JP2008121990A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタに付着したゴミを確実に除去するとともに、除去したゴミを保管することができる空気調和機を提供する。
【解決手段】フィルタ6の表面側に清掃ブラシ330を有するダストボックス300を配置し、ダストボックス300に対向するフィルタ6の裏面側にフィルタ6を受け止めるフィルタ受け板400をそれぞれ設け、ダストボックス300とフィルタ受け板400とをガイドフレーム210に沿って上下に移動させてフィルタ6に付着したゴミを除去する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機の室内ユニットに関し、さらに詳しく言えば、除塵用に取り付けられたフィルタに付着したゴミを自動的に清掃する清掃機能を備えた空気調和機に関する。
空気調和機(室内ユニット)には、空気吸入口からユニット内部に塵埃が流入するのを防止するため防塵用のフィルタが取り付けられている。フィルタには経時的に塵埃が溜まるため、使用者は時期を見てユニットからフィルタを取り外して清掃する必要がある。
通常、空気調和機は部屋の高所に設置されているため、フィルターの着脱作業が面倒であるばかりでなく、フィルタに付着したゴミをこまめに取り除く作業も面倒であるため、フィルターの清掃作業は敬遠されやすい。
しかしながら、フィルタに塵埃が堆積したままの状態で放置しておくと、空気の流量が減るため、熱交換効率が落ちるばかりでなく、塵埃にカビなどが発生して、アレルギー症状の原因となる悪臭やハウスダストを誘引するおそれもある。そこで、最近ではフィルタに付着した塵埃を自動的に取り除く清掃機能を備えた空気調和機がいくつか提供されている。
その一例として特許文献1がある。この空気調和機は、フィルタに沿って棒状の清掃ブラシを接触させながら、清掃ブラシをフィルタの一方から他方に移動させることにより、フィルタに付着した塵埃を清掃ブラシで掻き落とす清掃装置を備えている。
これによれば、塵埃が付いたフィルタを定期的に自動で清掃することができるため、面倒な取り外し作業や清掃作業から使用者をある程度解放することができる。
しかしながら、従来の空気調和機には次のような問題があった。すなわち、まず第1の問題として、特許文献1の清掃装置は、フィルタの表面に沿って清掃ブラシを移動して表面のゴミを除去しているが、一般に、フィルタは比較的柔軟な樹脂などからなるため、表面を清掃ブラシで押さえ付けると、ブラシの押圧力によってフィルタが撓んでしまい、ブラシを均等な力でフィルタの表面に押さえ付けることができず、ゴミを確実に落としきれない。
また、第2の問題として、特許文献1では、フィルタの表面にのみ清掃ブラシが設けられているため、例えば送風ファンの駆動中に清掃作業を行うと、清掃ブラシで掻き取られたゴミがフィルタを通って、熱交換器側に運ばれるおそれがあるため、空気調和機の運転中に清掃作業を行うことは好ましくない。
特開2001−170430号公報
そこで、本発明は、上述した課題を解決するため、フィルタに付着したゴミを確実に除去でき、除去したゴミを長期間にわたって保管しておくことができる空気調和機を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明は以下に示すいくつかの特徴を備えている。請求項1に記載の発明は、空気吸込口と空気吹出口とを備え、内部に少なくとも送風ファンが収納されている本体キャビネットを含み、上記本体キャビネットには除塵用のフィルタと、上記フィルタに付着したゴミを除去する清掃ブラシと、上記フィルタと上記清掃ブラシとを相対的に移動させる移動手段と、上記ゴミを貯留するダストボックスとが設けられており、上記清掃ブラシは、一方向移動時には上記フィルタに接触し、他方向移動時には上記フィルタに非接触となるように上記ダストボックス内に回動自在に支持されている空気調和機において、上記ダストボックスは、上記清掃ブラシによって捕捉された上記ゴミを上記ダストボックス内に回収するためのゴミ回収手段をさらに備え、上記ゴミ回収手段は、上記清掃ブラシの上記一方向移動時の進行方向の進行方向側に設けられていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、上記ダストボックスには、上記清掃ブラシの上記一方向移動時(接触移動時)には、上記清掃ブラシを上記フィルタに対してほぼ水平に接触した状態を維持し、上記他方向移動時(非接触移動時)においては、上記清掃ブラシの回転を自由とする回転規制手段が設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1において、上記ダストボックスの上記一方向移動時(接触移動時)の進行方向を前端側とした場合、上記清掃ブラシは、上記ダストボックスの後端側に配置されており、上記ダストボックスの前端側に上記ゴミを保管しておくための保管スペースが設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、上記請求項1において、上記本体キャビネットにはさらに、オゾンを発生させるオゾン発生手段が上記ダストボックスに隣接して配置されており、上記ダストボックスには、上記オゾン発生装置から発生されたオゾンを内部空間に取り込むためのオゾン取込孔が設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、上記請求項1において、上記ダストボックスの上記他方向移動時が往路とされ、一方向移動時を復路とされる場合にのみ、上記清掃ブラシを回動させるブラシ回動手段を備えていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、上記請求項1において、上記本体キャビネットには、上記ダストボックスの移動を案内するガイドレールが設けられており、上記ガイドレールの上端および下端には、上記ダストボックスの往復反転時に上記清掃ブラシを強制的に回動させるための突起部が設けられており、上記突起部は、上記ダストボックスが一定方向に移動してる場合にのみ作用するように、上記ガイドレール内に出没可能に設けられていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、上記請求項5において、上記ガイドレールは、上記ダストボックスの両端をスライド可能に支持するように左右一対に設けられており、いずれか一方の上記ガイドレールには、上記一方向移動時に上記清掃ブラシを回転させる第1突起部が設けられ、いずれか他方の上記ガイドレールには、上記他方向移動時に上記清掃ブラシを回転させる第2突起部が設けられていることを特徴としている。
上記請求項8に記載の発明は、上記請求項1において、上記ダストボックスが2つ設けられている場合、上記本体キャビネットには、第1および第2ダストボックスを独立して移動させるための、第1および第2ガイドレールを備え、上記第1ガイドレールおよび上記第2ガイドレールには、上記清掃ブラシを強制的に回動させるための突起部が左右非対称に設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、ゴミ回収手段が清掃ブラシの一方向移動時(接触移動時)の進行方向側(上流側)に設けられていることにより、清掃ブラシによって掻き集められたゴミをまんべんなくゴミ回収手段によってダストボックス内に回収することができ、ゴミがフィルタに再付着することを防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、一方向移動時(接触移動時)には、清掃ブラシをフィルタに対してほぼ水平に接触した状態を維持し、他方向移動時(非接触移動時)においては、清掃ブラシの回転を自由とする回転規制手段を備えていることにより、清掃ブラシの回転駆動部を小型化できるため、ダストボックス全体を小型化することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ダストボックスの前端側にゴミの保管スペースを設け、後端側に清掃ブラシを配置したことにより、ゴミを無理なくスムーズに回収することができる。
請求項4に記載の発明によれば、オゾン発生手段をダストボックスに隣接して配置することにより、ダストボックス内のゴミをオゾンで除菌することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ダストボックスの他方向移動時が往路とされ、一方向移動時を復路とされる場合にのみ、清掃ブラシを回動させるブラシ回動手段を備えていることにより、清掃ブラシの進行方向側にゴミを確実に回収することができる。
請求項6に記載の発明によれば、本体キャビネットには、ダストボックスの移動を案内するガイドレールが設けられており、ガイドレールの上端および下端には、ダストボックスの往復反転時に清掃ブラシを強制的に回動させるための突起部が設けられていることにより、ダストボックスが上下にスライド移動する際に無理なく清掃ブラシを回転させることができる。
さらに、突起部は、ダストボックスが一定方向に移動してる場合にのみ作用するように、ガイドレール内に出没可能に設けられていることにより、ダストボックスの往路と復路で清掃ブラシを簡単に出没させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、一対のガイドレールのいずれか一方に一方向移動時に清掃ブラシを回転させる第1突起部が設けられ、いずれか他方のガイドレールに他方向移動時に上記清掃ブラシを回転させる第2突起部が設けられていることにより、清掃ブラシの回転時にガイドフレームにかかる負荷を分散させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、ダストボックスが2つ設けられている場合、本体キャビネットには、第1および第2ダストボックスを独立して移動させるための、第1および第2ガイドレールを備え、第1ガイドレールおよび第2ガイドレールには、清掃ブラシを強制的に回動させるための突起部が左右非対称に設けられていることにより、各ダストボックスの清掃ブラシの回転を非同期で行うことができ、モーターに一度に大きな負荷がかかることを防止することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる空気調和機(室内ユニット)の分解斜視図であり、図2は、空気調和機の内部構造を示した断面図である。
図1および図2に示すように、この空気調和機の本体キャビネット1は、図示しない取付ネジを介して壁面に据え付けられる背板110と、ベース11と、上面パネル12と、前面パネル13と、右側面パネル14と、左側面パネル15を備えており、これらはいずれも合成樹脂の成型品からなる。本体キャビネット1内には送風ファンとしてのクロスフローファン2、熱交換器3およびドレンパン4などが格納されている。
ベース11は、熱交換器3の両側から壁面側に張り出すように形成された図示しない左右一対の側板により背板110に取り付けられており、その側板間にクロスフローファン2および熱交換器3が支持されている。この実施形態において、熱交換器3は、ほぼΛ(ラムダ)型に組み合わせられた3つの熱交換ユニット3a〜3cを含み、クロスフローファン2の上方を覆うように配置されている。
ベース11には、背面側熱交換ユニット3cによって生成される結露水を受け止めるドレンパン111が形成されており、さらに背面下部には、各種配管や電線などを収納する収納部112が形成されている。
ベース11の上端側には、上面パネル12が取り付けられる。上面パネル12は、その後端に突設されている図示しない係止爪を介してベース11に着脱自在に取り付けられ、先端側が熱交換器3を覆うように前面パネル13の先端までアーチ状に架け渡されている。
上面パネル12には、全面にわたって空気吸入口121が設けられている。図示されていないが、空気吸入口121には、グリルが桟状に成型されている。なお、桟部分を取り外し可能としてもよく、その形状は任意に選択可能である。
この例において、上面パネル12の内面側には、後述するダストボックス300を移動させるための通路が予め設けられているが、これ以外に、図3に示すように、ダストボックス300の移動時に上面パネル12を持ち上げるための昇降手段122を設けて、ダストボックス300の通路を確保するようにしてもよい。昇降手段122は、例えば2本のアームレバー123をX字状に組み合わせたパンタグラフ式が好ましい。
ベース11の下端側には、前面パネル13が取り付けられる。前面パネル13は、上端側が上面パネル12の下端側に係止され、後端側が図示しない係止爪を介してベース11に着脱可能に固定される。
前面パネル13とドレンパン4との間には、初期位置にあるダストボックス300内に向けてオゾンを発生させるオゾン発生装置7が設けられている。オゾン発生装置7は、図示しない制御手段によって駆動され、ダストボックス300の清掃完了後に一定時間オゾンを発生して、ダストボックス300内に保管されているゴミをオゾンによって除菌消臭することができる。オゾン発生装置7の具体的な構成は、一般的に用いられるオゾン発生手段であってよい。
ベースパネル11の右側板には、この空気調和機の制御部や電源ユニットなどが収納された図示しない電装品箱を含む駆動ユニット5が組み込まれており、この駆動ユニット5を覆い隠すように右側面パネル14が取り付けられる。同様にして、ベースパネル11の左側板には、左側面パネル15が取り付けられる。
ベース11の下面には、クロスフローファン2からの空気を吹き出す空気吹出口113が設けられるが、空気吹出口113には、吹出量および吹出方向を制御するディフューザ114,左右風向板115および上下風向板116が設けられている。
図2に示すように、上面パネル12の空気吸入口121と熱交換器3との間には、熱交換器3に向かう空気中に含まれる塵埃を除去するフィルタ6を保持するメインフレーム200が設けられている。
この例において、フィルタ6としては、熱交換器3の右半分を覆う第1フィルタと、左半分を覆う第2フィルタの2枚のフィルタを備えるが、各フィルタ6,6はともに同一構成のため、一方のみについて説明し、他方についての説明は省略する。
図4に示すように、フィルタ6は所定の幅を持って枠状に形成されたフィルタフレーム61と、同フィルタフレーム61に囲まれ、網目が規則的に形成されたフィルタ部62とを備えている。フィルタフレーム61およびフィルタ部62は、合成樹脂により一体成型することができるが、別体として成型しそれを組み合わせたものであってもよい。
フィルタ6は、例えばポリプロピレンなどのベース樹脂からなるが、このベース樹脂に例えば導電性樹脂などの帯電防止材を添加することが好ましい。すなわち、フィルタ6は、後述するダストボックス300のナイロン製の清掃ブラシ330との摩擦によって帯電しやすいため、帯電による埃の吸着を防止するためである。なお、これ以外に防かび材や抗菌材をさらに添加してもよい。
次に、図5および図6を参照して、メインフレーム200は、熱交換器3の表面に沿って弓状に形成されたガイドフレーム210を有し、各ガイドフレーム210の上端間および下端間は水平な梁部材201によって連結されている。
この例において、ガイドフレーム210は、2個のダストボックス300の両端をそれぞれ支持可能とするため、4カ所設けられており、うち2カ所が本体キャビネット1の両端に配置され、2カ所が中央に配置されている。
図7に示すように、各ガイドフレーム210には、フィルタ6を着脱可能に支持するフィルタ支持溝211が設けられている。フィルタ支持溝211は、各ガイドフレーム211の側面側に形成されており、一端側にはフィルタ6を差し込むための差込口211aが設けられている。
このフィルタ支持溝211に沿ってフィルタ6が保持されることにより、熱交換器3の全面を覆い隠すようにフィルタ6が装着され、熱交換器3に吸い込まれる空気に含まれる塵や埃をフィルタ6で捕捉することができる。
各ガイドフレーム210の表面(ダストボックス300の対向面)には、ダストボックス300の清掃ブラシ330を回転駆動するための突起部260が設けられている。突起部260は、ダストボックス300を一方向移動時に清掃ブラシ330をフィルタ6に接触させるための第1突起部261と、ダストボックス300を他方向移動時に清掃ブラシ330をフィルタ6に非接触とするための第2突起部262とを備えている。
図14(b)を参照して、第1突起部261は、フィルタ支持溝211内に所定の回転軸を介して回動自在に取り付けられており、その先端が、ガイドフレーム210の一部を切り欠いてなる切欠孔262を介してガイドフレーム210の表面に出没可能とされている。
第1突起部261は、図示しないコイルバネによって常にガイドフレーム210の表面から突出するようにバネ付勢されている。第1突起部261は、その一部が切欠部263の端面に当接するように設けられている。
これによれば、一方向移動時(図14(b)では右方向)には、第1突起部261は、切欠部263の一端に当接して常に起立状態となることにより、後述する清掃ブラシ330のカム335を駆動して、清掃ブラシ330を回転することができる。逆に、他方向移動時(図14(b)では左方向)には、フィルタ支持溝211内に倒れ込むことにより、カム335に当接しないため、清掃ブラシ330は回転しない。
図15(c)に示すように、第2突起部262は、第1突起部261と同じくフィルタ支持溝211内に所定の回転軸を介して回動自在に取り付けられており、その先端が、ガイドフレーム210の一部を切り欠いてなる切欠孔263を介してガイドフレーム210の表面に出没可能とされている。
第2突起部262は、図示しないコイルバネによって常にガイドフレーム210の表面から突出するようにバネ付勢されている。第1突起部262は、その一部が切欠部263の端面に当接するように設けられている。
これによれば、一方向移動時(図15(c)では右方向)には、フィルタ支持溝211内に倒れ込むことにより、カム335に当接しないため、清掃ブラシ330は回転しない。逆に、他方向移動時(図15(c)では左方向)には、切欠部263の一端に当接して常に起立状態となることにより、後述する清掃ブラシ330のカム335を駆動して、清掃ブラシ330を回転することができる。
図7に示すように、各第1突起部261,261は本体キャビネット1の中央に配置されたガイドレール210の下端側に配置されており、各第1突起部261,261は、左右非対称になるようにずれて配置されていることが好ましい。
これによれば、左右の第1突起部261,261が非対称にずれて配置されていることにより、各ダストボックス300に設けられた清掃ブラシ330の回転タイミングをずらすことができるため、駆動モータ230にかかる負荷を減らすことができる。
各第1突起部261,261のズレは、一方のダストボックス300の清掃ブラシ330が回転を終えたのち、他方のダストボックス300の清掃ブラシ330が回転を開始するようにずらされていることが好ましい。
第2突起部262,262は、本体キャビネット1の左右両側に配置されるガイドレール210の上端側に配置されている。これら各第2突起部262,262も、左右非対称になるようにずれて配置されていることが好ましい。
より好ましい態様として、第2突起部262,262は、本体キャビネット1の背板110に固定されているガイドフレーム210に設けられていることが好ましい。すなわち、第2突起部262には、回転駆動時に大きな負荷が加わることにより、ダストボックス300が歪むため、剛性の高いガイドフレーム210に設けることが好ましい。
図8は、ガイドフレーム210の内部構造を模式的に示した断面図で、ガイドフレーム210には、後述するダストボックス300を駆動するための移動手段が内蔵されている。
移動手段は、図示しない駆動手段により制御される駆動モータ230と、駆動モータ230の回転駆動力をダストボックス300に伝達する駆動ベルト240と、駆動ベルト240に接続され、ダストボックス300を支持するボックスマウンター250とを備えている。
この例において、駆動ベルト240は4カ所のガイドフレーム210のうち、両側2カ所に設けられており、中央のガイドフレーム210には、後述する移動通路212に沿ってフリーに移動するボックスマウンター250のみが設けられている。
駆動モータ(ギアードモータ)230は、3つのガイドフレーム210のうちいずれか1カ所、この例では(図6の右側)に設けられており、専用のギアケース231内に格納されている。駆動モータ230は、シャフトケース232で保護された図示しない駆動シャフトを介して各ガイドフレーム210のギアケース231に接続されている。
ギアケース231内には、駆動モータ230の駆動ギア233に接続された2つの巻き取りリール234,235が収納されている。この例において、各巻き取りリール234,235は、所定の中間ギアを介して互いに同一方向に回転するようになっている。
図8に示すように、ガイドフレーム210の内部には、フィルタ支持溝211とは別に駆動ベルト240の移動通路212が設けられている。移動通路212内は、仕切壁213を挟んで環状に形成されており、その移動通路212内に駆動ベルト240が配置されている。
駆動ベルト240の端部は、それぞれ各巻き取りリール234,235にそれぞれ固定されており、各巻き取りリール234,235を回転させることにより、例えば一方の巻き取りリール234から他方の巻き取りリール235に駆動ベルト240が巻回されるようになっている。
この例において、駆動ベルト240は、安価で静穏性がよく、しかもメンテナンス性を考慮して、2つの巻き取りリール234,235にその両端が固定するベルト駆動方式が採用されているが、例えばチェーン駆動であっても良いし、ラック&ピニオンで駆動しても良く、駆動方式は仕様に応じて任意に選択できる。
これによれば、メインフレーム200が本体キャビネット1のパネルの一部を構成することにより、従来のような一体型パネルと比較して、各パネル部材を個別に成型することができ、金型の小型化が可能となるため、生産コストを抑えることができる。
図9および図10を併せて参照し、ボックスマウンター250は、扁平な板状体からなり、基端側が駆動ベルト240に一体的に固定されている。ボックスマウンター250は、各ガイドフレーム210にそれぞれ1つずつ設けられているが、特に中央のガイドフレーム210に設置されているボックスマウンター250(図9)は、1つで2個のダストボックス300を支持するため、板厚が他のボックスマウンター250よりも厚く形成されている。
ボックスマウンター250の上端側(反熱交換器3側)には、ダストボックス300の両端に形成されたボス311が案内されるガイド溝251が設けられている。ガイド溝251はボックスマウンター250の上端から内側に向けて切り欠かれた切欠溝からなり、ここに案内されたボス311が抜け落ちないように、逆L字状に形成されている。
ボックスマウンター250には、さらに、ダストボックス300に設けられたロック手段の係止爪327,327が差し込まれる係止孔252が形成されている。係止孔252は、ボックスマウンター250の上部側面に形成された貫通孔からなり、そこに係止爪327,327が挿入されることにより、ダストボックス300が固定される。
図7を併せて参照して、ボックスマウンター250の基端側(熱交換器3側)の側面には、後述するフィルタ受け板400が一体的に設けられており、ボックスマウンター250(ダストボックス300)の動きに追従して移動することができるようになっている。フィルタ受け板400の取付構造については、仕様に応じて任意に変更可能である。
次に、図11および図13を参照して、フィルタ受け板400の構成について説明する。この例において、フィルタ受け板400は、ボックスマウンタ250を介して各ガイドフレーム210,210の間に支持されている。
この例において、フィルタ受け板400は、各フィルタ6毎に1カ所ずつ、合計2カ所設けられてているが、いずれも同一構成であるため、以下においては一方のみを説明し、他方についての説明は省略する。
フィルタ受け板400は、各ガイドフレーム210,210間に架け渡される矩形状のベース板410と、同ベース板410に一体的に取り付けられ、フィルタ6の裏面を受け止める受け板本体420とを備えている。
ベース板410は、中央に長さ方向に延びる収納部410が設けられており、その収納部410に受け板本体420が取り付けられている。ベース板410の両端には、フィルタ受け板410をボックスマウンター250に取り付けるための係止爪430が設けられている。
係止爪430は、この例では、左右に2カ所ずつ、合計4カ所設けられており、先端にボックスマウンター250の図示しない係止孔に差し込まれる係止凸部431が設けられている。ベース板410の側面には、係止爪430の先端431をベース板410の側方へと導き出すための開口部412が設けられている。
受け板本体420は、フィルタ6の裏面に沿って接触する受け面421を有し、各受け面421の間には、フィルタフレーム61の逃がすための逃げ溝422が設けられている。図13に示すように、受け面421は、ダストボックス300に設けられた清掃ブラシ330に対向的に配置されており、清掃ブラシ330によって押圧されたフィルタ6を受け止める円滑面である。
この例において、受け板本体420はフィルタ6を挟んで清掃ブラシ330に対向的に配置されているが、これ以外に、清掃ブラシ330の移動方向の上流側および/または下流側を押さえるように配置しても良く、清掃ブラシ330の押圧力を受け止めることができれば、その配置については任意に設定できる。さらには、フィルタ受け板420側にもブラシを配置して、フィルタ6の裏面側に付着したゴミを除去するようにしてもよい。
次に、図12(a),(b)および図13を参照して、ダストボックス300について説明する。ダストボックス300は、各ガイドフレーム210,210の間に設置される2枚のフィルタ6,6ごとにそれぞれ1つずつ設置されるが、ダストボックス300はともに同じ構成であるため、以下においては、一方のダストボックス300についてのみを説明する。
ダストボックス300は、上下両面が開放されたボックス本体310と、上記ボックス本体310の上面開口を覆い隠すトップパネル320と、フィルタ6の表面に接触可能に配置された清掃ブラシ330とを備え、全体が各ガイドフレーム210,210に架け渡される矩形状に形成されている。
ボックス本体310は、上下両端が開口された筒状体からなり、一方の内側面には、清掃ブラシ330に付着したゴミを掻き取るためのゴミ回収ブラシ340が設けられている。ゴミ回収ブラシ340は、所定の水平回転軸343を中心に回転可能に支持されるブラシ台341を有し、ブラシ台341には、ブラシ本体342が一体的に設けられている。
ボックス本体310の前端側(図13では左側)には、清掃ブラシ330によって回収されたゴミをダストボックス300内で保管するための収納スペース310Aが設けられている。この例において、収納スペース310Aは、ボックス本体310の長手方向に沿って設けられている。
図13に示すように、ブラシ台341は断面台形状に形成されており、清掃ブラシ330の回転軌跡に沿って円弧面に形成されたブラシ面345が設けられている。ブラシ本体342は、図示しないブラシ毛が斜めに植設された傾斜ブラシからなり、図13では、右斜め上を向くように設けられている。
この例において、ブラシ台341の水平回転軸343には図示しないコイルバネが取り付けられており、ゴミ回収ブラシ340が常に清掃ブラシ330に向かって均等な力で接触するようにバネ付勢されている。
これによれば、清掃ブラシ330がゴミ回収ブラシ340に向かって回転してくると、清掃ブラシ330に対してゴミ回収ブラシ340が斜め方向から接触するため、清掃ブラシ330に付着したゴミをゴミ回収ブラシ340で確実に回収することができる。
さらには、回収ブラシ340の毛先がダストボックス300内を向くように斜めに傾斜しているため、清掃ブラシ330のダストボックス300導入時には、回収ブラシ340が清掃ブラシ340に強く接触することなく、全てのゴミをいったん内部に取り込んだのち、清掃ブラシ330のダストボックス300退出時に、回収ブラシ340が清掃ブラシ330に鋭角的に接触するため、清掃ブラシ330に付着したゴミを余すことなく回収して、ダストボックス300からゴミが運び出されないようになっている。
また、ブラシ台341は内側に向かって常にバネ付勢されているため、一定以上の力が加わると、ブラシ台341からゴミ回収ブラシ340がバネ力に抗して逃げることにより、清掃ブラシ330がスムーズに元の位置まで戻ることができる。
ボックス本体310の後端側(図13では右側)には、フィルタ6の表面に付着したゴミを掻き取る清掃ブラシ330が取り付けられている。図13を併せて参照し、清掃ブラシ330は、所定の水平回転軸333を中心に回転可能に軸支されるブラシ台331を有し、同ブラシ台331のブラシ面334にはブラシ本体332が設けられている。
ブラシ台331は、トップパネル320の内側に設けられた支持台328に回転可能に軸支される半円筒状に形成されており、フィルタ6に対向する側の面(ブラシ面334)が円弧面に形成されている。
ブラシ台331の長手方向の側面には、後述するロック部350によって係止される係止面336が設けられている。ブラシ台331の水平回転軸333には、ブラシ台331を強制的に回転させるためのカム335が設けられている。
この例において、ブラシ本体332は、シート状の基材に図示しないブラシ毛が斜めに傾斜した状態で植設された傾斜ブラシからなり、粘着材などを介してブラシ面334に一体的に貼り付けられている。この例において、傾斜ブラシはダストボックス300の一方向移動(接触移動)方向に向かって傾斜している。
これによれば、清掃ブラシ330がダストボックス300の後端側に設けられていることにより、清掃ブラシ330の進行方向側にゴミを掻き集めることができ、かつ、清掃ブラシを回転させた際に、フィルタ6に回収したゴミが残されることもない。
図13に示すように、清掃ブラシ330には、ダストボックス300の移動中に清掃ブラシ330が回転するのを規制するための突き当て部350が設けられている。突き当て部350は、ブラシ台331の一方の側面に一体的に突設されており、ボックス本体310の係止面313に当接することにより、常にブラシ本体332がフィルタ6に接触した状態で止まるようになっている。
図10を併せて参照して、ボックス本体310の長手方向の側面には、ボックスマウンター250に設けられたガイド溝251に沿って案内されるボス311が突設されている。この例において、ボス311は、円柱状の凸部からなる。
図12に示すように、ボックス本体310の一方の側面(図12では左斜め前)には、内部の収納スペース310Aに連通するオゾン取込孔314が設けられている。このオゾン取付孔314は、図1に示すダストボックス300が初期位置にある状態において、本体キャビネット1の前面に配置されたオゾン発生装置7に隣接するようになっている。
これによれば、オゾン発生装置7によって発生したオゾンがオゾン取込孔314を介して収納スペース310A内に取り込まれることにより、内部のゴミをオゾンで除菌消臭することができる。
トップパネル320は、ボックス本体310の上面に沿って矩形状な断面コ字状に形成されており、一端側に設けられた水平回転軸321を中心にボックス本体310に開閉可能に取り付けられる。
トップパネル320には、トップパネル320をボックス本体310に固定しておくための、図示しないフック部が設けられており、このフック部をボックス本体310に係止することで、トップパネル320の開閉が規制されるようになっている。なお、トップパネル320のロック手段は仕様に応じて任意に変更可能である。
この例において、トップパネル320はボックス本体310を覆い隠す合成樹脂製の蓋体からなるが、これ以外に、トップパネル320に、ボックス本体310内に連通する連通窓を設けて、ボックス本体310内に溜まったゴミをトップパネル320を開けることなく、回収するようにしてもよい。また、透明な樹脂で成型して、ゴミの量を視認できるようにしてもよい。
トップパネル320には、ダストボックス300をボックスマウンター250に固定するためのロック部325,325が左右にそれぞれ設けられている。ロック部325は、トップパネル320の一部を凹ませてなる収納部326にスライド可能に取り付けられており、図10に示すように、その先端の係止爪327がボックスマウンター250の挿通孔260に差し込まれるようになっている。
次に、ダストボックス300,フィルタ受け板400の取付手順について説明する。まず最初に、フィルタ受け板400を各ガイドフレーム210,210の間に配置し、各係止爪430を図示しない係止孔内に差し込む。次に、フィルタ受け板400に設けられた各係止爪430をスライドさせて、その先端を係止孔内に差し込む。これにより、フィルタ受け板400がボックスマウンター250に一体的に固定される。
次に、各ガイドフレーム210,210にフィルタ6を設置する。フィルタ6の先端をガイドフレーム210の差込口211aから差し込み、そのままフィルタ支持溝211に沿って突き当たるまで差し込む。これにより、フィルタ6がガイドフレーム210,210間に架け渡され、熱交換器3の前面がフィルタ6で覆い隠される。
次に、ダストボックス300を取り付ける。図6に示すように、予め組み立てられた状態のダストボックス300を、その両側面に設けられたボス311をボックスマウンター250のガイド溝251に沿って差し込んでいき、ダストボックス300をボックスマウンター250に仮固定する。
そして、図10に示すように、トップパネル320に設けられたロック部325をスライドさせて、係止爪327をボックスマウンター250の挿通孔252に差し込む。これにより、ダストボックス300の両端がボックスマウンター250,250に架け渡された状態で固定される。
次に、図14〜図17を参照して、このフィルタ清掃の手順の一例について説明する。まず、例えば使用者がリモコンなどの操作パネルに設けられた手動清掃ボタンを操作することにより、図示しない制御手段は、その指令を受け、清掃工程の初期化を行う。
初期化指令を受けると、まず、図示しないセンサ手段を介して、ダストボックス300が下端位置まで移動しているかどうかを検知し、初期位置に無い場合は、駆動モータ230が駆動され、駆動ベルト240を介してダストボックス300が下端位置まで移動させる。下端位置の位置検出方法としては、対物センサのほか、駆動モータ230の突き当たりを感知する方法などがある。
初期化が完了すると、次に、駆動モータ230は逆回転する。これにより、駆動ベルト240を介してダストボックス300とフィルタ受け板400がガイドフレーム210に沿って移動を開始する。
図14(a),(b)に示すように、初期状態において、清掃ブラシ330は、ダストボックス300の下面から突出した状態になっている。本発明は、ゴミ回収手段としてのゴミ回収ブラシ340がダストボックス300の清掃時の移動方向の上流側に設けられていることが好ましいため、初期状態からガイドレール210の上部まで移動する往路は、フィルタ6に非接触で移動することが好ましい。
そこで、図15(a)〜(c)に示すように、ダストボックス300が上端に向けて移動を開始すると、まず、ガイドフレーム210の下端に設けられた第1突起部261に清掃ブラシ330のカム335が当接する。
ダストボックス300がさらに移動すると、第1突起部261は、切欠孔263の端部に突き当たり、これに伴って、カム335が第1突起部261に沿って強制的に回転(この例では時計回り)される。
カム335の回転に伴い、清掃ブラシ330もゴミ回収ブラシ340に接触しながら持ち上げられる。このとき、清掃ブラシ330の毛先に付着したゴミがゴミ回収ブラシ340によって掻き取られる。
また、図3に示すように、ダストボックス300の移動に併せて、上面パネル12を昇降手段122によって持ち上げることにより、メインフレーム200との間にダストボックス300の移動通路が同時に表れる。
ダストボックス300が、非接触状態のままさらに上方に移動してゆくと、図16(b)に示すように、清掃ブラシ330のカム335が第2突起部262に当接する。往路において、第2突起部262は可倒方向であるため、カム335を回転させることなく、切欠部263内に押し倒される。ダストボックス300が通過すると、図16(c)に示すように、第2突起部262は、バネ手段によって再び起立状態となる。
ダストボックス300がガイドフレーム210の上端に達すると、次に駆動モータ230は反転し、これに伴い、ダストボックス300はガイドフレーム210に沿って初期位置(下端位置)まで戻される。
図17(b)に示すように、ダストボックス300が復路の移動を開始すると、一度通過した第2突起部262に再び当接する。復路において、第2突起部262は、非可倒方向であるため、起立状態を維持したまま、カム335を押し倒す。
図17(c)に示すように、カム335を介して清掃ブラシ330が再びゴミ回収ブラシ340に接触しながら反時計回りに回転する。これにより、清掃ブラシ330はフィルタ6に接触した状態となる。
フィルタ6に接触した状態のまま、ダストボックス300を下方に移動させていくことで、フィルタ6に付着したゴミが清掃ブラシ330によって捕捉され、清掃ブラシ30の上流側に掻き集められる。
なお、清掃ブラシ330が下方に移動していく際、フィルタ6との摩擦によって清掃ブラシ330は、常に時計回り方向に回転しようとする力が加わるが、清掃ブラシ330に設けられた突き当て部350がボックス本体310の係止面313に当接することにより、常にブラシ本体332がフィルタ6に接触した状態で止めておくことができる。
ダストボックス300がガイドフレーム210の下端付近まで到来すると、図17(d)に示すように、再び第1突起部261にカム335が接触するが、復路において第1突起部261は可倒方向であるため、カム335によって切欠孔263内に押し倒される。ダストボックス300が通過すると、図17(d)に示すように、第1突起部261は、バネ手段によって再び起立状態となる。
ダストボックス300がガイドフレーム210の下端に当接することで、初期位置で停止し、一連のフィルタ清掃が完了する。清掃後は、制御手段によって定期的にオゾン発生装置7からオゾンが発生し、発生したオゾンをオゾン取込孔314を介してダストボックス300内に取り込むことで、ゴミを除菌消臭することができる。
これによれば、清掃ブラシ330に付着したゴミは、ダストボックス300が1往復する度にゴミ回収ブラシ340で回収されるため、清掃ブラシを常に清潔に維持できるばかりでなく、清掃ブラシを小型化できるため生産コストも抑えることができる。
なお、この例においてフィルタ清掃はダストボックス300を1往復させる場合について例示したが、必要に応じて2度3度と往復する運転するように設定してもよいことは言うまでもない。
さらには、このフィルタ清掃は、フィルタ6の表面側をダストボックス300で、フィルタ6の裏面側をフィルタ抑え板400で支持しているため、ゴミがフィルタ6を通して熱交換器3側に持ち運ばれないため、空気調和機の運転中であっても、フィルタ清掃を実施することができる。
ダストボックス300内に溜まったゴミを回収するにあたっては、トップパネル320を開いて、ボックス本体310の内部に溜まったゴミを安全かつ清潔に取り出すことができる。
この実施形態において、本体キャビネット1はシーリングウォールタイプの空気調和機を用いて説明したが、例えば、通常の壁面取付タイプの空気調和機に本発明のダストボックスを適用してもよく、本体キャビネットの構成は仕様に応じて適宜選択できる。また、空気調和機以外にも、空気清浄機や除湿器などのフィルタを備えたものであれば、本発明のフィルタ清掃装置を適用することも可能である。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の分解斜視図。 上記空気調和機の内部構造を模式的に示した断面図。 上面パネルのリフト構造の一例を示す断面図。 フィルタの斜視図。 前面パネルおよび上面パネルを取り外した状態の斜視図。 メインフレームとダストボックスの分解斜視図。 メインフレームの一部を拡大した斜視図。 ガイドフレームの内部構造を模式的に示した断面図。 ボックスマウンターとフィルタ受け板の取付態様を示す斜視図。 ボックスマウンターとダストボックスの取付態様を示す斜視図。 フィルタ受け板の分解斜視図。 (a)ダストボックスの分解斜視図。(b)ブラシとロック部の係止状態を示す参考斜視図。 ダストボックスの内部構造を模式的に示した断面図。 (a)フィルタ清掃の手順を説明する説明図。(b)フィルタ清掃時におけるブラシの動きを示す模式図。 (a)フィルタ清掃の手順を説明する説明図。(b)フィルタ清掃時におけるブラシの動きを示す模式図。 (a)フィルタ清掃の手順を説明する説明図。(b),(c)フィルタ清掃時におけるブラシの動きを示す模式図。 (a)フィルタ清掃の手順を説明する説明図。(b)〜(d)フィルタ清掃時におけるブラシの動きを示す模式図。
符号の説明
1 本体キャビネット
2 クロスフローファン
3 熱交換器
4 ドレンパン
5 駆動ユニット
6 フィルタ
7 オゾン発生装置
11 ベース
12 上面パネル
13 前面パネル
200 メインフレーム
210 ガイドフレーム
211 フィルタ支持溝
220 駆動部
230 駆動モータ
240 駆動ベルト
250 ボックスマウンター
261 第1突起部
262 第2突起部
300 ダストボックス
310 ボックス本体
320 トップパネル
330 清掃ブラシ
340 ゴミ回収ブラシ
400 フィルタ受け板

Claims (8)

  1. 空気吸込口と空気吹出口とを備え、内部に少なくとも送風ファンが収納されている本体キャビネットを含み、上記本体キャビネットには除塵用のフィルタと、上記フィルタに付着したゴミを除去する清掃ブラシと、上記フィルタと上記清掃ブラシとを相対的に移動させる移動手段と、上記ゴミを貯留するダストボックスとが設けられており、上記清掃ブラシは、一方向移動時には上記フィルタに接触し、他方向移動時には上記フィルタに非接触となるように上記ダストボックス内に回動自在に支持されている空気調和機において、
    上記ダストボックスは、上記清掃ブラシによって捕捉された上記ゴミを上記ダストボックス内に回収するためのゴミ回収手段をさらに備え、上記ゴミ回収手段は、上記清掃ブラシの上記一方向移動時の進行方向の進行方向側に設けられていることを特徴とする空気調和機。
  2. 上記ダストボックスには、上記清掃ブラシの上記一方向移動時(接触移動時)には、上記清掃ブラシを上記フィルタに対してほぼ水平に接触した状態を維持し、上記他方向移動時(非接触移動時)においては、上記清掃ブラシの回転を自由とする回転規制手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 上記ダストボックスの上記一方向移動時(接触移動時)の進行方向を前端側とした場合、上記清掃ブラシは、上記ダストボックスの後端側に配置されており、上記ダストボックスの前端側に上記ゴミを保管しておくための保管スペースが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 上記本体キャビネットにはさらに、オゾンを発生させるオゾン発生手段が上記ダストボックスに隣接して配置されており、上記ダストボックスには、上記オゾン発生装置から発生されたオゾンを内部空間に取り込むためのオゾン取込孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  5. 上記ダストボックスの上記他方向移動時が往路とされ、一方向移動時を復路とされる場合にのみ、上記清掃ブラシを回動させるブラシ回動手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  6. 上記本体キャビネットには、上記ダストボックスの移動を案内するガイドレールが設けられており、上記ガイドレールの上端および下端には、上記ダストボックスの往復反転時に上記清掃ブラシを強制的に回動させるための突起部が設けられており、上記突起部は、上記ダストボックスが一定方向に移動してる場合にのみ作用するように、上記ガイドレール内に出没可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  7. 上記ガイドレールは、上記ダストボックスの両端をスライド可能に支持するように左右一対に設けられており、いずれか一方の上記ガイドレールには、上記一方向移動時に上記清掃ブラシを回転させる第1突起部が設けられ、いずれか他方の上記ガイドレールには、上記他方向移動時に上記清掃ブラシを回転させる第2突起部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の空気調和機。
  8. 上記ダストボックスが2つ設けられている場合、上記本体キャビネットには、第1および第2ダストボックスを独立して移動させるための、第1および第2ガイドレールを備え、上記第1ガイドレールおよび上記第2ガイドレールには、上記清掃ブラシを強制的に回動させるための突起部が左右非対称に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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