JP2011245628A - ポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗及びその製造方法 - Google Patents

ポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011245628A
JP2011245628A JP2010117978A JP2010117978A JP2011245628A JP 2011245628 A JP2011245628 A JP 2011245628A JP 2010117978 A JP2010117978 A JP 2010117978A JP 2010117978 A JP2010117978 A JP 2010117978A JP 2011245628 A JP2011245628 A JP 2011245628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyimide resin
mesh
screen printing
printing plate
fixed type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010117978A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Yamazaki
貞雄 山▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bon Mark Co Ltd
Original Assignee
Bon Mark Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bon Mark Co Ltd filed Critical Bon Mark Co Ltd
Priority to JP2010117978A priority Critical patent/JP2011245628A/ja
Publication of JP2011245628A publication Critical patent/JP2011245628A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Screen Printers (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Abstract

【課題】メッシュ開口面積を広くするとともに、インク含有成分である溶剤に対する耐溶剤性に優れたスクリーン印刷版用紗を得る。
【解決手段】スクリーンメッシュ(紗)2の交差部分のみに塗布されたポリイミド樹脂3を硬化固定することにより、メッシュ開口面積を狭くならないようにするとともに、インク含有成分である溶剤に対する耐溶剤性に優れたものである。
【選択図】図3

Description

この発明は、スクリーンメッシュ(紗)の交差部分に塗布されたポリイミド樹脂を硬化固定(リジッド)することにより、メッシュ開口面積を狭くならないようにしたポリイミド樹脂硬化固定型(ポリイミド樹脂リジダイズド)スクリーン印刷版用紗及びその製造方法に関するものである。
従来、スクリーン版における印刷パターン支持体として機能する金属繊維を編組してなるメッシュ織物の力学的経緯不整合を調整したメッシュ織物に対して、全面を金属被覆し、編組部を固定することにより、力学的経緯不整合を解消し、構造的に強化したスクリーン印刷用メッシュ織物が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、本発明者は、改良された樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗として、エポキシ樹脂を用いたものを提案している(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−175684号公報 特開2009−269250号公報
従来の金属繊維を編組してなるメッシュ織物の全面に金属めっきを施して編組部を固定することにより、構造的に強化したスクリーン印刷用メッシュ織物では、メッシュ織物(紗)の開口側に金属めっきがはみ出して形成されるため、紗の開口面積が狭くなり、インクの出が少なくなるという問題点があった。そして、近年においては、紗の開口面積が益々狭くなる傾向になっているため、紗の開口面積を狭くしないで編組部を固定することが要望されている。この要望に沿って提案されたのがエポキシ樹脂を用いた樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗である。しかし、スクリーン印刷版用紗の接合樹脂の条件として、インクに含有されている成分である溶剤に耐えられるということが必要であるが、エポキシ樹脂はインク含有成分である溶剤に弱いという性質があるため、耐溶剤性の面で問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、スクリーンメッシュ(紗)の交差部分に塗布されたポリイミド樹脂を硬化固定(リジッド)することにより、メッシュ開口面積を狭くならないようにするとともに、インク含有成分である溶剤に対する耐溶剤性に優れたポリイミド樹脂硬化固定型(ポリイミド樹脂リジダイズド)スクリーン印刷版用紗及びその製造方法を提供するものである。
この発明に係るポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗においては、スクリーンメッシュ(紗)の交差部分のみに塗布されたポリイミド樹脂を硬化固定することにより、メッシュ開口面積を狭くならないようにするとともに、インク含有成分である溶剤に対する耐溶剤性に優れたものである。
また、この発明に係るポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版においては、枠状に構成された版枠の内側にスクリーンメッシュ(紗)を張設し、メッシュ(紗)の交差部分のみに塗布されたポリイミド樹脂を硬化固定することにより、メッシュ開口面積を狭くならないようにするとともに、インク含有成分である溶剤に対する耐溶剤性に優れたものである。
また、この発明に係るポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版においては、枠状に構成された版枠の内側にスクリーンメッシュ(紗)を張設し、メッシュ(紗)の交差部分に荷重を掛けて押しつぶしたカレンダー仕様のスクリーン印刷版において、前記メッシュ(紗)の交差部分のみに塗布されたポリイミド樹脂を硬化固定することにより、メッシュ開口面積を狭くならないようにするとともに、インク含有成分である溶剤に対する耐溶剤性に優れたものである。
また、この発明に係るポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗の製造方法においては、スクリーンメッシュ(紗)を用意する工程と、紗全体にポリイミド樹脂の希釈液を塗布する工程と、紗の表面に付着している余分のポリイミド樹脂を拭き取る工程と、圧縮空気で紗に付着しているポリイミド樹脂分を吹き飛ばし、紗の交差部分のみにポリイミド樹脂を残す工程と、紗の交差部分に付着しているポリイミド樹脂を加熱硬化させる工程とを備え、メッシュ開口面積を狭くならないようにするとともに、インク含有成分である溶剤に対する耐溶剤性に優れた紗を得るものである。
この発明によれば、スクリーンメッシュ(紗)の交差部分に塗布されたポリイミド樹脂を硬化固定(リジッド)することにより、メッシュ開口面積を狭くならないようにすることができ、インクの抜け性アップの効果が期待できる。また、特にポリイミド樹脂を使用することにより、インク含有成分である溶剤に対する耐溶剤性に優れた紗を提供することが可能になるという効果がある。
この発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版を示す平面図である。 この発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗を拡大して示す顕微鏡写真である。 この発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗の引張テストの測定結果を未処理品の測定結果と比較して示す表である。 この発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗の横糸の引張テストの測定結果を未処理品の測定結果と比較して示すグラフである。 この発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗の縦糸の引張テストの測定結果を未処理品の測定結果と比較して示すグラフである。 この発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗の開口面積を未処理品及びニッケルメッキ品の開口面積と比較して示す顕微鏡写真である。 この発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗を用いて印刷して得られた印刷結果を未処理品及びニッケルメッキ品の印刷結果と比較して示す顕微鏡写真である。
図1はこの発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版を示す平面図、図2はこの発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗を拡大して示す顕微鏡写真、図3はこの発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗の引張テストの測定結果を未処理品の測定結果と比較して示す表、図4はこの発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗の横糸の引張テストの測定結果を未処理品の測定結果と比較して示すグラフ、図5はこの発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗の縦糸の引張テストの測定結果を未処理品の測定結果と比較して示すグラフ、図6はこの発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗の開口面積を未処理品及びニッケルメッキ品の開口面積と比較して示す顕微鏡写真、図7はこの発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗を用いて印刷して得られた印刷結果を未処理品及びニッケルメッキ品の印刷結果と比較して示す顕微鏡写真である。
図1において、1はアルミニウム材料等で四角形の枠状に構成された版枠、2は版枠1の内側に張設された非めっきのステンレススクリーンメッシュ(紗)からなり、紗の交差部分にポリイミド樹脂3を塗布して硬化固定(リジッド)したポリイミド樹脂硬化固定型(ポリイミド樹脂リジダイズド)スクリーン印刷版用紗である。この発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗及びその製造方法について説明する。先ず、SUSメッシュ(♯400)を用意する。また、ポリイミド樹脂の希釈液として、ポリイミド樹脂に対して、ジメチルアセトアミド(NMP)を1:10の比率で希釈して使用する。なお、ポリイミド樹脂の希釈率は、ポリイミド樹脂に対して、ジメチルアセトアミド(NMP)を1:4の比率で希釈するが好ましい。次に、SUSメッシュ(♯400)から構成された未処理品の紗全体に上記ポリイミド樹脂の希釈液を塗布する(樹脂塗布工程)。そして、紗の表面に付着している余分のポリイミド樹脂を、キムワイプ(紙)等からなるクリーニングペーパーで拭き取る(樹脂払拭工程)。この樹脂払拭工程では、キムワイプ(紙)等からなるクリーニングペーパーで拭き取られるため、紗にクリーニングペーパーの毛足が残ることがない。次に、圧縮空気を紗の全面に直角に当るように吹き付けて、紗に付着しているポリイミド樹脂分を吹き飛ばす(樹脂吹き飛ばし工程)。ここでは、樹脂吹き飛ばし工程の前に樹脂払拭工程を経ているので、樹脂分が大量に吹き飛ばされて、周囲を汚したりする恐れがない。なお、毛細管現象で紗の交差部分には多くのポリイミド樹脂が残ることになり、その一方で紗の開口部のポリイミド樹脂は、圧縮空気で吹き飛ばされるため、目詰まりを解消し紗の開口面積が狭くなることはない。なお、圧縮空気で紗に付着しているポリイミド樹脂分を積極的に吹き飛ばそうとしても、交差部分以外の部分に樹脂が若干残ることがあるが、開口面積を狭くするほどの影響は殆どない。その後、120℃で10分間予熱し、その後200〜350℃で40分加熱硬化させる(加熱硬化工程)。ポリイミド樹脂は、硬化温度220℃±10℃で40分加熱すると、例えば、溶剤であるジメチルアセトアミド(略称NMP:n−メチルピロリドン(n−メチルピロリドン(1−メチル−2−ピロリドン))や、ジメチルホルムアミド(略称DMF:n,n−ジメチルホルムアミド)に3時間浸漬しても溶解することがなく、インク含有成分である溶剤に対する耐溶剤性に優れた皮膜となることが判った。また、360℃の硬化は皮膜が褐色になり、加熱し過ぎである。以上の工程を経て得られたポリイミド樹脂硬化固定型(ポリイミド樹脂リジダイズド)スクリーン印刷版用紗の交差部分の状態を図2、図6に示す。図6に示すように、この発明によるポリイミド樹脂硬化固定型(ポリイミド樹脂リジダイズド)スクリーン印刷版用紗の開口面積は、未処理品に対して略同等程度の開口面積であるが、ニッケルメッキ品に対して開口面積が大きくなっている。
次に、この発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型(ポリイミド樹脂リジダイズド)スクリーン印刷版用紗の引張試験方法について説明する。試験機としてSHIMADA AGS−1kNGを使用し、テスト片形状は、試料幅:50mm、長さ:260mm、評価間距離:200mm、引張速度:100mm/minで実施した。図3は引張テストの測定結果を未処理品の測定結果と比較して示す表、図4はポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗の横糸の引張テストの測定結果を未処理品の測定結果と比較して示すグラフ、図5はポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗の縦糸の引張テストの測定結果を未処理品の測定結果と比較して示すグラフである。
この発明によれば、ステンレススクリーンメッシュ(紗)にポリイミド樹脂の希釈液を塗布し、紗の表面に付着している余分のポリイミド樹脂をキムワイプ等のクリーニングペーパーで拭き取ることにより、紗に毛足が残らずに綺麗に拭き取ることができる。また、圧縮空気で紗に付着しているポリイミド樹脂を吹き飛ばすことにより、紗の開口面積を狭くすることがないので、インクの抜け性アップの効果が期待できる。また、予めポリイミド樹脂払拭工程を経ているので、圧縮空気によりポリイミド樹脂分が大量に吹き飛ばされて、周囲を汚したりする恐れがない。なお、毛細管現象で紗の交差部分には多くのポリイミド樹脂が残ることになり、その後ポリイミド樹脂を加熱硬化させることにより、引っ張り強度が上昇するという効果がある。なお、圧縮空気で紗に付着しているポリイミド樹脂分を積極的に吹き飛ばそうとしても、交差部分以外の部分にポリイミド樹脂が若干残ることがあるが、開口面積を狭くするほどの影響は少ない。
また、ポリイミド樹脂塗布によるスクリーン印刷版用紗の伸び量変化を調査したところ、紗にポリイミド樹脂を塗布することにより、縦糸と横糸の伸び量がほぼ同一となることが判った。このことは横糸に塗布の効果があったことになる。
次に、この発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗を用いて印刷して得られた印刷結果について説明する。なお、製版条件として、紗張り:コンビネーション(支持体:ポリエステル225)、320×320枠サイズ、乳剤:栗田化学製AD−100R、10μ厚、フラット加工有り、パターン:アサダメッシュ、試験用パターン、テンション:0.25〜0.26mm(プロテック社製:STG−80NA)である。また、印刷条件として、スキージ/スクレッパスピード:60/40mm/s、スキージ圧:250KPa、背圧:100KPa、スキージ:ミノスキージ硬度70、スキージ角度:70°、クリアランス:1.1mm、ペース:ナミックスAgペースト、ワーク:ガラス板である。3ショットまでをダミー印刷とし、4ショット目をデータ採取用とする。図7はこの発明の実施例1におけるポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗を用いて印刷して得られた印刷結果を未処理品及びニッケルメッキ品の印刷結果と比較して示す顕微鏡写真である。
この発明の印刷結果を検証すれば、未処理品であるメッキ加工無し紗(図7左側)とこの発明によるポリイミド樹脂を塗布した紗(図7中央)の間には、殆ど違いを確認できない。しかし、ニッケルメッキ加工紗(図7右側)は、未処理品であるメッキ加工無し紗(図7左側)及びこの発明によるポリイミド樹脂を塗布した紗(図7中央)と比較してペーストの吐出量が少ないことが判る。また、印刷後製版では、印刷結果と同様未処理品であるメッキ加工無し紗(図7左側)とこの発明によるポリイミド樹脂を塗布した紗(図7中央)の間には殆ど違いを確認できないが、ニッケルメッキ加工紗(図7右側)はペーストの残り量が多い結果となった。
上記実施例1では、スクリーンメッシュ(紗)としてSUS(ステンレス)メッシュを用いた場合について説明したが、スクリーンメッシュ(紗)としてテトロンメッシュを用いた場合でも、交差部分のみに塗布されたポリイミド樹脂皮膜を硬化固定することにより、メッシュ開口面積を狭くならないようにすることができ、同様の作用、効果を奏することができる。
1 版枠
2 ポリイミド樹脂硬化固定型(ポリイミド樹脂リジダイズド)スクリーン印刷版用紗
3 ポリイミド樹脂

Claims (8)

  1. スクリーンメッシュ(紗)の交差部分のみに塗布されたポリイミド樹脂を硬化固定することにより、メッシュ開口面積を狭くならないようにするとともに、インク含有成分である溶剤に対する耐溶剤性に優れたものとしたことを特徴とするポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗。
  2. 紗に塗布するポリイミド樹脂の希釈液として、ポリイミド樹脂に対して、ジメチルアセトアミドを1:4〜1:10の比率で希釈して使用することを特徴とするポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗。
  3. 枠状に構成された版枠の内側にスクリーンメッシュ(紗)を張設し、メッシュ(紗)の交差部分のみに塗布されたポリイミド樹脂を硬化固定することにより、メッシュ開口面積を狭くならないようにするとともに、インク含有成分である溶剤に対する耐溶剤性に優れたものとしたことを特徴とする樹脂硬化固定型スクリーン印刷版。
  4. 枠状に構成された版枠の内側にスクリーンメッシュ(紗)を張設し、メッシュ(紗)の交差部分に荷重を掛けて押しつぶしたカレンダー仕様のスクリーン印刷版において、前記メッシュ(紗)の交差部分のみに塗布されたポリイミド樹脂を硬化固定することにより、メッシュ開口面積を狭くならないようにするとともに、インク含有成分である溶剤に対する耐溶剤性に優れたものとしたことを特徴とするポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版。
  5. スクリーンメッシュ(紗)は、SUSメッシュであることを特徴とする請求項3又は請求項4記載のポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版。
  6. スクリーンメッシュ(紗)は、テトロンメッシュであることを特徴とする請求項3記載のポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版。
  7. スクリーンメッシュ(紗)を用意する工程と、
    紗全体にポリイミド樹脂の希釈液を塗布する工程と、
    紗の表面に付着している余分のポリイミド樹脂を拭き取る工程と、
    圧縮空気で紗に付着しているポリイミド樹脂分を吹き飛ばし、紗の交差部分のみにポリイミド樹脂を残す工程と、
    紗の交差部分に付着しているポリイミド樹脂を加熱硬化させる工程とを備え、
    メッシュ開口面積を狭くならないようにするとともに、インク含有成分である溶剤に対する耐溶剤性に優れた紗を得ることを特徴とするポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷用紗の製造方法。
  8. 紗に塗布するポリイミド樹脂の希釈液として、ポリイミド樹脂に対して、ジメチルアセトアミドを1:4〜1:10の比率で希釈して使用することを特徴とする請求項7記載のポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗の製造方法。
JP2010117978A 2010-05-24 2010-05-24 ポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗及びその製造方法 Pending JP2011245628A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010117978A JP2011245628A (ja) 2010-05-24 2010-05-24 ポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010117978A JP2011245628A (ja) 2010-05-24 2010-05-24 ポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011245628A true JP2011245628A (ja) 2011-12-08

Family

ID=45411507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010117978A Pending JP2011245628A (ja) 2010-05-24 2010-05-24 ポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011245628A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103192595A (zh) * 2012-01-06 2013-07-10 昆山允升吉光电科技有限公司 一种丝网
CN104661823A (zh) * 2012-06-11 2015-05-27 名幸电子有限公司 丝网印刷版
CN106079846A (zh) * 2016-06-13 2016-11-09 仓和精密制造(苏州)有限公司 印刷用钢版的制备方法
JP2017212245A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 学校法人神奈川大学 フレキシブル熱電変換部材の作製方法
CN111605300A (zh) * 2020-05-25 2020-09-01 江苏盛矽电子科技有限公司 聚酰亚胺太阳能网版及其制备方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103192595A (zh) * 2012-01-06 2013-07-10 昆山允升吉光电科技有限公司 一种丝网
CN104661823A (zh) * 2012-06-11 2015-05-27 名幸电子有限公司 丝网印刷版
CN104661823B (zh) * 2012-06-11 2016-01-13 名幸电子有限公司 丝网印刷版
JP2017212245A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 学校法人神奈川大学 フレキシブル熱電変換部材の作製方法
CN106079846A (zh) * 2016-06-13 2016-11-09 仓和精密制造(苏州)有限公司 印刷用钢版的制备方法
CN111605300A (zh) * 2020-05-25 2020-09-01 江苏盛矽电子科技有限公司 聚酰亚胺太阳能网版及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011245628A (ja) ポリイミド樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗及びその製造方法
CN106494074B (zh) 一种丝网印刷版的制备方法
JP5158284B1 (ja) シリカ微粒子保持ガラス繊維織物及び繊維強化樹脂成形体
Dabaghian et al. Highly porous cellulosic nanocomposite membranes with enhanced performance for forward osmosis desalination
JP6975171B2 (ja) スクリーン版およびその製造方法
TWI402011B (zh) 印刷電路板用預浸體的製造方法以及印刷電路板用預浸體的製造裝置
JP2012508831A (ja) 布帛、布帛を備える装置、および布帛の製造方法
GB2476211A (en) Screen printing frame
KR101355333B1 (ko) 스크린 인쇄용 메쉬 부재
KR101516167B1 (ko) 도전성 세선의 형성 방법
KR20110016451A (ko) 인쇄물 및 수성코팅제
JPWO2010073306A1 (ja) 印刷物及び水性コート剤
CN210652261U (zh) 一种阶梯状开口的激光成像网版
JP2009269250A (ja) 樹脂硬化固定型スクリーン印刷版用紗及びその製造方法
TWI566950B (zh) Composite material network process method
JP2007245708A (ja) 金属メッシュ
DE102011083733A1 (de) Siebdruckschablone und Verfahren zum Beschichten von Siebdruckschablonen
JP2011056839A (ja) 除去版洗浄方法、除去版洗浄用基板、インキの回収方法、インキの再生方法、及び除去版洗浄装置
JP5522726B2 (ja) メタルマスク印刷版
JP2000255175A (ja) スクリーン印刷用メッシュ材およびその製造方法
TW201235223A (en) Method for making screen plate for printing
JP2008174865A (ja) インクジェット捺染用布帛及びインクジェット捺染方法
JP2011194830A (ja) スクリーン印刷版の補強方法及びスクリーン印刷版
TWM492248U (zh) 雙網網版結構
TWM447315U (zh) 複合式網版結構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131022

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140107