JP2011252825A - 回路基板検査装置 - Google Patents

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Rintaro Murayama
林太郎 村山
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Abstract

【課題】高い周波数の測定電流で被測定回路基板を検査する際の発生磁束による測定誤差を低減する。
【解決手段】少なくとも2つの可動アームと、可動アームに支持され測定時に被測定回路基板Pに対する測定電流供給経路内に対として含まれる2つの電流用プローブ3,4と、各電流用プローブ3,4がそれぞれ電気配線8a,8bを介して接続される測定部6とを含み、各電流用プローブ3,4を被測定回路基板Pの被測定部位に接触させた状態で、測定部6より各電流用プローブ3,4を介して被測定回路基板Pに測定電流を供給して被測定部位間の電気的パラメータを測定するにあたって、各電流用プローブ3,4を一つの可動アーム3aに支持させるとともに、測定部6から各電流用プローブ3,4に至る各電気配線8a,8bを同じ配線経路に沿って配線することにより、電流用プローブ3,4間に形成される測定ループを小さなものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、被測定回路基板上を所定方向に移動可能なプローブを備えるX−Y方式(もしくはフライング方式等)と呼ばれる回路基板検査装置に関し、さらに詳しく言えば、高い周波数の測定電流で被測定回路基板を検査する際の発生磁束による測定誤差を低減する技術に関するものである。
プローブを可動アームに取り付けて被測定回路基板に接触させるX−Y方式の回路基板検査装置の一つとして、特許文献1に記載された発明では、回路基板に形成されている導体パターンの良否(断線,短絡,パターンの太りもしくはやせ細り等)を、その導体パターンの静電容量により検査するようにしている。その構成を図2により説明する。
この回路基板検査装置は、一対の可動アーム3a,4aを備え、その各々にプローブ(導電接触ピン)3,4が設けられる。可動アーム3a,4aは、移動機構5a,5bにより個別的に所定方向(X−Y−Z方向)に駆動される。
各プローブ3,4は、電気配線8a,8bを介して測定部6に接続される。図示が省略されているが、測定部6には、例えばLCRメータと同じく、測定電流供給部,電圧測定部および静電容量測定部等が設けられている。
移動機構5a,5bおよび測定部6は、制御部7に設定されている検査プログラムにしたがって制御される。また、制御部7は、例えば良品基板から吸収された判定基準となる基準値を記憶しており、これに基づいて、被測定回路基板Pに形成されている導体パターンの良否判定を行う。
この回路基板検査装置によると、被測定回路基板Pに形成されている導体パターンの静電容量を測定するため、電極部2として、表面に絶縁フィルム2aが貼付された平板状の基準電極板2bを用いる。
検査にあたっては、電極部2上に被測定回路基板Pを載置し、制御部7の検査プログラムにしたがって、移動機構5a,5bにより可動アーム3a,4aを駆動して、プローブ3,4を所定の導体パターン(例えば、隣接配置されている導体パターンの各々)に接触させ、各導体パターンの静電容量やインダクタンスそれに抵抗値等を測定し、これらの各測定値と基準値とを比較して導体パターンの良否判定を行う。
ところで、このようにして被測定回路基板Pの検査を行う場合、プローブ3,4は、それぞれ異なる可動アーム3a,4aに取り付けられているため、プローブ3,4の間には、それらの電気配線8a,8bを含めて、図2の鎖線で示すような測定ループMRが形成される。
したがって、例えば低インピーダンス測定の場合、測定電流の周波数が高くなるに伴って測定ループMRに大きな磁束が発生し、これが測定値に対する誤差電圧となる。
なお、この誤差電圧は、ビオ・サバールの法則およびファラデーの電磁誘導の法則によれば、電流が大きいほど大きく、ループ面積が大きいほど大きく、周波数が高いほど大きな値となる。
測定ループMRの大きさ,形状は、測定箇所におけるプローブ3,4間の距離によって異なるため、測定のつど、測定ループMRによる誤差電圧を補正することは困難である。
特開2002−014132号公報
したがって、本発明の課題は、被測定回路基板上を所定方向に移動可能なプローブを備える回路基板検査装置において、高い周波数の測定電流で被測定回路基板を検査する際の発生磁束による測定誤差を低減することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、被測定回路基板上を所定の方向に移動可能な少なくとも2つの可動アームと、上記可動アームに支持され、測定時に上記被測定回路基板に対する測定電流供給経路内に対として含まれる2つの電流用プローブと、上記各電流用プローブがそれぞれ電気配線を介して接続される測定部とを含み、上記各電流用プローブを上記被測定回路基板の被測定部位に接触させた状態で、上記測定部より上記各電流用プローブを介して上記被測定回路基板に測定電流を供給して上記被測定部位間の電気的パラメータを測定する回路基板検査装置において、上記各電流用プローブが上記複数の可動アームのうちの特定された一つの可動アームに支持されているとともに、上記測定部から上記各電流用プローブに至る上記各電気配線が同じ配線経路に沿って配線されていることを特徴としている。
本発明において、上記各電気配線は、束ねられて上記特定された可動アームに沿って配線されていることが好ましい。
また、上記各電流用プローブは、それらの間の間隔を調整可能として上記特定された可動アームに支持されていることが好ましい。
本発明には、上記被測定回路基板の検査が4端子測定によって行われる態様も含まれ、その場合、上記特定された可動アームには、上記各電流用プローブのほかに2つの電圧検出用プローブが支持されることになる。
本発明によれば、測定時に被測定回路基板に対する測定電流供給経路内に対として含まれる2つの電流用プローブが、複数の可動アームのうちの特定された一つの可動アームに支持され、かつ、測定部から各電流用プローブに至る各電気配線が同じ配線経路に沿って配線されていることにより、各プローブおよびそれらの電気配線を含む測定ループが形成されるにしても、その測定ループが小さなものとなる。したがって、低インピーダンス測定の場合でも、測定電流により発生する磁束を影響を受けにくくなり、測定誤差を可及的に低減することができる。また、測定ループの大きさや形状がほぼ一定であるため、生ずる誤差の補正も容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係る回路基板検査装置の要部を示す模式図。 従来の回路基板検査装置の構成を示す模式図。
次に、図1により、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、この実施形態の説明において、先の図2で説明した従来例と変更を要しない構成要素には同じ参照符号を用いる。
本発明の回路基板装置においても、図2に示す従来例と同じく、一対の可動アーム3a,4a、その移動機構5a,5b、測定部6および制御部7とを備えるが、図1に示すように、この実施形態では、その一方の例えば図示左側の可動アーム3aに、2つのプローブ(導電接触ピン)3,4が支持される。
この実施形態において、プローブ3,4は、測定部6の図示しない測定電流供給部に接続され、測定時に被測定回路基板Pに対する測定電流供給経路内に含まれるため、プローブ3,4を便宜的に電流プローブと呼ぶ。
このように電流プローブ3,4が一方の可動アーム3aに支持されることから、測定部6から各電流用プローブ3,4に至るそれらの電気配線8a,8bも同じ配線経路に沿って配線することが可能となる。
各電気配線8a,8bには、外皮を有する電気ケーブルやシールド被覆線を有する同軸ケーブルが用いられてよいが、いずれにしても、各電気配線8a,8bは、束ねられた状態で可動アーム3aに沿って配線されることが好ましい。
測定電流が流されることにより、電流プローブ3,4間に測定ループMRが形成されるが、本発明によれば、電流プローブ3,4が同じ可動アーム3aに接近して支持されているため、測定ループMRの面積は小さなものとなる。
したがって、低インピーダンス測定の場合でも、測定電流により発生する磁束を影響を受けにくくなり、測定誤差を可及的に低減することができる。また、測定ループの大きさや形状がほぼ一定であるため、生ずる誤差の補正も容易に行うことができる。
なお、電流プローブ3,4の間隔は、被検査導体パターンのピッチに合わせて固定されてもよいが、例えば、可動アーム3aにスリット状の支持孔を形成して、電流プローブ3,4の間隔を可変とすることもできる。
また、被測定回路基板Pの検査が4端子測定によって行われる場合には、可動アーム3aに対して、電流用プローブ3,4のほかに図示しない2つの電圧検出用プローブが設けられることになる。
また、別の態様として、他方の可動アーム4a側にも、同様に2つの電流用プローブ3,4を設けて、異なる被検査導体パターンの例えばインダクタンス測定等を同時に行わせることもできる。
3,4 プローブ(電流プローブ)
3a,4a 可動アーム
5a,5a 移動機構
6 測定部
7 制御部
P 被測定回路基板

Claims (4)

  1. 被測定回路基板上を所定の方向に移動可能な少なくとも2つの可動アームと、上記可動アームに支持され、測定時に上記被測定回路基板に対する測定電流供給経路内に対として含まれる2つの電流用プローブと、上記各電流用プローブがそれぞれ電気配線を介して接続される測定部とを含み、上記各電流用プローブを上記被測定回路基板の被測定部位に接触させた状態で、上記測定部より上記各電流用プローブを介して上記被測定回路基板に測定電流を供給して上記被測定部位間の電気的パラメータを測定する回路基板検査装置において、
    上記各電流用プローブが上記複数の可動アームのうちの特定された一つの可動アームに支持されているとともに、上記測定部から上記各電流用プローブに至る上記各電気配線が同じ配線経路に沿って配線されていることを特徴とする回路基板検査装置。
  2. 上記各電気配線は束ねられて上記特定された可動アームに沿って配線されていることを特徴とする請求項1に記載の回路基板検査装置。
  3. 上記各電流用プローブはそれらの間の間隔を調整可能として上記特定された可動アームに支持されていることを特徴とする請求項1または2に記載の回路基板検査装置。
  4. 上記被測定回路基板の検査が4端子測定によって行われ、上記特定された可動アームには上記各電流用プローブのほかに2つの電圧検出用プローブが支持されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の回路基板検査装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004279133A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Nidec-Read Corp 基板検査用プローブ及びそれを用いた基板検査装置
JP2007024699A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Hioki Ee Corp プローブピンおよびコンタクトプローブ
JP2010014479A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Hioki Ee Corp 測定装置および測定方法

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