JP2011249096A - イオン注入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】単位時間当たりに処理できる基板の枚数や単位時間当たりのイオン注入量を大幅に向上させ、さらに、近年の基板の大型化に対応しつつ、装置全体が極端に大きくなってしまうのを防ぐことができるイオン注入装置を提供する
【解決手段】互いに離間する平行な一対の軌道31、32を有し、それら各軌道31、32に沿って同一形状の基板2を、その面板部が前記軌道31、32と平行になり、かつ各軌道上の基板2同士が平行となる姿勢に維持しながら、互いに逆向きに進行させる搬送機構3と、一対のイオンビーム照射機構5とを具備し、前記面板部と垂直な方向から視て、各軌道上の基板2が、所定の重合位置に到達したときに、略重なり合うように構成するとともに、各イオンビームBが前記重合位置にある基板を避けており、かつ、当該基板2の進行方向側と反進行方向側をそれぞれ通過するように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板にイオンを注入するためのイオン注入装置に関するものである。
例えばフラットパネルディスプレイ用のガラス基板等に所望の特性を付加するために、リボン状のイオンビームで基板を走査して、イオンを注入することがある。
上述したようなイオン注入では、ビーム断面における長辺の寸法が、基板の面板部における最大の寸法よりも大きいリボン状のイオンビームを照射しておき、搬送機構により基板の面板部全域がイオンビームを横切るようにしている場合がある(特許文献1参照)。
このようなイオン注入装置を用いるのは、基板の面板部全域にイオンビームを照射できるようにして、単位時間当たりに処理できる基板の枚数やイオン注入量を多くするためである。
しかしながら、上述したような1本のイオンビームに対して、1枚ずつ基板を横切らせていくよう構成されたイオン注入装置では、さらにイオン注入に関する処理能力を向上させようとすると、例えば搬送速度を速くする等の各種パラメータを変化させることにより小幅な改善は可能であるものの、大幅に処理能力を向上させることは難しい。
その一方で、このようなイオン注入装置は、少なくとも従来と略同じ処理能力を保ちながら、近年の基板の大型化に対応することも求められている。すなわち、フラットパネルディスプレイは年々大型化しており、それに伴って必要となるガラス基板の大きさも例えば、約2200ミリ×2500ミリといった大型のものとなっている。それに対して、現在のイオン注入装置において照射されるイオンビームのビーム断面における長辺の長さ寸法は1000ミリ程度であるので、従来と同じようにイオンビームを基板の面板部全域に照射して、イオン注入を行うことはできない。
仮に、リボン状のイオンビームのビーム断面における長辺の長さを単純に長くすることによって基板の大型化に対応しようとすると、イオンビームを大型化できる量に比べるとイオンビーム照射装置自体が極端に大きくなりすぎてしまう。そうすると、イオン注入装置の重量を設置される工場等の床の耐荷重内にすることが難しくなってしまう。
特開平7−99224号公報
本発明は上述したような問題を鑑みて、これらの問題を一挙に解決するためになされたものであり、単位時間当たりに処理できる基板の枚数や単位時間当たりのイオン注入量を大幅に向上させることを第1の技術課題とし、さらに、近年の基板の大型化に対応しつつ、装置全体が極端に大きくなってしまうのを防ぐことを第2の技術課題とし、これらの課題を解決することができるイオン注入装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明のイオン注入装置は、互いに離間する平行な一対の軌道を有し、それら各軌道に沿って同一形状の基板を、その面板部が前記軌道と平行になり、かつ各軌道上の基板同士が平行となる姿勢に維持しながら、互いに逆向きに進行させる搬送機構と、リボン状のイオンビームを、そのビーム進行方向と平行な側面のうち大きいほうの面である主面が、前記軌道上を進行する基板によって横切られる位置に照射する一対のイオンビーム照射機構とを具備し、前記面板部と垂直な方向から視て、各軌道上の基板が、所定の重合位置に到達したときに、略重なり合うように構成するとともに、前記各イオンビームが前記重合位置にある基板を避けており、当該基板の進行方向側と反進行方向側をそれぞれ通過するように構成してあることを特徴とする。
このようなものであれば、各基板が互いに逆方向に進行しており、前記各イオンビームが前記重合位置にある基板を避けており、かつ、当該基板の進行方向側と反進行方向側をそれぞれ通過するように構成してあるので、各イオンビームが照射される側から視て、前側にある基板が後ろ側にある基板を隠してしまいイオンビームが照射されないことを防ぎつつ、重合位置以外では常に各基板に2本のイオンビームがそれぞれ照射されているようにすることができる。
従って、2枚の基板を同時に搬送しつつ、前記重合点以外では常に2本のイオンビームにより別々の基板に対して同時にイオンを注入できるので、従来からある1本のイオンビームで1枚ずつイオン注入を行っているイオン注入装置に比べて、単位時間当たりに処理できる基板の枚数や単位時間当たりのイオン注入量を大幅に向上させることができる。
また、2本のイオンビームを用いていることから、それぞれのイオンビームが基板に照射される位置を異なる位置に設定できるので、例えば基板を上半分と下半分の2つの領域に分けて、各領域を別々のイオンビームによりイオン注入を行い、結果として一度の基板の搬送で基板の面板部全域にイオン注入を行うこともできる。従って、大型の基板に対してビーム断面の長辺方向が非常に長いリボン状のイオンビームを照射する必要がない。極端に大きなイオンビーム照射装置を使用せずに、イオンビームに大きさと比較して小型のイオンビーム照射装置を2台用いることができるので、床の耐荷重内でイオン注入装置全体を構成することができる。
さらに、例えば2本のイオンビームを直列に並べて1本の長いリボン状のイオンビームを形成しようとすると、イオンビーム照射機構を上下に並べる必要があることから、分析磁石や開口部等の影響で中央部にイオンビームが照射されにくい領域が生じてしまい、基板の面板部全域に均一にイオンビームを照射することができなくなってしまう。一方、本発明では、各イオンビームが離間して照射されているので、各イオンビーム照射機構を重ねる必要が無く、基板の面板部全域に対して均一にイオンを注入する事が可能となる。
小型のイオンビーム照射機構だけを用いて、大型の基板を一度移動させるだけで、面板部の全域にイオンビームを照射できるようにするための具体的な実施の態様としては、前記面板部と平行かつ前記軌道と平行な方向から視て、各イオンビームがずれていればよい。
リボン状のイオンビームを無駄にすることなく、最も広い面積にイオンを注入できるとともに、面板部全域のイオン注入量がムラなく均一にできるようにするには、前記面板部と平行かつ前記軌道と平行な方向から視て、各イオンビームが隣り合って略接するように構成されていればよい。
イオン注入装置において真空排気されている部屋の体積を小さくして、真空度を保ちやすくし、さらに、イオン注入装置全体の設置面積をできる限り小さくするには、前記各イオンビームが真空排気される処理室内において基板に照射されるものであり、前記搬送機構が、前記処理室内において一方の軌道から他方の軌道へと基板を移動させるように構成されていればよい。
処理室内への大気等による汚染を防ぎ、処理室内の真空度を保ちやすくするには、基板が大気圧下から搬入される真空予備室と、前記真空予備室と前記処理室との間に設けられた待機室とを更に備えたものであればよい。
処理室内への大気による汚染や、処理室で発生したガス等の大気中への放出を高い信頼性の元に防ぐことができるようにするには、前記待機室及び前記処理室との間に真空弁を設けたものであればよい。
前記処理室内への基板の搬入のための隔壁や真空弁の開閉の回数を極力減らし、処理室内の真空度や清浄度を保ちやすくするには、前記搬送機構が、一方の軌道に沿って前記待機室内から前記処理室内へと基板を進行させ、他方の軌道に沿って前記処理室内から前記待機室内へと基板を進行させるものであり、各軌道上の基板を、同時に前記処理室内へ搬出入するように構成されているものであればよい。
このように本発明によれば、各基板を互いに逆向きに進行させており、重合位置において各基板を避けて、進行方向と逆進行方向側にイオンビームをそれぞれ照射させているので、一方の基板が他方の基板を隠してしまいイオンビームが照射されない状態を防ぐことができる。従って、2つのイオンビームで略常に別々の基板にイオンを注入でき、1回の搬送における基板の処理数や注入量を大幅に向上させることができる。さらに、2つのイオンビームを用いているので、それらの基板に照射される位置をずらすことができ、大型の基板であっても2つの領域ごとにイオン注入することで一度に全域にイオン注入ができる。このため、比較的小型のイオンビーム照射装置を用いることができるので、装置の極端な大型化を招くことなく、基板の大型化に対応することができる。
本発明の第1実施形態に係るイオン注入装置を示す模式図。 第1実施形態におけるリボン状のイオンビームを説明する模式図。 第1実施形態におけるイオン注入中の動作を示す模式的動作図。 本発明の第2実施形態に係るイオン注入装置を示す模式図。 第2実施形態におけるイオン注入中の動作を示す模式的動作図。 第2実施形態に基づいた比較例の注入装置を示す模式図。 第2実施形態に基づいた比較例の動作を示す模式的動作図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
第1実施形態のイオン注入装置100は、図1に示すように真空排気される処理室10内においてフラットパネルディスプレイ等に用いられる大型の基板2に対してイオンビームBを照射し、イオン注入を行うためのものである。ここで、本実施形態における基板2とは、例えば、ガラス基板、配向膜付ガラス基板、半導体基板、その他のイオンビームBが照射される基板を含むものである。また、基板2の形状は長方形状の薄板形状をなしているが、円形であってもよい。
前記イオン注入装置100は、真空排気される部屋であってイオンビームBが基板2に照射される処理室10と、前記処理室10に隣接する部屋であり、処理待ちの基板2が待機する待機室8と、前記待機室8と大気との間において基板2を出し入れするための真空予備室6とを備える。各部屋は概略中空直方体形状のものであり、各部屋間の接続部は真空弁G(ゲートバルブ)により仕切られている。
より具体的には、前記イオン注入装置100は、前記真空予備室6、前記待機室8、前記処理室10において基板2を2列でそれぞれ逆向きに搬送する搬送機構3と、前記搬送機構3における基板2の位置や、その位置に応じて各種制御を行う制御部(図示しない)と、前記搬送機構3で搬送されている基板2に前記処理室10内において一対のイオンビームBを照射するイオンビーム照射機構5とから構成してある。
各部について説明する。以下の説明においては水平面をXY平面とし、鉛直上向きをZ軸とする右手系の座標系も用いながら説明を行う。
前記搬送機構3は、互いに離間する平行な一対の軌道を有し、それら各軌道に沿って同一形状の基板2を、その面板部が前記軌道と平行になり、かつ各軌道上の基板2同士が平行となる姿勢に維持しながら、互いに逆向きに進行させるように構成してある。
より具体的には、前記一対の軌道は、本実施形態では未処理の基板2を水平に寝かせている状態から起立させる基板起立装置4から、前記真空予備室6、前記待機室8、前記処理室10の順の進行方向で基板2を進行させる第1軌道31と、第1軌道31とは逆の順で各部屋を通過させたのちに処理された基板2を起立している状態から再び水平に寝かせて格納する基板格納装置4までの反進行方向で基板2を進行させる第2軌道32とからなるものである。図1に示されるように、第1軌道31上及び第2軌道32上において各基板2は、起立した状態で面板部をY軸方向に向けたままX軸方向に搬送される。
さらに、前記搬送機構3は、前記処理室10内において一方の軌道から他方の軌道へと基板2を移動させるように構成してある。具体的には、処理室10の最奥部において、第1軌道31から第2軌道32へと基板2を移動させる第3軌道33を更に備えており、処理室10内において基板2がUターンするように構成してある。
また、前記処理室10内では前記面板部と垂直な方向であるY軸方向から視て、各軌道上の基板2が、所定の重合位置34に到達したときに、略重なり合うように構成してある。具体的には、図1(b)に示すように処理室10の略中央にある重合位置34では、第1軌道31上の基板2の輪郭と第2軌道32上の基板2の輪郭とが一致するようにしてある。
前記制御部は、いわゆるコンピュータであって、例えば各基板2の搬送速度や位置の制御、各基板2の位置に応じて各部屋間にも設けられた真空弁Gの開閉、イオンビームBのオンオフ等を制御するものである。
前記一対のイオンビーム照射機構5は、リボン状のイオンビームBを、そのビーム進行方向と平行な側面のうち大きいほうの面である主面Baが、前記軌道上を進行する基板2によって横切られる位置に照射するものである。ここで、前記各イオンビーム照射機構5について詳述すると、イオン源52から射出されたイオンビームBが、分析磁石56を通過して、運動量分析されたあと、スリット59を通過してリボン状のイオンビームとして射出されるようにしてある。図2に示すようにイオンビームBのリボン状のイオンビームB(帯状等とも言う)は、そのビーム断面において長辺の長さWzが短辺の長さWxに比べて非常に大きいものであり、図3において斜線で示される部分がビームの端面であり、符号Baで示される側面が主面Baである。
前記各イオンビームBは、前記重合位置34にある基板2を避けてその進行方向側と反進行方向側をそれぞれ通過するように構成してある。ここで、本実施形態では、前記重合位置34の進行方向側(図面視において右側)にあるイオンビーム照射機構5が第1イオンビームBを基板2に照射する第1イオンビーム照射機構5、反進行方向側(図面視において左側)にあるイオンビーム照射機構5が第2イオンビームBを基板2に照射する第2イオンビーム照射機構5である。
さらに、図1(b)に示すように面板部に垂直な方向であるY軸方向から視て各イオンビームBが互い違いとなるように照射してあり、各イオンビームBにより基板2の面板部全体にイオンビームBが走査されるようにしてある。言い換えると、前記面板部と平行かつ前記軌道と平行な方向であるX軸方向から視て、各イオンビームBが隣り合って略接するようにしてある。このようにイオンビームBを基板2に照射することにより、進行方向又は反進行方向に一度基板2が搬送されるだけで、面板部の全域にイオンが注入されることになる。
このように構成されたイオン注入装置100について、図3の動作図を参照しながら、イオン注入時の動作を説明する。なお、本動作説明では、処理室10内において第1軌道31上、第2軌道32上を搬送されている基板2のことをそれぞれ第1基板、第2基板ともよぶ。第1軌道31上から第2軌道32上へと基板2が移された場合には、第1基板から第2基板へと呼称が変化するが、同じ基板2を指し示すものである。図3(a)〜(f)は時間変化による基板位置を説明している。
図3(a)に示すように、まず、処理室10内に搬入された第1基板が第2イオンビームBの左側で待機しており、一度各イオンビームBによりイオン注入をされた基板2が第1軌道31から第2軌道32へと移された第2基板が、第1イオンビームBの右側に待機している。
次に、図3(b)に示すように、第1基板は第2イオンビームBが走査される位置へと移動し面板部の下半分の領域にイオンが注入される。同時に第2基板は第1イオンビームBが走査される位置へと移動し、面板部の上半分の領域にイオンが注入される。
図3(c)に示すように、各基板2がそれぞれの方向に進行して半分の領域についてのイオン注入が終了すると、第1イオンビームBと第2イオンビームBの間にある重合位置34において各基板2は、Y軸方向から視て略重なり合う。従って、図から明らかなように手前側にある第1基板が後ろ側にある第2基板に照射されるはずのイオンビームBを遮ってしまう事はない。
次に、図3(d)に示すように、今度は図3(b)とは逆に第1基板は第1イオンビームBが走査される位置へと移動し面板部の上半分の領域にイオンが注入される。同時に第2基板は第2イオンビームBが走査される位置へと移動し、面板部の下半分の領域にイオンが注入される。
そして、各基板2がイオンビームBを通過し終えると、図3(e)に示すように第1基板は処理室10の最奥部へと進行し、第2基板は処理室10の搬出入口へと進行する。この時点で各基板2の面板部の全域にイオンが注入されていることになる。
最後に、図3(f)に示すように真空弁Gが開放されて第2基板が処理室10から待機室8へ搬出されると同時に新たな第1基板が搬入される。さらに、同じ時、処理室10の最奥部にある第1基板は、第3軌道33上に沿って第2軌道32へと移動する。この後、図3(a)〜(f)までの工程が繰り返されることになる。つまり、基板2は第1軌道31上で進行することによって、一度、面板部全域にイオンが注入されたのち、第2軌道32上を進行することによりもう一度、面板部全域にイオンが注入される。このため、基板2へのイオン注入量をより多くしたり、搬送速度を速くしたとしても処理室10から出る時には所望のイオン濃度で注入が行われているようにしたりすることができる。
このように第1実施形態に係るイオン注入装置100によれば、各基板2を互い逆方向に進行させ、各イオンビームBが処理室10内の重合位置34で重なっている基板2を避けて、その進行方向側と反進行方向側をそれぞれ通過するように構成してあるので、イオンビームBから視て前側にある基板2が後ろ側にある基板2を隠してしまいイオンビームBが照射されなくなるのを防ぐことができる。さらに、重合位置34以外では常に各基板2に2本のイオンビームBを照射することができる。
従って、各イオンビームBにおいて略常に同時に2枚の基板2にイオンを注入することができるので、従来からある1本のイオンビームBにより1枚ずつ処理する場合に比べて、単位時間当たりの処理数を大幅に向上させることができる。さらに、第1実施形態では、基板2が処理室10内において第1軌道31から第2軌道32に移されて再びのべ4回イオン注入が行われるので、1枚の基板2に対するイオン注入量を大幅に多くすることができる。
また、2本のイオンビームBが軌道と平行な方向から視て、各イオンビームBが隣り合って略接するようにしてあるので、Z軸方向にリボン状のイオンビームB2本分の領域を一度の基板2搬送でイオンを注入することができる。従って、基板2が大型のものであったとしても1本のビーム断面における長辺が非常に長いリボン状のイオンビームBを用いなくても、基板2の面板部全域に略均一にイオンを一度に注入することができる。このため、非常に大きなイオンビームB照射装置を用いる必要が無いので、小型のイオンビームB照射装置だけを用いて重量が床の耐荷重以内となるように構成することが容易にできる。
さらに、前記真空予備室6と、前記処理室10との間に待機室8を設けており、さらに各部屋が真空弁Gにより仕切られているので、前記処理室10内の真空度を容易に保ったり、有毒ガス等が外部に漏れてしまったりすることが防ぎやすい。
次に第2実施形態について説明する。
図4に示すように、第2実施形態のイオン注入装置100は、第1実施形態では、基板2を第1軌道31から第2軌道32へと移し、Uターンさせるように構成していたところ、第1軌道31から第2軌道32への基板2の行き来を無くし、そのまま直線状に流れるように構成したものである。
このため、図4に示すように、処理室10を中心として、待機室8、真空予備室6、基板起立装置4及び基板格納装置4の順で対称に設けてある。
図5の動作図に示すように、第2実施形態のイオン注入装置100では、第1実施形態とは異なり、1度だけ面板部全域にイオンが注入されることになる。また、第1実施形態と同様に処理室10内において、基板2の搬出入時や基板2の重合位置34以外では2本のイオンビームBは常にどちらかの基板2に照射されている点については、第1実施形態と同様である。
次に、基板2を互いに逆方向に進行させておくことにより単位時間当たりの処理数が大幅に向上する理由について図6に示すように第2実施形態を仮想的に1列しか基板2を搬送しないように構成した場合と比べて説明する。なお、図7は図5の動作図に対応させて基板2の移動を記載した従来の場合の動作図である。
図5(b)と図7(b)又は図5(d)と図7(d)等を比較すれば明らかなように、1列しか基板2を搬送しない場合には、片方のイオンビームBが何も照射していない時間が存在しているのに対して、第2実施形態のイオン注入装置100であれば両方のイオンビームBがイオンを注入している。このことから、各基板2を互いに逆方向に搬送するとともに、各イオンビームBを重合位置34にある基板2をさけて照射するようにしていることによって初めて、単位時間当たりの処理量が本実施形態によれば大幅に向上できることが分かる。
その他の実施形態について説明する。前記各実施形態では、各イオンビームは各基板の一部領域のみを照射できる程度の大きさのものであったが、基板の面板部全域を照射することができる長辺の長さを有したイオンビームであっても構わない。このようなものであっても、単位時間当たりの処理できる枚数やイオン注入量を大幅に向上させることができる。
また、各イオンビームは軌道と平行な方向であるX軸方向から視て一部が重なり合っているものであっても構わない。例えば、基板の面板部の中央部だけイオン注入量が多くなるようにしても構わない。
前記第2実施形態で示した処理室の構成を複数並べて設けたイオン注入システムを構成しても構わない。このようにすれば、さらに、イオン注入する領域を小さくわけることができるので、より大型の基板の面板部全域に注入するのに対応したり、領域ごとのイオン注入量を変化させたり、様々なイオン注入に関する自由度を向上させることができる。
例えば処理室内の真空度をそれほど厳密に管理する必要が無い場合等には前記待機室を省略し、真空予備室に処理室が直結していても構成であっても構わない。
前記第1実施形態及び前記第2実施形態では、1枚の基板について1回又は2回イオンビームを走査することによってイオン注入を行っていたが、所望のドーズ量等によっては複数回走査してイオン注入を行ってもよい。例えば、第1実施形態のイオン注入装置であれば、前記基板起立装置及び前記基板格納装置において基板の受け渡しがあり、第2軌道から再び第1軌道に基板が戻るように構成してあり、複数回ループした後にイオン注入が終了すればよい。また、処理室内において第1基板と第2基板が前記重合位置で略重なり合うようにしながら、それぞれが搬入口側と最奥部側とを複数回往復した後に、処理室内から基板を搬出入するとともに、第1軌道から第2軌道へと基板が搬送されるようにしてもよい。
その他、本発明の趣旨に反しない限りにおいて、様々な変形や実施形態の組み合わせを行っても構わない。
100・・・イオン注入装置
2・・・イオンビーム照射機構
3・・・搬送機構
31、32・・・軌道
34・・・重合位置
B・・・イオンビーム

Claims (7)

  1. 互いに離間する平行な一対の軌道を有し、それら各軌道に沿って同一形状の基板を、その面板部が前記軌道と平行になり、かつ各軌道上の基板同士が平行となる姿勢に維持しながら、互いに逆向きに進行させる搬送機構と、
    リボン状のイオンビームを、そのビーム進行方向と平行な側面のうち大きいほうの面である主面が、前記軌道上を進行する基板によって横切られる位置に照射する一対のイオンビーム照射機構とを具備し、
    前記面板部と垂直な方向から視て、各軌道上の基板が、所定の重合位置に到達したときに、略重なり合うように構成するとともに、
    前記各イオンビームが前記重合位置にある基板を避けており、かつ、当該基板の進行方向側と反進行方向側をそれぞれ通過するように構成してあることを特徴とするイオン注入装置。
  2. 前記面板部と平行かつ前記軌道と平行な方向から視て、各イオンビームがずれていることを特徴とする請求項1記載のイオン注入装置。
  3. 前記面板部と平行かつ前記軌道と平行な方向から視て、各イオンビームが隣り合って略接するように構成されていることを特徴とする請求項2記載のイオン注入装置。
  4. 前記各イオンビームが真空排気される処理室内において基板に照射されるものであり、
    前記搬送機構が、前記処理室内において一方の軌道から他方の軌道へと基板を移動させるように構成されている請求項1、2又は3記載のイオン注入装置。
  5. 基板が大気圧下から搬入される真空予備室と、前記真空予備室と前記処理室との間に設けられた待機室とを更に備えた請求項4記載のイオン注入装置。
  6. 前記待機室及び前記処理室との間に真空弁を設けた請求項5記載のイオン注入装置。
  7. 前記搬送機構が、一方の軌道に沿って前記待機室内から前記処理室内へと基板を進行させ、他方の軌道に沿って前記処理室内から前記待機室内へと基板を進行させるものであり、
    各軌道上の基板を、同時に前記処理室内へ搬出入するように構成されている請求項5又は6記載のイオン注入装置。
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