JP2011050962A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレフィルタに付着した塵埃を確実に除去して吸込み効率を大幅に向上すると共に、プレフィルタのネットの逃げを防止するようにした空気調和機を提供する。
【解決手段】空気吸込口から吸込んだ外気を空気吹出口に導く風路を有する本体ケース2の風路内に、本体ケース2の前面開口部に取付けられた取付けフレーム12に装着されたプレフィルタ20、電動ファン8及びプレフィルタ20を回転駆動する除塵モータ17を設けると共に、プレフィルタ20の前面側にプレフィルタ20に付着した塵埃を除去する自動清掃装置30を設け、自動清掃装置30の背面側において、プレフィルタ20と取付けフレーム12との間にネット押え装置60を設けた。
【選択図】図11

Description

本発明は、空気清浄化機能を有する空気調和機に係り、さらに詳しくは、空気中の粗塵を捕獲するためのプレフィルタに付着した塵埃を除去する手段を備えた空気調和機に関するものである。
従来の空気清浄機に、空気吸込口及び空気吹出口を有する本体ケースと、空気吸込口から空気を吸い込んで空気吹出口へ吹き出すためのファンと、このファンを駆動するファンモータと、ファンの上流側に配置され吸い込まれた空気中の塵埃を捕集するためのメインフィルタとを備え、さらに、本体ケース内に、弾性を有し、空気吸込口から吸い込まれてメインフィルタに入る前の空気中の塵埃を捕集するプレフィルタと、このプレフィルタの近傍に配設され、所望時にプレフィルタをその弾性を利用して振動させることにより、捕集された塵埃をプレフィルタから振い落すための振動体と、この振動体を駆動する駆動部とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−42333号公報(第3−4頁、図2−3)
特許文献1の空気清浄機は、プレフィルタを振動させることでプレフィルタに付着した塵埃をふるい落すようにしているが、湿気を帯びた塵埃やプレフィルタに絡みついた塵埃等は、単にプレフィルタを振動させることだけでふるい落すことは困難で、十分な塵埃除去効果が得られないという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、プレフィルタに付着した塵埃を確実に除去して外気の吸込み効率を大幅に向上すると共に、プレフィルタのネットの逃げを防止するようにした空気調和機を提供することを目的としたものである。
本発明に係る空気調和機は、空気吸込口から吸込んだ外気を空気吹出口に導く風路を有する本体ケースの前記風路内に、該本体ケースの前面開口部に取付けられた取付けフレームに装着されたプレフィルタ、電動ファン及び前記プレフィルタを回転駆動する除塵モータを設けると共に、前記プレフィルタの前面側に該プレフィルタに付着した塵埃を除去する自動清掃装置を設け、前記自動清掃装置の背面側において、前記プレフィルタと前記取付けフレームとの間にネット押え装置を設けたものである。
本発明によれば、自動清掃装置の回転ブラシにより、プレフィルタに付着した塵埃を容易に除去することができ、さらに回転ブラシに付着した塵埃を除塵プレートにより除去するようにしたので、プレフィルタを常に清浄に保つことができ、外気の吸込効率を大幅に向上することができる。
また、プレフィルタの背面側に自動清掃装置と対向して、ネットの逃げを防止するネット押え装置を設けたので、プレフィルタに付着した塵埃をより確実に除去することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の斜視図である。 図1の正面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 図1のプレフィルタの前面図及び背面図である。 図1の自動清掃装置の斜視図である。 図6の自動清掃装置のユニットケースの斜視図である。 図6の集塵ボックスの斜視図である。 図8の除塵プレートの斜視図及び側面図である。 実施の形態1の作用説明図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の取付フレーム及びプレフィルタの要部を示す斜視図である。 図11のネット押え装置の分解斜視図である。 実施の形態2の作用説明図である。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る空気調和機の前面パネルを取り外した状態を示す斜視図、図2は図1の正面図、図3は図2のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図である。
空気調和機1を構成する本体ケース2の前面側には、空気吸込口4を有する前面パネル3が着脱可能に装着されており、本体ケース2内に形成された風路内には、前面側から大きな塵埃を除去するプレフィルタ20、空気中の粉塵を除去するメインフィルタ5、及び臭気成分を吸着して脱臭する活性炭フィルタ6が順次下流側方向に配設されている。7は本体ケース2に設けた空気吹出口である。なお、メインフィルタ5は省略してもよい。
また、風路内において、メインフィルタ5の下流側には、空気吸込口4から吸込んだ外気を、プレフィルタ20、メインフィルタ5、活性炭フィルタ6を経て、空気吹出口7から本体ケース2外へ吹き出させるためのファン9と、このファン9を駆動するモータ9aとからなる電動ファン8が設けられてる。10は本体ケース2の上面に設けた電源スイッチ、11は本体ケース2内において風路の上部に設けた制御部である。
12はプレフィルタ20が着脱可能に装着されて、本体ケース2の前面開口部に取付けられる四角形状の取付けフレームで、円形の開口部13が設けられている。そして、開口部13の背面側には半径方向に延設された4本の支持体14が十字状に設けられており、支持体14の交点(中心部)には先端部にねじ穴を有する支持軸15が突設されている。17は取付けフレーム12の背面側において、本体ケース2の一方の側壁に取付けられた除塵用モータで、18はその出力歯車である。
プレフィルタ20は、正面図である図5(a)、背面図である図5(b)に示すように、取付けフレーム12の開口部13に挿入しうる大きさのリング状の枠体21を有し、この枠体21には挿通穴23を有し中心部に設けられたボス22、このボス22と枠体21との間に放射状に設けられた複数本の放射リブ24、及び枠体21と同心円状に形成されて放射リブ24を連結する円形リブ25が設けられており、枠体21で囲まれた全領域の前面側には、放射リブ24及び円形リブ25に接着されたフィルタ用のネット26が張られている。
また、枠体21の背面側には全周にわたって除塵用モータ17の出力歯車18と噛合う歯車27(以下、第1の歯車という)が設けられており、ボス22の挿通穴23の外周には歯車28(以下、第2の歯車という)が設けられている。
このように構成したプレフィルタ20は、図4に示すように、ボス22に設けた挿通穴23を取付けフレーム12の支持軸15に嵌合して、取付けフレーム12の開口部13内に回転自在、着脱可能に装着され、開口部13の外周に設けたプレフィルタ押え16により取付けフレーム12に支持される。
そして、プレフィルタ20が装着された取付けフレーム12は、本体ケース2の前面開口部内に挿入され、固定される。このとき、プレフィルタ20の枠体21に設けた第1の歯車27は、除塵用モータ17の出力歯車18と噛合う。なお、取付けフレーム12を本体ケース2に取り付けたのち、プレフィルタ20を装着してもよい。
30はプレフィルタ20の自動清掃装置で、プレフィルタ20の前面側の一方の側に着脱可能に取り付けられており、図6に示すように、ユニットケース31と、このユニットケース31に着脱自在に装着される集塵ボックス45とからなっている。
ユニットケース31は、図7に示すように、背面側が開口されたほぼ箱状に形成されて、下部には集塵ボックス45が装着される開口部32が設けられており、開口部32の底部にはほぼコ字状の凸部33が形成され、凸部33の上辺には先端部の上面に係止爪を有する係止片34が設けられている。35は凸部34の両側において、前後方向に突設されたガイドレールである。
開口部32の上部には、前面と上面を覆い一端(プレフィルタ20の中心部側)が突出してプレフィルタ20のボス22に嵌合する嵌合部37を有するブラシ室36が設けられている。そして、ブラシ室36内には、プレフィルタ20の半径、実質的にはネット26の半径方向の幅とほぼ等しい長さで、両端部が回転自在に支持され、プレフィルタ20のネット26の表面に付着した塵埃を除去する回転ブラシ38が設けられている。
この回転ブラシ38の一端(嵌合部37側)には、嵌合部37内においてプレフィルタ20の第2の歯車28と噛合う第3の歯車39が設けられている。41は嵌合部37の前面板に設けられねじ挿通穴で、その背面側には取付パネル12の支持軸15に嵌合する円筒部42が設けられている。43はブラシ室36の他端に立設された取付腕で、背面側には取付パネル12に設けた位置決め穴(図示せず)に嵌入する位置決め突部44が設けられている。
集塵ボックス45は、図8に示すように(図8は集塵ボックス45を透明材料で成形した場合を示してある)、前面板46とこれより若干小さく上部が開口されたボックス部47とからなり、ボックス部47はユニットケース31の開口部32内に挿入しうるようにほぼ箱状に形成され、前面板46の左右及び下部はボックス部47から張り出してフランジ部46aが設けられている。そして、底部には前面板46の背面側において、ユニットケース31の底部に設けた凸部33に外側から嵌合するほぼコ字状の凸部48が設けられており、この凸部48の上辺の下面には、ユニットケース31の凸部33に設けた係止片34の係止爪に係止する係止部49が設けられている。50は凸部48の両側において底部に設けられたガイド溝で、ユニットケース31の底部に設けたガイドレール35に摺動自在に嵌合する。
51は凸部48の上部において、ボックス部47の背面板に取付けられ、ユニットケース31の回転ブラシ38に付着した塵埃を除去する除塵プレートである。この除塵プレート51は、図9に示すように、ステンレスなどの金属板を成形加工し、あるいは合成樹脂材料を成形してなる回転ブラシ38とほぼ同じ長さのもので、ボックス部47の背面板の内壁に固定される取付部52と、その上部が所定の角度θ(θは約20°〜50°)で前面側(回転ブラシ38側)に向って斜め上方に折り曲げられ、先端縁がほぼ波形状に形成された掻き取り部53とからなっている。なお、この集塵ボックス45は、内部に溜った塵埃が見易いように、透明又は半透明の材料で形成することが望ましい。
このように構成した集塵ボックス45は、ユニットケース31の前面側から開口部32内に、そのガイド溝50をガイドレール35に沿わせて挿入し、係止部49を係止片34の係止爪に係止させれば、組み込みが終る。このとき、除塵プレート51の掻き取り部53は回転ブラシ38の傾斜パイル38aの順目方向に沿って接触し、また、前面板46のフランジ部46aは開口部32の周縁に当接する。
上記のように構成した自動清掃装置30は、図4に示すように、ユニットケース31の嵌合部37の円筒部42を、プレフィルタ20の前面側から取付けフレーム12の支持軸15に嵌合し、回転ブラシ38の第3の歯車39をプレフィルタ20のボス22に設けた第2の歯車28と噛合わせる。そして、取付腕43の位置決め突部44を取付けフレーム12の位置決め穴に嵌入してフック19により固定し、嵌合部37のねじ挿通穴42に挿通したねじ45を、支持軸15のねじ穴に螺入して固定する。
これにより、自動清掃装置30はプレフィルタ20の前面側の一方の側にほぼ水平に固定され、回転ブラシ38はプレフィルタ20のネット26の半径方向に接触する。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
電源スイッチ10をONすると、ファンモータ9aに通電されファン9が回転する。ファン9の回転により前面パネル3の空気吸込口4から外気が吸込まれ、プレフィルタ20により空気中の大きな塵埃が捕捉され、メインフィルタ5により粉塵が除去されて、活性炭フィルタ6より臭気成分が吸着された清浄な空気が、空気吹出口7から外部に吹き出される。
一方、制御部11により、定期的に又は任意時期に除塵モータ17に通電し、出力歯車18を回転させる。出力歯車18の回転により、枠体21に設けた第1の歯車27がこの出力歯車18に駆動され、図2,図10に示すように、プレフィルタ20が矢印a方向に回転する。同時に、プレフィルタ20の回転が第2の歯車28から第3の歯車39に伝達され、回転ブラシ38を矢印(b)方向(プレフィルタ20と同方向)に回転させる。
この場合、回転ブラシ38の速度V2は、第2,第3の歯車28,39によって減速され、プレフィルタ20の速度V1より遅くV2<V1となっているので、この相対速度差によりプレフィルタ20に付着した塵埃が、回転ブラシ38の傾斜パイル38aにより捕集されて除去される。この場合、回転ブラシ38の傾斜パイル38aは回転ブラシ38の回転方向と逆方向に傾斜しているので、プレフィルタ20に対しては順目方向で接触しており、V1>V2によりプレフィルタ20に対しては相対的に逆目で接触することになるため、塵埃捕集機能を発揮することができる。
このようにしてプレフィルタ20から除去された塵埃の一部は、回転ブラシ38から集塵ボックス45内に落下し、一部は回転ブラシ38に付着しているが、この付着した塵埃は、除塵プレート51の波形状の掻き取り部53により掻き取られ、集塵ボックス45内に落下する。これにより、回転ブラシ38は、常にプレフィルタ20の塵埃除去機能を発揮することができる。
この場合、除塵プレート51の掻き取り部53は、取付部52に対して所定の角度θで斜め上方に折曲げられており、かつ、回転ブラシ38の傾斜パイル38aと順目方向に沿って配置されているので、効率よく塵埃を掻き落すことができ、また、掻き取り部53が回転ブラシ38に喰い込むこともないため、回転ブラシ38の回転に支障を来たすことがない。
所定の時間経過すると、制御部11により除塵モータ17への通電がOFFされ、プレフィルタ20と回転ブラシ38の回転が停止する。そして、集塵ボックス45内の塵埃が一杯になったときは、前面パネル3を外してユニットケース31から集塵ボックス45を取り出し、塵埃を捨てたのち再びユニットケース31に挿入し、前面パネル3を装着する。集塵ボックス45の取り出しにあたっては、ユニットケース31の開口部32の底部に凸部33が設けられているので、集塵ボックス45の前面板46と凸部33との間に指を入れて前面板46を手前に引けば、集塵ボックス45を間単に引き出すことができる。
本実施の形態によれば、プレフィルタ20の前面側に自動清掃装置30を設け、プレフィルタ20に付着した塵埃を回転ブラシ38で除去し、さらに回転ブラシ38に付着した塵埃を除塵プレート51の掻き取り部53で取り除くようにしたので、湿気を帯びた塵埃やプレフィルタ20に絡みついた塵埃も確実に除去することができて、プレフィルタ20を常に清浄に保つことができ、これにより外気の吸込み効率を大幅に向上することができる。
[実施の形態2]
図11は本発明の実施の形態2に係る空気調和機の取付けフレーム及びプレフィルタの要部を示す斜視図、図12は図11のフィルタ押え装置の分解斜視図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1では、プレフィルタ20の前面側に自動清掃装置30を取付けて、回転ブラシ38によりプレフィルタ20の表面に付着した塵埃を除去し、さらに回転ブラシ38に付着した塵埃を除塵プレート51によって除去することにより、プレフィルタ20を常に清浄に保持するようにした。
ところで、プレフィルタ20のネット26は、複数の放射リブ24と円形リブ25に接着されているが、プレフィルタ20の前面側に回転ブラシ38を接触させると、放射リブ24と円形リブ25の間のネット26aが、回転ブラシ38に押されて背面側に逃げることがあり、このため回転ブラシ38がネット26aに十分接触することができず、一部の塵埃が取り残されることがある。このような現象は、放射リブ24及び円形リブ25の間隔が広い外周側に生じ易い。
本実施の形態は、このような問題を解決するために、取付けフレーム12とプレフィルタ20との間に、ネット26aの逃げを防止するためのネット押え装置60を設けたものである。
図11,図12において、20は外周の枠体21と中心部に設けたボス22との間に放射状に設けた複数本の放射リブ24、及びこれら放射リブ24を連結する円形リブ25が設けられたプレフィルタであり、14はプレフィルタ20が装着される取付けフレーム12の支持体で、プレフィルタ20に装着された自動清掃装置30の背面に対向して位置する。
支持体14のプレフィルタ20の回転方向(矢印aで示す)と反対側の側壁には、プレフィルタ20の円形リブ25と対応した位置にストッパ61a,61bが立設されており、また、支持体14の前面(図の上面)のストッパ61a,61bの間には、支持軸挿通穴63を有する支持軸支持部62a,62bが設けられている。
65は支持体14とほぼ同じ長さか又はこれより若干短い断面ほぼ短形状のネット押え体で、例えば合成樹脂材の如き比較的剛性の低い材料からなり、下部には支持体14の支持軸支持部62a,62bに嵌合するほぼコ字状の嵌合凹部66が設けられて、その両側壁には支持軸挿通穴67が設けられている。68a,68bは嵌合凹部66の両側上部において、プレフィルタ20の円形リブ25に対応して設けられた凹部、69はプレフィルタ20の回転方向と反対側の側壁の下部に設けたストッパ片である。なお、上記の説明では、ネット押え体65を断面ほぼ短形状に形成した場合を示したが、ストッパ片69を全長にわたって設け、断面ほぼL字状に形成してもよく、この場合は、支持体14に設けたストッパ61a,61bは省略してもよい。
70はネット押え体65及びばね71を保持する線状の支持軸である。
上記のようなネット押え体65は、その嵌合凹部66を支持体14の支持軸支持部62a,62bに嵌合し、両支持軸支持部62a,62bの間にばね71を位置させて、支持軸挿通穴63,67からばね71に挿通した支持軸70により回動自在に支持される。そして、ばね71の一端は支持体14に固定され、他端はネット押え体65に固定されてネット押え体65をプレフィルタ20の回転方向と反対方向に付勢しており、ネット押え体65は、支持体14のストッパ61a,61bに当接すると共に、ストッパ片69が支持体14に当接して支持体14とほぼ直交して保持され、自動清掃装置30の回転ブラシ38と対向して、プレフィルタ20のネット26の背面側に当接又は近接して配置される。
次に、本実施の形態の作用を図13により説明する。なお、自動清掃装置30の作用は実施の形態1の場合と同様なので、説明を省略する。
図13において、プレフィルタ20は矢印a方向に回転しており、放射リブ24の間のネット26aは回転ブラシ38に押されて背面側(取付けフレーム12側)に逃げようとするが、ネット押え装置60のネット押え体65が背面側に当接しているためネット26aの逃げが阻止され、ネット26に付着した塵埃は、回転ブラシ38により確実に除去される。
プレフィルタ20の回転にあたり、その円形リブ25はネット押え体65の凹部68a,68bを通過するので、回転に支障を来すことはない。しかし、放射リブ24はネット押え体65と同方向に設けられているため、このままではプレフィルタ20を回転させると、放射リブ24がネット押え体65に当って回転できなくなる。
本実施の形態においては、ばね71によりプレフィルタ20の回転方向と反対方向に付勢されているネット押え体65に放射リブ24が当ると、放射リブ24は矢印c方向(プレフィルタ20の回転方向と同方向)に回動して逃げ、放射リブ24が通過するとばね71により再び元の位置に戻ってネット26aに当接するので、プレフィルタ20の回転に影響することがなく、プレフィルタ20は円滑に回転することができる。なお、放射リブ24の背面側を前面側より狭く断面ほぼ台形状に形成し、必要に応じてその両辺を円弧状に形成すれば、放射リブ24はより円滑にネット押え体65を通過することができる。
本実施の形態においても、実施の形態1の場合と同様の効果が得られるが、さらに、取付けフレーム12とプレフィルタ20との間にネット押え装置60を設けてネット26の逃げを防止するようにしたので、プレフィルタ20に付着した塵埃をより確実に除去することができる。
1 空気調和機、2 本体ケース、3 前面パネル、4 空気吸込口、7 空気吹出口、8 電動ファン、12 取付けフレーム、14 支持体、17 除塵モータ、20 プレフィルタ、24 放射リブ、25 円形リブ、26 ネット、30 自動清掃装置、31 ユニットケース、38 回転ブラシ、45 集塵ボックス、50 除塵プレート、53 掻き出し部、60 ネット押え装置、62a,62b 支持軸支持部、65 ネット押え体、61a,61b,69 ストッパ、70 支持軸、71 ばね。

Claims (5)

  1. 空気吸込口から吸込んだ外気を空気吹出口に導く風路を有する本体ケースの前記風路内に、該本体ケースの前面開口部に取付けられた取付けフレームに装着されたプレフィルタ、電動ファン及び前記プレフィルタを回転駆動する除塵モータを設けると共に、前記プレフィルタの前面側に該プレフィルタに付着した塵埃を除去する自動清掃装置を設け、
    前記自動清掃装置の背面側において、前記プレフィルタと前記取付けフレームとの間にネット押え装置を設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記ネット押え装置は、前記取付けフレームの支持体に設けた支持軸支持部と、該支持軸支持部に支持軸により回動可能に支持されて前記プレフィルタの背面に当接するネット押え体とを有し、該ネット押え体は、前記支持軸に保持され前記支持体とネット押え体との間に介装されたばねにより前記プレフィルタと反対側に付勢されていることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 前記支持体のプレフィルタの回転方向と反対側若しくはネット押え体のプレフィルタの回転方向と反対側又は両方に、前記ネット押え体の回動範囲を規制するストッパを設けたことを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
  4. 前記ネット押え体の長手方向の全長にわたってストッパを設け、該ネット押え体を断面L字状に形成したことを特徴とする請求項3記載の空気調和機。
  5. 前記ネット押え体の上部に、プレフィルタの円形リブが通過する凹部を設けたことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の空気調和機。
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