JP2011249874A - デューティ比/電圧変換回路 - Google Patents

デューティ比/電圧変換回路 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のデューティ比/電圧変換回路に比べて、出力電圧のリップルを小さくし、且つ応答性をも改善したデューティ比/電圧変換回路の提供。
【解決手段】入力信号のデューティ比を電圧レベルに変換して出力するデューティ比/電圧変換回路であって、上記入力信号を入力する入力端子と、上記入力端子から入力された上記入力信号を積分する第1CR積分回路と、上記第1CR積分回路の出力点に一端が接続され他端が接地された負荷抵抗と、上記負荷抵抗に接続された出力端子とを備え、上記第1CR積分回路は、第1抵抗を有する第1経路と、位相反転手段と第2抵抗と第1コンデンサとが直列接続された第2経路とを含み、上記第1経路の一端および他端がそれぞれ上記第2経路の一端および他端に接続された並列回路とされ、上記一端同士の接続点が上記入力端子に接続され、上記他端同士の接続点が上記出力点とされている。
【選択図】図1

Description

本発明はデューティ比/電圧変換回路に関し、より詳しくは、従来のデューティ比/電圧変換回路に比べて、出力電圧のリップルを小さくし、且つ応答性をも改善した、低コストで高精度のデューティ比/電圧変換回路に関する。
従来より、PWM信号のデューティ比を電圧に変換する手段として、変換精度が高く且つ低コストのCRフィルタ(CR積分回路)が多用されている(図2参照)。しかしながら、既存のCRフィルタは、デューティ比が変化した時の出力電圧応答性と、出力電圧に含まれるリップル電圧の低減とを両立させることができなかった。
従来技術について詳しく説明する。図2に示されるように、CRフィルタ(CR積分回路)200を含むデューティ比/電圧変換回路201は、第1抵抗203とコンデンサ204と、第2抵抗205とを構成要素として含む。第2抵抗205は、第1抵抗203とコンデンサ204の接続点に接続された負荷抵抗である。第1抵抗203の抵抗値およびコンデンサ204の電気容量は、出力される電圧の平均値と関連がなく、出力端子207から出力される電圧の平均値は入力信号のデューティ比のみに依存する。よって、デューティ比/電圧変換回路201はディーティ比を電圧に高精度で変換することができる。しかしながら、従来のデューティ比/電圧変換回路201は、入力信号のデューティ比が変化した時に出力電圧が変化する応答時間と、出力電圧の脈動成分(リップル。入力周波数に依存する)とが背反となり、応答速度が要求される用途ではリップルが大きいという問題があった。つまり、応答時間を短縮するには時定数τを小さくすればよいが、時定数τを小さくすると、CRフィルタが高周波成分を通過させ易くなり、リップルの振幅が大きくなってしまうという問題があった。
特許文献1の図1には、PWM信号をリップルの少ない電圧信号に変換できるパルス幅/電圧変換回路が開示されている。このパルス幅/電圧変換回路は、PWM信号を積分する第1のCR積分回路と、この第1CR積分回路の出力に接続されたアナログ式のスイッチ手段と、このスイッチ手段のオン時に第1CR積分回路の出力に接続される第2CR積分回路とを備えている。スイッチ手段は、PWM信号がハイレベルの期間にオフされ、PWM信号がローレベルの期間にオンされるようになっている。
このパルス幅/電圧変換回路は、PWM信号がローレベルである期間の電圧平均値を後段の第2CR積分回路によってホールドした値を、最終的な変換電圧として出力する。しかしながら、PWM信号の全体(ハイレベルの期間とローレベルの期間を含む)を平均した電圧は、ローレベル期間のみを平均した電圧よりも大きい。従って、このパルス幅/電圧変換回路は、PWM信号のデューティ比をそのまま出力電圧に反映できない(そのまま反映した場合と比べて誤差が発生する)という問題がある。この誤差の大きさは、第1CR積分回路の時定数を大きくすることにより、ある程度改善することができるが、この場合、PWM信号のデューティ比が変化した時に出力電圧の追従が遅れるという問題がある。また、デューティ比が100%(連続ハイレベル)の時には第1CR積分回路の出力電圧が最大になるものの、第2CR積分回路の入力端子はオープンなので出力電圧が不定になるという問題もある。特許文献1の他の実施例においても同様の問題が発生し、部品点数も多くなるという問題がある。
特開平6−37641号公報
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、従来のデューティ比/電圧変換回路に比べて、出力電圧のリップルを小さくし、且つ応答性をも改善した、低コストで高精度のデューティ比/電圧変換回路の提供を目的とする。
第1の発明は、
入力信号のデューティ比を電圧レベルに変換して出力するデューティ比/電圧変換回路であって、
上記入力信号を入力する入力端子と、
上記入力端子から入力された上記入力信号を積分する第1CR積分回路と、
上記第1CR積分回路の出力点に一端が直接的または間接的に接続され他端が接地された負荷抵抗と、
上記負荷抵抗に接続された出力端子とを備え、
上記第1CR積分回路は、第1抵抗を有する第1経路と、位相反転手段と第2抵抗と第1コンデンサとが直列接続された第2経路とを含み、上記第1経路の一端および他端がそれぞれ上記第2経路の一端および他端に接続された並列回路とされ、上記一端同士の接続点が上記入力端子に接続され、上記他端同士の接続点が上記出力点とされている、デューティ比/電圧変換回路である。
第1の発明によれば、従来のデューティ比/電圧変換回路に比べて、入力信号の低周波領域では第1CR積分回路の出力インピーダンスが小さくなるので、負荷抵抗で発生する電圧が高くなる(低周波ゲインが大きくなる)。よって、従来のデューティ比/電圧変換回路に比べて、入力信号のディーティ比が変化したときの出力電圧の応答性を改善することができる。また、従来のデューティ比/電圧変換回路に比べて、入力信号の高周波領域では第1CR積分回路の出力インピーダンスが大きくなるので、入力信号の高周波成分を通過させにくくなる(高周波ゲインが小さくなる)。よって、出力電圧のリップルを小さくすることができる。また、入力信号のハイレベル期間およびローレベル期間の双方でデューティ比/電圧変換を行うので、ディーティ比を正確に反映した高精度の変換をすることができる。また、比較的シンプルな構成なので、低コストのデューティ比/電圧変換回路となる。
第2の発明は、第1の発明において、
上記第2経路は、上記入力端子側から順に、上記位相反転手段と上記第2抵抗と上記第1コンデンサとが直列接続されてなることを特徴とする。
第2の発明によれば、第2経路において入力信号の位相が反転し、位相が反転した信号が第1コンデンサに導かれる。よって、第1経路を経由して第1コンデンサに導かれた信号と、第2経路を経由して第1コンデンサに導かれた信号の位相が互いに反対となるので、第1コンデンサには確実に電荷が蓄積される。
第3の発明は、第1の発明において、
上記負荷抵抗は、上記出力点から出力された信号を積分する第2CR積分回路であることを特徴とする。
第3の発明によれば、第2CR積分回路に入力された信号が平均化(平坦化)される。よって、出力端子から安定した出力電圧を得ることができる。
第4の発明は、第3の発明において、
上記第2CR積分回路は、上記出力点に一端が接続された第3抵抗と、当該第3抵抗の他端に一端が接続され他端が接地された第2コンデンサとを含み、上記第3抵抗と上記第2コンデンサの接続点が上記出力端子に接続されていることを特徴とする。
第4の発明によれば、出力端子から安定した出力電圧をより確実に得ることができる。
第5の発明は、第3の発明において、
上記第2CR積分回路の後段に、N段(Nは1以上の任意の整数)の第3CR積分回路が接続され、
入力側1段目の上記第3CR積分回路の抵抗の一端は、上記第2CR積分回路の上記第3抵抗と上記第2コンデンサの接続点に接続され、
入力側1段目の上記第3CR積分回路のコンデンサの一端は、入力側1段目の上記第3CR積分回路の抵抗の他端に接続され、
入力側1段目の上記第3CR積分回路のコンデンサの他端は接地され、
2段目以降の上記第3CR積分回路の抵抗の一端は、前段の上記第3CR積分回路の抵抗とコンデンサの接続点に接続され、
2段目以降の上記第3CR積分回路のコンデンサの一端は、同段の上記第3CR積分回路の抵抗の他端に接続され、
2段目以降の上記第3CR積分回路のコンデンサの他端は接地されていることを特徴とする。
第5の発明によれば、第2CR積分回路および第3CR積分回路で信号が平均化(平坦化)される。よって、出力端子からより安定した出力電圧を得ることができる。
第6の発明は、第5の発明において、
N段の上記第3CR積分回路のうち終端に位置する上記第3CR積分回路の抵抗とコンデンサの接続点に、上記出力端子が接続されていることを特徴とする。
第6の発明によれば、出力端子から安定した出力電圧をより確実に得ることができる。
第7の発明は、第1の発明において、
上記出力点に、M段(Mは1以上の任意の整数)の第4CR積分回路を介して上記負荷抵抗の一端が接続され、
各上記第4CR積分回路は、コンデンサの両側に各々抵抗を直列に接続して構成され、当該第4CR積分回路は上記第1コンデンサに並列に接続され、
M段の上記第4CR積分回路のうち終端に位置する上記第4CR積分回路の抵抗とコンデンサの接続点に、上記負荷抵抗の上記一端が接続されていることを特徴とする。
第7の発明によれば、従来のデューティ比/電圧変換回路に比べて、入力信号の高周波領域では第1CR積分回路および第4CR積分回路の出力インピーダンスが大きくなるので、入力信号の高周波成分を通過させにくくなる(高周波ゲインが小さくなる)。また、第1の発明と比べても、入力信号の高周波領域では第4CR積分回路の出力インピーダンスがある分、出力インピーダンスが大きくなるので、入力信号の高周波成分をより一層通過させにくくなる(高周波ゲインがより一層小さくなる)。よって、出力電圧のリップルをより一層小さくすることができる。
第8の発明は、第1の発明において、
上記第1経路の中途部に第5CR積分回路が接続され、上記第2経路の中途部に第6CR積分回路が接続され、
上記第5CR積分回路の抵抗の一端は上記入力端子に接続され、当該抵抗の他端は上記第1抵抗の一端に接続され、
上記第5CR積分回路のコンデンサの一端は、当該第5CR積分回路の抵抗と上記第1抵抗の接続部に接続され、当該コンデンサの他端は接地され、
上記第6CR積分回路の抵抗の一端は上記位相反転手段の出力側に接続され、当該抵抗の他端は上記第2抵抗の一端に接続され、
上記第6CR積分回路のコンデンサの一端は、上記第6CR積分回路の抵抗と上記第2抵抗の接続部に接続され、当該コンデンサの他端は接地されていることを特徴とする。
第8の発明によれば、第5CR積分回路および第6CR積分回路を設けているので、入力信号が矩形波であっても、第5CR積分回路および第6CR積分回路から出力される信号は、緩やかに立ち上がって緩やかに立ち下がる形状となる。これにより、位相反転手段の出力信号に時間遅延が生じても、第1経路の出力信号と第2経路の出力信号の和(上記出力点の合波信号)にスパイク波形が現れるのを抑制することができる。
本発明によれば、従来のデューティ比/電圧変換回路に比べて、出力電圧のリップルを小さくし、且つ応答性をも改善した、低コストで高精度のデューティ比/電圧変換回路を提供することができる。
第1実施形態に係るデューティ比/電圧変換回路を示す図 従来の電圧変換回路の一例を示す図 第1実施形態の出力電圧と従来例の出力電圧を比較して示す模式図 第2実施形態に係るデューティ比/電圧変換回路を示す図 従来例に係るデューティ比/電圧変換回路を示す図 信号入力部に従来例のデューティ比/電圧変換回路と第2実施形態のデューティ比/電圧変換回路とを並列に接続した状態を示す図 従来例における第1CR積分回路の出力インピーダンスと第2実施形態における第1CR積分回路の出力インピーダンスを比較して示す図 従来例のデューティ比/電圧変換回路の出力電圧と第2実施形態のデューティ比/電圧変換回路の出力電圧とを比較して示す図 図6の各デューティ比/電圧変換回路において、第1CR積分回路と第2CR積分回路の間に、ゲイン1倍の理想アンプを介在させた状態を示す図 図9における各デューティ比/電圧変換回路の出力電圧を示す図 第3実施形態に係るデューティ比/電圧変換回路を示す図 従来の電圧変換回路の一例を示す図 図12の従来例における出力電圧のゲインと第3実施形態における出力電圧のゲインを比較して示す図 第4実施形態に係るデューティ比/電圧変換回路を示す図 図12の従来例における出力電圧のゲインと第4実施形態における出力電圧のゲインを比較して示す図 第5実施形態に係るデューティ比/電圧変換回路を示す図 他の実施形態と比較した場合の第5実施形態の効果を示すための図であり、(A)は入力信号の波形を示す図、(B)は入力信号が位相反転手段で位相反転した状態を示す図、(C)は他の実施形態の出力点における合波信号を示す図、(D)は第5実施形態で(A)の信号が第5CR積分回路で処理され(B)の信号が第6CR積分回路で処理された場合の、出力点における合波信号を示す図 入力信号がsin波である場合を示す図 入力信号を、任意の周波数成分を含むアナログ信号とした場合に、当該入力信号をハイパスフィルタで処理したときの出力信号を示す図
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、第1実施形態に係るデューティ比/電圧変換回路を示す図である。
本発明に係るデューティ比/電圧変換回路(以下、単に電圧変換回路と称する)1は、入力信号(PWM信号)のデューティ比を電圧レベルに変換して出力する回路である。
電圧変換回路1は、入力端子2と、第1CR積分回路3と、負荷抵抗4と、出力端子5とを備える。
入力端子2は、入力信号(PWM信号)を入力する端子である。
第1CR積分回路3は、入力端子2から入力された入力信号を積分する。第1CR積分回路3は、第1抵抗6を有する第1経路7と、位相反転手段8と第2抵抗9と第1コンデンサ10とが直列接続された第2経路11とを含む。第1CR積分回路3は、第1経路7の一端および他端がそれぞれ第2経路11の一端および他端に接続された並列回路とされている。第1CR積分回路3は、第1経路7と第2経路11の上記一端同士の接続点が入力端子2に接続され、第1経路7と第2経路11の上記他端同士の接続点が出力点12とされている。第2経路11は、入力端子2側から順に、位相反転手段8と第2抵抗9と第1コンデンサ10とが直列接続されてなる。
負荷抵抗4は、第1CR積分回路3の出力点12に一端が接続され、他端が接地されている。図1に示される例では、負荷抵抗4は、第3抵抗15とされている。第3抵抗15は、出力点12に一端が接続され、他端が接地されている。なお、第2実施形態等で後述するが、負荷抵抗4の形態は変更し得る。
出力端子5は、負荷抵抗4(第3抵抗15)に接続されている。図1に示される例では、出力端子5は、第3抵抗15の上記一端に接続されている。
次に、この電圧変換回路1の動作について図1の回路を例にとって説明する。本実施形態の効果を分かりやすくするため、従来例の電圧変換回路と並行して説明する。図2は、従来の電圧変換回路の一例を示す図である。
従来例の電圧変換回路201は、図2に示されるように、第1CR積分回路200と、負荷抵抗として第2抵抗205とを備える。第1CR積分回路200は、入力端子208に一端が接続された第1抵抗203と、一端が第1抵抗203の他端に接続され他端が接地された第1コンデンサ204とを含む。第2抵抗205は、一端が第1抵抗203と第1コンデンサ204の接続点に接続され、他端が接地されている。第2抵抗205の上記一端には出力端子207が接続されている。第1抵抗203の抵抗値をR1(Ω)とし、第2抵抗205の抵抗値をR2(Ω)とする。
一方、本実施形態に係る電圧変換回路1の第1抵抗6の抵抗値をRX(Ω)とし、RX=R1/2とする。第2抵抗9の抵抗値もRX(Ω)とする。電圧変換回路1の第1コンデンサ10の電気容量と、従来例の第1コンデンサ204の電気容量は等しいものとする。また、電圧変換回路1における第3抵抗15の抵抗値は、従来例における第2抵抗205の抵抗値と同じくR2(Ω)とする。このように各抵抗値と各電気容量を設定することにより、本実施形態に係る電圧変換回路1と従来例の電圧変換回路201のカットオフ周波数が略等しくなる。
まず、入力信号の低周波成分について考える。ここでは、理解し易いように周波数0Hzの入力信号(直流)を想定する。
入力信号の周波数が0Hzである場合、本実施形態では第1コンデンサ10のインピーダンスが無限大となるので、第1CR積分回路3の出力インピーダンスはRX(=R1/2)(Ω)となる。一方、従来例では第1コンデンサ204のインピーダンスが無限大でとなるので、第1CR積分回路200の出力インピーダンスはR1(Ω)となる。つまり、本実施形態における第1CR積分回路3の出力インピーダンスは、従来例における第1CR積分回路200の出力インピーダンスの1/2となる。ここで、本実施形態における第1抵抗6と第3抵抗15の分圧および従来例における第1抵抗203と第2抵抗205の分圧を考慮すると、低周波領域では、本実施形態における第3抵抗15の両端間の電圧が従来例における第2抵抗205の両端間の電圧よりも高くなる(すなわち本実施形態の方が低周波ゲインが高くなる)。よって、入力されるPWM信号のデューティ比が変化した時、本実施形態では出力電圧の応答性が良くなる。図3は、本実施形態の出力電圧と従来例の出力電圧を比較して示す模式図である。図3に示されるように、実施形態における出力電圧のグラフVo−bは、従来例における出力電圧のグラフVo−aと比べて、入力信号のデューティ比が変化した時の出力電圧の応答性が良い(立ち上がりが速い)ことが分かる。
次に、入力信号の高周波成分について考える。この高周波成分は、カットオフ周波数よりも十分に周波数が高い成分である。
入力信号の高周波成分については、本実施形態では第1コンデンサ10のインピーダンスが0(Ω)となり、第1CR積分回路3の出力インピーダンスは位相反転手段8の出力抵抗が0ならばRX/2(Ω)となる。一方、従来例では、第1コンデンサ204のインピーダンスが0(Ω)となり、その影響を受けて第1CR積分回路200の出力インピーダンスは0(Ω)に近くなる。ここで、本実施形態における第1CR積分回路3の出力インピーダンスと第3抵抗15の分圧、及び従来例における第1CR積分回路200の出力インピーダンスと第2抵抗205の分圧を考慮すると、高周波領域では、本実施形態における第3抵抗15の両端間の電圧が従来例における第2抵抗205の両端間の電圧よりも低くなる(すなわち本実施形態の方が高周波ゲインが低くなる)。よって、本実施形態では高周波成分が減衰し易くなるので、その分、出力信号のリップルの振幅が小さくなる。図3に示されように、実施形態における出力電圧のグラフVo−bは、従来例における出力電圧のグラフVo−aと比べて、出力電圧のリップルが小さいことが分かる。
よって、本実施形態によれば、従来のデューティ比/電圧変換回路に比べて、出力電圧のリップルを小さくし、且つ応答性をも改善することができる。また、入力信号のハイレベル期間およびローレベル期間の双方でデューティ比/電圧変換を行うので、ディーティ比を正確に反映した高精度の変換をすることができる。また、比較的シンプルな構成なので、低コストのデューティ比/電圧変換回路となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図4は、第2実施形態に係るデューティ比/電圧変換回路を示す図である。
第2実施形態に係るデューティ比/電圧変換回路20は、負荷抵抗4の形態が第1実施形態と異なっており、その他の構成は第1実施形態と同様である。
第1実施形態では、負荷抵抗4は単なる抵抗であったが、第2実施形態では、負荷抵抗4は、出力点12から出力された信号を積分する第2CR積分回路14とされている。第2CR積分回路14は、出力点12に一端が接続された第3抵抗15と、一端が第3抵抗15の他端に接続され他端が接地された第2コンデンサ16とを含む。第3抵抗15と第2コンデンサ16の接続点が出力端子5に接続されている。
第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。図5乃至10を用いて、第2実施形態の効果を説明する。図5は、従来例に係るデューティ比/電圧変換回路を示す図である。図6は、信号入力部に従来例のデューティ比/電圧変換回路(以下、単に電圧変換回路と称する)と本実施形態のデューティ比/電圧変換回路(以下、単に電圧変換回路と称する)とを並列に接続した状態を示す図である。図7は、従来例における第1CR積分回路の出力インピーダンスと本実施形態における第1CR積分回路の出力インピーダンスを比較して示す図である。図8は、従来例の電圧変換回路の出力電圧と本実施形態の電圧変換回路の出力電圧とを比較して示す図である。
図5に示される従来例の電圧変換回路300は、図2に示される従来例の第2抵抗205が、第2CR積分回路202に置き換わっている点が異なり、その他の構成は図2に示される従来例と同じである。図5に示される従来例では、第2CR積分回路202は、第1CR積分回路の出力点に一端が接続された第2抵抗205と、一端が第2抵抗205の他端に接続され他端が接地された第2コンデンサ206とを含む。第2抵抗205と第2コンデンサ206の接続点が出力端子207に接続されている。
図6において、従来例の電圧変換回路300と本実施形態の電圧変換回路20を並列に接続した理由は、同じ入力信号を従来例と本実施形態に入力するためである。図6の信号入力部からPWM信号を入力した時の出力電圧について検討する。
図7において、本実施形態の電圧変換回路20における第1CR積分回路3の出力インピーダンスは、第1実施形態と同様の原理で、グラフG1に示されるようになる。一方、従来例の電圧変換回路300における第1CR積分回路200の出力インピーダンスは、グラフG2に示されるようになる。グラフG1、G2を見て分かるように、低周波領域では、従来例の電圧変換回路300よりも本実施形態の電圧変換回路20の方が出力インピーダンスが低くなっている。また、高周波領域では、従来例の電圧変換回路300よりも本実施形態の電圧変換回路20の方が出力インピーダンスが高くなっている。よって、本実施形態の方が低周波ゲインが高くなり、高周波ゲインが低くなる。これにより、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。図8は、本実施形態の出力電圧と従来例の出力電圧を比較して示す図である。図8に示されるように、実施形態における出力電圧のグラフVo−bは、従来例における出力電圧のグラフVo−aと比べて、入力信号のデューティ比が変化した時の出力電圧の応答性が良いことが分かる。なお、図8に示される例では、本実施形態と従来例とは、リップルの振幅にあまり差がないようにも見えるが、抵抗値、静電容量等を適切に設定することにより、リップルの振幅の差をより大きくすることができる。
図9は、図6の電圧変換回路20において、第1CR積分回路3と第2CR積分回路14の間に、ゲイン1倍の理想アンプ21を介在させ、電圧変換回路300において、第1CR積分回路200と第2CR積分回路202の間に、ゲイン1倍の理想アンプ301を介在させた状態を示す図である。理想アンプ21,301を介在させた理由は、第1CR積分回路3,200に、あたかも負荷抵抗(第2CR積分回路14,202)が接続されていないかのような状況を作り出すためである。図10は、図9における出力端子5,207からの出力電圧を示す図である。図10に示されるように、本実施形態における出力電圧のグラフVo−bと従来例における出力電圧のグラフVo−aは、完全に一致している。これは、本実施形態の第1CR積分回路3は、負荷抵抗4を接続することにより、上述の効果を奏し得ることを意味している。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図11は、第3実施形態
に係るデューティ比/電圧変換回路を示す図である。
第3実施形態に係るデューティ比/電圧変換回路23は、第2実施形態における第2CR積分回路14の後段に、N段(Nは1以上の任意の整数)の第3CR積分回路18が接続され、入力側1段目の第3CR積分回路18の抵抗は、第2CR積分回路14の第3抵抗15と第2コンデンサ16の接続点に接続され、2段目以降の第3CR積分回路18の抵抗19は、前段の第3CR積分回路18の抵抗19とコンデンサ22の接続点に接続されていた構成となっている。また、N個の第3CR積分回路18のうち終端に位置する第3CR積分回路の抵抗19とコンデンサ22の接続点に、出力端子5が接続されている。図11に示される例では、Nが2に設定されている。なお、Nが1、3、4・・・に設定されていてもよい。
第3実施形態によれば、第2CR積分回路14および第3CR積分回路18で信号が平均化(平坦化)される。よって、出力端子5からより安定した出力電圧を得ることができる。
ここで、第3実施形態の効果を示すために、第3実施形態と従来技術とを比較する。図12は、従来の電圧変換回路の一例を示す図である。なお、図12に示される電圧変換回路301は、図5に示される電圧変換回路300の後段に、さらに第2CR積分回路202を追加したものである。
図5に示される従来例ではコンデンサ204に1段の第2CR積分回路202が並列に接続されている構成である。一方、図12に示される従来例の電圧変換回路301では、コンデンサ204に複数段(図示例では3段)の第2CR積分回路202が並列に接続されている点が図5の場合と異なり、その他の構成は図5に示される従来例と同じである。図12に示される従来例では、1段目の第2CR積分回路202は、第1CR積分回路200の出力点に一端が接続された第2抵抗205と、一端が第2抵抗205の他端に接続され他端が接地された第2コンデンサ206とを含む。2段目の第2CR積分回路202は、1段目の第2CR積分回路202の出力点(第2抵抗205と第2コンデンサ206の接続点)に一端が接続された第2抵抗205と、一端が第2抵抗205の他端に接続され他端が接地された第2コンデンサ206とを含む。3段目以降も同様である。最終段(図示例では3段目)の第2CR積分回路202は、第2抵抗205と第2コンデンサ206の接続点が出力端子207に接続されている。
図13は、図12の従来例における出力電圧のゲインと第3実施形態における出力電圧のゲインを比較して示す図である。図13から分かるように、従来例よりも本実施形態の方が低周波ゲインが高くなり、高周波ゲインが低くなる。よって、従来のデューティ比/電圧変換回路に比べて、出力電圧のリップルを小さくし、且つ応答性をも改善することができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図14は、第4実施形態に係るデューティ比/電圧変換回路を示す図である。
第4実施形態に係るデューティ比/電圧変換回路24は、上記第1実施形態の出力点12に、M段(Mは1以上の任意の整数)の第4CR積分回路25を介して負荷抵抗4(図示例では第2CR積分回路14)の一端が接続されている。第4CR積分回路25は、第3抵抗29と、第3コンデンサ30と、第4抵抗31とがこの順序で直列に接続された構成となっている。1段目の第4CR積分回路25は、第3抵抗29の一端が出力点12に接続され、第4抵抗31の一端が第1コンデンサ10と第2抵抗9の接続点に接続されている。2段目以降の第4CR積分回路25は、第3抵抗29の一端が前段の第4CR積分回路25における第3抵抗29と第3コンデンサ30の接続点に接続され、第4抵抗31の一端が前段の第4CR積分回路25における第2コンデンサ30と第4抵抗31の接続点に接続されている。また、最終段(図示例では2段目)の第3抵抗29と第3コンデンサ30の接続点には、負荷抵抗4(図示例では第2CR積分回路14)の一端が接続されている。第4CR積分回路25は、各々、第1コンデンサ10に並列に接続されている。
第4実施形態によれば、従来のデューティ比/電圧変換回路301(図12参照)に比べて、時定数を互いに等しくした状態で、入力信号の高周波領域では第1CR積分回路3および第4CR積分回路25の出力インピーダンスが大きくなるので、入力信号の高周波成分を通過させにくくなる(高周波ゲインが小さくなる)。また、第3実施形態と比べても、時定数を互いに等しくした状態で、入力信号の高周波領域では第4CR積分回路25の出力インピーダンスがある分、出力インピーダンスが大きくなるので、入力信号の高周波成分をより一層通過させにくくなる(高周波ゲインがより一層小さくなる)。よって、出力電圧のリップルをより一層小さくすることができる。
図15は、図12の従来例における出力電圧のゲインと第4実施形態における出力電圧のゲインを比較して示す図である。図15から分かるように、従来例よりも本実施形態の方が低周波ゲインが高くなり、高周波ゲインが低くなる。また、第3実施形態(図11参照)と比べても、入力信号の高周波領域では第4CR積分回路25の出力インピーダンスがある分、本実施形態の方が高周波ゲインが低くなる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図16は、第5実施形態に係るデューティ比/電圧変換回路を示す図である。
第5実施形態に係るデューティ比/電圧変換回路32は、第3実施形態に係るデューティ比/電圧変換回路23と比べて、第1経路7の中途部に第5CR積分回路33が接続され、第2経路11の中途部に第6CR積分回路34が接続されている点が異なっており、その他の構成は第3実施形態と同様である。第5CR積分回路33は、抵抗26と、コンデンサ27とを含む。抵抗26の一端は入力端子2に接続され、抵抗26の他端は第1抵抗6の一端に接続されている。コンデンサ27の一端は、抵抗26と第1抵抗6の接続部に接続され、コンデンサ27の他端は接地されている。第6CR積分回路34は、抵抗28と、コンデンサ29とを含む。抵抗28の一端は位相反転手段8の出力側に接続され、抵抗28の他端は第2抵抗9の一端に接続されている。コンデンサ29の一端は、抵抗28と第2抵抗9の接続部に接続され、コンデンサ29の他端は接地されている。
図17は、他の実施形態と比較した場合の第5実施形態の効果を示すための図であり、(A)は入力信号の波形を示す図、(B)は入力信号が位相反転手段8で位相反転した状態を示す図、(C)は他の実施形態の出力点12における合波信号を示す図、(D)は本実施形態で(A)の信号が第5CR積分回路33で処理され(B)の信号が第6CR積分回路34で処理された場合の、出力点12における合波信号を示す図である。
一般的に、位相反転手段8(例えば、C−MOSインバータIC)は、その入力信号S1(図17(A)参照)と出力信号S2(図17(B)参照)の間に所定の時間遅延(位相反転に要する時間)を有する。従って、出力点12における合波信号S3には、図17(C)に示されるように遅延時間分のスパイク波形30が発生する。このスパイク波形30の高周波成分はノイズとなって輻射される可能性があるので、スパイク波形30を発生させないことが好ましい。そこで、上記した第5CR積分回路33および第6CR積分回路34を設ける。
第5実施形態によれば、第5CR積分回路33および第6CR積分回路34を設けているので、図17(A)に示されるように入力信号S1が矩形波であっても、第5CR積分回路33および第6CR積分回路34から出力される信号は、緩やかに立ち上がって緩やかに立ち下がる形状となる。これにより、図17(B)に示されるように位相反転手段8の出力信号S2に時間遅延が生じても、第1経路7の出力信号と第2経路11の出力信号の和(出力点12における合波信号S4)にスパイク波形30が現れるのを抑制することができる(図17(D)参照)。
なお、上記各実施形態では、入力信号を矩形波とする例を示したが、入力信号は矩形波に限られない。例えば、図18に示されるように、入力信号をsin波としてもよい。入力信号をsin波とする場合、信号がhighレベル或いはlowレベルのいずれの状態にあるのかを判断するための閾値を設け、信号のレベルが閾値を超える区間ではhighレベル、信号のレベルが閾値未満となる区間ではlowレベルと判断すればよい。sin波の1周期をT2とし、1周期のうちでhighレベルの期間をT1とした場合、T1/T2がデューティ比となる。
また、例えば、図19に示されるように、入力信号を、任意の周波数成分を含むアナログ信号としてもよい。この場合、上記各実施形態において、位相反転手段を、C−MOSインバータICではなく、オペアンプ等を用いた位相反転手段とする。また、各CR積分回路の抵抗とコンデンサを入れ替える。この入れ替えにより、CR積分回路をCR微分回路に置き換える。これにより、上記各実施形態を、低周波領域の遮断特性に優れたハイパスフィルタに応用することができる。
本発明は、出力電圧のリップルを小さくし、且つ応答性をも改善したデューティ比/電圧変換回路等に適用可能である。
1,20,23,24,25 デューティ比/電圧変換回路
2 入力端子
3 第1CR積分回路
4 負荷抵抗
5 出力端子
6 第1抵抗
7 第1経路
8 位相反転手段
9 第2抵抗
10 第1コンデンサ
11 第2経路
12 出力点
14 第2CR積分回路
15 第3抵抗
16 第2コンデンサ
17 信号入力部
18 第3CR積分回路
21 理想アンプ

Claims (8)

  1. 入力信号のデューティ比を電圧レベルに変換して出力するデューティ比/電圧変換回路であって、
    前記入力信号を入力する入力端子と、
    前記入力端子から入力された前記入力信号を積分する第1CR積分回路と、
    前記第1CR積分回路の出力点に一端が直接的または間接的に接続され他端が接地された負荷抵抗と、
    前記負荷抵抗に接続された出力端子とを備え、
    前記第1CR積分回路は、第1抵抗を有する第1経路と、位相反転手段と第2抵抗と第1コンデンサとが直列接続された第2経路とを含み、前記第1経路の一端および他端がそれぞれ前記第2経路の一端および他端に接続された並列回路とされ、前記一端同士の接続点が前記入力端子に接続され、前記他端同士の接続点が前記出力点とされている、デューティ比/電圧変換回路。
  2. 前記第2経路は、前記入力端子側から順に、前記位相反転手段と前記第2抵抗と前記第1コンデンサとが直列接続されてなることを特徴とする請求項1に記載のデューティ比/電圧変換回路。
  3. 前記負荷抵抗は、前記出力点から出力された信号を積分する第2CR積分回路であることを特徴とする、請求項1に記載のデューティ比/電圧変換回路。
  4. 前記第2CR積分回路は、前記出力点に一端が接続された第3抵抗と、当該第3抵抗の他端に一端が接続され他端が接地された第2コンデンサとを含み、前記第3抵抗と前記第2コンデンサの接続点が前記出力端子に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のデューティ比/電圧変換回路。
  5. 前記第2CR積分回路の後段に、N段(Nは1以上の任意の整数)の第3CR積分回路が接続され、
    入力側1段目の前記第3CR積分回路の抵抗の一端は、前記第2CR積分回路の前記第3抵抗と前記第2コンデンサの接続点に接続され、
    入力側1段目の前記第3CR積分回路のコンデンサの一端は、入力側1段目の前記第3CR積分回路の抵抗の他端に接続され、
    入力側1段目の前記第3CR積分回路のコンデンサの他端は接地され、
    2段目以降の前記第3CR積分回路の抵抗の一端は、前段の前記第3CR積分回路の抵抗とコンデンサの接続点に接続され、
    2段目以降の前記第3CR積分回路のコンデンサの一端は、同段の前記第3CR積分回路の抵抗の他端に接続され、
    2段目以降の前記第3CR積分回路のコンデンサの他端は接地されていることを特徴とする請求項3に記載のデューティ比/電圧変換回路。
  6. N段の前記第3CR積分回路のうち終端に位置する前記第3CR積分回路の抵抗とコンデンサの接続点に、前記出力端子が接続されていることを特徴とする請求項5に記載のデューティ比/電圧変換回路。
  7. 前記出力点に、M段(Mは1以上の任意の整数)の第4CR積分回路を介して前記負荷抵抗の一端が接続され、
    各前記第4CR積分回路は、コンデンサの両側に各々抵抗を直列に接続して構成され、当該第4CR積分回路は前記第1コンデンサに並列に接続され、
    M段の前記第4CR積分回路のうち終端に位置する前記第4CR積分回路の抵抗とコンデンサの接続点に、前記負荷抵抗の前記一端が接続されていることを特徴とする請求項1に記載のデューティ比/電圧変換回路。
  8. 前記第1経路の中途部に第5CR積分回路が接続され、前記第2経路の中途部に第6CR積分回路が接続され、
    前記第5CR積分回路の抵抗の一端は前記入力端子に接続され、当該抵抗の他端は前記第1抵抗の一端に接続され、
    前記第5CR積分回路のコンデンサの一端は、当該第5CR積分回路の抵抗と前記第1抵抗の接続部に接続され、当該コンデンサの他端は接地され、
    前記第6CR積分回路の抵抗の一端は前記位相反転手段の出力側に接続され、当該抵抗の他端は前記第2抵抗の一端に接続され、
    前記第6CR積分回路のコンデンサの一端は、前記第6CR積分回路の抵抗と前記第2抵抗の接続部に接続され、当該コンデンサの他端は接地されていることを特徴とする請求項1に記載のデューティ比/電圧変換回路。
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