JP2011255066A - 遮炎遮煙布およびこれを用いたシャッタースクリーン - Google Patents

遮炎遮煙布およびこれを用いたシャッタースクリーン Download PDF

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Abstract

【課題】熱収縮率の低い遮炎遮煙布を提供することを目的とする。
【解決手段】遮炎遮煙布は、不燃ヤーン12、13と、不燃ヤーン12、13よりも熱収縮率が低い金属線14とからなる複合糸11で製織されている。不燃ヤーン12、13は、紡績糸であることが好ましく、複合糸11は、金属線14に、不燃ヤーン12、13を巻き付けて形成されるカバーリング糸であることが好ましい。
【選択図】図3

Description

本発明は、不燃性の糸で製織された遮炎遮煙布、および、この遮炎遮煙布を用いたシャッタースクリーンに関する。
従来から、例えば建物で火災が発生した際に炎や煙が広がるのを食い止める延焼防止装置に用いられるシャッタースクリーン等において、耐熱性を有する糸で製織された不燃性織布が使用されている(例えば、特許文献1参照)。このような不燃性織布を構成する織糸としては、シリカ繊維等の単糸を複数本撚り合わせた撚糸が用いられている。
特開平9−187524号公報
しかしながら、シリカ繊維等は加熱により収縮するため、このシリカ繊維等の糸で製織された従来の不燃性織布は加熱により収縮する。熱収縮率が高いと不燃性織布の用途によっては問題が生じる。例えば、シャッタースクリーンの場合、火災時に熱収縮してしまうと、壁や床面との間に隙間を生じてしまい、十分な遮炎・遮煙性能が得られなくなる。
この対策として、従来では、製織後に、700〜800℃で熱処理を行って、織布をそれ以上熱収縮しないようにしてから、シャッタースクリーン等の製品に使用していた。しかし、この方法では製造コストが高くなる。
そこで、本発明は、熱収縮率の低い遮炎遮煙布、および、この遮炎遮煙布を用いたシャッタースクリーンを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
第1の発明の遮炎遮煙布は、不燃ヤーンと、前記不燃ヤーンよりも熱収縮率が低い金属線とからなる複合糸で製織されていることを特徴とする。
この構成によると、遮炎遮煙布が加熱された際に、たとえ不燃ヤーンが熱収縮しても、金属線によって複合糸の熱収縮を防止することができる。したがって、熱収縮率の低い遮炎遮煙布が得られる。
また、遮炎遮煙の熱収縮率が低いため、従来の遮炎遮煙布のように、製織後、熱処理工程が不要となり、製造コストを低減することができる。
第2の発明の遮炎遮煙布は、前記第1の発明において、前記不燃ヤーンは、シリカ繊維を用いて形成されていることを特徴とする。
この構成によると、シリカ繊維は1000℃以上の耐熱性があるため、遮炎遮煙布が加熱されても、不燃ヤーンから発炎を生じたり、繊維が焼失してその隙間から火炎が貫通することがない。
第3の発明の遮炎遮煙布は、前記第1または第2の発明において、前記金属線は、ステンレス鋼線であることを特徴とする。
この構成によると、ステンレス鋼線は、耐食性に優れ、材料コストが低いため、耐久性に優れ、安価な遮炎遮煙布を得ることができる。
第4の発明の遮炎遮煙布は、前記第1〜第3のいずれかの発明において、前記不燃ヤーンは、紡績糸であることを特徴とする。
この構成によると、紡績糸は比較的安価であるため、遮炎遮煙布の材料コストを低減できる。また、紡績糸は嵩高であるため、遮炎遮煙布を目が詰まった構造にすることができる。そのため、遮炎遮煙布の遮炎・遮煙性能を向上させることができる。
第5の発明の遮炎遮煙布は、前記第1〜第4のいずれかの発明において、前記複合糸は、前記金属線に、前記不燃ヤーンを巻き付けて形成されるカバーリング糸であることを特徴とする。
この構成によると、複合糸は、不燃ヤーンを、この不燃ヤーンよりも熱収縮率の低い金属線の周囲に巻き付けた構成であるため、複合糸が加熱された際にたとえ不燃ヤーンが熱収縮しても、複合糸自体は熱収縮しにくい。したがって、この複合糸で製織された遮炎遮煙布も熱収縮しにくいため、熱収縮率の低い遮炎遮煙布を得ることができる。
また、不燃ヤーンの巻き密度を変えるだけで、カバーリング糸の太さを容易に調整することができる。また、金属線または不燃ヤーンの太さを変えることによっても、カバーリング糸の太さを容易に調整することができる。このようにカバーリング糸の太さを容易に調整できるため、遮炎遮煙布の厚さを容易に調整することができる。
また、金属線は、カバーリング糸の芯材であるため、ねじれにくい。そのため、金属線のねじれによる強度低下を防止することができる。
また、カバーリング糸は、巻き強度や巻き密度を調整することで、嵩高にすることができるため、遮炎遮煙布を目が詰まった構造にすることができ、遮炎・遮煙性能を向上させることができる。
第6の発明のシャッタースクリーンは、前記第1〜第5のいずれかの発明の遮炎遮煙布を用いたことを特徴とする。
この構成によると、低熱収縮率で、製造コストの低いシャッタースクリーンを得ることができる。
本発明の実施形態に係るシャッタースクリーンの斜視図である。 シャッタースクリーンに適用される遮炎遮煙布の拡大平面図である。 遮炎遮煙布を構成する織糸を示す図である。 本発明の他の実施形態の遮炎遮煙布を構成する織糸を示す図である。 本発明の他の実施形態の遮炎遮煙布を構成する織糸を示す図である。 本発明の他の実施形態の遮炎遮煙布を構成する織糸を示す図である。 本発明の他の実施形態の遮炎遮煙布を構成する織糸を示す図である。 本発明の他の実施形態の遮炎遮煙布を構成する織糸を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態のシャッタースクリーン1は、建物の天井部に設置される巻取軸3と、この巻取軸3に巻き取られるスクリーン本体2と、巻取軸3の駆動手段(図示省略)等を備えている。火災発生時には、スクリーン本体2が巻取軸3から繰り出されて、建物の床面付近まで垂下されるようになっており、このスクリーン本体2によって、火災の延焼と、煙の拡大が防止される。また、スクリーン本体2には、避難通路として、縦方向のスリットが形成されていてもよい。
スクリーン本体2は、遮炎遮煙布10で構成されている。図2に示すように、遮炎遮煙布10は、平織りの織布であり、織布を構成する経糸および緯糸としては、ダブルカバーリング糸(複合糸)11が用いられている。
図3に示すように、ダブルカバーリング糸11は、金属線14に、2本の不燃ヤーン12、13を逆向きに巻き付けることで形成されている。
不燃ヤーン12、13は、スクリーン本体2において、主に遮炎・遮煙性能を担うものである。不燃ヤーン12、13の材料としては、シリカ繊維、ガラス繊維、バザルトクロス、ロックウール等の無機系繊維が用いられる。無機系繊維の中でも、特に、シリカ繊維を用いることが好ましい。シリカ繊維は1000℃以上の耐熱性があるため、遮炎遮煙布が加熱されても不燃ヤーンから発炎を生じたり、繊維が焼失してその隙間から火炎が貫通することがないからである。不燃ヤーン12、13の糸の構造としては、モノフィフィラメント糸、マルチフィラメント糸、紡績糸(スパン糸)、上記構造の糸(モノフィラメント糸、マルチフィラメント糸、紡績糸)を複数本撚り合わせて形成される撚糸、上記構造の糸を複数本引き揃えて形成される引き揃え糸の何れであってもよい。不燃ヤーン12、13は、上記無機系繊維のいずれかの単体であっても、複数組み合わせたものであってもよい。
2本の不燃ヤーン12、13の構成(材料、構造、直径等)は、同じであっても、異なっていてもよい。
なお、モノフィラメント糸とは、1本の長繊維(フィラメント)からなる糸のことであり、マルチフィラメント糸とは、複数の長繊維(フィラメント)を引き揃えまたは撚り合わせて形成される糸である。以下、モノフィラメント糸とマルチフィラメント糸とをまとめてフィラメント糸という場合がある。また、紡績糸(スパン糸)とは、短繊維を紡いで形成される糸である。
また、不燃ヤーン12、13として紡績糸(複数本の紡績糸からなる撚糸または引き揃え糸を含む)を用いる場合、アラミド繊維やポリアリレート繊維等の耐熱性および難燃性の高い有機系繊維を混紡した紡績糸を用いてもよい。シリカ繊維等の無機系繊維の短繊維は剛直であるため、単体では紡績しにくいが、上記有機系繊維を混紡することにより、上記有機系繊維がシリカ短繊維同士をつなぐ役目を果たし、紡績しやすくなる。さらに、遮炎遮煙布10が柔軟になるという効果も得られる。アラミド繊維を混紡する場合の混合比率の一例を挙げると、質量比でシリカ繊維80%に対してアラミド繊維20%である。また、上記有機系繊維以外に、カーボン繊維等を混紡してもよい。
また、不燃ヤーン12、13としてマルチフィラメント糸を用いる場合、マルチフィラメント糸を構成する長繊維の少なくとも1つに、アラミド繊維やポリアリレート繊維等の耐熱性および難燃性の高い有機系繊維を用いてもよい。これにより、不燃ヤーン12、13の引張強度と柔軟性を向上させることができる。また、上記有機系繊維以外に、カーボン繊維等を混合して、マルチフィラメント糸を形成してもよい。
金属線14は、スクリーン本体2において、主に遮炎遮煙布10の強度と、詳細は後述する熱収縮防止機能を担うものである。金属線14は、引張強度が高く、且つ、不燃ヤーン12、13よりも熱収縮率が低い線材で構成されている。線材の具体例としては、例えば、ステンレス鋼線、鉄線、ピアノ線等の金属線が挙げられる。熱収縮性、耐食性、経済性等の観点から、特にステンレス鋼線を用いることが好ましい。
金属線14の直径は、例えば0.1mm〜0.3mm程度であって、不燃ヤーン12、13の直径は、例えば0.1mm〜3mm程度である。2本の不燃ヤーン12、13の直径は同じであっても異なっていてもよい。
また、例えば、直径0.15mmの金属線14に、直径1mmの不燃ヤーン12、13をカバーリングする場合のカバーリングの巻き密度は、150回/m〜250回/mである。
上述したように、ダブルカバーリング糸11は、シリカ繊維等の無機系繊維を用いて形成された不燃ヤーン12、13を、この不燃ヤーン12、13よりも熱収縮率の低い金属線14の周囲に巻き付けた構成であるため、ダブルカバーリング糸11が加熱された際に不燃ヤーン12、13が熱収縮しても、ダブルカバーリング糸11自体は熱収縮しにくい。したがって、このダブルカバーリング糸11で製織された遮炎遮煙布10も熱収縮しにくいため、熱収縮率の低い遮炎遮煙布10を得ることができる。
従来の遮炎遮煙布は、シリカ繊維の単糸を撚り合わせて形成された撚糸で製織されている。このような撚糸は、加熱されるとシリカの熱収縮に伴って熱収縮するため、この撚糸で製織された織布は熱収縮率が高くなる。そのため、従来では、製織後、スクリーン本体に加工する前に、織布を加熱処理して予め熱収縮させて、それ以上熱収縮しないようにしている。
一方、本実施形態の遮炎遮煙布10は、加熱処理をしなくても熱収縮率が低いため、上述したような、熱処理工程が不要となる。したがって、製造コストを低減することができる。
また、ダブルカバーリング糸11は、金属線14に2本の不燃ヤーン12、13を巻き付けた構造であるため、不燃ヤーン12、13の巻き密度を変えるだけで、ダブルカバーリング糸11の太さを容易に調整することができる。また、金属線14および2本の不燃ヤーン12、13のうちのいずれかの太さを変えることによっても、ダブルカバーリング糸11の太さを容易に調整することができる。このようにダブルカバーリング糸11の太さを容易に調整できるため、遮炎遮煙布10の厚さを容易に調整することができる。
また、金属線14は、ダブルカバーリング糸11の芯材であるため、ねじれにくい。そのため、金属線14のねじれによる強度低下を防止することができる。
また、ダブルカバーリング糸11は、巻き強度や巻き密度を調整することで、嵩高にすることができるため、遮炎遮煙布10を目が詰まった構造にすることができ、遮炎・遮煙性能を向上させることができる。
また、不燃ヤーン12、13として紡績糸(複数本の紡績糸からなる撚糸または引き揃え糸を含む)を用いた場合、紡績糸はフィラメント糸に比べて安価であるため、コストを低減できる。また、紡績糸は嵩高であるため、遮炎遮煙布10を目が詰まった構造にすることができる。そのため、遮炎遮煙布10の遮炎・遮煙性能を向上させることができる。
また、不燃ヤーン12、13としてフィラメント糸を用いた場合、表面が平滑なので意匠性に優れる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上記の実施形態は以下のように変更して実施することができる。また、下記の変更形態は、適宜組み合わせて実施することもできる。なお、上記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を用いて適宜その説明を省略する。
1]上記実施形態では、金属線14に巻き付けられる2本の不燃ヤーン12、13は、共に、シリカ繊維等の無機系繊維を含んでいるが、2本の不燃ヤーン12、13の一方が、シリカ繊維等の無機系繊維を含む糸であれば、他方の不燃ヤーンは、シリカ繊維等の無機系繊維を含まない糸であってもよい。シリカ繊維等の無機系繊維を含まない不燃ヤーンの具体例としては、アラミド繊維やポリアリレート繊維等の有機系繊維の紡績糸またはフィラメント糸が挙げられる。
2]上記実施形態では、ダブルカバーリング糸11は、1本の金属線14を芯材とした構造であるが、2本以上の金属線を芯材としてもよい。この場合、芯材に用いる2本の金属線の構成(材料、構造、直径等)は、同じであっても、異なっていてもよい。
3]上記実施形態では、本発明の複合糸として、金属線14に2本の不燃ヤーン12、13を逆向きに巻き付けた構造のダブルカバーリング糸11が用いられているが、本発明の複合糸に使用可能なカバーリング糸の構成はこれに限定されるものではない。
また、例えば、図4に示すように、金属線14に、2本の不燃ヤーン12、13を同じ向きに交互に巻き付けた構造のカバーリング糸111でもよい。
また、例えば、金属線14に、1本の不燃ヤーンを巻き付けた構造のシングルカバーリング糸でもよい。
また、例えば図5に示すように、金属線14に、1本または複数本(図5では2本)の不燃ヤーン12、13を引き揃えたものを巻き付けた構造のカバーリング糸211でもよい。
また、例えば図6に示すように、金属線14に、複数本(図6では2本)の不燃ヤーン12、13を撚り合わせたものを巻き付けた構造のカバーリング糸311でもよい。
また、例えば、ダブルカバーリング糸11にさらに1本または複数本の不燃ヤーンを巻き付けた構造(合計3本以上の不燃ヤーンを巻き付けた構造)のカバーリング糸でもよい。
なお、複数本の不燃ヤーンを用いる場合、各不燃ヤーンの構成は、同じであっても、異なっていてもよい。
4]本発明の複合糸は、カバーリング糸に限定されるものではない。
例えば図7に示すように、1本または複数本(図7では1本)の不燃ヤーンと金属線14とからなる複数本の糸を、例えば3撚や8撚と呼ばれる撚り構造によって撚り合わせた撚糸411でもよい。但し、熱収縮を防止する観点と、金属線14の露出を抑える観点からは、金属線14を芯材としたカバーリング糸を用いる方が好ましい。
また、例えば、複数本の不燃ヤーンを引き揃えたものと、金属線14とを撚り合わせた撚糸でもよい。
また、例えば、複数本の不燃ヤーンを撚り合わせたものと、金属線14とを撚り合わせた撚糸でもよい。
また、例えば図8に示すように、上記実施形態のダブルカバーリング糸11または上記した変更形態の複合糸を、複数本撚り合わせた複合糸511でもよい。なお、図8に示す複合糸511は、図4に示すカバーリング糸111を2本撚り合わせた構造である。
また、例えば、1本または複数本の不燃ヤーンと、1本または複数本の金属線を、引き揃えただけの複合糸(織糸)でもよい。
なお、複数本の不燃ヤーンを用いる場合、各不燃ヤーンの構成は、同じであっても、異なっていてもよい。複数本の金属線を用いる場合についても同様である。
5]上記実施形態では、遮炎遮煙布10を構成する経糸と緯糸には、同じダブルカバーリング糸11が用いられているが、異なる構成(構造、材料、直径)の糸を用いてもよい。
6]上記実施形態では、遮炎遮煙布10を構成する多数の経糸は、全て同じダブルカバーリング糸11が用いられているが、構成(構造、材料、直径)の異なる2種類以上の糸を経糸に用いてもよい。緯糸についても同様である。
7]上記実施形態の遮炎遮煙布10の織り構造は、平織りであるが、例えば、綾織り、朱子織り、斜紋織り等の平織り以外の織り構造であってもよい。
以上説明した実施形態及び変更形態では、本発明の遮炎遮煙布をシャッタースクリーンに適用した場合について説明したが、本発明の遮炎遮煙布の適用対象は、これに限られるものではない。
1 シャッタースクリーン
2 スクリーン本体
10 遮炎遮煙布
11 ダブルカバーリング糸(複合糸)
12、13 不燃ヤーン
14 金属線

Claims (6)

  1. 不燃ヤーンと、前記不燃ヤーンよりも熱収縮率が低い金属線とからなる複合糸で製織されていることを特徴とする遮炎遮煙布。
  2. 前記不燃ヤーンは、シリカ繊維を用いて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遮炎遮煙布。
  3. 前記金属線は、ステンレス鋼線であることを特徴とする請求項1または2に記載の遮炎遮煙布。
  4. 前記不燃ヤーンは、紡績糸であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遮炎遮煙布。
  5. 前記複合糸は、前記金属線に、前記不燃ヤーンを巻き付けて形成されるカバーリング糸であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遮炎遮煙布。
  6. 前記請求項1〜5のいずれかに記載の遮炎遮煙布を用いたことを特徴とするシャッタースクリーン。
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