JP2011251171A - 引出し式御膳棚付き仏壇 - Google Patents

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【課題】 本願発明の課題は、載置棚に仏具を載置したままの状態で載置棚の移動を可能にするとともに、経机を移動させる手間もなく、仏壇の占有面積を小さく収め、部屋の有効スペースを広げる引出し式御膳棚付き仏壇を提供することにある。
【解決手段】
本願発明の引出し式御膳棚付き仏壇は、仏具を載置可能な載置棚と、この載置棚の上方に一又は二以上の棚と、を備える仏壇において、前記載置棚は、仏具を載置したまま前後に移動可能な引出し形式であり、載置棚の直上の棚には、その一部に切り欠き部が設けられ、仏具を載置したままの前記載置棚を後方に移動させて収納すると、前記仏具は前記直上の棚の切り欠き部に収まって直上の棚には接触しないものである。
【選択図】図1

Description

本願発明は、香炉、花立、火立といった仏具や供物(以下、これらをまとめて「仏具」という。)を載置可能な引出し棚を有する仏壇に関するものである。
従来、仏壇は仏間に置かれることが多く、この仏壇には仏像・掛軸・位牌といった礼拝仏具が収納されるとともに、香炉、花立、火立といった具足や、高杯、仏器膳、供養膳、リンなど多くの仏具が載置されていた。これらの仏具は、仏壇に設けられる複数段の棚板上に載置され、あるいは経机の上に載置されていた。
一方、昨今の住宅事情に鑑みると、仏間がある住宅は少なくなり、集合住宅では和室そのものがないことも珍しくなく、仏壇の配置スペースは縮小される傾向にある。そのため近年では、経机を持たない仏壇や、棚を引出し形式にした仏壇が好んで利用されている。棚を引出し形式とすると、勤行時には棚を引き出して仏具を載せることができるが、通常は棚を押し込んで仏壇内に収納できるので部屋を広く使うことができる。
ところが仏壇の棚を引出し形式とした場合、勤行時には図5に示すように、引き出した棚(御膳棚A)の上に仏具を載置し、その上段の載置棚Bに供養膳やリンなどを載置することができるが、勤行を終えた後は図6に示すように、引出した御膳棚Aに載せていた仏具を、一旦その上段の載置棚Bに載せ換えたうえで引出した御膳棚Aを載置棚Bの下に収納するといった手間が必要であった。
このような手間を解消するため、特許文献1に示すような手段が提案されている。
特開2003−265305号公報
特許文献1の仏壇は経机を備えたもので、仏壇本体下方にこの経机を収納するための経机収納部があり、さらに経机を移動させるとこれに連動する棚板が設けられている。この棚板の下面側には垂下する垂直板が移動方向に二枚並べて取り付けられ、この二枚の垂直板の間には経机の背板が配置されており、経机が前後に移動することで背板が垂直板に当接し、これに伴って棚板も前後に連動する。
また、棚板の前面には垂下する連結板が取り付けられ、この連結板の下方先端には棚板と略平行姿勢の補助棚板が取り付けられている。仏具は、経机の上には載置せず、棚板や補助棚板の上に載置するので、収納するために経机を移動させても載置された仏具が転倒することはなく、すなわち経机移動に伴って一旦仏具を移動させるといった手間を省くことができる。
しかしながら、特許文献1の場合、棚よりも重量のある経机を移動させるという労力を要し、また補助棚板の分だけ仏壇の占有面積を広げ、つまり部屋の有効スペースを狭める結果となる。一方、部屋の有効スペースを広げるべく補助棚板を取り外した場合、棚板だけでは十分な載置スペースが確保されず、無理に全ての仏具を棚板に載置したとすると、棚板を仏壇本体に収納する際、その上段の棚に仏具が接触することとなって、結局は一旦仏具を移動させることとなり、目的とする効果は滅失する。
本願発明の課題は、御膳棚に仏具を載置したままの状態で御膳棚を載置棚の下に出し入れ移動を可能にするとともに、経机を移動させる手間もなく、仏壇の占有面積を小さく収め、部屋の有効スペースを広げる引出し式御膳棚付き仏壇を提供することにある。
本願発明の引出し式御膳棚付き仏壇は、仏具を載置可能な御膳棚と、この御膳棚の上方に一又は二以上の載置棚と、を備える仏壇において、前記御膳棚はその直上の載置棚の下に押し込んだ収容状態から載置棚の手前に引き出した引き出し状態まで前後移動可能な引出し式であり、御膳棚の直上の載置棚はその中央部に載置棚前面に開口する開放部と、開放部の両側方と後方に設けられた外周部を備え、前記開放部と外周部は、仏具を載置したままの御膳棚を載置棚の下に押し込んでもその仏具が開放部に収まって外周部に接触しないように形成されたものである。
本願発明の引出し式御膳棚付き仏壇は、請求項1記載の引出し式御膳棚付き仏壇において、御膳棚の直上の載置棚の外周部が、仏具を載置できる広さを有するものである。
本願発明の引出し式御膳棚付き仏壇は、請求項1又は請求項2記載の引出し式御膳棚付き仏壇において、御膳棚の直上の載置棚の外周縁部が、載置棚の手前に引き出された御膳棚の外周部の上方に被さって御膳棚の跳ね上がりを防止できるものである。
本願発明の引出し式御膳棚付き仏壇は、次の効果がある。
(1)載置棚が前後に移動可能な引出し形式であるため、勤行時には仏具を設置するための十分なスペースを確保することができるとともに、普段は載置棚を仏壇内に収容して仏壇の占有面積を小さく収め、部屋の有効スペースを広げることができる。
(2)載置棚の直上の棚に切り欠き部が設けられているため、仏具を載置したまま載置棚を後方に移動させても、仏具は直上の棚の切り欠き部に収まって直上の棚には接触せず、載置棚移動のために一旦仏具を移動させるといった手間を省くことができる。
本願発明の引出し式御膳棚付き仏壇1を示す斜視図。 引出し棚に仏具を載置した状態を示す斜視図。 中段棚を上方から平面視した平面図。 引出し棚上に仏具を載置したまま、仏壇内に引出し棚を収納した状態を示す斜視図。 従来の仏壇で、引出し棚を引き出して仏具を載置した状態を示す斜視図。 従来の仏壇で、上段の棚に仏具を載置して引出し棚を収納した状態を示す斜視図。
本願発明の引出し式御膳棚付き仏壇の実施形態の一例を図1〜2に基づいて説明する。図1は、本願発明の引出し式御膳棚付き仏壇1を示す斜視図である。
仏壇1は、天板2と二枚の側板3と背板4から構成される上下に長い略直方体となっている。図では前面が開放されているが、観音扉が付いた厨子形式の仏壇1としてもよい。
仏壇1の内部中段には、下から引出し式の御膳棚5、中段載置棚6、上段載置棚7の3段の棚が、略水平姿勢で設けられている。これらの棚は、3段に限らず4段以上設けてもよいし、あるいは御膳棚5と中段載置棚6の2段としてもよい。
図2は、仏壇1の御膳棚5に仏具を載置した一例を示す斜視図である。上段載置棚7には、仏像や高杯、常花、仏器膳といった仏具などが載置され、最下段である御膳棚5には供養膳のほか、香炉8、花立9、線香差10といった仏具が載置されることが多い。もちろん、リン、火立、燭台など他の仏具を載置することもある。また、図1に示す中段載置棚6は平面視の面積が小さく、仏具を載置し難くなっているが、図よりも広い面積とし、いくつかの仏具を載せられるようにしてもよい。
御膳棚5の下方は前面に前板11が取り付けられており、この前板11の手前側に経机、座布団を置いて勤行することができる。この前板11を設けず、御膳棚5の下方の内部空間を開放して、経机などの収容空間として利用することもできる。
図1〜2に示すように御膳棚5は板状のもので、前後(紙面に向かって手前〜奥)にスライドすることができる。中段載置棚6の下部あるいは側板3の内側に設けられたスライド溝(図示しない)に御膳棚5の棚板が嵌合し、このスライド溝に沿って御膳棚5は前後に移動する。御膳棚5を最大限引き出しても、スライド溝から棚板が抜け出さないように適宜ストッパを設けることが望ましい。また、簡易なストッパ機構を複数箇所に設け、段階的に御膳棚5をスライドさせるような構造としてもよい。御膳棚5に取っ手12(図1)を設けると、御膳棚5のスライド操作が容易となりさらに好適である。
なお、御膳棚5のスライド構造は上記のものに限定されず、御膳棚5が前後にスライドして移動できれば他の構造であってもよい。
図3は、中段載置棚6を上方から平面視した平面図である。図示するように中段載置棚6の平面形状は、略長方形から一長辺を含む中央部分が切り欠かれた形状となっている。つまり中段載置棚6は、この切り欠かれた中央部分である開放部13と、側面と背面側の三辺に幅を持つ外周部14と、によって形成されている。前記したとおり、この外周部14には、香炉8、花立9、線香差10、供養膳、リン、火立、燭台などいくつかの仏具を載せられるようにしてもよい。
中段載置棚6の外周部14のうち側面側(短辺部)の下方には、前記した御膳棚5用のスライド溝を設けることもできる。
図4は、御膳棚5の上に香炉8、花立9、線香差10を載置したまま、奥側に御膳棚5をスライドさせて仏壇1内に収納した状態を示す斜視図である。この図からもわかるように、中段載置棚6の開放部13の効果で、香炉8、花立9、線香差10を載置したまま御膳棚5を収納しても、これら仏具は中段載置棚6に接触することがなく、仏具が転倒するようなこともない。つまり、中段載置棚6の開放部13は、御膳棚5に載置した仏具用の収納空間として機能する。
図4では、上段載置棚7の奥行幅が小さいため、比較的高さのある花立9や線香差10を載置して御膳棚5を収納しても、これらの仏具は上段載置棚7には接触しない。なお、仏具が香炉8やリン、供養膳など高さが低い仏具を御膳棚5に載置して使用する仏壇1の場合、これらの仏具を載置して御膳棚5を収納しても上段載置棚7には接触しないので、上段載置棚7の奥行幅を大きくすることができる。
(本願発明の引出し式御膳棚付き仏壇の使用例)
本願発明の引出し式御膳棚付き仏壇を使用した一例を図に基づいて説明する。
(1)図1に示すように仏具を御膳棚5が仏壇1内に収納された状態から、図4に示すように御膳棚5の上であって中段載置棚6の開放部13に該当する位置に香炉8、花立9、線香差10を載置する。
(2)御膳棚5の上に香炉8、花立9、線香差10を載置した状態で、御膳棚5に設けられた取っ手12を持ち手にして手前側に御膳棚5をスライドさせる。
(3)御膳棚5下方の前板11の手間側に、経机や座布団を配置し、勤行を行う。
(4)勤行を終えると、経机や座布団を片付け、御膳棚5の上に香炉8、花立9、線香差10を載置した状態で、御膳棚5を奥側にスライドさせる。
(5)図4の状態となるまで御膳棚5をスライドさせ、一連の作業を終了する。
本願発明の引出し式御膳棚付き仏壇は、仏間はもちろんのこと狭い和室や洋室でも使用可能であり、十分その効果を発揮することができる。また、戸建住宅に限らず集合住宅などにも利用することができる。
1 仏壇
2 天板
3 側板
4 背板
5 御膳棚
6 中段載置棚
7 上段載置棚
8 香炉
9 花立
10 線香差
11 前板
12 取っ手
13 開放部
14 外周部

Claims (3)

  1. 仏具を載置可能な御膳棚と、この御膳棚の上方に一又は二以上の載置棚と、を備える仏壇において、
    前記御膳棚はその直上の載置棚の下に押し込んだ収容状態から載置棚の手前に引き出した引き出し状態まで前後移動可能な引出し式であり、
    御膳棚の直上の載置棚はその中央部に載置棚前面に開口する開放部と、開放部の両側方と後方に設けられた外周部を備え、
    前記開放部と外周部は、仏具を載置したままの御膳棚を載置棚の下に押し込んでもその仏具が開放部に収まって外周部に接触しないように形成されたことを特徴とする引出し式御膳棚付き仏壇。
  2. 請求項1記載の引出し式御膳棚付き仏壇において、
    御膳棚の直上の載置棚の外周部が、仏具を載置できる広さであることを特徴とする引出し式御膳棚付き仏壇。
  3. 請求項1又は請求項2記載の引出し式御膳棚付き仏壇において、
    御膳棚の直上の載置棚の外周縁部が、載置棚の手前に引き出された御膳棚の外周部の上方に被さって御膳棚の跳ね上がりを防止できることを特徴とする引出し式御膳棚付き仏壇。


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