JP2010029776A - 破砕機 - Google Patents

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Abstract

【課題】枝葉が付いた竹材をそのままコンベヤによって確実に破砕部に送り込むことができる破砕機を提供する。
【解決手段】破砕機(A)は竹材または木材を破砕することができるものであって、車台部(1)、竹材または木材を破砕する破砕部(3)、竹材または木材を破砕部(3)へ搬送する材搬送部(2)及び破砕部(3)で破砕したものを外部へ排出する排出部(4)を備えている。材搬送部(2)は破砕部(3)へ通じる搬送コンベヤ(20)を備え、搬送コンベヤ(20)の後方または材搬送部(2)の行程途中には、回転軌跡の上端が搬送コンベヤ(20)の送り面より高くなった送りローター(21)を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は破砕機に関するものである。更に詳しくは、竹材や木材等、長尺な被破砕材を破砕することができ、特に枝葉が付いた竹材をそのままコンベヤによって確実に破砕部に送り込むことができる等、竹材の特性を加味した機能性を有し、竹材を破砕するのに好適な破砕機に関する。
竹は、各種小物や細工物等をつくる材料としての実用性と共に、竹が形づくる竹林の独特の景観が古来より好まれ親しまれてきた。また、よく管理された竹林は、防風や耐震等において優れた防災効果を上げてきたが、近年においては外国産の安い筍や竹材が輸入されるようになってきたことに伴い、竹林の経済性が薄れ、地主の高齢化もあって、放置される竹林が増えてきている。
竹は旺盛な繁殖力を持っているため、竹林においては間引き等の十分な管理がされないと、ごく短期間で手に負えないほど密生してしまうので、定期的に竹の間引きを行い、あわせて間引きされた竹を効率的に処分する必要がある。このような竹の処分には、竹を破砕しチップ化する破砕機が使用されている。竹を破砕することができる破砕機の一例を次に示す。
特許文献1に記載の破砕装置は、長尺材である竹をその長手方向に搬入する搬入コンベア、この搬入コンベアの搬出側に設けられたワーク押さえ機、ワークを切断する装置及びワークの長手方向と同じ方向に軸心を有する一軸破砕機を備えた構造を有しており、竹材の破砕時における騒音を低減し、破砕刃の摩耗による刃物交換や一定時間毎の頻繁な刃先研磨調整の頻度を低くすることができるというものである。
特開2002−66367
しかしながら、前記従来の破砕装置には次のような課題があった。
破砕装置は、竹材をベルトコンベヤ(搬入コンベア)でワーク押さえ機へ送り込む構造であるが、竹材の主軸(竿)には撓み性が強い枝葉が張り出して付いており、それらによる密着性の悪さと反発力が邪魔をしてしまうので、ベルトコンベヤで竹材を効率よく送ることは実際上困難である。
また、破砕装置は竹材を破砕するための専用機であり、ワーク押さえ機やワーク切断機等の構造上、間伐材や街路樹の剪定材等の木材の破砕を行うことは難しい。
さらに、破砕装置においては、騒音を押さえるために小型で低速回転型の一軸破砕機を採用している。このため、騒音はある程度押さえられても破砕能力が十分とはいえず、効率のよい破砕処理を行うことはできなかった。
(本発明の目的)
本発明の目的は、枝葉が付いた竹材をそのままコンベヤによって確実に破砕部に送り込むことができる破砕機を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、前記目的に加え、竹材以外にも間伐材や街路樹の剪定材等の木材の破砕を行うことができる破砕機を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、前記各目的に加え、破砕能力を十分に確保するために、破砕ローターを高速回転型とし、かつ破砕ローターで高速で回転させ破砕しても刃板保持部の変形が起こらず、耐久性にすぐれた破砕機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
(1)本発明は、竹材または木材を破砕することができる破砕機であって、
車台部と、
竹材または木材を破砕する破砕部と、
竹材または木材を破砕部へ搬入する材搬入部と、
破砕部で破砕したものを外部へ排出する排出部と、
を備えており、
前記材搬入部は破砕部へ通じる搬入コンベヤを備え、搬入コンベヤの後方または材搬入部の行程途中には、回転軌跡の上端が搬入コンベヤの送り面より高くなった送りローターを備えている、
破砕機である。
(2)本発明は、送りローターが回転軸を有し、回転軸にはその軸線方向に沿って、外周部に爪部を有する所要数の爪車が回転軸と一体的に回転できるように設けられているのが好ましい。
(3)本発明は、破砕部が、搬入コンベヤにより搬入されてきた竹材または木材を食い込む送り装置と、送り装置により食い込まれて送られる竹材または木材を破砕する破砕ローターを備えており、送り装置の竹材または木材を食い込む強さを、竹材を割り潰して送ることができる強さと、木材を保持して送ることができる強さの二段階に調節する調節手段を備えているのが好ましい。
(4)本発明は、破砕部が、搬入コンベヤにより搬入されてきた竹材または木材を食い込む送り装置と、送り装置により食い込まれて送られる竹材または木材を破砕する破砕ローターを備えており、破砕ローターは、その外周部に設けられた刃台部材と、刃台部材より回転方向後部側に設けられた締付部材を備え、刃部材は刃台部材と締付部材の間に締め付け固定されているのが好ましい。
(5)本発明は、エンジンを内蔵したエンジンルームを有し、エンジンルーム内の空気をラジエターを通るようにファンで外部へ排出することにより空気流をつくりエンジンを冷却するようにしてあり、空気取り入れ口は、粉塵が発生する材搬入部及び破砕部から離れたエンジンルーム上部に設けられているのが好ましい。
(作用)
本発明に係る破砕機の作用を説明する。なお、ここでは、説明で使用する各構成要件に、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与するが、この符号は、特許請求の範囲の各請求項に記載した符号と同様に、あくまで内容の理解を容易にするためであって、各構成要件の意味を上記各部に限定するものではない。
破砕機で竹材の破砕を行う場合、竹材を材搬入部(2)の搬入コンベヤ(20)によって破砕部(3)へ搬入する。
竹材の主軸(竿)には撓み性が強い枝葉が張り出して付いており、単に搬入コンベヤ(20)だけによる搬送では、枝葉による密着性の悪さと反発力が邪魔をしてしまうため掛かりが悪く効率よく搬送することができないが、送りローター(21)は回転軌跡の上端が搬入コンベヤ(20)の送り面より高くなっているので竹材の各部に掛かりやすく、搬入コンベヤ(20)と送りローター(21)の相乗作用によって、竹材を破砕部(3)へ効率よく送ることができる。
送り装置(34)の竹材または木材を食い込む強さを二段階に調節する調節手段を備えた破砕機は、竹材を破砕する場合は、調節手段を竹材用に設定することにより、搬入コンベヤ(20)によって搬入されてきた竹材を割り潰して破砕ローター(35)へ送ることができる。
このように、破砕ローター(35)で破砕される前に送り装置(34)で割り潰されていることにより、チップ化を効率よく行うことができる。また、竹材は撓る力が強く、仮に潰れないで強い撓み性または弾性を保ったまま挟まれた状態で、先端に破砕ローター(3)による強い力が作用すると、材搬入コンベヤ(20)上の竹材が暴れて作業者に危険が及ぶおそれがある。しかし、竹材を割り潰して噛み込んだ部分の撓み性等を弱めることによって、前記危険は回避できる。
また、木材を破砕する場合は、調節手段を木材用に設定することにより、搬入コンベヤ(20)によって搬入されてきた木材を、例えば木材に対する押圧力を木材の送り込みに支障のない範囲で維持し、送り装置(34)の押圧部を木材の形状に沿うように動かしながら噛み込んでしまうことなく破砕ローター(35)へ送ることができる。
このように、破砕機は調節手段の設定によって、竹材または木材の何れの破砕作業も好適に行うことができる。
破砕ローター(35)が、その外周部に設けられた刃台部材(355)と、刃台部材(355)より回転方向後部側に設けられた締付部材(357)を備え、刃部材(359)は刃台部材(355)と締付部材(357)の間に締め付け固定されているものは、刃部材(359)が刃台部材(355)に固定されているので、破砕ローターを高速回転型として破砕能力を十分に確保することができる。すなわち、破砕ローターを高速で回転させ竹材等を破砕しても、刃部材(359)を保持している部分がめくれたりする等の変形が起こらず、耐久性にすぐれているため、高速回転による破砕が可能である。
また、エンジン(110)を内蔵したエンジンルーム(11)を有し、空気取り入れ口(113)が、粉塵が発生する材搬入部(2)及び破砕部(3)から離れたエンジンルーム(11)上部に設けられている破砕機は、粉塵を吸い込む量を少なくすることができ、これによりラジエター(111)の目詰まりが起こりにくくなる。
本発明は、次のような効果を有する。
(a)本発明は、送りローターと搬送コンベヤの相乗作用によって、枝葉が付いた竹材をそのまま確実に破砕部に送り込むことができ、特に竹材の破砕に好適な破砕機を提供することができる。
(b)本発明は、破砕機は調節手段の設定によって、竹材以外にも間伐材や街路樹の剪定材等の木材の破砕を行うことができる破砕機を提供することができる。
(c)本発明は、破砕ローターを高速で回転させ竹材等を破砕しても、刃部材を保持している部分がめくれたりする等の変形が起こらず、耐久性にすぐれているため、高速回転による破砕が可能である。これにより、破砕能力を十分に確保することができる。
(d)本発明は、エンジンを内蔵したエンジンルームを有し、空気取り入れ口を粉塵が発生する材搬入部及び破砕部から離れたエンジンルーム上部に設けることにより、粉塵を吸い込む量を少なくすることができ、これによりラジエターの目詰まりを起こりにくくすることができる。
本発明を図面に示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
図1は本発明に係る破砕機の構造を示す側方から視た説明図、
図2は本発明に係る破砕機の構造を示す上方から視た説明図、
図3は破砕ローターの構造を示す斜視図、
図4は破砕ローターの構造を示し回転軸線方向と直角に切断した断面図、
図5は木材を破砕しているときの破砕部の説明図である。
破砕機Aは、車台部1、材搬入部2、破砕部3及び排出部4を備えており、後述する作用の項で説明するように、竹材の他、間伐材や街路樹の剪定材等の木材を破砕してチップ化することができるものである。
(車台部1)
車台部1は、台フレーム10を備えている。台フレーム10の下部には、前記駆動系により駆動されるクローラ12が設けられている。台フレーム10の上部前側(図1、図2において左側)には、エンジン110やラジエター111、油圧ポンプ、制御機器等の駆動系を内蔵したエンジンルーム11が設けられている。
エンジンルーム11内のエンジンは水冷式であり、エンジンルーム11内の空気をラジエター111を通るようにファン112で外部へ排出することにより空気流をつくりエンジン110を冷却する。空気取り入れ口113は、粉塵が発生する材搬入部2や破砕部3から離れたエンジンルーム11上部に設けられており、粉塵を吸い込む量を抑えてラジエター111の目詰まりが起こりにくいようにしている。
(材搬入部2)
台フレーム10の上部後側(図1、図2において右側)には、材搬入部2が設けられている。材搬入部2は、送り方向が後部から前部方向であり水平に配された材搬入コンベヤ20を備えている。材搬入コンベヤ20はベルトコンベヤである。材搬入コンベヤ20の後方には送りローター21が設けられている。送りローター21は、材搬入コンベヤ20のフレーム後部に設けられた軸受具22に幅方向(図2において上下方向)に軸支された回転軸211を有し、この回転軸211に多数の爪車212が等間隔で固定された構造である。
送りローター21は、材搬入コンベヤ20後部の駆動側ローラ23と、スプロケット(符号省略)やチェーン24を介して同じ回転方向(図1において左回り)に駆動される。また、送りローター21は、その上端(詳しくは爪先の回転軌跡上端)が材搬入コンベヤ20のベルト上部面よりやや高く(例えば50mm程度)なるように設定されている。このように、送りローター21が高く設定されていることで、竹材等の枝葉のある長尺な被破砕材の枝葉の部分に当たって引っ掛かりやすくなり、被破砕材を効率よく破砕部3へ送り込むことができる。
材搬入コンベヤ20の両側には、上方がやや拡がるように傾斜した側板25が設けられている。両側板25の下端部は、材搬入コンベヤ20の両側端部に沿うようにしてあり、その前端部は破砕部3の入口に位置し、後端部は送りローター21が設けられている軸受具22の後端部に位置している。なお、両側板25の後部の縁部は傾斜させてあり、横からの作業がしやすいようにしている。
前記軸受具22の後部には、所要長さの補助コンベヤ26が設けられている。補助コンベヤ26はローラコンベヤである。補助コンベヤ26は、基端部が軸支され、ほぼ水平位置から垂直位置までの角度範囲で上下方向の回動ができる。補助コンベヤ26は、停止部(図示省略)によって水平状態で止まる構造となっているが、水平状態の維持を確実にして安全を図るため補助的に二本の吊り桿261で吊るようにしている。補助コンベヤ26は、水平状態のとき、そのローラ上端が材搬入コンベヤ20のベルト上部面とほぼ同じになるように設定されている。
吊り桿261は、パイプ状の本体の先端側に、先部がフック状のボルトを螺合した構造で一定の範囲で長さの調節ができる。吊り桿261は、基端部が各側板25の上縁の水平部後端に回動可能に取り付けられている。また、各吊り桿261は、使用しないときには側板25の上縁の水平部に沿わせて止具262で固定しておくことができる。
吊り桿261は、被破砕材を送り込む作業時には、先端のフックを補助コンベヤ26の両側に設けられている輪263に係合して補助コンベヤ26を水平状態で吊り下げるようにする。この状態の各吊り桿261は、被破砕材を材搬入コンベヤ20で搬送する際に被破砕材の枝葉を狭まるように誘導案内し円滑に送り込む機能性も備えている。また、破砕機Aを走行させるときには、安全のために補助コンベヤ26を垂直にし、吊り桿261と同じ箇所に設けてあるチェーン264(図1では図示省略)の先端部を輪263に係合して垂直状態を維持する。
(破砕部3)
図5を主に参照する。
破砕部3は、前記材搬入コンベヤ20の前端部に続けて設けられたケース30を有している。ケース30内部は、下部に導入口301を設けた区画壁302を介し後部側の前処理室31と前部側の破砕室32に区画されている。前処理室31内には送り装置34が設けられており、破砕室32内には破砕ローター35が設けられている。
なお、送り装置34と破砕ローター35は、何れも油圧モータで駆動されるが、油圧モータを含む駆動系は公知のものが採用されており、その図示及び説明は省略する。
ケース30上部には、内部のメンテナンス用の蓋33が設けられている。蓋33は、二枚の蓋板331、332を有し、蓋板331、332は軸333を介し互いに上下に回動できるようにしてつながれている。後部側の蓋板331は前処理室31に対応し、前部側の蓋板332は破砕室32に対応している。
蓋板331、332の各先端部にはブラケット334、335が設けられている。蓋板331のブラケット334には、油圧シリンダ336のシリンダ基部が回動自在に軸着されており、油圧シリンダ336のロッドヘッドは他方の蓋板332のブラケット335に回動自在に軸着されている。油圧シリンダ336は、ロッドが伸びたときに蓋板331、332がケース30内部を閉じるようにして取り付けられている。
この構造により、例えば蓋板331だけを閉じた状態で固定手段によって固定しておけば、油圧シリンダ336のロッドを縮めることにより、他方の蓋板332を上がり傾斜させて開口することができる。また、逆に蓋板332だけを固定しておけば、油圧シリンダ336のロッドを縮めることにより、他方の蓋板331を上がり傾斜させて開口することができる。
前処理室31内に設けてある送り装置34は、可動枠341を備えている。可動枠341には、前後に歯車342、343が設けられ、歯車342、343間には無端ベルト344が回し掛けられている。無端ベルト344は、複数の金属板を接合して構成されており、歯車342、343が回転することにより送り方向(図1、図5において右周り)へ周動する。
可動枠341は、その上部がケース30の両側板(符号省略)に回動自在に軸支されている。可動枠341の回転中心は、後部側の歯車343の軸345である。可動枠341の下部両端部346(図2参照)は、ケース30の両側板に設けてあり軸345を中心とする円弧状の長穴303を貫通させてある。また、ケース30の両側板にはブラケット304が上方へ突出して設けられている。各ブラケット304には、それぞれ油圧シリンダ347がシリンダ基部を回動自在に軸支して取り付けられている。油圧シリンダ347のロッドヘッドは、前記可動枠341の下部両端部346に回動自在に軸支して取り付けられている。
この構造により、送り装置34の前部側を各油圧シリンダ347によって上下方向へ回動させることができる。なお、油圧シリンダ347のロッドによる押圧力は、切替スイッチ(図示省略)で二段階に調節できるようになっている。調節段階の一方は、押圧力が比較的弱く設定されるもので、油圧シリンダ347はいわばスプリングのような作用をし、堅く潰れにくい木材の送り込みに適している。
また、調節段階の他方は、押圧力が比較的強く設定されるもので、割り潰すことが可能な竹材の送り込みに適している。なお、竹材は送り装置34の前部側で割り潰すことによって破砕ローター35においてチップ化されやすくなる。また、竹材が割れるほどに送り装置34と材搬入コンベヤ20との間で強く挟むことによって、作業者が安全に作業できるように竹材の暴れを押さえることができる。
破砕室32内に設けてある破砕ローター35は、回転軸351を有している。回転軸351には、駆動系により動力が伝えられる高速回転型である。
回転軸351には、その軸線方向に等間隔で7枚の回転盤352が固着されている。回転軸351は、各回転盤352の中心を通してある。なお、各回転盤352は円板ではなく、外周部の周方向三箇所にゆるやかに膨らんだ部分353を有する異形状である。
各回転盤352には、前記各膨らんだ部分353に設けられたほぼ長方形状の切欠部354に通すようにして、断面長方形状の刃台部材355が各回転盤352間に渡されて溶接により固着されている。刃台部材355は、長さ方向の両端面が、両端に位置する回転盤352の外面と面一になるようにして固着されている。
なお、前記各回転盤352の切欠部354は一部が開放されており、刃台部材355の受面355aはその開放部354aを塞がないように固着されている。刃台部材355の受面355aは、回転軸351の直径線方向の線(回転軸351の中心と受面355aの外側端部(角部)を結ぶ線)とは約35°傾斜している。刃台部材355において、各回転盤352間の六箇所には、受面355aからその反対側の面へ貫通してボルト通し孔356が形成されている。
前記各回転盤352の切欠部354において刃台部材355と反対側には、締付部材である締付板357が各回転盤352間に渡すようにして溶接によって固着されている。締付板357は、長さ方向の両端面が、両端に位置する回転盤352の外面と面一になるようにして固着されている。締付板357の内側の押さえ面357aは、前記刃台部材355の受面355aと平行になるようにしてある。締付板357において、各回転盤352間の六箇所には、押さえ面357aからその反対側の面へ貫通してボルト通し孔358が形成されている。
締付板357の押さえ面357aと刃台部材355の受面355aとの間に形成された空隙部には、刃部材である二枚の刃板359が長さ方向に並べて差し込まれている(図3参照)。各刃板359は、締付板357の長さの1/2の長さに形成されている。各刃板359の刃部359aは、刃角が約45°の片刃状で、刃板359の幅方向両側に設けられている。また、刃板359には、前記各ボルト通し孔356及び各ボルト通し孔358と対応する位置にボルト通し孔359bが表裏面を貫通して設けられている。
刃板359の厚さは、前記空隙の幅より若干狭く形成されており、差し込む際にやや抵抗があるようにしてある。これにより、刃板359は、各ボルト通し孔356、各ボルト通し孔359b及び各ボルト通し孔358に通されたボルト・ナット350を締め付けることにより、締付板357と刃台部材355で挟まれて固定されている。刃板359は、刃部359aを各回転盤352の外周面からやや突出させ、約55°の掬い角をもって取り付けられている。
各刃板359は、破砕ローター35の周方向の三箇所でそれぞれ二枚ずつ使用されているが、大きいもの一枚にすることもできる。しかしながら、刃板は重量物であるので、刃板の交換等の作業性をよくする点においては、小さく複数に分けるのがより好ましい。
また、刃台部材355、締付板357、各刃板359及びボルト・ナット350からなる刃の取付構造部は、その重量によって破砕ローター35の回転方向の慣性力を増す作用を有している。
前記構造の破砕ローター35は、回転軸351の方向を水平かつ材搬入コンベア20による被破砕材の送り方向と直角方向にして、前記導入口301の前方に軸支されている。また、破砕ローター35の下方には、フィルター板36が設けられている。フィルター板36は、破砕室32の下側を構成する。フィルター板36には、所要の大きさのチップが通り抜けることができる多数の通孔(符号省略)が形成されている。破砕ローター35で破砕されたチップは、通孔を通ることができる大きさになるまで破砕室32内に残って繰り返し破砕される。
(排出部4)
車台部1の台フレーム10の下方には、台フレーム10の前後方向の中間部分から、前端より前方にかけて排出コンベヤ40が設けられている。排出コンベヤ40はベルトコンベヤである。排出コンベヤ40は、後部側に水平に設けられた固定コンベヤ40aと、前部側に上下方向に回動できるように設けられた可動コンベヤ40bを備えている。排出コンベヤ40のベルト41は、固定コンベヤ40aから可動コンベヤ40bにかけて周動する。なお、台フレーム10において、前記フィルター板36の下方には、固定コンベヤ40aの後部に対応して貫通口(符号省略)が設けられている。
可動コンベヤ40bの基端部は、固定コンベヤ40aの前端部に設けられたブラケット42に、所要角度で上傾斜した位置から垂直位置までの角度範囲で回動できるように軸支されている。可動コンベヤ40bは、シリンダ基部がブラケット42の上端部に回動自在に取り付けられている油圧シリンダ43によって上下方向に回動させることができる。可動コンベヤ40bは、破砕作業時には傾斜した状態で維持され、破砕機Aを走行させるときには、安全のために垂直状態で維持される。
(作用)
図1ないし図5を参照して本実施の形態に係る破砕機Aの作用を説明する。
まず、破砕機Aによって竹材5を破砕する場合を説明する。
主に図1、図2を参照する。
(1)まず、前部の排出コンベヤ40の可動コンベヤ40bを先部が上がるよう傾斜させて停止させる。また、後部の補助コンベヤ26を水平にし、各吊り桿261先端の止め具262を補助コンベヤ26の輪263に止める。
(2)エンジンルーム11内のエンジン110を始動し、油圧モータ等の駆動系を作動させる。これにより、材搬入コンベヤ20、送り装置34、破砕ローター35、排出コンベヤ40が作動する。また、各油圧シリンダ347のロッドによる押圧力を切替スイッチで竹材用の強い側に設定する。送り装置34の前部側の下面は、材搬入コンベヤ20のベルトの近くまで下がっている。
(3)枝葉を付けたままの竹材5を、根本側を前にして材搬入コンベヤ20に順次載せていく。全長が長いものでも、補助コンベヤ26に載せることで、傾いたりせず支障なく送ることができる。送りローター21は、材搬入コンベヤ20及び補助コンベヤ26より高く設定されているので、送りローター21の各爪車212は竹材5の各部(特に枝葉部)に掛かりやすくなっており、各竹材5を引っ掛けて確実に送り込むることができる。また、竹材5の枝葉が大きく拡がっていても、傾斜している両吊り桿261及び両側板25によって材搬入コンベヤ20上に収められる。
(4)搬入された各竹材5は、送り装置34の無端ベルト344の前部側と材搬入コンベヤ20の上面の間で挟まれ噛み込まれる。前記のように各油圧シリンダ347のロッドによる押圧力は竹材用の強い側に設定されているので、竹材5はその押圧力で割り潰される。竹材5は撓る力が強く、仮に潰れないで強い撓み性または弾性を保ったまま挟まれた状態で、先端に破砕ローター3による強い力が作用すると、材搬入コンベヤ20上の竹材5が暴れて作業者に危険が及ぶおそれがある。しかし、前記のように竹材5を割り潰して噛み込んだ部分の撓み性等を弱めることによって、前記危険は回避できる。
(5)割り潰された竹材5は導入口301を通り、高速で回転している破砕ローター3によって細かく破砕される。破砕ローター3で竹材5を破砕しているときには、各刃板359に極めて強い力が作用するが、各刃板359が各回転盤352に強固に固定された刃台部材355と締付板357で挟まれて固定されているのですぐれた強度及び耐久性を備えており、各刃板359の角度が変わってしまったり、各回転盤352の回転方向において各刃板359の後部側がめくれるように変形することを防止できる。
(6)破砕室32内において破砕ローター35により破砕された竹材のチップは、フィルター板36を通り、台フレーム10の貫通口を通って排出コンベヤ40の後部に載る。チップは、固定コンベヤ40aから傾斜している可動コンベヤ40bを通り前方へ送られ、可動コンベヤ40b先端から下方に置かれている収容袋(図示省略)に投入されて収容される。
次に、破砕機Aによって間伐材等の木材6を破砕する場合を説明する。
主に、図5を参照する。
木材6を破砕する場合は、各油圧シリンダ347のロッドによる押圧力は、切替スイッチで木材用の弱い側に設定されている。
前記竹材5の場合と同様に、材搬入コンベヤ20で送られた木材6が送り装置34へ送られると、送り装置34の無端ベルト344の前部側は、木材6に対する押圧力を木材6の送り込みに支障のない範囲で維持し、木材6の形状に沿うように上下動しながら、破砕ローター3側へ送り込む。以下の破砕及びチップの排出については、前記竹材5の場合と同様であるので説明を省略する。
なお、本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
本発明に係る破砕機の構造を示す側方から視た説明図。 本発明に係る破砕機の構造を示す上方から視た説明図。 破砕ローターの構造を示す斜視図。 破砕ローターの構造を示し回転軸線方向と直角に切断した断面図。 木材を破砕しているときの破砕部の説明図。
符号の説明
A 破砕機
1 車台部
10 台フレーム
11 エンジンルーム
110 エンジン
111 ラジエター
112 ファン
113 空気取り入れ口
12 クローラ
2 材搬入部
20 材搬入コンベヤ
21 送りローター
211 回転軸
212 爪車
22 軸受具
23 駆動側ローラ
24 チェーン
25 側板
26 補助コンベヤ
261 吊り桿
262 止具
263 輪
264 チェーン
3 破砕部
30 ケース
301 導入口
302 区画壁
303 長穴
304 ブラケット
31 前処理室
32 破砕室
33 蓋
331 蓋板
332 蓋板
333 軸
334 ブラケット
335 ブラケット
336 油圧シリンダ
34 送り装置
341 可動枠
342 歯車
343 歯車
344 無端ベルト
345 軸
346 下部両端部
347 油圧シリンダ
35 破砕ローター
350 ボルト・ナット
351 回転軸
352 回転盤
353 膨らんだ部分
354 切欠部
354a 開放部
355 刃台部材
355a 受面
356 ボルト通し孔
357 締付板
357a 押さえ面
358 ボルト通し孔
359 刃板
359a 刃部
359b ボルト通し孔
36 フィルター板
4 排出部
40 排出コンベヤ
40a 固定コンベヤ
40b 可動コンベヤ
41 ベルト
42 ブラケット
43 油圧シリンダ

Claims (5)

  1. 竹材または木材を破砕することができる破砕機であって、
    車台部(1)と、
    竹材または木材を破砕する破砕部(3)と、
    竹材または木材を破砕部(3)へ搬送する材搬送部(2)と、
    破砕部(3)で破砕したものを外部へ排出する排出部(4)と、
    を備えており、
    前記材搬送部(2)は破砕部(3)へ通じる搬送コンベヤ(20)を備え、搬送コンベヤ(20)の後方または材搬送部(2)の行程途中には、回転軌跡の上端が搬送コンベヤ(20)の送り面より高くなった送りローター(21)を備えている、
    破砕機。
  2. 送りローター(21)は回転軸(211)を有し、回転軸(211)にはその軸線方向に沿って、外周部に爪部を有する所要数の爪車(212)が回転軸(211)と一体的に回転できるように設けられている、
    請求項1記載の破砕機。
  3. 破砕部(3)は、搬送コンベヤ(20)により搬送されてきた竹材または木材を食い込む送り装置(34)と、送り装置(34)により食い込まれて送られる竹材または木材を破砕する破砕ローター(35)を備えており、送り装置(34)の竹材または木材を食い込む強さを、竹材を割り潰して送ることができる強さと、木材を保持して送ることができる強さの二段階に調節する調節手段を備えている、
    請求項1または請求項2記載の破砕機。
  4. 破砕部(3)は、搬送コンベヤ(20)により搬送されてきた竹材または木材を食い込む送り装置(34)と、送り装置(34)により食い込まれて送られる竹材または木材を破砕する破砕ローター(35)を備えており、破砕ローター(35)は、その外周部に設けられた刃台部材(355)と、刃台部材(355)より回転方向後部側に設けられた締付部材(357)を備え、刃部材(359)は刃台部材(355)と締付部材(357)の間に締め付け固定されている、
    請求項1、請求項2または請求項3記載の破砕機。
  5. エンジン(110)を内蔵したエンジンルーム(11)を有し、エンジンルーム(11)内の空気をラジエター(111)を通るようにファン(112)で外部へ排出することにより空気流をつくりエンジン(11)を冷却するようにしてあり、空気取り入れ口(113)は、粉塵が発生する材搬入部(2)及び破砕部(3)から離れたエンジンルーム(11)上部に設けられている、
    請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の破砕機。
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