JP2011250984A - 車両用シートの折り畳み式オットマン装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】四節リンク機構30と、脚保持リンク42との間を第1の連結リンク50と第2の連結リンク52によってリンク連結され、第1の連結リンク50は、第1の可動リンク34と一体的関係とされ、他端が脚保持リンク42と相対回動可能に連結されており、第2の連結リンク52の長孔52cと脚保持リンク42が連結されると共に、他端が四節リンク機構30の第2の可動リンク36と連結されており、脚保持リンク42と第2の可動リンク36との間には、間隔変化手段60が構成され、電動モータ62の駆動により間隔を変化させることにより脚保持リンク42および四節リンク機構30を作動させてオットマン本体40を格納位置20Aと使用位置20Bとに移動可能とする。
【選択図】図2
Description
先ず、第1の発明は、脚載せとなるオットマン本体を、シートクッションの前部に折り畳んで格納させる格納位置と、前記シートクッションの前方側に張り出して前記オットマン本体を使用する使用位置と、の間を移動可能とされる車両用シートの折り畳み式オットマン装置において、前記シートクッションの前部に固定されたベース部材を固定リンクとし、該ベース部材に対して可動リンクが可動可能に配設された四節リンク機構を備えており、前記オットマン本体側には、該オットマン本体を支持する脚保持リンクが配設されており、前記脚保持リンクと前記四節リンク機構との間が、第1の連結リンクと第2の連結リンクによりリンク連結されており、前記第1の連結リンクは、その一端が前記四節リンク機構の可動リンク同士の連結点で支持されると共にいずれか一つの可動リンクと一体的関係または噛合連結された関係として連結されており、他端が前記脚保持リンクと軸支連結されて該脚保持リンクと相対回動可能に連結されており、前記第2の連結リンクは、前記回動可能とされた脚保持リンクの回動範囲を規制するリンク部材として前記四節リンク機構のいずれか一つの可動リンクと前記脚保持リンクの回動部位との間に配設されており、前記回動可能とされた脚保持リンクの回動部位と、前記第1の連結リンクと連結された可動リンク以外の前記四節リンク機構の他の一つの可動リンクとの間に、該両者の相対的間隔を一つの駆動手段により変化させることのできる間隔変化手段が装備されており、前記一つの駆動手段により前記間隔変化手段の間隔を変化させることにより前記脚保持リンクおよび前記四節リンク機構を作動させて前記オットマン本体が前記格納位置と前記使用位置とに移動可能とされることを特徴とする。
すなわち、オットマン本体による着座者の脚を快適に支持する角度は、着座者の足の形状の個人差、着座者が快適と感じる支持位置の違い、着座者それぞれの体の柔軟性などによって、オットマン本体が同じ前後位置、上下位置にあっても異なってくるため、この角度が適当でないと着座者の脚に対してオットマン本体の角当たりが発生して着座者は不快となる。また、オットマン本体によって脚を持ち上げる過程でも、着座者の脚の姿勢角度と異なっているとオットマン本体の角当たりが発生して着座者は不快となる。
そこで上記構成では、間隔変化手段によって間隔を変化させる駆動手段による脚保持リンクと四節リンク機構が作動する作動力に対して、第1の附勢手段の附勢力と第2の附勢手段の附勢力の少なくともいずれかの附勢力が及んでいる。そして、更に、着座者の脚に押される反力が及ぼされると、第1の附勢手段の附勢力と第2の附勢手段の附勢力にそれぞれ加勢することとなり、脚保持リンクと四節リンク機構が作動する作動力が比較されて、脚保持リンクと四節リンク機構のいずれかが優先して作動されることとなる。これにより、着座者の体形差を吸収する作動軌跡としてセルフアジャストすることができる。
先ず、上記第1の発明の車両用シートの折り畳み式オットマン装置によれば、オットマン本体を格納位置からシートクッションの前方側へ展開する作動と、使用位置へスライド移動する作動とが、一つの駆動源で作動可能とすることができる。そのため、駆動手段を、別々に構成する必要がなくコストを抑制できる。また、一つの駆動手段に対する入力操作によって、オットマン本体を格納位置からシートクッションの前方側への展開と、使用位置へのスライド移動とを作動させることができ使用性の向上を図ることができる。
次に、上記第2の発明の車両用シートの折り畳み式オットマン装置によれば、オットマン本体は、格納位置からシートクッションの前方側へ展開し、着座者の脚を載せる角度を保ったまま、シートクッションの前方側へ前方移動する作動軌跡となる。これにより、体格の小さい人から大きい人までの各体格の快適な支持位置を通過していくことになり使用性の向上を更に図ることができる。
次に、上記第3の発明の車両用シートの折り畳み式オットマン装置によれば、オットマン本体を支持する脚保持リンクを格納位置からシートクッションの前方側へ展開して着座者の脚を持ち上げる作動軌跡と、四節リンク機構が作動してオットマン本体をシートクッションの前方側へ前方移動させる作動軌跡と、の二つの作動軌跡の移動割合を可変して着座者の体形差を吸収する作動軌跡とすることにより、セルフアジャストすることができる。
次に、上記第4の発明の車両用シートの折り畳み式オットマン装置によれば、着座者の体形差をより一層、吸収することができる。
図2及び図3に図示されるように、リンク機構22の構成である脚保持リンク42がベース部材32に垂下した姿勢で畳み込まれて格納された位置において、間隔変化手段60の電動モータ62(駆動手段)の駆動力が及ぼされると、この駆動力がボールねじ軸68に駆動伝達されて、脚保持リンク42の一端部42a側にある連結ピンP6と、第2の可動リンク36の他端部36b(図2参照)に構成された連結ピンP9との間隔が小さくなる作動力に変換される。そして、連結ピンP6が第2の連結リンク52の長孔52cのうち第2の連結リンク52の一端部52a側に当接した位置から第2の連結リンク52の他端部52b側に当接する位置に向かって移動する。そうすると、図5に図示されるように、脚保持リンク42は連結ピンP7を中心に時計回り方向に回転し、脚保持リンク42に支持されたオットマン本体40をシートクッション12の前方側へ起こし上げて展開する。また、連結ピンP7の位置における脚保持リンク42と第1の連結リンク50の間には、ねじりコイルばねSP2が介挿されており、脚保持リンク42が格納位置20Aとなる方向の附勢力F2が及ぼされている。オットマン本体40は、このねじりコイルばねSP2の附勢力F2に抗してシートクッション12の前方側へ起こし上げられて展開される。
図5に図示される状態から、このオットマン本体40をシートクッション12の前方側へスライド移動させるためには、リンク機構22の脚保持リンク42を前方に移動させる必要がある。ここで、リンク機構22の四節リンク機構30をシートクッション12の前方側に張り出す位置に移動させると共に、四節リンク機構30の移動に伴って、第1の可動リンク34と一体的関係とされる第1の連結リンク50をシートクッション12の前方側に張り出すことで、脚保持リンク42を移動させている。
図6に図示されるように、この四節リンク機構30は、ベース部材32に垂下した姿勢で畳み込まれて格納された位置において、間隔変化手段60の電動モータ62(駆動手段)の駆動力が及ぼされると、この駆動力がボールねじ軸68に駆動伝達されて、第2の可動リンク36の他端部36b(図2参照)に構成された連結ピンP9と連結ピンP6との間隔が小さくなる作動力に変換される。そして、連結ピンP9がベース部材32に対して移動することで、第2の可動リンク36は連結ピンP1を中心に時計回り方向に回転してベース部材32に対して可動する。そうすると、第2の可動リンク36と互いにリンク連結された四節リンク機構30はシートクッション12(図1参照)の前方側に張り出す位置に移動し、これと共に、第1の連結リンク50がシートクッション12(図1参照)の前方側に張り出す。また、第2の可動リンク36とベース部材32との間には、渦巻きばねSP1が介挿されており、四節リンク機構30が格納位置20Aとなる方向(図2の図示上、半時計周り方向)に附勢されており、四節リンク機構30は、この渦巻きばねSP1の附勢力F1に抗して移動する構成となっている。
図9に図示されるように、オットマン本体40は、格納位置220Aの状態から、電動モータ62(駆動手段)が駆動して間隔変化手段60によって連結ピンP6と連結ピンP9の間隔が変化されると、渦巻きばねSP3(第1の附勢手段)の附勢力F3に抗して四節リンク機構30が作動すると共に、ねじりコイルばねSP4(第2の附勢手段)の附勢力F4に抗して脚保持リンク42も作動する。そのため、オットマン本体40は、格納位置220Aの位置からシートクッション12の前方側に起こし上げられる作動と、前方移動する作動が同時に行われる。
図13から図17に図示されるように、この実施例4は、実施例1及び実施例2とリンクの連結構成が異なるため、オットマン本体40の格納位置420A(図13参照)の位置から使用位置420B(図15から図17参照)までの作動軌跡は異なるものの、実施例1と同様に小柄な着座者M1の快適支持領域Z1(図15参照)から大柄な着座者M3の快適支持領域Z3(図17参照)までの快適支持領域Zを通過していく構成とされている。このように、本実施例4の車両用シートの折り畳み式オットマン装置によれば、実施例1及び実施例2と同様の作用効果を得られる。
上記した実施例1から実施例5においては、第1の連結リンクが、その一端が四節リンク機構の可動リンク同士の連結点で支持されると共にいずれか一つの可動リンクと一体的関係とする構成とするものであった。詳しくは、第1の連結リンク50、350、550と第1の可動リンク34、334、534とが交わる部位が屈曲した略L字状(実施例1、実施例2及び実施例4)又は一直線状に一体形成(実施例3及び実施例5)されている。これに対し、図19に図示されるように、本実施例6に係る車両用シートの折り畳み式オットマン装置620のリンク機構622は、第1の連結リンク650の一端が四節リンク機構630の第1の可動リンク634と第2の可動リンク636が連結される連結ピンP3で支持されている。さらに、第1の連結リンク650の端部は、歯形形状に形成されており、四節リンク機構630の可動リンクのうち第3の可動リンク638の端部が、第1の連結リンク650の歯形形状に対応する歯形形状に形成されており、両者が噛合連結された関係とされている。
このように、本実施例6の車両用シートの折り畳み式オットマン装置によれば、実施例1及び実施例2と同様の作用効果を得られる。また、本実施例は、構造が複雑になるが、四節リンク機構630がシートクッション12の前方側に張り出した作動の際、第1の連結リンク650と第3の可動リンク638の相対回動は、一定の角度ピッチによって回動する。そのため、快適支持領域Z(図4から図8参照)に対して、ねらった作動軌跡を忠実に実現しやすいという作用効果を得ることができる。
オットマン本体740は、連結ピンP8によって脚保持リンク742と回転可能に軸連結(角度変化機構)されて支持されており、オットマン本体740を脚保持リンク742に対してリンク機構722の作動方向に揺動可能に支持されている。これにより、オットマン本体740は、格納位置720Aの状態の際に垂直方向の下端位置となる部位740aが脚保持リンク742に対して揺動できる支持構成とされている。また、オットマン本体740は、格納位置720Aとなる際にオットマン本体740の垂直方向の下端位置となる部位を格納位置720A方向への戻し作動方向に強制的に追込み揺動させて保持される構成となっている。
この格納位置720Aに位置する垂直方向姿勢のオットマン本体740の上端位置の部位うち、オットマン本体740の着座者の脚を支持する面とは反対の裏面側740bを押圧する押圧部位(作動部材)が、リンク機構722に配置形成されている。
詳しくは、リンク機構722の第1の連結リンク750において、この第1の連結リンク750の長手方向に直交する方向に突き出し状に形成された押圧部位751が一体形成されている。この押圧部位751は、リンク機構722が、それぞれのリンクの長さ方向を縦向きとなるように、ベース部材32に垂下した姿勢で畳み込まれて格納された状態において、シートクッション12の前方側に突き出される配置構成とされている。これにより、押圧部位751は、オットマン本体740が、格納位置720A方向へ移動することによって、オットマン本体740の連結ピンP8より上方側、かつ、裏面側740bを押圧する。こうして、格納位置720Aに位置する縦向きとなる垂直方向姿勢のオットマン本体740における連結ピンP8より上方側、かつ、裏面側740bを押圧することで、オットマン本体740の垂直方向の下端位置となる部位740aを格納位置720A方向への戻し作動方向に強制的に追込み揺動させて保持される構成とされている。
この実施例8は、実施例7のオットマン本体740が脚保持リンク742を連結ピンP8によって脚保持リンク742と回転可能に軸連結されている構成に変更を加えたものである。すなわち、この実施例8に係る車両用シートの折り畳み式オットマン装置820のリンク機構822は、脚保持リンク842を固定リンクとし、この脚保持リンク842に対向する位置のリンクをオットマン本体840とし、このオットマン本体840と脚保持リンク842との間が、第1の支持リンク844と第2の支持リンク846によって台形の構造でリンク連結された四節リンク機構843を備えている。これにより、オットマン本体840が脚保持リンク842に対して前後方向(換言すれば、リンク機構822の作動方向)に揺動可能な構成とされている。
例えば、本実施例の車両用シート折り畳み式オットマン装置は、オットマン本体は、脚保持リンクに対して前後方向(換言すれば、リンク機構の作動方向)に揺動可能な連結構成によって、着座者の体形差をより一層、吸収することができるものであったが、かかる構成がないものであってもよい。
、脚保持リンク42の回動部位と第2の可動リンク36の間に装備されるものについて示した。しかしながら、本発明の車両用シート折り畳み式オットマン装置は、回動可能とされた脚保持リンクの回動部位と、前記第1の連結リンクと連結された可動リンク以外の前記四節リンク機構の他の一つの可動リンクとの間に、該両者の相対的間隔を一つの駆動手段により変化させることのできる間隔変化手段として構成されるものであればよい。すなわち、間隔変更手段の構成としては、ラックとピニオンの構成のものであってもよいし、ワイヤーケーブルの巻き取り構成によるものでもよい。なお、電動モータは、ボールねじ軸に対して直交に配設されたものを示したが並行に配設したものでもよい。またボールねじ軸が固定されて、取付ブラケットに連結固定された電動モータ側がボールねじ軸間を移動する構成のものを示したが、ボールねじ軸側を電動モータで軸回転させて、このボールねじ軸に螺合したボールナットと一体となったスライダを取付ブラケットと連結して作動させるものであってもよい。また、間隔変化手段の連結は、第1の連結リンクと連結された可動リンク以外の前記四節リンク機構の他の一つの可動リンクとの間であればよいので、実施例1で例示すると、第3の可動リンクであってもよい。
12 シートクッション
12F クッションフレーム
14 シートバック
16 車体フロア面
20 折り畳み式オットマン装置
20A 格納位置
20B 使用位置
22 リンク機構
30 四節リンク機構
32 ベース部材
34 第1の可動リンク
36 第2の可動リンク
36a 第2の可動リンクの一端部
36b 第2の可動リンクの他端部
38 第3の可動リンク
38a 第3の可動リンクの一端部
38b 第3の可動リンクの他端部
40 オットマン本体
42 脚保持リンク
42a 脚保持リンクの一端部
42b 脚保持リンクの他端部
50 第1の連結リンク
50b 第1の連結リンクの他端部
52 第2の連結リンク
52a 第2の連結リンクの一端部
52b 第2の連結リンクの他端部
52c 長孔
60 間隔変化手段
62 電動モータ(駆動手段)
64 減速機
66 取付ブラケット
68 ボールねじ軸
68a ボールねじ軸の一端部
68b ナット
220 折り畳み式オットマン装置
220A 格納位置
220B 使用位置
222 リンク機構
320 折り畳み式オットマン装置
322 リンク機構
334 第1の可動リンク
336 第2の可動リンク
350 第1の連結リンク
352 第2の連結リンク
420 折り畳み式オットマン装置
420A 格納位置
420B 使用位置
422 リンク機構
430 四節リンク機構
438 第3の可動リンク
452 第2の連結リンク
520 折り畳み式オットマン装置
522 リンク機構
530 四節リンク機構
534 第1の可動リンク
538 第3の可動リンク
550 第1の連結リンク
552 第2の連結リンク
620 折り畳み式オットマン装置
622 リンク機構
630 四節リンク機構
634 第1の可動リンク
638 第3の可動リンク
650 第1の連結リンク
720 折り畳み式オットマン装置
720A 格納位置
720B 使用位置
722 リンク機構
740 オットマン本体
740a オットマン本体の垂直方向の下端位置となる部位
740b オットマン本体の裏面側
742 脚保持リンク
750 第1の連結リンク
751 押圧部位
753 シート外面構造
820 折り畳み式オットマン装置
822 リンク機構
840 オットマン本体
842 脚保持リンク
843 四節リンク機構
844 第1の支持リンク
846 第2の支持リンク
M 着座者
M1 小柄な着座者
M2 中柄な着座者
M3 大柄な着座者
P1〜P9 連結ピン
SP1 渦巻きばね
SP2 ねじりコイルばね
SP3 渦巻きばね
SP4 ねじりコイルばね
F1 渦巻きばねSP1の附勢力
F2 ねじりコイルばねSP2の附勢力
F3 渦巻きばねSP3の附勢力
F4 ねじりコイルばねSP4の附勢力
Z 快適支持領域
Z1 小柄な着座者の快適支持領域
Z2 中柄な着座者の快適支持領域
Z3 大柄な着座者の快適支持領域
FWD 前方
UPR 上方
Claims (4)
- 脚載せとなるオットマン本体を、シートクッションの前部に折り畳んで格納させる格納位置と、前記シートクッションの前方側に張り出して前記オットマン本体を使用する使用位置と、の間を移動可能とされる車両用シートの折り畳み式オットマン装置において、
前記シートクッションの前部に固定されたベース部材を固定リンクとし、該ベース部材に対して可動リンクが可動可能に配設された四節リンク機構を備えており、
前記オットマン本体側には、該オットマン本体を支持する脚保持リンクが配設されており、
前記脚保持リンクと前記四節リンク機構との間が、第1の連結リンクと第2の連結リンクによりリンク連結されており、
前記第1の連結リンクは、その一端が前記四節リンク機構の可動リンク同士の連結点で支持されると共にいずれか一つの可動リンクと一体的関係または噛合連結された関係として連結されており、他端が前記脚保持リンクと軸支連結されて該脚保持リンクと相対回動可能に連結されており、
前記第2の連結リンクは、前記回動可能とされた脚保持リンクの回動範囲を規制するリンク部材として前記四節リンク機構のいずれか一つの可動リンクと前記脚保持リンクの回動部位との間に配設されており、
前記回動可能とされた脚保持リンクの回動部位と、前記第1の連結リンクと連結された可動リンク以外の前記四節リンク機構の他の一つの可動リンクとの間に、該両者の相対的間隔を一つの駆動手段により変化させることのできる間隔変化手段が装備されており、前記一つの駆動手段により前記間隔変化手段の間隔を変化させることにより前記脚保持リンクおよび前記四節リンク機構を作動させて前記オットマン本体が前記格納位置と前記使用位置とに移動可能とされることを特徴とする車両用シートの折り畳み式オットマン装置。 - 請求項1に記載の車両用シートの折り畳み式オットマン装置であって、
前記四節リンク機構には、前記脚保持リンクが前記四節リンク機構より先に作動するように、前記格納位置の方向に附勢される第1の附勢手段が構成されていることを特徴とする車両用シートの折り畳み式オットマン装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の車両用シートの折り畳み式オットマン装置であって、
前記脚保持リンクと、第1の連結リンクと第2の連結リンクのいずれかの連結リンクとの連結点には、前記格納位置の方向に附勢される第2の附勢手段が装備されており、
前記間隔変化手段によって間隔を変化させる駆動手段による前記脚保持リンクと前記四節リンク機構が作動する作動力に対する、
前記第1の附勢手段の附勢力と第2の附勢手段の附勢力の少なくともいずれかの附勢力と、着座者の脚に押される反力とにより及ぼされる作用力との比較により前記脚保持リンクと前記四節リンク機構の作動が決定されることを特徴とする車両用シートの折り畳み式オットマン装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両用シートの折り畳み式オットマン装置であって、
前記オットマン本体は、前記脚保持リンクに対して前後方向に揺動可能な角度変化機構によって支持されて配設されていることを特徴とする車両用シートの折り畳み式オットマン装置。
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