JP2011253842A - 蓋体保持治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理室の蓋体を安定して保持し、反転させることが可能な蓋体保持治具を提供する。
【解決手段】処理室81の上部に設けられた蓋体83を、当該蓋体83から取り外された状態で保持する蓋体保持治具1において、保持部2は蓋体83の周縁部を保持し、基体31、34、53は、前記保持部2に保持された蓋体83を反転させるために当該保持部2を水平な回転軸52周りに回転自在に支持する。固定機構4は、前記保持部2に対して蓋体83を固定する固定位置と、当該蓋体83の固定が開放される開放位置と、の間で固定部材44を移動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被処理基板を処理する処理室に設けられた蓋体を保持するための治具に関する。
フラットパネルディスプレイ(FPD;Flat Panel Display)に使用されるガラス基板や半導体デバイスが形成される半導体基板(半導体ウエハ)を被処理体として、エッチング処理、アッシング処理あるいは、CVD(Chemical Vapor Deposition)などの成膜処理を行う基板処理装置は、これらの処理を実行する処理室を備えている。処理室は、真空雰囲気下などでこれらの基板に活性化された処理ガスを供給することにより、基板に対して各種の処理を実行する処理容器である。
基板へのエッチング処理を実行する処理室の一例を挙げると、処理室の内部には、基板が載置されると共に下部電極をなす載置台や、前記載置台と上下に対向するように設けられ、処理室内に塩素ガスなどのエッチングガスを供給すると共に、上部電極をなすガスシャワーヘッドなどが設けられている。そして載置台側に高周波電力を印加することなどにより、処理室内に供給されたエッチングガスをプラズマ化し、生成した活性種により基板のエッチングを実行する。
このように処理室は、基板に対する処理を実行するための種々の機器を備えており、メンテナンスの際などにはこの処理室を開放する作業が発生する。例えば図12(a)には、基板を収容し、処理が実行される空間をなす処理室本体82と、この処理室本体82の上面に設けられた開口部を塞ぐため、処理室本体82の上部に載置される蓋体83とに上下に分離可能に構成された処理室81を示している。図中、803は真空雰囲気下で基板が搬送される真空搬送室、Gは処理室81と真空搬送室803との間を気密にシールし、かつ開閉可能に構成されたゲートバルブである。
メンテナンス時には、図12(b)に示すようにクレーンなどで蓋体83を持ち上げて、蓋体83を処理室本体82から分離し、この蓋体83を別の場所に搬送してからメンテナンスが行われる。処理室本体82から分割された蓋体83には、処理ガスを供給するためのガスシャワーヘッドなどの内部機器を備えたものがあり、取り外し時の状態から蓋体83の上下を反転させるとこれらの内部機器をメンテナンスする際の作業性が向上する。
そこで特許文献1には、処理室の蓋体の対向する2つの側面に支軸を設け、これらの支軸に向けてレールを掛け渡し、このレール上を移動可能に構成された可動軸受け部を前記支軸まで移動させて当該支軸に嵌合させる蓋体開閉機構が記載されている。この機構によれば、可動軸受け部は蓋体を持ち上げてから後退し、処理室本体の上方位置から退避した後、前記支軸を中心にして蓋体を反転させる。しかしながら当該特許文献1には、前記可動軸受けにて蓋体を安定に保持する具体的な機器構成は開示されていない。
特開2006−128714号公報:段落0067〜段落0073、図6、図7
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、処理室の蓋体を安定して保持し、反転させることが可能な蓋体保持治具を提供することにある。
本発明に係る蓋体保持治具は、被処理体である基板が処理される処理室に設けられた蓋体を、当該処理室から取り外された状態で保持する蓋体保持治具において、
前記蓋体の周縁部を保持するための保持部と、
前記保持部に保持された前記蓋体を反転させるために当該保持部を水平な回転軸周りに回転自在に支持する基体と、
前記保持部に設けられ、前記保持部に対して前記蓋体を固定する固定部材を有する固定機構と、を備え、
前記固定部材が前記蓋体を固定する固定位置と、前記蓋体の固定が開放される開放位置と、の間を移動することを特徴とする。
前記蓋体保持治具は以下の特徴を備えていてもよい。
(a)前記保持部を回転軸周りに回転させる第1の駆動部と、前記固定部材を固定位置と開放位置との間で移動させる第2の駆動部と、前記保持部に設けられ、前記蓋体が当該保持部に保持されたことを検知する検知部と、この検知部にて蓋体の保持が検知されたことを条件に、前記第2の駆動部を駆動して前記固定部材を開放位置から固定位置に移動させ、この固定部材が固定位置まで移動したことを条件に、前記第1の駆動部を駆動して前記保持部を回転させる制御部と、を備えたこと。
(b)前記検知部は、前記蓋体の周縁部に沿って複数箇所に設けられていること。
(c)前記複数箇所に設けられた検知部の各々に対応して複数の固定機構が設けられ、前記制御部はこれら複数の固定機構の全ての固定部材が固定位置まで移動したことを条件に、前記第1の駆動部を駆動させること。
(d)前記固定機構は、前記蓋体の底面を下方側へ向けた状態で前記保持部に受け渡された場合に、当該蓋体を前記保持部に固定可能に構成されていること。
(e)前記保持部は、前記蓋体の側面を保持すること。
(f)前記処理室は、基板に対する真空処理を行うためのものであること。
(g)前記基体には、蓋体を反転させるための上方位置と、この上方位置の下方側の下方位置との間で前記保持部を昇降させるための昇降機構が設けられていること。
本発明によれば、処理室の蓋体を周縁部にて保持する保持部に蓋体の固定機構が設けられており、この固定機構は、前記保持部に対して蓋体を固定する固定位置と、蓋体の固定が開放される開放位置との間を移動する固定部材を備えているので、保持部に蓋体を安定して保持することが可能であると共に、当該保持部への蓋体の着脱も容易となる。そして、この保持部は、前記蓋体を反転させるために水平な回転軸まわりに回転自在に支持されているので、蓋体を反転させることが可能となり、蓋体の下面側に設けられた機器をメンテナンスする際の作業性が向上する。
本実施の形態の蓋体保持治具の構成を示す斜視図である。 前記蓋体保持治具に設けられた固定機構の構成を示す斜視図である。 前記蓋体保持治具に設けられた固定機構及びその回転機構の電気的構成を示すブロック図である。 前記蓋体保持治具に設けられた固定機構の構成及び作用を示す縦断側面図である。 前記蓋体保持治具の作用を示す斜視図である。 昇降機構を備えた蓋体保持治具の例を示す斜視図である。 着脱自在なブリッジを備えた蓋体保持治具の例を示す斜視図である。 第2の実施の形態に係る蓋体保持治具の例を示す斜視図である。 前記第2の実施の形態に係る蓋体保持治具に設けられた固定機構の作用を示す縦断側面図である。 前記蓋体保持治具を利用する基板処理装置の一例を示す斜視図である。 前記基板処理装置の平面図である。 蓋体が取り外し可能に構成された処理室の模式図である。
以下、本発明の実施の形態に係る蓋体保持治具1の構成例について図1〜図4を参照しながら説明する。図1の斜視図に示すように、本例の蓋体保持治具1は、処理室81の蓋体83を保持する保持部である反転フレーム2と、この反転フレーム2に設けられ、当該反転フレーム2に対して蓋体83を固定する固定機構4と、前記反転フレーム2を回転軸52まわりに回転自在に保持する支持台31と、この支持台31の底部側に設けられ、前記床面上で支持台31を支える台座板32と、を備えている。
本例の蓋体保持治具1は、例えば一辺が2.2m、他辺が2.5m程度の大きさの角型のFPD基板(以下、単に基板Sという)を処理する処理室81の蓋体83を保持可能なように構成されている。蓋体83は、例えば平面視したときの一辺が3.0m、他辺が3.5m程度の大きさとなっている場合について説明する。
図1に示すように反転フレーム2は、4本のフレーム材201、202を組み合わせてなる平面形状が四角形の枠体として構成されており、各フレーム材201、202は、反転フレーム2上に蓋体83を保持したときに反転フレーム2の内周縁が蓋体83の外周縁よりも外側に位置する程度の長さとなっている。
反転フレーム2は、互いに対向する2辺のフレーム材201の中央部にて、角板形状の保持部53を介して回転軸52に接続されている。これら2本の回転軸52は、前記2本のフレーム材201と直交する方向に水平に伸び、その基端部にて反転モーター51に接続されている。反転モーター51は、順転方向と反転方向との2方向へ切り替えて、回転軸52を180°回転させることが可能であると共に、任意の回転角度にて保持部53の回転を停止することができる減速機付きのモーターである。これらの構成により反転フレーム2は、当該反転フレーム2上に保持された蓋体83の上下を反転させることが可能であると共に、任意の傾斜角度まで蓋体83を回転させて停止することもできる。
各反転モーター51は、二脚型の支持台31上に配設されており、床面よりも高い位置にて回転軸52を支持することにより、回転軸52を回転させる際に反転フレーム2や反転フレーム2に保持された蓋体83が床面と干渉しないようになっている。各支持台31の下端部には、支持台31から見て左右両側へ向けて幅方向に伸びる板状の台座板32が設けられており、これら2本の台座板32は、左右の両端位置にて、角材からなる連結部材33により連結されている。この結果、台座板32及び連結部材33の4本の部材により四角形の平面形状をなす台座部34が形成され、この台座部34の上方位置に反転フレーム2が支持されることになる。
図1に示すように本例では台座部34は反転フレーム2よりもひと回り大きく形成されており、当該台座部34の上方に配置された反転フレーム2を安定して支持することができる。図1中、341は前記台座部34を床面上に支持する支脚であり、当該支脚341にはネジが切ってあって、台座部34の底面側に設けられたネジ穴から支脚341を突没させることにより、支脚341の高さ調整をして台座部34を床面に対して水平に支持することができる。また図3にその一部を模式的に示すように、台座板32の底面には複数個のキャスター342が設けられており、支脚341をネジ穴内に収納し、台座部34をキャスターにて支持することにより、蓋体保持治具1の全体を容易に移動させることができるようになっている。
以上に説明した支持台31、台座部34、保持部53などは、本実施の形態の基体に相当し、回転機構5は第1の駆動部に相当している。
次に、固定機構4の構成について説明する。回転軸52をフレーム材201に接続する保持部53から見て左右両側には、反転フレーム2に対して蓋体83を固定するための固定機構4が各々1つずつ配置されている。即ち本例の反転フレーム2は、合計で4つの固定機構4を備えていることになるが、これらの固定機構4は互いに同様の構成を備えている。以下、図2、図4を参照しながらその詳細な構成について説明する。
図2、図4(a)に示すように固定機構4は、蓋体83側に設けられた被固定部材846を挿入するための逃げ溝411を備えた受板41と、受板41の下面側に設けられた2枚の固定板42と、前記被固定部材846及び2枚の固定板42を貫通して反転フレーム2に蓋体83を固定するロックシャフト44と、このロックシャフト44を駆動するシリンダー機構45と、受板41の上面側に設けられ、反転フレーム2上に載置される蓋体83を予め設定された保持位置に案内するガイドシャフト43と、受板41への蓋体83の近接を検知する近接センサー46と、を備えている。
受板41は、長辺が十数cm〜数十cm、短辺が数cm〜十数cm、厚さが数cm程度に形成された厚板材であり、その上面が反転フレーム2の上面と同じ向きになるように反転フレーム2の側面に強く固定されている。長辺を縦方向、短辺を幅方向とすると、受板41の縦方向中央位置には蓋体83側に設けられた被固定部材846を挿入するための逃げ溝411が設けられており、この逃げ溝411は上面から下面へ向けて受板41を貫通している。
さらに受板41には、保持部53から見て逃げ溝411よりも外方側の位置に、受板41の上面から上方側へ向かって伸びる円柱状のガイドシャフト43が設けられている。
ここで蓋体83側に設けられている被固定部の構成について説明しておくと、蓋体83の側壁の外面には、蓋体83を反転フレーム2の上方位置まで移動させたとき、各固定機構4の受板41と上下に対向する位置にブラケット841が設けられている。本例のブラケット841は、図2に示すように底板842と側板843とからなる縦断面がL字状の部材であり、その左右両端部には強度補強のための補強板844が設けられている。ブラケット841は、側板843が蓋体83の側壁の外面に対して強く固定されており、底板842の底面は蓋体83の側壁の下端面と同じ向きを向いている。
ブラケット841に設けられた底板842の底面からは板状の被固定部材846が下方側へ向けて伸びだしており、この被固定部材846は、蓋体83を反転フレーム2上の正しい保持位置に載置したときに、受板41側の逃げ溝411内へと進入することができる。被固定部材846には、保持部53から見て内側から外側へと被固定部材846を横方向に貫通する貫通孔847が設けられている。本例では被固定部材846の側面及び貫通孔847の内面は充填剤が入った樹脂などで覆われており被固定部材846を逃げ溝411内に進入させるとき、また後述のロックシャフト44を貫通孔847内に進入させるとき、これらの部材の摺動動作によってパーティクルを発生させにくくしている。
またブラケット841の底板842には、既述のガイドシャフト43を貫通させるための円筒状のブッシュ845が設けられている。そして4つの固定機構4に設けられた各ガイドシャフト43がブッシュ845内に進入するように、反転フレーム2の上面に蓋体83を載置することにより、正しく蓋体83の位置決めがなされ、各受板41に設けられた逃げ溝411内へと被固定部材846を案内することができる。
そして、既述のように反転フレーム2の内周縁が蓋体83の外周縁よりも外側に位置する大きさに形成されているので、蓋体83は、4つのブラケット841を介して反転フレーム2に保持され、蓋体83の下端面が反転フレーム2と接触しないようになっている。真空処理を行う処理室81では、処理室本体82と接触する蓋体83の下端面は、処理室81内の真空を維持するシール面となるため、本例ではブラケット841を介して蓋体83の側面を保持することにより、反転フレーム2との接触などによる蓋体83下端面の損傷を抑えている。
固定機構4の説明に戻ると、受板41の下面側には、保持部53から見ると、逃げ溝411を挟んで内側の位置及び外側の位置に、2枚の板状の固定板42が下方側へ向けて伸び出している。各固定板42には、保持部53から見て内側から外側へ向けて固定板42を横方向に貫通する貫通孔421が設けられている。これらの固定板42は、蓋体83側の被固定部材846を逃げ溝411内に進入させたとき当該被固定部材846の貫通孔847と、固定板42側の貫通孔421とが連なって配置され、ロックシャフト44を貫通させることが可能な貫通路が形成されるようになっている。
ロックシャフト44は、反転フレーム2上の正しい保持位置に蓋体83を載置したとき、連なって配置された既述の貫通孔421、847を貫通することにより、当該ロックシャフト44に被固定部材846を係止させる本実施の形態の固定部材である。ロックシャフト44は円柱状の部材として構成され、その基端側は連結部材453及びシリンダーシャフト452を介して、例えばエアーシリンダー451に接続されてシリンダー機構45を構成している。シリンダー機構45は本実施の形態の第2の駆動部に相当している。
このシリンダー機構45により、ロックシャフト44は、被固定部材846を係止して蓋体83を反転フレーム2に固定する固定位置と、この固定位置から退避して反転フレーム2から蓋体83を開放する開放位置との間を自在に移動することができる。図4(a)、図4(b)に示した454はロックシャフト44が先端位置まで伸びだしたことを検知するためのエアーシリンダー451の上限スイッチ、455はロックシャフト44が後端位置まで後退したことを検知するための下限スイッチである。
さらに受板41には、保持部53から見てガイドシャフト43のさらに外側の位置に、蓋体83が反転フレーム2上に保持されたことを検知するための検知部である近接センサー46が設けられている。近接センサー46は反転フレーム2上に蓋体83を載置したとき、底板842の底面によって覆われる位置に配置されている。近接センサー46は、底板842が近接センサー46に対して予め設定した高さ位置よりも近接センサー46側に近づいたときに当該底板842の近接を検知する。
そして前記予め設定した高さ位置は、底板842の底面が受板41の上面に接触して、蓋体83が反転フレーム2上に保持されたときに底板842の近接が検知される高さ位置に設定されている。近接センサー46の具体的な構成としては赤外線方式や静電容量方式、磁性方式などを利用することができるが特定の方式に限定されるものではない。
また固定機構4が配置されているフレーム材201と支持台31との間には、反転フレーム2を回転させる際に固定機構4が支持台31と干渉しないように、固定機構4を通過させるための隙間が設けられている(図1)。
以上に説明した構成を備えた蓋体保持治具1は、図3に示すように制御部6と接続されている。制御部6は図示しないCPUと記憶部とを備えたコンピュータからなり、記憶部には反転フレーム2上に蓋体83が保持されたことを検知して、4つの固定機構4を作動させ、蓋体83を反転フレーム2に固定してから反転フレーム2を回転させる動作や、この動作とは反対に反転させた反転フレーム2を正転させた後、固定機構4による蓋体83の固定を開放する動作に係わる制御についてのステップ(命令)群が組まれたプログラムが記録されている。このプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリーカード等の記憶媒体に格納され、そこからコンピュータにインストールされる。
さらに上述の蓋体保持治具1の動作に関し、制御部6は反転フレーム2に蓋体83が保持されたこと(反転フレーム2上に蓋体83が保持されたこと)が近接センサー46で検知されたことを条件に、シリンダー機構45を駆動してロックシャフト44を固定位置まで移動させ、ロックシャフト44が固定位置まで移動したことを条件に、回転機構5を駆動して反転フレーム2を回転させる制御を実行する役割を果たす。このため制御部6は、近接センサー46やエアーシリンダー451、上限、下限スイッチ454、455や反転モーター51と接続されている(図3)。
以下、図4、図5及び図12を参照しながら本実施の形態の蓋体保持治具1の作用について説明する。処理室81についてメンテナンスの必要が生じると、図12に示したゲートGを閉じ、処理室81内の真空状態を解除し、処理室本体82から蓋体83を取り外す準備をする。しかる後、クレーンなどの搬送手段によって蓋体83を処理室本体82上から持ち上げ、蓋体保持治具1が待機している位置まで当該蓋体83を搬送する。
このとき蓋体保持治具1は、固定機構4のガイドシャフト43が上方側に向くように反転フレーム2の向きを調節した状態で待機しており、図1に示すように搬送手段は蓋体83を反転フレーム2の上方位置まで進入させる。そして、反転フレーム2側の各固定機構4の上方位置に蓋体83側の各ブラケット841が配置されるように蓋体83の向きを調節した後、蓋体83を降下させる。
この結果、図4(a)に示すように各ブッシュ845がガイドシャフト43と上下に対向し、各被固定部材846が逃げ溝411と上下に対向した状態で蓋体83が下降していく。そしてガイドシャフト43がブッシュ845内へと進入すると、これらのガイドシャフト43に案内されながら蓋体83がさらに下降することにより、蓋体83の位置決めが行われる。さらに蓋体83を下方側へと移動させると、被固定部材846が逃げ溝411内に進入し、ブラケット841の底面が受板41の上面と接触したところで蓋体83の降下が停止し、蓋体83は反転フレーム2上に載置された状態となる。
こうして反転フレーム2に蓋体83が保持され、被固定部材846の全体が逃げ溝411内に進入すると、被固定部材846の貫通孔847とその両脇の固定板42の貫通孔421とが連通した状態となり、これら貫通孔847、421内にロックシャフト44を進入させ固定位置まで移動させることが可能となる。このように、ロックシャフト44の移動が可能となったこと、即ち反転フレーム2に蓋体83が保持されたことは、各近接センサー46によって検知される。
近接センサー46にて反転フレーム2への蓋体83の保持が検知されると、各シリンダー機構45が作動し、ロックシャフト44を貫通孔847、421内に進入させ、固定位置まで移動させることにより蓋体83を反転フレーム2に固定する(図4(b))。このときシリンダー機構45を作動させる条件としては、各固定機構4の近接センサー46にて蓋体83の保持が検知されたら、同じ固定機構4内のシリンダー機構45を作動させるようにしてもよいし、全ての近接センサー46にて検知が行われたことを確認してから各シリンダー機構45を作動させるようにしてもよい。
そして各固定機構4のロックシャフト44が固定位置に到達すると、エアーシリンダー451の上限スイッチ454が作動するので、当該固定機構4における蓋体83の固定が確認できる。そして全てのロックシャフト44が固定位置まで移動したことが確認されたら、回転機構5を駆動して、反転フレーム2を予め設定された傾斜角度だけ回転させて蓋体83のメンテナンスを行う。図5(b)に示す例は図5(a)の状態から蓋体83を180°回転させた場合の例を示しており、ガスシャワーヘッド831が上面を向いた状態となっている。図中、832は処理ガスの吐出孔である。蓋体83のメンテナンスは蓋体83が蓋体保持治具1に受け渡された位置で行ってもよいし、キャスター342を利用して蓋体保持治具1を移動し、専用のメンテナンス室まで搬送してから行ってもよい。
以上に説明した蓋体保持治具1にて、反転フレーム2上に蓋体83を載置する動作の際に、図1に示した状態から蓋体83の向きが鉛直軸周りに90°ずれている場合を考える。この場合には、蓋体83側に設けられたブラケット841は、固定機構4が設けられていない反転フレーム2のフレーム材202の上方位置に位置することになる。この結果、蓋体83を降下させても固定機構4の近接センサー46では、ブラケット841の近接を検知できないので、各ロックシャフト44が固定位置へと移動することはなく、回転機構5も駆動しない。このため蓋体83が反転フレーム2に固定されていない状態のまま反転フレーム2の回転が開始されるといった動作は実行されない。
また、蓋体83の鉛直軸周りのずれ量が90°よりも小さい、あるいは90°よりも大きい場合であっても、4つのブラケット841と固定機構4とが上下に正確に対向していなければ、ブラケット841がガイドシャフト43と干渉して受板41の上面に到達できなかったり、ブラケット841が近接センサー46の設けられている位置からずれた位置に載置されたりする。この場合にも各ロックシャフト44は固定位置へと移動することはなく、反転フレーム2の回転動作も開始されない。
また、4つのブラケット841と固定機構4とが上下に正確に対向していたとしても、蓋体83の上下が予め反転した状態で反転フレーム2上に載置された場合には近接センサー46は底板842で覆われた状態とならないので、近接センサー46は作動せず、ロックシャフト44の移動や反転フレーム2の回転動作は実行されない。
図6は、反転フレーム2の昇降機構311を備えた蓋体保持治具1aの例を示している。この場合には、反転フレーム2に保持された蓋体83を反転する際には、回転動作時に反転フレーム2や蓋体83が床面と干渉しない上方位置まで反転フレーム2を上昇させる。そして反転を行う前やその後のタイミングでは反転フレーム2を下方位置まで降下させ、蓋体保持治具1aの重心を低くしてより安定した状態で蓋体83を保持し、またメンテナンススタッフが蓋体83にアクセスしやすくなるようにする。
さらにまた図7に示すように、蓋体83を反転させた際に、メンテナンススタッフが作業を行うための着脱自在なブリッジ10を反転フレーム2に掛け渡すことができるようにしてもよい。
次に、図8、図9を参照しながら第2の実施の形態に係る蓋体保持治具1bについて説明する。これらの図では、既述の蓋体保持治具1と同じ構成要素には図1〜図5に示したものと同じ符号を付してある。本例の蓋体保持治具1bでは、反転フレーム2の内周縁が蓋体83の下端面の外周縁よりも内側の位置まで伸びだしている。そして蓋体83の下端面の一部が図8に示した一点鎖線の範囲内に載置される(図9(b)参照)。
蓋体83には、相対向する2つの側壁の外面に、各側壁に2箇所ずつ合計4箇所に、ロックシャフト44を嵌入させるための嵌入孔830が設けられている。反転フレーム2側には、これらの嵌入孔830の各々に対してロックシャフト44を嵌入させて蓋体83を固定する固定機構4aが設けられており、ロックシャフト44は蓋体83を固定する固定位置と(図9(b))、この固定位置から退避して蓋体83の固定を開放する開放位置(図9(a))との間を移動することができる。図8に示すように、固定機構4aは蓋体83の側壁面と直交する方向にロックシャフト44を移動させるので、本例では固定機構4aは回転軸52が接続されていないフレーム材202に配置され、固定機構4aが支持台31と干渉しないようになっている。各図中21は蓋体83の載置位置を案内するガイド部材である。
また図9(a)に示すように近接センサー46は固定機構4aが配置されている位置の反転フレーム2内に設けられており近接センサー46は蓋体83の下端面が反転フレーム2の上面に載置されたことを検知する。そして蓋体83の保持が検知されたら図9(b)に示すようにロックシャフト44を固定位置まで移動させて蓋体83を固定し、4箇所すべての固定機構4aの作動が確認されたら反転フレーム2を回転させ蓋体83を反転する。
本例の蓋体保持治具1bにおいて、反転フレーム2上に蓋体83を載置する際に、蓋体83の向きが図8に示した状態から鉛直軸周りに90°ずれていたとすると、蓋体83の平面形状が長方形であればガイド部材21と干渉してしまい、蓋体83の下端が反転フレーム2の上面に到達しないので、近接センサー46は作動しない。しかし蓋体83が正方形に近い場合には、蓋体83の向きが変わった状態にて図8に一点鎖線で示した範囲内に蓋体83が載置されることも考えられる。仮にこのとき近接センサー46が作動して、固定機構4の動作が開始されたとしても各ロックシャフト44は嵌入孔830の設けられていない側壁面にて停止し、固定位置まで到達しない。このため回転機構5の回転動作は開始されない。このため反転フレーム2に蓋体83が固定されていない状態のまま蓋体83の反転が開始されることはない。
以上に説明した各実施の形態に係る蓋体保持治具1、1a、1bによれば以下の効果がある。処理室81の蓋体83を周縁部にて保持する反転フレーム2に蓋体83の固定機構4、4aが設けられており、この固定機構4、4aは、反転フレーム2に対して蓋体83を固定する固定位置と、蓋体83の固定が開放される開放位置との間を移動するロックシャフト44を備えているので、反転フレーム2に蓋体83を安定して保持することが可能であると共に、当該反転フレーム2への蓋体83の着脱も容易となる。そして、この反転フレーム2は、蓋体83を反転させるために水平な回転軸52まわりに回転自在に支持されているので、蓋体83を反転させることが可能となり、蓋体83の下面側に設けられたガスシャワーヘッド831などの機器をメンテナンスする際の作業性が向上する。
ここで蓋体83を反転フレーム2に固定する固定機構は、図4や図9に示した固定機構4、4aの構成例に限定されるものではない。例えば蓋体83を上面側から反転フレーム2に向けて押さえつけるメカニカルチャック機構を固定機構として反転フレーム2に配置するようにしてもよい。
また蓋体保持治具1、1a、1bにおいて、反転フレーム2を回転させる第1の駆動部(回転機構5)やロックシャフト44を移動させる第2の駆動部(シリンダー機構45)を設けず、手動によりこれらの動作を行ってもよい。
そして、第1、第2の駆動部を設ける場合には、ロックシャフト44の移動動作や反転フレーム2の回転動作の開始タイミングを手動で設定してもよい。例えば反転フレーム2上に蓋体83が載置されたことを近接センサー46にて検知したら、インターロックを解除して、制御部6に接続されたコントロールパネルを介してオペレータからのロックシャフト44の移動動作の開始指示を受け付ける場合などが考えられる。そして反転フレーム2の回転動作にあたっても同様に、すべてのロックシャフト44が固定位置まで移動したら、インターロックを解除し、オペレータから反転フレーム2の回転動作の開始指示を受け付けてもよい。
さらに反転フレーム2の形状は、各実施の形態中に示した四角形の枠体形状に限られるものではなく、例えば図1に示した固定機構4が設けられた2本のフレーム材201を、回転軸52の延長線上に伸びる1本の連結部材で連結してもよい。また蓋体83の平面形状が円形など、四角形以外の形状である場合には、枠体の形状をこれに合わせて形成してもよい。
また蓋体83が反転フレーム2に保持されたことを検知する検知部の構成は、近接センサー46を用いる例に限定されない。例えば図2に示した固定機構4に、受板41の上面から突没可能なスイッチを突出させ、このスイッチが底板842の下面にて予め設定された位置まで押下されたら反転フレーム2への蓋体83の保持を検知する構成としてもよい。
そして処理室81で処理される基板Sの種類は実施の形態中に示した角型のFPD基板に限られるものではなく、例えば半導体ウエハなどの円形基板に適用してもよいことは勿論であり、処理室81で実施される処理は真空処理の他、常圧雰囲気で行われる処理である場合も本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に実施の形態に係る蓋体保持治具1、1a、1b(以下、簡単のため蓋体保持治具1と記す)を利用して蓋体83の取り外しが行われる基板処理装置8の適用例について簡単に説明する。図10、図11に示した基板処理装置8では、大気ローダー801に搬送された基板Sがロードロック室802を介して基板搬送機構804を備えた真空搬送室803内に搬入される。真空搬送室803は平面形状が例えば六角形となっており、その1つの側面にロードロック室802が接続され、他の4つの側面に処理室81a〜81dが接続されている。そして真空搬送室803の残る一側面の外側の領域には、図11に示すように蓋体保持治具1を配置するためメンテナンス領域806が設けられている。本例では、1つのメンテナンス領域806が4つの処理室81a〜81dで共有されている。
メンテナンスの必要となった処理室81a〜81dは、ゲートバルブGを閉じて真空搬送室803から切り離され、真空搬送室803の上部に設けられた蓋体搬送機構805により蓋体83上面の把手部85が把持されて、当該蓋体83が処理室本体82の上方へ持ち上げられる。そして蓋体搬送機構805をメンテナンス領域806へ向けて旋回させ、蓋体83が反転フレーム2の上方位置に到達したら蓋体83を降下させて蓋体保持治具1への蓋体83の受け渡しが行われる。その後、蓋体保持治具1にて蓋体83を固定し、反転する動作が実行される。
ここで本発明の蓋体保持治具1を利用可能な基板処理装置は図10、図11に示した例に限られないことは勿論であり、真空搬送室803に接続される処理室81の数は1つでもよいし、4つでもよく、これ以外の数でもよい。また蓋体保持治具1が配置されるメンテナンス領域806についても共通の真空搬送室803に接続された複数の処理室81a〜81d間でメンテナンス領域806を共有する例のほか、各処理室81a〜81dに専用のメンテナンス領域806を設けてもよい。さらには、基板処理装置8は専用の蓋体搬送機構805を備えていなくてもよく、工場のクレーンを使って蓋体83の搬送を行ってもよい。
1、1a、1b
蓋体保持治具
2 反転フレーム
4、4a 固定機構
44 ロックシャフト
45 シリンダー機構
46 近接センサー
5 回転機構
6 制御部
81、81a〜81d
処理室
82 処理室本体
83 蓋体
846 被固定部材

Claims (8)

  1. 被処理体である基板が処理される処理室に設けられた蓋体を、当該処理室から取り外された状態で保持する蓋体保持治具において、
    前記蓋体の周縁部を保持するための保持部と、
    前記保持部に保持された前記蓋体を反転させるために当該保持部を水平な回転軸周りに回転自在に支持する基体と、
    前記保持部に設けられ、前記保持部に対して前記蓋体を固定する固定部材を有する固定機構と、を備え、
    前記固定部材が前記蓋体を固定する固定位置と、前記蓋体の固定が開放される開放位置と、の間を移動することを特徴とする蓋体保持治具。
  2. 前記保持部を回転軸周りに回転させる第1の駆動部と、
    前記固定部材を固定位置と開放位置との間で移動させる第2の駆動部と、
    前記保持部に設けられ、前記蓋体が当該保持部に保持されたことを検知する検知部と、
    この検知部にて蓋体の保持が検知されたことを条件に、前記第2の駆動部を駆動して前記固定部材を開放位置から固定位置に移動させ、この固定部材が固定位置まで移動したことを条件に、前記第1の駆動部を駆動して前記保持部を回転させる制御部と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の蓋体保持治具。
  3. 前記検知部は、前記蓋体の周縁部に沿って複数箇所に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の蓋体保持治具。
  4. 前記複数箇所に設けられた検知部の各々に対応して複数の固定機構が設けられ、前記制御部はこれら複数の固定機構の全ての固定部材が固定位置まで移動したことを条件に、前記第1の駆動部を駆動させることを特徴とする請求項3に記載の蓋体保持治具。
  5. 前記固定機構は、前記蓋体の底面を下方側へ向けた状態で前記保持部に受け渡された場合に、当該蓋体を前記保持部に固定可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の蓋体保持治具。
  6. 前記保持部は、前記蓋体の側面を保持することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の蓋体保持治具。
  7. 前記処理室は、基板に対する真空処理を行うためのものであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一つに記載の蓋体保持治具。
  8. 前記基体には、蓋体を反転させるための上方位置と、この上方位置の下方側の下方位置との間で前記保持部を昇降させるための昇降機構が設けられていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一つに記載の蓋体保持治具。
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