JP2011246051A - 非空気圧タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】キャンバーを付けてコーナリングする車両に用いられ、直進走行時とコーナリング時との間の接地面積の変動が小さく安全性に優れた非空気圧タイヤを提供する。
【解決手段】キャンバーを付けてコーナリングする車両に用いられる非空気圧タイヤTであって、内側環状部1と、その内側環状部1の外側に同心円状に設けられた外側環状部3と、内側環状部1と外側環状部3とを連結する複数の連結部4,5とを有し、車両からの荷重を支持する支持構造体SSと、支持構造体SSの外周に設けられ、タイヤ幅方向に曲率を有するトレッド部6と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤ構造部材として、車両からの荷重を支持する支持構造体を備える非空気圧タイヤ(non−pneumatic tire)に関するものであり、特にキャンバーを付けてコーナリングする車両に用いられる非空気圧タイヤに関する。
空気入りタイヤは、荷重の支持機能、接地面からの衝撃吸収能、および動力等の伝達能(加速、停止、方向転換)を有し、このため、多くの車両、特に自転車、オートバイ、自動車、トラックに採用されている。
特に、これらの能力は自動車、その他のモーター車両の発展に大きく貢献した。更に、空気入りタイヤの衝撃吸収能力は、医療機器や電子機器の運搬用カート、その他の用途でも有用である。
従来の非空気圧タイヤとしては、例えばソリッドタイヤ、スプリングタイヤ、クッションタイヤ等が存在するが、空気入りタイヤの優れた性能を有していない。例えば、ソリッドタイヤおよびクッションタイヤは、接地部分の圧縮によって荷重を支持するが、この種のタイヤは重くて、堅く、空気入りタイヤのような衝撃吸収能力はない。また、非空気圧タイヤでは、弾性を高めてクッション性を改善することも可能であるが、空気入りタイヤが有するような荷重支持能または耐久性が悪くなるという問題がある。
そこで、下記の特許文献1には、空気入りタイヤと同様な動作特性を有する非空気圧タイヤを開発する目的で、タイヤに加わる荷重を支持する補強された環状バンドと、この補強された環状バンドとホイールまたはハブとの間で張力によって荷重力を伝達する複数のウェブスポークとを有する非空気圧タイヤが提案されている。特許文献1の非空気圧タイヤは、空気入りタイヤのような空気漏れの心配はなく、また、ソリッドタイヤなどのような重量の問題もない。
特表2005−500932号公報
しかしながら、特許文献1に記載された非空気圧タイヤは、接地するトレッド部がほぼ平坦になっており、キャンバーを付けてコーナリングする車両には不向きである。すなわち、トレッド部が平坦な非空気圧タイヤでは、キャンバーが付いた状態の接地面積は限りなくゼロに近付き、グリップ力が大幅に低下して滑りを起こす。
そこで、本発明の目的は、キャンバーを付けてコーナリングする車両に用いられ、直進走行時とコーナリング時との間の接地面積の変動が小さく安全性に優れた非空気圧タイヤを提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。
即ち、本発明の非空気圧タイヤは、キャンバーを付けてコーナリングする車両に用いられる非空気圧タイヤであって、内側環状部と、その内側環状部の外側に同心円状に設けられた外側環状部と、前記内側環状部と前記外側環状部とを連結する複数の連結部とを有し、車両からの荷重を支持する支持構造体と、前記支持構造体の外周に設けられ、タイヤ幅方向に曲率を有するトレッド部と、を備えることを特徴とする。
本発明の非空気圧タイヤは、車両からの荷重を支持する支持構造体を備え、この支持構造体は、内側環状部と、内側環状部の外側に設けられた外側環状部と、内側環状部と外側環状部とを連結する複数の連結部とを有している。本発明の非空気圧タイヤは、支持構造体の外周にタイヤ幅方向に曲率を有するトレッド部を備えるので、キャンバーを付けてコーナリングする際にも接地面積が小さくなりすぎず、直進走行時とコーナリング時との間の接地面積の変動が少なく安全性に優れている。
本発明にかかる非空気圧タイヤにおいて、前記連結部の厚みは、タイヤ幅方向の両端部から中央部へ向かって増大していることが好ましい。トレッド部がタイヤ幅方向に曲率を有する場合、荷重を支持する連結部は、タイヤ幅方向中央部に応力集中が発生しやすくなり、耐久性や寿命に悪影響を及ぼす。連結部の厚みを、タイヤ幅方向の両端部から中央部へ向かって増大させることで、応力集中しやすい部分を補強することができる。
本発明にかかる非空気圧タイヤにおいて、前記連結部は、タイヤ径方向に延びる板状体であって、前記外側環状部と交わる交線部がタイヤ幅方向に対して傾斜していることが好ましい。連結部と外側環状部とが交わる交線部が、タイヤ幅方向に平行の場合、隣り合う連結部どうしの間隔が広いため、連結部直下で接地する場合と、連結部間で接地する場合とで非空気圧タイヤの上下方向の変位差が大きくなり、乗り心地の悪化に繋がる。これに対し、交線部がタイヤ幅方向に対して傾斜している場合、交線部のタイヤ幅方向両端部が隣の交線部に近くなり、結果として隣り合う連結部どうしの間隔が狭くなるため、上記の変位差が小さくなる。
本発明にかかる非空気圧タイヤにおいて、隣り合う前記交線部は、タイヤ幅方向に対してそれぞれ反対の向きに傾斜していることが好ましい。この構成によれば、隣り合う交線部がタイヤ幅方向に対して同じ向きに傾斜している場合に比べて、交線部のタイヤ幅方向両端部が隣の交線部のタイヤ幅方向両端部に近くなり、上記の変位差がより小さくなる。
本発明にかかる非空気圧タイヤにおいて、複数の前記交線部は、各々独立していることが好ましい。この構成によれば、隣り合う連結部の間に隙間が存在するため、空気はタイヤ幅方向に通り抜けることができ、非空気圧タイヤのひずみによって発生した熱を効率よく逃がすことができる。
本発明にかかる非空気圧タイヤにおいて、前記支持構造体は、前記内側環状部の外側、かつ前記外側環状部の内側に同心円状に設けられた中間環状部を備えることが好ましい。この構成によれば、本発明の非空気圧タイヤは、中間環状部を備えるので、非空気圧タイヤに大きな荷重が負荷された場合に、連結部がタイヤ周方向に座屈することを防止することができる。
本発明の非空気圧タイヤの一例を示す正面図 本発明の非空気圧タイヤの一例を示すタイヤ子午線断面図 図1の非空気圧タイヤを右から見た右側面図 キャンバー角αで傾いた非空気圧タイヤTを車両正面から見た図 非空気圧タイヤの製造方法の一例を示す断面図 評価試験方法を説明するための模式図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の非空気圧タイヤの一例を示す正面図である。図2は、本発明の非空気圧タイヤの一例を示すタイヤ子午線断面図である。図3は、図1の非空気圧タイヤを右から見た右側面図の一部を示している。ここで、Oは軸芯を、Hはタイヤ断面高さを、それぞれ示している。
本発明の非空気圧タイヤTは、キャンバーを付けてコーナリングする車両に用いられる。すなわち、車両がコーナリングする際、車両を正面から見ると、図4に示すように非空気圧タイヤTの上部は左右のどちらかにキャンバー角αで傾く。通常の自動車用タイヤのキャンバー角αは最大でも2度程度であるが、本発明の非空気圧タイヤTは、最大8度程度のキャンバーを付けてコーナリングする車両にも使用可能である。
非空気圧タイヤTは、車両からの荷重を支持する支持構造体SSを備えている。さらに、本発明の非空気圧タイヤTは、支持構造体SSの外周にトレッド部6を備えている。
本実施形態の非空気圧タイヤTは、図1の正面図に示すように、支持構造体SSが、内側環状部1と、その外側に同心円状に設けられた中間環状部2と、その外側に同心円状に設けられた外側環状部3と、内側環状部1と中間環状部2とを連結し周方向に各々が独立する複数の内側連結部4と、外側環状部3と中間環状部2とを連結し周方向に各々が独立する複数の外側連結部5とを備えている。この実施形態では、支持構造体SSが中間環状部2を備えているが、中間環状部2は必ずしも必要ではなく、中間環状部2を設けず、内側連結部4と外側連結部5とが連続し1本の連結部を構成してもよい。
内側環状部1は、ユニフォミティを向上させる観点から、厚みが一定の円筒形状であることが好ましい。また、内側環状部1の内周面には、車軸やリムとの装着のために、嵌合性を保持するための凹凸等を設けるのが好ましい。
内側環状部1の厚みは、内側連結部4に力を十分伝達しつつ、軽量化や耐久性の向上を図る観点から、タイヤ断面高さHの6〜30%が好ましく、10〜20%がより好ましい。
内側環状部1の内径は、非空気圧タイヤTを装着するリムや車軸の寸法などに併せて適宜決定されるが、本発明では中間環状部2を備えるために、内側環状部1の内径をより小さくすることが可能である。内側環状部1の内径は、50〜560mmが好ましく、80〜200mmがより好ましい。
内側環状部1の軸方向の幅は、用途、車軸の長さ等に応じて適宜決定されるが、30〜100mmが好ましく、40〜80mmがより好ましい。
内側環状部1の引張モジュラスは、内側連結部4に力を十分伝達しつつ、軽量化や耐久性の向上、装着性を図る観点から、1〜180000MPaが好ましく、1〜50000MPaがより好ましい。なお、本発明における引張モジュラスは、JIS K7312に準じて引張試験を行い、10%伸び時の引張応力から算出した値である。
本発明における支持構造体SSは、弾性材料で成形されるが、支持構造体SSを製造する際に、一体成形が可能となる観点から、内側環状部1、中間環状部2、外側環状部3、内側連結部4、及び外側連結部5は、補強構造を除いて基本的に同じ材質とすることが好ましい。
本発明における弾性材料とは、JIS K7312に準じて引張試験を行い、10%伸び時の引張応力から算出した引張モジュラスが、100MPa以下のものを指す。本発明の弾性材料としては、十分な耐久性を得ながら、適度な剛性を付与する観点から、好ましくは引張モジュラスが0.1〜100MPaであり、より好ましくは0.1〜50MPaである。母材として用いられる弾性材料としては、熱可塑性エラストマー、架橋ゴム、その他の樹脂が挙げられる。
熱可塑性エラストマーとしては、ポリエステルエラストマー、ポリオレフィンエラストマー、ポリアミドエラストマー、ポリスチレンエラストマー、ポリ塩化ビニルエラストマー、ポリウレタンエラストマー等が例示される。架橋ゴム材料を構成するゴム材料としては、天然ゴムの他、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IIR)、ニトリルゴム(NBR)、水素添加ニトリルゴム(水添NBR)、クロロプレンゴム(CR)、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、フッ素ゴム、シリコンゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム等の合成ゴムが例示される。これらのゴム材料は必要に応じて2種以上を併用してもよい。
その他の樹脂としては、熱可塑性樹脂、又は熱硬化性樹脂が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などが挙げられ、熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコン樹脂、ポリイミド樹脂、メラミン樹脂などが挙げられる。
上記の弾性材料のうち、成形・加工性やコストの観点から、好ましくは、ポリウレタン樹脂が用いられる。なお、弾性材料としては、発泡材料を使用してもよく、上記の熱可塑性エラストマー、架橋ゴム、その他の樹脂を発泡させたもの使用可能である。
弾性材料で一体成形された支持構造体SSは、内側環状部1、中間環状部2、外側環状部3、内側連結部4、及び外側連結部5が、補強繊維により補強されていることが好ましい。
補強繊維としては、長繊維、短繊維、織布、不織布などの補強繊維が挙げられるが、長繊維を使用する形態として、タイヤ軸方向に配列される繊維とタイヤ周方向に配列される繊維とから構成されるネット状繊維集合体を使用するのが好ましい。
補強繊維の種類としては、例えば、レーヨンコード、ナイロン−6,6等のポリアミドコード、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルコード、アラミドコード、ガラス繊維コード、カーボンファイバー、スチールコード等が挙げられる。
本発明では、補強繊維を用いる補強の他、粒状フィラーによる補強や、金属リング等による補強を行うことが可能である。粒状フィラーとしては、カーボンブラック、シリカ、アルミナ等のセラミックス、その他の無機フィラーなどが挙げられる。
中間環状部2は、ユニフォミティを向上させる観点から、厚みが一定の円筒形状であることが好ましいが、多角形筒状などでもよい。
中間環状部2の厚みは、内側連結部4と外側連結部5とを十分補強しつつ、軽量化や耐久性の向上を図る観点から、タイヤ断面高さHの3〜10%が好ましく、4〜9%がより好ましい。
中間環状部2の内径は、内側環状部1の内径を超えて、外側環状部3の内径未満となる。但し、中間環状部2の内径としては、内側連結部4と外側連結部5との補強効果を向上させる観点から、外側環状部3の内径から内側環状部1の内径を差し引いた値の20〜80%の値を、内側環状部1の内径に加えた内径とすることが好ましく、30〜60%の値を、内側環状部1の内径に加えた内径とすることがより好ましい。
中間環状部2の軸方向の幅は、用途等に応じて適宜決定されるが、30〜100mmが好ましく、40〜80mmがより好ましい。
中間環状部2の引張モジュラスは、1〜180000MPaが好ましく、1〜50000MPaがより好ましい。
外側環状部3の形状は、ユニフォミティを向上させる観点から、厚みが一定の円筒形状であることが好ましい。外側環状部3の厚みは、外側連結部5からの力を十分伝達しつつ、軽量化や耐久性の向上を図る観点から、タイヤ断面高さHの2〜10%が好ましく、2〜9%がより好ましい。
外側環状部3の内径は、その用途等応じて適宜決定されるが、本発明では中間環状部2を備えるために、外側環状部3の内径をより大きくすることが可能である。外側環状部3の外径は、100〜600mmが好ましく、120〜300mmがより好ましい。
外側環状部3の軸方向の幅は、用途等に応じて適宜決定されるが、30〜100mmが好ましく、40〜80mmがより好ましい。
外側環状部3の引張モジュラスは、外側連結部5からの力を十分伝達しつつ、軽量化や耐久性の向上を図る観点から、1〜180000MPaが好ましく、1〜50000MPaがより好ましい。
外側環状部3の引張モジュラスを高める場合、弾性材料を繊維等で補強した繊維補強材料が好ましい。外側環状部3を補強繊維により補強することで、外側環状部3とトレッド部6などとの接着も十分となる。
内側連結部4は、内側環状部1と中間環状部2とを連結するものであり、両者の間に適当な間隔を開けるなどして、周方向に各々が独立するように複数設けられる。内側連結部4は、ユニフォミティを向上させる観点から、周方向に規則的に設けることが好ましい。
内側連結部4を全周に渡って設ける際の数(軸方向に複数設ける場合は1個として数える)としては、車両からの荷重を十分支持しつつ、軽量化、動力伝達の向上、耐久性の向上を図る観点から、20〜60個が好ましく、20〜50個がより好ましい。図1には、内側連結部4を30個設けた例を示す。
個々の内側連結部4の形状としては、板状体、柱状体などが挙げられるが、本実施形態では板状体の例を示す。これらの内側連結部4は、正面視断面において、タイヤ径方向又はタイヤ径方向から傾斜した方向に延びている。本発明では、ブレークポイントを高くして剛性変動を生じにくくすると共に、耐久性を向上させる観点から、正面視断面において、内側連結部4の延設方向が、タイヤ径方向±30°以内が好ましく、タイヤ径方向±15°以内がより好ましい。図1では、内側連結部4が、タイヤ径方向に延設されている例を示す。
内側連結部4の厚みは、内側環状部1からの力を十分伝達しつつ、軽量化や耐久性の向上、横剛性の向上を図る観点から、タイヤ断面高さHの3〜12%が好ましく、4〜10%がより好ましい。
内側連結部4の引張モジュラスは、内側環状部1からの力を十分伝達しつつ、軽量化や耐久性の向上、横剛性の向上を図る観点から、1〜50MPaが好ましく、1〜30MPaがより好ましい。
内側連結部4の引張モジュラスを高める場合、弾性材料を繊維等で補強した繊維補強材料が好ましい。
外側連結部5は、外側環状部3と中間環状部2とを連結するものであり、両者の間に適当な間隔を開けるなどして、周方向に各々が独立するように複数設けられる。外側連結部5は、ユニフォミティを向上させる観点から、周方向に規則的に設けることが好ましい。
なお、外側連結部5と内側連結部4とは全周の同じ位置に設けてもよく、異なる位置に設けてもよい。すなわち、外側連結部5と内側連結部4は、必ずしも図1のように同じ方向に連続するように延設する必要はない。
外側連結部5を全周に渡って設ける際の数(軸方向に複数設ける場合は1個として数える)としては、車両からの荷重を十分支持しつつ、軽量化、動力伝達の向上、耐久性の向上を図る観点から、20〜60個が好ましく、20〜50個がより好ましい。図1には、外側連結部5を内側連結部4と同じく30個設けた例を示す。なお、外側連結部5の数と内側連結部4の数は、必ずしも同じとする必要はなく、外側連結部5を内側連結部4よりも多く設けてもよい。
個々の外側連結部5の形状としては、板状体、柱状体などが挙げられるが、本実施形態では板状体の例を示す。これらの外側連結部5は、正面視断面において、タイヤ径方向又はタイヤ径方向から傾斜した方向に延びている。本発明では、ブレークポイントを高くして剛性変動を生じにくくすると共に、耐久性を向上させる観点から、正面視断面において、外側連結部5の延設方向が、タイヤ径方向±30°以内が好ましく、タイヤ径方向±15°以内がより好ましい。図1では、外側連結部5が、タイヤ径方向に延設されている例を示す。
外側連結部5の厚みは、内側環状部1からの力を十分伝達しつつ、軽量化や耐久性の向上、横剛性の向上を図る観点から、タイヤ断面高さHの3〜12%が好ましく、4〜10%がより好ましい。
外側連結部5の引張モジュラスは、内側環状部1からの力を十分伝達しつつ、軽量化や耐久性の向上、横剛性の向上を図る観点から、1〜50MPaが好ましく、1〜30MPaがより好ましい。
外側連結部5の引張モジュラスを高める場合、弾性材料を繊維等で補強した繊維補強材料が好ましい。
本実施形態において、それぞれの外側連結部5は、板状体であって、外側環状部3と交わる部分は、交線部51を構成する。この交線部51は、図3に破線で示されるように、タイヤ幅方向に対して角度θで傾斜している。また、隣り合う交線部51は、各々独立しており、タイヤ幅方向に対してそれぞれ反対の向きに角度θで傾斜している。すなわち、タイヤ径方向から見ると、隣り合う2つの交線部51がハの字状となるように、外側連結部5は設けられている。交線部51がタイヤ幅方向に平行の場合、外側連結部5直下で接地する場合と、外側連結部5間で接地する場合とでタイヤの上下方向の変位差(上下方向の振動幅)が大きくなり、乗り心地の悪化に繋がる。これに対し、交線部51がタイヤ幅方向に対して傾斜している場合、交線部51のタイヤ幅方向両端部51aが隣の交線部51のタイヤ幅方向両端部51aに近くなり、隣り合う外側連結部5どうしの間隔が狭くなるため、上記の変位差が小さくなる。
交線部51のタイヤ幅方向に対する傾斜角度θは、45度以下が好ましい。キャンバーを付けたコーナリング時には、タイヤ幅方向のトルクが発生し、交線部51をタイヤ幅方向に傾斜させると、このタイヤ幅方向のトルクに対する耐久力が低下する傾向にある。θを45度より大きくすると、上下方向の変位差改善の効果は高いが、タイヤ幅方向の耐久力の低下が著しくなり好ましくない。
内側連結部4および外側連結部5の厚みは、タイヤ径方向には一定であるが、図3に示されるように、タイヤ幅方向には、両端部51aから中央部51bへ向かって増大している。この実施形態では、両端部51aが厚みを有しているが、両端部51aの厚みをゼロとして中央部51bが膨らむようにしてもよい。
トレッド部6は、支持構造体SSの外周に設けられている。トレッド部6は、図2に示されるように、タイヤ幅方向に曲率を有している。トレッド部6が、曲率を有することで、キャンバーを付けてコーナリングする際にも接地面積が小さくなりすぎず、直進走行時とコーナリング時との間の接地面積の変動が少なくなる。トレッド部6の曲率半径Rは、40〜100mmが好ましく、40〜65mmがより好ましい。曲率半径Rが40mmより小さい場合、キャンバー時の接地面積が過大となり、グリップ性能が急激に増加するため、急停止に近い状況となってしまう。また、曲率半径Rが100mmよりも大きい場合、キャンバー時の接地面積が過小となり、グリップ性能が急激に低下するため、滑りが発生してしまう。
トレッド部6は、弾性材料で成形される。本発明における弾性材料とは、JIS K7312に準じて引張試験を行い、10%伸び時の引張応力から算出した引張モジュラスが、100MPa以下のものを指す。本発明の弾性材料としては、十分な耐久性を得ながら、適度な剛性を付与する観点から、好ましくは引張モジュラスが0.1〜100MPaであり、より好ましくは0.1〜50MPaである。弾性材料としては、上述した熱可塑性エラストマー、架橋ゴム、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂などが挙げられる。上記の弾性材料のうち、成形・加工性やコストの観点から、好ましくは、ポリウレタン樹脂が用いられる。
トレッド部6の外表面には、トレッドパターンとして、従来の空気入りタイヤと同様のパターンを設けることが可能である。
非空気圧タイヤTの一例としては、タイヤ外径が156mm、タイヤ幅が57mm、タイヤ断面高さHが33mm、トレッドの厚みが10mm、曲率半径Rが55mm、連結部4,5の厚みが2mm、傾斜角度θが5度であるものが例示される。
本発明の非空気圧タイヤTの製造方法を簡単に説明する。図5は、非空気圧タイヤTの製造方法の一例を示す断面図である。
まず、図5(a)のように、非空気圧タイヤTの幅方向両端を成形する上型11と下型12の間に、トレッド部6の外周面を成形するための外側成形型13、トレッド部6の内周面を成形するための中型14を同心円状に配置して型閉めし、トレッド部6を成形するための成形空間26を形成する。中型14の外周面の幅方向一端部は、面取りされて面取り部14aが形成されており、上型11の面取り部14aに対向する位置には注入孔11aが設けてある。注入孔11aよりトレッド部6を構成する弾性材料の原料液を注入することで、成形空間26に原料液が充填され、この原料液を1次硬化させることで、トレッド部6が成形される。
次いで、図5(b)のように、上型11と下型12の間から中型14を取り外し、代わりに内側環状部1の内周面を成形するための内側成形型15、中間環状部2及び連結部4,5を成形するための複数の入子16を配置する。上型11、下型12、外側成形型13、内側成形型15、入子16を型閉めし、内側環状部1を成形するための成形空間21、中間環状部2を成形するための成形空間22、外側環状部3を成形するための成形空間23、連結部4,5を成形するための成形空間(不図示)を形成する。なお、成形空間23の外周面は、すでに成形されたトレッド部6により形成されている。下型12の成形空間23に対向する位置には注入孔12aが設けてある。
注入孔12aより支持構造体SSを構成する弾性材料の原料液を注入することで、図5(c)のように、成形空間に原料液が充填され、この原料液を硬化させることで、トレッド部6と一体となった支持構造体SSが成形される。なお、原料液を注入する注入孔は、注入孔12aの他、成形空間21に対向する位置などにも設けてよい。また、支持構造体SSの原料液を実際に注入する際には、下型12が上方に来るように上下が入れ替えられる。最後に、支持構造体SSとトレッド部6により構成された非空気圧タイヤTが成形型から外される。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。
トレッド部6の曲率半径Rを30,40,55,65,75,100,120mmとした非空気圧タイヤを作製し、非空気圧タイヤの姿勢を変化させ、それぞれの姿勢での接地面積を計測した。接地面積は、非空気圧タイヤに縦荷重500Nを負荷した状態で計測した。表1に、トレッド部6の曲率半径Rと、接地面積との関係を示す。表のスポーク間とは、図3の線A上で接地した状態での接地面積、スポーク間+8度およびスポーク間−8度とは、線A上で接地した状態で、非空気圧タイヤのキャンバー角αをプラス8度、マイナス8度にそれぞれ変化させたときの接地面積である。また、表のスポーク上とは、図3の線B上で接地した状態での接地面積、スポーク上±8度とは、線B上で接地した状態で、非空気圧タイヤのキャンバー角αをプラス8度またはマイナス8度に変化させたときの接地面積である。変動率とは、スポーク間またはスポーク上から、非空気圧タイヤにキャンバーを付けたときの接地面積の変動率(%)である。
表1のように、曲率半径Rが40〜100mmであれば、いずれの変動率も15%前後に抑えることができる。曲率半径Rが小さ過ぎると、キャンバーを付けたときに接地面積が大きくなり過ぎ、曲率半径Rが大き過ぎると、キャンバーを付けたときに接地面積が小さくなり過ぎ、いずれの場合も変動率が大きくなる。
次いで、連結部4,5のタイヤ幅方向に対する傾斜角度θを0,5,25,45,60,90度とした非空気圧タイヤを作製し、上記のスポーク上(線B上)でのタイヤ変位量、上記のスポーク間(線A上)でのタイヤ変位量を計測し、両者の変位量の差から非空気圧タイヤの上下方向の変位差を求めた。タイヤ変位量は、無負荷の状態から非空気圧タイヤに縦荷重500Nを負荷したときの変位量を計測した。表2に、連結部4,5のタイヤ幅方向に対する傾斜角度θと、非空気圧タイヤの上下方向の変位差との関係を示す。
表2のように、傾斜角度θを大きくしていくと、スポーク上のタイヤ変位量はわずかに増加していく一方、スポーク間のタイヤ変位量が大きく減少していく。そのため、傾斜角度θを大きくしていくと、非空気圧タイヤの上下方向の変位差は減少していく。但し、上述のように、θを45度より大きくすると、上下方向の変位差改善の効果は高いが、タイヤ幅方向の耐久力の低下が著しくなり好ましくない。
次いで、連結部4,5の厚みを変化させたときの非空気圧タイヤの耐久性を評価した。耐久性は、時速6kmの条件下で、タイヤ破損確認までの走行時間(距離)にて評価した。図6の模式図に示すように、評価対象のタイヤに荷重を負荷し、ドラム上を回転させた。比較例として、連結部4,5の厚みをタイヤ幅方向に一定とした非空気圧タイヤを作製した。比較例のタイヤ幅方向両端部および中央部の厚みをa(ここでは2mm)とすると、実施例は、両端部の厚みをa−b、中央部の厚みをa+bとなるようにした。このように厚みを設定することで、比較例と実施例の連結部の体積は、ほぼ同じとなる。表3に、連結部4,5の厚みと、非空気圧タイヤの耐久性との関係を示す。
表3のように、連結部4,5の厚みを、タイヤ幅方向の両端部から中央部へ向かって増大させることで、連結部4,5が破断するまでの走行距離は長くなり、耐久性が向上することが分かる。
1 内側環状部
2 中間環状部
3 外側環状部
4 内側連結部
5 外側連結部
6 トレッド部
51 交線部
51a タイヤ幅方向両端部
51b タイヤ幅方向中央部
SS 支持構造体
T 非空気圧タイヤ

Claims (6)

  1. キャンバーを付けてコーナリングする車両に用いられる非空気圧タイヤであって、
    内側環状部と、その内側環状部の外側に同心円状に設けられた外側環状部と、前記内側環状部と前記外側環状部とを連結する複数の連結部とを有し、車両からの荷重を支持する支持構造体と、
    前記支持構造体の外周に設けられ、タイヤ幅方向に曲率を有するトレッド部と、を備える非空気圧タイヤ。
  2. 前記連結部の厚みは、タイヤ幅方向の両端部から中央部へ向かって増大していることを特徴とする請求項1に記載の非空気圧タイヤ。
  3. 前記連結部は、タイヤ径方向に延びる板状体であって、前記外側環状部と交わる交線部がタイヤ幅方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載の非空気圧タイヤ。
  4. 隣り合う前記交線部は、タイヤ幅方向に対してそれぞれ反対の向きに傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の非空気圧タイヤ。
  5. 複数の前記交線部は、各々独立していることを特徴とする請求項3又は4に記載の非空気圧タイヤ。
  6. 前記支持構造体は、前記内側環状部の外側、かつ前記外側環状部の内側に同心円状に設けられた中間環状部を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の非空気圧タイヤ。
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