられるように構成されているので、投写型映像表示装置から取り出した状態で、ダストボックス65の塵埃廃棄、第1エアフィルタ40及び第2エアフィルタ50の掃除などのメンテナンスを行うことができ、メンテナンス作業が楽になる。また、多様な状態に取り付けられる投写型映像表示装置に好適なエアフィルタ装置とすることができる。
(9)本実施の形態に係るフィルターユニット3は、投写レンズ2Aが突出する正面11側からスライド式に着脱自在に取り付けられるので、フィルターユニット3の着脱作業に必要なスペースを容易に確保することができる。
(変形例)
本発明は、上記実施の形態において以下のように変更することができる。
・上記実施の形態における掃除部は、回転ブラシ64とダストボックス65とが一体的に移動する自走式掃除部60として構成されていたが、回転ブラシ64のみを回転させながら移動させるとともに、ダストボックス65を待機位置に固定的に取り付けるような構成としてもよい。この場合、第1エアフィルタ40から回転ブラシ64により掻き取られた塵埃は、回転ブラシ64がダストボックス65へ戻ったときに、適宜の除塵体により回転ブラシ64からダストボックス65内へ除去されるように構成することができる。また、この場合において、ダストボックス65の塵埃取入口65Aには、回転ブラシ64がダストボックス65から離れている間、塵埃取入口65Aを閉じる開閉扉を設けるようにしてもよい。この開閉扉を設けることにより、塵埃取入口65Aからの塵埃の漏出をより確実に防止することができる。
・また、この掃除部は、モータ62aにより駆動される構成とされているが、このようなモータ駆動に限定されるものではなく、回転ブラシ64及びダストボックス65を備えた掃除部を手動により駆動させるようにしてもよい。また、手動により回転ブラシ64のみを移動及び回転させるようにしてもよい。なお、この駆動操作を正面11から行うことができるように、正面11に掃除部に連結される駆動ハンドルの取付部を設け、この取付部に駆動ハンドルを取り付けることにより駆動可能とすると、異物感を与えることのないデザインとすることが可能となる。
・また、前記実施の形態においては、自走式掃除部60を自走させる搬送機構としてラック70及びピニオン68a,68bが用いられているが、このような構成に限定されるものではない。例えば、送りねじを利用して自走式掃除部60を自走させるようにしてもよい。
・また、前記実施の形態においては、ダストボックス65の塵埃取入口65Aを形成するために仕切り部材651が設けられていたが、回転ブラシ64と蓋部材655との隙間を小さくするとこの仕切り部材651を省略することもできる。
・第1エアフィルタ40は、前記実施の形態において周辺枠部41及びフレーム部42と空気中の塵埃を捕捉する多孔性の濾過材部43とが樹脂一体成形されていたが、両者を別々に製作し接着することもできる。
・また、第1エアフィルタ40は、前記実施の形態において開口部31周辺の枠部33に対しねじ止めされていたが、この枠部33に対し前後左右何れかの方向からスライド式に取り付けるようにしてもよい。
・また、第2エアフィルタ50は、前記実施の形態において静電フィルタ部材51とウレタンシート部材52との2部品から構成されていたが、ウレタンシート部材52を省略することもできる。また、このようなウレタンシート部材52のみならず第2エアフィルタ50全体を省略したものとしてもよい。
・また、第2エアフィルタ50を取り付けるためのコ字形枠部35は、前記実施の形態においてベース部材30の開口部31周辺の各辺において部分的に形成されているが、このコ字形枠部35をプリーツ折り目と平行な辺については全体的に形成するようにしてもよい。
・また、フィルターユニット3の運転は、前記実施の形態においては目詰まりセンサにより第1エアフィルタ40の目詰まりが検出されたときに運転されていたが、これを投写型映像表示装置の投写が終了時にその都度自動的に作動するようにしてもよい。また、定期的に運転したり、クリーニングスイッチが投入された場合に運転したりするなど他の適宜の方法に変更することもできる。
・また、投写型映像表示装置は、前記実施の形態においては3板式の透過型液晶ライトバルブ28r,28g,28bを用いた光学系2としているが、単板式等の他形式の光学系を用いたものとしてもよい。
本発明に係る投写型映像表示装置は、液晶プロジェクタを初めとする種々の投写型映像表示装置に適用することができる。
Q1,Q2…塵埃、2A…投写レンズ、3…フィルターユニット、11…正面、12…空気吸込口、21…光源ランプ、21A…光軸、40…第1エアフィルタ、60…自走式掃除部、62a…モータ、64…回転ブラシ、65…ダストボックス、65A…塵埃取入口、69…除塵体、659…仕切壁、693…櫛歯状部。

Claims (7)

  1. 光源ランプの光軸方向を水平に保持した状態で投写方向を360度変更して取り付け可能に構成されるとともに、光学系機器を冷却する冷却空気の空気吸込口にエアフィルタ装置が設けられた投写型映像表示装置であって、
    前記エアフィルタ装置は、吸入される空気中の塵埃を捕捉するエアフィルタと、エアフィルタを掃除する掃除部とを有し、
    前記掃除部は、エアフィルタに付着した塵埃を掻き取るように回転しながら、前記エアフィルタの風上側表面上を前記光源ランプの光軸と平行な方向に移動する回転ブラシと、回転ブラシから除去された塵埃を受け入れるダストボックスとを備え、
    前記ダストボックスは、前記回転ブラシの回転中心軸と平行に配置される細長容器であって、回転ブラシからの塵埃を受け入れる塵埃取入口が回転ブラシに向かって開口するように形成されている
    ことを特徴とする投写型映像表示装置。
  2. 前記掃除部は、モータ駆動により、前記回転ブラシと前記ダストボックスとが一体的に移動可能とされるとともに、回転ブラシが回転駆動されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の投写型映像表示装置。
  3. 請求項1又は2記載のエアフィルタ装置であって、
    前記ダストボックスの塵埃取入口には、前記回転ブラシの長手方向に延びる櫛歯状部により掃除運転中の回転ブラシを梳くように構成された除塵体が設けられている
    ことを特徴とする投写型映像表示装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の投写型映像表示装置において、
    前記ダストボックスは、仕切壁により長手方向が複数に仕切られている
    ことを特徴とする投写型映像表示装置。
  5. 請求項4記載の投写型映像表示装置において、
    前記仕切壁は、平板状部材からなり、この平板状部材の平板面が回転ブラシの移動方向を向くように取り付けられている
    ことを特徴とする投写型映像表示装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の投写型映像表示装置において、
    前記エアフィルタ装置は、投写型映像表示装置の外部から着脱自在に取り付けられるフィルターユニットして構成されている
    ことを特徴とする投写型映像表示装置。
  7. 請求項6記載の投写型映像表示装置において、
    前記エアフィルタ装置は、投写レンズが突出する正面からスライド式に着脱自在に取り付けられるフィルターユニットとして構成されている
    ことを特徴とする投写型映像表示装置。
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