JPH10504769A - 木毛切断用ナイフ組立体及び装置 - Google Patents

木毛切断用ナイフ組立体及び装置

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JPH10504769A JP8501628A JP50162896A JPH10504769A JP H10504769 A JPH10504769 A JP H10504769A JP 8501628 A JP8501628 A JP 8501628A JP 50162896 A JP50162896 A JP 50162896A JP H10504769 A JPH10504769 A JP H10504769A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、チップ面と、クリアランス面、及び、両方の面が交わる切断刃を含んだ、木毛切断用のナイフ組立体に関する。ナイフ組立体は、切断刃に対して垂直に延び、切断刃と実質的に一致する端部、及び、該端部に接続し、該端部へ向けて上昇する案内面においてチップ面に接続する案内リブを備えることを特徴とする。案内リブを、ナイフと一体に構成することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】 木毛切断用ナイフ組立体及び装置 本発明は、チップ面と、クリアランス面と、両方の面が交わる切断縁よりなる 、木毛を切断するためのナイフ組立体に係る。 梱包の目的や、とりわけ絶縁セメント結合建築板用の基材としての木毛(薄片 またはその様な物も含む)は、主にキャリッジ平削り機を使用して切断される。 木毛製造のため、一般的に、製材所の無駄となった材料や、繊維が真直ぐでない 2級の丸太を使ったり、木に節が多いなどの理由で実際には望ましくは1つの平 削りナイフが使用される。この場合、木はキャリッジ平削り機のコンベア上の傾 斜位置に、手作業で締めつけ、切断動作の間、平削りナイフは平均的に木の繊維 に“添う”よりも、ファイバーに“対する”ように切断する。 木毛の幅を決定するには、いくつかの手段がある。プレーニングナイフの先端 に研いだり、取り替えることが可能な幅ナイフ(いわゆるスパース)を付けるこ とが可能である。しかし、研ぐことができる幅ナイフには弱点がある。その弱点 とは、使用後ナイフは集められ、分類され、個々に研がれ、再び束にして、非常 に注意深くプレーニング機に収められなければならないことである。この労力と 精密なセッティングは非常に複雑な仕事となる。このため、解決策もある。すな わち予め加工され、束となった、研がれていない、小さい薄い幅ナイフを、1回 の使い捨てとして用いることである。しかし、この方法の欠点は価格であり、さ らにはこれらの小さい幅ナイフは傷ついたり、壊れたりしやすい。ナイフの交替 のため木毛製造作業を一時中断せざるをえない。さらに木材ブロックと平削りナ イフの相対的なセッティングが問題となる。幅ナイフが平削りナイフ上に突出し すぎていると、木毛に多量の埃を発生する。これは、 幅ナイフ前方へ移動する際と、後方へ移動する際とで常に正確にコンベアプレー ニング機の同じ経路をたどるというわけではないという理由と、回転平削り機の 次の平削りナイフの前方に取り付けられた幅ナイフと全く同じ位置の溝を切断し ないという理由により発生する。この弱点は、木及び/又はキャリッジの横断動 作によって増加する。 全てのタイプの幅ナイフには各々短所はある。細い木毛を平削りする際、幅ナ イフの間隔が狭くなるため、それにより木毛ファイバーが絡まり、ナイフの隙間 をふさいでしまい、故障を生じてしまうのである。その結果、幅ナイフを清掃す るため、切断作業を中止しなければならなくなる。このため、幅ナイフで梱包用 、または美的品質に優れたセメント結合天井パネル用の細い木毛を切断すること は、不可能となる。 上記観点より、木毛ファイバーの幅を決定するための他の可能性が開発されて いる。この新しい可能性とは、米国特許第2,576,190号に記載されてい る、いわゆるくし型またはプロファイルナイフである。しかし、このプロファイ ルナイフの弱点は、ひびが入っていたり、節や不規則に繊維が広がっていたりす る2級品の木には殆ど使用できないということである。平削りの際に形成された 木のうねは、次の切断刃が同じ位置で木毛の2回目の切断を行う前に、壊れてし まう。これらプロファイルナイフの歯の先端によって切られた木片は、制御され ることなく不規則に広がったファイバーに追従することが多く、大きな木片が木 材ブロックから壊れ落ちてしまう。さらに裂片や、細い木毛の場合には繊維がプ ロファイルナイフ間の深い溝に締め付けられ、時として、高く小さいプロファイ ルナイフの歯は、硬い木の節によって壊れてしまうことがある。 他の可能性として欧州特許第19,614号に示されている通り、プロファイ ルナイフとフラットナイフを前後に設置することがある。この場合例えば、4m m幅の歯と4mm幅の凹部とが交互に設けら れたフラットナイフが、4mm幅の木毛ファイバーを切断するために使用されま す。この組合せを用いることにより、ナイフの先端を使用した両方のナイフで切 断作業が行われ、プロファイルナイフがスムースナイフよりも少し高い位置に設 置されることで、プロファイルナイフによって、木片に溝を作りながら木毛が切 断される。これらの溝は、木毛の希望する厚さよりも深く刻まれる。次にフラッ トナイフを使用してこのように形成された波状から続く木毛ファイバーが希望す る厚さに切断される。一方、プロファイルナイフによって木材ブロックに削り込 まれた溝は、一部そのまま残る。 上記文献に記されているプロファイルナイフとスムースナイフの前後位置設置 においては、利点がある。それは、木がわずかに傾斜するように固定され、両方 のナイフが平均して繊維に「切り込む」ということである。しかし、重要な弱点 は、節や乱れた方向の繊維を有する2級品の木では、2つのナイフが不規則的な 厚さの繊維を切断し、しばしば一定の厚さと幅の木毛繊維の代わりに、ブロック から薄片を切断してしまうことを防止できない点である。これらの好ましくない 現象は、製造される木毛繊維が細くなければならない場合に、しばしば発生し、 一定の形をした非常に細かい木毛を切断するのは、完全に不可能となる。 一般に言われているプロファイルナイフの使用にあたっての重要な弱点は、製 造された木毛のへりが、切り離される代わりにプロファイルナイフによって作ら れた溝から裂かれる点にある。この結果、木毛繊維のこれらのへりの部分にひだ やささくれが形成される。これらのひだやささくれは更に分離し易く、多くの木 粉を作り出してしまう。従って、次の段階で(例えばスムースナイフを使用して )残ったうねりから木毛繊維の切断を行っても、平滑に切断されりヘリを得るこ とはできない。 前述のとおり、木毛の幅は、プロファイルナイフの、歯の先端に位置する木の 例えば乾燥によるひび、節、木繊維などの状況によっ て変化する。従って、繊維の幅は制御できず、一定にはならない。 前述の問題点は、薄片、裂片、とげ、木粉などが許されない梱包用や、装飾用 天井板などでの使用のような、木毛が細くなければならない場合や、木の質が低 い場合に、より重大となる。 前述により、現時点の技術において、最善の形をした一定の木毛を製造する事 は、不可能であると結論せざるをえない。 本発明の目的は、この解決策を見つけだすことにある。 本発明に係るナイフ組立体は、切断刃に対して垂直に延び、切断刃と実質的に 一致する端部、及び、該端部に接続し、該端部へ向けて上昇する案内面において チップ面に接続する案内リブを備えることを特徴とする。 驚いたことに、そのようなナイフ組立体を採用することにより、木毛はへりが 裂けることなく、ブロックから完全に切り離されることができる。ナイフ組立体 はプロファイルナイフと比較できる。プロファイルナイフの歯は傾斜しているた め木に食い込むことがなく、しかし、上向きの案内面を定め、チップ面側面の歯 の間に溝が画成され、その溝の端部はクリアランス面まで伸び、そこに切断刃が 定められている。木の弾性により、案内面が木を支持するにもかかわらず、切断 刃部が木に食い込むことがある。傾斜した歯(案内面)が、ブロックの側部の支 持として機能し、好適な方法での支持及び保持を行いながら、歯の間に位置する 切断刃部はブロックから木毛を切り出す。歯(又は案内リブ)の側面の後方部分 が、へりの位置で木毛の切り離しを行う。これにより、全てのへりが切断された 木毛繊維が生成される。 本発明に係るナイフ組立体自体を、案内リブが位置しているチップ面上のスム ースナイフとみなすこともできる。案内リブ間のチップ面部分は、繊維除去面と して機能し続け、クリアランス面との接合部に、加工すべき材料ブロックから木 毛を切断する全ての切断刃を定めている。 案内リブを、ナイフと一体に形成することもできる。しかし、案内リブを別の 機械部品とし、ナイフのチップ面に対して押圧することもできる。ナイフ組立体 の最終動作において、これが違いをもたらすことはない。 本発明に係るナイフ組立体の好ましい実施例によれば、ナイフの切断刃と案内 リブの先端とが事実上一致している。これは、案内リブ間の切断刃部が案内面の 端部と同じ高さであることを意味している。かかる事実にもかかわらず、前記端 部が切断刃部より高く位置している場合であっても、これら切断刃の部分は木毛 繊維生成の切断処理を行うことが可能なのは、前述の通り、加工される木材の弾 性によるものである。 さらに案内リブは、繊維へと切削される木材ブロックのための追い込みガイド と係合し、案内面をもつそのガイドが、案内リブの案内面に実質的に接すること が好ましい。これにより、非常に乱れた繊維を有していたり、乾燥による大きな ひびが入っていたりしても、木の薄片が裂かれることがないことが保証される。 なぜならば、上向きに傾斜する案内リブの案内面がランアップガイドの案内面の 間に隠されているからである。この点に関して、案内リブの最先端の案内面がラ ンアップガイドの案内面より低く設置されることに留意する必要がある。 さらに本発明に係るナイフ組立体は、案内リブの間のナイフの切断刃から離間 した部位においてチップ面と係合する補助手段を備えることを特徴とする。この 補助手段を使用することにより、製造された木毛繊維は案内リブ間の溝から取り 除かれ、そして/または、単純にカールされる。この補助手段は、くし型ナイフ の歯を意味している。 さらに本発明は、本発明に係るナイフ組立体を備える木毛製造装置に関する。 この装置は往復運動キャリッジと、該キャリッジに対向して位置する2つのナイ フ組立体を特徴とし、前記絹立体の案内 リブは、互いに交互にずらして配列される。その他、ディスク、ローラー、コー ンなどの回転可能ナイフ支持体を特徴とする装置も可能である。これらの装置に おいて、連続するナイフ組立体の案内リブは径方向に交互に配列されている。 以下、本発明に係るナイフ組立体の実施例について説明する。 図1は本発明に係るナイフ組立体の第1の実施例の斜視図であり; 図2は図1のナイフ組立体の側面図であり; 図3は本発明に係るナイフ組立体の第2の実施例の斜視図であり; 図4は図3のナイフ組立体の側面図であり; 図5〜図8は本発明に係るナイフ組立体の種々の変形例の正面図であり; 図9は本発明に係るナイフ組立体を備える装置の詳細を示す図であり; 図10は図9に対応するもう1つの実施例を示す図であり; 図11は本発明に係る2つのナイフ組立体を備える、別の装置を示す図であり ; 図12は補助手段を備えるナイフ組立体を示す図である。 図1に斜視図で示すナイフ組立体は、チップ面1と、クリアランス面2(裏側 に位置し図示されていない)と、両方の面の交わった部分に生じた切断刃3を有 するナイフを主に備える。案内リブ4はチップ面1上を切断刃に垂直に延び端部 5で、切断刃3と一致している。そして案内面6は夫々、端部5に接続されてい る。 図2は、図1のナイフ組立体の側面図であり、すべての部分が明瞭に示されて いる。図2の点線は、(右から来る)加工される木材ブロックのナイフ組立体に 対する相対移動方向を示している。この方向から、クリアランス面2は、この方 向のクリアランス角度を有し、その一方、案内面6はこの方向で反対向きの角度 を備えており、 案内リブ4の端部5へと上がっていくことが明瞭にわかる。 規格化されたプロファイルナイフ(またはくし型ナイフ)とは対照的に、図1 に示すナイフ組立体は、案内リブ4の間の切断刃3の部分で切断を行う。この場 合、案内リブ4(プロファイルナイフの歯に対応する)の案内面6は、切断を行 わない。しかし、切断刃3が切断を行う場所の両側で、到来する木材ブロックの 案内を行う。切断刃3が、これに接している案内面6の端部5と実質的には同じ 高さであるにもかかわらず、これらの切断刃の部分は、木材ブロックから規則正 しい木毛繊維を切り出す。案内面6と、端部5(案内面6とクリアランス面2と の遷移部を示す)が、木材ブロックの支持を行うため、木の制御されない望まし くない離脱が生ずることはない。案内リブ4の間に画成された溝7は、生成され た木毛繊維を排出させる。 本発明に係るナイフ組立体の動作は木の弾性に基づいており、案内面6におい て木が圧縮される一方、木の中間の部分は端部5の間の切断刃3とかみ合う。ナ イフ組立体の各部分が、共同することにより、ひだやささくれのない規則的な木 毛繊維が生成される。これら木毛繊維の深さは、端部5の切断刃3によって切断 される。一方、木毛の幅は、案内面6の側部8の後方部によって切断される。乾 燥によるひび、節、または不規則に伸びる繊維は、生成される木毛の形に全く影 響を及ぼさない。 本発明に係るナイフ組立体の、他の実施例が図3と図4に描かれている。図1 の案内リブ4は、チップ面1上に位置しているが、図3においては、チップ面1 0はスムースナイフから始まるように設けらた溝9により画成されている。図2 と図4の比較によってもこれらの違いは明確である。すなわち、図2では、チッ プ面1はナイフの主面11と一致しているのに対し、図4では、主面11にリブ 4が位置しているため、チップ面10は主面11と一致していない。 図示されたナイフ組立体は、それ自体公知のくし型ナイフまたは プロファイルナイフの先端を適当な角度に研ぎ、その後、歯の間に溝7又は9を 形成することにより得ることもできる。 両実施例において、チップ面1又は10は、夫々案内リブ4の面と平行に延び ているため、図示されたナイフ組立体を非常に良好に研ぐことができる。 図1及び図3の実施例によれば、案内リブ4は、ナイフと一体に形成されてい る。しかし、案内リブを他の機械部品として構成し、ナイフに対して所望の位置 に設置することもできる。 図示する実施例において、案内面6が端部5において、切断刃3に正確に接し ている。しかしこれは特に必要ではなく、木に弾性があるため、切断刃3が端部 5より低くなってもよい。 さらに、案内面6がクリアランス面2に除々に合流するように、端部5が丸み を付けたり、中間面を形成することもできる。 案内リブ4の形状に関して、いくつかの可能性が存在する。図5は、図1と図 3に示す形状のナイフ組立体の正面図を示す。案内リブ4は直角断面を有してい る。しかし、図6のように、案内リブ4の側部8が、円の弧を描くように切断刃 3に合流するような形状も可能である。側部8を傾斜させ、案内リブ4の断面を 台形とし(図7)、または側部8と切断刃3との間の遷移を傾斜した直線とする (図8)こともできる。もちろん、これらの組合せも可能である。さらに、溝7 又は9の各々の幅は、案内リブ4の幅と等しくなければならないわけではなく、 異なっていてもよいが、好ましくは、溝の幅は案内リブの幅よりも大きい。異な った種類の木材を加工する場合、その都度案内リブの最適な形状を決定する必要 がある。とりわけ、予想される切断抵抗力及び、それぞれの種類の木の硬さと弾 性に依存する。 溝の適切な形状を選択することにより、鈍角または弓型を有する蜂の巣状の木 毛を切断することが可能となる。これにより、ひだや埃の発生が更に減少される 。特に、本発明に係るナイフ組立体は細 かい梱包用木毛や、オープン表面構造を有する例えば音響用の高品質セメント結 合天井パネルの製造に特に適している。 本発明に係るナイフ組立体を、1つの方向で切断処理を行う平削り機に用いる ならば、複数のナイフ組立体を連続的に設けることが可能であり、この場合案内 リブは互いにオフセットされていることが必要である。ナイフ組立体を通過した 後、加工される材料ブロックの上部に残った半分高いうねは、後に続くナイフ組 立体により削り取られ、この際、半分高いうねが新たに生成される。このように して、木材ブロックは連続的に切り分けられる。同じことが回転ディスクを備え る平削り装置においても生ずる。この場合、連続するナイフ組立体の案内リブの 径方向の位置もオフセットされている。かかる装置においては、一般的に偶数の ナイフ組立体が使用される。 図9は、平削り機の一実施例を示す。本実施例において、本発明に係るナイフ 組立体が適用されている。ナイフ組立体に対応するランアップガイドにその先端 が当接する案内リブ4が、機械部分13に取り付けられているのがわかる。図示 された機械部分は、往復運動コンベアまたは回転ディスクである。本実施例にお いて、案内面6はランアップガイド12の案内面14に接している。案内リブ4 の案内面6の傾斜は、案内面14の傾斜よりも大きく描かれている。しかし、こ れは特に必要なことではない。最も適切な傾斜角度は、とりわけ木の種類によっ て変化する。 ランアップガイド12に接する端部を有する案内面6を、ランアップガイド1 2の案内面14の少し下に配置することもできる。どちらの場合も、ランアップ ガイド12は、ナイフ組立体が、一般的なプロファイルナイフで起こりうるよう に、材料ブロックから大きな木片を引き裂くことを防止する。 図10は、本発明に係るナイフ組立体の一実施例を示す。本実施例において、 案内リブ4’は、ランアップガイド12’の一部となっている。本実施例の図9 に示す実施例との違いは、案内リブが ナイフの一部になっておらず、ランアップガイドに接続されていることである。 その結果、簡単に研ぐことが可能な(平面状の)フラットナイフを用いることが できる。ランアップガイドの溝部分も研ぐことができる。しかし、夫々が所望の 形状を有する溝を設けることは不可能である。従って、案内リブの側部を、円弧 、または鈍角を通じてナイフの切断ラインに合流させることはできない。 図11には対向して配置された2つのナイフ組立体を備える、往復運動平削り 装置の一実施例が示されている。両方のナイフ組立体の間に、ナイフを支持し、 図9に示すランアップガイド12の動作に対応して、ナイフ組立体の両方向への 動作を可能とする案内ストリップ15が設けられている。もちろん本実施例にお いても両方のナイフ組立体は一方の溝が他方の案内リブと対向するように互いに オフセットされている。案内ストリップは、ナイフ組立体と案内ストリップがお 互いを支持するように、溝を備える歯の先端を囲んでもよい。最後に、図12は 案内リブ4の間に、ナイフの切断刃3から一定距離をおいて補助手段を設けるこ とができることを示している。この場合、補助手段は、その歯が案内リブ4の間 の溝の中に係合する、くし型ナイフよりなる。かかるくし型ナイフを使用するこ とにより、溝が詰まることが防止される。これは、特に、異なった弾性をもつ木 や、水分を多く含む木や、または樹脂のような一定の化学(例えば粘着)物質を 扱う場合に重要となる。更に他くし型ナイフ16の設置位置及び形状によっては 、製造される木毛にカールを付加することができる。 本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、請求項によって定義され た範囲の中で、広く変更することができる。 本発明に係るナイフ組立体は、「フレークボード」に使用される、短く、幅の 広いいわゆる「フレーク」を切断するのに用いることもできる。この場合、一般 には、ナイフは繊維を横切るようにして動き、また、ナイフは例えば広いローラ ーまたはコーンに固定されて いる。一方、繊維を備える木材はローラーの軸と平行に設置され、径方向に供給 される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ, VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. チップ面と、クリアランス面と、前記2つの面の交線により定義される切 断刃とを有するナイフを備える木毛切断用ナイフ組立体であって、 前記切断刃に対して垂直に延び、前記切断刃と実質的に一致する端部、及び、 該端部に接続し、該端部へ向けて上昇する案内面において前記チップ面に接続す る案内リブを備えることを特徴とするナイフ組立体。 2. 前記案内リブは前記ナイフと一体に構成されたことを特徴とする請求項1 記載のナイフ組立体。 3. 前記案内リブの前記端部は実質的に前記ナイフの前記切断刃と一致するこ とを特徴とする請求項1又は2記載のナイフ組立体。 4. 前記案内面は丸められた面又は中間面によって前記ナイフの前記クリアラ ンス面に接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のうち何れか1項記載 のナイフ組立体。 5. 前記案内リブの前記案内面の幅は前記案内リブ間の距離に比して小さいこ とを特徴とする請求項1乃至4のうち何れか1項記載のナイフ組立体。 6. 前記案内面の前記切断刃とは反対側の端部での幅は前記切断刃側の端部で の幅に比して小さいことを特徴とする請求項1乃至5のうち何れか1項記載のナ イフ組立体。 7. 前記案内面の側方エッジは湾曲した又は屈曲したエッジに よって前記切断刃に接続されていることを特徴とする請求項1乃至6のうち何れ か1項記載のナイフ組立体。 8. 前記案内リブは繊維へと切削される木材ブロック用のランアップガイドと 係合し、該ガイドは前記案内リブの案内面と実質的に接続する案内面を有するこ とを特徴とする請求項1乃至7のうち何れか1項記載のナイフ組立体。 9. 前記案内リブの前記案内面は前記ランアップガイドの前記案内面より僅か に下方に配置されたことを特徴とする請求項8記載のナイフ組立体。 10. 前記案内リブの間の前記ナイフの前記切断刃から離間した部位において 前記チップ面と係合する補助手段を備えることを特徴とする請求項1乃至9のう ち何れか1項記載のナイフ組立体。 11. 前記補助手段は櫛ナイフの刃を備えることを特徴とする請求項10記載 のナイフ組立体。 12. 請求項1乃至11記載のナイフ組立体を備える木毛製造装置。 13. 往復運動キャリッジと、該キャリッジの両側に配置された2つの前記ナ イフ組立体を備え、該組立体の前記案内リブは交互にずらして配置されたことを 特徴とする請求項12記載の装置。 14. 前記ナイフ組立体の間に前記案内リブに接続する案内ストリップを備え ることを特徴とする請求項13記載の装置。 15. 内部に配置された複数のナイフ組立体を有するディスク、ローラ、ある いはコーン等の回転可能なナイフ支持体を備え、連続するナイフ組立体の前記案 内リブは径方向に交互にずらして配置されていることを特徴とする請求項12記 載の装置。 16. 請求項12乃至15のうち何れか1項記載の装置により製造された木毛 。
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