JP2011244973A - 電気掃除機 - Google Patents

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Hiroshi Mori
宏 森
Yoshitaka Kuroki
義貴 黒木
Tatsuo Yoshikawa
達夫 吉川
Masakazu Onda
雅一 恩田
Toru Kodachi
徹 小立
Kenji Ito
健二 伊藤
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Abstract

【課題】使用性の高い掃除機を提供する。
【解決手段】吸引用の電動送風機(図示せず)を内蔵した本体2と、塵埃吸引用の床用吸込具6と、一端が本体2に接続され他端に先端パイプ4を有するホース3と、先端パイプ4と床用吸込具6とを連通する延長管5と、先端パイプ4に回動自在に設けられると共に先端パイプ4と連通した略L型のエルボ9と、一端がエルボ9に接続され他端に伸縮延長管11を有する伸縮ホース10とを備えたもので、掃除途中に、床用吸込具6が入らない狭い場所の掃除をしたいと思った時に、先端パイプ4に設けられた本体把手部15を握った状態で、片手で伸縮延長管11を取り外し、片手で伸縮延長管11を延ばし、自由に動かすことができ、さらに、伸縮ホース10が延びるため、本体につながったホース3のようには力がかからず、また、腰を屈めずに楽に掃除をすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、本体と、ホースと、把手部と一体になった先端パイプ部と、延長管と、床用吸込具を備えた電気掃除機に関するもので、特に、吸込経路途中にある先端パイプ部につながる第二の吸込経路として伸縮ホース、これにつながる伸縮延長管、先端には隙間吸込具を設けた電気掃除機に関するものである。
従来のこの種の電気掃除機は、下記の特許文献1、2及び3に開示されたものがある。特許文献1には、床面掃除用吸込み口や隅部掃除用吸込み口などを、分岐回路を介して、あらかじめ本体への吸引通路に連結しておき、その分岐回路を弁などで切り替えることにより、使用目的に応じた吸込み口を使い分けられるようにした電気掃除機が開示されている。
また、特許文献2には、主吸込経路に連通する副吸込経路を設け、副吸込経路の端部を主吸込経路の一部に着脱自在に設け、副吸込具が本体に固定されている時は副吸込具の吸込口が塞がれ、副吸込具が取り外された時には、吸込口が開放されるようにし、さらに副吸込具が使われる時には、主吸込具側を閉塞できるようにした電気掃除機が開示されている。
さらに、特許文献3には、ホースが接続された手元ハンドル部と、本体管と、ノズルとから構成されていて、本体管が、手元ハンドル部に着脱可能に接続されたアタッチメント本体部とこれに取り付けられる延長パイプからなり、ノズルに接続された延長パイプを自立させた状態で手元ハンドル部から離脱させるとアタッチメント本体部がノズルとして使えるようにした電気掃除機が開示されている。
実開平6―3253号公報 特開2003−125987号公報 特許第4258730号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたような従来の電気掃除機の構成では、確かに延長管を外してアタッチメントをその先につけかえるよりは簡単と考えられるが、片手で把手部を持ち、もう片方の手で切り替えを行い、延長管に取り付けられたホースの取り付け、取り外しを両手で、手元ハンドルを持ち替えながら行うので、簡便性に乏しい。
また、このように大きな切り替え弁構成を手元ハンドル部に設けると手元にかかる荷重が大きく、通常の使用時に疲れるということになる。さらに、植毛のついた家具ノズル等吸込具が増えるごとにこのユニットを大きくするとさらに重くなるということも考えられる。また、近年では、床用吸込具から外れる小さな吸込具、延長管の途中についているブラシ等がこのホースの収納形態では使うことができず、良い特徴が失われることとなる。また、特許文献2に開示されたような従来の電気掃除機の構成では、副吸込口が主吸込経路であるホースあるいは延長管で保持されており、さらにその副吸込口が手元ハンドルから離れる方向に保持されている。この場合、ホースを持って隅部を掃除することは柔らかいため難しく、できるだけノズル先端側をつかもうとするが、手元ハンドルから離れる側
に副吸込口がくるため、使用者から取りやすくするとホースの長さが短くなり掃除をするには使いにくいものとなる。
また、ホースに沿わせる場合、ホースの変形に対しての自由度があるため、副吸込口と使用者が持つところが近くなり、その分、被掃除面に対して腰を屈めて使うこととなり使いにくいものとなる。さらに延長管側に副吸込口先端保持位置を設けた場合は、延長管の途中についているブラシ等を使うと、まず先に、延長管を外すのに、この延長管に保持された副吸込経路を外す必要があり、さらに副吸込口を片手で持った状態でブラシ等を使うことになり、良い特徴を生かせない、非常に使い勝手の悪いものとなる。また、本体の引き回し等で、ホースから副吸込口先端が容易に外れ、意図しないときに副吸込口から吸い込むという状態になり使い勝手が悪いという課題があった。
また、特許文献3に開示されたような従来の電気掃除機の構成では、アタッチメント本体から延長パイプを外すのに、一度ノズル部に対して立てた状態にして外す必要があり、常に、立てる、外す、付けるという動作が繰り返され、煩わしいものであった。また、掃除中アタッチメント本体で吸引している時に、ここ、あそこと動いていると、ノズル部が遠くに置かれていたり、さらに、本来は、ホースの重さは、ノズル部、延長管で支えられているので、持ち手にあまりかからないが、延長パイプを外すと、支えるものが無いため、ホースの重さが、持ち手にかかるようになり、腕が疲れ、特に、棚の上等の掃除には使い勝手の悪いものとなる。
本発明は、このような従来の課題を解決するもので、使い勝手が良く、収納性のよい、また、見栄えのよい電気掃除機を提供することを目的とするものである。
上記のような従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、吸引用の電動送風機を内蔵した本体と、塵埃吸引用の床用吸込具と、一端が前記本体に接続され他端に先端パイプを有するホースと、前記先端パイプと前記床用吸込具とを連通する延長管と、前記先端パイプに回動自在に設けられると共に前記先端パイプと連通した略L型のエルボと、一端が前記エルボに接続され他端に伸縮延長管を有する伸縮ホースとを備えたもので、使用者が掃除途中に壁、隅等での床用吸込具が入らない場所の掃除をしたいと思った時に、先端パイプに設けられた把手部を握った状態で、片手で伸縮延長管を取り外し、同じ片手で伸縮延長管を延ばし、さらに先端パイプから伸縮延長管が回動自在なL型のエルボを介して伸縮ホースでつながっていることにより、自由に動かすことができ、さらに、ホースが延びるため本体につながるホースのようには力がかからず楽に操作できる。また、伸縮延長管のため腰を屈めずに掃除をすることができ、また、もう片方の手で先端パイプの把手部を握っているため延長管、床用吸込具を遠くに失うことなく、すぐに伸縮延長管をもとに収納し、床用吸込具からの掃除にもどることが出来、アタッチメントの付け替えがいらず、効率よく掃除ができる。
本発明の電気掃除機は、隅、壁際の掃除をアタッチメントの付け替えすることなく、サッとでき、さらに、その部分が終われば、また、すぐに本来の掃除に戻れ、効率良く掃除を行うことができる。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の全体側面図 同電気掃除機の伸縮ホースの収納時の側面図 (a)同電気掃除機の伸縮延長管の伸張時の要部断面図、(b)同伸縮延長管を縮めたときの要部断面図 (a)〜(c)同伸縮延長管の収納動作時の要部断面図 (a)同電気掃除機の伸縮ホースを縮めた状態を示す半断面図、(b)同伸縮ホースを伸ばした状態を示す半断面図 同伸縮ホースの他の例を示す要部断面図 同伸縮延長管の他の例を示す側面図
第1の発明は、吸引用の電動送風機を内蔵した本体と、塵埃吸引用の床用吸込具と、一端が前記本体に接続され他端に先端パイプを有するホースと、前記先端パイプと前記床用吸込具とを連通する延長管と、前記先端パイプに回動自在に設けられると共に前記先端パイプと連通した略L型のエルボと、一端が前記エルボに接続され他端に伸縮延長管を有する伸縮ホースとを備えたもので、使用者が掃除途中に壁、隅等での床用吸込具が入らない場所の掃除をしたいと思った時に、先端パイプに設けられた把手部を握った状態で、片手で伸縮延長管を取り外し、同じ片手で伸縮延長管を延ばし、さらに先端パイプから伸縮延長管が回動自在なL型のエルボを介して伸縮ホースでつながっていることにより、自由に動かすことができ、さらに、ホースが延びるため本体につながるホースのようには力がかからず楽に操作できる。また、伸縮延長管のため腰を屈めずに掃除をすることができ、また、もう片方の手で先端パイプの把手部を握っているため延長管、床用吸込具を遠くに失うことなく、すぐに伸縮延長管をもとに収納し、床用吸込具からの掃除にもどることが出来、アタッチメントの付け替えがいらず、効率よく掃除ができる電気掃除機を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の伸縮延長管は、一端に隙間吸込具を形成すると共に表面に複数の凹部を有する第一の延長管と、一端が伸縮ホースに接続されると共に、前記第一の延長管が出入りする第二の延長管と、前記第一の延長管の抜け落ちを防止する抜け止め部と、前記第一の延長管を押し出す方向に付勢するバネAと、前記凹部に係合する爪を有する押しボタン部と、前記押しボタン部を外方に付勢するバネBと、前記押しボタン部を覆うケース部とを備え、前記押しボタン部を押すことにより、前記凹部と前記爪の係合を解除し、前記押しボタン部から指を離すと、前記爪が前記凹部に係合するようにして、前記第一の延長管を前記第二の延長管に出入り、保持できるようにしたもので、伸縮延長管は押しボタン部を押すことにより爪が外れロックが解除されるため、収納部位から取り出したときには延びた状態になり、すぐに使うことが出来片手で操作することができる。さらに、途中で長さを変更したい場合には第一の延長管を床、壁に押し付けて押しボタン部を押し、爪を外し、さらに押しボタン部を押した状態で長さを調節し、爪を凹部に入れて押しボタン部から手を離すことで、長さ変更することが片手で容易にでき、使い勝手よく掃除ができる電気掃除機を提供することができる。
第3の発明は、特に、第1又は、第2の発明の伸縮延長管の後端を係止する爪部を有する保持リブを有し、第一の延長管の先端の凹部から先端までの距離を、前記伸縮延長管と前記爪部との係り代よりも長く設定すると共に、前記伸縮延長管を前記係り代以上に縮められるようにしたもので、伸縮延長管を収納するのに伸縮延長管の先端を収納部に押し付け押しボタン部を押して爪を外し、ロックを解除し、伸縮延長管を縮めるが後方のロックを嵌めるためにさらにその爪の係り代以上に伸縮延長管を縮め、収納のロックが掛かってから押しボタン部から手を離すことで、収納部にきっちりおさまり、倒れてもロックが外れず安全な収納状態にすることができる。また、何度装着、取り外しを繰り返しても、収納部には力がかからず安定した状態を確保することができ、さらに、押しボタン部を押すことでロックを外す動作、また、収納部に延長管先端を押し付けて押しボタン部を押し伸縮延長管の長さを短く調整する動作は同じ動作であり、押しボタン部を操作する動作だけでわかりやすく、使いやすい電気掃除機を提供することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の伸縮延長管を収納する収納部を、先端パイプに設けたもので、伸縮延長管を、先端パイプに設けた把手部の近くに設けているため、使用者が使いたい時に伸縮延長管にすぐ手が届き使いやすい。また、収納部が先端パイプにあるため、土台がしっかりしており、掃除機本体が動くことにより、収納状態が変わらず安定した収納部にすることができる。また、先端パイプ先端に取り付けられた別のアタッチメントも伸縮延長管がついた状態で使え、別部品を付けることなく使い勝手がよい。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の伸縮ホースを可撓性素材よりなる蛇腹ホースで形成したもので、さらに軽量にすることが出来、使いやすく、デザイン性もよく、また、収納性も場所をとらないものにした電気掃除機を提供することができる。
第6の発明は、特に、第5の発明の伸縮ホースの収納時に、前記伸縮ホースが、第二の延長管の端部内に隠れるようにしたもので、収納部に伸縮延長管を収納すると、伸縮延長管の一端が塞がれるため、伸縮ホースが縮み自動的に第二の延長管端部内に伸縮ホースを収納することができ、見栄えの良い電気掃除機を提供できる。
第7の発明は、特に、第6の発明の第二の延長管の端部で伸縮ホースを収納する部分にわずかな凹みを設け把手部としたもので、凹みに指が掛かかるので握りやすく、伸縮延長管が使い易く、また、デザイン性にもあふれた電気掃除機を提供することができる。
第8の発明は、特に、第1〜7のいずれか一つの発明の伸縮ホースの内径を、ホース内径の50%から70%にしたもので、音の静かな、軽くて使いやすい電気掃除機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における電気掃除機について、図1から図4を用いて説明する。図1は、本実施の形態における電気掃除機の全体側面図、図2は、同電気掃除機の伸縮ホースの収納時の側面図である。
本実施の形態における電気掃除機の掃除機本体2(電動送風機を内臓、図示せず)にホース3が接続され、このホース3の先端に設けられた先端パイプ4には、伸縮自在な延長管5が接続されている。さらに、この延長管5の先端部には、床用吸込具6が接続され、ホース3から床用吸込具6まで、吸込経路7が構成されている。また、先端パイプ4と延長管5にはアタッチメント8が取り付けられている。
そして、先端パイプ4の底部に、先端パイプ4に連通する略L型のエルボ9が回転自在に設けられている。さらに略L型のエルボ9には、伸縮ホース10が取り付けられ、さらに、伸縮ホース10の先には伸縮延長管11が構成されている。また、伸縮延長管11は、先端パイプ4の下方に設けた保持用突部12と、保持リブ13の爪部14とで形成された収納部4aに収められるようになっている。また、先端パイプ4の上方に設けてあるのは本体把手部15である。
また、図3、図4に示すように、伸縮延長管11は、伸縮ホース10につながる第二の延長管16と、内部に設けられたバネA17で押し出される方向に付勢されると共に、先端に隙間吸込具27を形成した第一の延長管18と、この第一の延長管18の位置決めと保持をしている爪19を有している押しボタン部20と、押しボタン部20を外方(上方)に付勢するバネB21と、押しボタン部20の一部を覆うケース部22と、第二の延長
管16に設けられ、第一の延長管18の抜け落ちを防止するための抜け止め部23により構成されている。
第一の延長管18には、押しボタン20の爪19に対応する凹部24が複数個設けられている。保持部25はバネB21を保持している。軸26により押しボタン部20を押した際に爪19が凹部24から外れるように動く。
上記のように構成された本実施の形態における電気掃除機の動作、作用について説明する。
使用者が掃除を行う場合、本体把手部15を握り、床用吸込具6を前後に動かし、床面の塵埃を吸引する。このとき伸縮延長管11の隙間吸込具27は、保持用突部12にきっちり収まり密閉され、エアータイトされた状態で、本来、床用吸込具6からは性能低下なく掃除することができる。
ところが、一般家庭の床面には色々と物が置いてあり、床用吸込具6が厚くて入って行かないような狭い場所、または、床用吸込具6の幅が広くて入っていかない場所がある。また、壁際の桟、棚の上なども床用吸込具6では掃除しにくく、床用吸込具6の代わりのアタッチメントを付けて掃除する場面が発生する。
その場合に、図4(a)のように収納されている伸縮延長管11を、図4(b)に示すように伸縮延長管11の押しボタン部20を押して、第一の延長管18の凹部24に入っている爪19を、軸26を中心に回転させて凹部24から外す。そして第一の延長管18をさらに伸縮延長管11内に押し込んで、後方で掛かっていた保持リブ13の爪部14と伸縮延長管11の端部との間に隙間を設ける。
そして、伸縮延長管11を、保持用突部12を中心に回転させて取り外す。この時、本体把手部15は、一方の片手で持った状態で、空いているほうの手で、押しボタン部20を押し取り外す。取り外したときは、押しボタン部20を押しているため、爪19は、第一の延長管18の凹部24には入っておらず、バネA17により付勢された第一の延長管18が自動で外に飛び出てくる。
その後、図4(c)に示すように、押しボタン部20から指を離せば、バネB21により押しボタン部20が押され元の位置に戻り、爪19も、第一の延長管18の凹部24に入り、第一の延長管18が動かないように保持する。この状態で、伸縮延長管11を被掃除場所に持って行き掃除を行う。
伸縮延長管11の長さ調整については、収納されたところからは、伸縮延長管11が長い状態もしくは短い状態の両方の場合があり、長い状態で、途中で長さを変更したい場合には、第一の延長管18を床や壁に押し付けて押しボタン部20を押し、爪19を凹部24から外し、さらに押しボタン部20を押した状態で長さを調節し、爪19を凹部24に入れて、押しボタン部20から手を離すことで、伸縮延長管11の長さの変更が片手で容易にでき、使い勝手がよい。
また、図3(b)に示すように、短い状態で出てきた場合、押しボタン20を押し、爪19を凹部24から外し、バネA17により付勢された第一の延長管18を出して、押しボタン部20から手を離すことにより、爪19が凹20に入り、図3の(a)に示すように、第一の延長管18の出入りを規制することができる。本実施の形態では、第一の延長管18に、凹部24を2箇所しか設けていないが、さらに増やすことで、第一の延長管18のより細かな長さ調節ができ、棚の上、机の上、家具の表面等もっと細かな掃除をする
ことができる。
掃除を行うのは、伸縮延長管11の隙間吸込具27を被掃除場所に押し付けて行うが、片手は、先端パイプ4の上方の本体把手部15を握り、もう片手で、伸縮延長管11を握り行う。
先端パイプ4から略L型のエルボ9を介して伸縮ホース10が出ているが、略L型のエルボ9は回転するため、伸縮ホース10が曲げられて折れることはない。また、伸縮ホース10が先端パイプ4につながっていることにより、掃除をして動かすのに、本体2の重さ、ホース3の重さもかからず、伸縮ホース10と伸縮延長管11だけであり非常に軽い。また、伸縮ホース10の長さであるが、人間の両手を伸ばした以上に伸びることができれば、それ以上に伸ばす必要もないが、伸縮ホース10が長くなれば重くなるということもあるし、収納ができないこともあるため、本実施の形態では、肩幅の倍程度までの長さとしている。
これだけ伸ばすことができれば、それ以上に伸ばしたい場合は、本体把手部15が中心となっているのでその中心を、伸縮延長管11を握っている側にずらすことで対応できる。また、伸縮ホース10の径については、使いやすくするために細く、また、軽くし、通常のゴミを吸引するのに最低限度の径を確保するようにしているのと、床用吸込具6から吸い込む風量を、そのまま隙間吸込具27から吸い込むと、風切り音が発生するため、本実施の形態では、隙間吸込具27から吸い込む場合には、床用吸込具6からも吸込むようにして、伸縮ホース10の径を、本体2のホース3の内径の50%から70%に小さくして流速を早くして吸い込ませるようにしている。こうすることにより切り替え弁は不要になり、構成が簡単で安価なものになる。
また、別のアタッチメント8を使う場合、本実施の形態における伸縮延長管11が邪魔にならずに、先端パイプ4から延長管5を外して使うことができ、従来からの特徴を生かすことができる。
また、本実施の形態では、先端に隙間吸込具27が付いた伸縮延長管11として長さを長くするようにしているが、これを別の1本の隙間吸込具でやろうとしても取り付ける場所により長さの制限がある。長い場合、延長管に取り付けるのが効果的だが、他のアタッチメントを使う場合、延長管につながっているところを外さないといけない。また、ホース部にはホース部が動きに合わせて変形するため、直線的な長いものは置けないなどの課題がある。
また、隙間吸込具を短くしたらホース部にも取り付けられ、使用者が棚の上を掃除するのはよいが、隅、桟などをする場合には腰を屈めてすることになり、苦痛を伴うものとなるが、本実施の形態では、先端に隙間吸込具27が付いた伸縮延長管11にして長さを長くしたことにより、腰を屈めず使用者が楽に使え、使い勝手の良いものとなり、また、収納にもスペースをとらず、見栄えもよいものとなった。
次に、その場所での掃除が終わると伸縮延長管11を元の場所に収納する。掃除途中の場合、電気掃除機は、運転状態であるが、図4(c)のように伸縮延長管11の隙間吸込具27を伸縮延長管11の保持用突部12に挿入して、図4の(b)のように押しボタン部20を押して、第一の延長管18の凹部24に入っている爪19を、軸26を中心に回転させて外す。
押しボタン部20を押し続けたまま下方より保持用突部12を中心に回転させる。押しボタン部20を押し続けているため、保持リブ13の爪部14には当たらず常に隙間が開
いた状態で所定の位置にくるため、押しボタン部20を押している指を離して保持リブ13の爪部14が掛かるようにする。図4(a)に示すように、このときに第一の延長管18は保持用突部12にて保持されて動かないため、バネA17に押された第二の延長管16が後方にさがり、爪部14に掛かるようになる。
また、爪部14の掛かり代よりも、第一の延長管18を伸縮延長管11内に収められるようにしているため、バネA17により押し出されてきた第一の延長管18の凹部24に、押しボタン部20から指を離しているため、爪19が入り込みロックがかかる。
このため片手で操作でき、簡単でまた、取りつけ取り外しが同じ動作でできるため分かりやすく、掃除途中でも付け外しが苦にならない。また、先端パイプ4から伸縮ホース10でつなぐことにより、伸縮延長管11にかかる荷重が少なくなり、動かしやすく使い勝手の良いものを提供できる。さらに爪構成のロックがかけられ、外力を受けても外れにくい、安全な電気掃除機を提供することができる。
図5〜図7は、伸縮ホース10を可撓性素材よりなる蛇腹ホースで形成した例を示している。
これは、伸縮延長管11を使って掃除をすることにおいては軽くて良いが、本来の床用吸込具6を使った場合の手元に掛かる荷重の軽減を図るものである。
図5(b)は、可撓性素材よりなる蛇腹ホースを伸ばした状態を、図5(a)は、縮めた状態をそれぞれ示している。図5(a)の縮めた状態では、一つ一つが前の蛇腹部10aに畳み込まれていくものである。また、図6では、これをユニットにした場合の図であり、第二の延長管16の伸縮ホース10との接続部16a以降を伸ばし、その内部に伸縮ホース10を入れ込んで隠し、見た目にきれいになるようにしたものである。
このとき、保持用突部12に伸縮延長管11の隙間吸込具27を取り付けると、先端が塞がれるため、伸縮ホース10に吸引がかかり、自動的に伸縮ホース10が縮み、接続部16aから第二の延長管16端部内に伸縮ホース10を収納することができる。また、図7はこの第二の延長管16の延長した部分に凹み29を設け、使用者が持ちやすいように把手部30とし、また、デザイン的にも見栄えのよいようにしたものである。
本発明の電気掃除機は、床用吸込具では掃除できないところを、別の吸込具に取替え、また、元に戻すということを簡単に行えるものであり、一般家庭用の電気掃除機のみならず、産業用の電気掃除機にも広範囲に利用することができる。
2 本体
3 ホース
4 先端パイプ
5 延長管
6 床用吸込具
7 吸込経路
9 エルボ
10 伸縮ホース
11 伸縮延長管
13 保持リブ
14 爪部
15 本体把手部
16 第二の延長管
17 バネA
18 第一の延長管
19 爪
20 押しボタン部
21 バネB
22 ケース部
23 抜け止め部
24 凹部
27 隙間吸込具
29 凹み
30 把手部

Claims (8)

  1. 吸引用の電動送風機を内蔵した本体と、塵埃吸引用の床用吸込具と、一端が前記本体に接続され他端に先端パイプを有するホースと、前記先端パイプと前記床用吸込具とを連通する延長管と、前記先端パイプに回動自在に設けられると共に前記先端パイプと連通した略L型のエルボと、一端が前記エルボに接続され他端に伸縮延長管を有する伸縮ホースとを備えた電気掃除機。
  2. 伸縮延長管は、一端に隙間吸込具を形成すると共に表面に複数の凹部を有する第一の延長管と、一端が伸縮ホースに接続されると共に、前記第一の延長管が出入りする第二の延長管と、前記第一の延長管の抜け落ちを防止する抜け止め部と、前記第一の延長管を押し出す方向に付勢するバネAと、前記凹部に係合する爪を有する押しボタン部と、前記押しボタン部を外方に付勢するバネBと、前記押しボタン部を覆うケース部とを備え、前記押しボタン部を押すことにより、前記凹部と前記爪の係合を解除し、前記押しボタン部から指を離すと、前記爪が前記凹部に係合するようにして、前記第一の延長管を前記第二の延長管に出入り、保持できるようにした請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 伸縮延長管の後端を係止する爪部を有する保持リブを有し、第一の延長管の先端の凹部から先端までの距離を、前記伸縮延長管と前記爪部との係り代よりも長く設定すると共に、前記伸縮延長管を前記係り代以上に縮められるようにした請求項1又は2に記載の電気掃除機。
  4. 伸縮延長管を収納する収納部を、先端パイプに設けた請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 伸縮ホースを可撓性素材よりなる蛇腹ホースで形成した請求項1から4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 伸縮ホースの収納時に、前記伸縮ホースが、第二の延長管の端部内に隠れるようにした請求項5に記載の電気掃除機。
  7. 第二の延長管の端部で伸縮ホースを収納する部分にわずかな凹みを設け把手部とした請求項6に記載の電気掃除機。
  8. 伸縮ホースの内径を、ホース内径の50%から70%にした請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111134570A (zh) * 2018-11-02 2020-05-12 添可智能科技有限公司 具备图像采集功能的吸尘器以及摄像设备
WO2023079788A1 (ja) * 2021-11-02 2023-05-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 掃除機用の管部材及び管部材を備えた掃除機

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