JP2011249351A - 記憶素子及び記憶装置 - Google Patents

記憶素子及び記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011249351A
JP2011249351A JP2008240471A JP2008240471A JP2011249351A JP 2011249351 A JP2011249351 A JP 2011249351A JP 2008240471 A JP2008240471 A JP 2008240471A JP 2008240471 A JP2008240471 A JP 2008240471A JP 2011249351 A JP2011249351 A JP 2011249351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
memory
resistance
conductor layer
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008240471A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Okada
崇志 岡田
Mitsuteru Iijima
光輝 飯島
Koji Arita
浩二 有田
Takumi Mikawa
巧 三河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008240471A priority Critical patent/JP2011249351A/ja
Priority to PCT/JP2009/004681 priority patent/WO2010032468A1/ja
Publication of JP2011249351A publication Critical patent/JP2011249351A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B63/00Resistance change memory devices, e.g. resistive RAM [ReRAM] devices
    • H10B63/20Resistance change memory devices, e.g. resistive RAM [ReRAM] devices comprising selection components having two electrodes, e.g. diodes
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N70/00Solid-state devices having no potential barriers, and specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching
    • H10N70/20Multistable switching devices, e.g. memristors
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N70/00Solid-state devices having no potential barriers, and specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching
    • H10N70/801Constructional details of multistable switching devices
    • H10N70/881Switching materials
    • H10N70/883Oxides or nitrides
    • H10N70/8833Binary metal oxides, e.g. TaOx
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N70/00Solid-state devices having no potential barriers, and specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching
    • H10N70/801Constructional details of multistable switching devices
    • H10N70/881Switching materials
    • H10N70/883Oxides or nitrides
    • H10N70/8836Complex metal oxides, e.g. perovskites, spinels

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

【課題】極性の異なる電気パルスを印加する場合でも書き込みディスターブの発生を防止することが可能であり、かつ抵抗変化素子に大電流を流すことが可能である、データを問題無く書き込み可能な記憶素子、及び、それを備える記憶装置を提供する。
【解決手段】記憶装置21にマトリクス状に配設された記憶素子3の各々が、極性が正又は負の電気パルスの印加によりその電気抵抗値が変化しかつ該変化した後の電気抵抗値を維持する抵抗変化素子1と、前記抵抗変化素子に前記電気パルスの印加時に流れる電流を抑制する電流抑制素子2と、を備える記憶素子であって、前記電流抑制素子は、タンタルと窒素を含有するタンタル窒化物を含む第1の導電体層と、前記第1の導電体層の上に、シリコンと窒素を含有するシリコン窒化物を含む半導体層と、前記半導体層の上に、タンタルと窒素を含有するタンタル窒化物を含む第2の導電体層から構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、高集積化および高速化に適した不揮発性記憶素子に用いる電流抑制素子に関するものであり、より詳細に述べると、導電体/半導体/導電体から構成される電流抑制素子(MSMダイオード)を用いた抵抗変化型不揮発性記憶素子、ならびに前記記憶素子を用いた記憶装置に関するものである。
近年、抵抗変化素子を不揮発性記憶素子として利用する形態が提案されている。
この抵抗変化素子は、2つの電極間に、主として金属酸化物からなる材料により構成される薄膜を有している。この薄膜に、各電極より電気パルスを印加すると、その抵抗値が変化し、またその変化した後の抵抗値が電気パルスの印加をやめた後も保存される。よって、この薄膜の高抵抗状態と低抵抗状態とを、それぞれ、例えば2値データの“1”と“0”とに対応させると、抵抗変化素子に2値データを記憶させることが可能になる。また、抵抗変化素子の薄膜に印加する電気パルスの振幅やパルス幅は、薄膜の物理的な状態を変化させるには十分であり、薄膜を破壊しない程度であればよい。また、この抵抗変化素子の薄膜には、電気パルスを複数回印加してもよい。
このような抵抗変化素子が、複数のワード線と複数のビット線との各々の立体交差部に複数配設されて構成する記憶装置(いわゆるクロスポイント型の記憶装置)においては、選択された抵抗変化素子にデータを書き込む際に、迂回電流により非選択の抵抗変化素子の抵抗値が変化してしまうという障害(以下、この障害を「書き込みディスターブ」という)が発生する場合がある。従って、このようなクロスポイント型の記憶装置を構成する場合には、書き込みディスターブの発生を防止するための格別な構成を設ける必要がある。
そこで、このような書き込みディスターブの発生を防止することが期待できる記憶装置として、記憶素子が抵抗変化素子とダイオード(電流抑制素子)との直列回路により構成されている記憶装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
かかる提案された記憶装置では、データを書き込むべき記憶素子(選択記憶素子)以外の記憶素子において、非選択の抵抗変化素子への迂回電流が、非選択記憶素子のダイオードに逆バイアスまたはゼロバイアスを印加するよう、選択/非選択のビット線およびワード線の電圧を調整することにより阻止される。これにより、クロスポイント型の記憶装置において、書き込みディスターブ発生の防止が期待される。ここで、この提案された記憶装置では、抵抗変化素子へのデータの書き込みは、同じ極性の異なる電圧のパルスを抵抗変化素子に印加することにより行われる。すなわち、抵抗変化素子はユニポーラ型である。従って、選択された抵抗変化素子に対して直列に接続された単極性のダイオード(ある極性の閾値以上の電圧をダイオードに印加すると、順バイアスによりダイオードがオンして大電流が流れ、反対の極性の電圧を印加すると、逆バイアスによりダイオードがオフしてほとんど電流が流れない特性を有する)を順バイアスでオンさせてデータの書き込みを行い、非選択時は逆バイアスまたはゼロバイアスでオフさせて、ディスターブを防止できる。
特開2004−319587号公報
特許文献1に記載の抵抗変化素子は、上述のようにユニポーラ型であったので、単極性のダイオードを抵抗変化素子に直列に接続することにより、書き込みディスターブを防止することができた。しかしながら、抵抗変化素子には、その抵抗変化機能を有する薄膜を構成する材料に起因して、2値データの“1”と“0”とを、異なる極性の電圧パルスを薄膜に印加することにより書き込むタイプの抵抗変化素子(バイポーラ型)もある。ユニポーラ型の抵抗変化素子は、低抵抗状態から高抵抗状態に変化させる時(いわゆるリセット時)に、逆のセット時よりも長いパルス幅の電気パルス(〜1μsec)が必要であるという特性を有するものが多い。一方、バイポーラ型の抵抗変化素子は、セット・リセット時ともに短いパルス幅の電気パルス(100nsec以下)で抵抗変化が可能であり、書き込み速度の点でユニポーラ型より優れるものがある。かかる抵抗変化素子を用いる場合、抵抗変化素子に対してダイオードを直列に接続すると、一方の極性の電圧パルスはデータの書き込みに利用することができるが、他方の極性の電圧パルスはデータの書き込みに利用することはできない。従って、このようなバイポーラ型の抵抗変化素子を備えるクロスポイント型の記憶装置では、抵抗変化素子に対してショットキーダイオードのような単極性のダイオードを直列に接続することができないため、書き込みディスターブの発生を防止することができないという課題がある。
この課題は、抵抗変化素子に対して直列に接続するダイオードに「非線形の電気抵抗特性を示し、かつ電流−電圧特性が印加電圧の極性に対して実質的に対称な素子」を用いれば解決することができる。このような特性を備える素子としては、例えば、MIMダイオード(etal−nsulator−etal;金属−絶縁体−金属の意味)、MSMダイオード(etal−emiconductor−etal;金属−半導体−金属の意味)、あるいはバリスタ等の二端子素子が知られている。これらのダイオードを、ショットキーダイオード等の単極性ダイオードに対して、双極性ダイオードと呼ぶことにする。
図6は電流抑制素子の電圧−電流特性を模式的に示す特性図であって、図6(a)は双極性ダイオードの電圧−電流特性図であり、図6(b)はショットキーダイオード等の単極性ダイオードの電圧−電流特性図である。
図6(b)にすように、単極性ダイオードは、非線形の電気抵抗特性を示すものの、その電圧−電流特性は印加電圧の極性に対して全く対称ではない。これに対して、図6(a)に示すように、MIMダイオード、MSMダイオード、バリスタ等の双極性ダイオードは、非線形の電気抵抗特性を示し、かつ、その電圧−電流特性は印加電圧の極性に対して実質的に対称となる。すなわち、正の印加電圧に対する電流の変化と、負の印加電圧に対する電流の変化とが、原点0に対して実質的に点対称となる。
また、これらの双極性ダイオードでは、印加電圧が第1の臨界電圧(範囲Aの下限電圧)以下でありかつ第2の臨界電圧(範囲Bの上限電圧)以上である範囲(つまり、範囲C)では電気抵抗が非常に高く、第1の臨界電圧を超えるか、又は、第2の臨界電圧を下回ると、電気抵抗が急激に低下する。即ち、これらの二端子素子は、印加電圧が第1の臨界電圧を超えるか第2の臨界電圧を下回る場合に大電流が流れるという、非線形の電気抵抗特性を有している。
よって、これらの双極性ダイオードをバイポーラ型の記憶素子と組み合わせ、電流抑制素子として利用することにより、バイポーラ型の抵抗変化素子を用いたクロスポイント型の記憶装置において、書き込みディスターブの発生を回避することが期待できると考えられる。
次に、抵抗変化素子へデータを書き込む時、抵抗変化素子に電圧パルスを印加することによりその抵抗値を変化させ、抵抗変化素子の状態を高抵抗状態或いは低抵抗状態とするためには、抵抗変化素子の材料やその構成等にも大きく依存するが、通常、抵抗変化素子に大電流を流す必要がある。例えば、抵抗変化素子の抵抗変化層として金属酸化物材料(具体的には、Pr−Ca−Mn−O系材料、二酸化チタン、酸化ニッケル、酸化銅、等)を使用する場合には、少なくとも1000μA/μm以上の電流密度で電流を流さないと、抵抗変化素子の抵抗変化特性を得ることができない課題がある。しかし、1000μA/μm以上の電流密度の電流をダイオードに流そうとした場合、発熱等の影響によりダイオードがブレークダウン(所定以上の電流が流れることによって極性の異なる電圧パルスをかけても電流抑制素子が非線形の電気抵抗特性を示さなくなる現象)しやすいという課題もあらたに発生する。
また、クロスポイント構造を有する抵抗変化素子へデータを書き込むとき、記憶素子において、データを書き込むべき記憶素子(以下、選択記憶素子という)には、オン電圧を印加し、データを書き込まない記憶素子(以下、非選択記憶素子という)には、オフ電圧を印加する。例えば、抵抗変化素子の抵抗変化層として金属酸化物材料(具体的には、PRPr−Ca−Mn−O系材料、二酸化チタン、酸化ニッケル、酸化銅、等)を使用する場合には、選択記憶素子には2.0Vの印加電圧、すなわちオン電圧が2.0Vが必要であり、非選択記憶素子には1.0Vの印加電圧、すなわちオフ電圧が1.0Vが必要である。バイポーラ型の抵抗変化素子を用いたクロスポイント型の記憶装置において、書き込みディスターブの発生を確実に回避し、さらにセンスアンプによる読み出し時の、読み出しマージンを大きくするためには、このオン電圧時に流れる電流(以下、この電流を「オン電流」という)とオフ電圧時に流れる電流(以下、この電流を「オフ電流」という)の差が大きい方が好ましい。ここで、オフ電流に対するオン電流の比、すなわちオン電流をオフ電流で割ったオン/オフ電流比(以下、この比を「オン/オフ電流比」という)を定義すると、オン/オフ電流比が大きければ大きい程よく、実デバイスの動作上は、オン/オフ電流比は少なくとも50以上必要である課題がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであって、バイポーラ型の抵抗変化素子に直列に接続させる電流抑制素子において、抵抗変化素子の抵抗変化に必要である1000μA/μm2以上の電流を流すと共に、オン/オフ電流比が少なくとも50以上となることを実現して、書き込みディスターブの発生の防止と読み出しマージンの拡大が期待できる不揮発性記憶素子、およびそれを備える記憶装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る記憶素子は、極性が正又は負の電気パルスの印加によりその電気抵抗値が変化し、また変化した後の電気抵抗値を維持する抵抗変化素子と、前記抵抗変化素子に前記電気パルスの印加時に流れる電流を抑制する電流抑制素子と、を備える記憶素子であって、前記電流抑制素子は、第1の導電体層と、前記第1の導電体層の上に備える半導体層と、前記半導体層の上に構える第2の導電体層とを備え、前記第1の導電体層または第2の導電体層がタンタルと窒素を含有するタンタル窒化物を含み、また前記半導体層がシリコンと窒素を含有するシリコン窒化物を含む。
前記電流抑制素子の導電体層に用いられるタンタル窒化物は、半導体分野において、銅配線のバリア層として使用実績のある材料であり、また、前記電流抑制素子の半導体層に用いられるシリコン窒化物も使用実績のある材料である。したがって、これらの材料を用いて電流抑制素子を構成すれば、電流抑制素子を作製する半導体製造ラインの保守保全や、成膜あるいはエッチング等に関する既存の設備あるいは処理条件の転用が容易であり、生産性に優れた記憶素子を提供することが可能になる。
また、第1の導電体層または第2の導電体層に用いられるタンタル窒化物をTaNと表した場合、xの値は0.5≦x≦1.67であることが好ましい。
さらには、第1の導電体層または第2の導電体層に用いられるタンタル窒化物は、TaN,あるいはTaであることが、より好ましい。
本発明に係る記憶装置は、本発明に係る上述した記憶素子を複数備え、複数のビット線と、前記複数のビット線に各々立体交差する複数のワード線と、を備え、前記記憶素子は前記抵抗変化素子と前記電流抑制素子との直列回路を備え、前記複数の記憶素子が、前記ビット線と前記ワード線とが立体交差する各々の部分に配設され、前記各々の部分において、前記直列回路の一端がその対応する前記ビット線に、前記直列回路の他端がその対応する前記ワード線に、各々接続されている。
かかる構成とすることにより、上述した本発明に係る記憶素子を備えているので、記憶装置における電子回路、あるいは、記憶素子の動作方法に追加回路や追加動作を加えることなく、書き込みディスターブがなく、読み出しマージンの広い好適な記憶装置を提供することが可能になる。
本発明における記憶素子及び記憶装置の構成は、極性の異なる電気パルスを印加して抵抗変化を起こさせるバイポーラ型の抵抗変化素子に、本発明にかかるMSM型の電流抑制素子を組み合わせることにより、抵抗変化素子の抵抗変化に必要である1000μA/μm以上の電流を流すと共にブレークダウンの発生を抑制し、かつオン/オフ電流比が少なくとも50以上となることを実現でき、書き込みディスターブの発生を防止と読み出しマージンの拡大が期待できる電流抑制素子を有する記憶素子、及び、それを備える記憶装置を提供することができるという効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る双極性の電流抑制素子とバイポーラ型抵抗変化素子を直列に配設した記憶素子をアレイ状に備える記憶装置の構成を模式的に示すブロック図である。尚、図1では、本発明を説明するために必要となる構成要素のみを図示し、その他の構成要素については図示を省略している。
図1に示すように、本実施の形態に係る記憶装置21は、いわゆるクロスポイント型の記憶装置である。そして、この記憶装置21は、記憶素子アレイ20と、この記憶素子アレイ20を駆動するための周辺回路(後述する、ビット線デコーダ4、読み出し回路5、ワード線デコーダ6,7)とを構成している。
実際の記憶素子アレイは、通常、複数のビット線と複数のワード線とを有しているが、本明細書では、図1に示すように、記憶素子アレイの構成を容易に理解可能とするために、4本のビット線BL0〜BL3と4本のワード線WL0〜WL3とを備える記憶素子アレイ20を例示している。
本実施の形態に係る記憶素子アレイ20では、4本のビット線BL0〜BL3と、4本のワード線WL0〜WL3とが、互いに直角に立体交差するように配設されている。そして、これらの4本のビット線BL0〜BL3と4本のワード線WL0〜WL3との立体交差部11の各々には、記憶素子3(所謂、セル)が配設されている。
言い換えれば、本実施の形態に係る記憶素子アレイ20では、記憶素子3が4行4列のマトリクス状に配設されている。ここで、記憶素子3の各々は、抵抗変化素子1と、この抵抗変化素子1に対して直列に接続された電流抑制素子2との直列回路により構成されている。そして、この直列回路の一端及び他端が、各々、その立体交差部11に対応するビット線BL0〜BL3及びワード線WL0〜WL3に接続されている。
そして、図1に示すように、4本のビット線BL0〜BL3の一端が、ビット線デコーダ4に接続されている。又、ビット線BL0〜BL3の他端が、読み出し回路5に接続されている。一方、4本のワード線WL0〜WL3の両端が、ワード線デコーダ6,7に接続されている。
このように、2つのワード線デコーダ6,7をワード線WL0〜WL3の両端に配設することにより、例えば、偶数番目のワード線をワード線デコーダ6に接続し、奇数番目のワード線をワード線デコーダ7に接続するというように、ワード線WL0〜WL3をワード線デコーダ6とワード線デコーダ7とに交互に接続することができる。本実施の形態では、図1では具体的には図示してはいないが、このような接続形態が採用されている。かかる構成とすることにより、ワード線WL0〜WL3の間隔を小さくすることができると共に、ワード線デコーダ6,7の回路配置に関する自由度を大きくすることができる。
かかる記憶装置21では、ビット線デコーダ4が、制御器(図示せず)からの指令に応じて、ビット線BL0〜BL3を選択する。又、ワード線デコーダ6,7は、制御器からの指令に応じて、ワード線WL0〜WL3を選択する。そして、ビット線デコーダ4とワード線デコーダ6,7とは、制御器からの指令がデータの書き込みであるか、またはデータの読み出しであるかに応じて、ビット線BL0〜BL3における選択されたビット線とワード線WL0〜WL3における選択されたワード線との間に、その電圧が所定の書き込み電圧Vwである電気パルス(正確には、電圧パルス)、またはその電圧が所定の読み出し電圧Vrである電気パルス(正確には、電圧パルス)を印加する。一方、読み出し時、読み出し回路5は、ビット線BL0〜BL3における選択されたビット線に流れる電流値を検出して、選択された記憶素子3に記憶されたデータを読み出し、これを制御器に向けて出力する。ここで、図2に示すビット線デコーダ4、読み出し回路5、ワード線デコーダ6,7等の周辺回路は、例えば、MOSFETにより構成される。又、記憶装置21は、通常、半導体の製造プロセスにより作製される。
次に、本実施の形態に係る抵抗変化素子の構成について詳細に説明する。
図1に示す抵抗変化素子1は、対向する一対の電極層(図示せず)の間に抵抗変化材料からなる薄膜(以下、この薄膜を「抵抗変化薄膜」という)が配設され構成されている。この抵抗変化薄膜に、前記一対の対抗電極より所定の電気パルスを印加すると、低抵抗状態と高抵抗状態との間で、前記一対の対抗電極間の抵抗値が遷移する。ここで、この抵抗変化薄膜は、所定の電気パルスを印加しない限り、その遷移した後の状態を維持する。本実施の形態では、この低抵抗状態と高抵抗状態とに、各々、2値データの“0”及び“1”の何れか一方及び他方が割り当てられており、抵抗変化薄膜の状態を低抵抗状態と高抵抗状態との間で遷移させるために、極性の異なる電気パルスを印加する。このような、抵抗変化薄膜を構成するための抵抗変化材料としては、ペロブスカイト型遷移金属酸化物や、典型金属又は遷移金属の酸化物等を用いることができる。
具体的には、抵抗変化薄膜を構成するための抵抗変化材料としては、Pr(1−x)CaMnO(0<x<1)、TiO、NiO(x>0)、CuO(x>0)等や、これらの置換体、又は、これらの混合物や積層構造物等が挙げられる。また抵抗変化材料は、これらの抵抗変化材料に限定されることはない。
次に、本実施の形態に係る電流抑制素子の構成について詳細に説明する。電流抑制素子は、対向する一対の導電体層の間に半導体層を配設することにより構成している。この構成は先に述べたMSMダイオードと同じ構成であり、非線形の電気抵抗特性を示し、かつ電流−電圧特性が印加電圧の極性に対して実質的に対称となるため、極性の異なる電気パルスを印加する場合でも書き込みディスターブの発生を防止することが可能である。電流抑制素子の電流−電圧特性は、導電体層と導電体層に隣接する半導体層との間に形成される電位障壁に大きく依存し、電位障壁が整流性を示すことにより非線形の電気抵抗特性が得られ、また電位障壁の高さを制御することにより、電流抑制素子が大電流を流すことができるようになるものである。
以下、本実施の形態に係る電流抑制素子の具体的な構成について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係る電流抑制素子の構成を模式的に示す断面図である。
図2に示すように、電流抑制素子2は、第1の導電体層31と、第2の導電体層32と、これらの第1及び第2の導電体層31,32の間に配設された半導体層33とにより構成されている。ここで、第1および第2の導電体層31,32は、タンタル(Ta)と窒素(N)を含有するタンタル窒化物を含み、半導体層33は、シリコン(Si)と窒素(N)を含有するシリコン窒化物を含む。
タンタル窒化物は、Taに対するNの比(以下、この組成比を「x」という)の小さい順から、 TaN0.1 (x=0.1)、TaN (x=0.5)、TaN (x=1)、Ta (x=1.2)、Ta (x=1.25)、Ta(x=1.67)、 TaN(x=2)が挙げられる。タンタル窒化物は、前記7種類の様に、Taに対するNの比が異なった組成を持つ化合物を有することから、仕事関数の制御が容易であり、半導体層33との間に形成される電位障壁の制御が容易であるといった利点を有する。特に、タンタル窒化物を第1および第2の導電体層31,32として使用することは、化合物中のNの組成を変化させることにより、その物性を連続的に変化させることが可能であるため、より好ましい。
半導体層33であるSiとNを含有する材料は、いわゆるシリコン窒化物のことを示す。シリコン窒化物は、四配位の結合を形成するテトラヘドラル系アモルファス半導体を形成し、テトラヘドラル系アモルファス半導体は基本的には単結晶シリコンやゲルマニウムに近い構造をもっているため、Si以外の元素を導入することによる構造の違いが物性に反映されやすいという特徴を有する。このため、シリコン窒化物を半導体層33に適用すれば、シリコン窒化物の構造制御により半導体層33の物性を制御することが容易で、従ってこれにより第1及び第2の導電体層31,32との間に形成される電位障壁の制御がより容易となるといった利点を有する。
さらに、第1および第2の導電体層31,32で適用されているタンタル窒化物は銅配線のバリア層として適用されていることや、半導体層33で適用されているシリコン窒化物は半導体の製造工程において極一般的に使用される材料であることを踏まえると、タンタル窒化物およびシリコン窒化物は、半導体製造ラインの導入に起因する新たな不純物汚染の発生はなく、半導体製造ラインの保守保全上好ましい材料である。又、加工面では、成膜あるいはエッチング等に関して既存の設備の転用が容易であり、加工条件についても既存の成膜あるいはエッチング条件の転用で対応可能である、という利点を有する。
本願の発明者らは、第1および第2の導電体層31,32であるタンタル窒化物の組成を制御することにより、電流抑制素子2に、抵抗変化素子に大電流を流せる、すなわち1000μA/μm2以上の電流密度で電流を流すことが可能であり(ブレークダウン電流が1000μA/μm2以上)、オン/オフ電流比を少なくとも50以上を実現することが可能であることを見い出した。
本実施の形態において、第1および第2の導電体層31,32を、膜厚50nmである金属Taとタンタル窒化物TaN0.1、TaN、Taの4種で構成し、半導体層33を膜厚10nmであるシリコン窒化物 SiN0.3に構成し、電流抑制素子2を作製した。このとき、Ta、 TaN0.1、TaN、TaのTaに対するNの比、いわゆるTaNにおけるxは、順にx=0、0.1、0.5、1.67である。
第1および第2の導電体層31,32であるタンタル窒化物成膜は、反応性スパッタリングを用いており、スパッタリングで用いる不活性ガスArと、窒化物形成における反応ガスNを同時に真空装置に流しながら、室温にて成膜を行なった。本実施の形態では、不活性ガスArと反応ガスNを、TaではAr/N = 45/0 sccm、TaN0.1ではAr/N=45/7sccm、TaNでは Ar/N=45/18sccm、Taでは Ar/N=45/24sccm を各適用し、50nm膜厚の成膜を実施した。また反応ガスNを25sccm以上に適用しスパッタリングを試みたが、装置上のスペックにおいて放電せず、成膜が不可能であった。そのため、Taに対するNの比xが1.67以上である(x>1.67)タンタル窒化膜の作製は困難であった。
また、本実施の形態の導電体層31,32である各タンタル窒化物は、X線回折において組成およびその結晶構造を導出し、膜厚や膜表面形状は、走査型電子顕微鏡にて確認した。各タンタル窒化物の電気抵抗率は、シート抵抗値測定機から測定された値から、電気抵抗率を導出した。
本実施の形態の半導体層33であるシリコン窒化物の成膜は、反応性スパッタリングを用いており、スパッタリングで用いる不活性ガスArと、窒化物形成における反応ガスNを同時に真空装置に流しながら、室温にて成膜を行なった。また本実施の形態の半導体層であるシリコン窒化物、SiN0.3の、Siに対するNの比は、ラザフォード後方散乱分光により求めた。シリコン窒化物層の膜厚はエリプソメトリー分光法を用いて確認した。またシリコン窒化物膜の表面形状は、走査型電子顕微鏡にて確認した。
以上により、基板上に第1の導電体層31である膜厚50nmのタンタル窒化物を反応性スパッタリングで成膜し、その上に半導体層33である膜厚10nmのシリコン窒化物を反応性スパッタリングで成膜し、その上に第2の導電体層32である膜厚50nmのタンタル窒化物を反応性スパッタリングで成膜し、その後に通常のリソグラフィおよびドライエッチを適用することにより、導電体層の面積が0.46μum × 0.46μmである電流抑制素子2を作製した。
図3は、第1および第2の導電体層31,32を膜厚50nmのTa、TaN0.1、TaN、Taの各タンタル窒化物で構成し、半導体層33を膜厚10nmのSiN0.3であるシリコン窒化物で構成し、導電体層の面積が0.46μm × 0.46μmである、4種類の電流抑制素子2の電流−電圧特性を実験的に求めたものである。
図3より、第1及び第2の導電体層31,32をタンタル窒化物で構成し、半導体層33をシリコン窒化物で構成した電流抑制素子2は、非線形の電気抵抗特性を示している。また、第1および第2の導電体層31,32であるタンタル窒化物の、Taに対するNの比xが大きくなるにつれ、どの電圧範囲においても、電流が多く流れていることが確認できる。特に、Taに対するNの比xが0.5および1.67である、いわゆるTaNおよびTaを第1および第2の導電体層31,32とする電流抑制素子2は、Taに対するNの比xが0および0.1である、いわゆるTaおよびTaN0.1を第1および第2の導電体層31,32とする電流抑制素子2よりも、格別に電流が多く流れていることが確認できる。この事実から、Taに対するNの比xが、0.5≦x≦1.67であるタンタル窒化物を第1および第2の導電体層31,32とすることが望ましいことがわかる。また図3を見ると、第1および第2の導電体層31,32であるタンタル窒化物の、Taに対するNの比xが大きくなるにつれ、ブレークダウン(所定以上の電流が流れることによって極性の異なる電圧パルスをかけても電流抑制素子が非線形の電気抵抗特性を示さない現象)しない上限の電流、いわゆるブレークダウン電流が増加し、x=0.5およびX=1.67では1000μA/μmを上回っていることが確認できる。
図4は、図3に示す、第1および第2の導電体層31,32を膜厚50nmのTa、TaN0.1、TaN、Taの各タンタル窒化物で構成し、半導体層33を膜厚10nmのSiN0.3であるシリコン窒化物で構成し、導電体層の面積が0.46μum × 0.46μmである、4種類の電流抑制素子2の電流−電圧特性から求めた、Taに対するNの比xとブレークダウン電流との関係を示したものである。
図4を見ると、第1および第2の導電体層31,32であるタンタル窒化物の、Taに対するNの比xが大きくなるにつれ、ブレークダウン電流が増加していることが確認できる。また、Taに対するNの比x が0.5、1.67であるいわゆるTaN、Taの各タンタル窒化物でのブレークダウン電流は、少なくとも1000μA/um以上であり、抵抗変化素子に1000μA/μm以上の電流密度で電流を流すことが可能であることが確認できる。
TaNおよびTaの場合は、発明の解決課題で挙げている1000μA/μmを超えているので、Taに対するNの比xが、0.5≦x≦1.67であるタンタル窒化物を第1および第2の導電体層31,32とすることが望ましい。
図5は、図3に示す、第1および第2の導電体層31,32を膜厚50nmのTa、TaN0.1、TaN、Taの各タンタル窒化物で構成し、半導体層33を膜厚10nmのSiN0.3であるシリコン窒化物で構成し、導電体層の面積が0.46μm × 0.46μmである、4種類の電流抑制素子2の電流−電圧特性から求めた、Taに対するNの比xとオン/オフ電流比の関係を実験的に求めたグラフである。
図5を見ると、第1および第2の導電体層31,32であるタンタル窒化物の、Taに対するNの比xが、x=0およびx=0.1の場合には、オン/オフ電流比が50未満であるが、x=0.5およびx=1.67では、オン/オフ電流比が90以上となり大幅に改善していることがわかる。
以上により、第1および第2の導電体層31,32であるタンタル窒化物(TaOx)のxの値を0.5乃至1.67とすることにより、電流抑制素子2のブレークダウン電流を1000μA/μm以上にすることができ、かつオン/オフ電流比が50以上確保できることがわかった。
次に、本実施の形態にて確認された事項である、第1および第2の導電体層31,32であるタンタル窒化物のTaに対するNの比xが大きくなるにつれて、電流抑制素子2に流れる電流が増加する点、ブレークダウン電流が増加する点、オン/オフ電流比が増加する点、の3点の発現した理由について説明する。
本実施の形態にて、第1および第2の導電体層31,32のタンタル窒化物は、Taに対するNの比xが高くなるほど、窒化の、Taに対する割合が高くなっているために電気抵抗率が高くなり、電流が流れにくくなる傾向を有する。しかしながら、図3によれば、xの値を増加させると、逆に同じ電圧に対する電流の大きさは増大している。このことから、電流の流れを支配している因子は、導電体層31,32(タンタル窒化物)の電気抵抗率ではなく、MSMダイオードを構成している第1および第2の導電体層31,32と半導体層33の界面に形成される電位障壁の高さが低下することにより、界面において電流が流れやすくなったのではないかと推測できる。また、第1および第2の導電体層31,32と半導体層33の界面において、電流が流れやすくなっていることから、界面に発生する抵抗が小さくなり、ブレークダウンという一種の絶縁破壊のような現象が起こりにくくなったのではないかと推測できる。また、タンタル窒化物のTaに対するNの比xが大きいほうが、半導体層との界面状態がより平滑になることも考えられる。
オン・オフ比は、タンタル窒化物のTaに対するNの比xが大きくなるにつれて、オフ領域のリーク電流も増加しているが、オン領域の電流増加がオフ領域の電流増加を上回ったために、改善したと考えられる。
以上のように、電流抑制素子2を構成することにより、非線形の電気抵抗特性を示し、かつ電流−電圧特性が印加電圧の極性に対して実質的に対称であり、かつ、抵抗変化素子に大電流を流すことが可能な電流抑制素子2を得ることができる。よって、極性の異なる電気パルスを印加する場合でも書き込みディスターブの発生を防止することが可能であり、かつ抵抗変化素子1に大電流を流すことが可能である記憶素子3及びそれを備える記憶装置21を提供することが可能になる。
本発明に係る記憶素子および記憶装置は、極性の異なる電気パルスを印加する場合でも書き込みディスターブの発生を防止することが可能であり、かつ金属酸化物材料を用いて抵抗変化素子を構成する場合でも問題無くデータを書き込むことが可能であるため、例えば、抵抗変化記憶素子に流れる電流を制御する電流抑制素子を備えた記憶装置などに用いれば好適である。
抵抗変化素子を記憶素子として備える本発明の記憶装置の構成を模式的に示すブロック図 本発明の電流抑制素子の実施形態に係る構成を模式的に示す断面図 本発明の実施の形態に係る電流抑制素子の電圧−電流特性を示す図 本発明の実施の形態に係る第1および第2の導電体層であるタンタル窒化物のTaに対するNの比xと、図3の電圧−電流特性から導出されたブレークダウン電流との関係を示す図 本発明の実施の形態に係る第1および第2の導電体層であるタンタル窒化物のTaに対するNの比xと、図3の電圧−電流特性から導出されたオン/オフ電流比との関係を示す図 電流抑制素子の電圧−電流特性を模式的に示す特性図であり、(a)バリスタ等の二端子素子の特性図(b)ショットキーダイオードの特性図
符号の説明
1 抵抗変化素子
2 電流抑制素子
3 記憶素子
3a 記憶素子(選択記憶素子)
4 ビット線デコーダ
5 読み出し回路
6,7 ワード線デコーダ
11 立体交差部
20 記憶素子アレイ
21 記憶装置
31 第1の導電体層
32 第2の導電体層
33 半導体層
WL0〜WL3 ワード線
BL0〜BL3 ビット線

Claims (4)

  1. 極性が正または負の電気パルスの印加によってその抵抗値が変化し、前記変化した抵抗値を維持する抵抗変化素子と、
    前記抵抗変化素子に流れる電流を抑制する電流抑制素子とを備え、
    前記電流抑制素子は、第1の導電体層と、前記第1の導電体層の上に形成される半導体層と、前記半導体層の上に形成される第2の導電体層とを備え、
    前記第1または第2の導電体層は、タンタルと窒素を含有するタンタル窒化物を含み、
    前記半導体層は、シリコンと窒素を含有するシリコン窒化物を含む記憶素子。
  2. 前記第1または第2の導電体層を形成するタンタル窒化物をTaNと表記した場合に、
    0.5≦x≦1.67
    であることを特徴とする、請求項1に記載の記憶素子。
  3. 前記第1または第2の導電体層がTa2NまたはTa35であることを特徴とする、請求項1に記載の記憶素子。
  4. 複数の請求項1記載の記憶素子と、
    複数のビット線と、
    前記複数のビット線に各々立体交差する複数のワード線と、を備え、
    前記記憶素子は前記抵抗変化素子と前記電流抑制素子との直列回路を備え、
    前記複数の記憶素子が、前記ビット線と前記ワード線とが立体交差する各々の部分に配設され、前記各々の部分において、前記直列回路の一端がその対応する前記ビット線に、前記直列回路の他端がその対応する前記ワード線に、各々接続されている記憶装置。
JP2008240471A 2008-09-19 2008-09-19 記憶素子及び記憶装置 Pending JP2011249351A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008240471A JP2011249351A (ja) 2008-09-19 2008-09-19 記憶素子及び記憶装置
PCT/JP2009/004681 WO2010032468A1 (ja) 2008-09-19 2009-09-17 記憶素子及び記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008240471A JP2011249351A (ja) 2008-09-19 2008-09-19 記憶素子及び記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011249351A true JP2011249351A (ja) 2011-12-08

Family

ID=42039316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008240471A Pending JP2011249351A (ja) 2008-09-19 2008-09-19 記憶素子及び記憶装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2011249351A (ja)
WO (1) WO2010032468A1 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6743473B1 (en) * 2000-02-16 2004-06-01 Applied Materials, Inc. Chemical vapor deposition of barriers from novel precursors
US7186446B2 (en) * 2003-10-31 2007-03-06 International Business Machines Corporation Plasma enhanced ALD of tantalum nitride and bilayer
JP2007158325A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Sharp Corp 双方向ショットキーダイオードを備えるクロスポイント型抵抗メモリ装置
CN101501852B (zh) * 2006-11-20 2012-08-29 松下电器产业株式会社 非易失性存储元件阵列
US7598170B2 (en) * 2007-01-26 2009-10-06 Asm America, Inc. Plasma-enhanced ALD of tantalum nitride films

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010032468A1 (ja) 2010-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5066565B2 (ja) 記憶素子及び記憶装置
JP4733233B2 (ja) 電流抑制素子の製造方法
JP4536155B2 (ja) 電流抑制素子、記憶素子、及びこれらの製造方法
JP5190520B2 (ja) 金属酸化物を使用する大容量ワンタイムプログラマブルメモリセル
EP1657753B1 (en) Nonvolatile memory device including one resistor and one diode
JP5156060B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
CN102047422B (zh) 电阻变化元件的驱动方法以及非易失性存储装置
JP4892650B2 (ja) 電流制御素子、記憶素子、記憶装置および電流制御素子の製造方法
JP5270809B2 (ja) 不揮発性記憶素子、及び不揮発性記憶装置
WO2007126678A1 (en) Nonvolatile rewriteable memory cell comprising a resistivity- switching oxide or nitride and an antifuse
JP2008147343A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPWO2006137111A1 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法
US8451647B2 (en) Resistance control method for nonvolatile variable resistive element
WO2013150791A1 (ja) 迂回電流を抑制する双方向型電流素子を用いたクロスポイント型の抵抗変化型記憶装置の設計方法
JP2012069609A (ja) 抵抗変化素子及びその製造方法
CN102947935B (zh) 电阻变化元件的制造方法
JP5680927B2 (ja) 可変抵抗素子、及び、不揮発性半導体記憶装置
WO2010032468A1 (ja) 記憶素子及び記憶装置
JP5171955B2 (ja) 多値抵抗変化型メモリ
JP2014175419A (ja) 電流制御素子、不揮発性記憶素子、不揮発性記憶装置および電流制御素子の製造方法