JP2011255561A - おが粉製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産されるおが粉の粒径調整を、従来のおが粉製造装置と比較してより簡単に行うことができ、かつ切削刃のメンテナンスを従来のおが粉製造装置と比較してより簡単に行うことができるおが粉製造装置を提供する。
【解決手段】切削刃31の刃先の突出長さを1〜5ミリメートルの範囲で変えられ、切削刃31には2〜10ミリメートルの間隔をもって長手方向に直交する溝が複数条刻切されており、該溝が同一円周上に揃わないように構成されているおが粉製造装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、木材や竹材を粉砕して「おが粉」と呼称される木材や竹材の細粒粉を製造するおが粉製造装置に関するものであり、さらに詳しくは、下記の構成のおが粉製造装置に関するものである。
<構成1>
原材を装置内部に搬送する搬送部と、搬送される原材を押圧する押え部と、原材を切削しておが粉を製造する切削部と、製造されたおが粉を搬出する搬出部と、主要部分を格納する筐体と、基台から成り、
押え部にては原材に当接する部分が原材搬送方向に回転し、且つ上下に揺動することのできる押え車が設けられ、
切削部にては回転するドラムの胴部に回転軸と平行に複数の凹部が刻切されていて、夫々の凹部に胴部の軸方向の長さより短い延長を有する切削刃が、ドラムの胴部表面より刃先を1〜5ミリメートルの範囲内にて突出させた状態にて固着されており、
切削刃には2〜10ミリメートルの範囲内の間隔をもって切削刃の長手方向に直交する溝が複数条刻切されており、
夫々の切削刃は上記凹部に固着され、上記凹部の底部と切削刃の端部との間には、上記凹部の底部と切削刃の端部との距離を調節することのできる空間が設けられており、
切削刃は、刻切された溝がドラムの円周方向の同一円周上に揃わないように、隣接する切削刃どうしの溝をずらせて固着されていることを特徴とする、
おが粉製造装置。
<構成2>
筐体の両側板に渡設された回転軸が駆動源より伝達される動力によって回転し、該回転軸に小歯車が固着され、該回転軸に略三角形状の支板の一端が枢着され、支板のもう一端に、回転軸に固着された歯車に噛合する大歯車である押え車が枢着され、支板の残る一端は筐体の両側版の上部に渡設されたストッパに係止されるように構成されている押え部を有することを特徴とする構成1に記載のおが粉製造装置。
<構成3>
搬送部のコンベア方式の搬送手段が筐体下部に渡設された2本の回転軸に固着されたスプロケットに巻回された複数条のチェーンから成るチェーンコンベアであることを特徴とする構成1あるいは構成2に記載のおが粉製造装置。
<構成4>
切削部のドラムが動力源から伝達される動力を回転軸に装着されたスプロケットによって受ける構成であり、該スプロケットを、ドラムの直径より小なる様々なサイズのスプロケットに交換可能な構成であることを特徴とする構成1あるいは構成2あるいは構成3に記載のおが粉製造装置。
<構成5>
搬送部の搬送手段と押え部の押え車を回転させるための動力を供給する動力源が同一の第1動力源であり、切削部のドラムを回転させるための動力を供給する動力源は第1動力源とは別の第2動力源を用いることを特徴とする構成1あるいは構成2あるいは構成3あるいは構成4に記載のおが粉製造装置。
<構成6>
押え部に、竹材の滑りを押えるための竹材用押え車を有し、該竹材用押え車は円筒形状の本体に複数の先端が尖ったピンが植設されているものであることを特徴とする構成1あるいは構成2あるいは構成3あるいは構成4あるいは構成5に記載のおが粉製造装置。
<構成7>
竹材用押え車が、上記第1動力源、第2動力源とは別の第3動力源によって回転させられることを特徴とする構成6に記載のおが粉製造装置。
一般的に「おが粉」と呼称される木質細粒屑は、「おがくず」とも呼ばれ、畜産関連の敷料、きのこ類の苗床用、生ゴミ処理用、バイオマス燃料用、線香原料、活性炭原料、研磨剤、建築資材原料などさまざまな用途に利用されている。「おがくず」、「おが粉」といえば一般的には木材の細粒屑を意味するが、最近では竹材の細粒屑も利用が広がり、注目されつつある。
上記さまざまな用途に用いられているおが粉は、その8割以上が外国からの輸入品であったが、外国からの輸入品には防虫剤や薫蒸処理剤などの薬物が混入している割合が多く、とくに畜産肥料、きのこ類の苗床用など食品関連に用いるのには危険を伴う。そこで、最近では、国産のおが粉の需要が多くなる傾向にある。
山林の管理においては、間伐も重要な仕事であり、間伐において排出される間伐材の処理も大きな問題になっている。そこで、山林の現場にて不要となった木材をその場でおが粉に加工する機械が製造されるようになり、現在では各地の山林や工場において用いられている。
おが粉は、その用途によって、粒径が1mm前後〜6mmぐらいまでのものが最も多く用いられている。粒径の大きいものは家畜用の敷料や堆肥用、きのこ類の培養用に用いられることが多く、粒径が小さいものは線香原料、活性炭原料、研磨材などに用いられる。あるいは、きのこ類の培養用には、粒径の大きいものと小さいものを混合して用いるケースも最近多くなってきた。
しかしながら、下記特許文献1〜7に掲げるような従来のおが粉製造装置においては、各種の粒径のものが混ざって生産されてしまい、粒径のコントロールが事実上は不可能であった。しかし、上記のように粒径によって用途が異なってくるので、生産されたおが粉は、ある程度粒径別に分類しなければならに。このため、人力によって篩い分けて粒径を揃えるか、あるいは下記特許文献8に示すような分粒装置を用いて粒径を揃えるしか方法がなかった。
従来のおが粉製造装置は、例えば下記特許文献4や6に開示されているように、丸鋸の鋸刃をスペーサを介して複数並列させたものが主流であったが、このような構成の装置においては、おが粉の粒径は、主として隣接する鋸刃の間隔、すなわちスペーサの厚さと、鋸刃の突出具合即ちスペーサ表面からの鋸刃の突出具合によって決定される。しかしながら、下記特許文献4や6のおが粉製造装置においては、スペーサの厚さも鋸刃の突出具合も予め決定されているので変更が困難であり、あとはモータの回転数や原木を押し込んでいく力の加減によってコントロールするしかなかった。
またもう一つの問題点は、メンテナンスの困難性である。おが粉製造装置を一日稼動させると鋸刃が磨り減って、研磨しないと翌日の作業には実際上使用できない状態となる。しかるに、従来の装置においては、鋸刃の装着されたローター部分を分解して鋸刃を外し、一枚一枚の鋸刃の刃部分を研磨してまた組み立てなければならず、切削部の完全な解体が必要ということで、この作業に大変な手間と時間を要していた。
従来のおが粉製造装置の3つ目の問題点は、従来のおが粉製造装置では、竹材の粉砕が困難であるという点である。おが粉の需要が拡大するに伴い、国産のおが粉の不足がいわれるようになり、その代替として注目されるようになってきたのが竹藪の再利用である。すなわち、最近では、山林の管理が昔ほど行き届かなくなって、日本全国で竹藪の管理が問題とされるようになっている。
山林の、特に斜面部分においては、人の手が入らず放置されると竹薮が拡大する傾向にあり、斜面保護の点からも問題が大きい。したがって、このような放置竹林から得られる竹材を破砕して竹のおが粉を製造できる装置も求められるようになってきた。しかしながら、竹は木材に比べて繊維質の抵抗が強く、従来の木材用のおが粉製造装置では切削に困難をきたす場合が多い。特に、竹材を粉砕用ローラに送る部分(搬送部)で竹材が跳ねあがり、安定的な切削ができなくなる。これは、従来のおが粉製造装置の原材の押さえ部分に問題があることがわかってきた。即ち、木材用の押え部の構成では竹材を完全に押えきることができないということが判明してきた。
特開平7−32320号公報 特開平8−103904号公報 特開2001−300909号公報 特開2005−111924号公報 特開2005−280142号公報 特開2009−51064号公報 登録実用新案第3063374号公報 特開2007−75737号公報
以上より、発明が解決しようとする課題は次のとおりである。
<課題1>
生産されるおが粉の粒径調整を簡単に行えるように構成したおが粉製造装置を開発する。すなわち、具体的には、原木竹を切削する切削刃の間隔を簡単に変更できるように、あるいは切削刃を装着するドラムの表面からの切削刃の突出具合を簡単に変更できるように構成したおが粉製造装置を開発する。
<課題2>
切削刃のメンテナンスを簡単に行えるように構成したおが粉製造装置を開発する。
<課題3>
竹材の切削も簡単確実に行えるように構成したおが粉製造装置を開発する。すなわち具体的には、原材の搬送部において竹材の跳ね上がりを確実に防止できるような構成の押え部を有するおが粉製造装置を開発する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、下記に示す解決手段を提供するものである。
<解決手段1>
原材を装置内部に搬送する搬送部と、搬送される原材を押圧する押え部と、原材を切削しておが粉を製造する切削部と、製造されたおが粉を搬出する搬出部と、主要部分を格納する筐体と、基台から成り、
押え部にては原材に当接する部分が原材搬送方向に回転し、且つ上下に揺動することのできる押え車が設けられ、
切削部にては回転するドラムの胴部に回転軸と平行に複数の凹部が刻切されていて、夫々の凹部に胴部の軸方向の長さより短い延長を有する切削刃が、ドラムの胴部表面より刃先を1〜5ミリメートルの範囲内にて突出させた状態にて固着されており、
切削刃には2〜10ミリメートルの範囲内の間隔をもって切削刃の長手方向に直交する溝が複数条刻切されており、
夫々の切削刃は上記凹部に固着され、上記凹部の底部と切削刃の端部との間には、上記凹部の底部と切削刃の端部との距離を調節することのできる空間が設けられており、
切削刃は、刻切された溝がドラムの円周方向の同一円周上に揃わないように、隣接する切削刃どうしの溝をずらせて固着されていることを特徴とする、
おが粉製造装置。
<解決手段2>
筐体の両側板に渡設された回転軸が駆動源より伝達される動力によって回転し、該回転軸に小歯車が固着され、該回転軸に略三角形状の支板の一端が枢着され、支板のもう一端に、回転軸に固着された歯車に噛合する大歯車である押え車が枢着され、支板の残る一端は嘴状に形成されて筐体の両側版の上部に渡設されたストッパに係止されるように構成されている押え部を有することを特徴とする解決手段1に記載のおが粉製造装置。
<解決手段3>
搬送部のコンベア方式の搬送手段が筐体下部に渡設された2本の回転軸に固着されたスプロケットに巻回された複数条のチェーンから成るチェーンコンベアであることを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2に記載のおが粉製造装置。
<解決手段4>
切削部のドラムが動力源から伝達される動力を回転軸に装着されたスプロケットによって受ける構成であり、該スプロケットを、ドラムの直径より小なる様々なサイズのスプロケットに交換可能な構成であることを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2あるいは解決手段3に記載のおが粉製造装置。
<解決手段5>
搬送部の搬送手段と押え部の押え車を回転させるための動力を供給する動力源が同一の第1動力源であり、切削部のドラムを回転させるための動力を供給する動力源は第1動力源とは別の第2動力源を用いることを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2あるいは解決手段3あるいは解決手段4に記載のおが粉製造装置。
<解決手段6>
押え部に、竹材の滑りを押えるための竹材用押え車を有し、該竹材用押え車は円筒形状の本体に複数の先端が尖ったピンが植設されているものであることを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2あるいは解決手段3あるいは解決手段4あるいは解決手段5に記載のおが粉製造装置。
<解決手段7>
竹材用押え車が、上記第1動力源、第2動力源とは別の第3動力源によって回転させられることを特徴とする解決手段6に記載のおが粉製造装置。
本発明の、解決手段1の発明によれば、原材を装置内部に搬送する搬送部と、搬送される原材を押圧する押え部と、原材を切削しておが粉を製造する切削部と、製造されたおが粉を搬出する搬出部と、主要部分を格納する筐体と、基台から成り、押え部にては原材に当接する部分が原材搬送方向に回転し、且つ上下に揺動することのできる押え車が設けられているので、原材の形状に係らず原材を的確に押えこんで搬送部において搬送することができる。なお、上記構成に加えて押え車の揺動を制限するスットパを設ければ、押え車自体が揺動許容範囲を越えて揺動することがない。
また、本発明の、解決手段1の発明によれば、切削部にては回転するドラムの胴部に回転軸と平行に複数の凹部が刻切されていて、夫々の凹部に胴部の軸方向の長さより短い延長を有する切削刃が、ドラムの胴部表面より刃先を1〜5ミリメートルの範囲内にて突出させた状態にて固着されており、夫々の切削刃は上記凹部に固着され、上記凹部の底部と切削刃の端部との間には、上記凹部の底面と切削刃の端部との距離を調節することのできる空間が設けられるように構成されているので、該距離を調節するだけで刃先すなわち切削刃の突出部分の延長をドラムの胴部表面より1〜5ミリメートルの範囲内にて制御することができ、これにより簡単におが粉の粒径調整を行うことができる。即ち、刃先の突出部分を短くすればするほどおが粉の粒径は小となり、刃先の突出部分を長くすればするほどおが粉の粒径は大となる。なお、上記距離の調節は、例えば凹部の底部に複数個のボルトを螺入しておけば、これらのボルトの締め具合を調節するだけで、簡単に行うことができる。
また、切削刃は板状で、固着手段をボルトにすれば、螺着しているボルトを外すだけで簡単にドラムの胴部から取り外せるので切削刃の研磨が楽に行える。すなわち切削刃が従来のような丸鋸状である場合、丸鋸状切削刃を装着しているドラム(ローラ)全体を分解しなければ丸鋸状切削刃が取り外せないし、研磨も丸鋸状切削刃の刃体一つ一つに対して行わなければならないので非常に面倒であったが、本発明の解決手段1の発明においては、切削刃が板状であるので、取り外しも楽で、研磨も板状の切削刃を研磨するだけなので非常に簡単である。したがって、これまでは勢い、切れ味の悪くなった切削刃を使い続けるケースもあったが、本発明の解決手段1の発明においては、毎日仕事終了時に切削刃のみを取り外して研磨できるので、良好な切れ味を保つことが可能である。
また、本発明の、解決手段1の発明によれば、切削刃には2〜10ミリメートルの範囲内の間隔をもって切削刃の長手方向に直交する溝が複数条刻切されているので、この複数条の溝によって複数の切削刃が並列された状態と同じ効果が得られる。また、溝の間隔が異なる切削刃と交換することにより、簡単におが粉の粒径調整を行うことができる。すなわち、溝の間隔がより狭い切削刃を用いることによってより粒径の小さいおが粉を得ることができ、溝の間隔がより広い切削刃を用いることによってより粒径の大きいおが粉を得ることができる。
また、本発明の、解決手段1の発明によれば、切削刃は、刻切された溝が、隣接する切削刃に刻切された溝とドラムの円周方向に同一円周上に揃わないようにずらせて固着されているので、おが粉の形状が繊維方向に長くなるのを避けることができる。すなわち、切削刃に刻切された溝が、隣接する切削刃に刻切された溝とドラムの円周方向に同一円周上に揃ってしまうと、繊維方向に長い形状のおが粉が製造されてしまうことがあるが、このような事態が回避され、略均一なサイズのおが粉を得ることができる。
本発明の解決手段2の発明によれば、筐体の両側板に渡設された回転軸が駆動源より伝達される動力によって回転し、該回転軸に小歯車が固着され、該回転軸に略三角形状の支板の一端が枢着され、支板のもう一端に、回転軸に固着された歯車に噛合する大歯車である押え車が枢着され、支板の残る一端は筐体の両側版の上部に渡設されたストッパに係止されるように構成されている押え部を有するので、大歯車で重量のある押え車にて原材を押さえこむことができ、押え車が原材の形状に沿って上下動すると自由端である支板の一端も上下動を行い、押え車が跳ね上げられる等によって該上下動が一定限度を越えるとこの支板の一端がストッパに係止されてそれ以上の動きができなくなるので、押え車が回動しすぎて原材から外れてしまうようなことがなく、押え車は常に原材を押さえる役割を果たすことができる。また下方への動きに際しても、原材がない状態にて押え車は一定以下には下がらないようにストッパにて動きを制限されるので、押え車が搬送部に衝突する危険も回避される。
本発明の解決手段3の発明によれば、搬送部のコンベア方式の搬送手段が筐体下部に渡設された2本の回転軸に固着されたスプロケットに巻回された複数条のチェーンから成るチェーンコンベアであるので、搬送が確実に行われ、且つチェーンのコンベアの基本構成要素を利用して係留爪を植設させることも簡単にできる。
本発明の解決手段4の発明によれば、切削部のドラムが動力源から伝達される動力を回転軸に装着されたスプロケットによって受ける構成であり、該スプロケットを、ドラムの直径より小なる様々なサイズのスプロケットに交換可能な構成であるので、スプロケットの交換によって簡単にドラムの回転速度を変化させることができ、この手段によっても切削屑の粒径を調整することが可能である。
本発明の解決手段5の発明によれば、搬送部の搬送手段と押え部の押え車を回転させるための動力を供給する動力源が同一なので、押え車は搬送手段の運動と連動して回転させられることとなり、搬送が円滑に行われる。また、搬送部の運動が停止された瞬間に押え車の回転も停止されるので、押え車の空転が避けられる。
同じく本発明の解決手段5の発明によれば、切削部のドラムを回転させるための動力を供給する動力源は別の第2動力源を用いるので、第2動力源は切削部のドラムを回転させるためにすべての動力を集中できる。
本発明の解決手段6の発明によれば、押え部に、竹材の滑りを押えるための竹材用押え車を有し、該竹材用押え車は円筒形状の本体に複数の先端が尖ったピンが植設されているので、従来のおが粉製造装置の搬送部の構成では搬送が困難であった竹材においても、複数の先端が尖ったピンが竹材に食いこんで確実に搬送することができる。
本発明の解決手段7の発明によれば、竹材用押え車が、上記第1動力源、第2動力源とは別の第3動力源によって回転させられるので、竹材の押さえと搬送に充分な動力を供給することが可能である。
本発明の実施例1のおが粉製造装置の全体構成を説明するための説明図である。 本発明の実施例1のおが粉製造装置のフードを除いた状態の平面視を説明するための説明図である。 図2から押え車を外した状態の平面視を説明するための説明図である。 図3からさらに搬送コンベアを外した状態の平面視を説明するための説明図である。 本発明の実施例1のおが粉製造装置を原材搬送口側から見た状態を説明するための説明図である。 (a)本発明の実施例1のおが粉製造装置の押え部の基本ユニットの一つの正面図である。 (b)本発明の実施例1のおが粉製造装置の押え車の支板の外観斜視図である。 (c)本発明の実施例1のおが粉製造装置の押え車の支板に押え車を装着した基本ユニットを3セット連接した状態の外観斜視図である。 (a)本発明の実施例1のおが粉製造装置の押え部の基本ユニットの他の一つの正面図である。 (b)本発明の実施例1のおが粉製造装置の押え車の支板の外観斜視図である。 (c)本発明の実施例1のおが粉製造装置の押え車の支板に押え車を装着した基本ユニットを3セット連接した状態の外観斜視図である。 本発明の実施例1のおが粉製造装置の切削部のドラムの外観斜視図である。 (a)本発明の実施例1のおが粉製造装置のドラムの要部の縦断面図である。 (b)図8aの要部の拡大図である。 本発明の実施例1のおが粉製造装置のドラムの要部の外観斜視図である。 (a)本発明の実施例1のおが粉製造装置の切削刃をドラムに固定するためのボルトの外観斜視図である。 (b)本発明の実施例1のおが粉製造装置の切削刃の刃先の出具合を調節するためのボルトの外観斜視図である。 (a)本発明の実施例1のおが粉製造装置の切削刃の表側の外観斜視図である。 (b)本発明の実施例1のおが粉製造装置の切削刃の裏側の外観斜視図である。 本発明の実施例1のおが粉製造装置の切削刃の並び具合を説明するための説明図である。 本発明の実施例2のおが粉製造装置の全体構成を説明するための説明図である。 (a)本発明の実施例2のおが粉製造装置の竹材を押えるための押え部の押え車と支板の外観斜視図である。 (b)本発明の実施例2のおが粉製造装置の竹材を押えるための押え部の押え車と支板の正面図である。
本発明を実施するための最良の形態を、以下に、図面を参照しながら詳細に説明する。
<実施例1の構成>
本発明の実施例1のおが粉製造装置Aは、図1に見るように、原材Wを装置内部に搬送する搬送部1と、搬送される原材Wを押さえこんで搬送部1に圧接して搬送を確実にする押え部2と、原材Wを切削しておが粉Oを製造する切削部3と、製造されたおが粉Oを搬出する搬出部4と、主要部分を格納する筐体5と基台6から成っている。
搬送部1はコンベア方式の搬送手段であるチェーンコンベア11とチェーンコンベア11が巻回されるスプロケット12、13から成り、スプロケット12はモータM1によって直接駆動される。また、チェーンコンベア11には原材Wを掛止するための複数の掛留爪Cを固着してもよい。(図1にては掛留爪Cを固着した状態を示す)チェーンコンベア11は、実施例1のおが粉製造装置Aにては図2に見るように8本が並列されている。
押え部2は図1に示すように略同一の構成の押え部2Aと押え部2Bから成っている。そして、図6aに見るように押え部2Aは支板21にギア形状の1対の押え車22、22、1対のギア23、23が組み合わされた基本ユニット2Auが図6cに見るように3セット並列されて構成されている。したがって、押え部2Aは3枚の支板21と6個の押え車22と6個のギア23を有している。また、押え部2Bは、図7aに見るように支板24にギア形状の1対の押え車25、25、1対のギア26、26が組み合わされた基本ユニット2Buが図7cに見るように3セット並列されて構成されている。したがって、押え部2Bは3枚の支板24と6個の押え車25と6個のギア26を有している。
押え部2Aの構成を図6a、図6b、図6cに示す。押え部2Aは、略3角形状の支板21の一端部に穿設された円孔21aに軸2Axが回動自在に挿通され、軸2Axには支板21の両側に一対のギア23が固着され、さらに一端部に穿設された円孔21bに回動自在に挿通された軸2Ayに1対の押え車22、22が固着されて基本ユニット2Au(図6a参照)となり、ギア23と押え車22は噛合されている。そして、3セットの基本ユニット2Auが軸2Ax、2Ayを共有して並列されている(図6c参照)。また、支板21のさらにもう一端部は突出されて嘴状の係止部21cとして形成されている(図6b参照)。
押え部2Aの軸2Axには図2に見るようにスプロケット2Asが固着され、スプロケット2Asはチェーン2Atを介してモータM1に駆動される。また、押え部2Bの軸2Bxには図2に見るようにスプロケット2Bsが固着されスプロケット2Bsはチェーン2Btを介してモータM1に駆動される。
切削部3は、図1、図8に見るように複数の切削刃31を備えたドラム32と基台6に固定された受刃33から構成されている。ドラム32の軸321にはスプロケット322が固着されており、ドラム32はスプロケット322に巻回されたチェーン34を介してモータM2によって駆動される。
図12に切削刃31の構成を示す。切削刃31は全体が平板状で、長手方向の一辺が刃先311となっており、刃先311には複数の溝t、t、……が短手方向に平行に刻切されている。ρは隣接する溝t、t間の間隔を示す。また、切削刃31の裏面313にはネジ孔hが5箇所刻切されている。ネジ孔hは切削刃31の表面312にまでは貫通されていない。
切削刃31がドラム32に装着されている状態を、図9によって説明する。切削刃31は、図9aに見るように、ドラム32の外周に軸方向に刻切された16箇所の取付溝T内に装着されている。取付溝Tはその断面形状において、深溝T1と浅溝T2が一体として構成されている。
切削刃31は、ドラム32の溝Tにおける想定表面32aから刃先311を距離τだけ突出させた状態にて溝Tの深溝T1に格納固着されている。固着方法は以下のとおりである。すなわち、切削刃31の裏面313に穿設されたネジ孔hにボルトB1が螺入されており、ボルトB1は切削刃31の裏面313から突出してその頭部B1aが浅溝T2の側壁T21を強く押圧する状態に調節されている。これによりボルトB1には反作用の力Fが働き、力Fが切削刃31の表面312を深溝T1の側壁T1aに強く押圧し、これにより切削刃31は深溝T1内に固着された状態にある。
また、側壁T21は図9a、図9bに示すように断面が「く」字状であり、ボルトB1の頭部B1aは「く」字状に屈折された側壁T21の深部側T21aを押圧しているが、深部側T21aは、ボルトB1の中心線xに直交する平面yに対して微小角αだけ傾斜されているので、ボルトB1には深部側T21aを押圧することによってボルトB1を下方に押し下げる分力fが働き、この分力fがボルトB1を介して切削刃31全体を常に下方に押し下げる働きをするとともに、ボルトB1が上方に滑らないようにするストッパの働きもしている。これによって、切削刃31は、深溝T1内にさらに安定的に固着される。
図9aのボルトB2は、切削刃31の想定表面32aからの刃先311の突出の距離τを調節するための部材である。すなわち、ボルトB2は深溝T1の底面T1bに刻切されたネジ孔T1hに螺入され、ボルトB2の頭部B2aが切削刃31の端部314を押圧する状態に調節してある。すなわち、端部314と底面T1bの間には空間が生じるように構成してある。このボルトB2の頭部B2aの底面T1bからの突出の距離σを調節することによって、切削刃31の刃先311の想定表面32aからの突出の距離τを変化させることができる。すなわち、突出の距離σを大とすれば突出の距離τも大となり、突出の距離σを小とすれば突出の距離τも小となる。通常、距離τは1〜5mmの範囲内にて調節される。
なお、図10に、深溝T1の底面T1bに刻切されたネジ孔T1hの状態を示す。また、図11にはボルトB1(図11a)とボルトB2(図11b)の詳細を示す。ボルトB1はその頭部B1aが6角錐状であり、頂部B1tが狭い面積で確実に浅溝T2の側壁T21の深部側T21aに当接押圧できるように構成してある(図9b参照)。さらに、ボルトB2の頭部B2aの頂部B2tは円盤状で、切削刃31の端部314に確実に当接してこれを支えることができるように構成されている(図9a参照)。
図13は、ドラム32に装着された16枚の切削刃31の並び具合を展開図にて示したもので、32bはドラム32の左側面を、32cはドラム32の右側面を表す。隣接する切削刃31、31においては、夫々の溝tがドラム32の周方向に重ならないように、少しずつずらせて装着してある。
つぎに、搬出部4について説明する。図1〜図5に見るように、搬出部4は、おが粉搬出部41と粉塵搬出部42から構成されている。おが粉搬出部41は切削部3の直下に設けられたベルトコンベア411が主体であり、切削部3から排出されたおが粉Oはベルトコンベア411の上に落ち、装置外に排出されるように構成されている。なお、ベルトコンベア411の動力源については図示を省略してある。
粉塵搬出部42は、主体が切削部3の正面に設けられた集塵ダクト421であって、集塵ダクト421は図示しない吸引装置に連結されており、負圧によって切削部3にて発生した粉塵を吸引する。吸引された粉塵は、おが粉製造装置Aが山林の現場で使用される場合にはそのまま山林に還元される。
つぎに、筐体5について説明する。筐体5は、おが粉製造装置Aの主要部分を覆うカバーであって、図1に示すように本体部51とフード部52から成っている。本体部51の背面は開放されていて、原材Wを投入するための投入口INを構成している。また、本体部51の正面は集塵ダクト421となっている。
筐体5の本体部51の左側面には切欠部51a、51bが、右側面には切欠部51c、51dが設けられていて、切欠部51a、51cには押え部2Aの軸2Axが、切欠部51b、51dには押え部2Bの軸2Bxが、夫々渡設されている。また、筐体5の上部には、左右両側面の間にストッパSP1、SP2、SP3が渡設されている。
最後に架台6について説明する。架台6は、図1〜図5に見るように金属製の枠体であって、おが粉製造装置Aの主要部分が載置固着されている。また、架台6の正面側内部には排出部4のおが粉排出部41のベルトコンベア411が配され、後部右側内部にはモータM2が配され、中間部左側上部にはモータM1が配されている。
<実施例1の作用>
実施例1のおが粉製造装置Aは、図1に示すように、背面の投入口INから原材Wを投入する。投入された原材Wはチェーンコンベア11によって正面側(方向D1)に搬送されるが、この際、チェーンコンベア11に複数の係留爪Cが固着されている場合には、複数の係留爪Cによって掛止されてより安定的に搬送される。
また、搬送される原材Wは、上方から押え部2A、2Bに装着された複数の押え車22、25によって下方に押圧されるので、上方に跳ね上がったりすることがない。押え車22は軸2Axに固着されたギア23に噛合され、軸2Axはスプロケット2Asとチェーン2At(図2参照)を介してモータM1によって図1における反時計回りに駆動され、押え車25は軸2Bxに固着されたギア26に噛合され、軸2Bxはスプロケット2Bsとチェーン2Bt(図2参照)を介してモータM1によって図1における反時計回りに駆動されるので、結局複数の押え車22、25はすべて図1における時計回りに駆動されることになり、複数の押え車22、25は原材Wを上方から押圧すると共に強制的に正面方向(D1)に搬送する働きをする。すなわち、原材Wはチェーンコンベア11と複数の押え車22、25に挟まれた状態にて強制的に正面側に搬送される。なお、押え車22、25は金属製で、自重によって原材Wの跳ね上がりを押えるものである。
また、切削部3にて原材Wが切削される際の原材Wの反発等にて、急激に上方への力がかかることがあるが、その際には、図1に示すように複数の押え車22、25が上方に跳ね上げられることによって押え車22、25が装着されている支板21が軸2Axを中心として図1における時計回りに回動し、あるいは支板24が軸2Bxを中心として図1における時計回りに回動するが、通常は押え車22あるいは25の重量によって直ぐに支板21あるいは24は反時計回りに回動し、押え車22あるいは25は原材Wの上に落下し、再び押えこむ作用を継続する。
なお、異常な反発力によって押え車22あるいは25が強く跳ね上げられた場合でも、押え部2Aの支板21の回動はストッパSP2によって制限され、押え部2Bの支板24の回動はストッパSP3によって制限されるので、押え車22あるいは25は常に原材Wを押圧する作用を持続するものである。また、原材Wが完全に切削部3にて切削されて、チェーンコンベア11上に原材Wがなくなった場合には、押え部2Aの支板21の下方への回動はストッパSP1によって制限され、押え部2Bの支板24の下方への回動はストッパSP2によって制限されるので、これにより押え車22あるいは25がチェーンコンベア11に衝突する危険は回避される。
上記のようにして搬送された原材Wは、その先端部が切削部3に進入してドラム32に装着された複数の切削刃31と受け刃33の間に噛みこまれて粉砕されおが粉Oとなって排出部4のおが粉排出部41のベルトコンベア411上に落下しておが粉製造装置Aの外部に搬出される。また、切削部3にて発生する粉塵Pは、排出部4の粉塵排出部42の集塵ダクト421を経由して図示しない吸引装置によって吸引され、おが粉製造装置Aの外部に搬出される。
切削部3にては、モータM2の駆動力がチェーン34、スプロケット322を介してドラム32の軸321を図1において時計回りに回転させ、切削刃31は原材Wの先端部を上方から下方に切削する。この際、切削部3の各部の調整によって、製造されるおが粉の粒径を変化させることが可能である。
第1の調整は、ドラム32の軸321に装着されたスプロケット322を直径の異なるスプロケット(図示せず)と交換することによって可能となる。すなわち、スプロケット322として大径のものを用いればドラム32の回転速度が遅くなり、これに対してチェーンコンベア11の搬送速度は変化しないから、結果として切削刃31と受刃32によって製造されるおが粉Oの粒径は大きくなる。逆にスプロケット322として小径のものを用いればおが粉Oの粒径は小さくなる。
実際の現場においては、細かめのおが粉Oが欲しい場合には軸321の回転を1分間に1300〜1500回転程度とし、荒めのおが粉Oが欲しい場合には軸321の回転を1分間に800〜1000回転程度として用いている。軸321の回転を両者の中間とすれば、当然中程度の荒さのおが粉Oが得られる。
第2の調整は、切削刃31の刃先311の突出具合を変化させることによって行われる。すなわち、図9aの距離τを変化させることによって行われるものであり、距離τの変化はボルトB2の突出具合、すなわち距離σを変化させることによって調整される。実際の現場においては、細かめのおが粉Oが欲しい場合には距離τを1〜1.5ミリメートル程度に、荒めのおが粉Oが欲しい場合には距離τを3〜5ミリメートル程度に調整する。距離τを両者の中間とすれば、当然中程度の荒さのおが粉Oが得られる。
第3の調整は、切削刃31の刃先311に刻切された溝tの間隔ρの調整によって行われる。これは、実際には、溝tの間隔ρが異なる切削刃(図示せず)と交換するということであるが、切削刃31は、一日の仕事が終了するとドラム32から外して研がなければならないので、その際に交換することにより問題なく行われる。実際の現場においては、細かめのおが粉Oが欲しい場合には間隔ρを2〜3ミリメートル程度に、荒めのおが粉Oが欲しい場合には間隔ρを6〜10ミリメートル程度に調整する。間隔ρを両者の中間とすれば、当然中程度の荒さのおが粉Oが得られる。
<実施例2の構成>
本発明の実施例2のおが粉製造装置Bは、図14に見るように、竹材である原材BWを機械内部に搬送する搬送部1と、搬送される原材BWを押さえる押え部2と、原材BWを切削しておが粉を製造する切削部3と、製造されたおが粉を搬出する搬出部4と、主要部分を格納する筐体8と基台6と竹材用の押え部7から成っている。
なお、実施例2のおが粉製造装置Bにては、実施例1のおが粉製造装置Aに竹材用の押え部7を追加した構成であるので、実施例1のおが粉製造装置Aと同一あるいは略同一の構成の部分は実施例1のおが粉製造装置Aと同一の符号を付してある。また、以下の説明にては、実施例2のおが粉製造装置Bにおいて追加された部分である竹材用の押え部7についてのみ説明する。なお、筐体8は、実施例1のおが粉製造装置Aの筐体5に、竹材用の押え部7を装着するための部分を追加したものである。
押え部7は、図15に示すように支板71、ローラ72、軸73、チェーン74から構成されている。支板71は天板711に左側板712、右側板713が固着された枠構造をなし、正面下方にローラ72が回動自在に渡設され、背面下方に軸73が渡設固着されている。
ローラ72は金属製で、本体721の外周には複数の円錐形状の爪722が植設されている。爪722もやはり金属製であり、先端が尖らせてある。ローラ72の軸723は本体721に固着されており左端が延伸されてその部分にスプロケット723が嵌着されている。軸723の左端は支板71の左側板712の下端に設けられた切欠部712aに嵌めこまれ、軸723の右端は支板71の右側板713の下端に設けられた切欠部713aに嵌めこまれている。
軸723の左端は支板71の左側板712から左方にやや突出され、この部分が筐体8の本体部81の左側板81aの後部に設けられた円弧状の切欠部8a(図14参照)に嵌めこまれている。また、軸723の右端は支板71の右側板713から右方にやや突出され、この部分が筐体8の本体部81の右側板81bの後部に設けられた円弧状の切欠部8b(図14参照)に嵌めこまれている。したがって、軸723は左側板81aの切欠部8aと右側板81bの切欠部8bとの間に渡設されていることになる。軸723は切欠部8a、8b内において筐体8に固定されておらず、切欠部8a、8bの形状にそって円弧状に揺動自在の状態にある。
天板711の上面には図14、図15bに示すようにモータM3が載置固定されている。軸723が切欠部8a、8bの形状にそって円弧状に揺動した場合、当然支板71全体が軸723を中心として揺動する。したがって、天板711上に載置固定されたモータM3もやはり連動して揺動するように構成されている。
<実施例2の作用>
実施例2のおが粉製造装置Bにおいて、投入口INより投入される竹材である原材BWは、まず押え部7のローラ72によって下方に強く押圧される。この際、ローラ72に設けられている複数の爪722が原材BWの表面に食いこみ、竹材特有の跳ね上がりを押えこむ。また、ローラ72はスプロケット724、チェーン74、スプロケット75を介してモータM3により図14にて時計回りに駆動されるので、竹材である原材BWはチェーンコンベア11の作用とローラ72の回転によって挟みこまれるかたちで切削部3の方向(方向D1)に移動させられる。またこの際、押え部2A、2Bの作用が働いているのは実施例1と同様である。さらにチェーンコンベア11に係留爪Cを有する場合には、その係留爪Cの作用も加わる。
ローラ72はそれ自身においても相当に自重があるが、これに加えて枠状の支板71の重さ、さらに天板711に載上されたモータM3の重さが加わり、かなりの負荷が竹材である原材BWにかかることになるので、この点からも竹材である原材BWの跳ね上がりを強力に押圧することができる。
本発明は、森林資源の保護が叫ばれる今日、現場にて簡単におが粉を製造できる装置として、多くの需要に応えることのできるものである。すなわち、製造されるおが粉の粒径の調整が簡単にできるので、非常に用途が広く、現在おが粉が用いられている各種分野に最適のおが粉を提供できるばかりでなく、新たなおが粉の利用分野の開拓の可能性も蔵している。
また、特筆すべきは、これまでのように木材のみではなく、竹材も原材として用いることができるようになった点である。現在、わが国の森林においては、人手不足から竹林によって侵食されてしまったところも多いが、このような場所においては、本発明のおが粉製造装置によって竹林の管理が容易になるとともに、切り出した竹を竹のおが粉として利用できることになるから、竹林資源の有効利用及び竹林管理に大いに益するものである。
1 搬送部
11 チェーンコンベア
12 スプロケット
13 スプロケット
2 押え部
21 支板
21a 円孔
21b 円孔
21c 係止部
22 押え車
23 ギア
24 支板
25 押え車
26 ギア
2A 押え部
2As スプロケット
2At チェーン
2Au 基本ユニット
2Ax 軸
2Ay 軸
2B 押え部
2Bs スプロケット
2Bt チェーン
2Bu 基本ユニット
3 切削部
31 切削刃
311 刃先
312 表面
313 裏面
314 端部
32 ドラム
321 軸
32a 想定表面
32b 左側面
32c 右側面
322 スプロケット
33 受刃
34 チェーン
4 搬出部
41 おが粉搬出部
411 ベルトコンベア
42 粉塵搬出部
421 集塵ダクト
5 筐体
51 本体部
51a 切欠部
51b 切欠部
51c 切欠部
51d 切欠部
51e 切欠部
51f 切欠部
52 フード部
6 基台
7 押え部
71 支板
711 天板
712 左側板
712a 切欠部
713 右側板
713a 切欠部
72 ローラ
721 本体
722 爪
723 軸
724 スプロケット
73 軸
8 筐体
8a 切欠部
8b 切欠部
81 本体部
81a 左側板
81b 右側板
A おが粉製造装置
B おが粉製造装置
B1 ボルト
B1a 頭部
B1t 頂部
B2 ボルト
B2a 頭部
B2t 頂部
BW 原材
C 係留爪
D1 方向
F 力
IN 投入口
M1 モータ
M2 モータ
M3 モータ
O おが粉
P 粉塵
SP1 ストッパ
SP2 ストッパ
SP3 ストッパ
T 取付溝
T1 深溝
T1a 側壁
T1b 底面
T1h ネジ孔
T2 浅溝
T21 側壁
T21a 深部側
W 原材
f 分力
h ネジ孔
t 溝
x 中心線
y 平面
z 方向
α 微小角
ρ 間隔
σ 距離
τ 距離














本発明は、木材や竹材を粉砕して「おが粉」と呼称される木材や竹材の細粒粉を製造するおが粉製造装置に関するものであり、さらに詳しくは、下記の構成のおが粉製造装置に関するものである。
<構成1>
原材を装置内部に搬送する搬送部と、搬送される原材を押圧する押え部と、原材を切削しておが粉を製造する切削部と、製造されたおが粉を搬出する搬出部と、主要部分を格納する筐体と、基台から成り、
押え部にては原材に当接する部分が原材搬送方向に回転し、且つ上下に揺動することのできる押え車が設けられ、
切削部にては回転するドラムの胴部に回転軸と平行に複数の凹部が刻切されていて、夫々の凹部に胴部の軸方向の長さより短い延長を有する切削刃が、ドラムの胴部表面より刃先を1〜5ミリメートルの範囲内にて突出させた状態にて固着されており、
切削刃には2〜10ミリメートルの範囲内の間隔をもって切削刃の長手方向に直交する溝が複数条刻切されており、
夫々の切削刃は上記凹部に固着され、上記凹部の底部と切削刃の端部との間には、上記凹部の底部と切削刃の端部との距離を調節することのできる空間が設けられており、
切削刃は、刻切された溝がドラムの円周方向の同一円周上に揃わないように、隣接する切削刃どうしの溝をずらせて固着されており、
筐体の両側板に渡設された回転軸が駆動源より伝達される動力によって回転し、該回転軸に小歯車が固着され、該回転軸に略三角形状の支板の一端が枢着され、支板のもう一端に、回転軸に固着された歯車に噛合する大歯車である押え車が枢着され、支板の残る一端は突設されて嘴状の係止部として構成され、筐体の両側板の上部に渡設されたストッパに係止されるように構成されている押え部を有し、
搬送部の搬送手段と押え部の押え車を回転させるための動力を供給する動力源が同一の第1動力源であり、切削部のドラムを回転させるための動力を供給する動力源は第1動力源とは別の第2動力源を用いることを特徴とする、
おが粉製造装置。
<構成2>
押え部に、竹材の滑りを押えるための竹材用押え車を有し、該竹材用押え車は円筒形状の本体に複数の先端が尖ったピンが植設されているものであり、竹材用押え車が、上記第1動力源、第2動力源とは別の第3動力源によって回転させられ、
竹材用押え車の軸は枠構造をなす支板に嵌めこまれ、該支板の天板に上記第3動力源が載置固定されており、竹材用押え車の揺動に連動して支板が揺動し、第3動力源も揺動するように構成されている、
ことを特徴とする構成1に記載のおが粉製造装置。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、下記に示す解決手段を提供するものである。
<解決手段1>
原材を装置内部に搬送する搬送部と、搬送される原材を押圧する押え部と、原材を切削しておが粉を製造する切削部と、製造されたおが粉を搬出する搬出部と、主要部分を格納する筐体と、基台から成り、
押え部にては原材に当接する部分が原材搬送方向に回転し、且つ上下に揺動することのできる押え車が設けられ、
切削部にては回転するドラムの胴部に回転軸と平行に複数の凹部が刻切されていて、夫々の凹部に胴部の軸方向の長さより短い延長を有する切削刃が、ドラムの胴部表面より刃先を1〜5ミリメートルの範囲内にて突出させた状態にて固着されており、
切削刃には2〜10ミリメートルの範囲内の間隔をもって切削刃の長手方向に直交する溝が複数条刻切されており、
夫々の切削刃は上記凹部に固着され、上記凹部の底部と切削刃の端部との間には、上記凹部の底部と切削刃の端部との距離を調節することのできる空間が設けられており、
切削刃は、刻切された溝がドラムの円周方向の同一円周上に揃わないように、隣接する切削刃どうしの溝をずらせて固着されており、
筐体の両側板に渡設された回転軸が駆動源より伝達される動力によって回転し、該回転軸に小歯車が固着され、該回転軸に略三角形状の支板の一端が枢着され、支板のもう一端に、回転軸に固着された歯車に噛合する大歯車である押え車が枢着され、支板の残る一端は突設されて嘴状の係止部として構成され、筐体の両側板の上部に渡設されたストッパに係止されるように構成されている押え部を有し、
搬送部の搬送手段と押え部の押え車を回転させるための動力を供給する動力源が同一の第1動力源であり、切削部のドラムを回転させるための動力を供給する動力源は第1動力源とは別の第2動力源を用いることを特徴とする、
おが粉製造装置。
<解決手段2>
押え部に、竹材の滑りを押えるための竹材用押え車を有し、該竹材用押え車は円筒形状の本体に複数の先端が尖ったピンが植設されているものであり、竹材用押え車が、上記第1動力源、第2動力源とは別の第3動力源によって回転させられ、
竹材用押え車の軸は枠構造をなす支板に嵌めこまれ、該支板の天板に上記第3動力源が載置固定されており、竹材用押え車の揺動に連動して支板が揺動し、第3動力源も揺動するように構成されている、
ことを特徴とする解決手段1に記載のおが粉製造装置。
本発明の解決手段の発明によれば、筐体の両側板に渡設された回転軸が駆動源より伝達される動力によって回転し、該回転軸に小歯車が固着され、該回転軸に略三角形状の支板の一端が枢着され、支板のもう一端に、回転軸に固着された歯車に噛合する大歯車である押え車が枢着され、支板の残る一端は突設されて嘴状の係止部として構成され、筐体の両側版の上部に渡設されたストッパに係止されるように構成されている押え部を有するので、大歯車で重量のある押え車にて原材を押さえこむことができ、押え車が原材の形状に沿って上下動すると自由端である支板の一端も上下動を行い、押え車が跳ね上げられる等によって該上下動が一定限度を越えるとこの支板の一端がストッパに係止されてそれ以上の動きができなくなるので、押え車が回動しすぎて原材から外れてしまうようなことがなく、押え車は常に原材を押さえる役割を果たすことができる。また下方への動きに際しても、原材がない状態にて押え車は一定以下には下がらないようにストッパにて動きを制限されるので、押え車が搬送部に衝突する危険も回避される。
本発明の解決手段の発明によれば、搬送部の搬送手段と押え部の押え車を回転させるための動力を供給する動力源が同一なので、押え車は搬送手段の運動と連動して回転させられることとなり、搬送が円滑に行われる。また、搬送部の運動が停止された瞬間に押え車の回転も停止されるので、押え車の空転が避けられる
本発明の解決手段の発明によれば、切削部のドラムを回転させるための動力を供給する動力源は別の第2動力源を用いるので、第2動力源は切削部のドラムを回転させるためにすべての動力を集中できる。
本発明の解決手段の発明によれば、押え部に、竹材の滑りを押えるための竹材用押え車を有し、該竹材用押え車は円筒形状の本体に複数の先端が尖ったピンが植設されているので、従来のおが粉製造装置の搬送部の構成では搬送が困難であった竹材においても、複数の先端が尖ったピンが竹材に食いこんで確実に搬送することができる。
本発明の解決手段の発明によれば、竹材用押え車が、上記第1動力源、第2動力源とは別の第3動力源によって回転させられるので、竹材の押さえと搬送に充分な動力を供給することが可能である。
本発明の解決手段の発明によれば、竹材用押え車の軸は枠構造をなす支板に嵌めこまれ、該支板の天板に上記第3動力源が載置固定されており、竹材用押え車の揺動に連動して支板が揺動し、第3動力源も揺動するように構成されているので、枠状の支板の重さ、さらに天板に載上されたモータの重さが加わり、かなりの負荷が竹材である原材にかかることになるので、この点からも竹材である原材の跳ね上がりを強力に押圧することができる
現在、わが国の森林においては、人手不足から竹林によって侵食されてしまったところも多いが、このような場所においては、本発明のおが粉製造装置によって竹林の管理が容易になるとともに、切り出した竹を竹のおが粉として利用できることになるから、竹林資源の有効利用及び竹林管理に大いに益するものである。

Claims (7)

  1. 原材を装置内部に搬送する搬送部と、搬送される原材を押圧する押え部と、原材を切削しておが粉を製造する切削部と、製造されたおが粉を搬出する搬出部と、主要部分を格納する筐体と、基台から成り、
    押え部にては原材に当接する部分が原材搬送方向に回転し、且つ上下に揺動することのできる押え車が設けられ、
    切削部にては回転するドラムの胴部に回転軸と平行に複数の凹部が刻切されていて、夫々の凹部に胴部の軸方向の長さより短い延長を有する切削刃が、ドラムの胴部表面より刃先を1〜5ミリメートルの範囲内にて突出させた状態にて固着されており、
    切削刃には2〜10ミリメートルの範囲内の間隔をもって切削刃の長手方向に直交する溝が複数条刻切されており、
    夫々の切削刃は上記凹部に固着され、上記凹部の底部と切削刃の端部との間には、上記凹部の底部と切削刃の端部との距離を調節することのできる空間が設けられており、
    切削刃は、刻切された溝がドラムの円周方向の同一円周上に揃わないように、隣接する切削刃どうしの溝をずらせて固着されていることを特徴とする、
    おが粉製造装置。
  2. 筐体の両側板に渡設された回転軸が駆動源より伝達される動力によって回転し、該回転軸に小歯車が固着され、該回転軸に略三角形状の支板の一端が枢着され、支板のもう一端に、回転軸に固着された歯車に噛合する大歯車である押え車が枢着され、支板の残る一端は筐体の両側版の上部に渡設されたストッパに係止されるように構成されている押え部を有することを特徴とする請求項1に記載のおが粉製造装置。
  3. 搬送部のコンベア方式の搬送手段が筐体下部に渡設された2本の回転軸に固着されたスプロケットに巻回された複数条のチェーンから成るチェーンコンベアであることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載のおが粉製造装置。
  4. 切削部のドラムが動力源から伝達される動力を回転軸に装着されたスプロケットによって受ける構成であり、該スプロケットを、ドラムの直径より小なる様々なサイズのスプロケットに交換可能な構成であることを特徴とする請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3に記載のおが粉製造装置。
  5. 搬送部の搬送手段と押え部の押え車を回転させるための動力を供給する動力源が同一の第1動力源であり、切削部のドラムを回転させるための動力を供給する動力源は第1動力源とは別の第2動力源を用いることを特徴とする請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3あるいは請求項4に記載のおが粉製造装置。
  6. 押え部に、竹材の滑りを押えるための竹材用押え車を有し、該竹材用押え車は円筒形状の本体に複数の先端が尖ったピンが植設されているものであることを特徴とする請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3あるいは請求項4あるいは請求項5に記載のおが粉製造装置。
  7. 竹材用押え車が、上記第1動力源、第2動力源とは別の第3動力源によって回転させられることを特徴とする請求項6に記載のおが粉製造装置。
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