JP2011251270A - シリコンスラッジの洗浄方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】シリコン加工プロセスで発生し、シリコンスラッジ中のシリコン粉の安定的な高純度化が図れ、バッチ間でのシリコン粉の均一な高純度化も可能なシリコンスラッジの洗浄方法を提供する。
【解決手段】シリコン加工プロセスで生じたシリコンスラッジ中のシリコン粉の酸素濃度を測定し、その値から洗浄槽内の全シリコン粉のSiO2膜の総重量を求め、さらに全SiO2膜の除去に必要な最小のHF量を算出し、この値以上のHF量のHF洗浄液を洗浄槽に投入しHF洗浄する。よって、シリコン加工プロセスで発生し、バッチでHF洗浄されるシリコンスラッジ中のシリコン粉の安定的な高純度化が図れる。また、バッチ間にわたるシリコン粉の均一純度化も実現できる。
【選択図】図3b
【解決手段】シリコン加工プロセスで生じたシリコンスラッジ中のシリコン粉の酸素濃度を測定し、その値から洗浄槽内の全シリコン粉のSiO2膜の総重量を求め、さらに全SiO2膜の除去に必要な最小のHF量を算出し、この値以上のHF量のHF洗浄液を洗浄槽に投入しHF洗浄する。よって、シリコン加工プロセスで発生し、バッチでHF洗浄されるシリコンスラッジ中のシリコン粉の安定的な高純度化が図れる。また、バッチ間にわたるシリコン粉の均一純度化も実現できる。
【選択図】図3b
Description
この発明は、シリコンスラッジの洗浄方法、詳しくは各種のシリコン加工プロセスで発生したシリコンスラッジに含まれるシリコン粉の高純度化が可能なシリコンスラッジの洗浄方法に関する。
シリコン系太陽電池の製造に際しては、シリコンからなるブロック形状の原料(溶解原料)をルツボに投入し、これを溶解してシリコンインゴットを鋳造する。その後、このシリコンインゴットをスライスすることで太陽電池用のシリコン基板を得ている。
ところで、ULSIなどの超高集積デバイスの形成基板であるシリコンウェーハは、チョクラルスキー(CZ)法によって引き上げられた単結晶シリコンインゴットに対して、ウェーハ加工を施すことにより作製される。具体的には、単結晶シリコンインゴットをブロック切断し、その後、シリコンブロックに研削砥石による外周研削、ワイヤソーによるスライスを順に行い、多数枚のシリコンウェーハを得る。それから、各シリコンウェーハに対して面取り、ラッピング、エッチング、研磨を順次施し、デバイス形成用の製品ウェーハが製造される。
ところで、ULSIなどの超高集積デバイスの形成基板であるシリコンウェーハは、チョクラルスキー(CZ)法によって引き上げられた単結晶シリコンインゴットに対して、ウェーハ加工を施すことにより作製される。具体的には、単結晶シリコンインゴットをブロック切断し、その後、シリコンブロックに研削砥石による外周研削、ワイヤソーによるスライスを順に行い、多数枚のシリコンウェーハを得る。それから、各シリコンウェーハに対して面取り、ラッピング、エッチング、研磨を順次施し、デバイス形成用の製品ウェーハが製造される。
このウェーハ加工プロセスのうち、外周研削工程およびスライス工程などでは、加工屑(シリコン廃棄物)であるシリコンスラッジが多量に発生する。また、デバイスメーカのバックグラインド工程でも、多量のシリコンスラッジが発生している。シリコンスラッジに含まれたシリコン粉は、ウェーハ加工装置に起因したFe、Cr、Niなどの金属不純物により汚染され、製造された太陽電池の光電変換率を低下させていた。しかも、その性状がスラッジであることから、その取り扱いが難しく、従来、そのほとんどが再利用されることなく廃棄処分されていた。
また、ウェーハ加工プロセスから廃棄されたシリコンを再利用する従来技術として、例えば特許文献1の「シリコンの回収方法」が知られている。これは、シリコン粉の金属不純物を酸洗浄により除去し、シリコンを高純度化する技術である。具体的には、シリコンスラッジが投入された洗浄槽に硫酸とフッ酸との混合溶液を所定量供給し、シリコン粉の表面に付着した金属不純物が硫酸により溶解するとともに、シリコン酸化膜をフッ酸により溶解することで、混合溶液中に流出したシリコン粉の表層中の金属不純物が硫酸により溶解される。その結果、シリコン粉が高純度化される。
しかしながら、特許文献1にあっては、一定量のシリコン粉に対して、同一割合の硫酸とフッ酸との混合溶液を洗浄槽に投入し、かつその他の条件も同一としてシリコン粉を洗浄しているにも拘わらず、シリコン粉の金属汚染レベルが十分に低下しない場合があった。
これについて、発明者は鋭意研究の結果、洗浄槽に投入されるシリコン粉の酸素濃度が、バッチによっては著しく高い場合があり、これを原因として、洗浄後のシリコン粉の金属汚染レベルにばらつきが発生していることを突き止めた。そこで、まずシリコン粉の酸素濃度を測定し、その測定値からシリコン粉の表層に形成されたSiO2膜(シリコン酸化膜)の総重量を算出し、得られた重量データから、シリコン粉に形成された全てのSiO2膜の除去に必要なHF量を用意すればよいことを知見し、この発明を完成させた。
この発明は、各種のシリコン加工プロセスで発生し、バッチ洗浄されるシリコンスラッジ中のシリコン粉の安定した高純度化を図ることができ、かつバッチ間にわたるシリコン粉の均一な高純度化も可能で、さらにHF洗浄液の使用量を、シリコン粉の全てのSiO2膜の溶解に必要な最小限の量とした場合には、洗浄コストの低減化も図ることができるシリコンスラッジの洗浄方法を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、シリコン加工プロセスで発生し、かつ金属不純物を含むSiO2膜が表層に形成されたシリコン粉を含有するシリコンスラッジと、HF洗浄液とをバッチ式の洗浄槽に投入し、前記金属不純物を含むSiO2膜を前記HF洗浄液中のHF成分により溶解し、前記シリコン粉から前記金属不純物を除去するシリコンスラッジの洗浄方法であって、前記シリコン粉の酸素濃度を測定し、その測定値から前記洗浄槽内の前記シリコン粉に形成されたSiO2膜の総重量を求め、その後、前記シリコン粉に形成された全てのSiO2膜を除去可能な最小のHF量を算出し、得られた算出値以上のHFを含むHF洗浄液を前記洗浄槽に投入し、前記シリコンスラッジを洗浄するシリコンスラッジの洗浄方法である。
請求項2に記載の発明は、前記HF洗浄液のHF量は、
4HF+SiO2 → SiF4+2H2O
の化学式に則り、1モルのSiO2=60.1g、1モルのHF=20.01gから、前記シリコン粉のSiO2膜の総重量の少なくとも4/3倍とした請求項1に記載のシリコンスラッジの洗浄方法である。
4HF+SiO2 → SiF4+2H2O
の化学式に則り、1モルのSiO2=60.1g、1モルのHF=20.01gから、前記シリコン粉のSiO2膜の総重量の少なくとも4/3倍とした請求項1に記載のシリコンスラッジの洗浄方法である。
請求項3に記載の発明は、前記HF洗浄液のHF濃度は、0.5〜10重量%である請求項1または請求項2に記載のシリコンスラッジの洗浄方法である。
この発明によれば、まずシリコン加工プロセスで発生したシリコンスラッジに含まれるシリコン粉の酸素濃度を測定し、その測定値から洗浄槽に投入された全シリコン粉のSiO2膜の総重量を求め、さらに全てのSiO2膜の除去に必要な最小のHF量を算出し、この算出値以上のHF量を有したHF洗浄液を洗浄槽に投入し、シリコン粉をHF洗浄する。これにより、各種のシリコン加工プロセスで発生し、バッチ方式でHF洗浄されるシリコンスラッジに対して、シリコン粉の安定した高純度化を図ることができる。しかも、シリコンスラッジの各バッチ洗浄に際して、あらかじめシリコン粉の酸素濃度を測定し、得られた酸素濃度データに基づきHF洗浄液のHF量を求めるので、バッチ間にわたるシリコン粉の均一な高純度化も実現可能となる。さらには、HF洗浄液の使用量を、これらの効果を得るために必要な最小限の量とすれば、洗浄コストの低減化も図ることができる。
この発明のシリコンスラッジの洗浄方法は、シリコン加工プロセスで発生し、かつ金属不純物を含むSiO2膜が表層に形成されたシリコン粉を含有するシリコンスラッジと、HF洗浄液とをバッチ式の洗浄槽に投入し、前記金属不純物を含むSiO2膜を前記HF洗浄液中のHF成分により溶解し、前記シリコン粉から前記金属不純物を除去するシリコンスラッジの洗浄方法であって、前記シリコン粉の酸素濃度を測定し、その測定値から前記シリコン粉に含まれる前記SiO2膜の総重量を求め、その後、前記シリコン粉に形成された全てのSiO2膜を除去可能な最小のHF量を演算し、得られた値以上のHFを含むHF洗浄液を前記洗浄槽に投入し、前記シリコンスラッジを洗浄するものである。
この発明のシリコンスラッジの洗浄方法によれば、まずシリコン加工プロセスで発生したシリコンスラッジに含まれるシリコン粉の酸素濃度を測定し、その測定値からシリコン粉のSiO2膜の総重量を求め、シリコン粉の全てのSiO2膜を除去可能な最小限のHF量を演算する。その後、この算出値以上のHFを含むHF洗浄液と、シリコンスラッジとを洗浄槽に投入し、この洗浄槽内でシリコン粉をHF洗浄する。このとき、金属不純物を含む全てのSiO2膜がHF成分により溶解するので、SiO2膜に含有された金属不純物がシリコン粉から除去される。
その結果、各種のシリコン加工プロセスで発生し、バッチ方式でHF洗浄されるシリコンスラッジに対して、シリコン粉の安定した高純度化を図ることができる。しかも、シリコンスラッジの各バッチ洗浄に際して、あらかじめシリコン粉の酸素濃度を測定し、得られた酸素濃度データに基づきHF洗浄液のHF量を求めるので、バッチ間にわたるシリコン粉の均一な高純度化も実現することができる。さらには、HF洗浄液の使用量を、上述した効果を得るために必要な最小限の量とした場合には、洗浄コストの低減化も図ることができる。
その結果、各種のシリコン加工プロセスで発生し、バッチ方式でHF洗浄されるシリコンスラッジに対して、シリコン粉の安定した高純度化を図ることができる。しかも、シリコンスラッジの各バッチ洗浄に際して、あらかじめシリコン粉の酸素濃度を測定し、得られた酸素濃度データに基づきHF洗浄液のHF量を求めるので、バッチ間にわたるシリコン粉の均一な高純度化も実現することができる。さらには、HF洗浄液の使用量を、上述した効果を得るために必要な最小限の量とした場合には、洗浄コストの低減化も図ることができる。
こうして得られた高純度のシリコン粉は、例えば、洗浄槽から回収して乾燥後、ルツボに投入し、これを加熱して溶融シリコンとし、その後、溶融シリコンを冷却して凝固することで、例えば、シリコン純度が高いシリコン系太陽電池用原料として再利用することができる。なお、「シリコン系太陽電池用原料」とは、単結晶シリコン系太陽電池の原料、多結晶シリコン系太陽電池の原料、アモルファスシリコン系太陽電池の原料の何れかである。
シリコンスラッジの発生を伴うシリコン加工プロセスとしては、例えば、単結晶シリコンインゴットまたは多結晶シリコンインゴットのブロック切断、研削砥石によるシリコンブロックの外周研削、研削砥石によるシリコンブロックのオリエンテーションフラット加工またはノッチ加工、ワイヤソーなどによるシリコンブロックのスライス、シリコンウェーハの面取り、シリコンウェーハのラッピングなどの各工程が挙げられる。また、デバイス形成後のウェーハに施されるバックグラインド工程も含まれる。
シリコンスラッジとは、シリコン粉と、不純物と、水とが泥状に混ざり合った滓である。不純物とは、例えば、研削砥石などの摩耗により発生するアルミナ、シリカ、コランダム、Cu、Fe、Ni、C、酸化バリウム、酸化マグネシウム、塵などである。
シリコン粉の表層に形成されるSiO2膜(シリコン酸化膜)は自然酸化膜である。
SiO2膜が自然酸化膜の場合、その厚さは0.7nmである。
シリコンスラッジとは、シリコン粉と、不純物と、水とが泥状に混ざり合った滓である。不純物とは、例えば、研削砥石などの摩耗により発生するアルミナ、シリカ、コランダム、Cu、Fe、Ni、C、酸化バリウム、酸化マグネシウム、塵などである。
シリコン粉の表層に形成されるSiO2膜(シリコン酸化膜)は自然酸化膜である。
SiO2膜が自然酸化膜の場合、その厚さは0.7nmである。
「シリコン粉の表層」とは、シリコン粉のうち、SiO2膜が形成されたシリコン表面から深さ(厚さ0.7nm)までの領域をいう。
SiO2膜(シリコン粉)に含まれる金属不純物としては、例えば、Fe、Cr、Ni、Cu、などが挙げられる。
シリコン粉に含まれる金属不純物の濃度が1×1014atoms/cm3未満では、そのまま原料として使用できる。また、1×1015atoms/cm3を超えれば、HF洗浄により得られた高純度のシリコン粉をシリコン系太陽電池用原料に採用した場合、シリコン系太陽電池の光電変換効率を低下させる。
SiO2膜(シリコン粉)に含まれる金属不純物としては、例えば、Fe、Cr、Ni、Cu、などが挙げられる。
シリコン粉に含まれる金属不純物の濃度が1×1014atoms/cm3未満では、そのまま原料として使用できる。また、1×1015atoms/cm3を超えれば、HF洗浄により得られた高純度のシリコン粉をシリコン系太陽電池用原料に採用した場合、シリコン系太陽電池の光電変換効率を低下させる。
HF洗浄液のHF濃度は、0.5〜10重量%とした方が望ましい。0.5重量%未満では、希釈する純水量が多くなってしまい、廃液処理費用が増大する。また、10重量%を超えれば、洗浄後の濯ぎに使用する純水の量が多くなってしまう。HF洗浄液の好ましいHF濃度は、1.0〜5.0重量%である。この範囲であれば、洗浄時に使用する純水の使用量が増大しない。
洗浄槽はバッチ方式のもので、その容量および形状は任意である。
洗浄時には、攪拌羽根を有する撹拌装置の磨耗対策や薬液対策が施された攪拌槽内のHF洗浄液を攪拌してもよい。また、バブリング装置により洗浄槽内のHF洗浄液をバブリングしてもよい。攪拌のために、洗浄液とスラッジとを循環ポンプにより循環攪拌してもよい。
洗浄後のシリコンスラッジは、一般的にリンス液によりリンスされる。リンス液としては、例えば純水または超純水を採用することができる。純水とは、物理的または化学的な処理によって不純物を除去した純度の高い水をいう。具体的には、1〜10MΩ・cmまたは1.0〜0.1μS/cmの水を採用することができる。超純水とは、水に含まれる不純物の量が、例えば0.01μg/リットル以下のものである。
洗浄槽はバッチ方式のもので、その容量および形状は任意である。
洗浄時には、攪拌羽根を有する撹拌装置の磨耗対策や薬液対策が施された攪拌槽内のHF洗浄液を攪拌してもよい。また、バブリング装置により洗浄槽内のHF洗浄液をバブリングしてもよい。攪拌のために、洗浄液とスラッジとを循環ポンプにより循環攪拌してもよい。
洗浄後のシリコンスラッジは、一般的にリンス液によりリンスされる。リンス液としては、例えば純水または超純水を採用することができる。純水とは、物理的または化学的な処理によって不純物を除去した純度の高い水をいう。具体的には、1〜10MΩ・cmまたは1.0〜0.1μS/cmの水を採用することができる。超純水とは、水に含まれる不純物の量が、例えば0.01μg/リットル以下のものである。
全てのSiO2膜を除去可能なHF量の算出には、
4HF+SiO2 → SiF4↑(4フッ化シリコン)+2H2O
の化学式を利用することが望ましい。このとき、1モルのSiO2の重量は60.1g、1モルのHFの重量は20.01gであるので、この化学式から、シリコン粉のSiO2膜の総重量の少なくとも4/3倍のHF量が必要なことがわかる。この式を利用すれば、シリコンスラッジ中のシリコン粉に形成された全てのSiO2膜の重量に見合った必要最小限のHF量を、簡単な演算により求めることができる。
4HF+SiO2 → SiF4↑(4フッ化シリコン)+2H2O
の化学式を利用することが望ましい。このとき、1モルのSiO2の重量は60.1g、1モルのHFの重量は20.01gであるので、この化学式から、シリコン粉のSiO2膜の総重量の少なくとも4/3倍のHF量が必要なことがわかる。この式を利用すれば、シリコンスラッジ中のシリコン粉に形成された全てのSiO2膜の重量に見合った必要最小限のHF量を、簡単な演算により求めることができる。
すなわち、洗浄槽内で行われるシリコン粉に形成されたSiO2膜の除去は、主に、上記化学式に則ってなされる。したがって、シリコン粉の全てのSiO2膜を溶解するには、SiO2の重さの4/3倍のHFを含むHF洗浄液を用意すればよいことがわかる。なお、4フッ化シリコンはガス状態で大気に放出される。
具体例を示せば、酸素濃度が0.3重量%のシリコン粉を1kg使用したとき、SiO2膜の総重量は3gとなる。その結果、HFは、SiO2膜の総重量の4/3倍である4gを少なくとも用意すればよい。
HF洗浄液中のHF量(HFの含有量)を調整する方法としては、例えば、HF洗浄液の使用量(洗浄槽への投入量)を一定としてHF濃度を変更する方法、またはHF濃度を一定としてHF洗浄液の使用量を変更する方法を採用することができる。
シリコン粉の酸素濃度の測定方法としては、例えば、赤外線吸収法を採用することができ、装置としては、例えば、LECO社製の酸素濃度測定装置を採用することができる。
具体例を示せば、酸素濃度が0.3重量%のシリコン粉を1kg使用したとき、SiO2膜の総重量は3gとなる。その結果、HFは、SiO2膜の総重量の4/3倍である4gを少なくとも用意すればよい。
HF洗浄液中のHF量(HFの含有量)を調整する方法としては、例えば、HF洗浄液の使用量(洗浄槽への投入量)を一定としてHF濃度を変更する方法、またはHF濃度を一定としてHF洗浄液の使用量を変更する方法を採用することができる。
シリコン粉の酸素濃度の測定方法としては、例えば、赤外線吸収法を採用することができ、装置としては、例えば、LECO社製の酸素濃度測定装置を採用することができる。
以下、この発明の実施例を具体的に説明する。
次に、この発明の実施例1に係るシリコンスラッジの洗浄方法を、図1のフローシートを参照して、これが適用されたシリコン系太陽電池用原料の製造方法に基づいて説明する。ここでは、直径300mmのシリコンウェーハの表面研削工程から排出された研削排水(シリコンスラッジ)を処理する。
まず、チョクラルスキー法により直径306mm、比抵抗が10mΩ・cm、初期酸素濃度1.0×1018atoms/cm3の単結晶シリコンインゴットを引き上げる。その後、単結晶シリコンインゴットに対して、外周を粗仕上げ用と仕上げ用のダイヤモンド砥石を研削工具とした円筒研削後、長さ方向に400mmピッチで切断するブロック切断と、ワイヤソーを用いたスライスと、面取り砥石を使用する面取り、スライス時のウェーハ表裏面のダメージを除去するラッピング、シリコンウェーハの表面の平坦度を高める研削と、研削時に発生したシリコンウェーハの表面の研削ダメージを除去する研磨と、仕上げ研磨とが順次施される。こうして、表面が鏡面仕上げされた鏡面シリコンウェーハが得られる。
まず、チョクラルスキー法により直径306mm、比抵抗が10mΩ・cm、初期酸素濃度1.0×1018atoms/cm3の単結晶シリコンインゴットを引き上げる。その後、単結晶シリコンインゴットに対して、外周を粗仕上げ用と仕上げ用のダイヤモンド砥石を研削工具とした円筒研削後、長さ方向に400mmピッチで切断するブロック切断と、ワイヤソーを用いたスライスと、面取り砥石を使用する面取り、スライス時のウェーハ表裏面のダメージを除去するラッピング、シリコンウェーハの表面の平坦度を高める研削と、研削時に発生したシリコンウェーハの表面の研削ダメージを除去する研磨と、仕上げ研磨とが順次施される。こうして、表面が鏡面仕上げされた鏡面シリコンウェーハが得られる。
これらのウェーハ加工プロセスのうち、研削工程では、純水からなる切削液(水温22℃)を30リットル/分で供給しながら、シリコンウェーハの表面を表面研削装置により研削する。このとき、シリコンスラッジを含む多量の研削排水(シリコン含有量70〜80ppm)が発生する。ここでいうシリコンスラッジとは、シリコン粉と、不純物と、純水とが泥状になった滓である。不純物とは、例えば、研削砥石などの摩耗により発生するアルミナ、シリカ、コランダム、Cu、Fe、Cr、Ni、C、酸化バリウム、酸化マグネシウム、塵などである。
その後、研削排水を、セラミックス膜、UF膜、浸漬膜などの濾材に通し、その際に発生する濃縮排水(非ろ過水)を、浸漬膜に通し、浸漬膜上に生成付着したシリコンスラッジを回収する。
その後、研削排水を、セラミックス膜、UF膜、浸漬膜などの濾材に通し、その際に発生する濃縮排水(非ろ過水)を、浸漬膜に通し、浸漬膜上に生成付着したシリコンスラッジを回収する。
次いで、図2に示すように、シリコンスラッジaを、所定量のHF洗浄液bとともにバッチ方式の洗浄槽10に投入し、洗浄槽10内でシリコンスラッジa、ひいてはシリコン粉cのHF洗浄を行う。
すなわち、まず攪拌羽根をモータ回転させる攪拌装置11を備えた洗浄槽10を準備し、この洗浄槽10内に前記回収後のシリコンスラッジaと、所定量のHF洗浄液bとを投入する。シリコンスラッジaがHF洗浄液b中に分散するように所定時間攪拌する。
すなわち、まず攪拌羽根をモータ回転させる攪拌装置11を備えた洗浄槽10を準備し、この洗浄槽10内に前記回収後のシリコンスラッジaと、所定量のHF洗浄液bとを投入する。シリコンスラッジaがHF洗浄液b中に分散するように所定時間攪拌する。
次に、洗浄槽10へのHF洗浄液bの投入量の演算方法を説明する。
ここでは、HF洗浄液b中のHF濃度が0.5重量%と規定されていることから、HF洗浄液bの使用量を調整することで、シリコン粉cに形成された全てのSiO2膜dを除去可能な最小のHF量を得るように構成している。
まず、0.03gのシリコン粉cをサンプリングし、赤外線吸収法を用いた図示しないLECO社製の酸素濃度測定装置を使用し、シリコン粉cの酸素濃度を測定する。そのときの測定方法は、黒鉛坩堝に投入したサンプルを不活性ガス雰囲気中で融解させ、赤外線吸収により酸素濃度を測定する方法である。測定の結果、シリコン粉の酸素濃度は1.0重量%であった。
ここでは、HF洗浄液b中のHF濃度が0.5重量%と規定されていることから、HF洗浄液bの使用量を調整することで、シリコン粉cに形成された全てのSiO2膜dを除去可能な最小のHF量を得るように構成している。
まず、0.03gのシリコン粉cをサンプリングし、赤外線吸収法を用いた図示しないLECO社製の酸素濃度測定装置を使用し、シリコン粉cの酸素濃度を測定する。そのときの測定方法は、黒鉛坩堝に投入したサンプルを不活性ガス雰囲気中で融解させ、赤外線吸収により酸素濃度を測定する方法である。測定の結果、シリコン粉の酸素濃度は1.0重量%であった。
次に、この測定結果に基づき、洗浄槽10に投入された全てのシリコン粉cに含まれるSiO2膜dの総重量を求める。すなわち、洗浄槽10内のシリコンスラッジaに含有される全シリコン粉cの重さは1000gとすれば、これにシリコン粉cの酸素濃度を乗算することで、洗浄槽10に投入された全シリコン粉cの表層に形成されたSiO2膜の総重量の10gが求められる。
その後、SiO2膜の総重量に基づき、全てのSiO2膜を除去可能なHF量を算出する。
具体的には、4HF+SiO2 → SiF4↑(4フッ化シリコン)+2H2O
の化学式を利用する。
このとき、1モルのSiO2の重量=60.1g、1モルのHFの重量=20.01gである。
その後、SiO2膜の総重量に基づき、全てのSiO2膜を除去可能なHF量を算出する。
具体的には、4HF+SiO2 → SiF4↑(4フッ化シリコン)+2H2O
の化学式を利用する。
このとき、1モルのSiO2の重量=60.1g、1モルのHFの重量=20.01gである。
よって、上記化学式から、全てのSiO2膜を除去するには、全シリコン粉のSiO2膜の総重量(g)の4/3倍、すなわち13.3gのHF量が必要であることが、簡単に求められる。したがって、全てのSiO2膜dを除去可能なHF量を確保するために必要なHF洗浄液bが0.5重量%の場合、HF洗浄液の洗浄槽10への投入量は、2660gとなる。
このように、実施例1では、シリコン加工プロセスで発生したシリコンスラッジaに含まれるシリコン粉cの酸素濃度を測定し、その測定値から洗浄槽10に投入された全シリコン粉cのSiO2膜dの総重量を求め、さらに全てのSiO2膜dの除去に必要な最小のHF量を算出し、この算出値と同一のHF量を有したHF洗浄液bを洗浄槽10に投入し、シリコン粉cをHF洗浄するように構成している。そのため、各種のシリコン加工プロセスで発生し、バッチ方式でHF洗浄されるシリコンスラッジaに対して、シリコン粉cの安定した高純度化を図ることができる。すなわち、シリコンスラッジa中のシリコン粉cから、SUS系の汚染物質であって太陽電池の光電変換率を低下させるFe、Cr、Ni(金属不純物)を含むSiO2膜dがHF洗浄液b中に溶解して除去され、これに伴いシリコン粉cからFe、Cr、Niが除去される(図3a,図3b)。
その後、洗浄槽10からHF洗浄液bを排出し、次に洗浄槽10にリンス水(超純水)を供給することで、シリコン粉cをリンスする(図3c)。リンス後、シリコン粉cを洗浄槽10から取り出して乾燥させる。このとき、シリコン粉cの表面は金属汚染されていない(図3d)。リンスして乾燥させた直後のシリコン粉cは、SiO2膜dが除去されているものの、時間の経過に伴い再びSiO2膜dが形成されることになる。
その後、洗浄槽10からHF洗浄液bを排出し、次に洗浄槽10にリンス水(超純水)を供給することで、シリコン粉cをリンスする(図3c)。リンス後、シリコン粉cを洗浄槽10から取り出して乾燥させる。このとき、シリコン粉cの表面は金属汚染されていない(図3d)。リンスして乾燥させた直後のシリコン粉cは、SiO2膜dが除去されているものの、時間の経過に伴い再びSiO2膜dが形成されることになる。
しかも、シリコンスラッジaをバッチ洗浄する毎にシリコン粉cの酸素濃度を測定し、得られた酸素濃度データに基づきHF洗浄液bのHF量を求めるので、バッチ間にわたるシリコン粉cの均一な高純度化を実現することができる。さらには、HF洗浄液bの使用量を、上述したようにこれらの効果を得るために必要な最小限の量としたので、洗浄コストの低減化も図ることができる。
こうして得られた高純度のシリコン粉cは、洗浄槽10から回収して乾燥後、ルツボに投入し、これを加熱して溶融シリコンとし、その後、溶融シリコンを冷却して凝固することで、シリコン純度が高いシリコン系太陽電池用原料として再利用することができる。
こうして得られた高純度のシリコン粉cは、洗浄槽10から回収して乾燥後、ルツボに投入し、これを加熱して溶融シリコンとし、その後、溶融シリコンを冷却して凝固することで、シリコン純度が高いシリコン系太陽電池用原料として再利用することができる。
ここで、実際にシリコン加工プロセスで発生し、シリコン粉を含むシリコンスラッジについて、実施例1に係るHF濃度が0.5重量%のHF洗浄液を使用し、シリコンスラッジを洗浄した場合と、HCl(0.5重量%)/H2O2(0.5重量%)の洗浄液を使用した場合と、HF(0.5重量%)/H2O2(0.5重量%)の洗浄液を使用した場合と、HF(0.5重量%)/HCl(0.5重量%)の洗浄液を使用した場合とについて、シリコン粉中の金属不純物の汚染量を測定する試験を行った。その結果を、図4のグラフに示す。
なお、金属不純物の測定には、ICP−MS(誘導結合プラズマ質量分析装置)、具体的にはサーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社製のELEMENT2を採用した。このICP−MSでは、27.12MHzプラズマにより試料をイオン化する。ここに記載されていないシリコンスラッジの洗浄方法(洗浄条件など)については、実施例1に則った。
図4のグラフから明らかなように、実施例1のHF洗浄では、シリコン粉の表面に形成されたSiO2膜(自然酸化膜)をHFにより溶解するため、金属不純物中のFe、Cr、Niが大幅に低減され、高純度のシリコン粉が得られた。一方、HCl/H2O2による洗浄では、自然酸化膜を溶解しないため、Fe、Cr、Niの除去率が低下していた。また、HF/H2O2の洗浄では、洗浄液中でHFによる自然酸化膜の除去がなされるものの、一方でH2O2によりシリコン粉の表面に酸化膜が形成され、この酸化膜形成時に洗浄液中の金属不純物が酸化膜中に再び取り込まれるため、Fe、Cr、Niの十分な除去効果が得られない結果となっている。なお、HF/HClによる洗浄では、HFと変わらない結果が得られたものの、HClによる酸化作用が強いため、装置が腐食する影響があった。
次に、図5のグラフを参照して、実施例1のシリコンスラッジの洗浄方法に則り、シリコン加工プロセスで発生したシリコンスラッジ中のシリコン粉のHF洗浄において、HF洗浄液のHF濃度別の金属不純物(Cr、Fe、Co、Ni、Zn、Al)に対する汚染量の測定試験を行った。洗浄条件は、シリコン粉10gと、HF濃度0.05重量%のHF洗浄液と、HF濃度0.5重量%のHF洗浄液とをそれぞれ準備し、HF洗浄液を100mlに統一して行った。このときの測定方法および測定条件は、上述した図4のグラフに示す試験の場合と同じとする。
0.05重量%のときの必要な洗浄液の重さは266gとなり、0.5重量%のときの必要なHF洗浄液の重さは26.6gとなる。
図5のグラフから明らかなように、HF洗浄液の洗浄槽への投入量が0.05重量%のとき、HF洗浄液のHF濃度が、シリコン粉の全てのSiO2膜を除去可能なHF量の確保に必要なHF濃度より少ないため、シリコン粉からのFe、Cr、Niを含む金属不純物の除去率が十分ではなかった。一方、この確保に必要なHF濃度を超えたHF洗浄液0.5重量%では、シリコン粉からのFe、Cr、Niを含む金属不純物の除去率が高い結果となっている。
0.05重量%のときの必要な洗浄液の重さは266gとなり、0.5重量%のときの必要なHF洗浄液の重さは26.6gとなる。
図5のグラフから明らかなように、HF洗浄液の洗浄槽への投入量が0.05重量%のとき、HF洗浄液のHF濃度が、シリコン粉の全てのSiO2膜を除去可能なHF量の確保に必要なHF濃度より少ないため、シリコン粉からのFe、Cr、Niを含む金属不純物の除去率が十分ではなかった。一方、この確保に必要なHF濃度を超えたHF洗浄液0.5重量%では、シリコン粉からのFe、Cr、Niを含む金属不純物の除去率が高い結果となっている。
この発明は、HFによる各種のシリコン洗浄方法として有用である。
10 洗浄槽、
a シリコンスラッジ、
b HF洗浄液、
c シリコン粉、
d SiO2膜。
a シリコンスラッジ、
b HF洗浄液、
c シリコン粉、
d SiO2膜。
Claims (3)
- シリコン加工プロセスで発生し、かつ金属不純物を含むSiO2膜が表層に形成されたシリコン粉を含有するシリコンスラッジと、HF洗浄液とをバッチ式の洗浄槽に投入し、前記金属不純物を含むSiO2膜を前記HF洗浄液中のHF成分により溶解し、前記シリコン粉から前記金属不純物を除去するシリコンスラッジの洗浄方法であって、
前記シリコン粉の酸素濃度を測定し、その測定値から前記洗浄槽内の前記シリコン粉に形成されたSiO2膜の総重量を求め、
その後、前記シリコン粉に形成された全てのSiO2膜を除去可能な最小のHF量を算出し、
得られた算出値以上のHFを含むHF洗浄液を前記洗浄槽に投入し、前記シリコンスラッジを洗浄するシリコンスラッジの洗浄方法。 - 前記HF洗浄液のHF量は、
4HF+SiO2 → SiF4+2H2O
の化学式に則り、1モルのSiO2=60.1g、1モルのHF=20.01gから、前記シリコン粉のSiO2膜の総重量の少なくとも4/3倍とした請求項1に記載のシリコンスラッジの洗浄方法。 - 前記HF洗浄液のHF濃度は、0.5〜10重量%である請求項1または請求項2に記載のシリコンスラッジの洗浄方法。
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